JP3474099B2 - 薄板のプラズマ溶接方法および装置 - Google Patents

薄板のプラズマ溶接方法および装置

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JP3474099B2
JP3474099B2 JP09315798A JP9315798A JP3474099B2 JP 3474099 B2 JP3474099 B2 JP 3474099B2 JP 09315798 A JP09315798 A JP 09315798A JP 9315798 A JP9315798 A JP 9315798A JP 3474099 B2 JP3474099 B2 JP 3474099B2
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野 忠 星
田 孝 藤
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日鐵溶接工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、厚板に薄板を溶接
するプラズマ溶接方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】厚板に薄板を溶接する場合、薄板に溶け
落ちを生じ易いため、一般に0.8mm以下の薄板の溶
接が困難であった。これを解決するために従来は、0.
8mm以下の薄板を溶接する場合は、溶滴と凝固を短周
期で繰返えすパルス電流を用いたプラズマ溶接が用いら
れていた。パルス電流によれば、プラズマア−クの指向
性が強く、小電流でもア−クが安定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、パルス電流を
用いる場合でも、板厚差が例えば3:1以上と大きかっ
たり、また、プラズマト−チの溶接線xに対する、それ
に直交する方向yのわずかなずれで、薄板の溶け落ち又
は溶合不良が発生し易く、溶接品質の信頼性が低い。レ
−ザ溶接を用いればこの点は改善するが、溶接設備コス
トが高い(例えばプラズマ溶接の場合の5〜10倍)。
また、厚板と薄板とを密着させる必要があるのに加え
て、密着した境界線に正確にレ−ザを位置決めしなけれ
ばならず、そのための、作業がコスト高になる。
【0004】本発明は、厚板に対する薄板の板厚比が1
/3以下で薄板厚が0.8mm以下の、溶け落ちや溶合
不良を生じない溶接を低コストで行なうことを第1の目
的とし、それを容易に実現することができる溶接装置を
提供することを第2の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)本発明の薄板のプ
ラズマ溶接方法では、厚板(Wk)に対する薄板(Wn)の板厚
比が1/3以下で薄板厚が0.8mm以下の、該厚板と
薄板との境を横切る方向(y)にプラズマア−クを揺動し
ながら、該厚板(Wk)および薄板(Wn)とプラズマト−チ
(T)の一方(T)を他方(Wk,Wn)に対して相対的に該境に沿
って駆動し、プラズマア−クが厚板側にあるとき高電流
に、薄板側にあるときに薄板の溶け落ちを生じない低電
流に切換える。なお、理解を容易にするためにカッコ内
には、図面に示し後述する実施例の対応要素の符号を、
参考までに付記した。
【0006】プラズマア−クが厚板側にあるとき高電流
により十分な溶け込みが得られ、これが薄板(Wn)の溶合
に寄与する。プラズマア−クが薄板側にあるときは低電
流であるので、これによって薄板(Wn)が溶合するが、溶
け落ちを生じない。すなわち、揺動によってプラズマア
−クが境界を股いで厚板と薄板に交互に移動し、それが
厚板側にあるときの高電流および薄板側にあるときの低
電流の繰返しにより、境界部に十分な溶合を生ずる。薄
板側には過度の入熱が無いので溶け落ちを生じない。
【0007】(2)プラズマト−チ(T)の、放電電極(1)
のワ−ク指向線(Lo)に対して外開口が偏位したノズル(2
a)を有するノズル部材(2)の、ワ−ク指向線(Lo)を中心
とする回転駆動によりプラズマア−クを揺動する。これ
によれば、ノズル部材(2)を例えば20回転/secと高速
回転駆動しうるので、揺動を高速に行なうことができ、
溶接方向(x)の入熱分布が均一化し、均質な溶合が得ら
れ平担なビ−ドが得られる。
【0008】(3)厚板(Wk)と薄板(Wn)との境より厚板
側所定距離にワ−ク指向線(Lo)を置く。ワ−ク指向線(L
o)が揺動中心であるので、それを厚板(Wk)側に置くこと
により、厚板に対する高電流通電期間が長く薄板に対す
る低電流通電期間が短く、境界部の厚板および薄板の溶
合が十分になり、また薄板の熱影響部が少い。
【0009】(4)シールドガスには、アークの指向性
を高くするHを添加する。これによれば、低電流アー
クを当てる薄板から高電流アークを当てる厚板へのアー
クの遷移が進みアーク揺動速度むらを生ずることが避け
られる。 (5)放電電極(1),そのワ−ク指向線(Lo)に対して外
開口が偏位(θ)したノズル(2a)を有するノズル部材
(2),その内空間にプラズマ用ガスを供給するガス流
路,ノズル部材(2)の外空間にシ−ルド用ガスを供給す
るガス流路,ノズル部材(2)をワ−ク指向線(Lo)を実質
上中心にして回転駆動する駆動手段(M,32,33,37)、およ
び、ノズル部材(2)の回転位置を検出する位置検出手段
(HS,RE)、を備える揺動式プラズマト−チ(T);前記位置
検出手段(HS,RE)が検出した回転位置が薄板側に定めた
第1設定範囲(SET1〜SET2)にあるときに薄板用低電流指
示を、厚板側に定めた第2設定範囲(SET2〜SET1)にある
ときに厚板用高電流指示を発生する電流指示手段(44);
および、高電流指示に応答して高電流を、低電流指示に
応答して薄板の溶け落ちを生じない低電流を放電電極に
通電する溶接電源回路(43);を備える、厚板(Wk)に対す
る薄板(Wn)のプラズマ溶接装置。
【0010】これによれば、駆動手段(M,32,33,37)がノ
ズル部材(2)を回転駆動するのに伴い、ノズル(2a)の外
開口がワ−ク指向線(Lo)に対して偏位(θ)したものであ
るので、該ノズル(2a)の中心線が円錐面を描くように回
転して、該ノズル(2a)から出るプラズマも同じく円錐面
を描くように回転する。該円錐の下底側でプラズマが加
工対象材(Wk,Wn)に当るので、時系列平均で見ると、加
工対象材に対してプラズマ作用領域が広い。したがって
ト−チの狙い位置が厚板(Wk)/薄板(Wn)間の溶接線より
少々ずれても、厚板(Wk)および薄板(Wn)にプラズマアー
クが作用する。溶接においては、倣い精度が低くてもよ
く、また、合わせ部ギャップ大の溶接が可能である。な
お、ノズル(2a)の内開口はワーク指向線(Lo)に対して実
質上整合するのが好ましいが、ワーク指向線(Lo)に対し
て少々偏位してもよい。
【0011】(6)前記位置検出手段(HS,RE)は、ノズ
ル部材の回転位置が基点位置にあることを表わす基点検
出信号を発生する手段(HS)、および、前記ノズル部材の
所定角度の回転につき1パルスの電気パルスを発生する
手段(RE)、を含み; 前記電流指示手段(44)は、前記基
点検出信号が発生してから、前記電気パルスのカウント
を開始して第1設定範囲と第2設定範囲の一方の始点(S
ET1)までカウントすると該一方の電流指示(薄板用低電
流指示)を起動し他方の電流指示(厚板用高電流指示)を
消去する第1のプリセットカウンタ(Co1)、および、前
記基点検出信号が発生してから、前記電気パルスのカウ
ントを開始して該他方の始点(SET2)までカウントすると
該他方の電流指示(厚板用高電流指示)を起動し該一方の
電流指示(薄板用低電流指示)を消去する第2のプリセッ
トカウンタ(Co2)、を含む。本発明の他の目的および特
徴は、図面を参照した以下の実施例の説明より明らかに
なろう。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の実施に好適な1
態様のプラズマト−チTを示す。図1においては、厚板
Wkの端面に薄板Wnの端面が突当てられ、両板Wk,
Wnの上面が同一面上に位置するように、薄板Wnは支
持板Sb上に載せられ、かつ、薄板Wnの溶接中の変形
を防止するように、図示しない補助具によって支持板S
bに圧接固定されている。
【0013】プラズマト−チTのタングステン棒(放電
電極)1は直線状の棒体であり、その先端が加工対象材
(ワ−ク:Wk)を狙う線すなわちワ−ク指向線Lo
は、タングステン棒1の中心線と合致する。プラズマト
−チTの基体Bは、中空の略円筒状の部材の外周面にア
ームを装着したものである。基体Bのアーム部分の内部
にはシールドガス,(冷却)水,パイロットガス(プラ
ズマ用ガス)の流路が形成されており、基体Bの内周面
に連通する。水路は水を外部より基体Bの内部に送り込
み、プラズマト−チTの内部に絶縁水路20aを介して
循環させて再び外部に放出し(図1に実線矢印で示
す)、シールドガス流路は、シールドガスを外部よりプ
ラズマト−チTの内部に送り込む(図1に点線矢印で示
す)。また、パイロットガス流路は、パイロットガスを
外部よりプラズマト−チTの内部に送り込む(図1に2
点鎖線矢印で示す)。
【0014】以下、プラズマト−チTのノズル2に向う
方向を先端方向とし、その反対方向を尾端方向とすれ
ば、基体Bの尾端部には基体Bより直径の小さい略円筒
形の電極台8の先端部が挿入されており、基体Bの内周
面に一体固着されている。電極台8の先端部の周面には
軸中心を同一にしたリング状の溝が刻まれており、基体
Bの内周面の壁との間に水路を形成する。該水路は、基
体Bのアーム部分の内部の水路と連通している。基体B
より突出した電極台8の円筒状の尾端部の内部には、先
端部をスリットの切込みにより周方向に4分割したチャ
ック9が挿入され、ねじ込まれている。チャック9はさ
らに、中心線Loに沿って延びる先端が円錐形に突出し
たタングステン棒1を挾持する。電極台8の後端部は案
内リング10内に進入してネジ結合しており、案内リン
グ10はカバーCに覆われている。カバーCの案内リン
グ10を電極台8に対してねじ込むことによりチャック
9の尾端部が電極台8の尾端部の内部の円錐内壁面(テ
ーパ面)に押し付けられて、タングステン棒1の軸心に
向かう方向に曲がろうとしてタングステン棒1を強圧す
る。これによりタングステン棒1は、電極台8に対して
一体に固着されている。すなわち、電極台8は基体Bに
対して一体であるので、タングステン棒1は基体Bに対
して一体である。
【0015】一方、基体Bの円柱形内空間には略円筒形
である支持部材Uaの尾端に固着された絶縁スペーサ7
があり、絶縁スペーサ7の尾端は電極台8の先端に固着
された状態で受けられる。支持部材Uaは基体Bの中間
部から先端にかけてモールド固定されている。基体Bお
よび支持部材Uaの先端面は面一であり、シールドガス
噴射口5aを有するねじリング5が固着されており、ね
じリング5の先端部の外周の雄ねじにシールドキャップ
6がねじ結合している。すなわち、基体B,支持部材U
a,ねじリング5およびにシールドキャップ6は皆一体
である。
【0016】支持部材Uaおよびねじリング5は、その
内空間にOリングおよびベアリングb2を介して中空筒
状の回転水路金具20bを、軸心すなわち中心線Loを
中心とする回転が自在であるように支持する。基体Bの
シールドガス流路に送り込まれるシールドガスは、ねじ
リング5の内壁と金具20bの外壁が形成する空間に送
り込まれてねじリング5のシールドガス噴射口5aを通
ってシールドキャップ6に出て、シールドキャップ6の
先端開口から先端チップ(ノズル部材)2の外空間に出
る。金具20bは止めリングb3により回転自在な状態
を保持しつつz方向位置を固定されており、その先端部
はシールドキャップ6の内空間に突出している。金具2
0bの尾端は、支持部材Uaの内壁にリング状に設けら
れた基体Bの水路に連通する溝に達して止まる。支持部
材Uaの尾端から前述の溝に達する内壁は、Oリングお
よびベアリングb1を介して金具20bよりさらに直径
の小さな中空筒状のノズル台3を、金具20bと同様に
中心線Loを基準とした回転が自在であるように支持す
る。金具20bの内壁とノズル台3の外壁は、支持部材
Uaの内壁にリング状に設けられた溝を介して基体Bの
水路に連通する水路を形成する。
【0017】回転水路金具20bの先端部には、円錐形
に突出したタングステン棒1の先端を囲むように中空の
略円錐形である金属製の先端チップ2が装着されてい
る。先端チップ2の、タングステン棒1の先端の円錐形
にならうように円錐形となった中央部にはノズル2aが
ある。ノズル2aの、タングステン棒1の先端と対向す
る内開口は先端チップ2の中心(中心線=ワ−ク指向線
Loの位置)にあるが、ノズル2aは中心線Loに対し
てθの角度をなし、ノズル2aの、ワ−ク(の交接線
0)に対向する外開口は中心線すなわちワ−ク指向線L
oより偏位している。
【0018】先端チップ2は、Oリングを介してノズル
台3の先端に固定され、該溝の外周縁は金具20bの先
端部にOリングを介してノズル台3の先端に固定されて
いる。つまり、金具20b,ノズル台3および先端チッ
プ2は一体に固着されており、支持部材Uaおよびねじ
リング5を介して基体Bに、回動自在に支持されてい
る。
【0019】ノズル台3の尾端部には歯付プーリ37が
固着されている。歯付プ−リ37に結合したタイミング
ベルト33には歯付プ−リ32が結合している。歯付プ
−リ32は電気モ−タMの回転軸maに固着されてい
る。したがって電気モ−タMが回転すると、ノズル台3
が回転する。ノズル台3が回転すれば、金具20b,ノ
ズル台3およびチップ2がそれに伴い一体で中心線Lo
を中心として回転する。金具20bの内壁とノズル台3
の外壁が形成する水路は、先端チップ2に形成された溝
により閉じられる。基体Bの水路より流入した水(冷却
水)は該水路を通って基体Bの絶縁水路20aを通過
し、それに連通する電極台8と基体Bの内周面の壁との
間に形成された水路を通って基体Bの前述の水路とは異
る水路を通って外部の冷却水循環機構(図示せず)に放
出される。
【0020】また、ノズル台3の内壁にはリング状のセ
ンタリングストーン4が固着されている。タングステン
棒1はこのセンタリングストーン4の中心を回転自在に
貫通し、その軸心は先端チップ2およびノズル台3の中
心軸すなわち中心線Loと実質上一致している。センタ
リングストーン4には、ノズル2aの内開口に対向する
先端面からその裏側の後端面に通じる通気孔が開けられ
ている。基体Bのパイロットガス流路に送り込まれるパ
イロットガスは、ノズル台3の内壁とタングステン棒1
の間の空間に送り込まれ、センタリングストーン4の通
気孔を通って先端チップ2の内空間に出て、先端チップ
2のノズル2aから外空間に放出される。なお、センタ
リングストーン4はノズル台3に固着されているので、
ノズル台3が回転すれば、金具20b,ノズル台3およ
び先端チップ2と同様に一体で、中心線Loを中心とし
て回転する。しかし、それに対してタングステン棒1は
チャック9により電極台8を介して基体Bに対して固定
されている。すなわち回転しない。
【0021】プラズマト−チTの基体Bの外周には、略
箱型である支持部材30が垂直に固着されており、支持
部材30の外壁には電気モータMが、中心線Loと平行
に支持されている。モータMの回転軸maが中心線Lo
と平行に先端方向に突出している。回転軸maには駆動
プーリ32が固着されている。プーリ32にはタイミン
グベルト33が装着されており、タイミングベルト33
はノズル台3の尾端部に固着された歯付プーリ37に掛
け渡されている。支持部材30の内壁には、タイミング
ベルト33の回転方向と垂直に案内溝30aがある。案
内溝30aには、ベルト押えロ−ラとしてのベアリング
34が装着されたU字型のスライダ36が案内されてお
り、ボルト35の締めつけにより案内溝30a内の位置
を固定される。タイミングベルト33はベアリング34
により外周を内側に向けて押圧されており、ボルト35
を緩めて案内溝30aに沿ってスライダ36の位置を動
かすことにより、ベアリング34のタイミングベルト3
3の押圧の度合を変えることができる。
【0022】例えば図1に実線矢印mrで示す方向にモ
ータMの回転軸maが回転した場合を考える。回転軸m
aとそれに固着されたプーリ32が実線矢印mr方向に
回転することにより、タイミングベルト33を介してプ
ーリ37とそれが固着されたノズル台3が実線矢印mr
で示す方向に回転する。すると、それに一体である先端
チップ2および回転水路金具20bが同様に回転する。
【0023】プ−リ32には遮光円板HDが固着されて
おり、その周縁に1つの透光用のスリットが刻まれてい
る。支持部材30には、該スリットを検知する透過型の
フォトセンサHSがある。先端チップ2のノズル2aの
中心線(図1上において、中心軸Loに対して角度θの
一点鎖線)と、遮光円板HDの、半径方向に延びるスリ
ットの中心線(半径方向に延びる)とは同一面上にあ
り、ノズル2aの外開口(ノズル2aの中心線)が、中
心線Loを含むx,z平面上にあって、プラズマを紙面
の表側に噴射するx方向前向きのとき、遮光円板HDが
フォトセンサHSの位置にあって、フォトセンサHSが
スリットを検知する。これが先端チップ2の回転の基点
位置である。図1上ではノズル2aは、この基点位置よ
り、ト−チTからワ−クWn,Wkを見る方向で時計廻
りで、90度だけ回転した位置にある。
【0024】図1に示す状態よりノズル2aが更に90
度時計廻りに回転すると、ノズル2aは、プラズマを紙
面の裏側に噴射するx方向後向き(先端チップ2は、前
記基点位置より180度回転した位置)となる。
【0025】モ−タMの回転軸にはロ−タリエンコ−ダ
REが結合されており、このロ−タリエンコ−ダRE
が、先端チップ2の1°の回転につき1パルスの電気パ
ルスを発生する。フォトセンサHSが遮光円板HDのス
リットを検知したときにカウンタをクリアしてそのカウ
ントデ−タを0に初期化し、それからロ−タリエンコ−
ダREが発生する電気パルスをカウントアップすると、
カウント値は、先端チップ2の、前記基点位置からの回
転角度を示すものとなる。
【0026】基体Bの回転水路金具20bに連通する水
路にはパイロット電源42の正極が接続されており、電
極台8に連通する水路にはパイロット電源42の負極が
高周波結合用のトランスを介して接続されている。ま
た、電極台8には主電源43の負極が接続されており、
主電源43の正極は厚板Wkに接続されている。パイロ
ット電源42によりパイロット電圧が印加されている状
態で高周波電源41により高周波電圧が加えられると、
タングステン棒1と先端チップ2間にパイロットアーク
が発生する。パイロットアークの発生後、高周波電圧は
停止する。さらに、パイロットアークが発生した状態に
おいて主電源43により主電圧を印加すると、タングス
テン棒1と主電源43の正極が接続された厚板Wkとの
間に主アークが発生する。主アークの発生と同時に、又
はその前後に、モータMが実線矢印mrで示す方向に回
転駆動され、先端チップ2が時計方向に回転する。
【0027】図2に、先端チップ2(ノズル2a)の回
転角度に応じて、主電源43に高電流指令と低電流指令
を選択的に与える電気回路を示す。この電気回路は、溶
接電流設定盤44にある。モ−タM(先端チップ2)が
回転している間、回転速度に比例する周波数の指速パル
ス(1°の回転につき1パルス)をロ−タリエンコ−ダ
REが発生し、この指速パルスの発生数を2つのカウン
タCo1,Co2がカウントする。
【0028】先端チップ2が前記基点位置になったとき
フォトセンサHSが、スリット検知信号(低レベルL)
すなわち基点検出信号を発生する。これにより2つのプ
リセットカウンタCo1,Co2がクリア(リセット)
され、この低レベルLが消えると(基点を過ぎ基点検出
信号が高レベルHに戻ると)、カウンタCo1,Co2
が、指速パルスをカウントアップする。
【0029】カウンタCo1,Co2は、プリセット値
を設定するデジタルスイッチを有するプリセットカウン
タであり、カウント値がプリセット値に合致すると、出
力端を高レベルHとする。今、カウンタCo1に10°
相当値を、カウンタCo2に170°相当値を、各プリ
セット値(SET1,SET2)として設定していたと
する。
【0030】先端チップ2の回転角が10°になったと
きにカウンタCo1の出力端がHとなって、フォトリレ
−R1の発光素子が通電されて、リレ−接片相当の、自
己保持スイッチHo1をオン(接)に、同様なフォトリレ−
R2に接続したリセットスイッチRs2をオフ(開)に、更
に、開閉スイッチShp,Shsをオフにして高電流指定用
の可変抵抗器VRhを主電源43から遮断して代りに、
開閉スイッチSLp,SLsをオンにして低電流指定用の可
変抵抗器VRLを、主電源43に接続する。主電源43
は、低電流指定用の可変抵抗器VRLの設定電圧(低電
流指令値)に対応する電流を電極1に通電する。自己保
持スイッチHo1,リセットスイッチRs2および開閉スイ
ッチShp,Shs,SLp,SLsは、それぞれ、フォトリレ
−R1の発光素子の光を受ける受光素子を含むCMOS
トランジスタスイッチング回路である。
【0031】先端チップ2の回転角が170°になった
ときにカウンタCo2の出力端がHとなって、フォトリ
レ−R2の発光素子が通電されて、リレ−接片相当の、
自己保持スイッチHo2をオン(接)に、前述のフォトリレ
−R1に接続したリセットスイッチRs1をオフ(開)にす
る。これにより、開閉スイッチSLp,SLsがオフに、S
hp,Shsがオンになり、低電流指定用の可変抵抗器VR
Lが主電源43から遮断され、高電流指定用の可変抵抗
器VRhが、主電源43に接続される。主電源43は、
高電流指定用の可変抵抗器VRhの設定電圧(高電流指
令値)に対応する電流を電極1に通電する。自己保持ス
イッチHo2およびリセットスイッチRs1もそれぞれ、フ
ォトリレ−R1の発光素子の光を受ける受光素子を含む
CMOSトランジスタスイッチング回路である。
【0032】先端チップ2の回転角が360°になった
ときにフォトセンサHSが円板HDのスリットを検知し
て低レベルLを発生し、これによりカウンタCo1,C
o2がリセットされてそれらのカウント値が0に初期化
され、フォトセンサHSの信号が高レベルHに戻るとま
た、ロ−タリエンコ−ダREが発生する電気パルスのカ
ウントアップを行なう。
【0033】以上のカウンタCo1,Co2とフォトリ
レ−R1,R2の動作により、先端ノズル2が回転して
いる間、その回転角が10°〜170°の間は電極1に
低電流が、170°から360(0)°を越え10°の
間は電極1に高電流が流れる。
【0034】すでに説明したように、モ−タMを回転駆
動しているときには、ノズル2aから吹出すプラズマア
ーク炎は、先端チップ2の回転によりノズル2aが描く
円錐面と同様な円錐面を描くように回転している。上述
の電流値の低,高の切換わりにより、円錐面を描くよう
に回転しているプラズマアーク炎は、先端ノズル2の回
転角が10°〜170°の間は弱く、170°から36
0(0)°を越え10°の間は強い。
【0035】図3に、上述の動作を行なっているとき
の、図2に示す回路各部の電気信号の推移を示す。図4
には、z方向の上方から下方を見降ろした形で、先端ノ
ズル2のノズル2aの回転軌跡と、先端ノズル2の回転
角との関係を示す。この例では、プラズマト−チはx方
向の矢印の向きに駆動され、先端ノズル2が連続回転し
ている。ト−チ(放電電極1)の中心線Loは、厚板W
kと薄板Wnの間の、x方向に延びる溶接線よりも、y
方向で少し厚板Wk側にあり、ト−チはその進行方向
(x方向の矢印の向き)よりやや後方に傾斜している。
すなわち厚板Wkの表面に垂直な線(z)に対して、進
行方向の後側に3°傾斜させている。すなわちプラズマ
ト−チの前進角が3°の場合である。先端チップ2の回
転角が10°のとき、溶接方向(x)の前方において、
ノズル2aから吹出すプラズマアーク炎の中心が溶接線
(厚板Wkと薄板Wnの境界)を、厚板Wk側から薄板
Wn側に横切る。先端チップ2の回転角が170°のと
き、溶接方向(x)の後方において、ノズル2aから吹
出すプラズマアーク炎の中心が溶接線を、薄板Wn側か
ら厚板Wk側に横切る。
【0036】
【実施例】−第1実施例− 上述した、図1および図2に示すプラズマ溶接装置を用
いて、厚板Wkの端面と薄板Wnの端面との突合せ部を
溶接した。溶接条件は次の通りである: *プラズマト−チT ノズル2a:直径2.0mm,θ=15°, 外開口中心の、中心線Loからの距離(ノズル穴シフト量) α=0.8mm 回転数15rps(15回/秒) パイロットガス流量:0.15リットル/分(Ar100%) シ−ルドガス流量 :7リットル/分(Ar+H27%) SET1: 10° SET2:170° 低電流:20A(薄板Wn側) 高電流:45A(厚板Wk側) *溶接対象材 薄板Wn:SUS 304, 板厚0.4mm 厚板Wk:SUS 304, 板厚5mm *ト−チ高さ(チップ先端面/Wn,Wk表面間距離):1.5mm *溶接速度(x方向):40cm/分。
【0037】なお、シ−ルドガスにH2を加えるのは、
ア−クの指向性を高くし、プラズマア−クの円錐回転を
正確に実現するためである。プラズマア−ク炎は高温溶
融点(陽極点)に対して指向性が高く、ア−クの指向性
が低いと、回転角SET1=10°で高電流ア−クを当
てる厚板から低電流ア−クを当てる薄板へのア−クの遷
移が遅れ、回転角SET2=170°で低電流ア−クを
当てる薄板から高電流ア−クを当てる厚板へのア−クの
遷移が進み、円錐回転速度むらを生ずる可能性が見込ま
れるので、これを避けるために、H2を添加した。
【0038】ト−チTの中心線Loは、溶接線からy方
向所定距離分厚板Wk側に入った位置とし、これによ
り、ノズル2aから吹出すプラズマア−クの中心が、溶
接線を、厚板Wkから薄板Wnに横切るときの角度10
°を、SET1としてカウンタCo1にプリセットし、
また、ノズル2aから吹出すプラズマア−クの中心が、
溶接線を、薄板Wnから厚板Wkに横切るときの角度1
70°を、SET2としてカウンタCo2にプリセット
した。溶接は図3および図4に示す態様で実現した。そ
の結果、溶合不良および薄板の溶け落ちもない突合せ溶
接が得られた。
【0039】−第2実施例− 図5の(a)に示すように、金属ワイヤ織のチュ−ブを
被覆した薄板厚の蛇腹管Wnの切断端に厚板厚のエンド
リングを、溶接ワイヤ送給によって溶加材を加えて図5
の(b)に示すように内フラング付のエンドリングとし
てこの溶接により、金属ワイヤ織のチュ−ブ,蛇腹管W
nおよびエンドリングを管端で一体に溶接した。溶接条
件は次の通りである: *プラズマト−チT ノズル2a:直径2.4mm,θ=20°, ノズル穴シフト量α=1.0mm 回転数15rps(15回/秒) パイロットガス流量:0.25リットル/分(Ar+H27%) シ−ルドガス流量 :10リットル/分(Ar100%) SET1:180° SET2:360° 低電流:30A(薄板Wn側) 高電流:60A(厚板Wk側) *溶接対象材 蛇腹管(薄板)Wn:SUS 304, 板厚0.4mm エンドリング(厚板)Wk:SUS 304, 板厚2mm *ト−チ高さ(チップ先端面/Wn,Wk表面間距離):5mm *溶接ワイヤ:JIS Z3321 Y308 送給速度 1.4m/分 *溶接速度(x方向):10cm/分。
【0040】なお、パイロットガスにH2を加えるの
は、ア−ク電圧を高くして入熱を大きくするためであ
る。この第2実施例では、溶加材(溶接ワイヤ)が溶接
線に加えられるので、溶接線に溶融プ−ルができ、ア−
クが揺動してもその指向性が高い。したがってシ−ルド
ガスにはH2を加える必要はない。
【0041】ト−チTの中心線Loは、エンドリングW
kの内周面に合わせ、薄板である金属ワイヤ織のチュ−
ブおよび蛇腹管の側で、溶融金属が垂れない低電流とし
て入熱を押えた。ノズル2aから吹出すプラズマア−ク
の中心が、エンドリングWkの内周面を、エンドリング
Wkから金属ワイヤ織のチュ−ブに横切るときの角度3
60(0)°を、SET1としてカウンタCo1にプリ
セットし、また、ノズル2aから吹出すプラズマア−ク
の中心が、エンドリングWkの内周面を、金属ワイヤ織
のチュ−ブからエンドリングWkに横切るときの角度1
80°を、SET2としてカウンタCo2にプリセット
した。溶接は、蛇腹管Wnの中心軸を中心にプラズマト
−チTを旋回させる形で行なった。その結果、エンドリ
ングWk,金属ワイヤ織のチュ−ブおよび蛇腹管Wnの
いずれにも溶合不良はなく、金属ワイヤ織のチュ−ブお
よび蛇腹管Wnのいずれにも溶け落ちがなく、エンドリ
ングWkと蛇腹管Wnの管端での気密固着が完壁であっ
た。
【0042】2例を示したが、本発明は他の態様の、肉
厚差が大きく薄板が薄い厚板/薄板間の溶接に同様に実
施しうる。例えば、図6に示すように、厚板Wkの表面
に薄板Wnを載せてそのへりの端面部Woで薄板Wnを
厚板Wkの表面に溶接するときには、第1実施例と同様
な態様で溶接を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施態様で用いるプラズマト−チ
Tの縦断面図である。
【図2】 図1に示すプラズマト−チTのプラズマア−
ク電流を高,低に切換える電流切換指令を発生する電気
回路を示すブロック図である。
【図3】 図2に示す電気回路が発生する電気信号の変
化を示すタイムチャ−トである。
【図4】 図1に示すプラズマト−チTのノズル2aの
旋回軌跡を示す平面図である。
【図5】 (a)は溶接対象材である蛇腹管Wnの拡大
縦断面図であり、(b)は溶接ワイヤ送給により管端を
溶接した後の拡大縦断面図である。
【図6】 他のもう1つの溶接対象材の正面図である。
【符号の説明】
1:タングステン棒(放電電極) 2:先端チップ(ノ
ズル部材) 2a:ノズル 3:ノズル台 4:センタリングストーン 5:ねじリング 5a:シールドガス噴射口 6:シールドキャッ
プ 7:絶縁スペーサ 8:電極台 9:チャック 10:案内リング 20a:絶縁水路 20B:回転水路金
具 30a:案内溝 30,31:支持部
材 32,37:プーリー 33:タイミングベ
ルト 34:ベアリング 35:ボルト 36:スライダ B:基体 b2,b1:ベアリング b3:止めリング C:カバー Lo:基準線 M:モータ ma:回転軸 O:接触点(狙い位置) T:溶接トーチ Ua:支持部材 HD:遮光円板 HS:フォトセンサ RE:ロ−タリエン
コ−ダ Wk:厚板 Wn:薄板 Sb:支持板 41:高周波電源 42:パイロット電源 43:主電源 Co1,Co2:プリセットカウンタ R1,R2:フォト
リレ− VRh:高電流指示用可変抵抗器 VRL:低電流指示
用可変抵抗器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 10/00 502

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】厚板に対する薄板の板厚比が1/3以下で
    薄板厚が0.8mm以下の、該厚板と薄板との境を横切
    る方向にプラズマア−クを揺動しながら、該厚板および
    薄板とプラズマト−チの一方を他方に対して相対的に該
    境に沿って駆動し、プラズマア−クが厚板側にあるとき
    高電流に、薄板側にあるときに薄板の溶け落ちを生じな
    低電流に切換える、薄板のプラズマ溶接方法。
  2. 【請求項2】プラズマト−チの、放電電極のワ−ク指向
    線に対して外開口が偏位したノズルを有するノズル部材
    の、ワ−ク指向線を中心とする回転駆動によりプラズマ
    ア−クを揺動する、請求項1記載の薄板のプラズマ溶接
    方法。
  3. 【請求項3】厚板と薄板との境より厚板側所定距離にワ
    −ク指向線を置く、請求項2記載の薄板のプラズマ溶接
    方法。
  4. 【請求項4】シールドガスには、アークの指向性を高く
    するH を添加する、請求項1乃至3のいずれかに記載
    のプラズマ溶接方法。
  5. 【請求項5】放電電極,そのワ−ク指向線に対して外開
    口が偏位したノズルを有するノズル部材,その内空間に
    プラズマ用ガスを供給するガス流路,ノズル部材の外空
    間にシ−ルド用ガスを供給するガス流路,ノズル部材を
    ワ−ク指向線を実質上中心にして回転駆動する駆動手
    段、および、ノズル部材の回転位置を検出する位置検出
    手段、を備える揺動式プラズマト−チ; 前記位置検出手段が検出した回転位置が薄板側に定めた
    第1設定範囲にあるときに薄板用低電流指示を、厚板側
    に定めた第2設定範囲にあるときに厚板用高電流指示を
    発生する電流指示手段;および、 高電流指示に応答して高電流を、低電流指示に応答して
    薄板の溶け落ちを生じない低電流を放電電極に通電する
    溶接電源回路;を備える、厚板に対する薄板のプラズマ
    溶接装置。
  6. 【請求項6】前記位置検出手段は、ノズル部材の回転位
    置が基点位置にあることを表わす基点検出信号を発生す
    る手段、および、前記ノズル部材の所定角度の回転につ
    き1パルスの電気パルスを発生する手段、を含み; 前記電流指示手段は、前記基点検出信号が発生してか
    ら、前記電気パルスのカウントを開始して第1設定範囲
    と第2設定範囲の一方の始点までカウントすると該一方
    の電流指示を起動し他方の電流指示を消去する第1のプ
    リセットカウンタ、および、前記基点検出信号が発生し
    てから、前記電気パルスのカウントを開始して該他方の
    始点までカウントすると該他方の電流指示を起動し該一
    方の電流指示を消去する第2のプリセットカウンタ、を
    含む;請求項5に記載のプラズマ溶接装置。
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