JP3472367B2 - 加熱調理器の安全装置 - Google Patents

加熱調理器の安全装置

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豊 青木
哲哉 大原
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パロマ工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、テーブルコンロ等の
加熱調理器の安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より電磁安全弁等の立ち消え安全装
置を備えたテーブルコンロ等の加熱調理器において、立
ち消え安全装置に加熱温度を鍋底面で検出して天ぷら油
の過熱等による火災を防止する感温センサーを組込んだ
ものがある。
【0003】そこで、加熱温度を鍋底面で検出する感温
センサーに正特性サーミスタPTC(以下PTCサーミ
スタという)を用いたものにおいて、従来の技術として
は、熱電対TCと電磁石Mgの回路中にPTCサーミス
タを直列に組込んだもの(図11参照)(以下従来例1
という)、また、熱電対TCと電磁石Mgの回路中に電
池Eを用いて熱電対出力とPTCサーミスタの抵抗値変
化検出の双方を制御基板Cにより監視し、電磁弁のO
N、OFFを行うもの(図12参照)(以下従来例2と
いう)、さらに、熱電対TCと電磁石Mg1 からなる通
常回路によるものと、PTCサーミスタと小電流型電磁
石Mg2 及び電池Eからなる小電流型電磁弁回路による
ものの2つを併用したもの(図11参照)(以下従来例
3という)等がある。なお、図13において、S1 は小
電流型電磁弁回路に組込んだスイッチで、点火操作ボタ
ンと連動してON、OFFし、点火時にONし消火時に
はOFFするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例1は、PT
Cサーミスタの抵抗値が30mΩ(常温)程度以下のも
のでなければ、点火不良、絞り性能の悪化となる。ま
た、従来例2は、制御基板で常時監視する必要があるか
ら、制御基板は高価であるため、著しくコストアップす
る。さらに、従来例3は、通常回路による安全弁V1
小電流型電磁弁回路による安全弁V2 とを各別に備えて
いるため、点火時にはこれらをその復帰力に抗して同時
に押動する必要があるから、大きな押動力を要するとと
もに、2つの安全弁V1 、V2 を連通するガス通路Gも
複雑化するため、製作コストがアップするばかりでなく
器体も大型化し、軽快、確実な操作ができず使い勝手も
悪い。などの問題点があった。
【0005】この発明の加熱調理器の安全装置は上記課
題を解決し、安全で信頼性が高く、しかも、コンパクト
で安価であり、併せて、軽快、確実な操作ができる使い
勝手のよい加熱調理器の安全装置の提供を目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するこの
発明の第1の加熱調理器の安全装置は、熱電対と電磁石
とを備え、点火時に熱電対からの起電力で安全弁を吸着
開放保持する電磁吸着手段と、サーミスタ等の感温セン
サーと電磁石及び電池とを備え、点火時に電池からの電
力で安全弁を吸着開放保持する電磁吸着手段とを併用し
た加熱調理器の安全装置において、上記2つの電磁吸着
手段で開閉される1つの安全弁を備え、この安全弁と上
記2つの電磁吸着手段とが任意の連動手段を介して点火
時に上記安全弁と同軸上の1つの押棒で同時に前進往動
されて安全弁を吸着開放保持し、上記押棒による前進往
動操作解除後は上記2つの電磁吸着手段が各別に後退復
動して安全弁を閉止するように設けたことを特徴とする
加熱調理器の安全装置。
【0007】上記課題を解決するこの発明の第2の加熱
調理器の安全装置は、上記1つの安全弁と2つの電磁吸
着手段とを連動する連動手段に吸着時の寸法誤差を吸収
するための遊びを設けたことを特徴とする請求項1記載
の加熱調理器の安全装置。
【0008】上記課題を解決するこの発明の第3の加熱
調理器の安全装置は、上記2つの電磁吸着手段の吸着片
のスピンドルに吸着時の寸法誤差を吸収するための遊び
を設けたことを特徴とする加熱調理器の安全装置。
【0009】
【作用】上記構成を有するこの発明の第1の加熱調理器
の安全装置は、点火時に1つの押棒を所定のストローク
前進往動させると、1つの安全弁と2つの電磁吸着手段
が連動手段を介して同時に前進往動し安全弁を電磁吸着
手段に吸着して開放保持しガス通路を開放する。上記押
棒による前進往動操作解除後は上記2つの電磁吸着手段
が各別に後退復動し安全弁を電磁吸着手段から離脱して
閉じ立ち消え等の異常時にガス通路を直ちに閉止して安
全を期す。
【0010】上記構成を有するこの発明の第2の加熱調
理器の安全装置は、吸着時の電磁石と吸着片との寸法誤
差が連動手段に設けた遊びで吸収され、2つの吸着片が
それぞれの電磁石に密接するから、点火動作が常時確実
に行いうる。
【0011】上記構成を有するこの発明の第3の加熱調
理器の安全装置は、吸着時の電磁石と吸着片との寸法誤
差が吸着片のスピンドルに設けた遊びで吸収され、2つ
の吸着片がそれぞれの電磁石に密接するから、点火動作
が常時確実に行いうる。
【0012】
【実施例】以下この発明の加熱調理器における安全装置
の好適な実施例について図面を参照して説明する。
【0013】図1〜図10において、Aは熱電対TCと
電磁石Mg1 からなる通常回路30による電磁吸着手段
で、筐体1内に、鉄心に電磁コイルを巻回してなる電磁
石Mg1 を備え、この電磁石Mg1 の吸着面にスピンド
ル2の先端に備えた吸着片3を接離可能に対設し、上記
スピンドル2は筐体1に摺動自由に軸設され、その基端
側を筐体1から突出させた構造となっており、この電磁
吸着手段Aは器体Dに備えた支持体7、8aにより支持
されている。
【0014】BはPTCサーミスタと小電流型電磁石M
2 及び電池Eからなる小電流型電磁弁回路31による
電磁吸着手段で、筐体4内に、鉄心に電磁コイルを巻回
してなる小電流型電磁石Mg2 を備え、この電磁石Mg
2 の吸着面にスピンドル5の先端に備えた吸着片6を接
離可能に対設し、上記スピンドル5は筐体4に摺動自由
に軸設され、その基端側を筐体4から突出させた構造と
なっており、この電磁吸着手段Bは器体Dに備えた支持
体7、8bにより上記電磁吸着手段Aと一定の間隔を存
して並べて支持されている。ここに、PTCサーミスタ
とは、主成分であるチタン酸バリウムに微量の希土類元
素を添加して導電性をもたせたN型のチタン酸バリウム
系酸化物半導体であって、素子が特定の温度に達する
と、抵抗値が急激に増大する性質をもつものである。な
お、上記PTCサーミスタに代えて図10に示されてい
るように、温度によって抵抗値が低下し急激に変化しな
い負特性サーミスタNTC(以下NTCサーミスタとい
う)と比転回路27及びスイッチS2 とを組合せたもの
を用いてもよい。
【0015】Vは安全弁で、上記2つの電磁吸着手段
A、Bの間の中心に位置し、ガス通路Gに備えた弁シー
ト9に接離可能に対設され、その弁軸11を上記支持体
7の中央の筒状軸受け7aに摺動自由に挿通して軸設支
持されている。
【0016】Fは上記1つの安全弁Vと2つの電磁吸着
手段A、Bを連動する連動手段で、図1〜図7に示した
実施例は、上記電磁吸着手段A、Bにおける吸着片3、
6のスピンドル2、5の基端突出部2a、5aにバネ1
4、15で離脱方向(図示左方)に付勢して固定された
作動体12、13(軸受けを2つ割としたもの(図2
(イ)参照))と、上記安全弁Vの弁軸11に一定の遊
びを存してバネ10で上記作動体12、13側に押圧保
持して取付けられた作動板16とで構成され、作動体1
2、13と作動板16は上記バネ10の力で常時当接し
て連動し、点火時は、上記1つの安全弁Vと2つの電磁
吸着手段A、Bとがバネ10で常時圧接されている作動
体12、13と作動板16を介して同時にバネ14、1
5に抗して前進往動されて2つの吸着片3、6をそれぞ
れの電磁石Mg1 、Mg2 に押し当てて吸着し、1つの
安全弁Vをその弁シートから離間して開放保持する。そ
して、その前進往動力が解除された後は上記2つの電磁
吸着手段A、Bの吸着片3、6及び作動体12、13が
バネ14、15で各別に後退復動して1つの安全弁Vを
その弁シート9に圧接して閉止するようになっている。
また、図8に示した実施例は、作動体12、13を弁軸
11の軸方向に重合して支持体7の筒状軸受け7aに摺
動自由に取付けて前進往動時は作動体12、13が共動
し、後退復動時は作動体12、13が各別に動作可能に
設ける構造としたものである。
【0017】上記安全弁Vの弁軸11と作動板16との
取付け部には、弁軸11に固定した支承片17と作動板
16との間に形成した軸方向の隙間h1 と弁軸11と作
動板16との間に形成した円周方向の隙間h2 とでガタ
による遊びを設け、上記1つの安全弁Vと2つの電磁吸
着手段A、Bとに寸法誤差が生じてもこの遊びで寸法誤
差を吸収して2つの吸着片3、6のそれぞれの電磁石M
1 、Mg2 への接離が常時確実に行いうるようになし
ている(図3参照)。
【0018】18は上記1つの安全弁Vと2つの電磁吸
着手段A、Bとを作動する押棒で、上記安全弁Vの弁軸
11と同軸上にバネ19で復帰方向(図示左方)に付勢
して器体Dに摺動自由に軸設して備えられ、その先端は
上記安全弁Vの弁軸11の端面に、また、基端は点火操
作ボタン(図示せず)にそれぞれ関連させ、その先端寄
りには開閉弁V3 をその弁シート20に接離可能に対向
して備えている。なお、21は安全弁Vの弁軸11と弁
シート9との間に装着したバネで、安全弁Vが抜け落ち
るのを防ぐためのもので、このバネ21には上記連動手
段Fのバネ14、15のバネ力よりそのバネ力が弱いも
のを用いる。
【0019】上記電磁吸着手段A、Bにおける吸着片
3、6のスピンドル2、5を支持体側の軸22と吸着片
側の軸23とを摺動自由に嵌挿した構成とし、両軸2
2、23間にはバネ24を介装して両軸22、23を離
反する方向に付勢してスピンドル2、5に伸縮による遊
びを設け、上記1つの安全弁Vと2つの電磁吸着手段
A、Bとに寸法誤差が生じてもこの遊びで寸法誤差を吸
収して2つの吸着片3、6のそれぞれの電磁石Mg1
Mg2 への接離が常時確実に行いうるようになしてい
る。(図4参照)。
【0020】なお、図中25はガス入口、26はガス出
口である。
【0021】上記構成において、点火時に押棒18を点
火操作ボタンにより所定のストローク図示右方へ前進往
動させると、弁シート9に接して閉止されている1つの
安全弁Vと、吸着片3、6が電磁石Mg1 、Mg2 から
離間している2つの電磁吸着手段A、B(図7の消火時
の状態参照)とが、作動板16と作動体12、13から
なる連動手段Fを介して同時にバネ14、15に抗して
前進往動され、2つの吸着片3、6をそれぞれの電磁石
Mg1 、Mg2 の吸着面に押し当てて吸着するととも
に、安全弁Vをもその弁シート9から離間して開放する
(図1の状態参照)。このとき、開閉弁V3 もその弁シ
ート20から離間して開放されるので、ガス入口25か
らガス出口26に至るガス通路Gは開放連通されるとと
もに、スイッチS1 も点火操作ボタンと連動してONす
る。
【0022】その後、押棒18の前進往動操作を解除す
ると、押棒18は所定ストローク後退してロックされ押
棒18による2つの電磁吸着手段A、Bの押圧動作を解
く。この押棒18による前進往動操作が解かれると、2
つの電磁吸着手段A、Bのバネ14、15による単独後
退復動を可能にする。このとき、上記安全弁V及び開閉
弁V3 は未だ開放状態にありガス通路Gは開放連通され
ているとともに、スイッチS1 もONしている。
【0023】そこで、バーナの燃焼中に、たとえば、吹
き消えあるいは酸欠によりバーナが不慮に消火した場合
は、通常回路30の熱電対TCの加熱がなくなるので、
電磁吸着手段Aの電磁石Mg1 の磁力が減じその吸着力
がなくなるため、吸着片3は電磁石Mg1 から離脱して
作動体12とともにバネ14の力で図示左方へ後退復動
し作動板16を介して安全弁Vをその弁シート9に圧接
して閉止しガス通路Gを直ちに閉塞し安全を期す(図5
参照)。また、たとえば、天ぷら料理中に小電流型電磁
弁回路31のPTCサーミスタが所定の加熱温度を検出
したときは、電磁吸着手段Bの小電流型電磁石Mg2
磁力が減じ、その吸着力がなくなるため、吸着片6は電
磁石Mg2 から離脱して作動体13とともにバネ15の
力で図示左方へ後退復動し前述の理により安全弁Vを閉
じてガス通路Gを閉塞し天ぷら油火災を防止する(図6
参照)。
【0024】消火時は点火操作ボタンを僅かに押して押
棒18のロックを外すと、押棒18はバネ19により図
示左端の元位置まで後退復動するため、開閉弁V3 がそ
の弁シート20に接して閉止しガス通路Gを閉塞すると
ともに、点火操作ボタンと連動してスイッチS1 がOF
Fし、小電流型電磁弁回路31による電磁吸着手段Bが
OFFして小電流型電磁石Mg2 による安全弁V2 の吸
着保持が解かれ安全弁V2 を閉じ、その後、通常回路3
0による電磁吸着手段Aの電磁石Mg1 の磁力の減退に
より安全弁V1 をも閉じる。
【0025】以上の開閉動作において、吸着片3、6と
電磁石Mg1 、Mg2 の吸着面とに寸法誤差が生じても
安全弁Vの弁軸11と作動板16との取付け部に設けた
ガタによる遊びで又は吸着片3、6のスピンドル2、5
に設けた伸縮による遊びでその寸法誤差を吸収するか
ら、電磁石Mg1 、Mg2 に対する吸着片3、6の接離
が常時確実に行いうる。
【0026】以上この発明の実施例について説明した
が、この発明はこうした実施例に何ら限定されるもので
はなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲において、様
々な態様で実施し得ることは勿論である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したこの発明の第1の加熱調理
器の安全装置は、点火時に1つの押棒を所定ストローク
前進往動させると、1つの安全弁と2つの電磁吸着手段
とが同時に前進往動して安全弁を吸着開放保持し、押棒
による上記前進往動操作解除後は上記2つの電磁吸着手
段が各別に後退復動して安全弁を閉じる構成としたか
ら、立ち消え安全は勿論PTCサーミスタの抵抗値が3
0mΩ以上であっても点火不良、絞り性能の悪化はない
ため、天ぷら油火災防止も効果的に得られるために安全
で信頼性が高く、しかも、制御基板は不要で、構造も簡
略化されるため、コンパクトで安価であり、併せて、そ
の押圧力も小さくてよいので、操作も軽快、確実に行え
使い勝手もよい等の効果を奏する加熱調理器の安全装置
が提供できる。
【0028】また、この発明の第2及び第3の加熱調理
器の安全装置は、電磁石と吸着片との寸法誤差が吸収で
きるため、点滅動作が常時確実に行いうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の加熱調理器の安全装置の一実施例を
示した全体の断面図である。
【図2】作動体の一方(イ)と支持体(ロ)の斜視図で
ある。
【図3】連動手段に設けた遊びの一例を示した断面図で
ある。
【図4】吸着片のスピンドルに設けた遊びの一例を示し
た断面図である。
【図5】通常回路側の作動時を示した要部の断面図であ
る。
【図6】小電流型電磁弁回路側の作動時を示した要部の
断面図である。
【図7】消火時の作動状態を示した要部の断面図であ
る。
【図8】連動手段の作動体の異なる実施例の斜視図であ
る。
【図9】通常回路とPTCサーミスタを用いた小電流型
電磁弁回路とを併用した場合の回路図である。
【図10】通常回路とNTCサーミスタを用いた小電流
型電磁弁回路とを併用した場合の回路図である。
【図11】従来例1の概略構成図である。
【図12】従来例2の概略構成図である。
【図13】従来例3の概略構成図である。
【符号の説明】
A 通常回路の電磁吸着手段 B 小電流型電磁弁回路の電磁吸着手段 V 安全弁 F 連動手段 3 吸着片 6 吸着片 2 スピンドル 5 スピンドル
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24C 3/12 F23N 5/02 350 F23N 5/10 320

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱電対と電磁石とを備え、点火時に熱電
    対からの起電力で安全弁を吸着開放保持する電磁吸着手
    段と、サーミスタ等の感温センサーと電磁石及び電池と
    を備え、点火時に電池からの電力で安全弁を吸着開放保
    持する電磁吸着手段とを併用した加熱調理器の安全装置
    において、 上記2つの電磁吸着手段で開閉される1つの安全弁を備
    え、この安全弁と上記2つの電磁吸着手段とが任意の連
    動手段を介して点火時に上記安全弁と同軸上に備えた1
    つの押棒で同時に前進往動されて安全弁を吸着開放保持
    し、上記押棒による前進往動操作解除後は上記2つの電
    磁吸着手段が各別に後退復動して安全弁を閉止するよう
    に設けたことを特徴とする加熱調理器の安全装置。
  2. 【請求項2】 上記1つの安全弁と2つの電磁吸着手段
    とを連動する連動手段に吸着時の寸法誤差を吸収するた
    めの遊びを設けたことを特徴とする請求項1記載の加熱
    調理器の安全装置。
  3. 【請求項3】 上記2つの電磁吸着手段の吸着片のスピ
    ンドルに吸着時の寸法誤差を吸収するための遊びを設け
    たことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器の安全装
    置。
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