JP3471267B2 - 台間玉貸機 - Google Patents

台間玉貸機

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JP3471267B2 JP31146299A JP31146299A JP3471267B2 JP 3471267 B2 JP3471267 B2 JP 3471267B2 JP 31146299 A JP31146299 A JP 31146299A JP 31146299 A JP31146299 A JP 31146299A JP 3471267 B2 JP3471267 B2 JP 3471267B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、台間玉貸機に係
る。詳細には、カードを挿入されるとともに使用済カー
ドは回収し、ゲーム機に隣接させて設置される台間玉貸
機に係る。 【0002】 【従来の技術】パチンコゲーム機等の遊技機を設置する
遊技場において、磁気媒体あるいはICカードを使用す
るプリペイドカードが使用される。従来は、カード類は
使い捨てとされ、回収されることはなかった。そのた
め、遊技者が任意に使用済カードを投入する回収箱を設
けたり、あるいは、台間玉貸機で使用済カードは収納す
るが、台間玉貸機に設けられたカード収納部が一杯にな
るまで使用済カードは収納し、カード収納部が満杯とな
ったことを示すアラームによって台間玉貸機毎に使用済
カードを回収していた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、使用済
カードを使い捨てとするのでは、資源の無駄が多い。遊
技者に使用済カードの回収を任せるのでは、効率が悪い
課題を有した。更に、カード収納部から使用済カードを
回収するのに台間玉貸機前面以外の場所から行なうので
は、隣接するゲーム機を開かねばならない課題を有し
た。しかし、使用済カードを回収するたびにゲーム機を
開くのでは手間が掛り、かつ保安上問題がある課題を有
した。そして、台間玉貸機に設けられた使用済カード収
納部に円滑に、使用済カードを回収することが要求され
る。 【0004】 【課題を解決するための手段】そこでこの発明は、前面
に設けられるカード挿入口と、カード挿入口から背面側
へ設置されるリーダーライターと、カード挿入口と同じ
く前面かつカード挿入口よりも下部に設けられ回収され
た使用済カードを取出す使用済カード取出口と、使用済
カード取出口の内部に収納される使用済カード収納部
と、リーダーライターの背面側から使用済カード収納部
の上部にかけて設置され使用済カード収納部上では下部
及び先端部は開口されるとともに、中間部は背面から突
設されるカードガイドと、一端は使用済カード収納部上
のカードガイド上に回動自在に取り付けられ、他端はカ
ードガイドの先端部の開口部に位置されるとともに重り
が取付られたカードストッパとからなることを特徴とす
る台間玉貸機、を提供する。 【0005】そのため、次の作用を有する。カード挿入
口に挿入された使用済カードは、リーダーライターから
カードガイドに送られる。更に、使用済カードは、自然
落下しカードガイド端部に送られる。カードストッパの
他端には重りが取付られているため、自重によりカード
ストッパの他端は常にカードストッパの一端の下部であ
るカードガイドの先端部の開口部に位置する。そのた
め、自然落下しカードガイド先端部に送られた使用済カ
ードは、先端部に位置するカードストッパの自由端であ
る他端に衝突する。すると、使用済カードの自然落下は
停止される。このとき、カードガイド下部は開口してい
るため使用済カードは、カードガイド下部の開口部の下
に位置する使用済カード収納部内に収納される。使用済
カードの衝突により、カードストッパの他端はカードス
トッパの一端を回動軸として回動される。使用済カード
が使用済カード収納部内に収納されると、障害物がなく
なるので、重りの自重によりカードストッパの他端は元
の位置に戻る。 【0006】 【発明の実施の形態】 この発明の実施の形態の遊技場
における台間玉貸機の設置状態の概念図をあらわす図
1、同台間玉貸機の中央断面図をあらわす図2、同台間
玉貸機の斜視図をあらわす図3、同台間玉貸機の平面図
をあらわす図4、同図5、同カードガイドの使用状態の
一部拡大中央断面図をあらわす図6、同図6のAA断面
図をあらわす図7にしたがって説明する。 【0007】11は、台間玉貸機である。台間玉貸機1
1は、パチンコゲーム機あるいはその他のコイン等を使
用するゲーム機41に隣接させて設置される。遊技場に
複数のゲーム機が設置される場合は、複数のゲーム機の
間毎に台間玉貸機11は図5に図示されるようにそれぞ
れ設置される。相互に背面を向けかつ背面間に隙間を設
けて2列に並べられるゲーム機41およびゲーム機41
に隣接させて設置する台間玉貸機11で島を構成する。
42は、ゲーム機41で遊技する遊技者用の椅子であ
る。台間玉貸機11前面には、カード挿入口12が設け
られ、カードを挿入される。挿入されたカードは、リー
ダーライター13で貯玉その他の金銭情報等を読取りさ
れる。リーダーライター13は、カード挿入口12から
台間玉貸機11の背面側へ設置される。書込み可能な継
続使用可能なカードは、カード挿入口12から遊技者に
返却されるが、使用済カードCはリーダーライター13
奥へ搬送され、回収される。 【0008】14は、カードガイドである。カードガイ
ド14は、内部の厚さが使用済カードCよりやや厚い中
空状からなり、リーダーライター13の背面側から使用
済カード収納部15の上部にかけて設置され使用済カー
ド収納部15上では下部14b及び先端部14aは図2
に図示されるように開口される。カードガイド14は更
に、中間部14cは台間玉貸機11の背面から突設され
る。カードガイド14には、リーダーライター13の下
辺の延長上に下側に湾曲された湾曲部14dが設けられ
る。該湾曲部14dを使用済カードCの中央部が通過し
た後使用済カードC背面側上部が接触する位置にリーダ
ーライターの上辺の延長上に設けられ湾曲する外周部1
4eが設けられる。更に、カードガイド14はリーダー
ライター13側の方が、使用済カード収納部15側より
も幅広となる様に設ける。更に、カードガイド14に
は、図7に図示されるように、使用済カード収納部15
上部位置よりもリーダーライター13寄りの一方の内側
側面に内部側へ突設する凸部61が設けられる。16
は、台間玉貸機11の前面に設けられる使用済カード取
出口である。使用済カード取出口16は、カード挿入口
12と同じく台間玉貸機11前面かつカード挿入口12
よりも下部に設けられ回収された使用済カードを取出
す。15は、使用済カード収納部である。使用済カード
収納部15は、使用済カード取出口16の内部に収納さ
れる。使用済カード収納部15は常に台間玉貸機11前
面側へ、この実施の形態では約15mm突出するように
常にスプリング(図示せず)により付勢される。使用済
カード収納部15は、使用済カード取出口16に前面か
らスライドレール17に沿って図3に図示されるように
引き出し自在に取り付けられる。 【0009】18は、カードホルダーであり、使用済カ
ード収納部15に収納される使用済カードCを保持す
る。カードガイド14は、図4に図示されるように台間
玉貸機11側面の平面視延長上から傾けられオフセット
されている。この実施の形態では各カードガイド14は
約6°オフセットされる。オフセット量を大きくし過ぎ
ると、台間玉貸機11の幅をはみ出す。他方オフセット
量が小さいと直線に近くなるので、望ましくは5〜8°
の範囲である。更に、図5に図示されるように各台間玉
貸機11に設置されるカードガイド14はそれぞれ同一
方向にこの実施の形態では図4に図示されるようにそれ
ぞれ右側に傾斜される。そのため、台間玉貸機11相互
をカードガイド14を対向させて設置させた場合でも、
図4に図示されるようにカードガイド14相互が接触す
ることはなく、狭いスペースでも台間玉貸機11を設置
することが可能である。カードガイド14は、左側にオ
フセットさせたものもあわせて製造してもよい。その場
合は、設置場所に応じてオフセットさせる方向を自由に
選択することが可能となる。カード挿入口12、リーダ
ーライター13、カードガイド14、使用済カード収納
部15によりカード通路を構成する。31は、ロック手
段であり電磁ロックにより、使用済カード収納部15
は、通常はロック手段31により台間玉貸機11にロッ
クされ作動を制限されている。51は、カードストッパ
である。カードストッパ51は湾曲した弓状からなり、
カードストッパの一端52は使用済カード収納部15上
に位置する箇所のカードガイド14上部に回動軸により
回動自在に取り付けられる。カードストッパ51の他端
53は、図2に図示されるようにカードガイド14の先
端部の開口部に位置されるとともに重りが取付られる。 【0010】カード挿入口12に挿入され、リーダーラ
イター13から回収された使用済カードCは、リーダー
ライター13からカードガイド14に送られる。更に、
使用済カードは、台間玉貸機11背面に突出させて設け
られたカードガイド14内の中間部14cを自然落下し
カードガイド先端部14aに送られる。カード挿入口1
2に挿入された使用済カードCは、リーダーライター1
3からカードガイド14に送られる。カードガイド14
には、リーダーライター13の下辺の延長上に下側に湾
曲された湾曲部14dが設けられ、該湾曲部14dを使
用済カードCの中央部が通過した後、使用済カードCの
背面側上部が接触する位置にリーダーライター13の上
辺の延長上に設けられ湾曲する外周部14eが設けられ
るので、使用済カードCの背面側下辺はカードガイド1
4の湾曲部14dに接触しながら、使用済カードC背面
側上端は湾曲する外周部14eにガイドされ、カードガ
イド14内を自然落下する。使用済カードCが、リーダ
ーライター13側の方が、使用済カード収納部側15よ
りも幅広となるので、カードガイド14内を誘導されな
がらカードガイド14に沿って使用済カード収納部15
上まで移動する。カードガイド14に、使用済カード収
納部15上部位置よりもリーダーライター13寄りの一
方の内側側面に内部側へ突設する凸部61が設けられる
ので、凸部61を通過する使用済カードCは、カードガ
イド14内面の他方の面に片寄らせて移動される。 【0011】カードストッパ51の他端53には重りが
取付られているため、自重によりカードストッパ51の
他端53は常にカードストッパ51の一端52の下部で
あるカードガイド14の先端部14aの開口部に位置す
る。そのため、自然落下しカードガイド先端部14aに
送られた使用済カードCは、先端部14aに位置するカ
ードストッパ51の自由端である他端53に衝突する。
すると、衝撃で他端53は、図2に51aとして図示さ
れる状態まで持上げられるが、使用済カードCの自然落
下は停止される。このとき、カードガイド下部14bは
開口しているため使用済カードCは、カードガイド下部
14bの開口部の下に位置する使用済カード収納部15
内に自然落下して収納される。使用済カード収納部15
は凸部61の設けられたのとは反対側の面に開口して設
置されるため、使用済カードCは、凸部61により使用
済カード収納部15側に寄せられている。そのため、使
用済カードCの使用済カード収納部15への落下はスム
ースとなる。使用済カードCの衝突により、カードスト
ッパ51の他端53はカードストッパ51の一端52を
回動軸として回動されるが、使用済カードCが使用済カ
ード収納部15内に収納されると、障害物がなくなるの
で、重りの自重によりカードストッパ51の他端53は
元の位置に戻る。使用済カード収納部15には、30〜
40枚の使用済カードCを収納する。 【0012】21は、管理コンピュータである。22
は、システムコントローラーである。システムコントロ
ーラー22はコンピュータからなり、管理コンピュータ
21と各台間玉貸機11とを接続する。システムコント
ローラー22では、信号を伝達する台間玉貸機11の範
囲を限定して、例えばゲーム機が列状に並べられた島毎
に伝達する。 【0013】そこで、管理コンピュータ21またはシス
テムコントローラー22から、閉店処理すべき旨の信号
を伝送する。閉店処理する旨の信号を受領した台間玉貸
機11における、使用済カード収納部15は、突出作動
する旨の信号を受領すると、ロック処理31による、使
用済カード収納部15のロックは解除され、同時に、台
間玉貸機11前面表面からスプリングにより突出され
る。 【0014】使用済カード収納部15の突出手段とし
て、スプリングの代りに電磁的手段を用いて、使用済カ
ード収納部15を突出させた場合は、閉店処理する旨の
信号を受領した台間玉貸機11における、使用済カード
収納部15は、突出作動する旨の信号を受領すると、ロ
ック手段31による、使用済カード収納部15のロック
は解除され、同時に、台間玉貸機11前面表面からソレ
ノイドにより移動され、突出される。 【0015】台間玉貸機11の使用済カード取出口16
からの使用済カード収納部15の突出は、台間玉貸機1
1前面表面からわずかに突出すればよい。すなわち、突
出は、台間玉貸機11前面表面から使用済カード収納部
の前面側が突出していることが分かる程度に若干この実
施の形態では約15mm突出する。約15mm程度の若
干の突出に過ぎないため、使用済カード収納部の突出は
目立たず、直ちに収納された使用済カードCは取出され
ることはない。突出された使用済カード収納部15を遊
技場従業員がさらに引き出し約200mm突出させ、使
用済カードCを回収する。使用済カード収納部15は、
水平に対して30度傾いて突出されるため、従業員が使
用済カードCを回収する上で容易である。使用済カード
収納部15の突出作用による露出面を、台間玉貸機11
の前面表面とは異なる色に着色した場合は、使用済カー
ド収納部15の突出状態の感知が、遊技場従業員に容易
となる。使用済カード収納部15は、台間玉貸機11の
前面に設けられるため、隣接するゲーム機を開くことな
く使用済カードCは台間玉貸機11前面から回収可能で
ある。 【0016】ロック手段31とは別個に、使用済カード
収納部15を常に台間玉貸機11前面側へ、約15mm
突出するように常にスプリングにより付勢される付勢手
段のロック手段である付勢ロック手段(図示せず)が設
けられている場合は、使用済カード収納部15は、通常
はロック手段31により作動を制限されとともに、付勢
ロック手段により付勢手段の付勢力は規制されている。
この場合、使用済カード収納部15が、ロック手段31
の作動解除する旨の信号を管理コンピュータ21又はシ
ステムコントローラー22から受領すると、信号を受領
した台間玉貸機11のロック手段31によるロックは解
除される。しかし付勢手段は付勢ロック手段により、使
用済カード収納部15を常に台間玉貸機11前面側へ、
約15mm突出する作動は規制されている。そのため、
ロック手段31の作動解除する旨の信号を受領しただけ
では、使用済カード収納部15は、台間玉貸機11前面
表面から突出することはない。 【0017】ついで、突出作動する旨の信号を管理コン
ピュータ21又はシステムコントローラー22から受領
すると、付勢ロック手段によるスプリングからなる付勢
手段の規制が解除され、台間玉貸機11前面表面から使
用済カード収納部15は突出される。すなわち、ロック
手段31の作動解除する旨の信号によっては、ロック手
段31の作動解除されるだけで、付勢ロック手段による
付勢手段の規制は解除されない。 【0018】すなわち、スプリングからなる付勢手段が
設けられ、使用済カード収納部15が常に台間玉貸機1
1前面表面から突出するように付勢手段により付勢さ
れ、ロック手段31によりロックはなされるが付勢ロッ
ク手段による付勢手段の規制がなされていない実施の態
様の場合の、突出作動する旨の信号の内容は、ロック手
段31の作動解除する旨の信号からなる。そのため、同
実施の形態では、ロック手段31の作動解除する旨の信
号を受領すると使用済カード収納部15は、突出され
る。 【0019】スプリングからなる付勢手段が設けられ、
使用済カード収納部15が常に台間玉貸機11前面表面
から突出するように付勢手段により付勢され、ロック手
段31によるロックとともに、付勢ロック手段による付
勢手段の規制が合わせてなされている場合の実施の態様
では、ロック手段31の作動解除する旨の信号によって
はロック手段31の作動解除のみがおこなわれ、付勢ロ
ック手段による付勢手段の規制が解除されることはな
い。他方突出作動する旨の信号によって、付勢ロック手
段による付勢手段の規制が解除され、この段階で初めて
使用済カード収納部15は台間玉貸機11前面表面から
突出される。この場合は、突出作動する旨の信号の内容
は、付勢ロック手段による付勢手段の規制が解除する旨
からなる。使用済カード収納部15の突出手段として、
スプリングの代りに電磁的手段を用いることも可能であ
る。そのとき、閉店処理する旨の信号を受領した台間玉
貸機11における、使用済カード収納部15は、突出作
動する旨の信号を受領すると、ロック手段31による、
使用済カード収納部15のロックは解除され、同時に、
台間玉貸機11前面表面から電磁的に移動され突出され
る場合の、突出作動する旨の信号の内容は、ロック手段
31による使用済カード収納部15のロック解除、およ
び電磁的突出手段による台間玉貸機11前面表面からの
突出作動する旨の信号からなる。使用済カード収納部1
5の突出手段として、スプリングの代りに電磁的手段を
用い、ロック手段31を作動解除する信号と、同電磁的
手段を作動させる信号を別個に伝送することで、使用済
カード収納部15のロック解除と突出とを別個に行うこ
とが可能となる。その場合の突出作動する旨の信号の内
容は、電磁的手段の突出作動からなる。 【0020】台間玉貸機11が、遊技場に設置される複
数のゲーム機の間に設置される場合は、各ゲーム機の間
に設置される各台間玉貸機11にカードを挿入すると、
各台間玉貸機11毎に継続使用可能なカードは遊技者に
返却されるが、使用済カードCは各台間玉貸機11毎に
回収する。各台間玉貸機11に回収された使用済カード
Cは、各台間玉貸機11の使用済カード収納部15に、
収納される。各使用済カード収納部15は、突出作動す
る旨の信号を受領すると信号を受領したすべての台間玉
貸機11の前面表面から一斉に突出される。ついで、引
き出された使用済カード収納部15から収納された使用
済カードCは取出される。 【0021】台間玉貸機11が、遊技場に設置される複
数のゲーム機の間に設置され、かつ、通常はロック手段
31により作動を制限され、ロック手段31の作動解除
する旨の信号を管理コンピュータ21又はシステムコン
トローラー22から受領すると、同信号を受領した複数
の台間玉貸機11では一斉にロックを解除し、ついで突
出作動する旨の信号を受領するとロックを解除された台
間玉貸機11のうち同信号を受領した台間玉貸機11で
は台間玉貸機11前面表面から突出される使用済カード
収納部を有する場合は、各台間玉貸機11における使用
済カード収納部15は、通常はロック手段31により作
動を制限されている。各使用済カード収納部15は、ロ
ック手段31の作動解除する旨の信号を受領すると、信
号を受領したすべてのロック手段31のロックは一斉に
解除されるが台間玉貸機11前面表面から突出すること
はない。使用済カード収納部15は、ロック手段31の
作動解除する旨の信号を管理コンピュータ21又はシス
テムコントローラー22から受領し、ついで突出作動す
る旨の信号を受領するとロックを解除された台間玉貸機
11のうち信号を受領したすべての台間玉貸機11前面
表面から一斉に突出される。ついで、引き出された使用
済カード収納部15から収納された使用済カードCは取
出される。 【0022】更に、台間玉貸機11が、遊技場に設置さ
れる複数のゲーム機の間に設置され、かつ、通常はロッ
ク手段31により作動を制限され、ロック手段31の作
動解除する旨の信号を管理コンピュータ21又はシステ
ムコントローラー22から受領すると同信号を受領した
遊技場内のすべての台間玉貸機11では一斉にロックを
解除し、ついで突出作動する旨の信号を島ごとに受領す
る場合は、ロックを解除された台間玉貸機11のうち同
信号を受領した島に属する台間玉貸機11ではすべての
台間玉貸機11前面表面から突出される。突出作動する
旨の信号を台間玉貸機11ごとに受領する場合はロック
を解除された台間玉貸機11のうち同信号を受領した台
間玉貸機11では台間玉貸機11前面表面から突出され
る。島毎にあるいは台間玉貸機11毎に使用済カード収
納部は突出されるため島毎にあるいは台間玉貸機11毎
に使用済カードCは回収され保安上に優れる。 【0023】台間玉貸機11が、遊技場に設置される複
数のゲーム機の間に設置され、かつ、通常はロック手段
31により作動を制限され、ロック手段31の作動解除
する旨の信号を管理コンピュータ21又はシステムコン
トローラー22から受領すると同信号を受領した島内の
すべての台間玉貸機11では一斉にロックを解除し、つ
いで、ロックを解除された台間玉貸機11のうち突出作
動する旨の信号を受領した台間玉貸機11ごとに台間玉
貸機11前面表面から突出される使用済カード収納部1
5を有するときは、島毎にロックは解除され、台間玉貸
機11毎に台間玉貸機11前面表面から使用済カード収
納部15は突出されるため、保安上に優れる。 【0024】ロック手段31の作動解除する旨の信号
は、遊技場の管理コンピュータ21、信号の伝送を島毎
に制御するシステムコントローラー22、島ごとに設置
される島コンピュータである島コントローラ23によっ
てもよい。すなわち、システムコントローラー22は、
ロック手段31を作動解除する旨の信号を管理する。島
コントローラー23は、システムコントローラー22か
ら出力される島毎のロック手段31の作動解除する旨の
信号を管理する。島ごとに使用済カード収納部を引き出
すことで、遊技場従業員の視野範囲に入る島ごとに作業
をおこなうことが可能である。そのため、遊技場の閉店
後に遊技者が残っている場合なども、島毎にあるいはゲ
ーム機ごとに使用済カードCを回収可能となるため、保
安に優れる。 【0025】ロック手段31に作動解除すべき旨の信号
が伝送された後、伝送される突出すべき旨の信号は、遊
技場従業員が所持するリモートコントロールスイッチあ
るいは、突出作動すべき旨の信号を発生するカードを台
間玉貸機11のカード挿入口12に遊技場従業員が挿入
することでおこなう。カードの挿入により、リーダーラ
イター13では、挿入されたカードの内容であるカード
を挿入された台間玉貸機11の属する島の全ての台間玉
貸機11の使用済カード収納部15に突出作動をとらせ
る旨の情報を読取る。その旨の信号は、島コントローラ
ー23に伝送され、更に島コントローラー23から伝送
される信号を、挿入された台間玉貸機11が存在する島
全体の使用済カード収納部15が受領し、同信号を受領
した台間玉貸機11では台間玉貸機11前面表面から突
出されてもよい。その場合は、島ごとの作業が容易とな
る。 【0026】遊技場従業員が所持するリモートコントロ
ールスイッチによりロック解除された台間玉貸機11毎
に使用済カード収納部を突出させ、使用済カード収納部
15に収納された使用済カードCを回収させる。この実
施の形態では、遊技場に遊技者が残存する場合であって
も、保安上に優れながら使用済カードCを回収すること
が可能となる。 【0027】通常はロック手段31により作動を制限さ
れ、ロック手段31の作動解除する旨の信号を受領する
とロック手段31は解除される使用済カード収納部15
と、ロック手段31の作動解除する旨の信号を受領する
とロック手段31が解除された旨表示する表示手段とか
らなる場合は、液晶表示あるいはランプ表示からなる表
示手段(図示せず)が、台間玉貸機11前面表面に設け
られる。この場合は、遊技場従業員の操作と関係なく使
用済カード収納部15を突出させる付勢手段は不要であ
る。ロック手段31の作動解除する旨の信号を受領する
と使用済カード収納部15のロック手段31は解除され
るとともに、表示手段にはロック手段31が解除された
旨表示される。同表示に基づき、遊技場従業員は使用済
カード収納部15を突出させ、使用済カードCを回収す
る。表示は、液晶表示あるいはランプ表示等視認される
手段に限らず、遊技場従業員が所持する感知手段で感知
可能な信号を発することによっておこなってもよい。ロ
ック手段31の作動解除する旨の信号を受領すると使用
済カード収納部15のロック手段31は解除されるとと
もに、表示手段にはロック手段31が解除された旨表示
される場合は、突出作動する旨の信号は不要となる。 【0028】 【発明の効果】 従って、この発明によれば、台間玉貸
機に設けられた使用済カード収納部に円滑に、使用済カ
ードを回収することが可能となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 この発明の実施の形態の遊技場における台間
玉貸機の設置状態の概念図 【図2】 この発明の実施の形態の台間玉貸機の中央断
面図 【図3】 この発明の実施の形態の台間玉貸機の斜視図 【図4】 この発明の実施の形態の台間玉貸機の平面図 【図5】 この発明の実施の形態の台間玉貸機およびゲ
ーム機の平面図 【図6】 この発明の実施の形態のカードガイドの使用
状態の一部拡大中央断面図 【図7】 この発明の実施の形態の台間玉貸機の図6の
AA断面図 【符号の説明】 11 台間玉貸機 12 カード挿入口 13 リーダーライター 14 カードガイド 14a カードガイド先端部 14b カードガイド下部 14c カードガイド中間部 14d カードガイド湾曲部 14e カードガイド外周部 15 使用済カード収納部 16 使用済カード取出口 17 スライドレール 18 カードホルダー 21 管理コンピュータ 22 システムコントローラー 23 島コントローラー 31 ロック手段 41 ゲーム機 42 椅子 51 カードストッパ 52 カードストッパ一端 53 カードストッパ他端 61 凸部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−313722(JP,A) 特開 平9−269977(JP,A) 実開 平2−30389(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/02 352 G07F 7/08

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 前面に設けられるカード挿入口と、カー
    ド挿入口から背面側へ設置されるリーダーライターと、
    カード挿入口と同じく前面かつカード挿入口よりも下部
    に設けられ回収された使用済カードを取出す使用済カー
    ド取出口と、使用済カード取出口の内部に収納される使
    用済カード収納部と、リーダーライターの背面側から使
    用済カード収納部の上部にかけて設置され使用済カード
    収納部上では下部及び先端部は開口されるとともに、中
    間部は背面から突設されるカードガイドと、一端は使用
    済カード収納部上のカードガイド上に回動自在に取り付
    けられ、他端はカードガイドの先端部の開口部に位置さ
    れるとともに重りが取付られたカードストッパとからな
    ることを特徴とする台間玉貸機。
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