JP3471168B2 - 基板処理方法およびその装置 - Google Patents
基板処理方法およびその装置Info
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Description
ォトマスク用のガラス基板、液晶表示装置用のガラス基
板、光ディスク用の基板等の基板にフォトレジスト液、
現像液、ポリイミド樹脂、SOG(Spin On Glass,シリカ系
被膜形成材とも呼ばれる)液等の処理液を供給して基板
の処理を行う基板処理方法およびその装置に関する。
えば、基板表面の回転中心付近に処理液供給手段により
処理液を供給し、その基板と平面視でほぼ同寸法形状で
あって回転自在に構成された板状部材を、基板表面から
上方に僅かな間隔(例えば、10mm)を隔てた位置
(これを処理位置と称する)に配置した状態で、基板保
持手段により保持された基板を低速回転させることによ
り、処理液を拡散流動させてその表面全体に塗り拡げる
拡散流動処理を施し、次いで、その基板を高速回転させ
て、基板表面全体に塗り拡げられた処理液を振り切るこ
とによりその表面全体にわたって処理液を均一にするレ
ベリング促進処理を施し、その後、処理液に含まれる溶
剤などの揮発を促進させる揮発促進処理を施すことによ
り基板の表面全体に所定膜厚の処理液被膜を形成する方
法が挙げられる。上記の板状部材は、待機位置(例え
ば、基板表面から上方あるいは側方に大きく離れた位
置)と処理位置との、予め機械的に決められた2ヵ所の
位置に移動可能に構成されており、例えば、上記2ヵ所
の位置に沿ってロッドが伸縮するエアシリンダを含む機
構によってその位置が移動されるようになっている。
処理時においては、基板表面から一定の間隔を隔ててそ
の上方に位置する板状部材の作用により、基板表面と板
状部材との間にある偏平な空気層が基板の回転に引きず
られるように回転して、基板表面に対する相対的な空気
の流動がほぼ均一に整流されることにより、板状部材を
配置しない場合に比較して処理液に含まれる溶剤の揮発
が抑制されるので、処理液の拡散流動性を高く保つこと
ができる。したがって、基板の回転中心付近に供給され
た処理液は、基板の回転に伴う遠心力と、この遠心力に
伴って空気層が回転中心付近から基板周縁部に向けてほ
ぼ均一に整流されて流動することにより生じる、処理液
が基板周縁部に向けて拡散流動するのを助長する流動助
長力とによって基板の周縁に向けて急速に拡がってゆく
ので、処理液が基板表面全体を覆う時間(以下、これを
被覆所要時間と称する)を短縮することができ、基板表
面全体を覆うために要する処理液の量を少なくすること
ができる。
うな構成を有する従来例の場合には、次のような問題が
ある。すなわち、板状部材によって拡散流動処理を適切
に施すことができる一方で、板状部材の配置位置が機械
的に1つの処理位置に決められている関係上、拡散流動
処理時における基板表面と板状部材との間隔がレベリン
グ促進処理時においても保持されているので、レベリン
グ促進処理を適切に施すことができないという問題点が
ある。つまり、拡散流動処理に続いて施されるレベリン
グ促進処理は、基板を高速回転させることにより、基板
の表面全体を覆った処理液を基板の表面全体にわたって
均一にする処理であるが、高速回転に伴って生じる流動
助長力が大きくなり過ぎて基板表面全体に塗り拡げられ
た処理液にムラが生じるので、レベリング促進処理を適
切に施すことができず、その後の揮発促進処理を経て基
板表面全体に形成された処理液被膜の膜厚が不均一にな
る。
を待機位置に配置するようにした場合、つまり基板表面
の上方に僅かな間隔を隔てて板状部材を配置しない状態
でレベリング促進処理を施すようにした場合には、基板
表面に対する相対的な空気の流動が大きく乱れて、処理
液に含まれている溶剤に部分的な揮発を生じるので、や
はり上述したようにレベリング促進処理を適切に施すこ
とができない。その一方、レベリング促進処理が適切に
施されるように板状部材と基板表面との間隔を設定して
おいた場合には、拡散流動処理時における流動助長力が
小さくなり過ぎるので、被覆所要時間が長くなって拡散
流動処理を適切に施すことができないという問題が生じ
る。
問題は、基板の回転に伴う遠心力に起因して基板が大口
径になるほど顕著に現れるので、特に大口径の基板に対
して処理を施す最近の半導体ウエハ処理装置や液晶表示
装置用のガラス基板処理装置において非常に重要な課題
となっている。
たものであって、基板表面と板状部材との間隔を制御す
ることにより、拡散流動処理を適切に施すことができる
とともに、レベリング促進処理をも適切に施すことがで
きる基板処理方法およびその装置を提供することを目的
とする。
的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、請求項1に記載の方法発明は、回転可能な基板保持
手段に保持された基板に処理液供給手段により処理液を
供給し、回転自在である板状部材を前記基板保持手段に
保持された基板上方においてほぼ平行に配置した状態
で、基板を回転させつつ基板の処理を行う基板処理方法
であって、前記基板表面と前記板状部材との間隔を第1
の間隔に設定した状態で、前記処理液供給手段により処
理液が供給された基板を第1の速度で回転させる工程
と、基板を第1の速度より速い第2の速度で回転させる
工程とを行い、前記第2の速度に到達した後に、前記第
1の間隔より狭い第2の間隔に設定することを特徴とす
るものである。
を保持する基板保持手段と、前記基板保持手段を回転さ
せる第1の駆動手段と、前記基板保持手段に保持された
基板表面に処理液を供給する処理液供給手段と、前記基
板保持手段の上方においてほぼ平行に配置され、かつ回
転自在である板状部材と、前記基板保持手段と前記板状
部材とを相対的に移動させることにより、基板表面と前
記板状部材との間隔を変位させる第2の駆動手段と、前
記第2の駆動手段により基板表面と前記板状部材とを第
1の間隔に設定した状態で、前記第1の駆動手段により
第1の速度で前記基板保持手段を回転させ、さらに前記
第1の駆動手段により第1の速度より速い第2の速度で
前記基板保持手段を回転させた後に、前記第2の駆動手
段により基板表面と前記板状部材とを第1の間隔より狭
い第2の間隔に設定する制御手段と、を備えていること
を特徴とするものである。
項2に記載の基板処理装置において、前記間隔を計測す
る間隔計測手段を備えるとともに、前記制御手段は、前
記間隔計測手段による計測結果に基づいて前記第1の間
隔および前記第2の間隔を調整することを特徴とするも
のである。
項2または3に記載の基板処理装置において、前記板状
部材を回転させる第3の駆動手段をさらに備えるととも
に、前記制御手段は、前記第2の駆動手段により第2の
間隔に設定した状態で、前記第1の駆動手段により前記
第2の速度で前記基板保持手段を回転させている場合
は、前記第3の駆動手段により前記板状部材を前記基板
保持手段の回転と同期させて回転させることを特徴とす
るものである。
項4に記載の基板処理装置において、前記制御手段は、
前記第3の駆動手段により前記板状部材を前記基板保持
手段の回転と常に同期させて回転させることを特徴とす
るものである。
項2から5のいずれかに記載の基板処理装置において、
前記第1の間隔が1.0mm以上1.5mm以下、前記
第2の間隔が0.05mm以上0.2mm以下であるこ
とを特徴とするものである。
である。基板表面の上方に板状部材を配置しない状態で
基板を回転させた場合には、基板表面に対する相対的な
空気の流動が大きく乱れるが、その上方に僅かな間隔を
隔てて板状部材を配置した状態では、それらの間にある
偏平な空気層が基板の回転に引きずられるように回転す
るので、空気層が回転中心付近から基板周縁部に向けて
ほぼ均一に整流される。このように空気層が整流される
と、処理液に含まれている溶剤の揮発が抑制されるとと
もに、基板中心付近に供給された処理液には基板周縁部
に向けてそれが板状流動するのを助長する流動助長力が
加わる。そこで、基板中心付近に処理液供給手段により
供給された処理液を拡散流動させて基板表面全体に塗り
拡げる拡散流動処理では、基板表面と板状部材との間隔
を第1の間隔に設定した状態で、第1の速度で基板を回
転させる。するとこの拡散流動処理において、前記第1
の間隔では、その間隔内にある空気層が整流されるの
で、処理液に含まれる溶剤の揮発を抑制することができ
るとともに、適度な流動助長力を生じさせることができ
る。したがって、基板中心付近に供給された処理液を、
基板の回転により生じる遠心力と、この遠心力に伴って
生じる上記の流動助長力とによって基板周縁部に向けて
急速に板状流動させることができる。その結果、処理液
が基板表面全体を覆う被覆所要時間を短縮することがで
きる。
表面と板状部材との間隔内にある空気層を整流可能な間
隔であって、処理液の揮発を抑制することができるとと
もに、適度な流動助長力を発生させることができるもの
であるが、基板表面全体を覆っている処理液を基板表面
全体にわたって均一にするレベリング促進処理において
は、基板が第1の速度より速い第2の速度で回転されて
いることに起因して上記の流動助長力が大きくなり過
ぎ、基板表面全体に塗り拡げられている処理液にムラが
生じてしまう。そこで、基板を第2の速度で回転させて
基板表面全体に塗り拡げられた処理液を振り切ることに
より基板表面全体にわたって処理液を均一にするレベリ
ング促進処理では、基板表面と板状部材との間隔を、上
記の第1の間隔に代えて、これよりも狭い第2の間隔に
設定しておく。すると、基板表面と板状部材との間隔に
存在する偏平な空気層は、第2の速度で回転している基
板とほぼ一体的に回転するようになるので、このレベリ
ング促進処理における流動助長力を、処理液にムラを生
じさせない程度の適度のものとすることができる。した
がって、基板表面全体に塗り拡げられた処理液を、遠心
力と、第2の間隔に設定することによって生じさせた適
度な流動助長力とにより基板表面全体にわたって均一に
することができる。
次のとおりである。板状部材と基板表面との間隔は、板
状部材と基板保持手段とを相対移動させる第2の駆動手
段によって変位可能になっている。制御手段は、この第
2の駆動手段によりその間隔を処理に応じた適切な間隔
に設定する。すなわち、処理液供給手段により基板中心
付近に供給された処理液を板状流動させてその表面全体
に塗り拡げる板状流動処理においては、基板表面と板状
部材との間を第1の間隔に設定しておく。この第1の間
隔に設定しておくことにより、その間隔にある空気層が
整流され処理液に含まれる溶剤の揮発を抑制することが
できるとともに、適度な流動助長力を生じさせることが
できる。したがって、基板中心付近に供給された処理液
を、第1の駆動手段が基板保持手段を第1の速度で回転
させることに伴う基板の回転により生じる遠心力と、こ
の遠心力に伴って生じる上記の流動助長力とによって基
板周縁部に向けて急速に板状流動させることができる。
その一方、表面全体に処理液を塗り拡げられた基板を第
1の速度よりも速い第2の速度で回転させて処理液を振
り切って、その表面全体にわたって均一にするレベリン
グ促進処理においては、上記第1の間隔に代えてこの間
隔よりも狭い第2の間隔に設定しておく。このような第
2の間隔に設定しておくことによって基板表面と板状部
材との間隔に存在する偏平な空気層は、第2の速度で回
転している基板とほぼ一体的に回転することになるの
で、このレベリング促進処理における流動助長力を、処
理液にムラを生じさせない程度の適度なものとすること
ができる。したがって、基板の表面全体に塗り拡げられ
た処理液を、遠心力と、第2の間隔に設定することによ
って生じさせた適度な流動助長力とにより基板表面全体
にわたって均一にすることができる。
次のとおりである。制御手段は、第2の駆動手段により
基板保持手段と板状部材とを相対移動させることにより
基板表面と板状部材との間隔を変位させるが、これらの
間隔を計測する間隔計測手段による計測結果に基づいて
第1の間隔および第2の間隔に調整することによって、
これらの間隔を正確に調整・設定することができる。例
えば、種々の厚みを有する基板、または厚みの公差が大
きな基板が混在して処理されるような場合であっても、
基板厚さの変動に起因する変動分を吸収して正確に両間
隔を設定することができる。
次のとおりである。回転自在である板状部材は、第3の
駆動手段によって積極的に回転される。制御手段は、第
2の駆動手段により第2の間隔に設定した状態で、第1
の駆動手段により第2の速度で基板保持手段を回転させ
ている場合は、第3の駆動手段により板状部材を第2の
速度で、かつ基板保持手段、すなわち基板保持手段に保
持された基板の回転と同期させて回転させる。この場合
においては、基板表面と板状部材との第2の間隔に存在
する偏平な空気層を、第2の速度で回転している基板と
ほぼ一体的に回転させることによって、レベリング促進
処理における流動助長力を、処理液にムラを生じさせな
い程度の適度なものとすることが適切であるので、板状
部材を基板の回転に同期させて同方向に回転させること
により、偏平な空気層をより基板と一体的に回転させる
ことができる。したがって、このレベリング促進処理に
おける整流効果を高めることができるので、処理液を基
板表面全体にわたってより均一にすることができる。
次のとおりである。前記基板保持手段の回転に常に同期
させて板状部材を回転させることにより、常時整流効果
を高めることができるので、レベリング促進処理だけで
なく拡散流動処理においても偏平な空気層を基板と一体
的に回転させることができる。したがって、基板処理時
における整流効果を高めることができるので、処理液の
揮発をより抑制するとともに処理液をより均一にするこ
とができる。
次のとおりである。第1の間隔が1.0mm以上1.5
mm以下であり、第2の間隔が0.05mm以上0.2
mm以下であるので、拡散流動処理とレベリング促進処
理とが確実に行われる。
実施例を説明する。 <第1実施例> 図1は、本発明に係る基板処理方法を適用した基板処理
装置の一例である、回転式基板処理装置の要部を示す一
部破断縦断面図およびブロック図である。なお、処理の
対象である基板として半導体ウエハを例に採って説明す
るが、以下、この半導体ウエハを単に基板と称すること
にする。また、処理液としてはフォトレジスト液を例に
採って説明する。
るスピンチャックである。このスピンチャック1は、電
動モータを含む回転駆動部2によって鉛直方向に沿う回
転中心Pを中心にして回転駆動されるようになってい
る。なお、スピンチャック1および回転駆動部2は、本
発明における基板保持手段および第1の駆動手段に相当
するものである。
給されたフォトレジスト液が周囲に飛散するのを防止す
る飛散防止カップ5が配設されている。スピンチャック
1に保持された基板Wには、その回転中心P付近に処理
液供給ノズル7を介してフォトレジスト液が供給され
る。この処理液供給ノズル7は、図中に二点鎖線で示す
飛散防止カップ5の側方の待機位置と、図中に実線で示
す基板Wの回転中心Pの鉛直方向の供給位置とにわたっ
て移動可能に構成されている。なお、上述した回転駆動
部2の回転制御と、処理液供給ノズル7の移動およびフ
ォトレジスト液の供給制御は、後述する制御部によって
制御される。また、この処理液供給ノズル7は、本発明
における処理液供給手段に相当するものである。
板Wとほぼ同寸法形状、つまり平面視ほぼ円形の板状の
ディフューザ10が配備されている。このディフューザ
10は、その中心に取り付けられた中空の回転軸11と
ベアリング12とを介してブラケット13に懸垂支持さ
れており、鉛直方向に沿う回転中心P1 を中心として水
平面内で回転自在に構成されている。ブラケット13の
上面から上方に突出した部分には、照射したレーザ光の
反射光強度に基づいて変位量を検出するレーザ変位セン
サ15が、そのレーザ光の照射検出部を下方に向けて取
り付けられている。レーザ変位センサ15から照射およ
び反射されたレーザ光は、回転軸11の中空部およびデ
ィフューザ10の下面に配設されている透過部10aを
通って基板W表面およびレーザ変位センサ15に到達す
る。後述する制御部は、レーザ変位センサ15により検
出された変位量に基づいて基板W表面とディフューザ1
0下面との間隔を算出する。なお、ディフューザ10お
よびレーザ変位センサ15は、それぞれ本発明における
板状部材および間隔計測手段に相当するものである。
るブラケット13の側面には、水平方向に延びた支持ア
ーム20の一端部が取り付けられている。この支持アー
ム20の他端部は、昇降部材22に連動連結されてい
る。昇降部材22は、フレーム24内に立設されたガイ
ド26に緩挿されているとともに、ガイド26に並設さ
れたボールネジ28に螺合されている。ボールネジ28
はその下端部が昇降パルスモータ30の回転軸に連動連
結されおり、この昇降パルスモータ30を回転駆動する
ことにより、昇降部材22がガイド26に沿って昇降し
てディフューザ10を昇降するようになっている。詳細
は後述するが、昇降パルスモータ30を回転駆動するこ
とにより、基板W表面とディフューザ10下面との間隔
を所定の間隔に変位することができるようになってい
る。なお、この昇降パルスモータ30は、本発明におけ
る第2の駆動手段に相当するものである。
ームに固定された揺動パルスモータ35の回転軸が連動
連結されており、揺動パルスモータ35を回転駆動する
ことによりフレーム24自体が回転中心P2を軸芯とし
て回転する。このように揺動パルスモータ35を回転駆
動することにより、支持アーム20の一端部側に配設さ
れたディフューザ10を揺動駆動するようになってい
る。ディフューザ10は揺動駆動および昇降駆動される
ことにより、図中に実線で示す飛散防止カップ5の側方
に外れた側方待機位置と、図中に二点鎖線で示す基板W
の上方で、その表面から大きく離れた基板上方待機位置
と、図中に二点鎖線で示す基板W表面に近接した処理位
置とにわたって移動される。なお、基板Wの上方にディ
フューザ10が位置しているときの、基板W表面とディ
フューザ10下面との間隔を符号dで表す。
ル7と、レーザ変位センサ15と、昇降パルスモータ3
0と、揺動パルスモータ35とは、CPUを含む制御部
40によって統括制御される。この制御部40は、メモ
リ42に予め格納されている、後述する処理プログラム
に基づいて上記各部を統括制御するものである。また、
メモリ42は、装置オペレータにより予め指示されたデ
ィフューザ10下面と基板W表面との間隔を示す第1お
よび第2の間隔と、ディフューザ10が基板W上方で待
機している際の間隔を示す待機位置間隔とを格納してい
る。なお、制御部40は、本発明の制御手段に相当する
ものである。
について、処理プログラムを示す図2のフローチャート
および図3のタイムチャートを参照して説明する。な
お、図3(a)は基板Wの回転数の変化を示すタイムチ
ャートであり、図3(b)はディフューザ10と基板W
との間隔の変化を示すタイムチャートである。
に二点鎖線で示す待機位置にあり、ディフューザ10が
図1中に実線で示すように側方待機位置にある。この状
態で図示しない昇降機構が、回転駆動部2を含むスピン
チャック1と飛散防止カップ5とを相対的に昇降移動し
た後、図示しない基板搬送機構が基板Wをスピンチャッ
ク1に載置する。基板Wが載置されるとスピンチャック
1は基板Wの裏面を吸引して吸着保持する。
側方待機位置にあるディフューザ10を基板W上方であ
って、基板W表面から大きく離れた基板上方待機位置
(基板W表面から上方に待機位置間隔d0だけ離れた位
置)に移動する。但し、この待機位置間隔d0 は、ディ
フューザ10が基板Wに対して何らの影響も与えないも
のであるので、特に精密に制御する必要はない。つま
り、後述するように、処理液供給ノズル7を介してフォ
トレジスト液を基板W表面に供給する際に、処理液供給
ノズル7と干渉しない位置間隔であればよい。
ィフューザ10を基板W表面に向けて下降してゆき、こ
のときの間隔をレーザ変位センサ15を介して逐次に計
測し、その間隔がメモリ42に予め記憶されている第1
の間隔および第2の間隔にそれぞれ一致した時点で、昇
降パルスモータ30に出力した〔累積した〕パルス数を
メモリ42に格納する。なお、ここではこれらのパルス
数をそれぞれ第1パルスデータおよび第2パルスデータ
と称することにする。
ザ10と基板Wとの間隔内にある偏平の空気層を整流可
能な間隔であって、基板Wを低速回転させることによ
り、基板W表面の回転中心付近に供給されたフォトレジ
スト液を拡散流動させてその表面全体に塗り拡げる拡散
流動処理時に設定する間隔(これを第1の間隔d1とす
る)であり、上記の第2の間隔とは、第1の間隔d1よ
りも狭い間隔であって、基板Wを高速回転させて、基板
W表面全体に塗り拡げられたフォトレジスト液を振り切
ることにより、その表面全体にわたってを均一にするレ
ベリング促進処理時に設定する間隔(これを第2の間隔
d2とする)である。これらの第1の間隔d1および第2
の間隔d2との具体的な値は、基板Wのサイズや各処理
時における基板Wの回転数、供給するフォトレジスト液
の粘度などの種々の条件によって適宜に設定されるもの
であるが、一例を挙げると、第1の間隔d1が1.0m
m〜1.5mm程度の間隔であり、第2の間隔d2が
0.05mm〜0.2程度の微小間隔であり、この間隔
ならば、後述するステップS6における拡散流動処理
と、ステップS8におけるレベリング促進処理を確実に
行うことができる。
面から第1の間隔d1および第2の間隔d2に位置させる
ために、昇降パルスモータ30に出力すべきパルス信号
(第1パルスデータおよび第2パルスデータ)をメモリ
42に格納した後、制御部40は昇降パルスモータ30
を回転駆動して、ディフューザ10を基板W表面から待
機位置間隔d0だけ上方に離れた基板上方待機位置に上
昇して退避する。
転駆動する。具体的には、この回転開始の時点を時間原
点としている図3(a)に示すように、時間t1の時点
で基板Wの回転数が回転数R1に到達するような加速度
で回転駆動が開始される。そして、この回転数R1を時
間t4まで保持する。
板Wの上方にあたる処理位置にまで移動した後、時間t
2の時点において一定流量でフォトレジスト液の供給を
開始して所定時間後(時間t3)にその供給を停止す
る。その後、処理液供給ノズル7は、時間t3の時点か
ら退避を開始して時間t3aの時点までに基板W上方から
退避する。
避し始めるとともに、メモリ42に格納されている第1
パルスデータに基づくパルス列を昇降パルスモータ30
に出力し、ディフューザ10の下面と基板W表面の間隔
を第1の間隔d1に設定する。具体的には、図3(b)
のタイムチャートに示すように、処理液供給ノズル7が
退避し始める時点t3から上記パルス列を昇降パルスモ
ータ30に出力し始めるが、その周波数は、処理液供給
ノズル7が完全に基板W上方から退避するt3a時点にお
いて、その間隔が第1の間隔d1になるように予め設定
されている。なお、基板Wへのフォトレジスト液の供給
を停止した時点t3から基板Wの回転数を高速の回転数
R2に上昇開始する時点t4までは、基板Wの回転中心
付近に供給されたフォトレジスト液を基板Wの周縁部に
向けて拡散流動させる処理である。
ザ10を基板W表面から第1の間隔d1を隔てた位置に
配置することにより、ディフューザ10下面と基板W表
面との間にある偏平な空気層は、基板Wの回転に引き回
されるように基板Wとともに回転し、この回転に伴って
ディフューザ10も次第に回転を始める。これにより、
空気層の基板W表面に対する相対的な流れが整流され
て、フォトレジスト液に含まれる溶剤の揮発が抑制され
て拡散流動性が高く保たれるとともに、基板Wの回転中
心付近に平面視円形状で存在しているフォトレジスト液
には基板Wの周縁部に向けてそれが拡散流動するのを助
長する流動助長力が適度に加わる。したがって、基板W
の回転中心付近に供給されたフォトレジスト液を、基板
Wの回転により生じる遠心力と、この遠心力に伴って生
じる上記の流動助長力とによって基板Wの周縁部に向け
て急速に拡散流動させることができる。その結果、フォ
トレジスト液が基板Wの表面全体を覆う被覆所要時間を
短縮することができる。
の回転数R1から高速の回転数R2に上げ始め、時間t
5においてその回転数R2に到達するように回転駆動部
2を制御する。
達する時点t5において、メモリ42に格納されている
第2パルスデータに基づくパルス列を昇降パルスモータ
30に出力し、ディフューザ10の下面と基板W表面の
間隔を、上記の第1の間隔d1よりも狭い第2の間隔d2
に設定する。具体的には、図3(b)のタイムチャート
に示すように、基板Wが回転数R2に到達した時点t5
から上記パルス列を昇降パルスモータ30に出力し始め
るが、その周波数は、時間t5aにおいて、その間隔が第
2の間隔d2になるように予め設定されている。なお、
この回転数R2に上昇され始めた時点t4からその回転
数を保持する時間t6までは、基板W表面全体に塗り拡
げられたフォトレジスト液の余剰分を振り切って基板W
の表面全体にわたって均一にするように作用するので、
レベリング促進処理となる。
第1の間隔d1よりも狭い第2の間隔d2に設定しておく
と、基板W表面とディフューザ10との間隔に存在する
偏平な空気層は、高速回転している基板Wとほぼ一体的
に回転するようになるので、この処理時の流動助長力
を、フォトレジスト液にムラを生じさせない程度の適度
のものとすることができる。したがって、基板Wの表面
全体に塗り拡げられたフォトレジスト液を、遠心力と、
第2の間隔d2に設定することによって生じさせた適度
な流動助長力とにより基板W表面全体にわたって均一に
することができる。
の回転数R2から下げ始め、時間t7において上記の回
転数R1よりも高い回転数R3に到達するように回転を
制御する。この回転数R3は、時間t8まで保持され
る。この時間t7から時間t8の範囲は、レベリング促進
処理されたフォトレジスト液に含まれる溶剤を揮発させ
るための揮発促進処理である。この例では、レベリング
促進処理と揮発促進処理との回転数を変えているが、レ
ベリング促進処理の回転数で行うようにしてもよい。
過後の時間t6aにおいて、制御部40は、昇降パルスモ
ータ30を徐々に上昇する。具体的には、第2の間隔d
2にあるディフューザ10がほぼ一定速度で基板W表面
から上昇するように、所定のパルス列を一定の周波数で
昇降パルスモータ30に出力する。このようにディフュ
ーザ10を基板W表面から上昇してゆくと、基板Wとデ
ィフューザ10との間にある空気層は、ある時点におい
て基板Wの回転に連れ回されることがなくなって、基板
Wの表面に対する相対的な空気の流動が大きく乱れるの
で、フォトレジスト液中に含まれる溶剤が揮発する。
において基板Wの回転が完全に停止するように回転駆動
部2を制御する。上記のステップS10において上昇さ
れ始めたディフューザ10は、その後、側方待機位置ま
で移動する(図1中に実線で示す位置)。
は、均一な膜厚を有するフォトレジスト被膜が形成され
る。そして、次なる基板Wに対して上記のステップS1
から繰り返すことにより順次に基板Wに対して処理を施
すことができる。
ィフューザ10を基板W表面から第1の間隔d1を隔て
た位置に配置し、レベリング促進処理時には、上記第1
の間隔d1よりも狭い第2の間隔d2に配置、すなわち、
基板Wの表面とディフューザ10下面との間隔を処理に
応じて制御することにより、フォトレジスト液の拡散流
動性を高く保ちつつ拡散流動処理を適切に施し、かつ、
レベリング促進処理をも適切に施すことができる。その
結果、フォトレジスト液が基板Wの表面全体を覆う被覆
所要時間を短縮することができて、所定膜厚のフォトレ
ジスト被膜を形成するのに要するフォトレジスト液量を
少なくすることができるとともに、フォトレジスト被膜
の膜厚を基板W表面全体にわたって均一にすることがで
きる。
象の基板Wをスピンチャック1に載置した後に、ステッ
プS3において計測するようにしたので、正確にディフ
ューザ10をそれらの間隔に設定することができる。し
たがって、種々の厚みを有する基板、または厚みの公差
が大きな基板が混在して処理されるような場合であって
も、基板厚さの変動に起因する変動分を吸収することが
できるので、正確に両間隔を設定することができる。
的に回転駆動するように構成したものを例に採って説明
する。なお、図4ではディフューザ10に係る構成のみ
を示しているが、スピンチャック1や処理液供給ノズル
7などの他の構成は、図1の構成と同一である。また、
図4中において、図1に係る構成と同じものは同一符号
を付すことで詳細な説明については省略する。
設された中空の回転軸11aと、ベアリング12とを介
してブラケット13に回動自在に懸垂支持されている。
回転軸11aには、その外周面に従動プーリ11bが配
設されている。支持アーム20の中央部付近には、回転
中心P3をディフューザ10の回転中心P1とほぼ平行に
して、かつ、回転軸を下方に向けた状態で電動モータ5
0が配設されている。この電動モータ50の回転軸に
は、主動プーリ50aが連動連結されており、これと従
動プーリ11bには、タイミングベルト51が掛け渡さ
れている。電動モータ50は、制御部40(図1参照)
によってその回転数が後述するように制御されるように
なっている。なお、電動モータ50はディフューザ10
を回転駆動するものであって、本発明における第3の駆
動手段に相当するものである。
について、図5のタイムチャートを参照して説明する。
なお、図5(a)および図5(b)は、第1実施例装置
において参照した図3(a)および図3(b)と同じタ
イムチャートであるが、基板Wの回転数および間隔との
関係が把握しやすいように再度記載している。図5
(c)は、ディフューザ10の回転数の変化を示すタイ
ムチャートである。
基板Wの回転数がR2に到達する時間t5においてディ
フューザ10の回転数もほぼ同じ回転数R2に到達する
ように、時間t3bにおいて電動モータ50を介して基板
Wの回転方向と同じ方向にディフューザ10を回転駆動
し始める。つまり、少なくともレベリング促進処理の間
は、ディフューザ10を図5(a)に示す基板Wの回転
数に同期させて同方向に回転駆動する。換言すると、基
板Wの回転数が高速の回転数R2で一定に保持されてい
る時間t5から時間t6までの間は、基板Wの回転数に同
期させて、かつ、その回転方向と同じ方向にディフュー
ザ10を回転駆動する。このようにレベリング促進処理
の間、ディフューザ10の回転を基板Wの回転に同期さ
せることにより、ディフューザ10と基板Wとの間にあ
る偏平な空気層をより基板Wと一体的に回転させること
ができる。したがって、レベリング促進処理時の整流効
果を高めることができるので、フォトレジスト液を基板
Wの表面全体にわたってより均一にすることができる。
間だけでなく、基板Wの回転数に常に同期させて同方向
に回転駆動するようにしてもよい。この場合について、
図6のタイムチャートを参照して説明する。なお、この
図6(a),(b)は、図3(a)および図3(b)と
同じタイムチャートであるが、上述した理由により再度
記載している。なお、図6(c)は、ディフューザ10
の回転数の変化を示すタイムチャートであり、図6
(a)に示す基板Wの回転数の変化を示すタイムチャー
トと同じものとなっている。このようにディフューザ1
0の回転を基板Wの回転に常に同期させておくことによ
り、常時整流効果を高めることができるので、レベリン
グ処理だけでなく拡散流動処理においても偏平な空気層
を基板と一体的に回転させることができ、両処理時にお
ける整流効果を高めることができるので、フォトレジス
ト液に含まれる溶剤の揮発をより抑制するとともに、フ
ォトレジスト液をより均一にすることができる。
期』とは、実質的に同期していればよく、例えば、基板
Wの回転数とディフューザ10との回転数に多少の相違
があっても上述したように整流効果を高めることができ
ることは言うまでもない。
例では、レーザ変位センサ15を備えているものについ
て説明したが、これは第1の間隔d1および第2の間隔
d2となる位置にディフューザ10を精度よく移動する
ためのものであって必須ではない。例えば、図2に示し
たフローチャートのステップS3において第1の間隔d
1および第2の間隔d2にディフューザ10を移動するた
めの第1パルスデータおよび第2パルスデータを格納し
たが、これらを処理の前に予め収集してメモリ42に格
納しておき、その後の基板処理時にはこれらに基づいて
ディフューザ10を移動するようにしてもよい。また、
昇降パルスモータ30によりディフューザ10の位置を
移動して設定するようにしたが、エアシリンダなどのア
クチュエータによって機械的に上記の両間隔となる位置
に移動するような構成としてもよい。
整するためにディフューザ10を昇降するように構成し
たが、これに代えて、ディフューザ10を揺動パルスモ
ータ35により揺動するだけの構成、つまりディフュー
ザ10は昇降しない構成として、スピンチャック1およ
び回転駆動部2を昇降するようにしてもよい。
例では、処理液としてフォトレジスト液を例に採って説
明したが、現像液、ポリイミド樹脂、SOG(Spin On Glas
s,シリカ系被膜形成材とも呼ばれる)液などの処理液で
あっても上記と同様の効果を得ることができる。また、
基板としては半導体ウエハを例に採って説明したが、基
板が液晶表示装置用の角形ガラス基板である場合には、
平面視でほぼ同形状寸法の角板状のディフューザを採用
すればよい。
1に記載の方法発明によれば、処理液を拡散流動させて
基板表面全体に塗り拡げる拡散流動処理では、板状部材
と基板表面との間隔を第1の間隔に設定した状態で、基
板を第1の速度で回転させ、処理液を基板表面全体にわ
たって均一にするレベリング促進処理では、板状部材と
基板表面との間隔を第1の間隔よりも狭い第2の間隔に
設定した状態で、基板を第1の速度よりも速い第2の速
度で回転させているので、拡散流動処理を適切に施すこ
とができるとともに、レベリング促進処理をも適切に施
すことができる。その結果、処理液が基板の表面全体を
覆う被覆所要時間を短縮することができて、所定膜厚の
処理液被膜を形成するのに供給する処理液量を少なくす
ることができるとともに、処理液被膜の膜厚を基板表面
全体にわたって均一にすることができる。
ば、請求項1に記載の発明方法を好適に実施することが
できる。
ば、間隔計測手段による計測結果に基づいて第1の間隔
および第2の間隔に調整することにより、これらの間隔
を正確に調整・設定することができる。したがって、種
々の厚みを有する基板、または厚みの公差が大きな基板
が混在して処理されるような場合であっても、基板厚さ
の変動に起因する変動分を吸収することができるので、
正確に両間隔を設定することができる。
ば、偏平な空気層をより基板と一体的に回転させること
ができて、レベリング促進処理時における整流効果を高
めることができるので、処理液を基板表面全体にわたっ
てより均一にすることができる。その結果、その後の処
理を経て形成された処理液被膜の膜厚をより均一なもの
とすることができる。
ば、レベリング促進処理時だけでなく拡散流動処理時に
おいても偏平な空気層を基板と一体的に回転させること
ができて、両処理時における整流効果をより高めること
ができるので、処理液中の溶剤の揮発をより抑制するこ
とができるとともに、基板表面に塗り拡げられた処理液
をより均一にすることができる。
ば、第1の間隔が0.1mm以上1.5mm以下、第2
の間隔が0.05mm以上0.2mm以下であるので、
流動拡散処理とレベリング促進処理とを確実に行うこと
ができる。
示す一部破断縦断面図およびブロック図である。
ムチャートである。
示す一部破断縦断面図である。
を基板の回転に同期させる場合のタイムチャートであ
る。
せる場合のタイムチャートである。
Claims (6)
- 【請求項1】 回転可能な基板保持手段に保持された基
板に処理液供給手段により処理液を供給し、回転自在で
ある板状部材を前記基板保持手段に保持された基板上方
においてほぼ平行に配置した状態で、基板を回転させつ
つ基板の処理を行う基板処理方法であって、 前記基板表面と前記板状部材との間隔を第1の間隔に設
定した状態で、前記処理液供給手段により処理液が供給
された基板を第1の速度で回転させる工程と、 基板を第1の速度より速い第2の速度で回転させる工程
とを行い、 前記第2の速度に到達した後に、前記第1の間隔より狭
い第2の間隔に設定することを特徴とする基板処理方
法。 - 【請求項2】 基板を保持する基板保持手段と、 前記基板保持手段を回転させる第1の駆動手段と、 前記基板保持手段に保持された基板表面に処理液を供給
する処理液供給手段と、 前記基板保持手段の上方においてほぼ平行に配置され、
かつ回転自在である板状部材と、 前記基板保持手段と前記板状部材とを相対的に移動させ
ることにより、基板表面と前記板状部材との間隔を変位
させる第2の駆動手段と、 前記第2の駆動手段により基板表面と前記板状部材とを
第1の間隔に設定した状態で、前記第1の駆動手段によ
り第1の速度で前記基板保持手段を回転させ、さらに前
記第1の駆動手段により第1の速度より速い第2の速度
で前記基板保持手段を回転させた後に、前記第2の駆動
手段により基板表面と前記板状部材とを第1の間隔より
狭い第2の間隔に設定する制御手段と、 を備えていることを特徴とする基板処理装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の基板処理装置におい
て、前記間隔を計測する間隔計測手段を備えるととも
に、前記制御手段は、前記間隔計測手段による計測結果
に基づいて前記第1の間隔および前記第2の間隔を調整
することを特徴とする基板処理装置。 - 【請求項4】 請求項2または3に記載の基板処理装置
において、前記板状部材を回転させる第3の駆動手段を
さらに備えるとともに、 前記制御手段は、前記第2の駆動手段により第2の間隔
に設定した状態で、前記第1の駆動手段により前記第2
の速度で前記基板保持手段を回転させている場合は、前
記第3の駆動手段により前記板状部材を前記基板保持手
段の回転と同期させて回転させることを特徴とする基板
処理装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載の基板処理装置におい
て、前記制御手段は、前記第3の駆動手段により前記板
状部材を前記基板保持手段の回転と常に同期させて回転
させることを特徴とする基板処理装置。 - 【請求項6】 請求項2から5のいずれかに記載の基板
処理装置において、前記第1の間隔が1.0mm以上
1.5mm以下、前記第2の間隔が0.05mm以上
0.2mm以下であることを特徴とする基板処理装置。
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JP13141796A JP3471168B2 (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | 基板処理方法およびその装置 |
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JPH09292717A JPH09292717A (ja) | 1997-11-11 |
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JP13141796A Expired - Fee Related JP3471168B2 (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | 基板処理方法およびその装置 |
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JP (1) | JP3471168B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
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JP6032189B2 (ja) * | 2013-12-03 | 2016-11-24 | 東京エレクトロン株式会社 | 塗布膜形成装置、塗布膜形成方法、記憶媒体 |
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1996
- 1996-04-25 JP JP13141796A patent/JP3471168B2/ja not_active Expired - Fee Related
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