JP3470954B2 - 既設埋設管に対する人孔の割り込み敷設方法 - Google Patents

既設埋設管に対する人孔の割り込み敷設方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、既設埋設管に対す
る人孔の割り込み敷設方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図24にも示すように、従来の人孔41
0は底板部413を有する筒状体をなしており、底板部
413よりも上側の側壁414,414部位に横管接続
用の貫通孔411,411がそれぞれ形成されたもので
あった。したがって、かかる人孔410を既設埋設管に
対して割り込ませるためには、同図に示すように、既設
埋設管401における人孔割り込み部分を掘り当て掘削
孔405内に露出させてから、この露出する既設埋設管
401を所定長さ切除し、しかる後に切除端部間402
に人孔410を挿入敷設することを要していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来方法では、人孔の掘削孔内への敷設に先立って作業
員が掘削孔内に入り、既設埋設管を所定長切除する必要
があるため、その切除作業が終わるまでは掘削孔内を安
定液で満たすことができず、したがってシートパイルや
土留め矢板の建込み等により掘削孔壁を保持する必要が
あるなど、施工が複雑となっていた。
【0004】他方、既設埋設管の掘り当てに際し、バッ
クホウ等を用いると既設管を破壊する恐れがあった。
【0005】そこで、本発明の主たる課題は、施工の簡
易化を図ることにある。また他の課題は、既設管を破壊
することなく掘り当て掘削孔内に露出させることにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明のうち、請求項1記載の発明は、既設埋設管における
人孔割り込み部分を掘り当て、掘削孔内に露出させ、 少なくとも外部から内空内に露出するまで前記既設埋設
管が嵌め入れられる切欠部を設けた人孔を、前記掘削孔
内に敷設し且つ前記切欠部内に前記人孔割り込み部分を
挿入するとともに、既設埋設管内を除く、少なくとも前
記切欠部以下の前記掘削孔内スペースが、固化材で充填
された状態となし、この固化材の固化後、前記人孔内空
側から人孔内空と前記既設管内とを連通させることを特
徴とする、既設埋設管に対する人孔の割り込み敷設方法
である。
【0007】請求項2記載の発明は、既設埋設管におけ
る人孔割り込み部分を掘り当て、掘削孔内に露出させ、
少なくとも外部から内空内に露出するまで前記既設埋設
管が嵌め入れられる切欠部を設けた人孔を、その内空内
に閉塞体を設けて前記切欠部よりも上側の内空部分を前
記切欠部以下の内空部分から隔離した状態で、前記掘削
孔内に敷設し且つ前記切欠部内に前記人孔割り込み部分
を挿入するとともに、前記閉塞体よりも上側の内空部分
を除く前記掘削孔内を安定液で満たし、しかる後に、前
記掘削孔内の安定液を固化させてから前記閉塞体を取り
除き、前記切欠部よりも上側の内空部分内から当該内空
部分と前記既設管との間の固化体ならびに既設埋設管の
管壁を除去し、前記人孔の内空と前記既設管内とを連通
させることを特徴とする、既設埋設管に対する人孔の割
り込み敷設方法である。
【0008】請求項3記載の発明は、既設埋設管におけ
る人孔割り込み部分を掘り当て、掘削孔内に露出させ、
少なくとも外部から内空内に露出するまで前記既設埋設
管が嵌め入れられる切欠部を設けた人孔を、その切欠部
の口を切欠面に沿う蓋体により塞いだ状態で、前記掘削
孔内に敷設し且つ前記切欠部内に前記人孔割り込み部分
を挿入するとともに、前記既設埋設管内を除く、前記蓋
体を含む人孔の外面と前記掘削孔内面との間の掘削孔内
スペースを安定液で満たし、しかる後に、前記掘削孔内
の安定液を固化させてから前記蓋体を取り除き、前記人
孔内空側から当該内空と前記既設管との間の固化体なら
びに既設埋設管の管壁を除去し、前記人孔の内空と前記
既設管内とを連通させることを特徴とする、既設埋設管
に対する人孔の割り込み敷設方法である。
【0009】請求項4記載の発明は、前記人孔割り込み
部分の掘り当てに際し、少なくとも既設管の裏側地盤部
分については、当該部位に対する流体の高圧噴射により
掘削を行う、請求項1または2記載の既設埋設管に対す
る人孔の割り込み敷設方法である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照しつつ詳説する。 <掘削工程> 本発明においては、先ず、既設埋設管における人孔割り
込み部分を掘り当て、掘削孔内に露出させる。このた
め、例えば図1に示すように、既設埋設管1における人
孔割り込み部分2の周辺地盤をバックホウ3により泥水
掘削し、掘削孔5を形成する。この際の排土・排泥は例
えばバックホウあるいはエアリフトにより行う。
【0011】ただし、かかる掘り当てに際し、バックホ
ウ等の掘削機械3によって既設埋設管1の裏側地盤部分
(図示の場合下側)4まで掘削を行うことは困難である
ので、かかる裏側地盤部分4については作業員が掘削孔
5内に入り掘削除去するか、あるいは好適には図2およ
び図3に示すように、先端部に噴射口6aが形成された
噴射管6を掘削孔5内に挿入し、その噴射口6aを既設
埋設管の裏側地盤部分4側面に臨ませた状態で、当該噴
射管6を介して当該裏側地盤部分4に対して流体(特に
水等の液体)を高圧噴射させ、当該裏側地盤部分4を掘
削(切削)する。特に図3に示すように、噴射口の形状
・構造により流体を扇状に噴射させるようにすると、掘
削効率を高めることができる。そして、噴射管6を軸心
周りに回転させたり、既設管1長手方向に移動させたり
しながら裏側地盤部分4全体を掘削する。
【0012】もちろん、他の部位についてもかかる流体
高圧噴射による掘削を行うことができる。図示しない
が、例えば、既設埋設管上に若干の土かぶりが残る程度
までバックホウによる掘削を行い、残部を流体高圧噴射
による掘削により除去するようにすることもできる。
【0013】かくして、既設埋設管1の破壊防止を図り
ながらも、既設埋設管1の裏側地盤部分4まで掘削し、
少なくとも人孔割り込み部分2の全周面を掘削孔5内に
露出させることができる。また高圧噴射流体として水等
の安定液構成材を用いて掘削を行えば、掘削泥水を後の
安定液材料として利用でき、掘削孔5から取り出して廃
棄等の後処理をする必要がなくなる利点がある。
【0014】<人孔敷設工程> 次に人孔の敷設を行う。本発明では、図4および図5に
示すように、少なくとも外部から内空11内に露出する
まで既設管1が嵌め入れられる切欠部12が形成された
人孔10を用いる。図示の人孔10においては、底盤1
3が径方向に沿って既設管1の外径以上の幅で切り欠か
れるとともに、その底盤切欠部分の径方向一端および他
端にそれぞれ連続するように側壁14が上下方向に沿っ
て所定の接続部位まで既設管1の外径以上の幅で切り欠
かれることによって、既設管1が若干の遊びをもって嵌
め入れられる本発明の切欠部12が形成されている。
【0015】さらに好適には、図6に示すように、人孔
内空11内に閉塞体20を設けて切欠部12よりも上側
の内空部分11Uを切欠部以下の内空部分11Lから隔
離した状態となす。この閉塞体20の具体例が図7およ
び図8に示されている。すなわち、人孔10の内壁面1
5に、周方向に沿って離間させて複数のホールインアン
カー22,22…を2段打ち込み、これら上下段のホー
ルインアンカー22,22…にブラケット23,23を
ナット24,24によりそれぞれ連結固定し、これら上
下ブラケット23,23間に複数枚重ねられたコンパネ
21,21…を閉塞体20として挟持固定している。し
たがってかかる閉塞体20は人孔内空11内に対して着
脱自在(外すときにはブラケット23とホールインアン
カー22とのナット連結を解けば良い)となっている。
また図示例においては、下端が閉塞体20を貫通して閉
塞体20の下側に開口するとともに、上端が少なくとも
人孔上部開口16より突出するエア抜き管25を設けて
いる。
【0016】また図示例においては、人孔10の重量を
増加させて安定液中に安定して沈めて載置しておくため
に、また人孔外壁の保護のために、H鋼等の鋼材31,
31…により形成された立体枠組み台座30が人孔10
外面に一体化されている。
【0017】他方、かかる段取りが終了したならば、一
体化人孔(以下、単に人孔ともいう)10が適宜の吊り
降ろし装置によって、図9および図10に示すように掘
削孔5内に吊りおろされ敷設されるとともにその切欠部
12内に既設管1の人孔割り込み部分2が嵌め入れら
れ、既設管1の割り込み部分2が人孔10内の所定の接
続位置に収められる。このとき、図示例のように既設管
1の人孔割り込み部分2の全周が人孔内空11内に露出
するようにするのが好ましいが、適宜の部分たとえば上
半分のみが人孔内空11内に露出するようにしても良い
(図示せず)。なお、このように、本発明では人孔10
の敷設に先立って既設管1を切除しない。また、上述の
閉塞体20は人孔10の掘削孔5内への敷設後において
人孔10内に取り付けても良い。
【0018】<固化材の充填・固化工程> また、例えばこの人孔の敷設後、図11に示すように人
孔10における閉塞体20よりも上側の内空部分11U
を除く掘削孔5内(すなわち、人孔10外面と掘削孔5
内面との隙間、および閉塞体20下側の人孔内空部分1
1Lと既設管1外面との隙間)を安定液Bで満たす。こ
のため、図示例では人孔上部開口16よりも下側に安定
液面B1が位置するようにしている。特にこの際人孔1
0内の閉塞体20下側に気泡が溜まり易いが、図示例で
は閉塞体20を貫通するエア抜き管25が設けられてい
るので、閉塞体20下側の気泡はかかるエア抜き管25
を介して地上へ排気される。また、安定液Bとしては前
述の掘削工程により生じた泥土を用いることができる。
【0019】続いて、この安定液Bを固化材の混入およ
び攪拌等によって固化させ、図12等に示すように固化
体Gを形成させる。攪拌方法としてはエア攪拌が好まし
い。かかるエア攪拌においては固化体G内に気泡等が形
成残留する懸念があるものの、本例においては安定液B
中に供給されるエアのうち人孔10内の閉塞体20下側
に到達するものは前述のエア抜き管25により、他のも
のは安定液面B1から排気されるので、固化体G内の気
泡形成は効果的に防止される。
【0020】なお本発明においては、既設埋設管内を除
く、少なくとも切欠部以下の掘削孔内スペースが、固化
材で充填された状態となれば良い。したがって、必ずし
も安定液を用いる必要はなく、また掘削孔内スペース全
体にわたる固化材の充填固化を1回で行う必要もない。
例えば図示しないが、少なくとも2回に分けて掘削孔内
に固化材を充填し、1回目の充填においては固化材上面
が人孔切欠部よりも若干上側となるようにして、既設管
内を除く切欠部以下の掘削孔内スペースだけ固化材の充
填を行い、この1回目の固化材の固化後に、その固化体
上側であって人孔外面と掘削孔壁面との間に2回目の固
化材充填を行うようにすると、上述の閉塞体を設けずと
も、閉塞体を設けた場合と同様の固化体形成を行うこと
ができる。またこの場合において、2回目に充填される
固化材に代えて土砂等の公知の埋め戻し材を用いて、残
部スペースを埋め戻すこともできる。
【0021】<接続工程> 固化材の充填・固化が完了したならば、切欠部12より
も上側の内空部分11U内に作業員が入り、先ず閉塞体
20を取り除き(この際、図示例の場合にはブラケット
23およびホールインアンカー22も取り除きまたは切
除するのが好ましい)、続いて、例えば図12または図
15に示すように、下側内空部分11Lの固化体(上側
内空部分11Uと既設管1との間の固化体)ならびに既
設管1における割り込み部分2における管壁を切削等に
より除去し、人孔内空11と既設管1内とを連通させ
る。
【0022】この場合、図12〜図14に示すように既
設埋設管1における割り込み部分2の上部だけを除去し
たり、図15に示すように割り込み部分2の全体を切断
除去することもできる。前者の場合、下側内空部分11
L内に形成された固化体の上部のみを除去し、残部固化
体上面G1における既設埋設管がわ端縁が既設埋設管1
の側部切除面と同じ高さとなるようにし、かつ残部固化
体上面G1全体として、既設埋設管1の上部切除開口へ
と下る傾斜面となるようにするのが好ましい。後者の場
合、人孔割り込み部分2が切断されるという点では従来
の人孔敷設前に人孔割り込み部分2を切断した場合と似
た接続状態となる。
【0023】そして接続後においては、例えば、人孔1
0に人孔蓋40を取り付けるとともに、固化体Gの上側
に舗装50を施して、人孔割り込み敷設の施工完了とす
る。
【0024】<その他> (イ)上記例においては、人孔内空11内に閉塞体20
を設けて切欠部12よりも上側の内空部分11Uを切欠
部以下の下側内空部分11Lから隔離した状態となして
いるが、この場合、下側内空部分11L内には固化体が
形成されてしまうため、当該部分の固化体を除去しなけ
ればならない。そこで請求項3記載の発明に従って、上
述の閉塞体20に代えて、図16および図17に示すよ
うに、切欠部12の切欠面12Fに沿うアーチ状蓋体6
0を用い、これにより切欠口12Mを塞ぐことを提案す
る。その他は、例えば下端がアーチ状蓋体60を貫通し
て蓋体60の下側に開口するとともに、上端が少なくと
も人孔上部開口より突出するエア抜き管25を設ける点
など、上記例と基本的に同様に作業を行う。かかるアー
チ状蓋体60を用いると、人孔内空全体11(切欠部を
除く)が外部と隔離され固化材が充填されなくなるの
で、当該内空11内に固化体が形成されなくなり、上記
例のような除去作業は実質的に不要となる。なお、かか
るアーチ状蓋体60は、図示しないが上記例の閉塞体と
同様ホールインアンカーやブラケット等の適宜の取付金
具を用いて、人孔10に対して取付けることができる。
特にかかるアーチ状蓋体60を用いるとともに、既設埋
設管1と人孔10との接続に際し前述図12〜図14に
示すように既設埋設管1における割り込み部分2の上部
だけを切除する場合には、少なくともアーチ状蓋体60
の取り外しに先立って、図18に示すように人孔10の
切欠部以下の下側内空部分11L内にコンクリート等の
充填材65を充填し、充填材上面65aにおける既設埋
設管がわ端縁の高さ位置が既設埋設管1の側部切除面と
なる高さ位置66と同じとなるようにし、かつ充填材上
面65a全体として、既設埋設管1の上部切除開口へと
下る傾斜面となしておくと、後の接続作業が簡易となる
利点がある。
【0025】(ロ)本発明においては孔壁維持のため、
掘削孔内を安定液で満たした後に人孔を敷設しても良
い。この場合、掘削孔内に、安定液面から突出するよう
にガイド部材を設け、このガイド部材に沿って人孔を掘
削孔内に吊り降ろすことにより、自動的に人孔の切欠部
に既設埋設管が嵌め入れられるようにするのが好ましい
(図示せず)。
【0026】(ハ)上記例においては底盤部下側から上
下方向に沿って既設管が切欠部内に嵌め入れられること
になるが、本発明はこれに限定されない。例えば、図1
9に示すように人孔110の側方から所定の接続部位ま
で横方向に沿って既設管1が嵌め入れられるように切欠
部112を形成したり、図20に示すように人孔210
の下端の隅部から所定の接続部位まで斜め方向に沿って
既設管1が嵌め入れられるように切欠部212を形成し
たりすることもできる。これらの例は掘削孔5の中央に
既設管1を露出させることができない場合に適してい
る。
【0027】(ニ)切欠部の形状は適宜定めることがで
き、例えば図21に示すように人孔310の切欠部分3
12が下側に向かうにつれて広がるようにすると、特に
掘削孔内を安定液で満たした後に人孔を敷設するような
場合において、既設管の挿入が容易にかつ円滑に行うこ
とができるようになる。
【0028】(ホ)本発明の人孔は、従来型マンホール
に対して所定部位の切除等の改造を施すことによって製
造できるが、最初から切欠部を有するものとして一体的
に成形することもできる。
【0029】(ヘ)本発明では、上記例におけるエア抜
き管25のほか、閉塞体や蓋体外側の安定液または固化
材混入安定液を排出するためのブロー管や、閉塞体や蓋
体外側に固化材を供給する固化剤注入管をエア抜き管に
代えてまたはエア抜き管とともに並設することができ
る。この例として、円盤状の閉塞体20を用いる場合に
エア抜き管25とともにブロー管26および注入管27
を並設した例を図22に、アーチ状蓋体60を用いる場
合にエア抜き管25とともにブロー管26および注入管
27を並設した例を図23にそれぞれ示した。これらブ
ロー管26および注入管27は、例えば図示しないブロ
ーポンプおよび注入材供給装置に接続される。
【0030】
【発明の効果】以上のとおり本発明によれば、施工の簡
易化を図ることができるようになる。また、既設管を破
壊することなく掘り当て掘削孔内に露出させることがで
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】バックホウによる掘削工程を示す縦断面図であ
る。
【図2】本発明に係る流体高圧噴射による掘削工程を示
す縦断面図である。
【図3】本発明に係る流体高圧噴射による掘削工程を示
す平面図である。
【図4】本発明に係る人孔の斜視図である。
【図5】本発明に係る人孔の側面図である。
【図6】本発明に係る人孔の縦断面図である。
【図7】図6のVII部分の拡大図である。
【図8】図6の横断面図である。
【図9】人孔敷設工程を示す縦断面図である。
【図10】他の方向から見た、人孔敷設工程を示す縦断
面図である。
【図11】安定液の充填工程を示す縦断面図である。
【図12】人孔と既設管との接続工程を示す縦断面図で
ある。
【図13】他の方向から見た、人孔と既設管との接続工
程を示す縦断面図である。
【図14】人孔と既設管との接続工程を示す縦断面斜視
図である。
【図15】他の、人孔と既設管との接続工程を示す縦断
面図である。
【図16】他の人孔内外隔離形態を示す側面図である。
【図17】 他の人孔内外隔離形態を示す、部分断面斜視図である。
【図18】 充填材を充填する形態を示す、部分断面図である。
【図19】 他の切欠部例を示す縦断面図である。
【図20】 他の切欠部例を示す縦断面図である。
【図21】 他の切欠部例を示す縦断面図である。
【図22】 ブロー管および固化材注入管を設けた人孔例を示す縦断
面図である。
【図23】 ブロー管および固化材注入管を設けた人孔例を示す部分
断面斜視図である。
【図24】 従来例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1…既設埋設管、10…人孔、11…人孔内空、12…
切欠部、20…閉塞体。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】既設埋設管における人孔割り込み部分を掘
    り当て、掘削孔内に露出させ、 少なくとも外部から内空内に露出するまで前記既設埋設
    管が嵌め入れられる切欠部を設けた人孔を、前記掘削孔
    内に敷設し且つ前記切欠部内に前記人孔割り込み部分を
    挿入するとともに、既設埋設管内を除く、少なくとも前記切欠部以下の 前記
    掘削孔内スペースが、固化材で充填された状態となし、 この固化材の固化後、前記人孔内空側から人孔内空と前
    記既設管内とを連通させることを特徴とする、既設埋設
    管に対する人孔の割り込み敷設方法。
  2. 【請求項2】既設埋設管における人孔割り込み部分を掘
    り当て、掘削孔内に露出させ、 少なくとも外部から内空内に露出するまで前記既設埋設
    管が嵌め入れられる切欠部を設けた人孔を、その内空内
    に閉塞体を設けて前記切欠部よりも上側の内空部分を前
    記切欠部以下の内空部分から隔離した状態で、前記掘削
    孔内に敷設し且つ前記切欠部内に前記人孔割り込み部分
    を挿入するとともに、前記閉塞体よりも上側の内空部分
    を除く前記掘削孔内を安定液で満たし、 しかる後に、前記掘削孔内の安定液を固化させてから前
    記閉塞体を取り除き、前記切欠部よりも上側の内空部分
    内から当該内空部分と前記既設管との間の固化体ならび
    に既設埋設管の管壁を除去し、前記人孔の内空と前記既
    設管内とを連通させることを特徴とする、既設埋設管に
    対する人孔の割り込み敷設方法。
  3. 【請求項3】既設埋設管における人孔割り込み部分を掘
    り当て、掘削孔内に露出させ、 少なくとも外部から内空内に露出するまで前記既設埋設
    管が嵌め入れられる切欠部を設けた人孔を、その切欠部
    の口を切欠面に沿う蓋体により塞いだ状態で、前記掘削
    孔内に敷設し且つ前記切欠部内に前記人孔割り込み部分
    を挿入するとともに、前記既設埋設管内を除く、前記蓋
    体を含む人孔の外面と前記掘削孔内面との間の掘削孔内
    スペースを安定液で満たし、 しかる後に、前記掘削孔内の安定液を固化させてから前
    記蓋体を取り除き、前記人孔内空側から当該内空と前記
    既設管との間の固化体ならびに既設埋設管の管壁を除去
    し、前記人孔の内空と前記既設管内とを連通させること
    を特徴とする、既設埋設管に対する人孔の割り込み敷設
    方法。
  4. 【請求項4】前記人孔割り込み部分の掘り当てに際し、
    少なくとも既設管の裏側地盤部分については、当該部位
    に対する流体の高圧噴射により掘削を行う、請求項1〜
    3のいずれか1項に記載の既設埋設管に対する人孔の割
    り込み敷設方法。
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