JP3470208B2 - 液晶表示装置の製造方法 - Google Patents
液晶表示装置の製造方法Info
- Publication number
- JP3470208B2 JP3470208B2 JP33955494A JP33955494A JP3470208B2 JP 3470208 B2 JP3470208 B2 JP 3470208B2 JP 33955494 A JP33955494 A JP 33955494A JP 33955494 A JP33955494 A JP 33955494A JP 3470208 B2 JP3470208 B2 JP 3470208B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- gap
- sealing material
- display device
- manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/1333—Constructional arrangements; Manufacturing methods
- G02F1/1341—Filling or closing of cells
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/1333—Constructional arrangements; Manufacturing methods
- G02F1/133351—Manufacturing of individual cells out of a plurality of cells, e.g. by dicing
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Nonlinear Science (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は液晶表示装置の製造方
法に関する。
法に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置には、相対向する面にそれ
ぞれ透明電極及び配向膜が形成された2枚のフィルム基
板をその間にスペーサを介在させた状態で液晶注入口を
有するシール材を介して貼り合わせ、液晶注入口を介し
てシール材の内側における両フィルム基板間に液晶を注
入した後、液晶注入口を封止材で封止した構造のものが
ある。
ぞれ透明電極及び配向膜が形成された2枚のフィルム基
板をその間にスペーサを介在させた状態で液晶注入口を
有するシール材を介して貼り合わせ、液晶注入口を介し
てシール材の内側における両フィルム基板間に液晶を注
入した後、液晶注入口を封止材で封止した構造のものが
ある。
【0003】ところで、フィルム基板を用いた液晶表示
装置の場合、単体の液晶セルに対応する定尺なフィルム
基板ごとに透明電極形成工程、配向膜形成工程、シール
材形成工程、スペーサ散布工程、貼り合わせ工程等の各
工程を行うと非能率的であるので、長尺なフィルム基板
を用いてロール・ツー・ロールによる連続処理によって
行っている。また、貼り合わせ工程後においては、貼り
合わされた2枚の長尺なフィルム基板を切断し、複数の
液晶セルを形成するための液晶セル形成体を得るととも
に、この液晶セル形成体の所定の一端面に複数の液晶セ
ルの各液晶注入口の開口部を位置させ、そして複数の液
晶セル形成体に対して一括して液晶注入工程及び封止工
程を行い、この後液晶セル形成体を切断して単体の液晶
セルを得ている。
装置の場合、単体の液晶セルに対応する定尺なフィルム
基板ごとに透明電極形成工程、配向膜形成工程、シール
材形成工程、スペーサ散布工程、貼り合わせ工程等の各
工程を行うと非能率的であるので、長尺なフィルム基板
を用いてロール・ツー・ロールによる連続処理によって
行っている。また、貼り合わせ工程後においては、貼り
合わされた2枚の長尺なフィルム基板を切断し、複数の
液晶セルを形成するための液晶セル形成体を得るととも
に、この液晶セル形成体の所定の一端面に複数の液晶セ
ルの各液晶注入口の開口部を位置させ、そして複数の液
晶セル形成体に対して一括して液晶注入工程及び封止工
程を行い、この後液晶セル形成体を切断して単体の液晶
セルを得ている。
【0004】ところで、スペーサ散布工程では、シール
材の内側の表示領域に対応する部分のみならず、液晶注
入口内にもスペーサを散布し、貼り合わされた2枚の長
尺なフィルム基板間のギャップが全体にわたって均一と
なるようにしている。しかるに、貼り合わされた2枚の
長尺なフィルム基板を切断して液晶セル形成体を得る際
に、切断刃とフィルム基板との間の摩擦により静電気が
発生し、この発生した静電気により液晶注入口内の開口
側に位置するスペーサがシール材の内側に向かってはじ
き飛ばされ、液晶注入口内の開口側にスペーサが存在し
なくなることがある。このような現象が生じた場合に
は、例えば図7に液晶セル形成体の所定の一端面を示す
ように、2枚のフィルム基板1、2がシール材3によっ
て形成された液晶注入口4の部分において互いに接近す
る方向に湾曲して、液晶注入口4の開口面積が小さくな
ることがあり、しかもこのような湾曲の度合が各液晶セ
ルによって異なることがある。このような現象が生じた
場合には、複数の液晶セル形成体に対して一括して封止
工程を行うとき、各液晶セルに対する封止材の進入量に
ばらつきが生じることになる。すなわち、各液晶セルに
対する封止材の進入は毛細管現象によって行われるが、
液晶注入口の開口面積が小さくなるほど封止材の進入量
が増加する。この結果、液晶注入口の開口面積が小さく
なった液晶セルに対しては封止材が過度に進入し、つま
り表示領域まで進入し、表示不良となって不良品となっ
てしまうことになる。
材の内側の表示領域に対応する部分のみならず、液晶注
入口内にもスペーサを散布し、貼り合わされた2枚の長
尺なフィルム基板間のギャップが全体にわたって均一と
なるようにしている。しかるに、貼り合わされた2枚の
長尺なフィルム基板を切断して液晶セル形成体を得る際
に、切断刃とフィルム基板との間の摩擦により静電気が
発生し、この発生した静電気により液晶注入口内の開口
側に位置するスペーサがシール材の内側に向かってはじ
き飛ばされ、液晶注入口内の開口側にスペーサが存在し
なくなることがある。このような現象が生じた場合に
は、例えば図7に液晶セル形成体の所定の一端面を示す
ように、2枚のフィルム基板1、2がシール材3によっ
て形成された液晶注入口4の部分において互いに接近す
る方向に湾曲して、液晶注入口4の開口面積が小さくな
ることがあり、しかもこのような湾曲の度合が各液晶セ
ルによって異なることがある。このような現象が生じた
場合には、複数の液晶セル形成体に対して一括して封止
工程を行うとき、各液晶セルに対する封止材の進入量に
ばらつきが生じることになる。すなわち、各液晶セルに
対する封止材の進入は毛細管現象によって行われるが、
液晶注入口の開口面積が小さくなるほど封止材の進入量
が増加する。この結果、液晶注入口の開口面積が小さく
なった液晶セルに対しては封止材が過度に進入し、つま
り表示領域まで進入し、表示不良となって不良品となっ
てしまうことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の液
晶表示装置の製造方法では、液晶注入口内の開口側に位
置するスペーサが不要に移動して液晶注入口内の開口側
にスペーサが存在しなくなることにより、液晶注入口の
開口面積が小さくなった場合、封止材が過度に進入し、
つまり表示領域まで進入し、表示不良となって不良品と
なってしまうことがあるという問題があった。この発明
の目的は、液晶注入口内の開口側にスペーサが存在しな
くなっても、液晶注入口の開口面積が小さくならないよ
うにすることができる液晶表示装置の製造方法を提供す
ることにある。
晶表示装置の製造方法では、液晶注入口内の開口側に位
置するスペーサが不要に移動して液晶注入口内の開口側
にスペーサが存在しなくなることにより、液晶注入口の
開口面積が小さくなった場合、封止材が過度に進入し、
つまり表示領域まで進入し、表示不良となって不良品と
なってしまうことがあるという問題があった。この発明
の目的は、液晶注入口内の開口側にスペーサが存在しな
くなっても、液晶注入口の開口面積が小さくならないよ
うにすることができる液晶表示装置の製造方法を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】一方のベース基板の各フ
ィルム基板に液晶注入口を有するシール材を配置し、他
方のフィルム基板にバインダ中に導電粒子が混入されて
なるクロス材を配置すると同時に該クロス材と同一の材
料によって前記液晶注入口の内部に対応する位置にギャ
ップ材を配置し、スペーサ散布工程後に前記両フィルム
基板を前記シール材を介して貼り合わせ、この後液晶注
入工程及び封止工程をこの順で行ない、しかる後、前記
ギャップ材を前記液晶注入口近傍の両フィルム基板とと
もに切断するようにしたものである。
ィルム基板に液晶注入口を有するシール材を配置し、他
方のフィルム基板にバインダ中に導電粒子が混入されて
なるクロス材を配置すると同時に該クロス材と同一の材
料によって前記液晶注入口の内部に対応する位置にギャ
ップ材を配置し、スペーサ散布工程後に前記両フィルム
基板を前記シール材を介して貼り合わせ、この後液晶注
入工程及び封止工程をこの順で行ない、しかる後、前記
ギャップ材を前記液晶注入口近傍の両フィルム基板とと
もに切断するようにしたものである。
【0007】
【作用】この発明によれば、両フィルム基板を貼り合わ
せると、液晶注入口の内部にギャップ材が少なくとも他
方のフィルム基板に固定されて配置されることになるの
で、液晶注入口内の開口側にスペーサが存在しなくなっ
ても、ギャップ材の存在により両フィルム基板が液晶注
入口の部分において互いに接近する方向に湾曲しないよ
うにすることができ、したがって液晶注入口の開口面積
が小さくならないようにすることができる。この場合、
ギャップ材をクロス材の配置と同時にクロス材と同一の
材料によって配置しているので、工程数が増加しないよ
うにすることができる。
せると、液晶注入口の内部にギャップ材が少なくとも他
方のフィルム基板に固定されて配置されることになるの
で、液晶注入口内の開口側にスペーサが存在しなくなっ
ても、ギャップ材の存在により両フィルム基板が液晶注
入口の部分において互いに接近する方向に湾曲しないよ
うにすることができ、したがって液晶注入口の開口面積
が小さくならないようにすることができる。この場合、
ギャップ材をクロス材の配置と同時にクロス材と同一の
材料によって配置しているので、工程数が増加しないよ
うにすることができる。
【0008】
【実施例】図1〜図4はそれぞれこの発明の一実施例に
おける液晶表示装置の各製造工程を示したものである。
そこで、これらの図を順に参照しながら、この実施例の
液晶表示装置の製造方法について説明する。
おける液晶表示装置の各製造工程を示したものである。
そこで、これらの図を順に参照しながら、この実施例の
液晶表示装置の製造方法について説明する。
【0009】まず、図1に示すように、一方のフィルム
基板を多数枚形成するための長尺な一方のベース基板1
1と、他方のフィルム基板を多数枚形成するための長尺
な他方のベース基板12とを用意する。ベース基板1
1、12はPETやPES等の透明な樹脂からなる厚さ
0.1〜0.2mm程度の薄い基板によって形成され、
その各幅方向両端部にはスプロケットホール13、14
が形成されている。また、図示していないが、両ベース
基板11、12の相対向する面にはそれぞれ透明電極及
び配向膜が形成されている。
基板を多数枚形成するための長尺な一方のベース基板1
1と、他方のフィルム基板を多数枚形成するための長尺
な他方のベース基板12とを用意する。ベース基板1
1、12はPETやPES等の透明な樹脂からなる厚さ
0.1〜0.2mm程度の薄い基板によって形成され、
その各幅方向両端部にはスプロケットホール13、14
が形成されている。また、図示していないが、両ベース
基板11、12の相対向する面にはそれぞれ透明電極及
び配向膜が形成されている。
【0010】一方のベース基板11の上面の幅方向に
は、間隔をおいて、液晶セルを配設するためのエポキシ
樹脂等からなる液晶セル用シール材15がスクリーン印
刷により4個配列配置されている。液晶セル用シール材
15の下端部中央には液晶注入口16が設けられてい
る。また、一方のベース基板11の上面において、各液
晶注入口16の両外側の所定の個所には、液晶セル用シ
ール材15と同一の材料からなる液晶及び封止材浸入防
止用シール材(以下、浸入防止用シール材という)17
が液晶セル用シール材15の形成と同時に配置されてい
る。
は、間隔をおいて、液晶セルを配設するためのエポキシ
樹脂等からなる液晶セル用シール材15がスクリーン印
刷により4個配列配置されている。液晶セル用シール材
15の下端部中央には液晶注入口16が設けられてい
る。また、一方のベース基板11の上面において、各液
晶注入口16の両外側の所定の個所には、液晶セル用シ
ール材15と同一の材料からなる液晶及び封止材浸入防
止用シール材(以下、浸入防止用シール材という)17
が液晶セル用シール材15の形成と同時に配置されてい
る。
【0011】他方のベース基板12の幅方向の所定の4
個所、つまり液晶セル用シール材15の図1における各
右側に対応する部分(すなわち、図示していないが、一
方のベース基板11の上面の各所定の個所に設けられた
接続端子に対応する部分)には、パンチングによりスリ
ット18が形成されている。また、他方のベース基板1
2の下面において、スリット18の図1における各左側
の所定の5個所には、クロス材19がスクリーン印刷に
より配置されている。クロス材19は、樹脂粒子の表面
にAu被膜を被覆してなる導電性粒子をバインダ中に混
入したものからなっている。また、他方のベース基板1
2の下面において、各液晶注入口16内の開口側中央部
に対応する位置には、クロス材19と同一の材料からな
るギャップ材20がクロス材19の形成と同時に配置さ
れている。したがって、ギャップ材20を形成しても、
工程数が増加しないようにすることができる。
個所、つまり液晶セル用シール材15の図1における各
右側に対応する部分(すなわち、図示していないが、一
方のベース基板11の上面の各所定の個所に設けられた
接続端子に対応する部分)には、パンチングによりスリ
ット18が形成されている。また、他方のベース基板1
2の下面において、スリット18の図1における各左側
の所定の5個所には、クロス材19がスクリーン印刷に
より配置されている。クロス材19は、樹脂粒子の表面
にAu被膜を被覆してなる導電性粒子をバインダ中に混
入したものからなっている。また、他方のベース基板1
2の下面において、各液晶注入口16内の開口側中央部
に対応する位置には、クロス材19と同一の材料からな
るギャップ材20がクロス材19の形成と同時に配置さ
れている。したがって、ギャップ材20を形成しても、
工程数が増加しないようにすることができる。
【0012】さて、以上のような2枚のベース基板1
1、12を用意した後、一方のベース基板11の液晶注
入口16の部分を含む液晶セル用シール材15の内部に
スペーサ(図示せず)をスプレー等を用いて散布する。
このスペーサの散布は、一方のベース基板11に対して
ではなく、他方のベース基板12に対して行ってもよ
い。次に、他方のベース基板12のスリット18を介し
て一方のベース基板11の接続端子が設けられた部分を
露出させた状態で、両ベース基板11、12をシール材
15、17を介して貼り合わせる。また、クロス材19
を介して、両ベース基板11、12の相対応する接続端
子を接続する。次に、貼り合わされた両ベース基板1
1、12を所定の個所で切断し、図2に示すもの(以
下、液晶セル形成体21という)を得る。なお、この場
合の切断は、パンチングにより、または図2に示す液晶
セル形成体21の上下の切断線に対応する切断刃を備え
たカッタによって一度に行う。このようにして得られた
液晶セル形成体21では、浸入防止用シール材17及び
浸入防止用シール材17よりも下側に位置する液晶注入
口16に対応する部分における両ベース基板11、12
が突出されて、突出部分22を形成している。
1、12を用意した後、一方のベース基板11の液晶注
入口16の部分を含む液晶セル用シール材15の内部に
スペーサ(図示せず)をスプレー等を用いて散布する。
このスペーサの散布は、一方のベース基板11に対して
ではなく、他方のベース基板12に対して行ってもよ
い。次に、他方のベース基板12のスリット18を介し
て一方のベース基板11の接続端子が設けられた部分を
露出させた状態で、両ベース基板11、12をシール材
15、17を介して貼り合わせる。また、クロス材19
を介して、両ベース基板11、12の相対応する接続端
子を接続する。次に、貼り合わされた両ベース基板1
1、12を所定の個所で切断し、図2に示すもの(以
下、液晶セル形成体21という)を得る。なお、この場
合の切断は、パンチングにより、または図2に示す液晶
セル形成体21の上下の切断線に対応する切断刃を備え
たカッタによって一度に行う。このようにして得られた
液晶セル形成体21では、浸入防止用シール材17及び
浸入防止用シール材17よりも下側に位置する液晶注入
口16に対応する部分における両ベース基板11、12
が突出されて、突出部分22を形成している。
【0013】次に、液晶注入工程について、図2を参照
しながら説明する。まず、液晶セル形成体21を図示し
ない真空槽内に配置し、真空槽内を真空とすることによ
り4つの液晶注入口16を介してそれぞれ対応する液晶
セル用シール材15の各内側における両ベース基板1
1、12間を真空とした後、液晶セル形成体21の突出
部分22のうち浸入防止用シール材17よりも下側の部
分を真空槽内に配置された液晶容器23内の液晶24に
浸し、次いで真空槽内を大気圧とすることにより、圧力
差によって液晶容器23内の液晶24を4つの液晶注入
口16を介してそれぞれ対応する液晶セル用シール材1
5の各内側における両ベース基板11、12間に注入
し、この後液晶セル形成体21を真空槽から取り出す。
しながら説明する。まず、液晶セル形成体21を図示し
ない真空槽内に配置し、真空槽内を真空とすることによ
り4つの液晶注入口16を介してそれぞれ対応する液晶
セル用シール材15の各内側における両ベース基板1
1、12間を真空とした後、液晶セル形成体21の突出
部分22のうち浸入防止用シール材17よりも下側の部
分を真空槽内に配置された液晶容器23内の液晶24に
浸し、次いで真空槽内を大気圧とすることにより、圧力
差によって液晶容器23内の液晶24を4つの液晶注入
口16を介してそれぞれ対応する液晶セル用シール材1
5の各内側における両ベース基板11、12間に注入
し、この後液晶セル形成体21を真空槽から取り出す。
【0014】この液晶注入工程においては、液晶セル形
成体21の突出部分22を液晶容器23内の液晶24に
浸しているので、液晶セル形成体21と液晶容器23内
の液晶24との接触面積が小さく、したがって液晶セル
形成体21の下端部が汚れている場合でも、接触面積が
小さい分だけ液晶容器23内の液晶24の劣化を軽減す
ることができる。また、液晶セル形成体21の突出部分
22のうち浸入防止用シール材17よりも下側の部分を
液晶容器23内の液晶24に浸しているので、浸入防止
用シール材17の下側の液晶注入口16の周囲における
両ベース基板11、12の各内面に液晶24が付着して
も、この付着した液晶24が毛細管現象により浸入防止
用シール材17の上側における両ベース基板11、12
間に浸入しようとするのを浸入防止用シール材17によ
って防止することができる。この後、液晶セル形成体2
1の突出部分22に不要に付着した液晶24を拭き取っ
て除去する。これは、次の封止工程でおいて、封止材中
に液晶24が混ざり、封止材を硬化させても本来の強度
が得られなくなるのを防止するためである。
成体21の突出部分22を液晶容器23内の液晶24に
浸しているので、液晶セル形成体21と液晶容器23内
の液晶24との接触面積が小さく、したがって液晶セル
形成体21の下端部が汚れている場合でも、接触面積が
小さい分だけ液晶容器23内の液晶24の劣化を軽減す
ることができる。また、液晶セル形成体21の突出部分
22のうち浸入防止用シール材17よりも下側の部分を
液晶容器23内の液晶24に浸しているので、浸入防止
用シール材17の下側の液晶注入口16の周囲における
両ベース基板11、12の各内面に液晶24が付着して
も、この付着した液晶24が毛細管現象により浸入防止
用シール材17の上側における両ベース基板11、12
間に浸入しようとするのを浸入防止用シール材17によ
って防止することができる。この後、液晶セル形成体2
1の突出部分22に不要に付着した液晶24を拭き取っ
て除去する。これは、次の封止工程でおいて、封止材中
に液晶24が混ざり、封止材を硬化させても本来の強度
が得られなくなるのを防止するためである。
【0015】次に、封止工程について、図3を参照しな
がら説明する。まず、液晶セル形成体21を図示しない
加圧機構で加圧し、液晶セル用シール材15の内側にお
ける両ベース基板11、12間に注入された液晶24を
一定量だけ押し出し、次いで液晶セル形成体21の突出
部分22のうち浸入防止用シール材17よりも下側の部
分を封止材容器25内の封止材26に浸し、次いで加圧
機構による加圧を解除すると、封止材容器25内の封止
材26が液晶注入口16内に毛細管現象により吸い込ま
れ、かくして液晶注入口16を封止材26で封止する。
この場合も、液晶セル形成体21の突出部分22のうち
浸入防止用シール材17よりも下側の部分を封止材容器
25内の封止材26に浸しているので、浸入防止用シー
ル材17の下側の液晶注入口16の周囲における両ベー
ス基板11、12の各内面に封止材26が付着しても、
この付着した封止材26が毛細管現象により浸入防止用
シール材17の上側における両ベース基板11、12間
に浸入しようとするのを浸入防止用シール材17によっ
て防止することができる。
がら説明する。まず、液晶セル形成体21を図示しない
加圧機構で加圧し、液晶セル用シール材15の内側にお
ける両ベース基板11、12間に注入された液晶24を
一定量だけ押し出し、次いで液晶セル形成体21の突出
部分22のうち浸入防止用シール材17よりも下側の部
分を封止材容器25内の封止材26に浸し、次いで加圧
機構による加圧を解除すると、封止材容器25内の封止
材26が液晶注入口16内に毛細管現象により吸い込ま
れ、かくして液晶注入口16を封止材26で封止する。
この場合も、液晶セル形成体21の突出部分22のうち
浸入防止用シール材17よりも下側の部分を封止材容器
25内の封止材26に浸しているので、浸入防止用シー
ル材17の下側の液晶注入口16の周囲における両ベー
ス基板11、12の各内面に封止材26が付着しても、
この付着した封止材26が毛細管現象により浸入防止用
シール材17の上側における両ベース基板11、12間
に浸入しようとするのを浸入防止用シール材17によっ
て防止することができる。
【0016】ここで、ギャップ材20の作用について説
明する。貼り合わされた両ベース基板11、12を切断
して液晶セル形成体21を得る際に、切断刃とベース基
板11、12との間の摩擦により静電気が発生し、この
発生した静電気により液晶注入口16内の開口側に位置
するスペーサが液晶セル用シール材15の内側に向かっ
てはじき飛ばされ、液晶注入口16内の開口側にスペー
サが存在しなくなったとする。しかしながら、このよう
な現象が生じても、液晶注入口16内の開口側中央部に
ギャップ材20が少なくとも他方のベース基板12に固
定されて配置されているので、ギャップ材20の存在に
より両ベース基板11、12が液晶注入口16の部分に
おいて互いに接近する方向に湾曲しないようにすること
ができ、したがって液晶注入口16の開口面積が小さく
ならないようにすることができる。この結果、複数の液
晶セル形成体21に対して一括して封止工程を行って
も、各液晶セルに対する封止材26の進入量を均一で適
度とすることができ、つまり表示領域まで進入しないよ
うにすることができ、したがって封止材過度浸入による
不良品の発生を防止することができる。
明する。貼り合わされた両ベース基板11、12を切断
して液晶セル形成体21を得る際に、切断刃とベース基
板11、12との間の摩擦により静電気が発生し、この
発生した静電気により液晶注入口16内の開口側に位置
するスペーサが液晶セル用シール材15の内側に向かっ
てはじき飛ばされ、液晶注入口16内の開口側にスペー
サが存在しなくなったとする。しかしながら、このよう
な現象が生じても、液晶注入口16内の開口側中央部に
ギャップ材20が少なくとも他方のベース基板12に固
定されて配置されているので、ギャップ材20の存在に
より両ベース基板11、12が液晶注入口16の部分に
おいて互いに接近する方向に湾曲しないようにすること
ができ、したがって液晶注入口16の開口面積が小さく
ならないようにすることができる。この結果、複数の液
晶セル形成体21に対して一括して封止工程を行って
も、各液晶セルに対する封止材26の進入量を均一で適
度とすることができ、つまり表示領域まで進入しないよ
うにすることができ、したがって封止材過度浸入による
不良品の発生を防止することができる。
【0017】ところで、フィルム基板を用いた液晶表示
装置の場合には、クロス材19による導電接続を確実と
するために、一般に、クロス材19中の導電性粒子の径
をスペーサの径よりも若干大きくしている。例えば、S
TN(Super Twisted Nematic)型液晶表示装置の場合に
は、スペーサの径が7μm程度であるのに対し、クロス
材19中の導電性粒子の径が8〜10μm程度となって
いる。また、TN(Twisted Nematic)型液晶表示装置の
場合には、スペーサの径が9μm程度であるのに対し、
クロス材19中の導電性粒子の径が10〜12μm程度
となっている。したがって、クロス材19と同一の材料
からなるギャップ材20中の導電性粒子の径もスペーサ
の径よりも若干大きくなっている。この結果、液晶注入
口16の開口側におけるギャップがスペーサによる本来
のギャップよりも若干大きくなるので、液晶注入口16
内の開口側にスペーサが存在しなくなっても、液晶注入
口16の開口面積がスペーサによる場合の開口面積より
も小さくならないようにすることができ、ひいては封止
材20がより一層過度に進入しないようにすることがで
きる。
装置の場合には、クロス材19による導電接続を確実と
するために、一般に、クロス材19中の導電性粒子の径
をスペーサの径よりも若干大きくしている。例えば、S
TN(Super Twisted Nematic)型液晶表示装置の場合に
は、スペーサの径が7μm程度であるのに対し、クロス
材19中の導電性粒子の径が8〜10μm程度となって
いる。また、TN(Twisted Nematic)型液晶表示装置の
場合には、スペーサの径が9μm程度であるのに対し、
クロス材19中の導電性粒子の径が10〜12μm程度
となっている。したがって、クロス材19と同一の材料
からなるギャップ材20中の導電性粒子の径もスペーサ
の径よりも若干大きくなっている。この結果、液晶注入
口16の開口側におけるギャップがスペーサによる本来
のギャップよりも若干大きくなるので、液晶注入口16
内の開口側にスペーサが存在しなくなっても、液晶注入
口16の開口面積がスペーサによる場合の開口面積より
も小さくならないようにすることができ、ひいては封止
材20がより一層過度に進入しないようにすることがで
きる。
【0018】次に、液晶セル形成体21を浸入防止用シ
ール材17の上側において4つのスリット18の各下端
部を通る直線に沿って切断すると、図4に示す液晶セル
形成体21が得られる。この状態における液晶セル形成
体21では、突出部分22が除去されているので、その
下端部に封止材26が不要に付着していない。したがっ
て、封止工程において不要に付着した封止材26を除去
する工程を省略することができる。次に、図4において
一点鎖線で示すように、液晶セル形成体21を切断す
る。すなわち、スリット18の図4における右端に沿っ
て切断するとともに、図4における左側の液晶セル用シ
ール材15の左側の所定の部分を切断する。すると、ス
プロケットホール13、14を含む不要な部分の液晶セ
ル形成体21が除去されるとともに、4個の液晶セルが
得られ、かくしてこの実施例の液晶表示装置の製造が終
了する。
ール材17の上側において4つのスリット18の各下端
部を通る直線に沿って切断すると、図4に示す液晶セル
形成体21が得られる。この状態における液晶セル形成
体21では、突出部分22が除去されているので、その
下端部に封止材26が不要に付着していない。したがっ
て、封止工程において不要に付着した封止材26を除去
する工程を省略することができる。次に、図4において
一点鎖線で示すように、液晶セル形成体21を切断す
る。すなわち、スリット18の図4における右端に沿っ
て切断するとともに、図4における左側の液晶セル用シ
ール材15の左側の所定の部分を切断する。すると、ス
プロケットホール13、14を含む不要な部分の液晶セ
ル形成体21が除去されるとともに、4個の液晶セルが
得られ、かくしてこの実施例の液晶表示装置の製造が終
了する。
【0019】なお、上記実施例では、図1に示すよう
に、他方のベース基板12の下面において、液晶注入口
16内の開口側中央部に対応する位置にギャップ材20
のみを配置しているが、これに限定されるものではな
い。例えば、図5に示すように、一方のベース基板11
の上面において、ギャップ材20に対応する位置にギャ
ップ材位置規制部を31をスクリーン印刷によりシール
材15、17を配置すると同時にシール材15、17と
同一の材料によって配置し、両ベース基板11、12を
シール材15、17及びギャップ材位置規制部を31を
介して貼り合わせたとき、ギャップ材20がギャップ材
位置規制部31の中央部に減り込むようにしてもよい。
このようにした場合には、ギャップ材20の位置をギャ
ップ材位置規制部31によって規制することができるの
で、液晶注入工程及び封止工程においてギャップ材20
の位置が変化しないようにすることができる。
に、他方のベース基板12の下面において、液晶注入口
16内の開口側中央部に対応する位置にギャップ材20
のみを配置しているが、これに限定されるものではな
い。例えば、図5に示すように、一方のベース基板11
の上面において、ギャップ材20に対応する位置にギャ
ップ材位置規制部を31をスクリーン印刷によりシール
材15、17を配置すると同時にシール材15、17と
同一の材料によって配置し、両ベース基板11、12を
シール材15、17及びギャップ材位置規制部を31を
介して貼り合わせたとき、ギャップ材20がギャップ材
位置規制部31の中央部に減り込むようにしてもよい。
このようにした場合には、ギャップ材20の位置をギャ
ップ材位置規制部31によって規制することができるの
で、液晶注入工程及び封止工程においてギャップ材20
の位置が変化しないようにすることができる。
【0020】また、例えば図6に示すように、一方のベ
ース基板11の上面において、液晶注入口16を形成す
る部分における液晶セル用シール材15に対応する位置
に、補強材32をスクリーン印刷によりクロス材19及
びギャップ材20を配置すると同時にクロス材19と同
一の材料によって配置し、両ベース基板11、12を貼
り合わせたとき、補強材32が液晶セル用シール材15
内に減り込むようにしてもよい。このようにした場合に
は、図2に示すように切断するときに、液晶注入口16
の開口側を形成する液晶セル用シール材15がつぶれに
くいようにすることができる。なお、ギャップ材20及
び補強材32に対応する位置におけるギャップ材位置規
制部31及び液晶セル用シール材15に予め貫通孔を形
成しておき、そして両ベース基板11、12を貼り合わ
せたとき、これら貫通孔にギャップ材20及び補強材3
2が入り込むようにしてもよい。
ース基板11の上面において、液晶注入口16を形成す
る部分における液晶セル用シール材15に対応する位置
に、補強材32をスクリーン印刷によりクロス材19及
びギャップ材20を配置すると同時にクロス材19と同
一の材料によって配置し、両ベース基板11、12を貼
り合わせたとき、補強材32が液晶セル用シール材15
内に減り込むようにしてもよい。このようにした場合に
は、図2に示すように切断するときに、液晶注入口16
の開口側を形成する液晶セル用シール材15がつぶれに
くいようにすることができる。なお、ギャップ材20及
び補強材32に対応する位置におけるギャップ材位置規
制部31及び液晶セル用シール材15に予め貫通孔を形
成しておき、そして両ベース基板11、12を貼り合わ
せたとき、これら貫通孔にギャップ材20及び補強材3
2が入り込むようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、両フィルム基板を貼り合わせると、液晶注入口の内
部にギャップ材が少なくとも他方のフィルム基板に固定
されて配置されることになるので、液晶注入口内の開口
側にスペーサが存在しなくなっても、ギャップ材の存在
により両フィルム基板が液晶注入口の部分において互い
に接近する方向に湾曲しないようにすることができ、し
たがって液晶注入口の開口面積が小さくならないように
することができ、ひいては封止材過度浸入による不良品
の発生を防止することができる。また、ギャップ材をク
ロス材の配置と同時にクロス材と同一の材料によって配
置しているので、工程数が増加しないようにすることが
できる。
ば、両フィルム基板を貼り合わせると、液晶注入口の内
部にギャップ材が少なくとも他方のフィルム基板に固定
されて配置されることになるので、液晶注入口内の開口
側にスペーサが存在しなくなっても、ギャップ材の存在
により両フィルム基板が液晶注入口の部分において互い
に接近する方向に湾曲しないようにすることができ、し
たがって液晶注入口の開口面積が小さくならないように
することができ、ひいては封止材過度浸入による不良品
の発生を防止することができる。また、ギャップ材をク
ロス材の配置と同時にクロス材と同一の材料によって配
置しているので、工程数が増加しないようにすることが
できる。
【図1】この発明の一実施例における液晶表示装置の製
造に際し、2枚のベース基板をシール材を介して貼り合
わせた状態を示す図。
造に際し、2枚のベース基板をシール材を介して貼り合
わせた状態を示す図。
【図2】同製造に際し、液晶注入工程を説明するために
示す図。
示す図。
【図3】同製造に際し、封止工程を説明するために示す
図。
図。
【図4】同製造に際し、最終的な液晶セルを得る場合を
説明するために示す図。
説明するために示す図。
【図5】この発明の他の実施例を説明するために示す図
1同様の図。
1同様の図。
【図6】この発明のさらに他の実施例を説明するために
示す図1同様の図。
示す図1同様の図。
【図7】従来の液晶表示装置の製造方法における問題を
説明するために示す図。
説明するために示す図。
11 一方のベース基板
12 他方のベース基板
15 液晶セル用シール材
16 液晶注入口
19 クロス材
20 ギャップ材
Claims (6)
- 【請求項1】 一方のベース基板の各フィルム基板に液
晶注入口を有するシール材を配置し、他方のフィルム基
板にバインダ中に導電粒子が混入されてなるクロス材を
配置すると同時に該クロス材と同一の材料によって前記
液晶注入口の内部に対応する位置にギャップ材を配置
し、スペーサ散布工程後に前記両フィルム基板を前記シ
ール材を介して貼り合わせ、この後液晶注入工程及び封
止工程をこの順で行ない、しかる後、前記ギャップ材を
前記液晶注入口近傍の両フィルム基板とともに切断する
ことを特徴とする液晶表示装置の製造方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の発明において、前記ギャ
ップ材を前記液晶注入口内の開口側中央部に対応する部
分に形成することを特徴とする液晶表示装置の製造方
法。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の発明において、
前記一方のフィルム基板に前記シール材を配置すると同
時に該シール材と同一の材料によって前記ギャップ材に
対応する位置にギャップ材位置規制部を配置し、前記両
フィルム基板を前記シール材及び前記ギャップ材位置規
制部を介して貼り合わせたとき、前記ギャップ材が前記
ギャップ材位置規制部内に入り込むようにしたことを特
徴とする液晶表示装置の製造方法。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の発明に
おいて、前記他方のフィルム基板に前記クロス材を配置
すると同時に該クロス材と同一の材料によって前記液晶
注入口を形成する部分における前記シール材に対応する
位置に補強材を配置し、前記両フィルム基板を貼り合わ
せたとき、前記補強材が前記シール材内に入り込むよう
にしたことを特徴とする液晶表示装置の製造方法。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の発明に
おいて、前記ギャップ材の高さは前記スペーサ散布工程
で散布するスペーサの径よりも大きいことを特徴とする
液晶表示装置の製造方法。 - 【請求項6】 請求項5記載の発明において、前記ギャ
ップ材は前記スペーサの径よりも大きい導電性粒子をバ
インダ中に混入したものからなることを特徴とする液晶
表示装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33955494A JP3470208B2 (ja) | 1994-12-30 | 1994-12-30 | 液晶表示装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33955494A JP3470208B2 (ja) | 1994-12-30 | 1994-12-30 | 液晶表示装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08184840A JPH08184840A (ja) | 1996-07-16 |
JP3470208B2 true JP3470208B2 (ja) | 2003-11-25 |
Family
ID=18328575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33955494A Expired - Fee Related JP3470208B2 (ja) | 1994-12-30 | 1994-12-30 | 液晶表示装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3470208B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH691710A5 (fr) * | 1997-07-07 | 2001-09-14 | Asulab Sa | Procédé de fabrication d'un lot de cellules lamellaires et cellules lamellaires ainsi obtenues. |
EP0890868A1 (fr) * | 1997-07-08 | 1999-01-13 | Asulab S.A. | Procédé de fabrication d'un lot de cellules lamellaires et cellules ainsi obtenues |
KR20040104037A (ko) * | 2003-06-02 | 2004-12-10 | 엘지.필립스 엘시디 주식회사 | 액정 표시패널의 디스펜서 |
JP2007233128A (ja) * | 2006-03-02 | 2007-09-13 | Epson Imaging Devices Corp | 液晶装置の製造方法、液晶装置、及び電子機器 |
JP4911293B2 (ja) * | 2006-09-28 | 2012-04-04 | カシオ計算機株式会社 | 液晶表示装置及びその製造方法 |
CN106896590B (zh) * | 2017-02-28 | 2019-04-30 | 精电(河源)显示技术有限公司 | 一种柔性液晶显示器入液晶及封口生产工艺 |
-
1994
- 1994-12-30 JP JP33955494A patent/JP3470208B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08184840A (ja) | 1996-07-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR860000608B1 (ko) | 액정표시소자의 제조방법 | |
JP3470208B2 (ja) | 液晶表示装置の製造方法 | |
US6873394B2 (en) | Producing method of the liquid crystal display panel | |
JP3389461B2 (ja) | 液晶表示装置の製造方法 | |
US7397327B2 (en) | Surface acoustic wave filter and method of producing the same | |
US5464490A (en) | Process for manufacturing liquid crystal display | |
JPH08328028A (ja) | 液晶表示装置およびその製造方法 | |
JP3077404B2 (ja) | 液晶表示装置の製造方法 | |
JPH08179334A (ja) | 液晶表示装置の製造方法 | |
US7136134B2 (en) | Method for manufacturing liquid crystal display panel using an auxiliary air outlet | |
JP2000019536A (ja) | 液晶表示装置の製造方法 | |
JPH07318955A (ja) | 液晶表示素子の製法 | |
JPS61217018A (ja) | 液晶表示素子の製造方法 | |
JPH08184841A (ja) | 液晶表示装置の製造方法 | |
JPS63313125A (ja) | 液晶セル | |
JPS6228448B2 (ja) | ||
JP2003149630A (ja) | 液晶セル形成用パネルおよび液晶セルの製造方法 | |
JP3718325B2 (ja) | 液晶表示素子の製造方法 | |
JP3807103B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
JPH04350626A (ja) | 液晶表示パネルの構造 | |
JPH0462648B2 (ja) | ||
JPH05241170A (ja) | 液晶表示素子の製造方法 | |
JPH0792437A (ja) | 液晶表示装置の製造方法 | |
JP2753519B2 (ja) | 液晶表示装置及びその製造方法 | |
JPH0516582A (ja) | Icカード |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090912 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100912 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100912 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110912 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120912 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |