JP3470024B2 - マイコンメータ - Google Patents
マイコンメータInfo
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- JP3470024B2 JP3470024B2 JP31539697A JP31539697A JP3470024B2 JP 3470024 B2 JP3470024 B2 JP 3470024B2 JP 31539697 A JP31539697 A JP 31539697A JP 31539697 A JP31539697 A JP 31539697A JP 3470024 B2 JP3470024 B2 JP 3470024B2
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- Japan
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- case
- microcomputer meter
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロコンピュ
ータを内蔵しガスの使用量を計測管理するマイコンメー
タに関し、特に、虫等のマイクロコンピュータへの侵入
を防止するマイコンメータに関する。
ータを内蔵しガスの使用量を計測管理するマイコンメー
タに関し、特に、虫等のマイクロコンピュータへの侵入
を防止するマイコンメータに関する。
【0002】
【従来の技術】マイコンメータは、一般家庭用のLPG
や都市ガスの使用量を計測管理するものであり、そのマ
イコンメータの外観図を図12に示す。図12に示すマ
イコンメータは、マイクロコンピュータを内蔵し、ガス
流入口11から流入してガス流出口12から流出するガ
スの流量をメータ本体13内の図示しない計量部により
計測し、ガスの流量の積算値を積算表示部14に表示す
る。
や都市ガスの使用量を計測管理するものであり、そのマ
イコンメータの外観図を図12に示す。図12に示すマ
イコンメータは、マイクロコンピュータを内蔵し、ガス
流入口11から流入してガス流出口12から流出するガ
スの流量をメータ本体13内の図示しない計量部により
計測し、ガスの流量の積算値を積算表示部14に表示す
る。
【0003】また、メータ本体13内には図示しない遮
断弁を有し、この遮断弁は、弁の開栓または閉栓を行
い、使用可能ガス量が零になったときに閉栓される。セ
キュリティ表示部15は、前払い金に相当する使用可能
ガス量を表示したり、使用可能ガス量が零になったと
き、または、マイコンメータにかかる圧力値や震動値が
所定値以上になったときに、遮断弁の閉栓を表示する。
メータ本体13の下部には、端子台ケースカバー16が
設けられている。
断弁を有し、この遮断弁は、弁の開栓または閉栓を行
い、使用可能ガス量が零になったときに閉栓される。セ
キュリティ表示部15は、前払い金に相当する使用可能
ガス量を表示したり、使用可能ガス量が零になったと
き、または、マイコンメータにかかる圧力値や震動値が
所定値以上になったときに、遮断弁の閉栓を表示する。
メータ本体13の下部には、端子台ケースカバー16が
設けられている。
【0004】図13にコントローラケース及びその内部
構成を示す。図13において、コントローラケース21
は、マイクロコンピュータからなるコントローラ22、
液晶ディスプレイ(LCD)からなるセキュリティ表示
部15、コントローラ22及びセキュリティ表示部15
に電源を供給するリチウム電池23、複数の端子25が
設けられた端子台部24等を収納している。
構成を示す。図13において、コントローラケース21
は、マイクロコンピュータからなるコントローラ22、
液晶ディスプレイ(LCD)からなるセキュリティ表示
部15、コントローラ22及びセキュリティ表示部15
に電源を供給するリチウム電池23、複数の端子25が
設けられた端子台部24等を収納している。
【0005】コントローラ22は、計量部で計量された
ガスの使用量を前回の積算値に加算して今回の積算値を
求めたり、使用可能ガス量からガスの使用量を減算し
て、残使用可能ガス量を求めたりする。また、コントロ
ーラ22は、使用可能ガス量が零になったとき、また
は、マイコンメータにかかる圧力値や震動値が所定値以
上になったときに、遮断弁を閉栓させる。
ガスの使用量を前回の積算値に加算して今回の積算値を
求めたり、使用可能ガス量からガスの使用量を減算し
て、残使用可能ガス量を求めたりする。また、コントロ
ーラ22は、使用可能ガス量が零になったとき、また
は、マイコンメータにかかる圧力値や震動値が所定値以
上になったときに、遮断弁を閉栓させる。
【0006】図14にコントローラケースの外観図を示
す。図14に示すコントローラケース21には、略コの
字形状のケース本体31が設けられ、このケース本体3
1の左先端部には、コントローラ22をケース本体31
とで取り囲む包囲部32,33が設けられ、この包囲部
33には2つの突起部34と、包囲部32及び包囲部3
3間を連結する突起部35が設けられる。
す。図14に示すコントローラケース21には、略コの
字形状のケース本体31が設けられ、このケース本体3
1の左先端部には、コントローラ22をケース本体31
とで取り囲む包囲部32,33が設けられ、この包囲部
33には2つの突起部34と、包囲部32及び包囲部3
3間を連結する突起部35が設けられる。
【0007】また、図14のA部の詳細図を図15に示
す。ケース本体31の右先端部には、突起部36が設け
られ、この突起部36は、包囲部32の先端部と包囲部
33の先端部との間に設けられる。包囲部32の先端部
と包囲部33の先端部と突起部36との空間が通気孔部
37を形成している。
す。ケース本体31の右先端部には、突起部36が設け
られ、この突起部36は、包囲部32の先端部と包囲部
33の先端部との間に設けられる。包囲部32の先端部
と包囲部33の先端部と突起部36との空間が通気孔部
37を形成している。
【0008】このため、外気が通気孔部37を通してケ
ース本体31内に入り、コントローラ22の通気を確保
している。
ース本体31内に入り、コントローラ22の通気を確保
している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、虫等が
通気孔部37を通して(矢印Pから矢印Qへ)、ケース
本体31内に侵入し、虫等がケース本体31内で巣を作
った場合には、ケース本体31内のコントローラ22や
その他の電子部品の破損や機能停止が発生する虞があっ
た。
通気孔部37を通して(矢印Pから矢印Qへ)、ケース
本体31内に侵入し、虫等がケース本体31内で巣を作
った場合には、ケース本体31内のコントローラ22や
その他の電子部品の破損や機能停止が発生する虞があっ
た。
【0010】本発明は、コントローラケース内の通気
性、耐水性、及び防虫性を向上することのできるマイコ
ンメータを提供することを課題とする。
性、耐水性、及び防虫性を向上することのできるマイコ
ンメータを提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために以下の構成を採用した。請求項1の発明は、
ガスの使用量を計測し、計測されたガスの使用量に基づ
きコントローラによりガスの使用量の積算値を算出して
その積算値を表示するマイコンメータであって、前記コ
ントローラを収納するコントローラケースと、このコン
トローラケースに設けられると共に前記コントローラの
通気のために設けられた通気孔部と、前記コントローラ
ケースを覆うケースカバーと、このケースカバーが前記
コントローラケースを覆った状態で前記通気孔部を明る
くする照明部とを備えることを特徴とする。
するために以下の構成を採用した。請求項1の発明は、
ガスの使用量を計測し、計測されたガスの使用量に基づ
きコントローラによりガスの使用量の積算値を算出して
その積算値を表示するマイコンメータであって、前記コ
ントローラを収納するコントローラケースと、このコン
トローラケースに設けられると共に前記コントローラの
通気のために設けられた通気孔部と、前記コントローラ
ケースを覆うケースカバーと、このケースカバーが前記
コントローラケースを覆った状態で前記通気孔部を明る
くする照明部とを備えることを特徴とする。
【0012】この発明によれば、ケースカバーがコント
ローラを収納するコントローラケースを覆った状態で、
照明部が、通気孔部を明るくするので、虫等が通気孔部
を通ってコントローラケース内に侵入しなくなる。従っ
て、コントローラケース内の通気性、耐水性、及び防虫
性を向上することのできるマイコンメータを提供するこ
とができる。
ローラを収納するコントローラケースを覆った状態で、
照明部が、通気孔部を明るくするので、虫等が通気孔部
を通ってコントローラケース内に侵入しなくなる。従っ
て、コントローラケース内の通気性、耐水性、及び防虫
性を向上することのできるマイコンメータを提供するこ
とができる。
【0013】請求項2の発明のように、前記照明部は、
前記ケースカバーの内の前記通気孔部に対向する部分に
設けられた光透過部材であり、該光透過部材は、半透明
または透明で形成されてなることを特徴とする。
前記ケースカバーの内の前記通気孔部に対向する部分に
設けられた光透過部材であり、該光透過部材は、半透明
または透明で形成されてなることを特徴とする。
【0014】この発明によれば、半透明または透明で形
成された光透過部材は、外部からの光を透過して通気孔
部に導くので、通気孔部が明るくなり、防虫性を向上す
ることができる。
成された光透過部材は、外部からの光を透過して通気孔
部に導くので、通気孔部が明るくなり、防虫性を向上す
ることができる。
【0015】請求項3の発明のように、前記照明部は、
発光ダイオードであってもよく、発光ダイオードの光に
より防虫性を向上することができる。また、請求項4の
発明のように、前記コントローラは、前記発光ダイオー
ドを間欠的に点滅させることで、消費電力を少なくする
ことができ、さらに、一日中、一定間隔で点滅させれ
ば、夜間での虫の侵入も防止することができる。
発光ダイオードであってもよく、発光ダイオードの光に
より防虫性を向上することができる。また、請求項4の
発明のように、前記コントローラは、前記発光ダイオー
ドを間欠的に点滅させることで、消費電力を少なくする
ことができ、さらに、一日中、一定間隔で点滅させれ
ば、夜間での虫の侵入も防止することができる。
【0016】請求項5の発明のように、前記照明部は、
前記ケースカバーの内の前記通気孔部に対向する部分に
設けられた採光部であり、該採光部は、入射された光を
前記通気孔部に伝送する光伝送部材を有してなること
で、通気孔部が明るくなるから、防虫性を向上すること
ができる。
前記ケースカバーの内の前記通気孔部に対向する部分に
設けられた採光部であり、該採光部は、入射された光を
前記通気孔部に伝送する光伝送部材を有してなること
で、通気孔部が明るくなるから、防虫性を向上すること
ができる。
【0017】
【0018】
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明のマイコンメータの
実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0020】<実施の形態1>図1に本発明のマイコン
メータの実施の形態1の外観図を示す。図1に示すマイ
コンメータは、例えば、膜式ガスメータであり、屋外に
設置され、ガス流入口11から流入してガス流出口12
から流出するガスの流量をメータ本体13内の図示しな
い計量部により計測し、ガスの流量の積算値を積算表示
部14に表示する。
メータの実施の形態1の外観図を示す。図1に示すマイ
コンメータは、例えば、膜式ガスメータであり、屋外に
設置され、ガス流入口11から流入してガス流出口12
から流出するガスの流量をメータ本体13内の図示しな
い計量部により計測し、ガスの流量の積算値を積算表示
部14に表示する。
【0021】セキュリティ表示部15は、前払い金に相
当する使用可能ガス量を表示したり、使用可能ガス量が
零になったとき、または、マイコンメータにかかる圧力
値や震動値が所定値以上になったときに、遮断弁の閉栓
を表示する。
当する使用可能ガス量を表示したり、使用可能ガス量が
零になったとき、または、マイコンメータにかかる圧力
値や震動値が所定値以上になったときに、遮断弁の閉栓
を表示する。
【0022】メータ本体13の下部には、端子台ケース
カバー16が設けられ、この端子台ケースカバー16は
図13に示すコントローラケース21をカバーしてい
る。コントローラケース21の外観は、前述したよう
に、図14に示す構成となっており、コントローラケー
ス21のA部の詳細は、前述したように、図15に示す
構成となっている。
カバー16が設けられ、この端子台ケースカバー16は
図13に示すコントローラケース21をカバーしてい
る。コントローラケース21の外観は、前述したよう
に、図14に示す構成となっており、コントローラケー
ス21のA部の詳細は、前述したように、図15に示す
構成となっている。
【0023】端子台ケースカバー16内の通気孔部37
に対向する部分Bには、セルロイド等の半透明材料から
なる半透明部17が設けられている。この半透明部17
を含む端子台ケースカバーの断面図を図2に示す。端子
台ケースカバー16は、底部16aと傾斜部16bとを
有し、傾斜部16bには切欠部16cが設けられ、この
切欠部16cにはコの字形状の半透明部17がはめ込ま
れている。なお、半透明部17は、半透明材料の代わり
に、透明材料を用いても良い。
に対向する部分Bには、セルロイド等の半透明材料から
なる半透明部17が設けられている。この半透明部17
を含む端子台ケースカバーの断面図を図2に示す。端子
台ケースカバー16は、底部16aと傾斜部16bとを
有し、傾斜部16bには切欠部16cが設けられ、この
切欠部16cにはコの字形状の半透明部17がはめ込ま
れている。なお、半透明部17は、半透明材料の代わり
に、透明材料を用いても良い。
【0024】このように構成されたマイコンメータによ
れば、端子台ケースカバー16内の通気孔部37に対向
する部分Bに半透明部17を設けたので、外部から入射
された光は半透明部17を通り、通気孔部37に達す
る。このため、通気孔部37が外部からの光により明る
くなる。蟻等の虫は、光を嫌い、日当たりの良い明るい
場所に巣を作らない習性がある。
れば、端子台ケースカバー16内の通気孔部37に対向
する部分Bに半透明部17を設けたので、外部から入射
された光は半透明部17を通り、通気孔部37に達す
る。このため、通気孔部37が外部からの光により明る
くなる。蟻等の虫は、光を嫌い、日当たりの良い明るい
場所に巣を作らない習性がある。
【0025】従って、コントローラケース21内への虫
等の侵入及び虫等の巣作りを防止することができ、コン
トローラケース21内の通気性、耐水性及び防虫性を向
上することができる。これによって、コントローラケー
ス21内の電子部品の破損、機能停止の発生がなくな
る。
等の侵入及び虫等の巣作りを防止することができ、コン
トローラケース21内の通気性、耐水性及び防虫性を向
上することができる。これによって、コントローラケー
ス21内の電子部品の破損、機能停止の発生がなくな
る。
【0026】また、端子台ケースカバー16に半透明部
17を装備するのみであるので、安価であり、また、半
透明部17を頻繁に交換する必要がないため、手間があ
まりかからない。
17を装備するのみであるので、安価であり、また、半
透明部17を頻繁に交換する必要がないため、手間があ
まりかからない。
【0027】<実施の形態2>次に、本発明のマイコン
メータの実施の形態2を説明する。図3に本発明のマイ
コンメータの実施の形態2におけるコントローラケース
及びその内部構成を示す。コントローラケース21は、
図3に示すように、コントローラ22、セキュリティ表
示部15、各部に電源を供給するリチウム電池23、複
数の端子25が設けられた端子台部24等を収納してい
る。
メータの実施の形態2を説明する。図3に本発明のマイ
コンメータの実施の形態2におけるコントローラケース
及びその内部構成を示す。コントローラケース21は、
図3に示すように、コントローラ22、セキュリティ表
示部15、各部に電源を供給するリチウム電池23、複
数の端子25が設けられた端子台部24等を収納してい
る。
【0028】ケース本体31の左先端部には包囲部3
2,33が設けられ、ケース本体31の右先端部には突
起部36が設けられ、突起部36は、包囲部32の先端
部と包囲部33の先端部との間に設けられる。
2,33が設けられ、ケース本体31の右先端部には突
起部36が設けられ、突起部36は、包囲部32の先端
部と包囲部33の先端部との間に設けられる。
【0029】包囲部32の先端部と包囲部33の先端部
と突起部36との空間が通気孔部37を形成している。
この通気孔部37の通気路上にあって包囲部32の上部
に発光ダイオード(LED)26が設けられている。
と突起部36との空間が通気孔部37を形成している。
この通気孔部37の通気路上にあって包囲部32の上部
に発光ダイオード(LED)26が設けられている。
【0030】図4にLEDを間欠的に点滅させるための
回路構成図を示す。図4において、リチウム電池23
は、LCD15、コントローラ22、LED26に電源
を供給する。コントローラ22は、一定周期のパルス信
号を送り、LED26は、コントローラ22からのパル
ス信号により間欠的に点滅するようになっている。
回路構成図を示す。図4において、リチウム電池23
は、LCD15、コントローラ22、LED26に電源
を供給する。コントローラ22は、一定周期のパルス信
号を送り、LED26は、コントローラ22からのパル
ス信号により間欠的に点滅するようになっている。
【0031】このような構成のマイコンメータによれ
ば、外気が通気孔部37を通してケース本体31内に入
り、コントローラ22の通気を向上することができる。
また、LED26の発光により、通気孔部37が明るく
なるので、コントローラケース21内への虫等の侵入及
び虫等の巣作りを防止することができ、コントローラケ
ース21内の通気性、耐水性及び防虫性を向上すること
ができる。
ば、外気が通気孔部37を通してケース本体31内に入
り、コントローラ22の通気を向上することができる。
また、LED26の発光により、通気孔部37が明るく
なるので、コントローラケース21内への虫等の侵入及
び虫等の巣作りを防止することができ、コントローラケ
ース21内の通気性、耐水性及び防虫性を向上すること
ができる。
【0032】また、LED26は、コントローラ22か
らのパルス信号により間欠的に点滅する。このため、一
日中、一定間隔でLED26を点滅するようにすれば、
夜間の虫の侵入も防止することができ、リチウム電池2
3の消費電力を少なくすることができる。
らのパルス信号により間欠的に点滅する。このため、一
日中、一定間隔でLED26を点滅するようにすれば、
夜間の虫の侵入も防止することができ、リチウム電池2
3の消費電力を少なくすることができる。
【0033】<実施の形態3>次に、本発明のマイコン
メータの実施の形態3を説明する。図5に本発明のマイ
コンメータの実施の形態3における端子台ケースカバー
の外観図を示す。図6に端子台ケースカバーの側面図を
示す。
メータの実施の形態3を説明する。図5に本発明のマイ
コンメータの実施の形態3における端子台ケースカバー
の外観図を示す。図6に端子台ケースカバーの側面図を
示す。
【0034】端子台ケースカバー16は、底部16a、
傾斜部16b、平坦部16dを有し、コントローラケー
ス21をカバーする。端子台ケースカバー16の傾斜部
16bには、通気孔部37に対向する部分に、外部の光
を入射する小径の穴からなる採光部27が設けられてい
る。この採光部27の内部には、傾斜部16bからコン
トローラケース21に亘って光ファイバ28が配設され
る。この光ファイバ28は、外部から入射した光を通気
孔部37へ導く。
傾斜部16b、平坦部16dを有し、コントローラケー
ス21をカバーする。端子台ケースカバー16の傾斜部
16bには、通気孔部37に対向する部分に、外部の光
を入射する小径の穴からなる採光部27が設けられてい
る。この採光部27の内部には、傾斜部16bからコン
トローラケース21に亘って光ファイバ28が配設され
る。この光ファイバ28は、外部から入射した光を通気
孔部37へ導く。
【0035】このような構成のマイコンメータによれ
ば、外部からの光が採光部27に入射され、入射された
光は、光ファイバ28を通って通気孔部37に導かれる
ので、通気孔部37が明るくなる。
ば、外部からの光が採光部27に入射され、入射された
光は、光ファイバ28を通って通気孔部37に導かれる
ので、通気孔部37が明るくなる。
【0036】従って、コントローラケース21内への虫
等の侵入及び虫等の巣作りを防止することができ、コン
トローラケース21内の通気性、耐水性及び防虫性を向
上することができる。
等の侵入及び虫等の巣作りを防止することができ、コン
トローラケース21内の通気性、耐水性及び防虫性を向
上することができる。
【0037】これによって、コントローラケース21内
の電子部品の破損、機能停止の発生がなくなる。また、
端子台ケースカバー16に採光部27を装備するのみで
あるので、安価であり、また、採光部27を頻繁に交換
する必要がないため、手間があまりかからない。
の電子部品の破損、機能停止の発生がなくなる。また、
端子台ケースカバー16に採光部27を装備するのみで
あるので、安価であり、また、採光部27を頻繁に交換
する必要がないため、手間があまりかからない。
【0038】<実施の形態4>次に、本発明のマイコン
メータの実施の形態4を説明する。実施の形態4のマイ
コンメータが特徴とするところは、コントローラケース
の形状を変更することなく、通気孔部からの虫の侵入を
防止するためにナフタレン系の防虫剤を通気孔部に設置
した点にある。以下、その実施例を2つ挙げて説明す
る。
メータの実施の形態4を説明する。実施の形態4のマイ
コンメータが特徴とするところは、コントローラケース
の形状を変更することなく、通気孔部からの虫の侵入を
防止するためにナフタレン系の防虫剤を通気孔部に設置
した点にある。以下、その実施例を2つ挙げて説明す
る。
【0039】(実施例1)図7に本発明のマイコンメー
タの実施の形態4における実施例1の主要図を示す。図
7において、通気孔部37の空間の内、包囲部32と突
起部36との間に固形防虫剤41が設置されている。こ
の固形防虫剤41の詳細図を図8に示す。固形防虫剤4
1は、長方体をなし、全表面をビニールでコーティング
処理されて防水加工が施されている。
タの実施の形態4における実施例1の主要図を示す。図
7において、通気孔部37の空間の内、包囲部32と突
起部36との間に固形防虫剤41が設置されている。こ
の固形防虫剤41の詳細図を図8に示す。固形防虫剤4
1は、長方体をなし、全表面をビニールでコーティング
処理されて防水加工が施されている。
【0040】また、固形防虫剤41の底面41aとコン
トローラケース21の突起部36とには図示しない両面
テープが貼り付けられて、固形防虫剤41がコントロー
ラケース21に固定されている。固形防虫剤41の側面
41bには、ビニールのコーティングが剥離されたコー
ティング剥離部42が設けられている。
トローラケース21の突起部36とには図示しない両面
テープが貼り付けられて、固形防虫剤41がコントロー
ラケース21に固定されている。固形防虫剤41の側面
41bには、ビニールのコーティングが剥離されたコー
ティング剥離部42が設けられている。
【0041】図11に防虫剤を収納したときの端子台ケ
ースカバー及びコントローラケースの断面図を示す。端
子台ケースカバー16には底部16a、傾斜部16bが
設けられ、この傾斜部16bには突起部16eが設けら
れる。コントローラケース21には包囲部32、突起部
36が設けられ、突起部36の上に固形防虫剤41が設
置されている。包囲部32の先端部は突起部16eの上
に配置される。固形防虫剤41の左側の空間等が通気孔
部37である。
ースカバー及びコントローラケースの断面図を示す。端
子台ケースカバー16には底部16a、傾斜部16bが
設けられ、この傾斜部16bには突起部16eが設けら
れる。コントローラケース21には包囲部32、突起部
36が設けられ、突起部36の上に固形防虫剤41が設
置されている。包囲部32の先端部は突起部16eの上
に配置される。固形防虫剤41の左側の空間等が通気孔
部37である。
【0042】このように構成されたマイコンメータによ
れば、通気孔部37の通気路上に固形防虫剤41を設置
したので、コントローラケース21内への虫等の侵入及
び虫等の巣作りを防止することができ、コントローラケ
ース21内の通気性、耐水性及び防虫性を向上すること
ができる。
れば、通気孔部37の通気路上に固形防虫剤41を設置
したので、コントローラケース21内への虫等の侵入及
び虫等の巣作りを防止することができ、コントローラケ
ース21内の通気性、耐水性及び防虫性を向上すること
ができる。
【0043】また、固形防虫剤41の使用開始時に、端
子台ケースカバー16を開けて、コーティング部分の一
部を剥離してコーティング剥離部42を形成する。この
ようにすれば、コーティング剥離部42から固形防虫剤
41が気化されて外部へ徐々に出ていくので、固形防虫
剤41の使用の無駄をなくすことができる。さらに、固
形防虫剤41の効果が切れた場合でも、新しい固形防虫
剤41に付け替えるだけでよいので、固形防虫剤41の
交換作業が簡単である。
子台ケースカバー16を開けて、コーティング部分の一
部を剥離してコーティング剥離部42を形成する。この
ようにすれば、コーティング剥離部42から固形防虫剤
41が気化されて外部へ徐々に出ていくので、固形防虫
剤41の使用の無駄をなくすことができる。さらに、固
形防虫剤41の効果が切れた場合でも、新しい固形防虫
剤41に付け替えるだけでよいので、固形防虫剤41の
交換作業が簡単である。
【0044】(実施例2)図9に本発明のマイコンメー
タの実施の形態4における実施例2の主要図を示す。図
9において、通気孔部37の空間の内、包囲部32と突
起部36との間に防虫剤収納箱43が設置されている。
この防虫剤収納箱43の詳細図を図10に示す。
タの実施の形態4における実施例2の主要図を示す。図
9において、通気孔部37の空間の内、包囲部32と突
起部36との間に防虫剤収納箱43が設置されている。
この防虫剤収納箱43の詳細図を図10に示す。
【0045】防虫剤収納箱43は、長方体をなし、底面
43aとコントローラケース21の突起部36とには図
示しない両面テープが貼り付けられて、防虫剤収納箱4
3がコントローラケース21に固定されている。
43aとコントローラケース21の突起部36とには図
示しない両面テープが貼り付けられて、防虫剤収納箱4
3がコントローラケース21に固定されている。
【0046】防虫剤収納箱43の側面43bには長方形
の小さい穴部44が設けられており、この穴部44から
防虫剤収納箱43の内部に粉末状防虫剤46が入れられ
るようになっている。粉末状防虫剤46を使用前にあっ
ては、穴部44をテープ45で塞いでおき、使用時に穴
部44からテープ45を剥がす。
の小さい穴部44が設けられており、この穴部44から
防虫剤収納箱43の内部に粉末状防虫剤46が入れられ
るようになっている。粉末状防虫剤46を使用前にあっ
ては、穴部44をテープ45で塞いでおき、使用時に穴
部44からテープ45を剥がす。
【0047】なお、実施例2においても、防虫剤を収納
したときの端子台ケースカバー及びコントローラケース
の断面図は、図11に示す構成と同一である。
したときの端子台ケースカバー及びコントローラケース
の断面図は、図11に示す構成と同一である。
【0048】このように構成されたマイコンメータによ
れば、通気孔部37の通気路上に防虫剤収納箱43を設
置したので、実施例1の効果と同様な効果が得られるこ
とになる。
れば、通気孔部37の通気路上に防虫剤収納箱43を設
置したので、実施例1の効果と同様な効果が得られるこ
とになる。
【0049】なお、本発明は前述した実施の形態に限定
されるものではなく、実施の形態1乃至実施の形態4を
適宜組み合わせて用いても良い。例えば、実施の形態1
の構成と実施の形態2の構成とを組み合わせても良く、
また、例えば、実施の形態2の構成と実施の形態3の構
成とを組み合わせても良い。このように実施の形態の構
成の組み合わせにより、コントローラケース21内への
虫の侵入防止効果がさらに大となる。
されるものではなく、実施の形態1乃至実施の形態4を
適宜組み合わせて用いても良い。例えば、実施の形態1
の構成と実施の形態2の構成とを組み合わせても良く、
また、例えば、実施の形態2の構成と実施の形態3の構
成とを組み合わせても良い。このように実施の形態の構
成の組み合わせにより、コントローラケース21内への
虫の侵入防止効果がさらに大となる。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、ケースカバーがコント
ローラを収納するコントローラケースを覆った状態で、
照明部が、通気孔部を明るくするので、虫等が通気孔部
を通ってコントローラケース内に侵入しなくなる。従っ
て、コントローラケース内の通気性、耐水性、及び防虫
性を向上することのできるマイコンメータを提供するこ
とができる。
ローラを収納するコントローラケースを覆った状態で、
照明部が、通気孔部を明るくするので、虫等が通気孔部
を通ってコントローラケース内に侵入しなくなる。従っ
て、コントローラケース内の通気性、耐水性、及び防虫
性を向上することのできるマイコンメータを提供するこ
とができる。
【0051】また、半透明または透明で形成された光透
過部材は、外部からの光を透過して通気孔部に導くの
で、通気孔部が明るくなり、防虫性を向上することがで
きる。さらに、照明部は、発光ダイオードであってもよ
く、発光ダイオードの光により防虫性を向上することが
できる。また、コントローラは、発光ダイオードを間欠
的に点滅させることで、消費電力を少なくすることがで
き、一日中、一定間隔で点滅させれば、夜間での虫の侵
入も防止することができる。
過部材は、外部からの光を透過して通気孔部に導くの
で、通気孔部が明るくなり、防虫性を向上することがで
きる。さらに、照明部は、発光ダイオードであってもよ
く、発光ダイオードの光により防虫性を向上することが
できる。また、コントローラは、発光ダイオードを間欠
的に点滅させることで、消費電力を少なくすることがで
き、一日中、一定間隔で点滅させれば、夜間での虫の侵
入も防止することができる。
【0052】さらに、照明部が、ケースカバーの内の通
気孔部に対向する部分に設けられた光伝送部材であれ
ば、外部からの光により通気孔部が明るくなるから、防
虫性を向上することができる。
気孔部に対向する部分に設けられた光伝送部材であれ
ば、外部からの光により通気孔部が明るくなるから、防
虫性を向上することができる。
【0053】
【図1】本発明のマイコンメータの実施の形態1の外観
図である。
図である。
【図2】半透明部を含む端子台ケースカバーの断面図で
ある。
ある。
【図3】本発明のマイコンメータの実施の形態2におけ
るコントローラケース及びその内部構成を示す図であ
る。
るコントローラケース及びその内部構成を示す図であ
る。
【図4】LEDを間欠的に点滅させるための回路構成図
である。
である。
【図5】本発明のマイコンメータの実施の形態3におけ
る端子台ケースカバーの外観図である。
る端子台ケースカバーの外観図である。
【図6】図5に示す端子台ケースカバーの側面図であ
る。
る。
【図7】本発明のマイコンメータの実施の形態4におけ
る実施例1の主要図である。
る実施例1の主要図である。
【図8】実施例1における固形防虫剤を示す図である。
【図9】本発明のマイコンメータの実施の形態4におけ
る実施例2の主要図である。
る実施例2の主要図である。
【図10】実施例2における粉末防虫剤収納箱を示す図
である。
である。
【図11】防虫剤を収納したときの端子台ケースカバー
及びコントローラケースの断面図である。
及びコントローラケースの断面図である。
【図12】従来のマイコンメータの外観図である。
【図13】図12に示すマイコンメータ内のコントロー
ラケース及びその内部構成を示す図である。
ラケース及びその内部構成を示す図である。
【図14】図12に示すマイコンメータ内のコントロー
ラケースの外観図である。
ラケースの外観図である。
【図15】コントローラケース内の通気孔部の詳細図で
ある。
ある。
11 ガス流入口
12 ガス流出口
13 メータ本体
14 積算表示部
15 セキュリティ表示部
16 端子台ケースカバー
16c 切欠部
17 半透明部
21 コントローラケース
22 コントローラ
23 リチウム電池
24 端子台部
25 端子
26 LED
27 採光部
28 光ファイバ
31 ケース本体
32,33 包囲部
34,35,36 突起部
37 通気孔部
41 固形防虫剤
42 コーティング剥離部
43 防虫剤収納箱
44 穴部
45 テープ
46 粉末状防虫剤
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平8−327425(JP,A)
特開 平7−149601(JP,A)
実開 平3−37580(JP,U)
実開 平6−69747(JP,U)
実公 平7−51508(JP,Y2)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G01F 1/00 - 9/02
Claims (5)
- 【請求項1】 ガスの使用量を計測し、計測されたガス
の使用量に基づきコントローラによりガスの使用量の積
算値を算出してその積算値を表示するマイコンメータで
あって、 前記コントローラを収納するコントローラケースと、 このコントローラケースに設けられると共に前記コント
ローラの通気のために設けられた通気孔部と、 前記コントローラケースを覆うケースカバーと、 このケースカバーが前記コントローラケースを覆った状
態で前記通気孔部を明るくする照明部と、 を備えることを特徴とするマイコンメータ。 - 【請求項2】 前記照明部は、前記ケースカバーの内の
前記通気孔部に対向する部分に設けられた光透過部材で
あり、該光透過部材は、半透明または透明で形成されて
なることを特徴とする請求項1記載のマイコンメータ。 - 【請求項3】 前記照明部は、発光ダイオードであるこ
とを特徴とする請求項1または請求項2記載のマイコン
メータ。 - 【請求項4】 前記コントローラは、前記発光ダイオー
ドを間欠的に点滅させることを特徴とする請求項3記載
のマイコンメータ。 - 【請求項5】 前記照明部は、前記ケースカバーの内の
前記通気孔部に対向する部分に設けられた採光部であ
り、該採光部は、入射された光を前記通気孔部に伝送す
る光伝送部材を有してなることを特徴とする請求項1記
載のマイコンメータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31539697A JP3470024B2 (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | マイコンメータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31539697A JP3470024B2 (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | マイコンメータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11148850A JPH11148850A (ja) | 1999-06-02 |
JP3470024B2 true JP3470024B2 (ja) | 2003-11-25 |
Family
ID=18064897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31539697A Expired - Fee Related JP3470024B2 (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | マイコンメータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3470024B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030090311A (ko) * | 2002-05-22 | 2003-11-28 | 에스디티씨주식회사 | 유량계용 모니터 |
TW593987B (en) * | 2003-04-25 | 2004-06-21 | Ind Tech Res Inst | Microcomputer gas gauge |
JP2009098062A (ja) | 2007-10-18 | 2009-05-07 | Denso Corp | 圧力センサ |
JP5021583B2 (ja) * | 2008-07-22 | 2012-09-12 | 矢崎総業株式会社 | ガスメータの通信用端子装置の接続構造 |
JP6640001B2 (ja) * | 2016-03-31 | 2020-02-05 | 大阪瓦斯株式会社 | ガスメータ |
EP3835745A1 (en) * | 2019-12-10 | 2021-06-16 | Veoneer Sweden AB | Door pressure sensor assembly |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0337580U (ja) * | 1989-08-19 | 1991-04-11 | ||
JPH0751508Y2 (ja) * | 1990-08-22 | 1995-11-22 | 有限会社斎藤金属産業 | 衣裳ケース |
JPH0669747U (ja) * | 1993-03-16 | 1994-09-30 | トキコ株式会社 | 流量計 |
JP3822917B2 (ja) * | 1993-11-30 | 2006-09-20 | フマキラー株式会社 | 衣類害虫用防虫剤 |
JP3504383B2 (ja) * | 1995-06-02 | 2004-03-08 | 東京瓦斯株式会社 | マイコンガスメータ |
-
1997
- 1997-11-17 JP JP31539697A patent/JP3470024B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11148850A (ja) | 1999-06-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |