JP3469494B2 - 電子部品用環境試験装置 - Google Patents
電子部品用環境試験装置Info
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- JP3469494B2 JP3469494B2 JP06292599A JP6292599A JP3469494B2 JP 3469494 B2 JP3469494 B2 JP 3469494B2 JP 06292599 A JP06292599 A JP 06292599A JP 6292599 A JP6292599 A JP 6292599A JP 3469494 B2 JP3469494 B2 JP 3469494B2
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Description
た半導体ウェーハ等の電子部品の環境試験を行うための
電子部品用環境試験装置に関する。
ーハ(電子部品)に、温度負荷を与えて耐久試験や良否
判定試験を行う電子部品用環境試験装置は知られてい
る。この種の環境試験装置は、半導体ウェーハに試験信
号を付与するドライブ回路を備えるが、通常、このドラ
イブ回路は、高温を避けるために試験槽の外部に配設す
るとともに、試験槽の内部に収容したカセットは、試験
槽の内部に設けたコネクタを介して当該ドライブ回路に
接続していた。
に、カセットに直接接触させるヒータ部を設けることに
より、カセットのみを局部的に加熱し、試験槽の内部全
体の高温化を回避した電子部品用環境試験装置(特願平
10−314615号等)を提案した。同装置によれ
ば、半導体ウェーハに試験信号を付与するドライブ回路
を、試験槽の内部に配設できるため、カセットとドライ
ブ回路を接続する配線の短縮化を図れるとともに、カセ
ットにおける個々の半導体チップ部(電子部品)とドラ
イブ回路間の配線長さのバラツキを解消できる。
た電子部品用環境試験装置は、次のような改善すべき点
も残されていた。
を接続又は接続解除する機構及び各カセットに対してヒ
ータ部を接触又は接触解除する機構を、各カセット毎に
設けていたため、駆動部を含む機構部品が、同時にセッ
トできるカセットの数量に対応した数だけ必要になるな
ど、試験装置の複雑化,大型化及びコストアップを招き
やすい。
られるため、例えば、機械的な誤差によるヒータ部の接
触位置や接触圧力にバラツキを生じやすいとともに、時
間的な誤差の発生によりヒータ部による加熱時間のバラ
ツキを生じやすいなど、カセット毎の試験条件を均一化
しにくい。
であり、装置内部における更なる機構の単純化,小型コ
ンパクト化及びコストダウンを図るとともに、カセット
毎の試験条件を均一化することにより、試験の信頼性及
び精度をより高めることができる電子部品用環境試験装
置の提供を目的とする。
は、電子部品(半導体ウェーハW)を保持するカセット
2…と、このカセット2…に保持された電子部品の環境
試験を行う試験装置本体3を備える電子部品用環境試験
装置1を構成するに際して、試験装置本体3に、位置を
固定して複数段に配した接続板部4…と、各接続板部4
…に接続するカセット2…を支持する複数のカセット支
持部5…と、各カセット支持部5…に支持されたカセッ
ト2…を加熱する複数のヒータ部6…と、複数のカセッ
ト支持部5…を同時に昇降させて各カセット支持部5…
に支持されたカセット2…を各接続板部4…に対して接
続又は接続解除する第一連動昇降機構部7と、複数のヒ
ータ部6…を同時に昇降させて各ヒータ部6…を各カセ
ット支持部5…に支持されたカセット2…に対して接触
又は接触解除する第二連動昇降機構部8を備えてなるこ
とを特徴とする。
連動昇降機構部7は、複数のカセット支持部5…を支持
する第一フレーム部9と、この第一フレーム部9をガイ
ドする第一ガイド部10と、第一フレーム部9を昇降さ
せる第一昇降駆動部11を備えるとともに、さらに、第
一フレーム部9には、各カセット支持部5…を弾性変位
可能に支持する複数の弾性支持部12…を有する。ま
た、第二連動昇降機構部8は、複数のヒータ部6…を支
持する第二フレーム部13と、この第二フレーム部13
をガイドする第二ガイド部14と、第二フレーム部13
を昇降させる第二昇降駆動部15を備えるとともに、さ
らに、第二フレーム部13には各ヒータ部6…を弾性変
位可能に支持する複数の弾性支持部16…を有する。
及びヒータ部6…は、試験装置本体3に設けたユニット
支持部17…に対して着脱するユニット機構部U…によ
り構成できる。
昇降駆動部11によって第一フレーム部9を昇降させれ
ば、第一フレーム部9に支持される複数のカセット支持
部5…も同時に昇降し、各カセット支持部5…に支持さ
れるカセット2…は、位置を固定した複数段の接続板部
4…に対して同時に接続又は接続解除される。さらに、
第二連動昇降機構部8の第二昇降駆動部15によって第
二フレーム部13を昇降させれば、第二フレーム部13
に支持される複数のヒータ部6…も同時に昇降し、各ヒ
ータ部6…は、各カセット支持部5…に支持されるカセ
ット2…に対して同時に接触又は接触解除される。この
際、弾性支持部12(16)により各カセット支持部5
…(各ヒータ部6…)を弾性変位可能に支持すれば、機
械的誤差の吸収と加圧力の分散が図られる。
面に基づき詳細に説明する。
装置1の構成について、図1〜図4を参照して説明す
る。
置本体3の外観を示す。試験装置本体3は正面パネル2
0に設けた複数の出入口21…を有する試験槽22を備
える。また、試験槽22の右側には機器ボックス23を
設け、この機器ボックス23の正面パネル24にはディ
スプレイ25と操作パネル26を配するとともに、下部
にはコンピュータ等の収容部27を設ける。なお、28
…は各出入口21…の横に配した設定表示部である。
子部品)Wを保持するカセット2を示す。このカセット
2は試験槽22(試験装置本体3)に収容して目的の環
境試験を行う。カセット2は最下部に四角形に形成した
カセットベース71を有し、このカセットベース71の
下面周縁部には補強フレーム72を固着する。そして、
カセットベース71及び補強フレーム72の左右には、
後述するカセット支持部5に設けたスリットレール部5
ps,5qsに装填する係合辺部72p,72qを形成
する。また、カセット2の裏面となるカセットベース7
1の下面の所定位置には、複数の一側コネクタ(例え
ば、インレット)73…を配設する。なお、一側コネク
タ73…は、通常、六十端子のコネクタが十〜二十個配
される。さらに、カセットベース71の上面には、サブ
ヒータを内蔵する円盤形のコンタクタ74を取付けると
ともに、このコンタクタ74と円盤形のウェーハトレイ
75間に半導体ウェーハWを挟んで保持する。この場
合、コンタクタ74は半導体ウェーハWの回路に接触す
る多数の接触子を有するガラス基板であり、各接触子は
一側コネクタ73…に接続される。
部構造を示す。31と32は試験槽22の内部における
上部と下部にそれぞれ水平に固定した固定フレームであ
る。固定フレーム31と32間には四本のガイドシャフ
ト10s…を鉛直方向に架設して第一ガイド部10を構
成し、各ガイドシャフト10s…により第一フレーム部
9を昇降自在にガイドする。第一フレーム部9は、上フ
レームメンバ33,下フレームメンバ34,左フレーム
メンバ35及び右フレームメンバ36を有するととも
に、左フレームメンバ35と右フレームメンバ36の外
面に付設した四つの補強フレームメンバ37…を有し、
上フレームメンバ33と下フレームメンバ34の四隅に
取付けたリニアベアリング38…に各ガイドシャフト1
0s…が挿通する。また、左フレームメンバ35と右フ
レームメンバ36の内面には、上下方向へ一定間隔置き
に水平支持板39…を固定し、各水平支持板39…の前
後二個所にガイドピン40…を起設する。
示すように、左支持板部5p,右支持板部5q及び後支
持板部5rによりコの字形に構成し、左支持板部5pと
右支持板部5qの内端には、カセット2の係合辺部72
p及び72qが装填(挿入)するスリットレール部5p
s及び5qsを設ける。なお、43,43は、装填した
カセット2を位置決めする後支持板部5rに設けた位置
調整部である。
を設け、この挿通孔に上述したガイドピン40…を挿通
させるとともに、さらに、ガイドピン40…に装着した
スプリング41…によりカセット支持部5を下方に付勢
する。これにより、カセット支持部5は水平支持板39
…に載置されるとともに、カセット支持部5が第一フレ
ーム部9により弾性変位可能に支持される弾性支持部1
2が構成される。
支持部5…が上下方向に一定間隔置きに配設される。ま
た、上部に配した固定フレーム31の上面には、駆動シ
リンダ42(第一昇降駆動部11)を下向きに取付け、
駆動ロッド42rは固定フレーム31に設けた開孔を通
して上フレームメンバ33に結合する。よって、駆動シ
リンダ42の駆動制御により、第一フレーム部9が昇降
する第一連動昇降機構部7が構成される。
らに、四本のガイドシャフト44…を鉛直方向に架設す
る。各ガイドシャフト44…は上述したガイドシャフト
10s…の内側に配し、第一フレーム部9及び各カセッ
ト支持部5…を貫通する。したがって、上フレームメン
バ33と下フレームメンバ34には各ガイドシャフト4
4…が挿通する挿通孔を設けるとともに、各カセット支
持部5…の左支持板部5pと右支持板部5qには各ガイ
ドシャフト44…により昇降自在にガイドされるリニア
ベアリング45…を取付ける。
ドシャフト44…には、複数段の接続板部4…を上下方
向へ一定間隔置きに取付ける。これにより、各接続板部
4…は固定フレーム31,32に対して位置が固定さ
れ、かつ各カセット支持部5…の下方に配される。任意
の接続板部4(他も同じ)は、各ガイドシャフト44…
に固定される基板本体部51と、この基板本体部51の
上面に支持脚を52…を介して配設した回路基板部53
と、この回路基板部53の上に補強フレーム54を介し
て配設したコネクタ基板部55を有する。この場合、回
路基板部53には、半導体ウェーハWに試験信号を供給
するドライブ回路を備えるとともに、コネクタ基板部5
5の上面にはカセット支持部5に支持されたカセット2
の一側コネクタ73…に接続する複数の他側コネクタ
(例えば、アウトレット)56…を配設する。なお、5
7…はコネクタ基板部55から上方に突出した位置決め
ピンであり、カセット2側に設けた位置決め孔に挿入し
て、コネクタ基板部55とカセット2を正確に位置決め
する機能を有する。
バ33と下フレームメンバ34間には、上フレームメン
バ33及び下フレームメンバ34を貫通する四本のガイ
ドシャフト61…を鉛直方向へ昇降自在に配設する。し
たがって、上フレームメンバ33と下フレームメンバ3
4には各ガイドシャフト61…を昇降自在にガイドする
リニアベアリング62…を取付けるとともに、カセット
支持部5…の左支持板部5p…と右支持板部5q…及び
基板本体部51…には、各ガイドシャフト61…が挿通
する挿通孔を設ける。一方、各ガイドシャフト61…は
ガイドシャフト44…の内側に配するとともに、各ガイ
ドシャフト61…の下部であって、下フレームメンバ3
4の上方には、各ガイドシャフト61…を固定する支持
プレート63を取付ける。これにより、支持プレート6
3と各ガイドシャフト61…は、第二フレーム部13を
構成するとともに、リニアベアリング62…は第二フレ
ーム部13をガイドする第二ガイド部14を構成する。
さらに、下フレームメンバ34の下面には、駆動シリン
ダ64(第二昇降駆動部15)を上向きに取付け、駆動
ロッド64rは下フレームメンバ34に設けた開孔を通
して支持プレート63に結合する。よって、駆動シリン
ダ64の駆動制御により、第二フレーム部13が昇降す
る第二連動昇降機構部8が構成される。
のヒータ部(メインヒータ)6…を一定間隔置きに支持
する。この場合、各ガイドシャフト61…に固定したス
トッパ61s…により各ヒータ部6…の底部を支持す
る。したがって、各ヒータ部6…は各ガイドシャフト6
1…に沿って上方へ変位自在となる。各ヒータ部6…は
各カセット支持部5…の上方に位置する。また、任意の
ヒータ部6(他も同じ)は各ガイドシャフト61…に固
定されるヒータ支持板部65と、このヒータ支持板部6
5に支持され、かつ上側に位置する温調プレート66
と、下側に位置するアダプタ67からなる。このアダプ
タ67は円盤形に形成し、温調プレート66の下面に取
付けることにより、加熱面を前述したコンタクタ74の
受熱面に適合させる。なお、各ガイドシャフト44…は
ヒータ支持板部65を貫通するため、ヒータ支持板部6
5には各ガイドシャフト44…により昇降自在にガイド
されるリニアベアリング68…を取付ける。この場合、
各ガイドシャフト44…は各接続板部4…を固定する機
能を有するとともに、カセット支持部5…(カセット2
…)及び各ヒータ部6…をガイドする共通軸となるた
め、各接続板部4…,各カセット2…及び各ヒータ部6
…は、各ガイドシャフト44…により正確に位置決めさ
れる。
用方法及び各部の動作について、図1〜図6を参照して
説明する。
…及びヒータ部6…は上昇位置で停止している。
すカセット2…を、図3に示す試験装置本体3の各出入
口21…から試験槽22に収容する。この場合、図2に
示すように、カセット2の係合辺部72p,72qをカ
セット支持部5のスリットレール部5ps,5qsに挿
入する。試験槽22に全てのカセット2…を収容し、ス
タートスイッチをオンにすれば、駆動シリンダ42が駆
動制御され、図5に示すように、第一フレーム部9は仮
想線で示す9oの位置から実線で示す位置まで下降す
る。この際、ガイドシャフト44…に固定された接続板
部4…はそのままの位置を維持し、カセット支持部5…
及びヒータ部6…は第一フレーム部9と一緒に下降す
る。これにより、各カセット支持部5…に支持されるカ
セット2…は接続板部4…に当接し、コネクタ基板部5
5の位置決めピン57…がカセット2側に設けた位置決
め孔に挿入して、カセット2…とコネクタ基板部55…
が正確に位置決めされるとともに、カセット2…の一側
コネクタ73…はコネクタ基板部55…の他側コネクタ
56…に接続される。即ち、全カセット2…は全コネク
タ基板部55に対して同時に接続される。また、第一フ
レーム部9は、カセット2…が接続板部4…に当接する
位置よりも若干下方まで変位せしめられる。これによ
り、各カセット支持部5…は水平支持板39…に対して
若干浮いた状態になり、かつスプリング41…により下
方に付勢されるため、機械的誤差の吸収と加圧力の分散
が図られる。
れ、図6に示すように、第二フレーム部13は仮想線で
示す13oの位置から実線で示す位置まで下降する。こ
れにより、各ヒータ部6…は、第二フレーム部13と一
緒に下降し、各カセット支持部5…に支持されるカセッ
ト2…の上面に接触する。この場合、第二フレーム部1
3は、ヒータ部6…がカセット2…に接触する位置より
も若干下方まで変位せしめられる。これにより、各ヒー
タ部6…はストッパ61s…に対して若干浮いた状態に
なり、ヒータ部6…は自重のみでカセット2…に接触す
る。
装置本体3にセットされ、半導体ウェーハWはヒータ部
(メインヒータ)6とコンタクタ74に内蔵するサブヒ
ータにより、125℃に加熱される。また、不図示の送
風ファン及び換気ダクトにより試験槽22内は45℃の
比較的低温に維持される。一方、回路基板部53のドラ
イブ回路から半導体ウェーハWには、一側コネクタ73
…及び他側コネクタ56…を介して試験信号が付与さ
れ、予め設定した試験時間だけ目的の環境試験が行われ
る。そして、環境試験が終了すれば、駆動シリンダ64
が駆動制御され、第二フレーム部13が上昇することに
より、全てのヒータ部6…と全てのカセット2…の接触
が同時に解除されるとともに、駆動シリンダ42が駆動
制御され、第一フレーム部9が上昇することにより、全
てのカセット2…と全ての接続板部4…の接続が同時に
解除される。
置1によれば、複数のカセット支持部5…を同時に昇降
させて各カセット支持部5…に支持されたカセット2…
を各接続板部4…に対して接続又は接続解除する第一連
動昇降機構部7と、複数のヒータ部6…を同時に昇降さ
せて各ヒータ部6…を各カセット支持部5…に支持され
たカセット2…に対して接触又は接触解除する第二連動
昇降機構部8を備えるため、環境試験装置1の内部にお
ける更なる機構の単純化,小型コンパクト化及びコスト
ダウンを図れるとともに、カセット2…毎の試験条件を
均一化することにより、試験の信頼性及び精度をより高
めることができる。
す。変更実施例は、接続板部4…,カセット支持部5…
及びヒータ部6…を、試験装置本体3に設けたユニット
支持部17…に対して着脱するユニット機構部U…によ
り構成したものである。このユニット機構部Uを図8に
示す。ユニット機構部Uは、四本の支軸100…(図9
及び図10参照)を有し、各支軸100…の下端に接続
板部4の四隅を固定する。また、各支軸100…の位置
に対応するカセット支持部5とヒータ部6には、各支軸
100…が挿通するリニアベアリング101…,102
…をそれぞれ取付け、各支軸100…をカセット支持部
5に設けたリニアベアリング101…に挿通させた後、
ヒータ部6に設けたリニアベアリング102…に挿通さ
せる。また、カセット支持部5には左右方向に突出する
一対の装着板103,103を固定するとともに、同様
に、ヒータ部6にも左右方向に突出する一対の装着板1
04,104を固定する。この場合、装着板103…と
104…の位置は、図9及び図10に示すように前後方
向にオフセットさせる。
は、フレームメンバ110a,110b,110c…に
より構成した固定フレーム110を備え、この固定フレ
ーム110における上面の前側に駆動シリンダ42(第
一昇降駆動部11)を配設するとともに、後側に駆動シ
リンダ64(第二昇降駆動部15)を配設する。また、
第一フレーム部9は、駆動シリンダ42の駆動ロッド4
2rに結合した支持プレート111と、この支持プレー
ト111に上端を結合した四本の支持シャフト112…
を備えるとともに、第二フレーム部13は、駆動シリン
ダ64の駆動ロッド64rに結合した支持プレート11
3と、この支持プレート113に上端を結合した四本の
支持シャフト114…を備える。さらに、固定フレーム
110には支持シャフト112…を昇降自在にガイドす
るリニアベアリング115…及び支持シャフト114…
を昇降自在にガイドするリニアベアリング116…をそ
れぞれ取付け、このリニアベアリング115…及び11
6…により、第一フレーム部9をガイドする第一ガイド
部10及び第二フレーム部13をガイドする第二ガイド
部14をそれぞれ構成する。したがって、変更実施例に
おいても、図1及び図2と同様の機能を有する第一連動
昇降機構部7及び第二連動昇降機構部8が構成される。
部Uが着脱するユニット支持部17を設ける。まず、左
右に位置する支持シャフト112…に、ユニット機構部
Uに設けた装着板103…が挿入する係合溝部117…
を有する左右一対の装着板支持部118…を昇降自在に
装填するとともに、支持シャフト112…に固定した固
定部119…にスプリング120…を介して結合する。
このような装着板支持部118…,固定部119…及び
スプリング120…は、上下方向に一定間隔置きに複数
配設する。これにより、装着板支持部118…(カセッ
ト支持部5…)が支持シャフト112…(第一フレーム
部9)に対して弾性変位可能に支持される弾性支持部1
2…が構成される。同様に、左右に位置する支持シャフ
ト114…に、ユニット機構部Uに設けた装着板104
…が挿入する係合溝部121…を有する左右一対の装着
板支持部122…を昇降自在に装填するとともに、支持
シャフト112…に固定した固定部123…にスプリン
グ124…を介して結合する。このような装着板支持部
122…,固定部123…及びスプリング124…は、
上下方向に一定間隔置きに複数配設する。これにより、
装着板支持部122…(ヒータ部6…)が支持シャフト
114…(第二フレーム部13)に対して弾性変位可能
に支持される弾性支持部16…が構成される。また、固
定フレーム110を構成する左右のフレームメンバ11
0b,110cには、L形に形成することにより接続板
部4…の両側を支持する左右一対の接続基板支持部12
5…を固定する。この接続基板支持部125…は、上下
方向に一定間隔置きに複数配設する。なお、接続板部4
…の両側と対応する各接続基板支持部125…間には着
脱時の円滑化と位置決めを行うリニアガイド116…を
介在させる。以上により、ユニット支持部17が構成さ
れる。なお、図7〜図10において、図1及び図2と同
一部分には同一符号を付してその構成を明確にするとと
もに、詳細な説明は省略する。
5…及び各ヒータ部6…は上昇位置で停止しているが、
使用時には、駆動シリンダ42が駆動制御され、第一フ
レーム部9が下降する。この際、第一フレーム部9は、
カセット2…が接続板部4…に接触する位置よりも下方
まで変位せしめられる。これにより、各スプリング12
0…により下方へ付勢される各カセット2…は、各接続
板部4…に同時に接続される。次いで、駆動シリンダ6
4が駆動制御され、第二フレーム部13が下降する。こ
の際、第二フレーム部13は、ヒータ部6…がカセット
2…に接触する位置よりも下方まで変位せしめられ、各
スプリング124…により下方へ付勢される各ヒータ部
6…は、各カセット2…の上面に同時に接触(圧接)す
る。
した実施例と同様の効果が得られる。加えて、試験装置
本体3に対して任意に着脱できるユニット機構部Uを備
えるため、メンテナンス性が向上するとともに、故障等
が発生してもユニット機構部U単位で交換できるため、
コスト性に優れ、しかも、ユニット機構部U単位で組立
可能になるため、生産性を高めることができる。
本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、
細部の構成,形状,素材,数量,数値等において、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更,追加,削除で
きる。例えば、電子部品は半導体ウェーハWを例示した
が、製品化された半導体チップや回路基板あるいはコン
デンサ等の任意の回路素子であってもよい。また、ヒー
タ部6…はカセット2を局部的に加熱する機能を有する
ため、ヒータ部6…がカセット2に接触するとは近接す
る場合も含む概念である。さらに、接続板部4…に対し
てカセット支持部5…及びヒータ部6…を昇降させる動
作は相対的なものであり、例えば、カセット支持部5…
を固定し、接続板部4…を上昇させて接続を行う場合な
ども含む概念である。
試験装置は、試験装置本体に、位置を固定して複数段に
配した接続板部と、各接続板部に接続するカセットを支
持する複数のカセット支持部と、各カセット支持部に支
持されたカセットを加熱する複数のヒータ部と、複数の
カセット支持部を同時に昇降させて各カセット支持部に
支持されたカセットを各接続板部に対して接続又は接続
解除する第一連動昇降機構部と、複数のヒータ部を同時
に昇降させて各ヒータ部を各カセット支持部に支持され
たカセットに対して接触又は接触解除する第二連動昇降
機構部を備えるため、次のような顕著な効果を奏する。
号を付与するドライブ回路を、試験槽の内部に配設でき
るため、カセットとドライブ回路を接続する配線の短縮
化及びカセットにおける個々の電子部品とドライブ回路
間の配線長さのバラツキ解消を図れるという基本的効果
を享受できることに加え、装置内部における更なる機構
の単純化,小型コンパクト化及びコストダウンを図るこ
とができる。
とにより、試験の信頼性及び精度をより高めることがで
きる。
ける試験装置本体の断面を含む正面構成図、
面図、
る試験装置本体の断面を含む正面構成図、
構成図、
平面構成図、
面を含む平面構成図、
Claims (7)
- 【請求項1】 電子部品を保持するカセットと、このカ
セットに保持された電子部品の環境試験を行う試験装置
本体を備える電子部品用環境試験装置において、前記試
験装置本体に、位置を固定して複数段に配した接続板部
と、各接続板部に接続するカセットを支持する複数のカ
セット支持部と、各カセット支持部に支持されたカセッ
トを加熱する複数のヒータ部と、複数のカセット支持部
を同時に昇降させて各カセット支持部に支持されたカセ
ットを各接続板部に対して接続又は接続解除する第一連
動昇降機構部と、複数のヒータ部を同時に昇降させて各
ヒータ部を各カセット支持部に支持されたカセットに対
して接触又は接触解除する第二連動昇降機構部を備える
ことを特徴とする電子部品用環境試験装置。 - 【請求項2】 前記第一連動昇降機構部は、複数のカセ
ット支持部を支持する第一フレーム部と、この第一フレ
ーム部をガイドする第一ガイド部と、前記第一フレーム
部を昇降させる第一昇降駆動部を備えることを特徴とす
る請求項1記載の電子部品用環境試験装置。 - 【請求項3】 前記第一フレーム部は、各カセット支持
部を弾性変位可能に支持する複数の弾性支持部を有する
ことを特徴とする請求項2記載の電子部品用環境試験装
置。 - 【請求項4】 前記第二連動昇降機構部は、複数のヒー
タ部を支持する第二フレーム部と、この第二フレーム部
をガイドする第二ガイド部と、前記第二フレーム部を昇
降させる第二昇降駆動部を備えることを特徴とする請求
項1記載の電子部品用環境試験装置。 - 【請求項5】 前記第二フレーム部は、各ヒータ部を弾
性変位可能に支持する複数の弾性支持部を有することを
特徴とする請求項4記載の電子部品用環境試験装置。 - 【請求項6】 前記接続板部,前記カセット支持部及び
前記ヒータ部は、前記試験装置本体に有するユニット支
持部に対して着脱するユニット機構部により構成したこ
とを特徴とする請求項1記載の電子部品用環境試験装
置。 - 【請求項7】 前記電子部品は半導体ウェーハであるこ
とを特徴とする請求項1記載の電子部品用環境試験装
置。
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JP06292599A JP3469494B2 (ja) | 1999-03-10 | 1999-03-10 | 電子部品用環境試験装置 |
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