JP3468725B2 - 水質浄化材 - Google Patents
水質浄化材Info
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Description
開放水系における水質浄化に用いられて好適な水質浄化
材に関するものである。
放水路の流水中に礫や砂などを敷き詰めたり、ポリエス
テルなどの不織布を流水中に垂下げたりして、水質浄化
に有効な微生物をこれら礫や砂、不織布などに担持さ
せ、その微生物の働きにより、流水中のBODやCOD
などを除去または減少させるようにしている。
うな従来の微生物を担持させるための水質浄化材は、表
面が平滑であって、微生物が付着し難く、不織布にして
も、これが一定の孔隙しか持っていないことから、流水
中の多様な微生物の一部の担持体としての機能しか持ち
合わせず、流水中の有効微生物の利用による水質浄化能
力が有効に発揮されないのであった。
リンなどの補足能力が低く、十分な水質浄化を期待し難
いのであった。
のであって、その目的は、多様な表面形状を有して、流
水中の多様な微生物を、それらが生息しやすい環境の下
で多く担持できる上に、富栄養化の基である窒素やリン
などの補足面でも好適な水質浄化材を提供する点にあ
る。
系の流水中に配置される水質浄化材として、請求項1記
載の発明では、表面を薄く炭化して炭化層を形成して成
る天然繊維の表面及び孔隙にカルシュウムもしくはカル
シュウム系化合物粉体を担持させて成るものを水質浄化
材としている。
ジュート、ビンロウジュ、羊毛などが選択されるが、こ
のうちヤシの繊維が、繊維の内部に微細な孔隙を多数持
っており極めて複雑な形状をしているために、微生物と
の親和性にすぐれている。
ウム又はカルシュウム系の化合物粉体を担持させること
で、繊維表面あるいは繊維の孔隙にカルシュウム又はカ
ルシュウム系化合物粉体の薄層がポーラス状に形成され
ることになり、更には、カルシュウム又はカルシュウム
系化合物粉体がいびつな形状の大小様々な凹凸を形成す
ることになり、繊維表面は多様な形状を呈することにな
る。
中空状に有していることからその繊維表面は多様な形状
を呈することになるもので、繊維表面や孔隙に、カルシ
ュウムやカルシュウム化合物粉体が担持されやすく、微
生物にとって恰好の生息環境が繊維表面に形成されるこ
とになる。
大幅に損なわれない程度に、薄く炭化して炭化層を形成
したものは、繊維の炭化により、その表面構造がより複
雑な形状を呈することに加えて、炭化により、繊維の微
生物親和性が増大し、より多様な微生物の生息環境を提
供することになる。また、このような炭化により、繊維
はその特有の柔軟性はほとんど失われず、流水中におい
て必要な強度と柔軟性を保持している。
孔隙に、カルシュウム又はカルシュウム化合物粉体を担
持させると、更に複雑な表面構造となり、水中の有用微
生物の生息環境をより好適にすることができる。
ム系の化合物としては、酸化物としてCaO、水酸化物
としてCa(OH)2、炭酸塩としてはCaCO3、複合酸化物とし
てCa2TiO2、複合炭酸塩としてはCaMg(CO3)2などが使用
できる。
に担持させたカルシュウムもしくはカルシュウム系化合
物粉体に有機官能基を導入させるためのカップリング剤
を結合させて成るものを水質浄化材としている。
プリング剤としては、チタネート系、フォスフェート系
のカップリング剤が使用でき、例えば、チタネート系で
あれば、イソプロピルトリ(n−アミノエチル−アミノ
エチル)チタネートなどが使用できる。これらのカップ
リング剤は繊維表面に担持させたカルシュウムもしくは
カルシュウム系化合物粉体と結合し、繊維表面に有機官
能基を導入するもので、カップリング剤の選択によっ
て、繊維表面に様々な有機官能基を導入させることがで
きる。
リジドキシ基、アミノ基、カルボキシル基、メルカプト
基、アルキル基、エステル基等があり、これらのうち、
微生物の生息に適した官能基を選択することは容易に可
能であるが、どのようなカップリング剤を用いても、繊
維表面あるいは孔隙に微生物が集まりやすい状態、即
ち、生物親和性の状態を作ることができるのであって、
繊維表面に様々な有機官能基を導入させることは、請求
項1、2及び4記載の水質浄化材による微生物利用の水
質浄化能力を飛躍的にアップさせることに繋がるのであ
る。
して、流水に対する水質浄化材の接触面積が膨大になる
ことから、本発明にかかる水質浄化材は、水質浄化に必
要な多様な微生物の多くを担持する機能を有するのであ
って、従来に比較して有効微生物の利用による水質浄化
能力がアップし、水中のSS(浮遊物質)の吸着面でも
優れたものとなる。
択したので、この水質浄化材使用済み後の廃棄に際し
て、これを焼却処理しても、公害を引き起こすことはな
く、或は、そのまま放置しても、年月を経ることで生分
解(例えばヤシ繊維は4〜6年で生分解する。)して、
その現場で自然消滅してしまうので、公害を生じること
はないのである。
に基づいて説明する。図1は水質浄化材の担持単位体A
を示し、図3は顕微鏡写真を図面化したヤシ繊維表面の
詳細を示すものであって、前記水質浄化材1の素材とし
て、天然繊維であるヤシ繊維(これの長さは100〜2
00mm位で、直径は0.1〜1mm程度である。)a
を用いて、この繊維表面にカルシュウムもしくはカルシ
ュウム系化合物bを担持させている。
aの複数本(例えば5〜30本)を、好ましくは同じヤ
シ繊維aで束ねて、これを水質浄化材1とし、この水質
浄化材1の複数本を、それ自体が浮遊可能な板状部材2
の一側面に、3〜10cmの間隔で植え付け、必要に応
じて板状部材2の周部にフロート3を設け、かつ、板状
部材2の長手方向の両側に係止リング4を備えた係留紐
5を設けて、水質浄化材1の担持単位体Aを構成してい
るのである。
しては、例えば図2に示すように、河川や湖沼などから
浄化用の開放水路Wを分流させて、この水路Wの流水方
向と幅方向とに所定の間隔を隔てて杭6を打設し、か
つ、水質浄化材1を開放水路Wの流水中に垂れ下げるよ
うに、担持単位体Aの表裏の向きを定めて、担持単位体
A両側のリング4を杭6に係止させるのである。
化材1のヤシ繊維aは、顕微鏡写真を図面化した図3に
照らして明かなように、その表面には、いびつで複雑な
形状の筋状の凹溝dを多数有する上に、複雑な形状の大
小様々な窪みeを有し、更に、図示はしないが、大小様
々な連続孔隙を中空状に有するのであり、加えて、この
複雑な形状の繊維表面にカルシュウムあるいはカルシュ
ウム系化合物粉体bを担持させたことで、繊維表面に
は、カルシュウムあるいはカルシュウム係化合物粉体b
の薄層がポーラス状に形成されることになる。
ム系化合物bがいびつな形状に大小様々な凹凸を形成す
ることに加えて、カルシュウムあるいはカルシュウム系
化合物粉体bが複雑に絡まって枝状に広がることから、
繊維表面は一層多様な形状を呈することになり、微生物
にとって恰好の生息環境が形成されることになる。
われない程度に、薄く炭化して炭化層を形成したもの
は、繊維の炭化により、その表面構造がより複雑な形状
を呈することに加えて、炭化により、繊維の微生物親和
性が増大し、より多様な微生物の生息環境を提供するこ
とになる。天然繊維の表面を炭化するには、例えば天然
繊維を濃硫酸中をくぐらせた後、風乾させたり、繊維を
1〜10vol%の硫酸に5分程度浸漬した後取りだ
し、110℃で1時間乾燥する等の方法で、繊維表面が
薄く炭化して炭化層gを形成する。この場合、このよう
な炭化により、繊維はその特有の柔軟性はほとんど失わ
れず、流水中において必要な強度と柔軟性を保持してい
る。繊維表面に炭化層gが形成された摸式的図面を図4
に示す。
孔隙に、カルシュウム又はカルシュウム化合物粉体を担
持させると、更に複雑な表面構造となり、水中の有用微
生物の生息環境をより好適にすることができる。
ムあるいはカルシュウム系化合物粉体にカップリング剤
cを結合させて、繊維表面及び孔隙に有機官能基を導入
させているので、かつ、有機官能基として、微生物の生
息に適したものを選択することが容易に可能であること
から、繊維表面及び孔隙に微生物が集まりやすい状態が
作られるようになり、微生物にとって一層好適な生息環
境が繊維表面に形成されることになる。
ち、流水に対する水質浄化材1の接触面積が極めて大き
くなることであり、かつ、ヤシ繊維aが植物性であっ
て、微生物との親和性が高いことも相乗して、水質浄化
材1には水質浄化に必要な多様な有効微生物の多くが、
恰好の生息環境下に置かれて担持されるようになり、し
たがって、多様な微生物の働きによる流水中のBODや
CODなどの除去能力が、従来に比較して飛躍的にアッ
プするのであり、水中のSS(浮遊物質)の吸着面でも
優れたものとなる。
ルシュウムあるいはカルシュウム系化合物粉体bは、流
水中のリンや窒素を捕捉するので、リン濃度や窒素濃度
を下げることができる。そして、使用済み後の水質浄化
材1の廃棄に際して、この水質浄化材1を自然界に存す
る植物性のヤシ繊維aとしていると、これを焼却処理し
ても、公害を引き起こすことはなく、あるいは、そのま
ま放置しても、ヤシ繊維aは4年〜6年を経ることで生
分解して、その現場で自然消滅してしまうので、公害は
生じることがないのである。
中に垂れ下げるのではなく、図6に示すように、担持単
位体Aの水質浄化材1を流水中に立錐させるようにして
もよいのであり、即ち、図6に示すように、上記のヤシ
繊維aの複数本を束ねて成る水質浄化材1を、例えばコ
ンクリート製の沈降部材7の上面部に3〜10cmの間
隔で植えつけて、水質浄化材1の担持単位体Aを構成
し、この担持単位体Aを開放水路Wの水底に配置し、か
つ、必要に応じてアンカーで固定するようにしてもよい
のである。
せたりする水質浄化材1として、上記の各実施の形態で
は、ヤシ繊維aの複数本を束ねているが、ヤシ繊維aの
1本ずつを水質浄化材1として、これを板状部材2や沈
降部材7に植え付けて、担持単位体Aとしてもよいので
ある。
て、表皮を取り除いたヤシ殻そのものを繊維の方向で細
長くなるように複数個に分割したものとし、具体的に
は、ヤシ殻を長さ10〜20cm、太さ0.5〜5cm
の細長状に破砕して、これの表面とか、孔隙にカルシュ
ウムあるいはカルシュウム系の化合物を充填・担持させ
たものを水質浄化材1として、これを3〜10cm間隔
で板状部材2や沈降部材7に植え付けるようにしてもよ
いのである。
を示しており、この水質浄化材1は、上記のような繊維
表面や孔隙にカルシュウム系粉体を担持させたり、表面
を炭化させたり、カルシュウム系粉体にカップリング剤
を結合させる等の表面改質させたヤシ繊維aを数本束ね
て紐状体8を形成し、この紐状体8を粗い目合い(3〜
5cm程度)の網状体9に構成してなるもので、開放水
系の水質浄化に際しては、例えば図8に示すように、網
状体9の複数枚を、それらの一側辺を係留紐10によっ
て連結すると共に、他側辺の両隅に垂下錘11を設けた
ものを担持単位体Aとして、この担持単位体Aの複数
を、それの水質浄化材1が流水を遮るように、開放水路
Wの流水方向に多段的に吊り下げ配置するのである。
を、それらの一側辺と他側辺をそれぞれ係留紐10で連
結したものを担持単位体Aとし、この担持単位体Aの複
数を、それの水質浄化材1が流水に沿うように、開放水
路Wの深さ方向に多段的に配置してもよいのである。
浄化材1を示しており、この実施の形態では、1〜3c
m程度のヤシ殻の破砕物fと、ヤシ殻から取り出したヤ
シ繊維aと、2〜5cm程度に裁断したヤシ繊維の裁断
物hの少なくとも一種を上記のような表面改質し、これ
を好適には、同じく表面改質させたヤシ繊維製の網状体
による袋12に収容して、水質浄化材1を細長い棒状の
ものに構成している。
したりしてもよく、或いは、座布団のように扁平に形成
してもよいのである。
11に示すように、水質浄化材1を開放水路Wの水底に
敷き詰めるように配置するのであるが、上下に複数段に
わたって積み重ねたり、水質浄化材1の複数個を互いに
連結して、水中に漂わせるようにしてもよいのであり、
何れにしても、図示はしないがアンカーや係留紐などを
設けて、水質浄化材1を所定位置に保持させることが肝
要である。
質浄化に際して、河川や湖沼などから浄化用の開放水路
Wを分流させるようにしているが、河川や湖沼などの開
放水系に、直接的に水質浄化材1を配置する水質浄化の
形態をとるようにしてもよいのであり、また、各種実施
の形態による水質浄化材を、担持単位体Aの構成単位ご
とに開放水路Wに配置しているが、例えば図2と図5と
に示す水質浄化の態様を組み合わせる等の複合形態をと
ったり、更に、例えば図8に示す水質浄化の態様を複合
させたりするなど、各種の水質浄化の態様を任意に複合
させる実施が可能であることは言うまでもない。
質浄化材1の素材として、天然繊維であるヤシ繊維aを
用いているが、綿、麻、ジュート、ビンロウジュ、羊
毛、木質繊維等の天然繊維がヤシ繊維と同様に使用でき
る。
表面及び孔隙にカルシュウムもしくはカルシュウム系の
化合物粉体bを担持させるだけの表面改質であっても、
有効微生物の利用による水質の浄化能力が極めて優れた
ものになることから、カップリング材cによる有機官能
基の導入を省略してもよいのであり、かつ、表面改質を
一切しない繊維を併用してもよいのである。
はカルシュウム系の化合物粉体bのみを担持させた天然
繊維と、表面を炭化させた天然繊維、更に炭化させた繊
維の表面及び孔隙にカルシュウムあるいはカルシュウム
系化合物粉体bを担持させたもの、及びこれらのカルシ
ュウム系の粉体bにカップリング剤を結合した繊維を2
種以上組み合わせて水質浄化材1としたり、それぞれ単
独で水質浄化材1としたり、更には、表面改質をしない
天然繊維や化学繊維等と上記の表面改質した繊維と組み
合わせて水質浄化材1とすることもある。
カルシュウムあるいはカルシュウム系化合物粉体bの平
均粒径は、それが有機金属化合物以外の酸化物、水酸化
物等の場合、10nm〜10μmが適していおり、それ
らのカルシュウムあるいはカルシュウム系化合物粉体b
を水または有機溶媒に分散させた後、天然繊維を浸漬
し、常圧または減圧下で所定時間静置し、その後乾燥さ
せるものとする。
aへの付着性を高めるために、アクリル等の樹脂やポリ
ビニールアルコール等の糊剤などを添加してもよいので
あり、また、浸漬によるカルシュウム等の粉体bの担持
に代えて、カルシュウム等の粉体bを分散させたスラリ
ーを繊維表面に噴霧させる担持態様をとってもよいので
あり、いずれにしてもカルシュウム等の粉体bの付着厚
さは、その粒子径にもよるが、0.1μm〜100μm
程度であることが望ましい。
ム系化合物粉体を繊維の表面或いは孔隙に充填する具体
例として、ヤシ繊維とCa(OH)2 水酸化カルシュウムの例
で説明する。Ca(OH)2 は過飽和の0.16%溶液を25
0ml調製し、これに、10gのヤシ繊維を3時間浸漬
する。その結果、ヤシ繊維の表面及び孔隙に、カルシュ
ウムあるいはカルシュウム系化合物粉体が、ヤシ繊維重
量に対して、3〜4%導入できた表面改質された水質浄
化用ヤシ繊維を得た。
化合物粉体を導入したヤシ繊維を用いて、水質浄化のテ
スト及びその結果を説明する。水質浄化のテストのため
に、下水処理場の活性汚泥を採取して、SS(活性汚泥
固形物濃度)が2000mg/lになるように希釈す
る、一方上記の表面改質されたヤシ繊維を50mmの長
さに切断して、それの0.5gを300mlのビーカー
に入れ、かつ、希釈した汚泥の200mlを加えて、人
工排水を毎日加えながら、バイオシェーカーにて攪拌す
ることを1週間継続した。
OD、リン、窒素の除去率として測定結果を、表1に示
す。
るいはカルシュウム系化合物粉体を担持させて表面改質
した天然繊維のヤシ繊維と、表面改質を施さないヤシ繊
維とを処理水の除去率で比較すると、CODで20%、
リンで2倍、窒素で15%向上した。本発明による水質
浄化材は、水質の浄化能力が極めて高いと評価される。
材として、これを表面を薄く炭化して炭化層を形成して
成る天然繊維製にし、かつ、その表面及び孔隙に、カル
シュウムあるいはカルシュウム系の化合物粉体を担持さ
せたのであって、繊維表面が多様な形状を呈して、微生
物にとって恰好の生息環境が繊維表面に形成されること
に加えて、流水に対する接触面積が膨大になることか
ら、本発明による水質浄化材によれば、水質浄化にとっ
て必要な多様な微生物の多くを、恰好の生息環境の下で
担持させ得るもので、有効微生物の利用による水質浄化
能力が格段にアップし、水中のSS(浮遊物質)の吸着
面でもすぐれたものとなる。
使用済み後に焼却処理しても、公害を引き起こすことは
なく、あるいはそのまま放置しても、年月を経ることで
生分解して、その現場で自然消滅してしまうので、公害
が生じることはない。
たカルシュウムあるいはカシュウム系化合物粉体は、富
栄養化の基である窒素やリン等の補足能力を有するので
あって、本発明による水質浄化材は、流水中のリン濃度
や窒素濃度を低下させる上でも頗る好適である。
に失われない程度に薄く炭化して炭化層を形成したの
で、炭化により、その表面構造がより複雑な形状を呈す
ることに加えて、炭化により繊維表面が微生物親和性が
増大し、より多様な微生物の生息環境を提供できた。ま
た、このような炭化により、繊維はその特有の柔軟性は
ほとんど失われず、流水中において必要な強度と柔軟性
を保持している。
ルシュウムあるいはカルシュウム系化合物の粉体に各種
のカップリング剤を結合させれば、繊維表面に様々な有
機官能基を導入させることができるのであって、この有
機官能基は、繊維表面に微生物が集まりやすい状態を作
ることから、微生物利用の水質浄化能力を更にアップさ
せることができる。
体の斜視図である。
化の説明図である。
出して拡大図示したヤシ繊維表面の模式図である。
て、繊維表面が炭化している状況を示す模式図である。
説明図である。
体の斜視図である。
である。
り下げ配置した水質浄化の説明図である。
た水質浄化の説明図である。
材の部分斜視図である。
の説明図である。
ウム系化合物、A・・・ 担持単位体、1・・・ 水質浄化材
Claims (3)
- 【請求項1】 開放水系の流水中に配置される水質浄化
材であって、表面を薄く炭化して炭化層を形成して成る
天然繊維の表面及び孔隙に、カルシュウムもしくはカル
シュウム系化合物粉体を担持させて成ることを特徴とす
る水質浄化材。 - 【請求項2】 天然繊維がヤシ繊維である請求項1記載
のの水質浄化材。 - 【請求項3】 天然繊維の表面及び孔隙に担持させたカ
ルシュウムまたはカルシュウム系化合物粉体に有機官能
基を導入するためのカップリング剤を結合させて成るこ
とを特徴とする請求項1または2に記載の水質浄化材。
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---|---|---|---|
JP22737599A JP3468725B2 (ja) | 1999-08-11 | 1999-08-11 | 水質浄化材 |
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JP22737599A Expired - Fee Related JP3468725B2 (ja) | 1999-08-11 | 1999-08-11 | 水質浄化材 |
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