JP3468258B2 - 合成樹脂成形品の脱型方法 - Google Patents

合成樹脂成形品の脱型方法

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JP3468258B2
JP3468258B2 JP05139396A JP5139396A JP3468258B2 JP 3468258 B2 JP3468258 B2 JP 3468258B2 JP 05139396 A JP05139396 A JP 05139396A JP 5139396 A JP5139396 A JP 5139396A JP 3468258 B2 JP3468258 B2 JP 3468258B2
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畠山  潤
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東陶機器株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮成形、注型成
形等の成形加工方法における合成樹脂成形品の脱型方法
に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、箱のように3つの面が出合って生
ずる角を有する形状の成形品を脱型する場合において
は、可動型あるいは固定型のどちらか一方の型に成形品
をつけて、成形型を開いて成形品を取り出す方法が一般
的であった。 【0003】図4に示されるように、成形材料硬化後、
成形品15を圧縮空気などにより下型13につけ上型1
2を上昇させ離型し、下型13からの圧縮空気あるいは
突き出しピン(図示せず)により下型13から脱型する
方法がある。 【0004】この方法においては、図6に示されるよう
に、上型12上昇時に成形品15の一部が上方向に引張
られ変形し、コ−ナ−部16が割れることがある。 【0005】図5に示されるように、成形材料硬化後、
成形品15を圧縮空気などにより上型12につけ上型1
2を上昇させ、下型13から成形品15を離型し、それ
から上型12からの圧縮空気あるいは突き出しピン(図
示せず)により上型12から脱型する方法がある。 【0006】この方法においては、重量のある成形品
は、上型上昇途中において、成形品が上型から落下して
破損することがある。また、成形品の収縮などの変形に
より、成形品が上型に食いついた場合、上型から成形品
を抜き取りにくく、上型からの圧縮空気あるいは突き出
しピンにより過大な力がかかり成形品が割れたりするこ
とがある。 【0007】これらの問題点は、成形型の製品に対する
抜き勾配を大きくすることにより、あるいは、成形品の
コ−ナ−部のア−ルを大きくすことにより解決できる。 【0008】しかし、抜き勾配を大きくしたり、コ−ナ
−部のア−ルを大きくすることにより、新たな問題点が
生じる。 【0009】図7に示されるようにコ−ナ−部16のア
−ル17を大きくすると、このア−ル17付近に空気を
巻き込みやすくなり、コ−ナ−部16の表面に泡18が
発生し製品欠陥となることがある。また、コ−ナ−部1
6裏面に固定具等の部品を取り付けたい場合には、ア−
ル17部分が障害となる。 【0010】さらに、成形品に対するデザイン面あるい
は機能面から抜き勾配の小さい、コ−ナ−部のア−ルも
小さい成形品を要求される場合が少なくない。 【0011】また、透明性や装飾などの外観品質を重視
して、ガラス繊維などの強化材の少ない成形材料、ある
いは成形収縮率の大きい成形材料などのように脱型時に
破損しやすい材料を使用しての成形を要求される場合も
増えてきている。ガラス繊維などの強化材の少ない成形
材料は、硬化時の強度が弱く成形型から抜くときに変形
し破損しやすい。また、成形収縮率の大きい成形材料
は、硬化時に収縮する度合いが大きいため、成形型に食
いつき成形型から抜けにくく破損しやすい。 【0012】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点や要求に着目してなされたもので、その目的とすると
ころは、脱型時に破損しやすい材料を使用して成形する
場合において、また、脱型時に破損しやすい形状を有す
る成形品を成形する場合においても、破損することなく
能率的に成形品を脱型できる方法を提供することであ
る。 【0013】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明請求項1に記載の合成樹脂成形品の脱型方法
は、合成樹脂を材料とする成形品の成形加工方法におい
て、可動型である上型と固定型である下型とからなる成
形型のキャビテイ内に成形材料を供給し、所定の温度に
て加圧保持硬化した後、 (1)成形型を閉じたままの状態で、圧縮空気を上型に
備えられた弁を開いてキャビティ内に供給し、この圧縮
空気により成形品を下型に押し付ける。 (2)圧縮空気の供給を停止した後、上型を上昇させて
成形型を開き始める。 (3)このとき、上型の上昇に合わせて、下型に備えら
れた成形品突き出し機構、すなわちノックアウトピンを
上昇させて下型から成形品を離型させ、ノックアウトピ
ンに支持された成形品を上型に押し付けた状態を維持す
る。 (4)ノックアウトピンの突き出しが最大行程に達した
後、さらに上型を上昇させ成形品から上型を離型させ
る。 (5)成形品がノックアウトピンに支持された状態で成
形品の成形型との脱型が完了する。 以上の手順で成形品を成形型から脱型することを特徴と
する。 【0014】したがって、(1)により圧縮空気が成形
品の上面と上型との間に入り込んで、成形品は上型から
離され下型についた状態になる。 【0015】また、(2)〜(4)により上型の上昇速
度に合わせてノックアウトピンに支持された成形品を上
型に押し付けた状態を維持するので、ノックアウトピン
による局部荷重を上型に分散できる。したがって、成形
品のノックアウトピンによる変形および局部破損を防止
できる。 【0016】さらに、(5)により成形品がノックアウ
トピンに支持された状態で成形品の成形型からの脱型が
完了するので成形品を成形型から外部へ取り出しやす
い。 【0017】 【発明の実施の形態】本発明による合成樹脂成形品の脱
型方法の一実施の形態を、図に基づいて説明する。図1
は、脱型開始前の成形型の断面図である。図2は、脱型
開始直後の成形型の断面図である。図3は、脱型終了後
の成形型の断面図である。 【0018】図1に示される成形型1は、上型2と下型
3とからなり、バスユニットの床パンを成形するもので
ある。上型2と下型3は閉じた状態において、床パンの
外形形状を有するキャビティ6を構成する。下型3は床
パンの表面を形成し、上型2は床パンの裏面を形成す
る。よって、床パンは表裏逆さの状態で成形される。 【0019】成形型1は、上型2を可動型としてプレス
機(図示せず)のスライド面に取り付け、下型3を固定
型としてプレス機のヘッド面に取り付ける。上型2およ
び下型3には加熱装置が設けられている。 【0020】図1に示される成形型1内には、成形材料
4として、不飽和ポリエステル樹脂やアクリル系、ビニ
ルエステル系の樹脂等に硬化剤、増粘剤、内部離型剤、
顔料、充填剤、ガラス繊維等を混合したものが供給さ
れ、上型2と下型3を閉じて加圧された後、成形型1の
温度設定により成形材料4は、軟化し所定時間経過後に
硬化した状態である。 【0021】これより、本発明による合成樹脂成形品の
脱型方法の手順について説明する。 【0022】成形型1を閉じたままの状態で、圧縮空気
供給装置からの圧縮空気を上型2に備えられたノズル7
よりキャビティ6内に供給し、この圧縮空気により成形
品5を下型3に押し付ける。このとき、圧縮空気が成形
品5の上面と上型2との間に入り込んで、成形品5は上
型2から離され、下型3についた状態になる。 【0023】圧縮空気の供給を停止した後、図2に示さ
れるように上型2を上昇させて成形型1を開き始める。 【0024】このとき、上型2の上昇に合わせて、下型
3に備えられた成形品突き出し機構、すなわちノックア
ウトピン8を上昇させて下型3から成形品5を離型さ
せ、ノックアウトピン8に支持された成形品5を上型2
に押し付けた状態を維持しながら成形品5を上昇させ
る。 【0025】この方法によれば、成形品に対するノック
アウトピンの局部荷重を上型に分散できる。したがっ
て、成形品のノックアウトピンによる変形および局部破
損やを防止できる。 【0026】図3に示されるように、ノックアウトピン
8の突き出しが最大行程に達した後、さらに上型2を上
昇させ成形品5から上型2を離型させる。このとき、成
形品5は上型2に接しているだけなので簡単に上型2か
らは離型する。ノックアウトピン8の突き出しの最大行
程は、成形品5が下型3から完全に離型した状態になる
ように設計する。 【0027】図3に示されるように、成形品5がノック
アウトピン8に支持された状態で、成形品5の成形型1
からの脱型が完了する。 【0028】この後、成形品5を成形型1内より取り出
す。あるいは、圧縮空気吹付装置(図示せず)により、
横方向から圧縮空気を吹き付けて成形品5を成形型1内
から取り出してもよい。 【0029】 【発明の効果】本発明により、脱型時に破損しやすい材
料を使用して成形する場合において、また、脱型時に破
損しやすい形状を有する成形品を成形する場合において
も、破損することなく能率的に成形品を脱型できる。し
たがって、生産性が向上しコストを低減できる。 【0030】また、抜き勾配およびコ−ナ−部のア−ル
を小さくでき、またガラス繊維などの強化材の少ない成
形材料や成形収縮率の大きい成形材料を使用できるなど
設計可能範囲が広がり、デザイン面および機能面の種々
の要求に対応した成形品が提供できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明による合成樹脂成形品の脱型方法の一実
施の形態を説明する図で脱型開始前の成形型の断面図 【図2】本発明による合成樹脂成形品の脱型方法の一実
施の形態を説明する図で脱型開始直後の成形型の断面図 【図3】本発明による合成樹脂成形品の脱型方法の一実
施の形態を説明する図で脱型終了後の成形型の断面図 【図4】従来技術の説明図 【図5】従来技術の説明図 【図6】従来技術の説明図 【図7】従来技術の説明図 【符号の説明】 1、11 成形型 2、12 上型 3、13 下型 4 成形材料 5、15 成形品 6 キャビティ 7 ノズル 8 ノックアウトピン 15 成形品 16 コ−ナ−部 17 ア−ル 18 泡
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 33/00 - 33/76 B29C 39/26 - 39/36 B29C 41/38 - 41/44 B29C 43/36 - 43/42 B29C 43/50,45/26 - 45/44 B29C 45/64 - 45/68,45/73 B29C 49/48 - 49/56,49/70 B29C 51/31 - 51/40,51/44

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】合成樹脂を材料とする成形品の成形加工方
    法において、可動型である上型と固定型である下型とか
    らなる成形型のキャビテイ内に成形材料を供給し、所定
    の温度にて加圧保持硬化した後、 (1)成形型を閉じたままの状態で、圧縮空気を上型に
    備えられた弁を開いてキャビティ内に供給し、この圧縮
    空気により成形品を下型に押し付ける。 (2)圧縮空気の供給を停止した後、上型を上昇させて
    成形型を開き始める。 (3)このとき、上型の上昇に合わせて、下型に備えら
    れた成形品突き出し機構、すなわちノックアウトピンを
    上昇させて下型から成形品を離型させ、ノックアウトピ
    ンに支持された成形品を上型に押し付けた状態を維持す
    る。 (4)ノックアウトピンの突き出しが最大行程に達した
    後、さらに上型を上昇させ成形品から上型を離型させ
    る。 (5)成形品がノックアウトピンに支持された状態で成
    形品の成形型との脱型が完了する。 以上の手順で成形品を成形型から脱型することを特徴と
    する合成樹脂成形品の脱型方法。
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SE532305C2 (sv) 2008-04-25 2009-12-08 Newbeam Sweden Ab Press samt förfarande för att av limpreparerad träflis forma en balk med åtminstone en väsentligen U-formad tvärsnittsdel
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