JP3467728B2 - 杭打ち機のトップシーブ - Google Patents

杭打ち機のトップシーブ

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JP3467728B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、杭打ち機のトップ
シーブに関し、特に補助吊り用シーブを水平方向に回動
可能に設けた杭打ち機のトップシーブに関する。
【0002】
【従来の技術】杭打ち機のトップシーブには、オーガ駆
動装置やハンマ等の作業装置を吊り下げる主シーブと、
作業装置にオーガや杭等の吊り荷を吊り込む補助吊り用
シーブとが設けられており、掘削時のオーガロッドの継
ぎ足しや既製杭の埋設作業を行うときに、補助吊り用シ
ーブに掛け回したワイヤロープによりロッドや杭を吊り
込んで、作業装置の吊り荷取付中心にロッドや杭を装着
する作業を行う。この際に、現場が狭い場合や作業装置
を掘削孔中心から動かしたくない場合があるので、杭打
ち機本体を旋回させずに、補助吊り用シーブを水平回動
して、掘削孔中心の延長線上に位置する作業装置の吊り
荷取付中心にロッドや杭を横から吊り込むようにしたも
のがある。
【0003】この水平回動補助吊り用シーブは、例え
ば、図9及び図10に示されるように、リーダ1の上端
に固設されるベースフレーム2と、該ベースフレーム2
のリーダ前部側にリーダ軸線方向の支軸3にて水平方向
に回動可能に設けられる先端フレーム4と、該先端フレ
ーム4を回動するアクチュエータとしてのシリンダ5と
を有し、ベースフレーム2後部の縦シーブ6と、ベース
フレーム2上部に設けた一対の案内ローラ7,7と、先
端フレーム4前部の縦シーブ8とにワイヤロープ9を掛
け回している。そして、例えば、ハンマ10のパイルキ
ャップジョイント11に杭12を装着する場合には、シ
リンダ5により先端フレーム4をリーダ1の横方向に水
平回動し、ワイヤロープ9を杭12に掛け、パイルキャ
ップジョイント11の下方に杭12を引き込むものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の構成
では、支軸3がリーダ1近傍に位置し、先端フレーム4
前部の縦シーブ8の先端はハンマ10の外側に位置して
いるので、回動中心から縦シーブ8先端までの距離が長
い。このため、横引き荷重に耐えられるように、先端フ
レーム4の断面を大きくしなければならず、これによ
り、先端フレーム4を回動するアクチュエータも大型に
なり、シリンダ5の場合はストロークが大きくなって、
リーダ1上部の重量が増える。リーダ1上部の重量増
は、杭打ち機本体の安定性確保に不利である。さらに、
図10に示されるように、先端フレーム4を回動して杭
12を吊り込む際に、先端フレーム4の回動中心位置と
パイルキャップジョイント11の中心位置とが大きく異
なるので、ハンマ10の側方で杭12を吊り込むときの
距離L1は、正面付近で杭12を吊り込むときの距離L
よりも遠くなり、先端フレーム4をリーダ1の正面付近
に回動させなければ吊り込みが困難であった。
【0005】そこで本発明は、先端フレームの回動半径
を小さくすることにより先端フレームの軽量化を図ると
ともに、吊り込むときの距離の変動量を少なく又はなし
に作業装置へのロッドや杭等の取付作業の効率を向上さ
せる杭打ち機のトップシーブを提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明は、リーダの上端に固設されるベースフレ
ームと、該ベースフレームのリーダ前部側にリーダ軸線
方向の支軸にて水平方向に回動可能に設けられる先端フ
レームと、該先端フレームを回動するアクチュエータと
を有する杭打ち機のトップシーブにおいて、前記ベース
フレームにリーダ軸線方向の第1支軸にて中間フレーム
を水平方向に回動可能に設け、該中間フレームにリーダ
軸線方向の第2支軸にて前記先端フレームを水平方向に
回動可能に設けたことを特徴とし、前記第2支軸を前記
リーダに昇降可能に設けられる作業装置の吊り荷取付中
心の延長線上若しくはその近傍に配置することにより、
一層の取付作業の効率向上を図れる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、図1乃至図8に
示す実施形態例に基づいて、さらに詳細に説明する。な
お、前記従来例と同一要素には同一の符号を付して説明
する。リーダ1には、ハンマ10が昇降可能に設けら
れ、リーダ1上部のベースフレーム2には、リーダ前部
側にリーダ軸線方向の第1支軸3にて中間フレーム14
が水平方向に回動可能に設けられ、該中間フレーム14
に先端フレーム4がリーダ軸線方向の第2支軸15にて
水平方向に回動可能に設けられている。吊り荷である杭
12を取り付けるハンマ10のパイルキャップジョイン
ト11の取付中心は、掘削孔13中心の延長線上に位置
し、第2支軸15は、パイルキャップジョイント11の
取付中心の上方の延長線上若しくはその近傍に配置され
ている。
【0008】前記中間フレーム14には、先端フレーム
4を回動するアクチュエータとしてのシリンダ5が設け
られている。また、前記ベースフレーム2の後部には縦
シーブ6が、前記中間フレーム14上部の第2支軸15
近傍には案内ローラ7,7が、前記先端フレーム4前部
には縦シーブ8がそれぞれ設けられ、前記縦シーブ6、
前記案内ローラ7,7、前記縦シーブ8に杭12を吊り
込むワイヤロープ9が掛け回されている。
【0009】前記中間フレーム14は、一側に設けたブ
ラケット14a先端のピン孔と、ベースフレーム2の一
側のブラケット2aのピン孔とを重合して、両ピン孔に
ピン16を挿通することにより、図1乃至図5に示され
るように、ベースフレーム2と直線の作業状態に固定さ
れる。また、この状態から第1支軸3を回動中心として
中間フレーム14から先を90度水平回動して、他側に
設けたブラケット14bのピン孔と、ベースフレーム2
の他側のブラケット2bのピン孔とを重合して、両ピン
孔にピン16を挿通することにより、中間フレーム14
から先を寝かせて固定され、図6乃至図8に示されるよ
うに、リーダ1を倒した輸送状態時に、中間フレーム1
4から先がリーダ1から上方へ突出しない格納状態にで
きる。
【0010】さらに、前記中間フレーム14は、前記ブ
ラケット14aの下部に前記シリンダ5を取り付けるブ
ラケット14cを設けている。前記シリンダ5は、シリ
ンダ筒5aの先端を前記ブラケット14cに水平回動可
能に取り付けられ、ピストンロッド5b先端に、前記先
端フレーム4のブラケット4aに連結される第1リンク
17と、中間フレーム14の第2支軸15近傍に連結さ
れる第2リンク18とを有している。
【0011】これにより、シリンダ5の作動で先端フレ
ーム4が第2支軸15を回動中心として水平回動して杭
12を吊り込むので、回動中心から先端フレーム4の縦
シーブ8先端までの距離が従来よりも短くなり、先端フ
レーム4の断面を小さくして軽量化できるとともに、シ
リンダ5も小型軽量化でき、トップシーブ全体の重量を
低減して、リーダ1上部の安定性の向上が図れる。ま
た、第2支軸15がパイルキャップジョイント11の杭
12取付中心の上方の延長線上若しくはその近傍に配置
されているため、先端フレーム4がどの位置に水平回動
しても、取付中心と縦シーブ8先端までの距離が変わら
ず、パイルキャップジョイント11への杭12の取付作
業が容易に行える。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の杭打ち機
のトップシーブは、リーダの上端に固設されるベースフ
レームにリーダ軸線方向の第1支軸にて中間フレームを
水平方向に回動可能に設け、中間フレームに第2支軸に
て先端フレームを水平方向に回動可能に設けたので、先
端フレームの回動半径が小さくなり、先端フレーム及び
先端フレーム回動用アクチュエータの小型軽量化が図
れ、杭打ち機本体の安定性確保に有利であるとともに、
先端フレームの回動中心が作業装置へのロッドや杭等の
吊り荷取付中心上方の延長線上若しくはその近傍に配置
されているため、先端フレームがどの位置に水平回動し
ても作業装置の吊り荷取付位置とロッドや杭等の吊り荷
の吊り込み位置との距離が変わらず、ロッドや杭等の取
付作業効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のトップシーブの一実施形態例を示す
側面図である。
【図2】 同じく吊り込み状態を示す杭打ち機の側面図
である。
【図3】 同じくトップシーブの平面図である。
【図4】 先端フレームを右に回動させた平面図であ
る。
【図5】 先端フレームを左に回動させた平面図であ
る。
【図6】 輸送時の中間フレーム回動状態の平面図であ
る。
【図7】 輸送時の中間フレーム回動状態の側面図であ
る。
【図8】 輸送時の杭打ち機の側面図である。
【図9】 従来のトップシーブの側面図である。
【図10】 同じく平面図である。
【符号の説明】
1…リーダ、2…ベースフレーム、3…第1支軸、4…
先端フレーム、5…シリンダ、10…ハンマ、11…パ
イルキャップジョイント、12…杭、14…中間フレー
ム、15…第2支軸
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−71037(JP,A) 特開 平5−39771(JP,A) 実開 昭63−165334(JP,U) 実開 昭57−26447(JP,U) 実開 平2−54845(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 7/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リーダの上端に固設されるベースフレー
    ムと、該ベースフレームのリーダ前部側にリーダ軸線方
    向の支軸にて水平方向に回動可能に設けられる先端フレ
    ームと、該先端フレームを回動するアクチュエータとを
    有する杭打ち機のトップシーブにおいて、前記ベースフ
    レームにリーダ軸線方向の第1支軸にて中間フレームを
    水平方向に回動可能に設け、該中間フレームにリーダ軸
    線方向の第2支軸にて前記先端フレームを水平方向に回
    動可能に設けたことを特徴とする杭打ち機のトップシー
    ブ。
  2. 【請求項2】 前記第2支軸は、前記リーダに昇降可能
    に設けられる作業装置の吊り荷取付中心の延長線上若し
    くはその近傍に配置されていることを特徴とする請求項
    1記載の杭打ち機のトップシーブ。
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