JP3467681B2 - 二重化構成を有するパスの故障管理方法 - Google Patents

二重化構成を有するパスの故障管理方法

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク管理
システムにおける二重化構成を有するパスの故障管理方
法に係り、特に、故障発生時に瞬時には直らず人手によ
る回復措置を必要とする故障だけをオペレータに通知
し、切替によって救済される故障はオペレータに通知し
ないようにしたネットワーク故障管理方法に関する。 【0002】 【従来の技術】ATMーネットワーク(ATM−NW)
には、二重化構成を取るバーチャルパス(VP)があ
り、この二重化構成のバーチャルパスは、現用系/予備
系の2系統のルートからなり、装置や伝送路などの故障
による警報検出をトリガとして切替端装置間で切替制御
情報のやりとりを行うことで、自動切替が行われる。従
来のATM−NMS(ATM−ネットワーク管理システ
ム)では、VPの切替状態と故障状態とは全く独立した
2つの状態として扱い、二重化構成部分のうち、パスの
現用系ルートを収容する伝送路の故障状態をそのままパ
スの故障状態に対応付けて管理し、その状態値が変わる
度にオペレータに故障状態を送信するようにしていた。
すなわち、故障発生/回復の都度、故障通知/回復通知
をオペレータに送信するものであった。このように、従
来は、装置や伝送路に故障が発生すると、オペレータに
自動切替の結果、瞬時に直らない故障の発生/回復だけ
を通知するのではなく、自動切替により救済される瞬時
故障の発生/回復までも全て通知していた。つまり、瞬
時に直る故障か否かにかかわらず、オペレータに故障/
回復通知をその都度全て送信するようにしていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】オペレータが監視する
必要があるのは、瞬時に直る故障ではなく、瞬時には直
らず人手による回復措置を必要とするような故障であ
る。しかしながら、上述した如き従来の故障管理システ
ムでは、NEでの故障検出を契機にして起動される自動
的な切替制御により救済される瞬時故障とその回復まで
もオペレータに通知するようにしていたため、故障修理
などの措置がとりにくくなるという問題があった。つま
り、二重化構成を取るパスを収容する伝送路の故障時に
は、一度に多くの故障通知とその回復通知を発出するこ
とになり、オペレータはこれらの多量の通知からそれら
の因果関係を把握して、人手による修理などの措置を必
要とする故障に関する通知だけを取り出す必要があり、
そのためには時間と手間を要し、保守上の対処が取りに
くかった。本発明の目的は、上記問題点を解消し、上述
したようなパスの切替によって救済される瞬時故障はオ
ペレータに通知せず、人手による修理などの措置を必要
とする故障だけをオペレータに通知するようにした、二
重化構成を有するパスの故障管理方法を提供することに
ある。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、ネットワークリソースの故障状態を管理
するネットワーク管理システムにおける二重化構成を有
するパスの故障管理方法であって、二重化構成を有する
パスの切替結果通知とこのパスを収容する伝送路の故障
警報を、パスまたは伝送路が接続されている装置から収
集するステップと、伝送路の故障状態とパスの切替結果
を対応付けるステップと、パスの二重化ルートのうち現
用系ルートを収容する伝送路が故障中であることおよび
パスの切替結果が失敗したことを検出するステップと、
該ステップによって、現用系ルートを収容する伝送路が
故障中でありかつパスの切替結果が失敗したことが検出
された場合にのみ、二重化構成のパスの故障としてオペ
レータに通知するステップを有することを特徴とするも
のである。 【0005】本発明においては、上記構成により、伝送
路の故障通知と、この伝送路を通過するパスの切替結果
とを対応付けしパスの故障状態を管理する。パスの現用
系ルートを収容する伝送路に関する場合、オペレータに
即座にパスの故障を通知せず、パスの切替結果が失敗の
時にのみ、瞬時に回復する見込みのない故障として判断
し、パスの故障として扱う。切替結果が成功の場合、従
来の方式と同様、切替状態の更新を行うが、この場合、
パスの故障とは扱わないので、従来方式のように、切替
が成功したことによる回復通知がオペレータに通知され
ることはない。 【0006】図2および図3は、本発明において、伝送
路が故障しパスの切替が生じた場合にオペレータへの故
障通知方法を切替結果別に示す図であり、それぞれ
(a)は現用系ルートで動作している状態を示し、
(b)は現用系ルートに故障が生じた状態を示してい
る。図2の(c)は、現用系ルートから予備系ルートへ
の切替が成功した場合の状態を示しており、このときオ
ペレータへの通知は行わない。図3の(c)は、現用系
ルートから予備系ルートへの切替が失敗した場合の状態
を示しており、このときオペレータへの通知を行う。こ
のように、本発明では、切替結果(切替成功か切替失敗
か)と故障状態(現用系ルートの故障状態)の対応付け
を行っており、予備系ルートへの切替が成功した場合は
オペレータに故障通知を発出することは行わず、予備系
ルートへの切替が失敗でかつ現用系が故障状態の時のみ
オペレータに通知するようにしている。 【0007】従って、本発明においては、パスの切替結
果と故障状態を対応付け、パスの現用系ルートを収容す
る伝送路が故障で切替結果が失敗時にのみオペレータに
パスの故障として通知し、切替により救済される瞬時故
障は通知されないので、オペレータは装置部分の取り替
えなど、人手で回復処置を必要とする故障だけに注意を
集中すればよくなる。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を用
いてさらに詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形
態の一例を示す構成図であり、ネットワークリソースと
ネットワーク管理システム、ネットワーク管理用操作端
末との関係を示している。同図において、1はネットワ
ーク、2は装置(NE)、3はネットワーク管理システ
ム、4はネットワーク管理用操作端末、5はオペレータ
である。 【0009】ATMネットワークにおいて、VP(バー
チャルパス)のレイヤでは、二重化構成を取ることがで
きる。図4は、ネットワークの構成例を示す図である。
同図において、6,8,10,12,14,16は装置
(NE)を示し、7,9,11,13,15,17は伝
送路を示している。同図は、装置(NE)6,伝送路
7,装置8,伝送路9,装置10,伝送路11,装置1
2を経由するルート18がVPの現用系ルートを示し、
装置(NE)12,伝送路13,装置14,伝送路1
5,装置16,伝送路17,装置6を経由するルート1
9がVPの予備系ルートを示している。 【0010】このような二重化構成を採用した場合、V
Pを収容する装置/伝送路故障が生じると、収容される
VP1本毎に、現用系から予備系への切替が行われる。
ATMネットワーク管理システム(ATM−NMS)
は、切替が成功した場合も失敗した場合も切替結果通知
を受信する。ATM−NMSにおいては、VPの0系ル
ート/1系ルート各々のルートの故障状態(正常か故障
か)と、0系/1系ルートどちらが現用系のルートであ
るかと、VPの切替失敗受信状態(切替失敗受信待ち状
態か切替失敗受信済み状態か)を管理する。 【0011】図5は、上記各状態の管理(各状態の遷
移)を説明するための図である。具体的には、(a)2
0は0系ルートの故障状態の遷移(正常状態と故障状態
間での遷移)を説明するための図であり、(b)21は
1系ルートの故障状態の遷移(正常状態と故障状態間で
の遷移)を説明するための図であり、(c)22は現用
系ルートの切替(0系ルートと1系ルート間での切替)
を説明するための図であり、(d)23は切替失敗受信
状態の遷移(切替失敗受信待ち状態と切替失敗受信済み
状態間での遷移)を説明するための図であり、(e)2
4はVPの故障状態の遷移(正常状態と故障状態間での
遷移)を説明するための図である。 【0012】(a)VPの0系ルートの故障状態の遷移
20および(b)VPの1系ルートの故障状態の遷移2
1は、装置(NE)が検出した各ルートを収容する伝送
路の故障通知/回復通知をATM−NMSが受信した結
果、遷移する。すなわち、0系ルート/1系ルートとも
に、正常状態の場合に故障通知を受信したら故障状態に
遷移し、逆に、故障状態の場合に回復通知を受信したら
正常状態になる。 【0013】(c)VPの現用系ルート22は、切替成
功通知受信により0系ルートと1系ルートの間で遷移す
る。すなわち、0系ルートが現用系ルートの場合に切替
成功通知を受信したら1系ルートが現用系ルートにな
り、逆に、1系ルートが現用系ルートの場合に切替成功
通知を受信したら0系ルートが現用系ルートになる。 (d)切替失敗受信状態(切替失敗受信待ち状態/切替
失敗受信済み状態)の遷移23は、切替失敗通知受信、
切替成功通知受信または現用系故障回復通知受信により
遷移する。すなわち、切替失敗受信待ち状態の場合に切
替失敗通知を受信したら切替失敗受信済み状態になり、
切替失敗受信済み状態の場合に切替成功通知を受信する
か現用系故障回復通知を受信したら切替失敗受信待ち状
態になる。 (e)VPの故障状態(正常−故障)の遷移24は、V
Pの「現用系ルートが故障」かつ「切替失敗受信済み状
態」の時にのみ「故障」となり、それ以外の時は「正
常」となる。 【0014】次に、これらの処理をフローチャートを用
いてさらに詳細に説明する。図6は、ATM−NMSが
NEから伝送路の故障通知を受信した場合の処理のフロ
ーチャートであり、図7は、伝送路の回復通知を受信し
た場合の処理のフローチャートであり、図8は、VPの
切替結果(成功)通知を受信した場合の処理のフローチ
ャートであり、図9は、VPの切替結果(失敗)通知を
受信した場合の処理のフローチャートである。 【0015】<図6の説明>ATM−NMSがNEから
伝送路の故障通知を受信した場合の処理を図6のフロー
チャートを用いて説明する。ATM−NMSがNEより
伝送路の故障通知を受信したら(ステップS1)、伝送
路の「故障状態」の値を「故障」にし(ステップS
2)、該当故障伝送路に収容されているVPの「0系ル
ートの故障状態」または「1系ルートの故障状態」の値
を「故障」にする(ステップS3)。 【0016】次に、「切替失敗受信状態」の値が「切替
失敗受信済み」かつ「現用系ルート」であるルートの故
障状態が「故障」かどうかを判定し(ステップS4)、
「切替失敗受信済み」かつ「現用系ルート」であるルー
トの故障状態が「故障」の場合(すなわち「現用系ルー
ト」の値が「0系ルート」の場合には「0系ルートの故
障状態」が「故障」の場合、また「現用系ルート」の値
が「1系ルート」の場合には「1系ルートの故障状態」
が「故障」の場合;ステップS4:Y)、ステップS5
に進み、それ以外の場合(ステップS4:N)はステッ
プS9に進む。 【0017】ステップS5に進んだ場合は「VPの故障
状態」を「故障」にする。次に、「VPの故障状態」の
値が変更になったかどうかを判定し(ステップS6)、
「VPの故障状態」の値が変更になった場合は(ステッ
プS6:Y)、ステップS7で「故障通知」をオペレー
タに発出し、一方、「VPの故障状態」の値が変更にな
らなかった場合は(ステップS6:N)、処理を終了す
る(ステップS8)。 【0018】ステップS9に進んだ場合は「VP故障状
態」を「正常」にする。次に、「VPの故障状態」の値
が変更になったかどうかを判定し(ステップS10)、
「VPの故障状態」の値が変更になった場合は(ステッ
プS10:Y)、ステップS11で「回復通知」をオペ
レータに発出し、一方、「VPの故障状態」の値が変更
にならなかった場合は(ステップS10:N)、処理を
終了する(ステップS12)。 【0019】<図7の説明>伝送路の回復通知を受信し
た場合の処理を図7のフローチャートを用いて説明す
る。ATM−NMSがNEより伝送路の回復通知を受信
したら(ステップS21)、伝送路の「故障状態」を
「回復」にし(ステップS22)、該当回復伝送路に収
容されているVPの0系ルート、または1系ルートを収
容する他の伝送路の故障状態が「正常」かどうかを判定
する(ステップS23)。全て正常の場合は(ステップ
S23:Y)、ステップS24に進み、正常でない伝送
路が存在する場合は(ステップS23:N)、ステップ
S34に進む。 【0020】ステップS24に進んだ場合は該当回復伝
送路に収容されているVPの「0系ルートの故障状態」
または「1系ルートの故障状態」を「正常」にする。次
に、「切替失敗受信状態」が「切替失敗受信済み」かつ
「現用系ルート」であるルートの故障状態が「故障」で
あるかどうかを判定し(ステップS25)、「切替失敗
受信状態」が「切替失敗受信済み」かつ「現用系ルー
ト」であるルートの故障状態が「故障」の場合は(すな
わち、「現用系ルート」の値が「0系ルート」の場合に
は「0系ルートの故障状態」が「故障」の場合、「現用
系ルート」の値が「1系ルート」の場合には「1系ルー
トの故障状態」が「故障」の場合;ステップS25:
Y)、ステップS26に進み、それ以外の場合には(ス
テップS25:N)、ステップS30に進む。 【0021】ステップS26に進んだ場合には「VPの
故障状態」を「故障」にする。次に、「VPの故障状
態」の値が変更になったかどうかを判定し(ステップS
27)、「VPの故障状態」の値が変更になった場合は
(ステップS27:Y)、ステップS28で「故障通
知」をオペレータに発出し、一方、「VPの故障状態」
の値が変更にならなかった場合は(ステップS27:
N)、処理を終了する(ステップS29)。 【0022】ステップS30に進んだ場合は「VP故障
状態」を「正常」にする。次に、「VPの故障状態」の
値が変更になったかどうかを判定し(ステップS3
1)、「VPの故障状態」の値が変更になった場合は
(ステップS31:Y)、ステップS32で「回復通
知」をオペレータに発出し、一方、「VPの故障状態」
の値が変更にならなかった場合は(ステップS31:
N)、処理を終了する(ステップS33)。 【0023】ステップS34に進んだ場合は、該当故障
伝送路に収容されているVPの「0系ルートの故障状
態」または「1系ルートの故障状態」を「故障」にす
る。次に、「切替失敗受信状態」が「切替失敗受信済
み」かつ「現用系ルート」であるルートの故障状態が
「故障」であるかどうかを判定し(ステップS35)、
「切替失敗受信状態」が「切替失敗受信済み」かつ「現
用系ルート」であるルートの故障状態が「故障」の場合
は(すなわち、「現用系ルート」の値が「0系ルート」
の場合には「0系ルートの故障状態」が「故障」の場
合、「現用系ルート」の値が「1系ルート」の場合には
「1系ルートの故障状態」が「故障」の場合;ステップ
S35:Y)、ステップS36に進み、それ以外の場合
には(ステップS35:N)、ステップS40に進む。 【0024】ステップS36に進んだ場合には「VPの
故障状態」を「故障」にする。次に、「VPの故障状
態」の値が変更になったかどうかを判定し(ステップS
37)、「VPの故障状態」の値が変更になった場合は
(ステップS37:Y)、ステップS38で「故障通
知」をオペレータに発出し、一方、「VPの故障状態」
の値が変更にならなかった場合は(ステップS37:
N)、処理を終了する(ステップS39)。 【0025】ステップS40に進んだ場合は「VP故障
状態」を「正常」にする。次に、「VPの故障状態」の
値が変更になったかどうかを判定し(ステップS4
1)、「VPの故障状態」の値が変更になった場合は
(ステップS41:Y)、ステップS42で「回復通
知」をオペレータに発出し、一方、「VPの故障状態」
の値が変更にならなかった場合は(ステップS41:
N)、処理を終了する(ステップS43)。 【0026】<図8の説明>VPの切替結果(成功)通
知を受信した場合の処理を図8のフローチャートを用い
て説明する。ATM−NMSがNEよりVPの切替結果
(成功)通知を受信したら(ステップS51)、VPの
「現用系ルート」を変更するとともに(ステップS5
2)、VPの「切替失敗受信状態」を「切替失敗受信待
ち」にし(ステップS53)、次に、「切替失敗受信状
態」が「切替失敗受信済み」かつ「現用系ルート」であ
るルートの故障状態が「故障」であるかどうかを判定し
(ステップS54)、「切替失敗受信状態」が「切替失
敗受信済み」かつ「現用系ルート」であるルートの故障
状態が「故障」の場合は(すなわち、「現用系ルート」
の値が「0系ルート」の場合には「0系ルートの故障状
態」が「故障」の場合、「現用系ルート」の値が「1系
ルート」の場合には「1系ルートの故障状態」が「故
障」の場合;ステップS54:Y)、ステップS55に
進み、それ以外の場合には(ステップS54:N)、ス
テップS59に進む。 【0027】ステップS55に進んだ場合には「VPの
故障状態」を「故障」にする。次に、「VPの故障状
態」の値が変更になったかどうかを判定し(ステップS
56)、「VPの故障状態」の値が変更になった場合は
(ステップS56:Y)、ステップS57で「故障通
知」をオペレータに発出し、一方、「VPの故障状態」
の値が変更にならなかった場合は(ステップS56:
N)、処理を終了する(ステップS58)。 【0028】ステップS59に進んだ場合は「VP故障
状態」を「正常」にする。次に、「VPの故障状態」の
値が変更になったかどうかを判定し(ステップS6
0)、「VPの故障状態」の値が変更になった場合は
(ステップS60:Y)、ステップS61で「回復通
知」をオペレータに発出し、一方、「VPの故障状態」
の値が変更にならなかった場合は(ステップS60:
N)、処理を終了する(ステップS62)。 【0029】<図9の説明>VPの切替結果(失敗)通
知を受信した場合の処理を図9のフローチャートを用い
て説明する。ATM−NMSがNEよりVPの切替結果
(失敗)通知を受信したら(ステップS71)、VPの
「切替失敗受信状態」を「切替失敗受信済み」にし(ス
テップS72)、次に、「切替失敗受信状態」が「切替
失敗受信済み」かつ「現用系ルート」であるルートの故
障状態が「故障」であるかどうかを判定し(ステップS
73)、「切替失敗受信状態」が「切替失敗受信済み」
かつ「現用系ルート」であるルートの故障状態が「故
障」の場合は(すなわち、「現用系ルート」の値が「0
系ルート」の場合には「0系ルートの故障状態」が「故
障」の場合、「現用系ルート」の値が「1系ルート」の
場合には「1系ルートの故障状態」が「故障」の場合;
ステップS73:Y)、ステップS74に進み、それ以
外の場合には(ステップS73:N)、ステップS78
に進む。 【0030】ステップS74に進んだ場合には「VPの
故障状態」を「故障」にする。次に、「VPの故障状
態」の値が変更になったかどうかを判定し(ステップS
75)、「VPの故障状態」の値が変更になった場合は
(ステップS75:Y)、ステップS76で「故障通
知」をオペレータに発出し、一方、「VPの故障状態」
の値が変更にならなかった場合は(ステップS75:
N)、処理を終了する(ステップS77)。 【0031】ステップS78に進んだ場合は「VP故障
状態」を「正常」にする。次に、「VPの故障状態」の
値が変更になったかどうかを判定し(ステップS7
9)、「VPの故障状態」の値が変更になった場合は
(ステップS79:Y)、ステップS80で「回復通
知」をオペレータに発出し、一方、「VPの故障状態」
の値が変更にならなかった場合は(ステップS79:
N)、処理を終了する(ステップS81)。 【0032】以上の実施例の説明から明らかなように、
本構成よると、ATM−NMSにおいて、オペレータに
この「VPが故障」と通知するのは、「VPの現用系ル
ートが故障」かつ「切替失敗受信済み状態」の時のみで
ある。この状態管理より、ATM−NMSが受信する故
障通知と切替通知の順序にかかわらず故障状態と切替結
状態の対応付けが可能となり、瞬時的故障をオペレータ
に発出することを回避することができる。 【0033】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回線,パス,伝送路などのネットワークリソースの故障
状態を管理するネットワーク管理システムにおいて、二
重化構成を取るパスの切替結果通知と、このパスを収容
する伝送路の故障警報をパスや伝送路が接続されている
装置から収集し、故障状態と切替結果を対応付けること
により、切替が失敗し瞬時に故障回復する見込みがない
場合のみ、二重化構成のパスの故障としてオペレータに
通知することができ、オペレータは人手による修理など
の措置を必要とする故障に関する通知のみを容易に取り
出すことが可能になる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例における、ネットワークリソー
スとネットワーク管理システム、ネットワーク管理用操
作端末との関係を示す構成図である。 【図2】本発明の実施例にける、切替成功時のオペレー
タへの故障通知を説明するための図である。 【図3】本発明の実施例にける、切替失敗時のオペレー
タへの故障通知を説明するための図である。 【図4】ネットワーク構成例を示す図である。 【図5】VPのデュアル構成部分の状態管理を説明する
ための図である。 【図6】NEから伝送路の故障通知を受信した場合の状
態更新処理,マネージャへのメッセージ発出処理のフロ
ーチャートである。 【図7】NEから伝送路の回復通知を受信した場合の状
態更新処理,マネージャへのメッセージ発出処理のフロ
ーチャートである。 【図8】NEからVPの切替結果(成功)通知を受信し
た場合の状態更新処理,マネージャへのメッセージ発出
処理のフローチャートである。 【図9】NEからVPの切替結果(失敗)通知を受信し
た場合の状態更新処理,マネージャへのメッセージ発出
処理のフローチャートである。 【符号の説明】 1:ネットワーク、 2:装置(NE)、 3:ネットワーク管理システム、 4:ネットワーク管理用操作端末、 5:オペレータ、 6,8,10,12,14,16:装置、 7,9,11,13,15,17:伝送路、 18,22:現用系ルート、 19:予備系ルート、 20:0系ルートの故障状態、 21:1系ルートの故障状態、 23:切替失敗受信状態、 24:VPの故障状態
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−135243(JP,A) 特開 平9−27823(JP,A) 特開 平8−181701(JP,A) 特開 平8−223159(JP,A) 特開2000−59374(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/56 400 H04L 29/14

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ネットワークリソースの故障状態を管理
    するネットワーク管理システムにおける二重化構成を有
    するパスの故障管理方法であって、 二重化パスを構成する0系ルートの装置からの故障通知
    を受信して該0系ルートの故障状態を管理する第1の
    テップと、二重化パスを構成する1系ルートの装置からの故障通知
    を受信して該1系ルートの故障状態を管理する第2のス
    テップと、 二重化パスの切替結果通知を受信して上記0系ルートと
    1系ルートのいずれが現用系ルートであるかを管理する
    第3のステップと、 二重化パスの切替結果通知を受信してパスの切替失敗状
    態を管理する第4のステップと、 上記第1から第4のステップでそれぞれ独立に管理して
    いる各管理情報の組み合わせ を対応付ける第5のステッ
    プと、該第5のステップでの対応付けの結果、上記 現用系ルー
    が上記0系ルートで該0系ルートが故障中、もしく
    は、上記現用系ルートが上記1系ルートで該1系ルート
    が故障中のいずれかであり、かつ、上記パス替失
    状態であるとの組み合わせであれば、オペレータに通知
    が必要なパスの故障であると判定する第6のステップ
    と、 該第6のステップでの通知が必要なパスの故障であると
    の判定結果に応じて、二重化構成のパスの故障としてオ
    ペレータに通知する第7のステップを有することを特
    徴とする二重化構成を有するパスの故障管理方法。
JP31287398A 1998-11-04 1998-11-04 二重化構成を有するパスの故障管理方法 Expired - Fee Related JP3467681B2 (ja)

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