JP3467586B2 - イオン発生装置及び空気調節装置 - Google Patents

イオン発生装置及び空気調節装置

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JP3467586B2 JP2001287786A JP2001287786A JP3467586B2 JP 3467586 B2 JP3467586 B2 JP 3467586B2 JP 2001287786 A JP2001287786 A JP 2001287786A JP 2001287786 A JP2001287786 A JP 2001287786A JP 3467586 B2 JP3467586 B2 JP 3467586B2
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気中にイオンを
発生させるイオン発生装置、及びこれを備えた空気調節
装置に関する。ここでいう空気調節装置に該当するもの
の例としては、空気調和機、除湿器、加湿器、空気清浄
機、ファンヒータ等があり、主に家屋の室内、ビルの一
室、病院の病室、車内、飛行機内、船内等に用いられ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、事務所や会議室などの換気の少
ない密閉化された室内では、人が多い場合、呼吸により
排出される二酸化炭素、たばこの煙及び塵埃等の空気汚
染物質が増加する。その為、人をリラックスさせる効能
を有するマイナスイオンが、空気中から減少していく。
特にタバコの煙によってマイナスイオンが多量に失わ
れ、通常の1/2〜1/5程度にまで減少することがあ
る。そこで、空気中のマイナスイオンを補給する為、種
々のイオン発生装置が提案されており、空気清浄機等に
搭載されている。
【0003】一方、近年、殺菌/除菌に対する要求が高
まっているが、マイナスイオンのみを発生するイオン発
生装置では、空気中の浮遊細菌を積極的に除去すること
は出来ない。そこで、本特許出願人は、プラスイオンと
マイナスイオンとを発生させるイオン発生装置を搭載し
た空気清浄機を実用化している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本願発明者等は、空気
中の浮遊細菌を除去する手段について、鋭意検討を重ね
た結果、プラスイオンとマイナスイオンとを発生させれ
ばよいことを発見した。プラスイオンとしてのH+ (H
2 O)n と、マイナスイオンとしてのO2 - (H 2 O)
m とを発生させると、これらが化学反応して活性種であ
る過酸化水素(H 2 2 )及び水酸基ラジカル・OHの
何れか又は両方が生成し、この活性種により空気中の浮
遊細菌が除去される。
【0005】しかし、プラスイオンは、人間に対してス
トレスを与えるといわれている。この為、プラスイオン
とマイナスイオンとを発生させると、マイナスイオンが
有する人間をリラックスさせる効能が減ずることにな
る。従って、使用目的に応じて、運転モードを切り替え
る必要がある。すなわち、リラックス効果を得たいとき
には、マイナスイオンを多く発生させる運転モードに、
また、除菌/殺菌効果を得たいときには、プラスイオン
とマイナスイオンとを略同イオン量発生させる運転モー
ドに、それぞれユーザの選択により、又は周辺環境状況
に応じて自動的に、運転モードを切り替えることが出来
るイオン発生装置が望まれていた。
【0006】本発明は、上述したような事情に鑑みてな
されたものであり、リラックス効果を得たいときには、
マイナスイオンを多く発生させる運転モードに、また、
除菌/殺菌効果を得たいときには、プラスイオンとマイ
ナスイオンとを略同イオン量発生させる運転モードに、
それぞれ切り替えることが出来るイオン発生装置を提供
することを目的とする。本発明は、また、本発明に係る
イオン発生装置を備える空気調節装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るイオン発生
装置は、マイナスイオンを発生させる手段と、プラスイ
オンを発生させる手段を備え、リラックス効果を得たい
ときにマイナスイオンを多く発生させる運転モードと、
除菌/殺菌効果を得たいときにマイナスイオンとしてO
2 - (H 2 O) m 及びプラスイオンとしてH + (H 2 O) n
発生させる運転モードとをそれぞれ切り替えることが出
来るイオン発生装置であって、運転開始時に、マイナス
イオンとしてO 2 - (H 2 O) m 及びプラスイオンとしてH
+ (H 2 O) n の両方を発生させる運転モードとすべくな
してあることを特徴とする。
【0008】このイオン発生装置では、マイナスイオン
を発生させる手段と、プラスイオンを発生させる手段と
を備えており、運転開始時に、マイナスイオン及びプラ
スイオンの両方を発生させるように構成してあるので、
空気が汚染されていると思われる運転開始時に、除菌/
殺菌効果を得ることが可能な、プラスイオンとマイナス
イオンとを略同イオン量発生させる運転モードで運転す
ることが出来るイオン発生装置を実現することが出来
る。
【0009】また、本発明に係るイオン発生装置は、
菌/殺菌効果を得たいときのマイナスイオンとしてO 2 -
(H 2 O) m 及びプラスイオンとしてH + (H 2 O) n は、
略同イオン量とすべくなしてあることを特徴とする。
【0010】このイオン発生装置では、マイナスイオン
及びプラスイオンは、略同イオン量とするように構成し
てあるので、空気が汚染されていると思われる運転開始
時に、除菌/殺菌効果を得ることが可能な、プラスイオ
ンとマイナスイオンとを略同イオン量発生させる運転モ
ードで運転することが出来るイオン発生装置を実現する
ことが出来る。
【0011】また、本発明に係るイオン発生装置は、
イナスイオンを発生させる手段と、プラスイオンを発生
させる手段とを備えたイオン発生装置であって、計時手
と、空気の汚染度を検出する検出手段とを備え、前記
計時手段が運転開始時から計時する所定時間、マイナス
イオンとしてO 2 - (H 2 O) m 及びプラスイオンとしてH
+ (H 2 O) n を略同イオン量発生させ、前記計時手段が
前記所定時間を計時した後は、前記検出手段が検出した
汚染度に応じて、マイナスイオンとしてO 2 - (H 2 O) m
及びプラスイオンとしてH + (H 2 O) n を略同イオン量
発生させ除菌/殺菌効果を得る運転状態と、マイナスイ
オンをプラスイオンより多く、又はマイナスイオンのみ
発生させリラックス効果を得る運転状態とを切り替える
べくなしてあることを特徴とする。
【0012】このイオン発生装置では、計時手段が運転
開始時から計時する所定時間、マイナスイオン及びプラ
スイオンの両方を発生させた後は、マイナスイオンをプ
ラスイオンより多く、又はマイナスイオンのみ発生させ
る運転状態に切り替えるように構成してある。これによ
り、空気が汚染されていると思われる運転開始時から所
定時間、除菌/殺菌効果を得ることが可能な、プラスイ
オンとマイナスイオンとを略同イオン量発生させる運転
モードにすることが出来、その所定時間後、空気の汚染
度に応じて、マイナスイオン及びプラスイオンを略同イ
オン量発生させる運転モードと、マイナスイオンを多く
発生させる運転モードにすることが出来る。
【0013】また、本発明に係るイオン発生装置は、前
記マイナスイオンを発生させる手段及びプラスイオンを
発生させる手段は、誘電体と、該誘電体を挟持して対向
する一対の電極と、該一対の電極間に交流電圧を印加す
る手段とを備え、該手段が前記一対の電極間に交流電圧
を印加することにより、マイナスイオン及びプラスイオ
ンを発生させるべくなしてあることを特徴とする。
【0014】このイオン発生装置では、マイナスイオン
を発生させる手段及びプラスイオンを発生させる手段
は、一対の電極が、誘電体を挟持して対向し、印加する
手段が、その一対の電極間に交流電圧を印加することに
より、マイナスイオン及びプラスイオンを発生させるよ
うに構成してある。これにより、空気が汚染されている
と思われる運転開始時に、除菌/殺菌効果を得ることが
可能な、プラスイオンとマイナスイオンとを略同イオン
量発生させる運転モードで運転することが出来るイオン
発生装置を実現することが出来る。
【0015】また、本発明に係るイオン発生装置は、マ
イナスイオン及びプラスイオンを略同イオン量発生させ
る運転状態を表示する手段を更に備えることを特徴とす
る。
【0016】このイオン発生装置では、マイナスイオン
及びプラスイオンを略同イオン量発生させる運転状態を
表示する手段を更に備えているので、空気が汚染されて
いると思われる運転開始時に、除菌/殺菌効果を得るこ
とが可能な、プラスイオンとマイナスイオンとを略同イ
オン量発生させる運転モードで運転することが出来ると
共に、ユーザは、その運転モードで運転していることを
確認することが出来るイオン発生装置を実現することが
出来る。
【0017】また、本発明に係る空気調節装置は、空気
の状態を変化させる手段と、請求項1乃至5の何れかに
記載されたイオン発生装置とを備え、該イオン発生装置
が発生させたマイナスイオン及びプラスイオンを、前記
手段が変化させた空気中に拡散させるべくなしてあるこ
とを特徴とする。
【0018】この空気調節装置では、本発明に係るイオ
ン発生装置が発生させたマイナスイオン及びプラスイオ
ンを、変化させる手段が変化させた空気中に拡散させる
ので、本発明に係るイオン発生装置を備える空気調節装
置を実現することが出来る。
【0019】また、本発明に係る空気調節装置は、前記
空気を強制的に移動させる送風機を更に備え、前記イオ
ン発生装置は、該送風機が駆動を開始したときに、運転
開始すべくなしてあることを特徴とする。
【0020】この空気調節装置では、送風機が、空気を
強制的に移動させ、イオン発生装置は、送風機が駆動を
開始したときに、運転開始するように構成してあるの
で、空気が汚染されていると思われる運転開始時に、除
菌/殺菌効果を得ることが可能な、プラスイオンとマイ
ナスイオンとを略同イオン量発生させる運転モードで運
転することが出来る空気調節装置を実現することが出来
る。
【0021】また、本発明に係る空気調節装置は、空気
の汚染度を検出する検出手段を更に備え、該検出手段が
検出した汚染度に応じて、マイナスイオン及びプラスイ
オンを略同イオン量発生させる運転状態と、マイナスイ
オンをプラスイオンより多く、又はマイナスイオンのみ
発生させる運転状態とを切り替えるべくなしてあること
を特徴とする。
【0022】この空気調節装置では、検出手段が検出し
た空気の汚染度に応じて、マイナスイオン及びプラスイ
オンを略同イオン量発生させる運転状態と、マイナスイ
オンをプラスイオンより多く、又はマイナスイオンのみ
発生させる運転状態とを切り替えるように構成してあ
る。これにより、リラックス効果を得たいときには、マ
イナスイオンを多く発生させる運転モードに、また、除
菌/殺菌効果を得たい、空気が汚染したときには、プラ
スイオンとマイナスイオンとを略同イオン量発生させる
運転モードに、それぞれ切り替えることが出来る空気調
節装置を実現することが出来る。
【0023】また、本発明に係る空気調節装置は、前記
検出手段は、空気中の塵埃量を検出する手段、及び空気
中の臭気量を検出する手段の何れか又は両方を含むこと
を特徴とする。
【0024】この空気調節装置では、検出手段は、空気
中の塵埃量を検出する手段、及び空気中の臭気量を検出
する手段の何れか又は両方を含むので、リラックス効果
を得たいときには、マイナスイオンを多く発生させる運
転モードに、また、除菌/殺菌効果を得たい、空気が汚
染したときには、プラスイオンとマイナスイオンとを略
同イオン量発生させる運転モードに、それぞれ切り替え
ることが出来る空気調節装置を実現することが出来る。
【0025】また、本発明に係る空気調節装置は、マイ
ナスイオンを発生させる手段と、プラスイオンを発生さ
せる手段と、計時手段と、空気の汚染度を検出する検出
手段とを備える空気調節装置であって、前記計時手段が
運転開始時から計時する所定時間、マイナスイオンとし
てO 2 - (H 2 O) m 及びプラスイオンとしてH + (H 2 O)
n を略同イオン量発生させ、前記計時手段が前記所定時
間を計時した後は、前記検出手段が検出した汚染度に応
じて、マイナスイオンとしてO 2 - (H 2 O) m 及びプラス
イオンとしてH + (H 2 O) n を略同イオン量発生させ
菌/殺菌効果を得る運転状態と、マイナスイオンをプラ
スイオンより多く、又はマイナスイオンのみ発生させリ
ラックス効果を得る運転状態とを切り替えるべくなして
あることを特徴とする。
【0026】この空気調節装置では、マイナスイオンを
発生させる手段と、プラスイオンを発生させる手段と、
計時手段と、空気の汚染度を検出する検出手段とを備え
ている。計時手段が運転開始時から計時する所定時間、
マイナスイオン及びプラスイオンを略同イオン量発生さ
せると共に、計時手段が運転開始時から所定時間を計時
した後は、検出手段が検出した汚染度に応じて、マイナ
スイオン及びプラスイオンを略同イオン量発生させる運
転状態と、マイナスイオンをプラスイオンより多く、又
はマイナスイオンのみ発生させる運転状態とを切り替え
る。
【0027】これにより、空気が汚染されていると思わ
れる運転開始時に、除菌/殺菌効果を得ることが可能
な、プラスイオンとマイナスイオンとを略同イオン量発
生させる運転モードで運転することが出来ると共に、リ
ラックス効果を得たいときには、マイナスイオンを多く
発生させる運転モードに、また、除菌/殺菌効果を得た
い、空気が汚染したときには、プラスイオンとマイナス
イオンとを略同イオン量発生させる運転モードに、それ
ぞれ切り替えることが出来る空気調節装置を実現するこ
とが出来る。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るイオン発生
装置及び空気調節装置の実施の形態を、それを示す図面
に基づき説明する。図1は、本発明に係るイオン発生装
置及び空気調節装置の実施の形態の構成を示すブロック
図である。この空気調節装置は、空気清浄機であり、マ
イクロコンピュータ等で構成される制御部33は、電源
回路46から電源を与えられ、EEPROM(Electric
ally-Erasable Programmable Read-Only Memory )回路
39が記憶するプログラムに従って、キー入力回路4
2、受信回路43、ホコリセンサ回路44、ニオイセン
サ回路45及び感度切替回路38のそれぞれから与えら
れた信号に基づき、ファンモータ駆動回路47、イオン
発生装置1、ランプ回路48及び発振回路50のそれぞ
れに制御信号を与える。
【0029】キー入力回路42は、後述するキー類を備
えており、ユーザのキー操作に応じた信号を制御部33
に与える。受信回路43は、後述するリモートコントロ
ーラ41の送信回路からの赤外線信号を受光する。ファ
ンモータ駆動回路47は、電源コンセントから雑音防止
回路40を通じて電源を与えられ、制御部33から与え
られた制御信号に基づき、所定の回転数でファンモータ
56が回転するようにPWM制御を行う。ファンモータ
56はファン56a(送風機)を回転させる。
【0030】ホコリセンサ回路44(塵埃量を検出する
手段)は、発光素子と、その発光素子と光結合する受光
素子とからなる光反射型フォトインタラプタを備えてい
る。空気中の塵埃の量が多いと、塵埃による反射光が多
くなって、受光素子の受光量が増加し、これにより、受
光素子の出力電圧が増加する。ホコリセンサ回路44
は、ファンモータ56が駆動中のときのみ作動する。
【0031】ニオイセンサ回路45(臭気量を検出する
手段)は、金属酸化物半導体からなるニオイセンサを備
えている。ニオイセンサは、金属酸化物半導体表面にガ
ス成分が吸着されると、抵抗値が変化することを利用
し、たばこや生活臭などの臭いを検出する。ニオイセン
サ回路45は、ファンモータ56が作動中のときは常時
作動し、ファンモータ56が停止している間も、間欠的
に作動する。
【0032】イオン発生装置1は、制御部33により制
御され、電源回路46から電源を与えられ、交流の高電
圧を出力する高圧駆動回路49と、高圧駆動回路49か
ら交流の高電圧を与えられ、イオンを発生させるイオン
発生素子10とを備えている。電源回路46は、電源コ
ンセントから雑音防止回路40を通じて電源を与えられ
る。
【0033】ランプ回路48は、後述するランプ類を備
えており、制御部33からの制御により、ランプ類を個
別に点灯制御する。発振回路50は、制御部33からの
制御信号に応じて電子音を発生させる。制御部33は、
また、タイマ回路37(計時手段)と接続され、必要に
応じて計時させる。
【0034】図2は、上述した雑音防止回路40、電源
回路46、高圧駆動回路49及びイオン発生素子10の
構成例を示す回路図である。雑音防止回路40は、電源
コンセント(図示せず)を通じて与えられる商用交流電
源30に、バリスタ32及びコンデンサC3が並列接続
されている。商用交流電源30の両端子には、2つのチ
ョークコイル及び鉄心からなるコモンモードチョークコ
イル29の各一方の端子がそれぞれ接続され、コモンモ
ードチョークコイル29の各他方の端子は、コンデンサ
C4の両端子にそれぞれ接続されている。
【0035】コンデンサC4の一方の端子は、電源回路
46のダイオードブリッジDBの一方の入力端子に接続
され、他方の端子は、ヒューズを介して、ダイオードブ
リッジDBの他方の入力端子に接続されている。ダイオ
ードブリッジDBの一方の出力端子は、制御部33に接
続され、他方の出力端子は、抵抗R7,R6を通じてコ
ンデンサC4の一方の端子に接続されると共に、制御部
33に接続されている。ダイオードブリッジDBの出力
端子からは、制御部33に直流電源が与えられる。
【0036】コンデンサC4の一方の端子は、また、高
圧駆動回路49のSSR35(Solid-State Relay )の
一方の端子に接続され、SSR35の他方の端子は、抵
抗R1を通じてダイオードD3のアノードに接続されて
いる。SSR35の制御端子は、制御部33からオン/
オフ制御される。ダイオードD3のカソードは、スイッ
チングトランス31の一次巻線31pの一方の端子に接
続され、一次巻線31pの一方の端子には、また、ダイ
オードD2のカソード及びコンデンサC2の正極端子が
それぞれ接続されている。
【0037】スイッチングトランス31の一次巻線31
pの他方の端子には、ダイオードD2のアノード、ダイ
オードD4のカソード及びシリコン制御整流素子SCR
のアノードが接続されている。シリコン制御整流素子S
CRのカソード及びゲート間には、抵抗R3が接続さ
れ、カソードには、また、コンデンサC1の一方の端
子、ダイオードD1のアノード、抵抗R2の一方の端
子、ダイオードD4のアノード及びコンデンサC2の負
極端子がそれぞれ接続されている。抵抗R2の他方の端
子は、ダイオードD3のアノードに接続されている。上
述した抵抗R1と抵抗R2とは、商用交流電源30を分
圧し、適当な電圧をコンデンサC2に印加する。ダイオ
ードD2,4は、逆流防止用である。
【0038】シリコン制御整流素子SCRのゲートに
は、また、抵抗R4を通じて、コンデンサC1の他方の
端子及び抵抗R5の一方の端子に接続され、抵抗R5の
他方の端子は、ダイオードD1のカソードに接続されて
いる。ダイオードD1のカソードは、リレー接点ryの
一方の端子に、また、ヒューズを介して、コンデンサC
4の他方の端子にそれぞれ接続されると共に接地されて
いる。リレー接点ryの他方の端子は、ダイオードD5
のカソードに接続され、ダイオードD5のアノードは、
スイッチングトランス31の二次巻線31sの一方の端
子及びイオン発生素子10の表面電極13に接続されて
いる。
【0039】スイッチングトランス31の二次巻線31
sの他方の端子は、イオン発生素子10の内部電極12
に接続されている。イオン発生素子10は、誘電体11
と誘電体11を挟持して対向する一対の電極(内部電極
12、表面電極13)とを有している。リレー接点ry
のリレーコイルRYは、ダイオードD6が並列に接続さ
れると共に、制御部33からオン/オフ制御される。
【0040】このような構成の雑音防止回路40、電源
回路46、高圧駆動回路49及びイオン発生素子10で
は、制御部33から送られる信号に基づき、リレー接点
ryのオン/オフ状態を制御する。制御部33からSS
R35がオンされると、節点A−B間に交流電圧が印加
され、各節点A,Bの電圧がB<Aになる区間で、コン
デンサC2に充電される(シリコン制御整流素子SCR
はオフ状態である)。
【0041】次に、交流電圧が反転(B>A)する区間
で、シリコン制御整流素子SCRのゲート−カソード間
にトリガ電圧以上の電圧がかかると、シリコン制御整流
素子SCRがオンする。シリコン制御整流素子SCRが
オンすると、コンデンサC2が放電し、コンデンサC2
→スイッチングトランス31の一次巻線31p→シリコ
ン制御整流素子SCR→ダイオードD1に電流が流れ、
スイッチングトランス31の二次巻線31sに電圧が発
生する。すなわち、イオン発生装置1に供給される高電
圧が印加される。
【0042】イオン発生素子10の内部電極12及び表
面電極13は、擬似的には容量負荷及び抵抗負荷である
為、等価的なLCR振動回路となり、一次側のコンデン
サC2に充電されたエネルギーに対応するエネルギーを
二次側でも放出し消費した後に振動が止まる。イオン発
生素子10に印加する為の上述した高圧駆動回路49
は、出力電圧の波形が減衰タイプの自由振動波形であ
り、この波形の電圧を印加することにより、オゾン発生
が抑制されるともに、マイナスイオンとプラスイオンと
が発生する。
【0043】また、制御部33は、キー入力回路42に
おけるキー操作に基づき、SSR35をオフ状態にする
ことにより、イオン発生装置1の運転を停止させること
ができる。また、制御部33は、キー入力回路42にお
けるキー操作に基づき、リレー接点ryのオン/オフ状
態を制御する。リレー接点ryがオフ状態のとき、内部
電極12及び表面電極13間には正弦波状電圧が印加さ
れる。このとき、イオン発生装置1は、空気からプラス
イオン及びマイナスイオンを略同イオン量発生させる。
これにより、空気中の浮遊細菌が除去される。
【0044】一方、リレー接点ryがオン状態であれ
ば、ダイオードD5は、一方向の電流をカットする為
に、節点Bの電位から見て、表面電極13の電位は、マ
イナス方向にシフトする。従って、プラスイオンの割合
が小さく、マイナスイオンが多いイオン発生状態とな
る。従って、リレー接点ryがオン状態のとき、イオン
発生装置1は、空気からマイナスイオンと僅かなプラス
イオンを生成し、マイナスイオン及びプラスイオンの発
生量比率が例えば約9:1のイオンを発生させる。これ
により、リラックス効果を得ることができる。尚、この
とき、イオン発生装置1は、マイナスイオンのみを発生
させるようにしても良い。
【0045】図3は、イオン発生素子10の構成例を示
す斜視図である。また、図4は、イオン発生素子10の
長辺方向の縱断面図、図5は、イオン発生素子10の短
辺方向の縱断面図である。イオン発生素子10は、平板
状の誘電体11の上部表面に設けられた表面電極13
と、表面電極13に電力を供給する為、誘電体11の下
部表面に設けられた表面電極接点15(図4)と、表面
電極13に導通し、誘電体11の上部表面に設けられた
上面導通部16と、誘電体11を構成する略同形状の上
部誘電体11a及び下部誘電体11bの間に、表面電極
13と平行に埋設された内部電極12(図4)と、内部
電極12に電力を供給するため誘電体11の下部表面に
設けられる内部電極接点14(図4)とを有している。
表面電極13が設けられた上部誘電体11aの表面(上
部表面)は、アルミナのコーティング層11cを形成し
て、表面電極13を絶縁コートしている。
【0046】各部について更に詳述すると、誘電体11
の材料は、有機物としては、耐酸化性に優れた材料が好
適であり、例えばポリイミド又はガラスエポキシ等の樹
脂が使用でき、また、無機物としては、純度の高いアル
ミナ、結晶化ガラス、フォルステライト又はステアタイ
ト等のセラミックを使用することが出来る。耐食性を考
えれば、無機系の方が望ましく、更に、成形し易さ及び
後述する電極構成の容易さを考えれば、セラミックを用
いて成形するのが好適である。また、表面電極13と内
部電極12との間の絶縁抵抗が均一であることが望まし
い為、材料内部の密度ばらつきが少なく、誘電体11の
絶縁率が均一であればある程好適である。
【0047】誘電体11の形状は、円板状、楕円板状又
は多角形板状等、他の形状であってもよく、更には円柱
状であってもよいが、生産性を考えると、図3に示すよ
うに板状(この板状には、円板状及び直方体状のいずれ
をも含む)とするのが好適である。
【0048】また、表面電極13は、導電性を有するも
のであれば、特に制限なく使用することが出来るが、放
電によって溶融等の変形を起こさないものであることが
条件となる。表面電極13は、誘電体11の上部表面に
誘電体11と一体に形成し、表面からの深さ(誘電体1
1の上部表面より内部電極12側に表面電極13を設け
る場合)又は厚み(誘電体11の上部表面より突出して
表面電極13を設ける場合)が均一である方が望まし
い。表面電極13の形状は、面状、格子状、線状等の何
れの形状であってもよいが、電界の集中が起こりやすい
形状にすれば、表面電極13と内部電極12との間に印
加する電圧が低くても放電させることができる為、格子
状や線状のように、電界集中が起こりやすい形状とする
ことが望ましい。
【0049】内部電極12は、表面電極13と同様、導
電性を有するものであれば特に制限なく使用することが
できる。また、表面電極13と内部電極12との間の絶
縁抵抗が均一であることが望ましい為、内部電極12は
表面電極13と平行であることが望ましい。その為、誘
電体11の内部に表面電極13と対向させて平行に配置
し、表面電極13と内部電極12との距離(以下、電極
間距離と記す)が一定になるように設けることが好適で
ある。これにより、表面電極13と内部電極12との間
の放電状態が安定し、プラスイオン及びマイナスイオン
を好適に発生させることが可能である。
【0050】従って、誘電体11を板状とした場合、表
面電極13を平面状に設けたときには、内部電極12を
表面電極13と平行の平面状に設けることが望ましく、
誘電体11を円柱状に設けた場合、表面電極13を円柱
の外周表面に設けると共に、内部電極12を軸状に設け
ることにより、電極間距離を一定とすることが出来る。
【0051】表面電極接点15(図4)は、表面電極1
3と導通する接点であり、この接点に銅線アルミ線等の
一端を結線し、このリード線の他端を、他の構成の接点
に接続して、他の構成と表面電極13とを導通させる。
表面電極接点15は、リード線との接続の容易性から、
誘電体11の表面であれば何れに設けてもよいが、表面
電極13と同じ電位となる為、内部電極12と表面電極
接点15との距離が、電極間距離よりも大きい関係にあ
ることが望ましく、図4に示すように構成することによ
り安定した放電状態を得ることが出来る。
【0052】内部電極接点14(図4)は、内部電極1
2と導通する接点であり、この接点に銅線アルミ線等か
らなるリード線の一端を結線し、このリード線の他端
を、他の構成の接点に接続して、他の構成と内部電極1
2とを導通させる。内部電極接点14は、リード線との
接続の容易性から、誘電体11の表面であれば何れに設
けてもよいが、内部電極12と同じ電位となる為、表面
電極13と内部電極接点14との距離が、電極間距離よ
りも大きい関係にあることが望ましく、図4に示すよう
に構成することにより安定した放電状態を得ることがで
きる。
【0053】また、表面電極接点15と内部電極接点1
4との距離についても、電極間距離よりも大きく形成す
る。さらに、表面電極接点15及び内部電極接点14
を、共に表面電極13を設けた面(上部表面)に相対す
る面(下部表面)に設けると、プラスイオン及びマイナ
スイオンが発生する表面電極13を設けた上部表面に、
リード線等の配線が配置されない。その為、別途に送風
機を設ける等により、表面電極13を設けた上部表面に
空気を送風する構成とした場合に、リード線によって空
気の流れが乱れるようなこともなく好適である。尚、こ
のような効果は、表面電極接点15及び内部電極接点1
4を、上部表面以外の位置に設けることによって同様に
得ることが可能である。
【0054】尚、上述した他の構成とは、電圧印加手段
(図示せず)又はグランドを意味し、その接続の例とし
ては、表面電極13と内部電極12とを共に電圧印加手
段に接続して電圧を印加する場合、表面電極13をグラ
ンドに接続して接地電位とし、内部電極12を電圧印加
手段に接続する場合、及び表面電極13を電圧印加手段
に接続し、内部電極12をグランドに接続して接地電位
とする場合がある。上記の他の構成の例のうち、表面電
極13をグランドに接続して接地電位とし、内部電極1
2を電圧印加手段に接続する場合は、露出された電極に
高電圧が印加されない為、例えば、手が触れるようなこ
とがあった場合にも安全である為好適である。
【0055】また、イオン発生素子10が一つである場
合に、プラスイオン及びマイナスイオンを発生させる為
には、電圧印加手段による表面電極13と内部電極12
との間の印加電圧は、交番電圧であることが必要である
が、この交番電圧は、一般的に商用電源に用いられてい
るような正弦波状の交番電圧(以下、正弦波状の交番電
圧を交流電圧と記す)に限られず、矩形波状の交番電圧
であっても良く、他の波形の交番電圧を印加しても良
い。イオン発生素子10は、高圧駆動回路49と共にイ
オン発生装置1として、図6の斜視図に示すような筐体
に収納されている。
【0056】図7は、本発明に係る空気調節装置である
空気清浄機の構成を説明する為の説明図である。この空
気清浄機71は、前面視が略正方形であり、前面から略
正方形の空気清浄機71の前板72、略正方形の格子形
状のフィルタ押え75及び略正方形のフィルタ74が、
空気清浄機71の本体73の前面に組み込まれている。
空気清浄機71の本体73の上面は、操作部78が設け
られ、リモートコントローラ41からの操作も受け付け
る。
【0057】空気清浄機71の本体73は、図8の背面
斜視図に示すように、前面側と背面側とで、本体前部8
1と本体後部82とに二分割され、本体前部81を被う
ように、前板72を設けた構造になっており、本体前部
81には、図7に示すように、フィルタ74を収納する
為の凹部からなる収納部84が設けられている。本体後
部82の上部には、図8に示すように、把手76が設け
られている。
【0058】前板72は、図9の側面図に示すように、
本体前部81から一定空間をもって本体前部81に係止
される形態で、左右に僅かな湾曲を持たせ、中央部には
室内の空気を吸込む為の孔79(図7)が複数個形成さ
れている。前板72と本体前部81との空間の上下左右
の側面吸込口88からも、室内の空気を吸い込むように
なっている。空気清浄機71に組み込まれるフィルタ7
4は、脱臭フィルタ89及び集塵フィルタ90から構成
され、図7に示すように、前面側から順に脱臭フィルタ
89、集塵フィルタ90と配設された構造で、本体前部
81の収納部84に収納され、フィルタ押え75で固定
され、着脱自在に取付けられている。
【0059】本体後部82は、図10の正面図に示すよ
うに、フィルタ74を通過した室内空気を通す孔85が
放射状に形成されている。また、放射状の孔85の中央
部には、ファンモータ56(図1)を取り付ける為の凹
状の収納部が背面側に設けられ、その周辺部にはファン
用ケーシング86の立壁を配設して上方が開口され、中
央部にスリット穴87を配列した吹出口77(図8)が
形成されている。また、吹出口77の手前側のファン周
辺のファン用ケーシング86の立壁の途中に、イオン発
生装置1が配設されている。
【0060】脱臭フィルタ89は、長方形状のポリエス
テル系の不織布を熱接着して複数の袋状にし、袋の中に
活性炭等を均一に収納したもので、空気中の臭気成分で
あるアセトアルデヒド、アンモニア、酢酸等を吸着させ
る。集塵フィルタ90は、例えば商品名トレミクロンを
使用することが出来、骨材を含浸した瀘材を折りたたん
だ状態で、抗菌シートを上下側に熱圧着したものを枠材
に挿入した後、枠材を溶着してあり、空気中の塵や埃を
捕集する。
【0061】このようなフィルタ74の構成にすること
により、脱臭フィルタ89で、空気中の臭気成分である
アセトアルデヒド、アンモニア、酢酸等を吸着させた
後、集塵フィルタ90で、微細な塵や埃が捕集されるの
で、フィルタ74を通過した空気は、臭気や塵埃を含ま
ない空気となる。尚、脱臭フィルタ89の吸着するため
の成分としては、活性炭及び/又はゼオライドを主成分
として含み、その他に活性炭素繊維、シリカゲル、水酸
化アルミニウム、セピオライトを含んでも良い。
【0062】図11は、空気清浄機71の本体73の上
面に設けられた操作部78を示す平面図である。操作部
78には、キー入力回路42(図1)のキー類が設けら
れている。キー類としては、「運転入/切」キー42
c、「運転切替」キー42b及び「切タイマ」キー42
aを備えている。操作部78には、また、ニオイセンサ
回路45及びホコリセンサ回路44の各検出口が設けら
れている。
【0063】操作部78には、また、ランプ回路48
(図1)のランプ類が設けられている。ランプ類として
は、「電源」ランプ48n、「自動運転」ランプ48
m、「静音運転」ランプ48e、「花粉運転」ランプ4
8k、「たばこ運転」ランプ48j、「風量弱運転」ラ
ンプ48f、「風量中運転」ランプ48g、「風量強運
転」ランプ48h、「急速運転」ランプ48i、「1時
間」ランプ48b、「2時間」ランプ48c、「4時
間」ランプ48d、「クラスタ」ランプ48p、「クラ
スタ切替」ランプ48s(表示する手段)、及びセンサ
感度を示すランプ38aを備えている。また、ホコリセ
ンサ回路44が検出した塵埃量を表示する「ホコリ」ラ
ンプ48r、及びニオイセンサ回路45が検出した臭気
量を表示する「ニオイ」ランプ48qを備えている。
尚、「クラスタ切替」ランプ48sは、2色の発光ダイ
オードを備え、イオン発生装置1の運転状態に応じて色
変わりする。
【0064】図12は、リモートコントローラ41の構
成を示す平面図である。リモートコントローラ41は、
「運転入/切」キー41c及び「切タイマ」キー41a
に加えて、「クラスタ入/切」キー41p、「クラスタ
切替」キー41pa、「自動運転」キー41m、「急速
運転」キー41i、「花粉運転」キー41k、「手動
(風量)運転」キー41f、「静音運転」キー41e、
「タバコ運転」キー41j、及び赤外線信号を送信する
送信部41bを備えている。
【0065】以下に、このような構成のイオン発生装置
1及び空気清浄機71の動作を説明する。制御部33
は、「運転入/切」キー42cが操作されると、“自動
運転モード”での運転を開始する。“自動運転モード”
では、ホコリセンサ回路44及びニオイセンサ回路45
によって検出された塵埃及び臭気の量に応じて、ファン
モータ56の回転数を可変する(後述する“静音運転モ
ード”、“風量弱運転モード”、“風量中運転モー
ド”、“風量強運転モード”及び“急速運転モード”の
何れかを選択する)。
【0066】このとき、ランプ群の「自動運転」ランプ
48mが点灯し、イオン発生装置1も運転を開始する。
尚、運転中にキー群の「運転入/切」キー42cが操作
されると、ファンモータ56が停止し、イオン発生装置
1の運転が停止し、ランプ群の「自動運転」ランプ48
mが消灯する。
【0067】キー群の「運転切替」キー42bが操作さ
れる都度、運転モードが“自動運転モード”→“静音運
転モード”→“風量弱運転モード”→“風量中運転モー
ド”→“風量強運転モード”→“急速運転モード”→
“たばこ運転モード”→“花粉運転モード”→“自動運
転モード”に切り替わり、それに伴いランプ群の点灯す
るランプも、「自動運転」ランプ48m→「静音運転」
ランプ48e→「風量弱運転」ランプ48f→「風量中
運転」ランプ48g→「風量強運転」ランプ48h→
「急速運転」ランプ48i→「たばこ運転」ランプ48
j→「花粉運転」ランプ48k→「自動運転」ランプ4
8mに切り替わる。
【0068】尚、リモートコントローラ41には、“自
動運転モード”、“静音運転モード”、“たばこ運転モ
ード”及び“花粉運転モード”に対応するキーが設けら
れおり、“風量弱運転モード”、“風量中運転モー
ド”、“風量強運転モード”、“急速運転モード”の切
り替えは、「手動(風量)運転」キー41fを操作する
ことにより行う。
【0069】“静音運転モード”では、ファンモータ5
6を回転数が300rpmになるように制御する。この
場合、空気清浄機71から発生する音が小さいので夜間
等の運転に適している。制御部33は、“風量弱運転モ
ード”では、ファンモータ56の回転数が550rpm
に、“風量中運転モード”では、ファンモータ56の回
転数が750rpmに、“風量強運転モード”では、フ
ァンモータ56の回転数が950rpmになるように、
それぞれファンモータ56を制御する。
【0070】制御部33は、さらに、“急速運転モー
ド”では、ファンモータ56の回転数が1100rpm
になるように制御する。この場合、フィルタ74を通過
する空気流量が多くなるので、空気の汚染を早く除去し
たいときに適している。“たばこ運転モード”では、
“風量強運転モード”による運転を所定時間行った後、
“自動運転モード”による運転を行う。この場合、たば
この煙及び臭いの除去に適している。
【0071】“花粉運転モード”では、“風量強運転モ
ード”による運転を所定時間行った後、“風量弱運転モ
ード”と“風量強運転モード”とを所定時間毎に切り替
えて繰り返し運転を行う。この場合、花粉の除去に適し
ている。運転中にキー群又はリモートコントローラ41
に設けられている「切タイマ」キー42a,41aが操
作されると、設定時間後に運転を自動的に停止させるこ
とが出来る。「切タイマ」キー42a,41aが操作さ
れる都度、設定時間が“1時間”→“2時間”→“4時
間”→“タイマ取り消し”→“1時間”と切り替わり、
それに伴い、ランプ群において、「1時間」ランプ48
b→「2時間」ランプ48c→「4時間」ランプ48d
→なし→「1時間」ランプ48bの順に点灯する。
【0072】また、リモートコントローラ41に設けら
れている「切タイマ」キー41aが操作されると、発振
回路50(図1)が設定時間に応じた数の電子音を発生
させる。尚、イオン発生装置1が作動しているときに、
「切タイマ」キー41aが操作されると、空気清浄機7
1に連動して、イオン発生装置1も設定時間後に運転を
停止する。
【0073】イオン発生装置1が運転停止中に、「クラ
スタ入/切」キー41pが操作されると、SSR35が
オン状態になり、イオン発生装置1が運転を開始し、
「クラスタ」ランプ48pが点灯する。イオン発生装置
1が運転中に、「クラスタ入/切」キー41pが操作さ
れると、SSR35がオフ状態になり、イオン発生装置
1が運転を停止する。SSR35への制御信号とファン
モータ駆動回路47へのPWM制御信号とは互いに独立
しているので、ファンモータ56のオン/オフ状態に関
係なく、イオン発生装置1のオン/オフ状態を制御する
ことが出来る。
【0074】以下に、空気清浄機71の自動運転モード
の動作について、それを示す図13のフローチャートを
参照しながら、詳細に説明する。制御部33は、操作部
78の「運転入/切」キー42cが操作されると、“自
動運転モード”で運転を開始し、タイマ回路37に時間
をカウント(計時)させる(S2)。このとき、ファン
モータ56によりファン56aが回転し、前板72の吸
込口79及び側面吸込口88から機内に空気が吸い込ま
れ、吸い込まれた空気は、脱臭フィルタ89で臭気成分
が吸着除去され、集塵フィルタ90で小さな塵埃が除去
される。フィルタ74で塵埃及び臭気が除去された空気
は、ファンにより吹出口77から機外へ排出される。
【0075】イオン発生装置1では、空気清浄機71の
運転開始から交流電圧が印加されており、“自動運転モ
ード”では、高圧駆動回路49のSSR35はオン状態
である。制御部33は、タイマ回路37にカウントさせ
た時間が、所定時間(設定値)に達する迄は(S4)、
高圧駆動回路49のリレー接点ryをオフにして、イオ
ン発生装置1に第1運転モードのプラスイオンとマイナ
スイオンとを(正弦波状電圧により)交互に略同イオン
量発生させる運転をさせる(S14)。
【0076】制御部33は、タイマ回路37にカウント
させた時間が、所定時間に達した後は(S4)、ホコリ
センサ回路44及びニオイセンサ回路45により、室内
の空気の汚染状態を常時検出(測定)する(S6)。制
御部33は、両方又は何れかのセンサ回路で検出された
値が(S6)、予めそれぞれ設定された値より大きいと
き(S8,10)、つまり、室内の空気が汚れていると
きには、高圧駆動回路49のリレー接点ryをオフにし
て、イオン発生装置1に第1運転モードのプラスイオン
とマイナスイオンとを(正弦波状電圧により)交互に略
同イオン量発生させる運転をさせる(S16)。
【0077】また、何れのセンサ回路で検出された値も
(S6)、予めそれぞれ設定された値より小さいとき
(S8,10)、つまり、室内の空気が清浄であるとき
には、制御部33は、制御信号により高圧駆動回路49
のリレー接点ryをオンにして、イオン発生装置1に第
2運転モードのプラスイオンよりマイナスイオンの発生
量比率が高いイオンを発生させる運転をさせる(S1
2)。尚、このとき、マイナスイオンのみを発生させる
運転をさせても良い。
【0078】従って、制御部33は、運転開始から所定
時間に達しないとき、及び室内の空気が塵埃及び臭気の
両方又は何れかで汚染されているときは、イオン発生装
置1を第1運転モードで運転させ、マイナスイオンとプ
ラスイオンとを略同イオン量発生させて室内に放出させ
る。これにより、室内の空気は、マイナスイオンとプラ
スイオンとの作用により浮遊細菌が除去される。本願発
明者による実験例によれば、室の大きさ及びファン56
aの回転数等にもよるが、室内の空気における細菌の除
去率は、運転を開始してから2時間後で86%、4時間
後で93%、20時間後で99%であった。
【0079】制御部33は、運転が続行され、何れのセ
ンサ回路で検出された値も、予めそれぞれ設定された値
より小さいとき、つまり、室内の空気が清浄なときは、
イオン発生装置1に第2運転モードで運転させ、プラス
イオンよりマイナスイオンの発生量比率が高いイオンを
発生させて室内に放出させる。これにより、プラスイオ
ンよりマイナスイオンの存在比率の高い空気を得ること
が出来、心が和むリラックス効果を得ることが出来る。
【0080】また、ユーザは、クラスタ切替キー41p
aを操作することにより、運転モードを第1運転モード
又は第2運転モードに任意に選択することが出来る。こ
れにより、マイナスイオンの発生量比率を高くする運転
と、マイナスイオンおよびプラスイオンを交互に同イオ
ン量発生させる運転とから選択することが出来、室内の
空気状態、及び使用者の状況に応じた空気清浄を行うこ
とが出来、快適な空気を得ることが出来る。
【0081】また、操作部78の「クラスタ切替」ラン
プ48s(表示する手段)の点灯色を、第1運転モード
のときを青色、第2運転モードのときを緑色としてあ
り、運転状態によって点灯色を変えるので、視覚により
運転状態を判別することが出来、使い易さが向上する。
尚、上述した実施の形態では、空気清浄機71を一例と
して説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、空気調和機、除湿器、加湿器及びファンヒータ等の
空気調節装置にも適用することが出来る。
【0082】
【発明の効果】本発明に係るイオン発生装置によれば、
空気の汚染度合に関係なく運転開始時に、除菌/殺菌効
果を得ることが可能な、プラスイオンとマイナスイオン
とを略同イオン量発生させる運転モードで運転すること
が出来るイオン発生装置を実現することが出来る。
【0083】また、本発明に係るイオン発生装置によれ
ば、空気の汚染度合に関係なく運転開始時から所定時
間、除菌/殺菌効果を得ることが可能な、プラスイオン
とマイナスイオンとを略同イオン量発生させる運転モー
ドにすることが出来、その所定時間後、空気の汚染度に
応じて、マイナスイオン及びプラスイオンを略同イオン
量発生させる運転モードと、マイナスイオンを多く発生
させる運転モードにすることが出来るイオン発生装置を
実現することが出来る。
【0084】また、本発明に係るイオン発生装置によれ
ば、空気の汚染度合に関係なく運転開始時に、除菌/殺
菌効果を得ることが可能な、プラスイオンとマイナスイ
オンとを略同イオン量発生させる運転モードで運転する
ことが出来ると共に、ユーザは、その運転モードで運転
していることを確認することが出来るイオン発生装置を
実現することが出来る。また、空気がいつも清浄であ
り、前記運転モードで運転する機会が発生しないような
室内においても、ユーザは、前記運転モードが正常に作
動することを確認することが出来る。
【0085】また、本発明に係る空気調節装置によれ
ば、本発明に係るイオン発生装置を備える空気調節装置
を実現することが出来る。
【0086】また、本発明に係る空気調節装置によれ
ば、空気の汚染度合に関係なく運転開始時に、除菌/殺
菌効果を得ることが可能な、プラスイオンとマイナスイ
オンとを略同イオン量発生させる運転モードで運転する
ことが出来る空気調節装置を実現することが出来る。
【0087】また、本発明に係る空気調節装置によれ
ば、リラックス効果を得たいときには、マイナスイオン
を多く発生させる運転モードに、また、除菌/殺菌効果
を得たい空気が汚染したときには、プラスイオンとマイ
ナスイオンとを略同イオン量発生させる運転モードに、
それぞれ切り替えることが出来る空気調節装置を実現す
ることが出来る。
【0088】また、本発明に係る空気調節装置によれ
ば、空気の汚染度合に関係なく運転開始時に、除菌/殺
菌効果を得ることが可能な、プラスイオンとマイナスイ
オンとを略同イオン量発生させる運転モードで運転する
ことが出来ると共に、リラックス効果を得たいときに
は、マイナスイオンを多く発生させる運転モードに、ま
た、除菌/殺菌効果を得たい、空気が汚染したときに
は、プラスイオンとマイナスイオンとを略同イオン量発
生させる運転モードに、それぞれ切り替えることが出来
る空気調節装置を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るイオン発生装置及び空気調節装置
の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】雑音防止回路、電源回路、高圧駆動回路及びイ
オン発生素子の構成例を示す回路図である。
【図3】イオン発生素子の構成例を示す斜視図である。
【図4】イオン発生素子の長辺方向の縱断面図である。
【図5】イオン発生素子の短辺方向の縱断面図である。
【図6】イオン発生素子の外観を示す斜視図である。
【図7】本発明に係る空気調節装置である空気清浄機の
構成を説明する為の説明図である。
【図8】空気清浄機の本体の外観を示す背面斜視図であ
る。
【図9】空気清浄機の本体の外観を示す側面図である。
【図10】空気清浄機の本体後部を示す正面図である。
【図11】空気清浄機の上面に設けられた操作部を示す
平面図である。
【図12】リモートコントローラの構成を示す平面図で
ある。
【図13】空気清浄機の自動運転モードの動作を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 イオン発生装置 10 イオン発生素子(マイナスイオンを発生させる手
段、プラスイオンを発生させる手段) 11 誘電体 12 内部電極 13 表面電極 31 スイッチングトランス 33 制御部 35 SSR(Solid-State Relay ) 37 タイマ回路(計時手段) 41 リモートコントローラ 41c 「運転入/切」キー 42 キー入力回路 44 ホコリセンサ回路(塵埃量を検出する手段) 45 ニオイセンサ回路(臭気量を検出する手段) 47 ファンモータ駆動回路 48 ランプ回路 48s 「クラスタ切替」ランプ(表示する手段) 49 高圧駆動回路 56 ファンモータ 56a ファン(送風機) 71 空気清浄機(空気調節装置) 74 フィルタ 77 吹出口 78 操作部 ry リレー接点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−90428(JP,A) 特開 平11−251035(JP,A) 特開 平10−12395(JP,A) 特開 平4−306596(JP,A) 特開 昭49−129493(JP,A) 特開2001−42598(JP,A) 特開2000−354724(JP,A) 特開2002−305070(JP,A) 特開2002−25748(JP,A) 特開2001−179131(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 7/00 F24F 7/007 A61L 9/22 B02C 3/02 H01T 23/00

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイナスイオンを発生させる手段と、プ
    ラスイオンを発生させる手段を備え、リラックス効果を
    得たいときにマイナスイオンを多く発生させる運転モー
    ドと、除菌/殺菌効果を得たいときにマイナスイオンと
    してO 2 - (H 2 O) m 及びプラスイオンとしてH + (H
    2 O) n を発生させる運転モードとをそれぞれ切り替える
    ことが出来るイオン発生装置であって、 運転開始時に、マイナスイオンとしてO 2 - (H 2 O) m
    びプラスイオンとしてH + (H 2 O) n の両方を発生させ
    運転モードとすべくなしてあることを特徴とするイオ
    ン発生装置。
  2. 【請求項2】 前記除菌/殺菌効果を得たいときのマイ
    ナスイオンとしてO 2 - (H 2 O) m 及びプラスイオンとし
    てH + (H 2 O) n は、略同イオン量とすべくなしてある
    請求項1記載のイオン発生装置。
  3. 【請求項3】 計時手段を更に備え、該計時手段が前記
    運転開始時から計時する所定時間、マイナスイオン及び
    プラスイオンの両方を発生させた後は、マイナスイオン
    をプラスイオンより多く、又はマイナスイオンのみ発生
    させる運転状態に切り替えるべくなしてある請求項1又
    は2記載のイオン発生装置。
  4. 【請求項4】 マイナスイオンを発生させる手段と、プ
    ラスイオンを発生させる手段とを備えたイオン発生装置
    であって、 計時手段を備え、該計時手段が運転開始時から計時する
    所定時間、マイナスイオンとしてO 2 - (H 2 O) m 及びプ
    ラスイオンとしてH + (H 2 O) n を略同イオン量発生さ
    除菌/殺菌効果を得るべくなしてあることを特徴とす
    るイオン発生装置。
  5. 【請求項5】 マイナスイオンを発生させる手段と、プ
    ラスイオンを発生させる手段とを備えたイオン発生装置
    であって、 計時手段と、空気の汚染度を検出する検出手段とを備
    え、前記計時手段が運転開始時から計時する所定時間、
    マイナスイオンとしてO 2 - (H 2 O) m 及びプラスイオン
    としてH + (H 2 O) n を略同イオン量発生させ、前記計
    時手段が前記所定時間を計時した後は、前記検出手段が
    検出した汚染度に応じて、マイナスイオンとしてO
    2 - (H 2 O) m 及びプラスイオンとしてH + (H 2 O) n
    略同イオン量発生させ除菌/殺菌効果を得る運転状態
    と、マイナスイオンをプラスイオンより多く、又はマイ
    ナスイオンのみ発生させリラックス効果を得る運転状態
    とを切り替えるべくなしてあることを特徴とするイオン
    発生装置。
  6. 【請求項6】 前記マイナスイオンを発生させる手段及
    びプラスイオンを発生させる手段は、誘電体と、該誘電
    体を挟持して対向する一対の電極と、該一対の電極間に
    交流電圧を印加する手段とを備え、該手段が前記一対の
    電極間に交流電圧を印加することにより、マイナスイオ
    ン及びプラスイオンを発生させるべくなしてある請求項
    1乃至5の何れか1項に記載のイオン発生装置。
  7. 【請求項7】 マイナスイオン及びプラスイオンを略同
    イオン量発生させる運転状態を表示する手段を更に備え
    る請求項2乃至6の何れか1項に記載のイオン発生装
    置。
  8. 【請求項8】 空気の状態を変化させる手段と、請求項
    1乃至7の何れか1項に記載されたイオン発生装置とを
    備え、該イオン発生装置が発生させたマイナスイオン及
    びプラスイオンを、前記手段が変化させた空気中に拡散
    させるべくなしてあることを特徴とする空気調節装置。
  9. 【請求項9】 前記空気を強制的に移動させる送風機を
    更に備え、前記イオン発生装置は、該送風機が駆動を開
    始したときに、運転開始すべくなしてある請求項8記載
    の空気調節装置。
  10. 【請求項10】 空気の汚染度を検出する検出手段を更
    に備え、該検出手段が検出した汚染度に応じて、マイナ
    スイオン及びプラスイオンを略同イオン量発生させる運
    転状態と、マイナスイオンをプラスイオンより多く、又
    はマイナスイオンのみ発生させる運転状態とを切り替え
    るべくなしてある請求項9記載の空気調節装置。
  11. 【請求項11】 前記検出手段は、空気中の塵埃量を検
    出する手段、及び空気中の臭気量を検出する手段の何れ
    か又は両方を含む請求項10記載の空気調節装置。
  12. 【請求項12】 マイナスイオンを発生させる手段と、
    プラスイオンを発生させる手段と、計時手段と、空気の
    汚染度を検出する検出手段とを備える空気調節装置であ
    って、 前記計時手段が運転開始時から計時する所定時間、マイ
    ナスイオンとしてO 2 - (H 2 O) m 及びプラスイオンとし
    てH + (H 2 O) n を略同イオン量発生させ、前記計時手
    段が前記所定時間を計時した後は、前記検出手段が検出
    した汚染度に応じて、マイナスイオンとしてO 2 - (H 2
    O) m 及びプラスイオンとしてH + (H 2 O) n を略同イオ
    ン量発生させ除菌/殺菌効果を得る運転状態と、マイナ
    スイオンをプラスイオンより多く、又はマイナスイオン
    のみ発生させリラックス効果を得る運転状態とを切り替
    えるべくなしてあることを特徴とする空気調節装置。
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