JP3467218B2 - ワイヤハーネス巻取り装置 - Google Patents

ワイヤハーネス巻取り装置

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JP3467218B2
JP3467218B2 JP32313199A JP32313199A JP3467218B2 JP 3467218 B2 JP3467218 B2 JP 3467218B2 JP 32313199 A JP32313199 A JP 32313199A JP 32313199 A JP32313199 A JP 32313199A JP 3467218 B2 JP3467218 B2 JP 3467218B2
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H75/00Storing webs, tapes, or filamentary material, e.g. on reels
    • B65H75/02Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks
    • B65H75/34Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks specially adapted or mounted for storing and repeatedly paying-out and re-storing lengths of material provided for particular purposes, e.g. anchored hoses, power cables
    • B65H75/38Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks specially adapted or mounted for storing and repeatedly paying-out and re-storing lengths of material provided for particular purposes, e.g. anchored hoses, power cables involving the use of a core or former internal to, and supporting, a stored package of material
    • B65H75/44Constructional details
    • B65H75/4449Arrangements or adaptations to avoid movable contacts or rotary couplings, e.g. by the use of an expansion chamber for a lenght of the cord or hose

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  • Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車などの車両
の車体側等の固定体と自動車などのドア等の可動体との
間に配索するワイヤハーネスに組み付け、可動体の移動
に応じてワイヤハーネスを出入可能に巻き取るワイヤハ
ーネス巻取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車などの車両用のドアに
は、パワーウィンドウ用のモータ、ドアマウントスピー
カなどの各種の電装品が組み付けられており、これらの
電装品と車体側にある電源、コントロール部、各種セン
サなどとを電気的に接続するために、車体側とドアとの
間にワイヤハーネスを配索する必要がある。固定体と可
動体との間、例えば、自動車などの車両の車体側とこれ
に開閉可能に取り付けられるドアとの間に配策されるワ
イヤハーネスを開時に伸ばし、閉時に縮め、開閉動作に
よって断線したり傷つけたりすることがないように開閉
動作に合わせてワイヤハーネスを出入自在に収納させる
のにワイヤハーネス巻取り装置が用いられる。このワイ
ヤハーネス巻取り装置は、例えば、自動車などの車両の
フロントドア、バックドア、サンルーフ、ラゲージドア
(トランクルームのドア)等の各種センサなどの電装品
を接続するワイヤハーネスを開閉に合わせて伸縮自在に
収納するのに使用される。
【0003】本願出願人は、先の先願で図5、図6に示
す如きワイヤハーネス巻取り装置を提案している。この
図5、図6に示されるワイヤハーネス巻取り装置1は、
上カバー2と下カバー3を結合することによってケース
6が形成され、このケース6には、2つのハーネス導出
口4、5が設けられており、このケース6内にローラ7
が回転可能に設けられて構成されている。
【0004】下カバー3は、上下端が開口し上端にボル
ト挿通孔8が形成され、かつ高さ方向のほぼ中間に段差
部9を有する円筒状に形成された支持筒部10が中央部
に立設されている底壁11を有している。この底壁11
の周縁には、側壁12と側壁13とが対向して立設され
ている。また、上カバー2は、中央に円形孔14が形成
された下カバー3の蓋体であり、この上カバー2には、
周縁の複数箇所にロック孔15を有する突出片16を下
カバー3の側壁12と側壁13に設けられた複数の係合
突起17にそれぞれ嵌合させることによって、上カバー
2と下カバー3とが結合されるようになっている。
【0005】ローラ7は、ケース6内を第1収容部18
と第2収容部19に仕切る仕切板20と、この仕切板2
0に固着され、複数本束ねられチューブ21が被せられ
たワイヤーハーネス22を巻き付ける円筒形の巻取胴2
3と、巻取胴23の下端部に固着され、仕切板20と平
行な鍔板24とからなる。また、このローラ7の仕切板
20の中心部から上側に筒状の支軸25が設けられてい
る。この支軸25は、支持筒部10の小径円筒部が嵌合
する貫通孔26を有しており、支軸25の下端部には、
支持筒部10の段差部9に回転可能に嵌合する円形凹部
27が形成されている。そして、支軸25の上端部に
は、ボルト28の頭部および座金29を収容する円形凹
部30が形成されている。
【0006】このローラ7は、支軸25の円形凹部27
を支持筒部10の段差部9に嵌着させた状態で、座金2
9を介してボルト挿通孔8に通したボルト28とナット
31によって締結することにより上方への抜けが防止さ
れ、段差部9と座金29との間でフリーになって支持筒
部10に回転可能に支持されることになる。このように
ローラ7が支軸25に回転可能に嵌合した状態では、ロ
ーラ7の鍔板24の外側(図6では、下側)の面が図に
示す如く、下カバー3の底壁11に接触することなく隙
間が生じた状態となっている。このため、ローラ7がケ
ース6内で円滑に回転できるようになっている。
【0007】また、ローラ7の巻取胴23内には、可動
側のワイヤハーネス22をケース6内に巻き戻す方向に
ローラ7を付勢する巻取ばね(ゼンマイばね)32が収
容されている。すなわち、巻取ばね32は、ワイヤハー
ネス22に引張力が作用し、この力がワイヤハーネス2
2を介してローラ7に伝わり、このローラ7が回転する
と縮径し、ワイヤハーネス22に引張力がなくなると、
縮径状態からの復元力でローラ4を巻取方向に回転付勢
するようになっている。この巻取ばね32は、一端33
が支持筒部10の大径円筒部に固定され、巻取ばね32
の他端34は巻取胴23に固定されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本願出
願人が先の先願で提案したワイヤハーネス巻取り装置
は、ワイヤハーネス22の径に比してローラ7の巻取胴
23の幅が大きく形成されており、ローラ7の巻取胴2
3の位置とハーネス導出口4の位置とが一致するように
形成されていない。このため、先に提案したワイヤハー
ネス巻取り装置にあっては、ローラ7の巻取胴23に巻
き付けられた可動体側に接続されるワイヤハーネス22
が可動体を開閉する等によってケース6からハーネス導
出口4を通して導出される際に、ワイヤハーネス22が
ワイヤハーネス巻取り装置1のハーネス導出口4付近で
擦れたり、ローラ7の巻取胴23で動くなどして摩擦音
が発生したり、ワイヤハーネス22が摩耗するといった
問題がある。
【0009】本発明の目的は、可動体の開閉によってワ
イヤハーネスがケースから出入りする際に、ワイヤハー
ネスが擦れたり、ローラ溝で動くことによる摩擦音の発
生を防止し、ワイヤハーネスの摩耗を防止できるように
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
おけるワイヤハーネス巻取り装置は、固定体側に接続さ
れるワイヤハーネスを導入固定するハーネス導入路と可
動体側に接続されるワイヤハーネスが出入りする上側ハ
ーネス導出路を形成してなる上カバーと,前記上カバー
の上側ハーネス導出路と結合させて筒状に形成され可動
体側に接続されるワイヤハーネスが出入りする下側ハー
ネス導出路を設けると共に、上端にボルト挿通孔が形成
された円柱状の支持軸を中央部に立設し、該支持軸を囲
む円筒状に形成される下ガイド筒を設けてなる下カバー
と,前記上カバーと下カバーの結合によって形成される
ケース内を第1収容部と第2収容部に仕切る仕切板と、
該仕切板に固着される円筒形状の巻取胴と、該巻取胴の
下端部に固着され前記仕切板とによってワイヤハーネス
収納部を形成する鍔部からなり、前記仕切板の中心部に
該仕切板の上側及び下側に設けられる円筒形状の上側支
軸と下側支軸からなる支軸とによって形成されるローラ
と,前記巻取胴内に収納され、前記ワイヤハーネスを前
記ケース内に巻き戻す方向に前記ローラを付勢する巻取
ばねとからなり,固定体と可動体との間に配索するワイ
ヤハーネスに組み付けるワイヤハーネス巻取り装置にお
いて,前記ローラの巻取胴を円弧状に形成してローラ溝
を形成すると共に、前記ハーネス導出路のワイヤハーネ
スの導出方向を、前記ローラ溝によって送出されるワイ
ヤーハーネス送出方向と一致するように形成したもので
ある。このように構成することにより、請求項1に記載
の発明によると、可動体の開閉によってワイヤハーネス
がケースから出入りする際に、ワイヤハーネスが擦れた
り、ローラ溝で動くことによる摩擦音の発生を防止し、
ワイヤハーネスの摩耗を防止することができる。
【0011】請求項2に記載の発明におけるワイヤハー
ネス巻取り装置は、ローラのローラ溝を、すり鉢状に形
成したものである。このように構成することにより、請
求項2に記載の発明によると、可動体の開閉によってワ
イヤハーネスがケースから出入りする際に、ワイヤハー
ネスがローラ溝で動くのを防止し、摩擦音の発生や、ワ
イヤハーネスの摩耗を防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るワイヤハーネ
ス巻取り装置の実施の形態について説明する。ワイヤハ
ーネス巻取り装置は、例えば、自動車などの車両のフロ
ントドア、バックドア、サンルーフ、ラゲージドア(ト
ランクルームのドア)等の各種センサなどの電装品を接
続するワイヤハーネスを開閉に合わせて伸縮自在に収納
するのに使用される。図1〜図4には、本発明に係るワ
イヤハーネス巻取り装置50の一実施の形態が示されて
いる。
【0013】図において、ワイヤハーネス巻取り装置5
0は、上カバー51と下カバー52を結合することによ
って形成されるケース53と、このケース53内に回転
可能に設けられたローラ54とを備えている。下カバー
52は、図2に示す如く、上端にボルト挿通孔55が形
成された円柱状の支持軸56が中央部に立設されている
底壁57を有している。この底壁57の周縁には、側壁
58が立設されている。また、この底壁57には、支持
軸56を囲んで円筒状に形成される下ガイド筒59が設
けられている。この下ガイド筒59は、支持軸56と共
働して、ローラ54を支持する作用を有している。ま
た、下カバー52の底壁57には、下ガイド筒59を囲
んで円筒状に形成される位置決め部材60が設けられて
いる。さらに、下カバー52の底壁57には、位置決め
部材60の外周に円弧状の壁面61が設けられており、
この壁面61内に巻取ばね64が収納される。また、下
カバー52の壁面61には、ローラ54に巻き付けられ
たワイヤハーネス62を出し入れする下側ハーネス導出
路63が設けられている。この下側ハーネス導出路63
は、下カバー52の内部に連通し、下カバー52の接線
方向に設けられている。
【0014】また、上カバー51は、中央内側(図4の
下面側)に円筒状に形成される上ガイド筒64が設けら
れた下カバー52の蓋体であり、この上カバー51に
は、周縁の複数箇所に係合片65が設けられている。こ
の上カバー51の周縁に設けられた係合片65を下カバ
ー52の側壁58に設けられた複数の係止部66にそれ
ぞれ係合させることによって、上カバー51と下カバー
52とが結合されるようになっている。また、上カバー
51には、図2に示す如く、固定体側に接続されるワイ
ヤハーネス62を導入固定するハーネス導入路67が設
けられている。このハーネス導入路67には、固定体側
に接続されるワイヤハーネス62を導入し図1に示す如
くテープ87で固定してある。さらに、上カバー51に
は、図2に示す如く、ローラ54に巻き付けられたワイ
ヤハーネス62を出し入れする上側ハーネス導出路68
が設けられている。この上側ハーネス導出路68は、上
カバー51のの接線方向に伸びて設けられている。この
上カバー51の上側ハーネス導出路68は、下カバー5
2に上カバー51を被せたときに、図4に示す如く、下
カバー52の下側ハーネス導出路63と重ね合わさって
ハーネス導出路69が形成される。上カバー51は、必
要があれば、上側からネジ70を支持軸56のボルト挿
通孔55に螺合して締め付け固定してもよい。
【0015】ローラ54は、ケース53内を第1収容部
71と第2収容部72に仕切る仕切板73を有してい
る。この仕切板73には、電線を複数本束ね、チューブ
74が被せられたワイヤハーネス62を巻き付ける円筒
形の巻取胴75が固着されている。また、この巻取胴7
5の下端部には、鍔部76が固着されている。この仕切
板73と巻取胴75と鍔部76とによってローラ溝77
が構成されている。このローラ溝77は、円弧状に形成
されており、ローラ溝77に巻き付けられたワイヤハー
ネス62を出し入れする際に、ワイヤハーネス62の出
し入れ位置及び出し入れ方向が規制される。この円弧状
に形成されるローラ溝77は、すり鉢状に形成してもよ
い。本実施の形態においては、すり鉢状に形成したもの
が示されている。本実施の形態のように、すり鉢状に形
成すると、ローラ溝77の形成位置を下カバー52の底
壁57により近づけて形成することができるので全体を
コンパクトにすることができる。
【0016】上カバー51の上側ハーネス導出路68と
下カバー52の下側ハーネス導出路63によって構成さ
れるハーネス導出路69は、そのワイヤハーネス62の
送出方向が、ローラ溝77の溝形成方向、すなわちロー
ラ溝77によって決定されるワイヤハーネス62の送出
方向と一致するようにケース53に設けられている。す
なわち、ハーネス導出路69の中心軸とローラ溝77の
ワイヤハーネス62の送出方向中心軸とが一になるよう
に設けられている。
【0017】また、仕切板73の中心部には、この仕切
板73の上側に円筒状に形成された上側支軸78が、こ
の仕切板73の下側に円筒状に形成された下側支軸79
が、それぞれ設けられている。この上側支軸78と下側
支軸79とによって支軸80が構成されている。この上
側支軸78と下側支軸79は、1つの筒体で構成し、仕
切板73の中心部に貫通して設けてもよい。
【0018】また、このローラ54の仕切板73の下側
には、下側支軸78の外周に円筒状に形成される下ガイ
ド部材81が設けられている。この下ガイド部材81
は、下カバー52の下ガイド筒59の外周に形成される
位置決め部材60に当接し、この位置決め部材60上を
ローラ54が回転した際に摺動するためのものである。
この下カバー52の下ガイド筒59の外周に形成される
位置決め部材60は、ローラ54を所定高さ位置(ロー
ラ54の鍔部76が、ローラ54を下カバー52に装着
した際に下カバー52の底壁57に当接しない位置)に
位置決めして支持するためのものである。したがって、
この下カバー52の底壁57に形成される位置決め部材
60によって、ローラ54の鍔部76が、ローラ54を
下カバー52に装着した際に底壁57に当接しないよう
に装着することができる。
【0019】また、ローラ54の巻取胴75内には、可
動側のワイヤハーネス62をケース53内に巻き戻す方
向にローラ54を付勢する巻取ばね(コイルばね)82
が収容されている。すなわち、巻取ばね82は、ワイヤ
ハーネス62に引張力が作用し、この力がワイヤハーネ
ス62を介してローラ54に伝わり、このローラ54が
回転すると縮径し、ワイヤハーネス62に引張力がなく
なると、縮径状態からの復元力でローラ54を巻取方向
に回転付勢するようになっている。この巻取ばね82
は、一端83がローラ54の仕切板73の下側に形成さ
れた突起84に係止されており、巻取ばね82の他端8
5は、下カバー52の底壁57に形成された突起86に
係止されている。
【0020】このように構成されるワイヤハーネス巻取
り装置50は、次のように組み立てられる。まず、ワイ
ヤハーネス62が取り付けられたローラ54の仕切板7
3の下側に形成された突起83に巻取ばね82の一端8
3を係止して、ローラ54の巻取胴75内に巻取ばね8
2を収納する。この巻取ばね82の収納されたローラ5
4を、ローラ54の支軸80に下カバー52の支持軸5
6を嵌合させて下カバー52内に装着する。このように
下カバー52の支持軸56にローラ54の支軸80を貫
通させると、支持軸56は、ローラ54の支軸80より
も少し出っ張る。
【0021】このとき、巻取ばね82の他端85を下カ
バー52の突起86に係止する。このローラ54を下カ
バー52に装着すると、ローラ54の仕切板73の下側
に設けられた下ガイド部材81は、下カバー52の底壁
59に形成される位置決め部材60に当接した状態にな
つている。また、このローラ54を下カバー52に装着
するに当たっては、ローラ54の仕切板73の下側に設
けられた下側支軸79は、下カバー52の底壁59に形
成される支持軸56と下ガイド筒59の間に嵌着する。
この支持軸56と下ガイド筒59とによってローラ54
の下側支軸79が支持される。
【0022】次に、ローラ54が装着された下カバー5
2に、上カバー51の周縁に設けられた複数箇所に係合
片65を下カバー52の側壁58に設けられた複数の係
止部66にそれぞれ係合させることによって、上カバー
51を装着する。この上カバー51の装着によって上カ
バー51と下カバー52とが結合される。この上カバー
51の装着にあたっては、上カバー51の中央内側に形
成される上ガイド筒64に、ローラ54の仕切板73の
上側に設けられた上側支軸78を嵌着することによって
行う。この上カバー51の上ガイド筒64によってロー
ラ54の上側支軸78が支持される。
【0023】このようにローラ溝77が円弧状に形成さ
れ、上カバー51の上側ハーネス導出路68と下カバー
52の下側ハーネス導出路63によって構成されるハー
ネス導出路69のワイヤハーネス62の送出方向が、ロ
ーラ溝77の溝形成方向、すなわちローラ溝77によっ
て決定されるワイヤハーネス62の送出方向と一致する
ように設けられているため、可動体の開閉によってワイ
ヤハーネス62がケース53から出入りする際に、ワイ
ヤハーネス62が擦れたり、ローラ溝77で動くことに
よる摩擦音の発生を防止し、ワイヤハーネス62の摩耗
を防止することができる。
【0024】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0025】請求項1に記載の発明によれば、可動体の
開閉によってワイヤハーネスがケースから出入りする際
に、ワイヤハーネスが擦れたり、ローラ溝で動くことに
よる摩擦音の発生を防止し、ワイヤハーネスの摩耗を防
止することができる。
【0026】請求項2に記載の発明によれば、可動体の
開閉によってワイヤハーネスがケースから出入りする際
に、ワイヤハーネスがローラ溝で動くのを防止し、摩擦
音の発生や、ワイヤハーネスの摩耗を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るワイヤハーネス巻取り装置の実施
の形態を示す全体斜視図である。
【図2】図1に図示ワイヤハーネス巻取り装置の組立分
解斜視図である。
【図3】図1に図示ワイヤハーネス巻取り装置の分解断
面図である。
【図4】図1に図示ワイヤハーネス巻取り装置の組立て
た状態の断面図である。
【図5】従来のワイヤハーネス巻取り装置の組立分解斜
視図である。
【図6】図5に図示従来のワイヤハーネス巻取り装置の
組立てた状態の断面図である。
【符号の説明】
50………………ワイヤハーネス巻取り装置 51………………上カバー 52………………下カバー 53………………ケース 54………………ローラ 55………………ボルト挿通孔 56………………支持軸 57………………底壁 58………………側壁 59………………下ガイド筒 60………………位置決め部材 61………………壁面 62………………ワイヤハーネス 63………………下側ハーネス導出路 64………………上ガイド筒 65………………係合片 66………………係止部 67………………ハーネス導入路 68………………上側ハーネス導出路 69………………ハーネス導出路 70………………ネジ 71………………第1収容部 72………………第2収容部 73………………仕切板 74………………チューブ 75………………巻取胴 76………………鍔部 77………………ローラ溝 78………………上側支軸 79………………下側支軸 80………………支軸 81………………下ガイド部材 82………………巻取ばね 83………………一端 84………………突起 85………………他端 86………………突起 87………………テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−263174(JP,A) 特開 平11−263178(JP,A) 特開2001−8344(JP,A) 特開2001−8345(JP,A) 特開2001−8347(JP,A) 特開2001−8348(JP,A) 特開2001−8349(JP,A) 特開2001−145244(JP,A) 特開2001−145246(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 11/02 B65H 75/00 H05K 7/00 H02G 3/38 B60R 16/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定体側に接続されるワイヤハーネスを
    導入固定するハーネス導入路と可動体側に接続されるワ
    イヤハーネスが出入りする上側ハーネス導出路を形成し
    てなる上カバーと,前記上カバーの上側ハーネス導出路
    と結合させて筒状に形成され可動体側に接続されるワイ
    ヤハーネスが出入りする下側ハーネス導出路を設けると
    共に、上端にボルト挿通孔が形成された円柱状の支持軸
    を中央部に立設し、該支持軸を囲む円筒状に形成される
    下ガイド筒を設けてなる下カバーと,前記上カバーと下
    カバーの結合によって形成されるケース内を第1収容部
    と第2収容部に仕切る仕切板と、該仕切板に固着される
    円筒形状の巻取胴と、該巻取胴の下端部に固着され前記
    仕切板とによってワイヤハーネス収納部を形成する鍔部
    からなり、前記仕切板の中心部に該仕切板の上側及び下
    側に設けられる円筒形状の上側支軸と下側支軸からなる
    支軸とによって形成されるローラと,前記巻取胴内に収
    納され、前記ワイヤハーネスを前記ケース内に巻き戻す
    方向に前記ローラを付勢する巻取ばねとからなり,固定
    体と可動体との間に配索するワイヤハーネスに組み付け
    るワイヤハーネス巻取り装置において,前記ローラの巻
    取胴を円弧状に形成してローラ溝を形成すると共に、前
    記ハーネス導出路のワイヤハーネスの導出方向を、前記
    ローラ溝によって送出されるワイヤーハーネス送出方向
    と一致するように形成したことを特徴とするワイヤハー
    ネス巻取り装置。
  2. 【請求項2】 上記ローラのローラ溝は、すり鉢状に形
    成したものである請求項1に記載のワイヤハーネス巻取
    り装置。
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