JP3467151B2 - 光モジュール - Google Patents

光モジュール

Info

Publication number
JP3467151B2
JP3467151B2 JP16544596A JP16544596A JP3467151B2 JP 3467151 B2 JP3467151 B2 JP 3467151B2 JP 16544596 A JP16544596 A JP 16544596A JP 16544596 A JP16544596 A JP 16544596A JP 3467151 B2 JP3467151 B2 JP 3467151B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
emitting element
light
optical waveguide
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16544596A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1039173A (ja
Inventor
正良 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP16544596A priority Critical patent/JP3467151B2/ja
Publication of JPH1039173A publication Critical patent/JPH1039173A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3467151B2 publication Critical patent/JP3467151B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Led Device Packages (AREA)
  • Semiconductor Lasers (AREA)
  • Led Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端面発光型の発光
素子と光導波素子とを対向させて同一基板上で支持した
光モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、同一基板上に、端面発光型の発光
素子と光ファイバ等の光導波素子とを対向配置し、発光
素子の端面(発光面)から発光された光を光導波素子に
より所望の部位に導くようにした光モジュールがある。
このような光モジュールにおいては、光導波素子と発光
素子とを、両者の端面の中心を正確に一致させて固定す
ることは重要なことであるが、その位置合わせは容易で
はない。そのために、発光素子と光導波素子との位置決
め構造に関する提案も種々なされている。
【0003】その一例として、「半導体レーザモジュー
ルの製造方法」なる名称をもって特開昭6−16067
6号公報に記載された発明がある。以下、図10を参照
して説明する。ここに示された半導体レーザモジュール
100は、基板101の表面に、光ファイバ102(光
導波素子)を位置決めして固定する溝103と、この溝
103の中心延長線上に位置する溝マーカ104とを形
成するとともに、基板101の表面を鏡面にし、半導体
レーザ105(発光素子)の裏面には活性層106を挾
んで両側にマーカ107を形成し、マーカ107を基板
1の鏡面に反射させてその位置を観測して基板101の
溝マーカ104との対応位置を定めるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図10に示す方法は、
半導体レーザ105と光ファイバ102とを、対向方向
と直交する方向に1μmオーダで正確に位置合わせする
ことが可能であるとのことであるが、このように精度の
高い位置合わせは、顕微鏡観察による精密な位置合わせ
工程を必要とするため生産性に問題がある。また、基板
101の表面を鏡面状態に形成する必要があるので、基
板材料が限定されてしまう等の問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
光を入射する光入射面を端面に有する光導波素子と、こ
の光導波素子が固定的に支持された複数の支持溝及び前
記光導波素子と前記支持溝のそれぞれの中心線上に位置
決めされた電極が同一直線上に形成された基板と、前記
電極の数より多くて前記電極の接続部には少なくとも一
つの発光素子が接続されるように幅及び配列間隔が定め
られたストライプ電極を有して前記光導波素子と前記電
極との対向方向と直交する方向にアレイ状に配列された
発光素子アレイと、前記電極上に形成されてその電極と
対応関係にある前記光導波素子の前記光入射面に対向す
る前記発光素子の前記ストライプ電極のみに電気的に接
続された接続部とを備える。したがって、発光素子アレ
イ上の発光素子は、光導波素子の光入射面に対向する発
光素子のみが、光導波素子と対応関係にある基板に接続
される。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、発光素子アレイは、駆動する発光素子に注
入する電流の発光素子配列方向への拡がりを抑制する電
流注入範囲制限部を備える。したがって、発光素子から
の発光領域が小さな領域に制限される。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、発光素子アレイは、その光導波素子側の対
向面よりも発光面が前記光導波素子から離反する方向に
後退する断面形状を有する。したがって、一つの光モジ
ュールに必要な発光素子の数以上の多数の発光素子を配
列してなる発光素子アレイを一括して形成し、これを一
つの光モジュールに必要な長さに切断する場合に、発光
面に切断工具を干渉させることなく切断することが可能
となる。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、光導波素子と発光素子との少なくとも一方
は、発光素子からの光の光量分布に応じて基板の表面に
対して光学軸が相対的に傾いた状態で対向配置されてい
る。したがって、発光素子の発光面から光導波素子の光
入射面に入射する光は、発光面から直接入射する光と、
基板に反射した後に入射する光とを合成した光となり、
その合成光のピークは基板の表面に対して傾斜する方向
に向けられることになるが、光学軸の傾きにより、合成
光のピークが光導波素子の光入射面の中心に向けられ
る。
【0009】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明において、基板は所定の方位を有する結晶基板が用い
られ、支持溝は異方性エッチングの手法により形成さ
れ、電極は薄膜形成プロセスにより形成されている。し
たがって、支持溝と電極との相対位置が正確に定められ
る。
【0010】請求項6記載の発明は、請求項1記載の発
明において、光導波素子は光入射面が球面若しくは非球
面の形状に形成された光ファイバである。したがって、
光ファイバの光入射面にレンズ作用をもたせることが可
能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の第一の形態を図1
ないし図4に基づいて説明する。まず、図1に光モジュ
ール1の全体の構造を示す。図中、2は基板である。本
実施の形態では、基板2は一定の方位(例えば(10
0)面)を有するシリコン結晶基板が用いられている。
この基板2の表面には、光導波素子である光ファイバ3
を位置決めして固定するV字形の複数の支持溝4と、こ
れらの支持溝4のそれぞれの中心線上に位置決めされた
複数の電極5と、基板1の側方に配置された電極6とが
形成されている。支持溝4は異方性エッチングの手法に
より形成されている。具体的には、まず、基板2の表面
全面に酸化膜(SiO2 )を形成し、次に、通常のフォ
トリソグラフィの手法によるパターニングにより支持溝
4を形成する部分以外の部分をマスキングし、KOH水
溶液による異方性エッチングを施して、マスキングされ
ていない部分の基板2の一部を除去することにより、支
持溝4が正確に位置決めされて形成される。
【0012】また、前記電極5,6は各種の半導体を形
成するプロセスと同様の薄膜形成プロセスにより形成さ
れている。複数の電極5のそれぞれの端部には、後述す
る発光素子に接続される接続部5aが形成されている。
接続部5aは例えばパターニングされた導電性接着剤や
半田バンプで、電極5の幅内において表面から出っ張る
ように形成されている。
【0013】前記基板2には前記電極5,6に接続され
た発光素子アレイ7が設けられている。この発光素子ア
レイ7は、図2に示すように細長い発光素子基板(n−
GaAs基板)8の一面に多数の端面発光型の発光素子
9を有する。図4に示すように、発光素子9は、発光素
子基板8の一面に、n−AlGaAsクラッド層10、
p−GaAs活性層11、p−AlGaAsクラッド層
12、p−GaAsキャップ層13を形成し、このp−
GaAsキャップ層13の上にパターニングされた酸化
膜(図示せず)を介してストライプ電極14を積層する
ことにより形成されたダブルヘテロ構造のものである。
ストライプ電極14の幅及び配列間隔は数μm幅に定め
られている。これにより、各発光素子9は電極5の幅よ
り狭く、光ファイバ3の光入射面3aに対してはさらに
小さい。
【0014】このような構成において、光入射面3aよ
りも小さな発光素子9がアレイ状に配列されているた
め、基板2への発光素子アレイ7の接続に際し、ストラ
イプ電極14が形成された面を基板2の電極5の接続部
5aの上に載せると、発光素子アレイ7の長手方向(発
光素子9の配列方向)の位置が多少ずれていたとして
も、電極5の接続部5aには少なくとも一つの発光素子
9のストライプ電極14が接続される。その発光素子9
は光ファイバ3を支持する支持溝4の中心を通る直線上
に形成されている電極5上に位置するため、光ファイバ
3の光入射面3aの中心部に対向する。この場合、アレ
イ状に配列された発光素子9のうち、光入射面3aの中
心部から外れた位置に位置する発光素子9も存在する
が、それらの発光素子9は電極5から外れて電圧の供給
を受けることはないので、光伝達上何ら影響を及ぼすこ
とはない。
【0015】したがって、光ファイバ3の幅方向(図1
におけるX方向)に対する発光素子9の位置合わせを厳
密に行う必要がない。図1におけるY方向の発光素子9
の位置は、精度よく形成された支持溝4と、接続部5a
を含む電極5の正確な膜厚とにより容易に定めることが
できる。図1におけるZの方向の発光素子9の位置は、
発光素子アレイ7の光ファイバ3側の対向面7aを光入
射面3aに突き合わせたり、或いは、発光素子アレイ7
と基板2との対向面に位置合わせ用のマークを形成し、
そのマークを合わせて発光素子9を電極5に接続するこ
とで位置決めされる。この光学軸の方向であるZ方向の
位置決めはそれ程厳密性を必要とすることはない。
【0016】そして、電極5を介して所望の発光素子9
に電圧を印加すると発光素子9の発光面15(図4にお
ける活性層11の端面)からの光が光ファイバ3の光入
射面3aに入射される。
【0017】なお、基板に支持溝を形成する変形例につ
いて説明する。第一の変形例としては、基板としてセラ
ミック基板を用い、支持溝を機械切削により形成しても
よい。また、前実施の形態において説明した方法によっ
て形成された支持溝4を備えた基板2をマスタとして、
電鋳法によって金型を製作し、この金型を射出成型機に
セットして、支持溝付きの基板を射出成型により形成し
てもよい。このようにして複製された基板は、マスタと
しての元の基板2に比して多少精度が低下するが、径が
太い光ファイバを用いる光モジュールの場合には精度上
の支障はない。
【0018】次に、本発明の実施の第二の形態を図5に
基づいて説明する。本実施の形態及びこれに続く実施の
形態において、図1ないし図4を用いて説明した部分と
同一部分は同一符号を用い説明も省略する。発光素子ア
レイ7は、駆動する発光素子9に注入する電流の発光素
子配列方向への拡がりを抑制する電流注入範囲制限部を
備える。この電流注入範囲制限部の具体的な構成は、図
5(a)に示すように、各層10ないし13及び電極1
4を形成する層を削除して複数の発光素子9をメサ形状
に構成する場合における発光素子9間の削除部分16で
ある。或いは、図5(b)に示すように、各発光素子9
の境界部に配設した埋込層17である。この埋込層17
としての材料は、ポリイミド等の絶縁性の樹脂、pn逆
バイアス層を形成するように構成された半導体薄膜であ
る。
【0019】したがって、発光素子9を発光させるべく
電極5に電流を注入したときに、隣接する発光素子9方
向への電流の拡がりを削除部分16や埋込層17により
阻止し、発光素子9からの発光領域を小さくすることが
できる。これにより、発光素子9の配列密度を密にして
小型化を図るとともに、消費電力を低減することができ
る。
【0020】なお、基板2の一面に各層10〜13及び
ストライプ電極14の層を成膜し、発光素子9の間に所
望のイオンを拡散させて高抵抗部(電流注入制限部)を
形成しても、同様の効果を得ることができる。
【0021】次に、本発明の実施の第三の形態を図6に
基づいて説明する。本実施の形態における発光素子アレ
イ7は、その光ファイバ3側の対向面7aよりも発光素
子9の発光面15(図4及び図5参照)が光ファイバ3
から離反する方向に後退する断面形状を有する。具体的
には、発光素子基板8上に各層10〜13及びストライ
プ電極14を積層した後に、光ファイバ3側の対向面7
aと基板2側の面とが交わるエッジ付近を上記積層した
各層10〜13及びストライプ電極14を含めて一部を
エッチングにより除去することにより、対向面7aより
発光素子9の発光面15が光ファイバ3から離れる方向
に後退させている。
【0022】このような構成において、一つの光モジュ
ール1に必要な発光素子9の数以上の多数の発光素子9
を2次元に配列してなる発光素子アレイ7を一括して半
導体ウエハ(発光素子基板8)に形成することは能率の
点において製作上有利である。この発光素子アレイ7を
一つの光モジュール1に必要な長さに切断する場合に、
対向面7aより発光面15が後退しているため、発光面
15に切断工具を干渉させることなく切断することが可
能となる。これにより、切削工具で発光面15に傷をつ
けるおそれがなく、製作時の歩留まりを向上させること
ができる。
【0023】次に、本発明の実施の第四の形態を図7及
び図8に基づいて説明する。本実施の形態は、図6にお
いて説明したように、発光素子アレイ7が、その光ファ
イバ3側の対向面7aよりも発光素子9の発光面15
(図4及び図5参照)が光ファイバ3から離反する方向
に後退する断面形状を有する場合に、光ファイバ3と発
光素子9とを、発光素子9からの光の光量分布に応じて
基板2の表面に対して光学軸が相対的に傾いた状態で対
向配置したものである。具体的には、基板2の支持溝4
の先端部にその支持溝4より幅が狭く、かつ浅いV字形
の段付凹部4aを形成し、この段付凹部4aにより光フ
ァイバ3の先端部を支持することにより、光ファイバ3
の発光素子9側の端部の光学軸を基板2の表面に対して
傾斜させている。
【0024】このような構成において、光ファイバ3の
光入射面3aと発光素子9の発光面15との間には間隔
が開いているため、発光素子9から光入射面3aに入射
する光は、発光素子9から直接入射する光と、基板2の
表面に反射した後に入射する光とを合成した光となる。
これにより、その合成光のピークは基板2の表面に対し
て基板2から離れる方向に傾斜する方向に向けられるこ
とになるが、光ファイバ3の光学軸の傾きにより光入射
面3aが基板2の表面から離反する方向に変位するた
め、合成光のピークを光入射面3aの中心に向け、光の
利用効率を高めることができる。
【0025】なお、光ファイバ3の端部の光学軸を傾け
る構成は前述した構成に限られるものではない。また、
光ファイバ3の軸をストレートに維持した場合には、発
光素子アレイ7を傾斜させても同様の効果を得ることが
できる。
【0026】さらに、本発明の実施の第五の形態を図9
に基づいて説明する。本実施の形態は、光ファイバ3の
発光素子9側の端面に、球面若しくは非球面の形状の光
入射面3aを形成した例である。したがって、光ファイ
バ3の光入射面3aにレンズ作用をもたせることができ
る。これにより、レンズの集光作用を利用し発光素子9
からの光を効率よく取り入れることができる。
【0027】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、光導波素子が固
定される支持溝と電極とは同一直線上に配置されて基板
に形成され、光学素子アレイは光導波素子の光入射面よ
りも小さく、光導波素子と電極との対向方向と直交する
方向にアレイ状に配列された端面発光型の発光素子を有
し、電極と対応関係にある光導波素子の光入射面に対向
する発光素子のみに電気的に接続された接続部が電極上
に形成されているので、発光素子アレイの発光素子の配
列方向における位置が多少ずれていたとしても、電極の
接続部には少なくとも一つの発光素子が接続され、その
発光素子は、光導波素子を支持する支持溝の中心を通る
直線上に位置する電極上に位置するため光導波素子の光
入射面の中心部に対向する。したがって、光導波素子の
幅方向に対する発光素子の位置合わせを厳密に行う作業
をすることなく、発光素子と光導波素子との相対位置を
正確に定めることができる。
【0028】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、発光素子アレイは、駆動する発光素子に注
入する電流の発光素子配列方向への拡がりを抑制する電
流注入範囲制限部を備えるので、発光素子を発光させた
ときに、隣接する発光素子方向への電流の拡がりを電流
注入範囲制限部により阻止し、発光素子からの発光領域
を小さくすることができる。これにより、発光素子の配
列密度を密にして小型化を図るとともに、消費電力を低
減することができる。
【0029】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、発光素子アレイは、その光導波素子側の対
向面よりも発光面が前記光導波素子から離反する方向に
後退する断面形状を有するので、一つの光モジュールに
必要な発光素子の数以上の多数の発光素子を配列してな
る発光素子アレイを一括して形成し、これを一つの光モ
ジュールに必要な長さに切断する場合に、発光面に切断
工具を干渉させることなく切断することができる。これ
により、切削工具で発光面に傷をつけるおそれがなく、
製作時の歩留まりを向上させることができる。
【0030】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、光導波素子と発光素子との少なくとも一方
は、発光素子からの光の光量分布に応じて基板の表面に
対して光学軸が相対的に傾いた状態で対向配置されてい
る。したがって、発光素子の発光面から光導波素子の光
入射面に入射する光は、発光面から直接入射する光と、
基板に反射した後に入射する光とを合成した光となり、
その合成光のピークは基板の表面に対して傾斜する方向
に向けられることになるが、光学軸の傾きにより、合成
光のピークを光導波素子の光入射面の中心に向け、光の
利用効率を高めることができる。
【0031】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明において、基板は所定の方位を有する結晶基板が用い
られ、支持溝は異方性エッチングの手法により形成さ
れ、電極は薄膜形成プロセスにより形成されているの
で、支持溝と電極との相対位置を正確に定めることがで
きる。この寸法精度の向上により支持溝及び電極の配列
密度を高めることができるため、小型化を図ることがで
きる。
【0032】請求項6記載の発明は、請求項1記載の発
明において、光導波素子は光入射面が球面若しくは非球
面の形状に形成された光ファイバである。したがって、
光ファイバの光入射面にレンズ作用をもたせることがで
きる。これにより、レンズの集光作用を利用し発光素子
からの光を効率よく取り入れることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第一の形態における光モジュー
ルの全体の構造を示す分解斜視図である。
【図2】発光素子アレイの斜視図である。
【図3】一部を拡大した側面図である。
【図4】一部を拡大した正面図である。
【図5】本発明の実施の第二の形態を示すもので一部を
拡大した正面図である。
【図6】本発明の実施の第三の形態を示すもので一部を
拡大した側面図である。
【図7】本発明の実施の第四の形態を示すもので一部を
拡大した側面図である。
【図8】支持溝中の光導波素子と電極との関係を示す一
部の平面図である。
【図9】本発明の実施の第五の形態を示すもので一部を
拡大した側面図である。
【図10】従来例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
2 基板 3 光導波素子 3a 光入射面 4 支持溝 5 電極 5a 接続部 7 発光素子アレイ 9 発光素子 15 発光面 16,17 電流注入範囲制限部

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を入射する光入射面を端面に有する光
    導波素子と、この光導波素子が固定的に支持された複数
    支持溝及び前記光導波素子と前記支持溝のそれぞれの
    中心線上に位置決めされた電極が同一直線上に形成され
    た基板と、前記電極の数より多くて前記電極の接続部に
    は少なくとも一つの発光素子が接続されるように幅及び
    配列間隔が定められたストライプ電極を有して前記光導
    波素子と前記電極との対向方向と直交する方向にアレイ
    状に配列された発光素子アレイと、前記電極上に形成さ
    れてその電極と対応関係にある前記光導波素子の前記光
    入射面に対向する前記発光素子の前記ストライプ電極の
    みに電気的に接続された接続部とを備えることを特徴と
    する光モジュール。
  2. 【請求項2】 発光素子アレイは、駆動する発光素子に
    注入する電流の発光素子配列方向への拡がりを抑制する
    電流注入範囲制限部を備えることを特徴とする請求項1
    記載の光モジュール。
  3. 【請求項3】 発光素子アレイは、その光導波素子側の
    対向面よりも発光面が前記光導波素子から離反する方向
    に後退する断面形状を有することを特徴とする請求項1
    記載の光モジュール。
  4. 【請求項4】 光導波素子と発光素子との少なくとも一
    方は、発光素子からの光の光量分布に応じて基板の表面
    に対して光学軸が相対的に傾いた状態で対抗配置されて
    いることを特徴とする請求項3記載の光モジュール。
  5. 【請求項5】 基板は所定の方位を有する結晶基板が用
    いられ、支持溝は異方性エッチングの手法により形成さ
    れ、電極は薄膜形成プロセスにより形成されていること
    を特徴とする請求項1記載の光モジュール。
  6. 【請求項6】 光導波素子は光入射面が球面若しくは非
    球面の形状に形成された光ファイバであることを特徴と
    する請求項1記載の光モジュール。
JP16544596A 1996-05-23 1996-06-26 光モジュール Expired - Fee Related JP3467151B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16544596A JP3467151B2 (ja) 1996-05-23 1996-06-26 光モジュール

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12803196 1996-05-23
JP8-128031 1996-05-23
JP16544596A JP3467151B2 (ja) 1996-05-23 1996-06-26 光モジュール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1039173A JPH1039173A (ja) 1998-02-13
JP3467151B2 true JP3467151B2 (ja) 2003-11-17

Family

ID=26463820

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16544596A Expired - Fee Related JP3467151B2 (ja) 1996-05-23 1996-06-26 光モジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3467151B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001156379A (ja) * 1999-11-29 2001-06-08 Canon Inc 半導体レーザアレイおよび光走査装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1039173A (ja) 1998-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3147313B2 (ja) ダイオードレーザと光ファイバを受動的に調整するための方法及び装置
JP3484543B2 (ja) 光結合部材の製造方法及び光装置
GB2276493A (en) Semiconductor laser array device and production methods therefor
JPH06334274A (ja) 多ダイオード・レーザー・アレイ
KR20020038693A (ko) Si-기판 상에 능동 및 수동 광학 구성소자들의하이브리드 집적
US6711186B2 (en) Optical module
KR20040013694A (ko) 광도파로 플랫폼 및 그 제조 방법
JP2002031747A (ja) 面型光素子実装体、その作製方法、及びそれを用いた装置
JP3467151B2 (ja) 光モジュール
JP2001028456A (ja) 半導体発光素子
JPH07151940A (ja) 光結合構造とその製造方法
GB2293687A (en) Semiconductor laser device and method of fabrication semiconductor laser device
JPH0951108A (ja) 光受発光素子モジュール及びその製作方法
JP2002014258A (ja) 光半導体素子キャリア及びそれを備えた光アセンブリ
JP2005164871A (ja) 光半導体素子実装用基板及びその製造方法
JPH09232677A (ja) 半導体レーザ
JP2995521B2 (ja) 半導体レーザモジュールの製造方法
JP3316252B2 (ja) 光プリントヘッド
JPH0339706A (ja) 光モジュール
JP4219677B2 (ja) 光学装置の製造方法
WO2023019668A1 (zh) 亚微米级波导耦合结构
JP3884903B2 (ja) 光モジュール、光伝送装置及びその製造方法
JP3976875B2 (ja) 半導体レーザ素子とその実装方法
JP3801922B2 (ja) 光モジュール
JPS61174791A (ja) 半導体レ−ザダイオ−ド装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080829

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080829

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090829

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090829

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100829

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100829

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120829

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120829

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130829

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees