JP3466800B2 - インクジェット用インク、インクジェット記録方法及びインクジェット機器 - Google Patents

インクジェット用インク、インクジェット記録方法及びインクジェット機器

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JP3466800B2 JP33436195A JP33436195A JP3466800B2 JP 3466800 B2 JP3466800 B2 JP 3466800B2 JP 33436195 A JP33436195 A JP 33436195A JP 33436195 A JP33436195 A JP 33436195A JP 3466800 B2 JP3466800 B2 JP 3466800B2
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/30Inkjet printing inks
    • C09D11/38Inkjet printing inks characterised by non-macromolecular additives other than solvents, pigments or dyes

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット用
インク、該インクを用いたインクジェット記録方法、及
びかかるインクを用いる機器に関し、インクジェット用
に特別に調整された塗工紙は勿論のこと、それ以外のコ
ピー紙、レポート用紙、ボンド紙及び連続伝票用紙等の
オフィスや家庭で一般に使用されている非塗工紙、所謂
普通紙、更には布類に対しても、高精細及び高画質記録
が可能なインクジェット用インク、インクジェット記録
方法、記録ユニット、インクジェット記録装置及びイン
クカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、インクジェット用インクにつ
いては、実に様々な組成のものが報告されている。中で
も近年は、コピー紙、レポート用紙、ノート及び便箋等
のオフィスで一般に使用されている普通紙、更には布類
に対しても良好な記録を行うために、組成及び物性等の
多様な面から詳細な研究開発がなされている。又、イン
クジェット記録方法においても、様々な方式が提案され
ており、帯電した液滴を連続的に発生させ、該液滴の一
部を記録に使用する方式、圧電素子を有する記録ヘッド
に信号を与え、該信号に応じて記録液(インク)の液滴
を発生させて記録を行う方式、或いは記録ヘッドの室内
のインクに記録信号に対応した熱エネルギーを与え、該
エネルギーにより液滴を発生させて記録を行う方式等が
ある。
【0003】とりわけ、特開昭54−59936号公報
に記載されているような熱エネルギーによるインクの発
泡現象によってインクを吐出させるタイプは、ノズルの
高集積化及び高密度化が容易であり、最近特に注目を集
めている方式である。しかし、発泡という他方式にない
現象を利用するため、使用するインクに対して一層厳密
な条件が要求されている。中でも上記インクジェット記
録用インクにおいて、最も要求される性能は、インクを
用いて記録を行っている際、温度変化によって発熱ヘッ
ドの表面に異物の沈着がないという液安定性である。し
かしながら、従来のインクの場合には長時間吐出を行う
と、発熱ヘッドの表面に異物が沈着し、インクの吐出が
停止してしまうという問題点があった。
【0004】この問題に対しては、既に種々の検討が行
われており、例えば、特開平3−160070号公報に
は、インク中にオキソ陰イオンを含有させることにより
異物の沈着の問題を改良するという試みがなされてい
る。本発明者等が異物の沈着の原因について詳細な検討
を行った結果、沈着の原因としては下記の3種に分類す
ることができることを知見した。 (1)インク中の記録剤自身の場合、(2)記録剤或い
は液媒体等の有機物の反応中間体等が有機不純物として
存在する場合、(3)染料合成時やインク製造時に混入
してくる無機不純物の場合、
【0005】これらの中で、(3)については、無機不
純物の種類によって大きな差があり、特に珪酸イオン及
びコロイダルシリカ等の形で含まれる珪素化合物が異物
の沈着の深刻な原因の一つであることがわかっている。
ところが、本発明者等の検討の結果、特開平3−160
070号公報については、上記(1)及び(2)のタイ
プの原因の場合には一定の効果が見られるものの、
(3)のタイプ、中でも珪素化合物が沈着の原因である
場合には沈着を抑制することができないことがわかっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、上記の如き従来技術の問題点を解決し、長時間イン
クジェット記録を行なっても発熱ヘッドの表面に異物を
沈着せず、安定吐出の可能なインクジェット用インク及
びインクジェット記録方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、以下の本発
明によって達成される。即ち、本発明は、記録剤及びこ
れを溶解及び/又は分散する液媒体を含むインクジェッ
インクにおいて、フィチン酸及び/又はその塩を含
有することを特徴とするインクジェット用インクで
る。かかるインクジェット用インクの好ましい形態とし
ては、上記において、フィチン酸及び/又はその塩の含
有量がインク全重量の0.001〜30重量%の範囲に
あるもの、液媒体として水を含むもの、液媒体として水
溶性有機溶剤を含むもの、記録剤が分散染料及び/又は
顔料の微分散体であるもの、が挙げられる。又、本発明
の別の実施形態は、インクを熱エネルギーを利用して記
録信号に応じてオリフィスから吐出させて被記録材に記
録を行うインクジェット記録方法において、上記のイン
クを使用することを特徴とするインクジェット記録方法
である。かかるインクジェット記録方法の好ましい形態
としては、上記において、被記録材が布であるものが挙
げられる。又、本発明の別の実施形態は、インクを収容
したインク収容部、該インクを吐出させるためのヘッド
部を備えた記録ユニットにおいて、使用するインクが上
記のインクであることを特徴とする記録ユニットであ
る。かかる記録ユニットの好ましい形態としては、上記
において、ヘッド部が、インクに熱エネルギーを作用さ
せてインクを吐出させるヘッド部を含むものが挙げられ
る。又、本発明の別の実施形態は、インクを収容したイ
ンク収容部を備えたインクカートリッジにおいて、使用
するインクが上記のインクであることを特徴とするイン
クカートリッジである。又、本発明の別の実施形態は、
インクを収容したインク収容部と、該インクを吐出させ
るためのヘッドを有する記録ユニットとを備えたインク
ジェット記録装置において、使用するインクが上記のイ
ンクであることを特徴とするインクジェット記録装置で
ある。かかるインクジェット記録装置の好ましい形態と
しては、上記において、ヘッド部が、インクに熱エネル
ギーを作用させてインクを吐出させるヘッドを含むもの
が挙げられる。
【0008】本発明者等の詳細な研究によれば、インク
ジェット記録時に発熱ヘッドの表面に異物が沈着する原
因の一つが、インク中に含まれる珪素化合物の存在であ
ることを認めた。そこでこのような珪素化合物のインク
中での安定性を高め、且つ発熱ヒーター上での熱的安定
性を増加させる添加剤として、フィチン酸及び/又はそ
の塩をインクに含有させることによって、長時間のイン
クジェット記録が可能になることを見出した。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、好ましい実施の形態を挙げ
て、本発明を更に詳細に説明する。本発明のインクは、
従来公知のインクジェット用インクにフィチン酸及び/
又はその塩を添加したものである。このフィチン酸は、
その水和物でも非水和物でもよく、又、ナトリウム、カ
リウム、リチウム等のアルカリ金属、アンモニア或いは
有機アミンの塩であってもよい。インク中に混入してく
る珪素化合物の量は一定ではなく、又、種類も珪酸イオ
ン及びコロイダルシリカ等、様々な形があるが、フィチ
ン酸及び/又はその塩のインク中における含有量は、イ
ンク中における珪素化合物の量に対応して増減させるこ
とが可能であり、それぞれによって必要な量は異なる。
従って、インク中の全重量の0.001〜30重量%程
度を、好適には0.005〜25重量%、より好適には
0.01〜20重量%を占める割合で添加するのがよ
い。勿論、これらのフィチン酸は珪素化合物以外の不純
物によるの異物の沈着に対しても、その防止効果は認め
られた。
【0010】本発明のインクを構成する色素としては、
例えば、直接染料、酸性染料、食用染料、塩基性染料、
反応染料、分散染料、建染染料、可溶性建染染料、反応
分散染料、油性染料及び各種顔料等が挙げられる。特
に、分散染料や各種顔料等をインク中に分散させて使用
する場合、ガラスビーズによる分散が一般的であるが、
この分散の際に実にしばしば珪素元素がインク中に混入
することが考えられる。このような処理により混入する
珪素元素の場合に、本発明の効果がより明確に発揮され
る。
【0011】又、上記分散染料や各種顔料等をインク媒
体中に分散させる分散剤としては、所謂分散剤、界面活
性剤及び樹脂等が挙げられる。分散剤又は界面活性剤と
しては、アニオン系及びノニオン系のいずれもが使用で
きるが、例えば、アニオン系のものとしては、脂肪酸
塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホ
ン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、ジアルキル
スルホコハク酸塩、アルキル燐酸エステル塩、ナフタレ
ンスルホン酸ホルマリン縮合物、ポリオキシエチレンア
ルキル硫酸エステル塩、及びこれらの置換誘導体等があ
り、ノニオン系のものとしては、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニル
エーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ソルビ
タン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂
肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、グ
リセリン脂肪酸エステル、オキシエチレンオキシプロピ
レンブロックコポリマー、アセチレングリコール又はそ
のエチレンオキサイド付加物、及びこれらの置換誘導体
等が挙げられる。中でもナフタレンスルホン酸のホルマ
リン縮合物及びその誘導体(特にアルキル化物)、アセ
チレングリコール又はそのエチレンオキサイド付加物
は、特に好ましいものである。
【0012】樹脂分散剤としては、例えば、スチレン及
びその誘導体、ビニルナフタレン及びその誘導体、α,
β−不飽和カルボン酸の脂肪族アルコールエステル等、
(メタ)アクリル酸及びその誘導体、マレイン酸及びそ
の誘導体、イタコン酸及びその誘導体、フマール酸及び
その誘導体、酢酸ビニル、ビニルアルコール、ビニルピ
ロリドン、アクリルアミド、及びその誘導体等から選ば
れる少なくとも2つ以上の単量体(このうち少なくとも
1つは親水性単量体)からなるブロック共重合体、ラン
ダム共重合体及びグラフト共重合体、並びにこれらの塩
等を挙げることができる。これらの樹脂は、塩基を溶解
させた水溶液に可溶なアルカリ可溶型樹脂であることが
好ましい。中でも、側鎖にカルボキシル基及びその塩類
を有する水溶性高分子化合物が特に良好である。
【0013】又、本発明を特徴づけるフィチン酸又はそ
の塩(塩の種類としては、例えば、ナトリウム、カリウ
ム、リチウム、アンモニウム、トリエタノールアミン等
が挙げられる)は水に対する親和性が非常に強いため、
本発明のインクは構成成分として水を含むことが好まし
く、水の含有量はインク全重量の20〜95重量%、好
ましくは40〜95重量%、より好ましくは60〜95
重量%を占める割合である。
【0014】更に、インクの液媒体として水に加えて、
水溶性有機溶剤を併用することによって、本発明の効果
をより顕著にすることもできる。そのような溶剤として
は、例えば、メタノール、エタノール、イソプロピルア
ルコール等の1価アルコール類;アセトン、ジアセトン
アルコール等のケトン又はケトアルコール類;テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン等のエーテル類;ジエチレング
リコール、トリエチレングリコール、テトラエチレング
リコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレング
リコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレング
リコール等のオキシエチレン又はオキシプロピレン付加
重合体;エチレングリコール、プロピレングリコール、
トリメチレングリコール、ブチレングリコール、ヘキシ
レングリコール等のアルキレン基が2〜6個の炭素原子
を含むアルキレングリコール類;1,2,6−ヘキサン
トリオール等のトリオール類;チオジグリコール;ビス
ヒドロキシエチルスルホン;グリセリン;エチレングリ
コールモノメチル(又はエチル)エーテル、ジエチレン
グリコールモノメチル(又はエチル)エーテル、トリエ
チレングリコールモノメチル(又はエチル)エーテル等
の多価アルコールの低級アルキルエーテル類;トリエチ
レングリコールジメチル(又はエチル)エーテル、テト
ラエチレングリコールジメチル(又はエチル)エーテル
等の多価アルコールの低級ジアルキルエーテル類;スル
ホラン、N−メチル−2−ピロリドン、2−ピロリド
ン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン等が挙げ
られる。
【0015】上記水溶性有機溶剤の含有量は、一般的に
はインクの全重量に対して重量%で0〜50%、好まし
くは2〜45%の範囲である。上記の如き有機溶剤を併
用する場合は、単独でも混合物としても使用できるが、
好ましい水溶性有機溶剤は、1価アルコール類、ケトン
類、ビスヒドロキシエチルスルホン、グリセリン、エチ
レングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレン
グリコール、テトラエチレングリコール、チオジグリコ
ール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、トリプロピレングリコール及びその誘導体(中でも
そのアルキルエーテル類)である。又、本発明のインク
には、その他各種の消泡剤、増粘調整剤、表面張力調整
剤及びpH調整剤等を必要に応じて添加することができ
る。中でも、三価までのカルボン酸、その塩類及び尿素
は本発明の効果をより顕著にする作用がある。
【0016】本発明のインクを用いて記録を行うのに好
適な装置の一例として、記録ヘッドの室内のインクに記
録信号に対応した熱エネルギーを与え、該熱エネルギー
により液滴を発生させる装置が挙げられるが、以下にこ
れについて説明する。その装置の主要部であるヘッド構
成例を、図1、図2及び図3に示す。ヘッド13は、イ
ンクを通す溝14を有するガラス、セラミック又はプラ
スチック板等と、感熱記録に用いられる発熱ヘッド15
(図では薄膜ヘッドが示されているが、これに限定され
るものではない。)とを接着して得られる。発熱ヘッド
15は、酸化シリコン等で形成される保護膜16、アル
ミニウム電極17−1及び17−2、ニクロム等で形成
される発熱抵抗体層18、蓄熱層19、及びアルミナ等
の放熱性のよい基板20より成っている。
【0017】インク21は吐出オリフィス(微細孔)2
2まで来ており、圧力Pによりメニスカス23を形成し
ている。今、アルミニウム電極17−1及び17−2に
電気信号情報が加わると、発熱ヘッド15のnで示され
る領域が急激に発熱し、ここに接しているインク21に
気泡が発生し、その圧力でメニスカス23が突出し、イ
ンク21が吐出しインク小滴24となり、吐出オリフィ
ス22より被記録材25に向って飛翔する。
【0018】図3には図1に示すヘッドを多数並べたマ
ルチヘッドの外観図を示す。該マルチヘッドはマルチ溝
26を有するガラス板27と、図1で説明したものと同
様の発熱ヘッド28を密着して作製されている。尚、図
1は、インク流路に沿ったヘッド13の断面図であり、
図2は図1のA−B線での断面図である。
【0019】図4に、上記ヘッドを組み込んだインクジ
ェット記録装置の一例を示す。図4において、61はワ
イピング部材としてのブレードであり、その一端はブレ
ード保持部材によって保持されて固定端となり、カンチ
レバーの形態をなす。ブレード61は記録ヘッド65に
よる記録領域に隣接した位置に配置され、又、本例の場
合、記録ヘッド65の移動経路中に突出した形態で保持
される。62は記録ヘッド65の吐出口面のキャップで
あり、ブレード61に隣接するホームポジションに配設
され、記録ヘッド65の移動方向と垂直な方向に移動し
て、インク吐出口面と当接し、キャッピングを行う構成
を備える。更に、63はブレード61に隣接して設けら
れるインク吸収体であり、ブレード61と同様、記録ヘ
ッド65の移動経路中に突出した形態で保持される。
【0020】上記ブレード61、キャップ62及びイン
ク吸収体63によって吐出回復部64が構成され、ブレ
ード61及びインク吸収体63によってインク吐出口面
の水分、塵挨等の除去が行われる。65は吐出エネルギ
ー発生手段を有し、吐出口を配した吐出口面に対向する
被記録材にインクを吐出して記録を行う記録ヘッド、6
6は記録ヘッド65を搭載してその移動を行うためのキ
ャリッジである。キャリッジ66はガイド軸67と摺動
可能に係合し、キャリッジ66の一部はモーター68に
よって駆動されるベルト69と接続(不図示)してい
る。これによりキャリッジ66はガイド軸67に沿った
移動が可能となり、記録ヘッド65による記録領域及び
その隣接した領域の移動が可能となる。
【0021】51は被記録材を挿入するための給紙部、
52は不図示のモーターにより駆動する紙送りローラー
である。これらの構成によって記録ヘッド65の吐出口
面と対向する位置へ被記録材が給紙され、記録が進行す
るにつれて排紙ローラー53を配した排紙部へ排紙され
る。
【0022】上記構成において記録ヘッド65が記録終
了等でホームポジションに戻る際、吐出回復部64のキ
ャップ62は記録ヘッド65の移動経路から退避してい
るが、ブレード61は移動経路中に突出している。この
結果、記録ヘッド65の吐出口面がワイピングされる。
尚、キャップ62が記録ヘッド65の吐出面に当接して
キャッピングを行う場合、キャップ62は記録ヘッドの
移動経路中に突出するように移動する。
【0023】記録ヘッド65がホームポジションから記
録開始位置へ移動する場合、キャップ62及びブレード
61は、上述したワイピング時の位置と同一の位置にあ
る。この結果、この移動においても記録ヘッド65の吐
出口面はワイピングされる。上述の記録ヘッド65のホ
ームポジションへの移動は、記録終了時や吐出回復時ば
かりでなく、記録ヘッド65が記録のために記録領域を
移動する間に所定の間隔で記録領域に隣接したホームポ
ジションへ移動し、この移動に伴って上記ワイピングが
行われる。
【0024】図5は、ヘッドにインク供給部材、例え
ば、チューブを介して供給されるインクを収容したイン
クカートリッジの一例を示す図である。ここで、40は
供給用インクを収容したインク収容部、例えば、インク
袋であり、その先端にはゴム製の栓42が設けられてい
る。この栓42に針(不図示)を挿入することにより、
インク袋40中のインクをヘッドに供給可能ならしめ
る。44は廃インクを受容するインク吸収体である。イ
ンク収容部としては、インクとの接液面がポリオレフィ
ン、特にポリエチレンで形成されているものが本発明に
とって好ましい。
【0025】本発明で使用されるインクジェット記録装
置としては、上記の如きヘッドとインクカートリッジと
が別体となったものに限らず、図6に示す如きそれらが
一体になったものにも好適に用いられる。図6におい
て、70は記録ユニットであって、この中にはインクを
収容したインク収容部、例えば、インク吸収体が収納さ
れており、かかるインク吸収体中のインクが複数のオリ
フィスを有するヘッド部71からインク滴として吐出さ
れる構成になっている。
【0026】インク吸収体の材料としては、ポリウレタ
ンを用いることが本発明にとって好ましい。72は記録
ユニット内部を大気に連通させるための大気連通口であ
る。この記録ユニット70は、図4で示す記録ヘッドに
代えて用いられるものであって、キャリッジ66に対し
着脱自在になっている。
【0027】
【実施例】次に、実施例及び比較例を挙げて本発明を具
体的に説明する。尚、文中部及び%とあるのは特に断り
のない限り重量基準である。分散染料液(I、II及びIII)の作製 ・β−ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物 20部 ・リグニンスルホン酸ナトリウム 5部 ・イオン交換水 55部 ・エチレングリコール 20部
【0028】上記成分を混合し、この溶液に新たに下記
分散染料8部をそれぞれ加え、30分間プレミキシング
を行った後、下記の条件で分散処理を行った。 ・分散染料 C.I.ディスパースイエロー198(分散染料液I用) C.I.ディスパースレッド152(分散染料液II用) C.I.ディスパースブルー60(分散染料液III用) ・分散機 サンドグラインダー(五十嵐機械製) ・粉砕メディア ガラスビーズ1mm径 ・粉砕メディアの充填率 50%(体積) ・粉砕時間 分散染料液I 12時間 分散染料液II 15時間 分散染料液III 18時間 更に、遠心分離処理(12,000r.p.m.、10
分間)を行い、粗大粒子を除去して分散染料液(I、II
及びIII)を得た。
【0029】実施例のインク製造 (インクAの製造) ・上記分散染料液(I) 60部 ・ビスヒドロキシエチルスルホン 20部 ・フィチン酸 0.5部 ・イオン交換水 19.5部 上記の全成分を混合し、混合液を2.5μmフロロポア
フィルターで濾過し、インクジェット用インクAを得
た。
【0030】 (インクBの製造) ・上記分散染料液(I) 60部 ・ビスヒドロキシエチルスルホン 20部 ・ジエチレングリコール 4部 ・フィチン酸 0.2部 ・イオン交換水 15.8部 上記の全成分を混合し、混合液を2.5μmフロロポア
フィルターで濾過し、インクジェット用インクBを得
た。
【0031】 (インクCの製造) ・上記分散染料液(I) 80部 ・チオジグリコール 15部 ・フィチン酸 1部 ・イオン交換水 4部 上記の全成分を混合し、混合液を2.5μmフロロポア
フィルターで濾過し、インクジェット用インクCを得
た。
【0032】 (インクDの製造) ・上記分散染料液(II) 70部 ・チオジグリコール 15部 ・フィチン酸 0.5部 ・クエン酸3ナトリウム 0.5部 ・イオン交換水 14部 上記の全成分を混合し、混合液を2.5μmフロロポア
フィルターで濾過し、インクジェット用インクDを得
た。
【0033】 (インクEの製造) ・上記分散染料液(III) 70部 ・チオジグリコール 15部 ・フィチン酸 2部 ・イオン交換水 13部 上記の全成分を混合し、混合液を2.5μmフロロポア
フィルターで濾過し、インクジェット用インクEを得
た。
【0034】 (インクFの製造) ・Solophenyl Red 3BL(チバ・ガイギー社製) 5部 ・ジエチレングリコール 20部 ・フィチン酸 0.5部 ・イオン交換水 74.5部 上記の全成分を混合し、混合液を2.5μmフロロポア
フィルターで濾過し、インクジェット用インクFを得
た。
【0035】比較例のインク製造 (インクGの製造) ・上記分散染料液(I) 80部 ・チオジグリコール 15部 ・イオン交換水 5部 上記の全成分を混合し、混合液を2.5μmフロロポア
フィルターで濾過し、インクジェット用インクGを得
た。
【0036】 (インクHの製造) ・上記分散染料液(II) 70部 ・チオジグリコール 15部 ・イオン交換水 15部 上記の全成分を混合し、混合液を2.5μmフロロポア
フィルターで濾過し、インクジェット用インクHを得
た。
【0037】 (インクIの製造) ・上記分散染料液(II) 70部 ・チオジグリコール 15部 ・クエン酸3ナトリウム 0.5部 ・イオン交換水 14.5部 上記の全成分を混合し、混合液を2.5μmフロロポア
フィルターで濾過し、インクジェット用インクIを得
た。
【0038】 (インクJの製造) ・上記分散染料液(II) 70部 ・チオジグリコール 15部 ・ピロリン酸 0.2部 ・イオン交換水 14.8部 上記の全成分を混合し、混合液を2.5μmフロロポア
フィルターで濾過し、インクジェット用インクJを得
た。
【0039】 (インクKの製造) ・Solophenyl Red 3BL(チバ・ガイギー社製) 5部 ・ジエチレングリコール 20部 ・イオン交換水 75.0部 上記の全成分を混合し、混合液を2.5μmフロロポア
フィルターで濾過し、インクジェット用インクKを得
た。
【0040】[評価]上記インク(A〜K)を記録信号
に応じた熱エネルギーを付与することによりインクを吐
出させるオンデマンド型マルチ記録ヘッドを有するイン
クジェット記録装置(商品名:BJC600、キヤノン
製)を用いて、A4サイズの普通紙に4ノズルを連続印
字させるパターンを印字させ、4ノズル中2ノズルが吐
出不能になった枚数をチェックした(A4紙1枚1ノズ
ル当たり158,400ドット印字させている)。その
結果を表1に示す。
【0041】表1:評価結果
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインクに
よれば、従来技術の問題点が十分に解決されており、特
に発熱ヒーター上における沈着物の発生を最も嫌う熱エ
ネルギーを使用するインクジェット記録方式のインクと
して好適であり、優れた品質の画像が安定的に得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェット記録装置のヘッド部の縦断面図
である。
【図2】インクジェット記録装置のヘッド部の横断面図
である。
【図3】図1に示したヘッドをマルチ化したヘッドの外
観斜視図である。
【図4】インクジェット記録装置の一例を示す斜視図で
ある。
【図5】インクカートリッジの縦断面図である。
【図6】記録ユニットの一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
13:ヘッド 14:インク溝 15:発熱ヘッド 16:保護膜 17:アルミニウム電極 18:発熱抵抗体層 19:蓄熱層 20:基板 21:インク 22:吐出オリフィス(微細孔) 23:メニスカス 24:インク小滴 25:被記録材 26:マルチ溝 27:ガラス板 28:発熱ヘッド 40:インク袋 42:栓 44:インク吸収体 45:インクカートリッジ 51:給紙部 52:紙送りローラー 53:排紙ローラー 61:ブレード 62:キャップ 63:インク吸収体 64:吐出回復部 65:記録ヘッド 66:キャリッジ 67:ガイド軸 68:モーター 69:ベルト 70:記録ユニット 71:ヘッド部 72:大気連通口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小池 祥司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 袴田 慎一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 春田 昌宏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−179842(JP,A) 特開 平8−120203(JP,A) 特開 平1−262193(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09D 11/00 - 11/20 B41J 2/01 - 2/21 B41M 5/00 REGISTRY(STN) CA(STN)

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録剤及びこれを溶解及び/又は分散す
    る液媒体を含むインクジェット用インクにおいて、フィ
    チン酸及び/又はその塩を含有することを特徴とするイ
    ンクジェット用インク。
  2. 【請求項2】 フィチン酸及び/又はその塩の含有量が
    インク全重量の0.001〜30重量%の範囲にある請
    求項1に記載のインクジェット用インク。
  3. 【請求項3】 液媒体として水を含む請求項1に記載の
    インクジェット用インク。
  4. 【請求項4】 液媒体として水溶性有機溶剤を含む請求
    項1に記載のインクジェット用インク。
  5. 【請求項5】 記録剤が分散染料及び/又は顔料の微分
    散体である請求項1に記載のインクジェット用インク。
  6. 【請求項6】 インクを熱エネルギーを利用して記録信
    号に応じてオリフィスから吐出させて被記録材に記録を
    行うインクジェット記録方法において、請求項1〜5の
    何れか1項に記載のインクを使用することを特徴とする
    インクジェット記録方法。
  7. 【請求項7】 被記録材が布である請求項6に記載のイ
    ンクジェット記録方法。
  8. 【請求項8】 インクを収容したインク収容部、該イン
    を吐出させるためのヘッド部を備えた記録ユニットに
    おいて、前記インクが請求項1〜5の何れか1項に記載
    のインクであることを特徴とする記録ユニット。
  9. 【請求項9】 ヘッド部が、インクに熱エネルギーを作
    用させてインクを吐出させるヘッド部を含む請求項8に
    記載の記録ユニット。
  10. 【請求項10】 インクを収容したインク収容部を備え
    たインクカートリッジにおいて、前記インクが請求項1
    〜5の何れか1項に記載のインクであることを特徴とす
    るインクカートリッジ。
  11. 【請求項11】 インクを収容したインク収容部と、該
    インクを吐出させるためのヘッドを有する記録ユニット
    とを備えたインクジェット記録装置において、前記イン
    クが請求項1〜5の何れか1項に記載のインクであるこ
    とを特徴とするインクジェット記録装置。
  12. 【請求項12】 ヘッド部が、インクに熱エネルギーを
    作用させてインクを吐出させるヘッドを含む請求項11
    に記載のインクジェット記録装置。
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