JP3466525B2 - 乗客コンベアの移動手摺清掃装置 - Google Patents

乗客コンベアの移動手摺清掃装置

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JP3466525B2
JP3466525B2 JP34497099A JP34497099A JP3466525B2 JP 3466525 B2 JP3466525 B2 JP 3466525B2 JP 34497099 A JP34497099 A JP 34497099A JP 34497099 A JP34497099 A JP 34497099A JP 3466525 B2 JP3466525 B2 JP 3466525B2
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康弘 酒井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エスカレータ等の
乗客コンベアに備えられた移動手摺を清掃する乗客コン
ベアの移動手摺清掃装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エスカレータ等の乗客コンベアに
おける移動手摺を清掃する乗客コンベアの移動手摺清掃
装置は、例えば実公昭52−22795号公報に記載の
ように構成され、これを図4に示している。この移動手
摺清掃装置3は、その本体を乗客コンベアの乗降口床面
に固定すると共に、移動手摺1の表面に帯状清掃具8を
圧接するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
乗客コンベアの移動手摺清掃装置は、乗客コンベアの保
全作業時に各機器の点検や清掃をするためにトラス4の
上部のカバープレート5を引き上げて、トラス4の内部
に入って行なうが、移動手摺清掃装置3の本体がカバー
プレート5の床面の一部を占有しているため、保全作業
時等にトラス4の内部に入るためには、まず移動手摺清
掃装置3を取り外してカバープレート5を引き上げなけ
ればならず、作業員に多大な労力を掛けていた。
【0004】本発明の目的は、移動手摺清掃装置を取り
外さないで効率的に保全作業を行なうことができるよう
にした乗客コンベアの移動手摺清掃装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこの目的を達成
するために、本体ケース内に乗客コンベアの移動手摺の
表面を清掃する清掃具を備え、上記本体ケースをカバー
プレートを有する乗客コンベアの乗降口床面に配置した
乗客コンベアの移動手摺清掃装置において、上記本体ケ
ースの底面は、上記カバープレートの上部に位置する前
面下部をその奥側よりも高く形成し、この高くした前面
下部に、取り外し可能な封止体を設けたことを特徴とす
る。
【0006】本発明による乗客コンベアの移動手摺清掃
装置は、本体ケースの下部前面に、取り外し可能な封止
体を設けたため、この封止体を取り外すことによってカ
バープレートを引き上げる空間を確保することができ、
従来のように移動手摺清掃装置自体を取り外さなくても
保全作業を行なうことができ、その作業効率を向上する
ことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図3は、本発明の一実施の形態に
よる乗客コンベアの移動手摺清掃装置を取り付けた乗客
コンベアの側面図である。無端状の移動手摺1はガイド
2に沿って移動可能に構成され、図示を省略した無端状
のステップに同期して移動するように構成されている。
この移動手摺1の表面に対向する部分、つまりトラス4
の上部の乗降口床面に移動手摺清掃装置3を設置してい
る。
【0008】図1は、上述した移動手摺清掃装置3の拡
大断面図である。乗客コンベアに設置された移動手摺清
掃装置3は、上面を開放した本体ケース6内に移動手摺
1を導入し、底部のブラケット7を乗客コンベアの乗降
口床面に固定している。本体ケース6内には、第一軸体
9にロール状に装着した未使用の帯状清掃具8を延ばし
て使用済み部を巻き取る第二軸体10とが設けられ、こ
の帯状清掃具8の第一軸体9と第二軸体10間には移動
手摺1の表面に弾性的に押圧する清掃具押圧手段11が
構成されている。また本体ケース6内には、清掃具押圧
手段11よりも第二軸体10側に位置する帯状清掃具8
の清掃効果を向上させるために、帯状清掃具8に含浸さ
せるシリコンなどを入れた清掃液タンク12と、第二軸
体10に帯状清掃具8を巻き取る方向に回転させる清掃
具更新手段13が設けられている。
【0009】移動手摺清掃装置3の作動状態では、清掃
具押圧手段11によって帯状清掃具8が移動手摺1の表
面に押圧され、移動する移動手摺1の表面を清掃するよ
うにしている。清掃具更新手段13は、図示しない制御
手段によって所定の時期に作動して第二軸体10を回転
し、移動手摺1の表面に押圧して汚れた部分の帯状清掃
具8を第二軸体10側に巻き取り、これによって、清掃
液タンク12内のシリコンを含浸した未使用の帯状清掃
具8を移動手摺1に対応する部分に送り出すようにして
いる。
【0010】本体ケース6の底部には、上述したように
ブラケット7が設けられ、このブラケット7を図示しな
い固定手段で乗客コンベアの乗降口床面に固定している
が、このブラケット7は底部の全体に配置されているの
ではなく奥側のみに設けて、前面側は省略している。従
って、本体ケース6の底面は、図2から分かるように前
面側であるカバープレート5側では所定距離持ち上げら
れて上方に位置しており、ブラケット7の奥側ではこれ
よりも下げられて床面近くに位置している。このように
して、本体ケース6の下部前面には、所定高さの空間が
形成されるが、定常状態で本体ケース6の前面下部を塞
ぐ取り外し可能な封止体14を設けている。この封止体
14は、例えばゴム等の弾性体で製作され、定常状態で
適宜ボルトもしくはネジあるいは嵌合構造等によってブ
ラケット7もしくは本体ケース6に着脱可能に取り付け
ている。
【0011】このように本体ケース6の下部前面、つま
りカバープレート5側を所定距離持ち上げ、この部分に
取り外し可能な封止体14を取り付けているため、乗客
コンベアの保全作業時に各機器の点検や清掃をするため
にトラス4の上部のカバープレート5を引き上げて、ト
ラス4の内部に入ろうとするとき、先ず、封止体14を
取り外すと図2に示す状態となる。つまり、封止体14
を取り外すと、本体ケース6の下部前面のカバープレー
ト5に対向する部分と、カバープレート5との間にはカ
バープレート5を引き上げるのに必要な十分な隙間が形
成されることになる。従って、従来のように移動手摺清
掃装置3を取り外さなくても、図2に示すように取り外
し可能な封止体14のみを取り外すだけで、カバープレ
ート5を引き上げてこれを取り外し、トラス4の内部に
入ることができる。
【0012】保全作業が完了したならば、カバープレー
ト5を取り付け、取り外した封止体14を取り付ける
と、図1に示した定常状態となる。このとき、移動手摺
清掃装置3における本体ケース6の前面下部は、封止体
14で塞がれているため、乗客コンベアの通常走行時に
利用者の足等が挾まる危険がなく、安全性にも優れてい
る。また、この封止体14の材質は何でも良いがゴム等
の弾性体を採用すると、乗客コンベアの利用者が誤って
移動手摺清掃装置3の下部に足等をぶっつけたとき緩衝
効果があり、怪我を未然に防ぐこともできる。
【0013】なお、上述した移動手摺清掃装置3におけ
る本体ケース6の内部構成は、図示のものに限らず移動
手摺1の表面を清掃する清掃具を備えたものを用いるこ
とができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明による乗客コ
ンベアの移動手摺清掃装置は、その本体ケースの前面側
下部に取り外し可能な封止体を設けたため、従来のよう
に移動手摺清掃装置自体を取り外さなくても、この封止
体を取り外すことによってカバープレートを引き上げる
ことができるようになり、簡単にトラス内の作業を行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による乗客コンベアの移
動手摺清掃装置を取り付けた乗客コンベアの側面図であ
る。
【図2】図1に示した移動手摺清掃装置の定常状態を示
す拡大断面図である。
【図3】図1に示した移動手摺清掃装置の他の状態を示
す拡大断面図である。
【図4】従来の移動手摺清掃装置を取り付けた乗客コン
ベアの要部断面図である。
【符号の説明】
1 移動手摺 3 移動手摺清掃装置 4 トラス 5 カバープレート 6 本体ケース 7 ブラケット 8 帯状清掃具 14 封止体

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケース内に乗客コンベアの移動手摺
    の表面を清掃する清掃具を備え、上記本体ケースをカバ
    ープレートを有する乗客コンベアの乗降口床面に配置し
    た乗客コンベアの移動手摺清掃装置において、上記本体
    ケースの底面は、上記カバープレートの上部に位置する
    前面下部をその奥側よりも高く形成し、この高くした
    下部に、取り外し可能な封止体を設けたことを特徴と
    する乗客コンベアの移動手摺清掃装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のものにおいて、上記封止体
    は、弾性体で構成したことを特徴とする乗客コンベアの
    移動手摺清掃装置。
JP34497099A 1999-12-03 1999-12-03 乗客コンベアの移動手摺清掃装置 Expired - Fee Related JP3466525B2 (ja)

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