JP3465584B2 - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents

内燃機関の排気浄化装置

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JP3465584B2
JP3465584B2 JP11764798A JP11764798A JP3465584B2 JP 3465584 B2 JP3465584 B2 JP 3465584B2 JP 11764798 A JP11764798 A JP 11764798A JP 11764798 A JP11764798 A JP 11764798A JP 3465584 B2 JP3465584 B2 JP 3465584B2
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    • Y02T10/40Engine management systems

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の排気浄
化装置、特に始動直後の排気ガスの排気浄化を図った排
気浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の内燃機関から排出される排気ガ
スの浄化には、貴金属(白金、パラジウム、ロジウム
等)またはその他の金属を担持した触媒が従来から使わ
れている。このような触媒は、排気ガス中の有害成分で
あるHC、CO、NOx等を酸化もしくは還元して浄化
している。ところで、この触媒作用を得るためには、排
気温度が高くなければならず、例えばHCの触媒による
浄化のためには、一般に、200〜300℃程度の温度
が必要である。しかし内燃機関の始動直後では、排気ガ
ス温度が低く、上記の触媒が活性する温度(例えば20
0℃以上)に達しないため、HCの浄化はほとんど行わ
れず、HCの大気への放出量が増大する結果となる。
【0003】そこで、上記の問題を解決するために、内
燃機関の排気系に従来の触媒装置に加えて、低温条件で
HCを吸着するHC吸着剤を配備し、触媒活性前に排出
されるHCを吸着するようにしたものが公知である(特
開平6−241028号公報、特開平7−144119
号公報等)。これらの排気浄化装置で用いられているH
C吸着剤は、実際には、ゼオライト等のHC吸着成分と
貴金属等の触媒成分の両方を混合した吸着触媒であり、
吸着したHCの一部を触媒作用で酸化させるという自己
浄化機能を有するものである。この吸着触媒は、排気ガ
スの熱、あるいは上流側に設けられた一般的な触媒装置
での反応熱により加熱され、吸着触媒の触媒成分の活性
に伴って吸着したHCの浄化が可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
貴金属等を用いた触媒の活性温度は最低でも200℃程
度であり、これに対し吸着剤からのHCの脱離は成分に
よっては100℃程度から始まることが確認されてお
り、従って排気ガスの熱、又は上流側触媒装置での反応
熱により、吸着成分と触媒成分とから構成された吸着触
媒が徐々に昇温すると、低温時に吸着されたHCは、初
期においては触媒が活性する前に脱離してしまうことが
避けられない。すなわち、上記従来の排気浄化装置で
は、吸着したHCの一部が浄化されないまま外部へ排出
されるという問題があった。
【0005】本発明は、吸着したHCのほとんど総て
を、脱離と同時に浄化することができる排気浄化装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、内燃機関の排
気通路に、排気ガス中のHC(炭化水素成分)を吸着す
るための吸着触媒装置が介装されてなる内燃機関の排気
浄化装置において、上記吸着触媒装置は、HCを吸着す
る吸着剤を含有した吸着層からなる内層と触媒層からな
る表層とを有する少なくとも2層の吸着触媒からなり、
この吸着触媒装置の上流側に、排気ガスを加熱する排気
ガス加熱手段を設け、上記排気ガス加熱手段により排気
ガスを加熱することで上記触媒層と上記吸着層の間に温
度勾配を生じさせることにより上記触媒層の活性時期を
上記吸着層の脱離開始時期よりも早くすることを特徴と
している。
【0007】例えば、上記吸着触媒は、ハニカム担体に
まず吸着層をコーティングし、その上に触媒層をコーテ
ィングしてなる2層構造として構成される。そして、こ
の吸着触媒の上流側に、排気ガス温度を急速に昇温させ
る排気ガス加熱手段が設けられる。
【0008】ここで、上記排気ガス加熱手段としては、
急速に排気ガスを昇温させることが重要であり、例え
ば、請求項2のように、内燃機関の空燃比を一時的にリ
ッチ状態とする空燃比制御手段と、排気ガス中の空気濃
度を高める空気供給手段と、この空燃比制御手段および
空気供給手段によって生成される可燃性の排気ガスを再
燃焼させる点火手段を備えた排気再燃焼器と、から構成
されている。あるいは、請求項3のように、内燃機関の
排気通路に燃料を供給する再燃焼用燃料噴射手段と、排
気ガス中の空気濃度を高める空気供給手段と、この再燃
焼用燃料噴射手段および空気供給手段によって生成され
る可燃性の排気ガスを再燃焼させる点火手段を備えた排
気再燃焼器と、から構成してもよい。また請求項4のよ
うに、電気加熱触媒もしくは電気加熱ヒータ等を用いる
こともできる。
【0009】請求項1の発明をより具体化した請求項5
の発明は、上記吸着触媒の温度を検出もしくは間接的に
推定する吸着触媒温度検出手段を有し、この吸着触媒の
温度に基づいて上記排気ガス加熱手段の作動が制御され
ることを特徴としている。請求項6のように、上記吸着
触媒に流入する排気ガスの温度から吸着触媒の温度を推
定するようにしてもよい。
【0010】さらに、請求項7の発明は、上記吸着触媒
の温度が、HCの脱離開始温度直前に達したときに、上
記排気ガス加熱手段の作動を開始することを特徴として
いる。
【0011】また、請求項8の発明は、上記吸着触媒の
温度が、触媒活性温度を所定値以上超えたときに、上記
排気ガス加熱手段の作動を停止することを特徴としてい
る。
【0012】本出願人は、触媒層と吸着層とを有する2
層式の吸着触媒を、既に出願している(特開平6−17
0234号公報、特開平7−124467号公報等)。
この2層式の吸着触媒は、内層の吸着層で吸着したHC
が脱離する場合、必ず表層の触媒層を通過するため、触
媒層での浄化性能が向上するという利点を有している。
【0013】本発明では、これに加えて、吸着触媒の上
流に排気ガスを急激に昇温することが可能な排気ガス加
熱手段を設置することで、以下の作用が得られる。すな
わち、吸着触媒の昇温期間中において、上記排気ガス加
熱手段の作動により、急激に排気ガスの温度が昇温し、
この高温の排気ガスが吸着触媒の個々のセル内に流入す
ることになる。その結果、まず表層の触媒層に熱が供給
され、その後、内層に伝熱するという作用を生じ、表層
の触媒層と内層の吸着層の間に、積極的に温度勾配を生
じさせることができる。従って、表層の触媒層は早く活
性温度に達するのに対し、内層の吸着層がHCの脱離温
度に達するのが相対的に遅れるため、吸着層からHCの
脱離が開始する段階では、表層の触媒層は既に活性して
おり、脱離HCのほぼ全量を触媒層で浄化することが可
能となる。
【0014】ちなみに、2層式の吸着触媒であっても、
通常の排気ガスの熱だけで緩慢に加熱された場合、吸着
触媒全体が徐々に昇温するため、表層の触媒層と内層の
吸着層との間で生じる温度差は小さく、吸着層で一部の
HCが脱離を開始する温度に達しても、表層の触媒層は
まだ活性温度に達していない、という状況になり、初期
の脱離HCは浄化されずに排出されてしまう。
【0015】すなわち、吸着層からHCが脱離を開始す
る前に、排気ガス加熱手段により急激に昇温された排気
ガスが吸着触媒に供給されることが本発明の特徴であ
り、これによって、上述のように表層の触媒層の活性
を、内層の吸着層の脱離開始よりも早くすることができ
るのである。
【0016】なお、内燃機関の負荷および回転数を上昇
させることによっても、排気ガスの温度は昇温するが、
この場合、排気ガス量が大幅に増加するため、吸着剤が
脱離開始温度に達していなくても、増大した排気ガス流
量によって一部のHCが吸着剤の細孔から押し出され、
結果として脱離してしまい、浄化されないまま外部へ排
出されるので、有効な方法ではない。
【0017】また吸着触媒の直上流に一般的な触媒装置
を設置した場合、その触媒でのHC、COの酸化による
反応熱によっても、下流の吸着触媒に流入する排気ガス
温度は上昇するが、このように反応熱を得るには上流側
の触媒装置の触媒が活性している必要があり、この触媒
温度が最低でも200℃程度になるまでは、反応熱を発
生することはできない。そして、その直下流に設置した
吸着触媒の温度は、上流側の触媒の温度より多少は低い
ものの、上流側の触媒が200℃(触媒活性直前の温
度)に達した時点では、例えば150℃程度まで昇温し
てしまうため、一部のHCは既に脱離を開始する。この
とき、吸着触媒の表層の触媒層はまだ活性していないた
め、HCはそのまま排出されてしまうことになり、やは
り、これも有効な方法ではない。
【0018】従って、2層式の吸着触媒が脱離開始温度
(100℃程度)以下の状態で、排気ガス流量をそれほ
ど増加させることなく、急激に排気ガス温度を昇温でき
ることが、排気ガス加熱手段としての必要な機能であ
る。
【0019】このような要求を満たす排気ガス加熱手段
としては、上述したように、内燃機関の空燃比をリッチ
に補正し、さらに空気を混合して、排気系途中の排気再
燃焼器において点火プラグ等により着火し再燃焼させる
排気再燃焼装置や、排気ガスに燃料と空気を供給し、同
様に燃焼させる燃焼装置、あるいは電気加熱触媒、電気
加熱ヒーター等が有効である。このような装置は、例え
ば排気ガス温度を数秒間で900℃程度まで昇温する能
力を有し、排気ガス温度によらずに作動を開始すること
ができ、排気ガス流量の増加もそれほど多くない。例え
ば、内燃機関の負荷と回転数を上昇させて排気ガス温度
を900℃にするためには、アイドル条件での排気ガス
量に比べ、10倍以上の排気ガス量となるまで負荷と回
転数を上昇させることが必要となるが、上記の排気再燃
焼器で900℃程度まで昇温する場合では、およそ2倍
程度の排気ガス量の増加で済み、また電気加熱触媒で
は、排気ガス流量の増加はほとんど無い。
【0020】
【発明の効果】本発明の内燃機関の排気浄化装置では、
吸着触媒を、内層に吸着層、表層に触媒層をそれぞれ有
する少なくとも2層の構成とし、かつその上流側に排気
ガス加熱手段を設けることにより、HCの吸着後、吸着
触媒に流入する排気ガス温度を急激に昇温させ、触媒層
と吸着層の間の温度差を積極的に拡大して、触媒層の活
性を、吸着層のHC脱離開始よりも相対的に早めること
ができ、脱離HCのほぼ全量を触媒層で確実に浄化処理
することができる。従って、内燃機関の始動時に外部へ
排出されるHCの総量を全体として低減することができ
る。
【0021】また請求項7の発明によれば、吸着触媒の
温度が、HCの脱離開始温度直前に達したときに、排気
ガス加熱手段の作動を開始するので、排気ガスの強制的
な加熱のために必要な燃料量を最小限にできる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好ましい実施の
形態を図面に基づいて説明する。
【0023】図1は、本発明の第1実施例の構成を示し
ている。内燃機関1の排気通路2に、排気ガス中のHC
成分を吸着する吸着触媒装置3が介装されているととも
に、この吸着触媒装置3の上流側に、排気再燃焼器4が
設けられている。この排気再燃焼器4は、点火手段とし
て、点火コイル等からなる点火装置8により火花放電を
行う点火プラグ5を備えている。なお、点火手段として
は、グロープラグを用いることもできる。この排気再燃
焼器4のさらに上流には、空気供給手段として2次空気
ポンプ6からの2次空気供給通路7が接続されている。
【0024】また上記排気再燃焼器4には、該再燃焼器
4内の排気温度を測定する再燃焼器温度センサ9が設け
られており、吸着触媒装置3には吸着触媒の温度を検出
する触媒温度センサ10が設けられている。これらの温
度センサ9,10の検出信号は、エンジンコントロール
ユニット11に入力される。
【0025】上記2次空気ポンプ6および上記点火装置
8は、それぞれ上記エンジンコントロールユニット11
からの制御信号によって制御され、後述するように、排
気再燃焼時にそれぞれ2次空気の供給および火花点火を
行うようになっている。
【0026】また内燃機関1の吸気通路12には、燃料
噴射装置13が取り付けられており、エンジンコントロ
ールユニット11からの噴射信号によって燃料を噴射す
るようになっている。この燃料噴射量は、基本的には内
燃機関1の運転条件に応じて制御されるものであるが、
排気再燃焼時には、燃料噴射量を増量することにより空
燃比がリッチに保たれる。
【0027】図2は、上記吸着触媒装置3の詳細な構成
を示している。この吸着触媒装置3は、排気ガスが通過
する多数のセル3aを有するセラミックスあるいはメタ
ルを材質とするハニカム状の担体3bを主体として構成
されている。1つのセル3aを拡大して示すように、担
体3bには、まず内層として、HCを吸着する吸着層3
cがコーティングされている。さらにその上に、表層と
して、排気成分を浄化する触媒層3dがコーティングさ
れており、1つのセル3aを構成している。そして、こ
のセル3aが多数集合して吸着触媒装置3を構成してい
る。上記吸着層3cの材質としては、例えばゼオライト
を主体とした成分からなり、あるいはゼオライトを金属
でイオン交換したもの等が使用される。このようなHC
吸着剤は、一般に、100℃〜200℃程度まではHC
を吸着し、それ以上の温度でHCを脱離する特性を持つ
ものである。上記触媒層3dとしては、白金、パラジウ
ム、ロジウム等の貴金属を含むものが使用されており、
一般的な三元触媒と同様のものを使用することができる
が、望ましくはパラジウムの含有率を多くして低温活性
を高めたものがより効果的である。このような触媒は、
一般に200〜300℃程度で活性し、排気成分を浄化
するものである。
【0028】上記吸着層3cは、上記の吸着剤成分だけ
でなく、触媒成分を含んでいても問題はない。また、吸
着層3cを1層だけでなく、吸着剤の成分の異なる吸着
層等で2層以上に構成することも可能である。また、触
媒層3dに関しても、異なる成分で構成された2層以上
の触媒層3dで構成することも可能である。いずれにし
ても、表面寄りに触媒層3dがあり、内側に吸着層3c
があればよい。
【0029】次に、上記排気再燃焼器4の基本的な作動
を説明する。排気再燃焼器4の作動条件と判断される
と、エンジンコントロールユニット11からの信号によ
り燃料噴射装置13は、空燃比が非常にリッチ(空燃比
で9〜10程度)になるように燃料を増量する。その結
果、排気ガス中には、COが12〜13%、H2が6〜
7%、HCが2〜3%含まれるようになる(いずれも容
積割合の%である)。同時に、エンジンコントロールユ
ニット11は、2次空気ポンプ6、点火装置8を作動さ
せ、2次空気の供給と点火プラグ5の火花放電とが開始
される。2次空気の流量は、リッチの排気ガスと混合し
た状態で、少なくとも酸素過剰となる流量に設定され
る。これは内燃機関の排気量や運転状態により異なるも
のであり、予め実験により十分な流量となるように設定
されるが、およそ内燃機関1の吸入空気量の60〜70
%程度である。この結果、排気ガス中には可燃成分(C
O、H2、HC)が含まれた状態となり、その後、2次
空気からのO2が混合した状態で、COが7〜8%、H
2が3〜4%、HCが1〜2%含まれた可燃性ガスとな
って、排気再燃焼器4に供給され、これが点火プラグ5
の火花により燃焼を開始する。排気再燃焼器4の作動
は、後述するように吸着触媒温度が予め定められた所定
温度に達したときに停止する。
【0030】上記の作動を、図3のフローチャートに基
づいてさらに詳細に説明する。本ルーチンは、例えば1
0msec毎に繰り返し実行されるものである。先ずス
テップ1で、始動後の経過時間の判定を行う。これは、
排気再燃焼器4の作動が始動直後の吸着触媒の早期活性
(主に表層の触媒層3dの早期活性)を目的としたもの
であることから、例えば始動後60秒間に作動を制限す
るためのものである。ここで始動後60秒以内と判定さ
れるとステップ2へ進み、吸着触媒温度Tcatを読み
込む。ステップ3では、吸着触媒温度Tcatが、吸着
触媒の触媒層3dの活性温度(ここでは250℃とす
る)より低いか否かを判定しており、活性温度より低い
場合には、ステップ4以降の各ステップに進み、排気再
燃焼器4の作動を行う。ステップ4では、再燃焼器温度
Tegcを読み込む。ステップ5では再燃焼器温度Te
gcに応じて、排気再燃焼器4の作動のために必要な燃
料増量係数TFEGCを設定する。これは図4に示すよ
うに、Tegcが低いほど増量係数TFEGCが大きく
なるような特性に設定された所定のテーブルから検索さ
れる。ここで、再燃焼器温度Tegc、すなわち排気再
燃焼器4に流入する排気ガス温度が低いほど増量係数T
FEGCを大きくするのは、排気再燃焼器4内での着火
のためには、低温時ほど高い濃度のCO、H2等が必要
とされるためである。このテーブルは、予め実験により
設定される。
【0031】ステップ6では、設定された増量係数TF
EGCに応じて燃料噴射量を増量して噴射する。これ
は、一般に吸入空気量と内燃機関回転数とから求められ
る基本燃料噴射量(理論空燃比に対応する噴射量)に、
増量係数TFEGCを乗じて燃料噴射量を決定し、燃料
噴射を行うものである。この結果、排気再燃焼器4での
燃焼にとって十分な濃度のCO、H2等の可燃成分が供
給される。次にステップ7で吸入空気量QAを読み込
み、ステップ8で、この吸入空気量QAと前述の増量係
数TFEGCから、2次空気供給量QEXAIRを設定
する。これは図5に示すような特性の所定のマップから
検索されるもので、吸入空気量QAが多いほど、また増
量係数TFEGCが大きいほど、2次空気供給量QEX
AIRが多くなるような特性を有している。このマップ
は、供給された可燃成分の燃焼にとって酸素の供給が充
分となるように、予め実験により設定される。ステップ
9では、決定された2次空気供給量QEXAIRに応じ
て、2次空気ポンプ6を駆動し、必要な2次空気を排気
通路2に供給する。これにより、燃焼可能な排気ガスと
空気との混合気が作られる。そして、ステップ10で、
排気再燃焼器4に設けられた点火プラグ5で点火するよ
うに点火装置8を作動させ、排気再燃焼器4内で上記の
混合気を燃焼させる。
【0032】上記のステップ1あるいはステップ3でN
Oと判断された場合には、ステップ11以降の各ステッ
プに進み、排気再燃焼器4の作動を終了させる処理を行
う。まずステップ11で増量係数TFEGCを1とし、
つまり増量無しとする。ステップ12では、増量係数T
FEGCによる増量を伴わない通常の燃料噴射を実行す
る。この結果、余剰のCO、H2等の可燃成分は供給さ
れなくなる。ステップ13では、2次空気供給量QEX
AIRを0とし、ステップ14で2次空気ポンプ6を停
止する。さらに、ステップ15で排気再燃焼器4の点火
装置8を停止する。以上の処理により、排気再燃焼器4
の作動は停止する。
【0033】従って、本実施例では、吸着触媒装置3が
十分に低温の状態で始動した場合、始動直後から排気再
燃焼器4が作動する。このように排気再燃焼器4が作動
すると、吸着触媒装置3に流入する排気ガスの温度は急
激に高くなり、例えば700℃以上となった排気ガスが
流入するため、吸着触媒の表層の触媒層3dがまず昇温
し、その後、内層の吸着層3cが伝熱により徐々に昇温
するという作用を示す。その結果、触媒層3dの活性前
に該吸着触媒装置3に流入した未燃HC(排気再燃焼器
4の着火前の未燃HCおよび排気再燃焼器4で燃え残っ
た未燃HC)は、吸着触媒の吸着層3cに一旦吸着さ
れ、この吸着層3cが脱離温度に達する前に、表層の触
媒層3dが活性温度に達することになる。そのため、温
度上昇に伴って吸着層3cから脱離したHCは、そのほ
ぼ全量が触媒層3d通過の際に浄化され、外部へほとん
ど排出されることがない。
【0034】次に第2の実施例を図6のフローチャート
に基づいて説明する。これは、排気再燃焼器4の作動開
始を吸着触媒からのHC脱離が開始する直前にしたもの
である。なお、排気浄化装置の機械的な構成は第1の実
施例と同じである。
【0035】この実施例の処理の流れは、基本的には前
述した第1の実施例と同様であり、図6のフローチャー
トにおけるステップ21〜ステップ35の各ステップ
は、ステップ23を除き、図3のフローチャートのステ
ップ1〜ステップ15にそれぞれ等しいものである。ス
テップ23は、第1の実施例のステップ3に対応するも
のであるが、このステップ23では、吸着触媒温度Tc
atが、吸着層3cからのHC脱離開始温度(100℃
程度)に達する直前の温度(ここでは80℃とする)以
上でかつ触媒層3dの活性温度(ここでは250℃とす
る)より低いという条件を満たすか否かを判定してお
り、この温度範囲にある場合に限ってステップ24以降
の各ステップへ進み、排気再燃焼器4の作動を行うよう
にしている。つまり、吸着触媒温度Tcatが80℃よ
り低いときは、排気再燃焼器4は作動しない。
【0036】従って、上記フローチャートに基づくと、
第2の実施例では、第1の実施例と異なり、吸着触媒装
置3が十分に低温の状態(例えば20℃程度)で内燃機
関1が始動した場合でも、始動直後の段階では排気再燃
焼器4は作動しない。そのため、吸着触媒は通常の排気
ガスの昇温に応じて徐々に昇温する。その後、吸着触媒
温度Tcatが脱離開始前の80℃に達すると、排気再
燃焼器4の作動が開始し、吸着触媒装置3に、急激に昇
温されて例えば700℃以上となった排気ガスが流入す
る。これ以降は、第1の実施例と同様に、吸着触媒の表
層の触媒層3dがまず昇温し、活性温度に達するため、
吸着層3cから脱離したHCは、そのほぼ全量を触媒層
3dで浄化することが可能となる。
【0037】本実施例では、排気再燃焼器4の作動を内
燃機関1の始動直後からではなく、吸着触媒からのHC
脱離開始直前としたため、排気再燃焼器4の作動開始時
の再燃焼器温度Tegcはある程度上昇しており、結果
として、排気再燃焼器4の作動のための燃料増量係数T
FEGCの値が小さく設定される。すなわち、再燃焼器
温度Tegcが高い程、燃料増量が少なくても排気再燃
焼器4の着火燃焼が充分に可能となるため、リッチ化の
程度を低くでき、結果として燃料消費量を抑制すること
が可能となる。
【0038】以上の実施例は、排気ガス加熱手段とし
て、内燃機関1の空燃比をリッチに補正し、さらに空気
を混合して排気再燃焼器4で点火プラグ5により着火燃
焼させる排気再燃焼装置を用いているが、排気ガスに燃
料と空気を供給し燃焼させる燃焼装置、あるいは電気加
熱触媒や電気加熱ヒーターを用いても可能である。
【0039】図7は、排気ガスに燃料と空気を供給し燃
焼させる燃焼装置を用いた第3の実施例の構成を示して
いる。この実施例においては、排気通路2に設けられた
排気再燃焼器4に向かって直接燃料を噴射供給するよう
に、再燃焼用燃料噴射手段として再燃焼用燃料噴射装置
21が設けられている。なお、22は燃料配管を示して
いる。また、空気供給手段として2次空気ポンプ6から
の2次空気供給通路7が上記排気再燃焼器4に接続され
ている。
【0040】そして、排気再燃焼器4では、点火手段と
しての点火プラグ9を有し、再燃焼用燃料噴射装置21
および2次空気ポンプ6によって生成される可燃性の排
気ガスを再燃焼させる。
【0041】このように排気ガスに燃料と空気を供給し
燃焼させる構成とすると、排気系に燃料供給手段を追加
する必要があるものの、内燃機関1の燃料増量制御等を
変更する必要がなく、すなわち内燃機関1自体は制御シ
ステムを含めてそのままで、排気系のみの改良で対応で
きるため、種々の内燃機関1に容易に搭載できるという
利点がある。なお、この装置の場合でも、排気低減効果
(吸着触媒3cからの脱離HCの浄化処理性能)は、第
1,第2実施例と同等に得られる。
【0042】また、図8は、排気再燃焼器4に代えて電
気加熱触媒装置31を吸着触媒装置3の上流側に配置し
た第4実施例を示している。32は、この吸着触媒装置
31に電力を供給する電力供給装置、33は、電気加熱
触媒装置31の触媒温度を検出する電気加熱触媒温度セ
ンサである。ここで、電気加熱触媒装置31の代わりに
電気加熱ヒータを用いてもよい。
【0043】このように排気ガス加熱手段として電気加
熱触媒装置31(あるいは電気加熱ヒータ)を適用する
のは、例えば自動車の動力源として電気モータと内燃機
関を併用するハイブリッド車両の場合に有利である。す
なわち、このようなハイブリッド車両は、減速時のエネ
ルギー回収等により、バッテリーに十分な電力を保有す
ることが可能であるため、この電力を利用して電気加熱
触媒を加熱することができるからである。従って、余分
な燃料増量や排気系への追加の燃料供給が不要であるた
め、燃料消費を抑制できる。但し、この電気加熱触媒装
置31を用いる方法では、排気低減効果(吸着触媒から
の脱離HCの浄化処理効果)は、上記各実施例で説明し
たものよりも多少劣る場合がある。その理由は、排気再
燃焼器4は、排気ガス中の可燃成分の燃焼熱により直接
排気ガスを昇温するものであるのに対し、電気加熱触媒
装置31では、同じ熱量を発生した場合でも、その電気
加熱触媒装置31自体の熱容量があるため、排気ガスの
昇温が多少遅れるからである。排気ガス温度の昇温が遅
くなると、吸着触媒の表層の触媒層3dと内層の吸着層
3cの間の温度差が少なくなり、特に吸着触媒が劣化し
てくると触媒活性温度が上がり、反対に脱離温度が下が
る傾向を示すため、結果として触媒活性前に一部のHC
が脱離してしまう場合がある。しかしながら、排気ガス
加熱手段を具備せずに排気ガス自体の熱のみで吸着触媒
を昇温する場合に比べると、その優位性は明らかであ
る。
【0044】図9は、排気ガス加熱手段として、第1〜
第3実施例のように排気再燃焼器4を用いて吸着触媒装
置3に流入する排気ガス温度を急激に昇温させた場合
(A)と、第4実施例のように電気加熱触媒装置31を
用いた場合(B)と、排気ガス加熱手段を具備せずに通
常の排気ガスの熱だけで吸着触媒を昇温させた場合
(C)における各部の温度履歴を示したものである。こ
こで、排気ガス加熱手段を用いた(A),(B)は、い
ずれも吸着触媒の脱離開始直前で加熱を開始した場合の
特性を示している。
【0045】(A)に示すように、排気ガス加熱手段と
して排気再燃焼器4を用いた場合、吸着触媒装置3に流
入する排気ガス温度が急激に昇温するため、触媒層3d
と吸着層3cの間の温度差が大きくなり、結果として触
媒層3dが触媒活性温度に達する時間の方が、吸着層3
cがHC脱離開始温度に達する時間よりも早くなり、脱
離したHCのほぼ全量を触媒層3dで浄化処理すること
ができる。
【0046】また排気ガス加熱手段として、電気加熱触
媒装置31を用いた場合、吸着触媒装置3に流入する排
気ガス温度は、電気加熱触媒装置31自体の熱容量があ
る分、昇温速度が多少遅くなる。その結果、触媒活性ま
での時間とHC脱離開始までの時間はほぼ同時(吸着触
媒の劣化が進行している場合はHC脱離開始までの時間
が多少早い)という状況になり、一部のHCが脱離時に
浄化されずに排出されてしまうが、その量は排気ガス加
熱手段を具備しない場合(C)に比べて非常に少なく抑
制される。
【0047】排気ガス加熱手段を具備せず、通常の排気
ガスの熱のみで吸着触媒を加熱した(C)の場合、触媒
層3dと吸着層3cの温度差が小さく、HC脱離開始が
触媒活性よりも大幅に早いため、多量のHCが脱離時に
浄化されずに排出されてしまう。
【0048】以上の(A)〜(C)の3つの場合のHC
排出濃度の比較結果を図10に示す。この図10に示す
ように、通常の排気ガスの熱のみで吸着触媒を昇温させ
た場合に比べて、排気ガス加熱手段を用いることで、大
幅にHC排出量を低減できており、また特に排気再燃焼
器を用いた場合は、最もHC排出量を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の構成を示す構成説明
図。
【図2】吸着触媒装置の詳細を示す拡大図。
【図3】この第1の実施例の処理の流れを示すフローチ
ャート。
【図4】再燃焼器温度Tegcと燃料増量係数TFEG
Cとの関係を示す特性図。
【図5】燃料増量係数TFEGCと吸入空気量QAと2
次空気供給量QEXAIRとの関係を示す特性図。
【図6】第2の実施例の処理の流れを示すフローチャー
ト。
【図7】この発明の第3の実施例の構成を示す構成説明
図。
【図8】この発明の第4の実施例の構成を示す構成説明
図。
【図9】排気再燃焼器4を用いた場合(A)と電気加熱
触媒装置31を用いた場合(B)と排気ガス加熱手段を
具備しない場合(C)における各部の温度履歴を示すタ
イムチャート。
【図10】排気再燃焼器4を用いた場合(A)と電気加
熱触媒装置31を用いた場合(B)と排気ガス加熱手段
を具備しない場合(C)におけるHC排出量を対比して
示すタイムチャート。
【符号の説明】
1…内燃機関 3…吸着触媒装置 3c…吸着層 3d…触媒層 4…排気再燃焼器 5…点火プラグ 6…2次空気ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F01N 9/00 F01N 9/00 Z (72)発明者 椎野 俊一 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−256840(JP,A) 特開 平5−31359(JP,A) 特開 平7−97918(JP,A) 実開 昭64−3017(JP,U) 特表 平6−508409(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01N 3/20 - 3/36 F01N 9/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の排気通路に、排気ガス中のH
    C(炭化水素成分)を吸着するための吸着触媒装置が介
    装されてなる内燃機関の排気浄化装置において、 上記吸着触媒装置は、HCを吸着する吸着剤を含有した
    吸着層からなる内層と触媒層からなる表層とを有する少
    なくとも2層の吸着触媒からなり、この吸着触媒装置の
    上流側に、排気ガスを加熱する排気ガス加熱手段を設
    け、上記排気ガス加熱手段により排気ガスを加熱するこ
    とで上記触媒層と上記吸着層の間に温度勾配を生じさせ
    ることにより上記触媒層の活性時期を上記吸着層の脱離
    開始時期よりも早くすることを特徴とする内燃機関の排
    気浄化装置。
  2. 【請求項2】 上記排気ガス加熱手段は、内燃機関の空
    燃比を一時的にリッチ状態とする空燃比制御手段と、排
    気ガス中の空気濃度を高める空気供給手段と、この空燃
    比制御手段および空気供給手段によって生成される可燃
    性の排気ガスを再燃焼させる点火手段を備えた排気再燃
    焼器と、から構成されていることを特徴とする請求項1
    記載の内燃機関の排気浄化装置。
  3. 【請求項3】 上記排気ガス加熱手段は、内燃機関の排
    気通路に燃料を供給する再燃焼用燃料噴射手段と、排気
    ガス中の空気濃度を高める空気供給手段と、この再燃焼
    用燃料噴射手段および空気供給手段によって生成される
    可燃性の排気ガスを再燃焼させる点火手段を備えた排気
    再燃焼器と、から構成されていることを特徴とする請求
    項1記載の内燃機関の排気浄化装置。
  4. 【請求項4】 上記排気ガス加熱手段は、電気加熱触媒
    もしくは電気加熱ヒータから構成されていることを特徴
    とする請求項1記載の内燃機関の排気浄化装置。
  5. 【請求項5】 上記吸着触媒の温度を検出もしくは間接
    的に推定する吸着触媒温度検出手段を有し、この吸着触
    媒の温度に基づいて上記排気ガス加熱手段の作動が制御
    されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
    の内燃機関の排気浄化装置。
  6. 【請求項6】 上記吸着触媒に流入する排気ガスの温度
    から吸着触媒の温度を推定することを特徴とする請求項
    5記載の内燃機関の排気浄化装置。
  7. 【請求項7】 上記吸着触媒の温度が、HCの脱離開始
    温度直前に達したときに、上記排気ガス加熱手段の作動
    を開始することを特徴とする請求項5または6に記載の
    内燃機関の排気浄化装置。
  8. 【請求項8】 上記吸着触媒の温度が、触媒活性温度を
    所定値以上超えたときに、上記排気ガス加熱手段の作動
    を停止することを特徴とする請求項5〜7のいずれかに
    記載の内燃機関の排気浄化装置。
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