JP3465033B2 - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JP3465033B2
JP3465033B2 JP1692095A JP1692095A JP3465033B2 JP 3465033 B2 JP3465033 B2 JP 3465033B2 JP 1692095 A JP1692095 A JP 1692095A JP 1692095 A JP1692095 A JP 1692095A JP 3465033 B2 JP3465033 B2 JP 3465033B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、フ
ァクシミリ等に適用されるカラー画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置は、トナー
供給ローラと制御電極であるアパーチャ電極体とから構
成されており、トナー供給ローラは帯電したトナーを担
持して、アパーチャ電極体付近にこの帯電したトナーを
供給する手段であり、アパーチャ電極体は、画像信号が
印加されることによって、帯電したトナーの流れを制御
し、トナーを普通紙等の記録支持体上に投射し、画像を
形成するものである。これらの画像形成装置として、特
開平5−309864号公報や特開平6−79908号公報等が開
示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開平6−79908号公
報によれば、制御電極であるアパーチャ電極体による画
像形成装置として、図11に示すように、画像信号に応じ
て制御される制御電極であるアパーチャ電極体401の、
トナー流を発生させたいアパーチャ414の下層電極413に
交流電圧Sを印加し、トナー供給ローラ431上のマイナ
ス極性に帯電されたトナーを、トナー供給ローラ431と
下層電極413との間で振動させる。更に、トナー流を発
生させたいアパーチャ414の上層電極411に、下層電極41
3の電圧よりプラスの電圧を電源Lにより重畳印加し、
アパーチャ414内にトナー流を発生させる。更に、アパ
ーチャ電極体401の上層電極411に印加された電圧よりも
プラス方向に高い電圧を電源Eにより対抗電極420に印
加し、対抗電極420の方向にアパーチャ414を通過したト
ナーを飛翔させ、記録紙P上にトナー像を形成する画像
形成装置400が提案されている。
【0004】本願発明者らが、上記の画像形成装置に基
づき,制御電極であるアパーチャ電極体401とトナー供
給ローラ413を含むトナー供給部430を一体的なユニット
とし、アパーチャ電極体を用い、トナー像の重ね合わせ
によるカラー画像形成を行うものとして、図12に示す如
く、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)及
び黒色(K)のトナーをそれぞれ充填したトナー飛翔手
段330Y,330M,330C及び330Kを形成し、トナー飛翔
手段330Y,330M,330C及び330K用いたカラー画像形
成装置300により、Y,M,C及びKのトナーを順次重
ね合わせた後、定着装置7により定着し、カラー画像を
形成したところ、次のような問題を生じた。
【0005】即ち、トナー像の重ね合わせの状態を示す
ものとして、図13に示すように、1色目のトナー像の上
に2色目のトナー像を形成する際、1色目のトナーの無
い所P3に、2色目のトナーを付ける場合は、2色目の
トナーが付き易いが、1色目のトナーの有る所P1に、
重ね合わせて2色目のトナーを付ける場合は、2色目の
トナーの電荷と同極性である1色目のトナーの電荷と反
撥し、2色目のトナーが付きづらい。特に、1色目のト
ナーのエッジ部P2においては、電界が集中するため、
更に付きづらい、という現象が起こった。また、さらに
その周辺にはフリンジ状にトナーが付き易い現象がみら
れた。
【0006】3色目、4色目においても同様に、先のト
ナー像が有ると、その上に次のトナーが付きづらいとい
う現象が起こった。1色のトナー層の電位は、例えばト
ナーがマイナストナーの場合、−50V〜−150Vになる
ので、同極性のY,M,Cの3色のトナーを重ね合わせ
てゆくと、トナー層電位が極めて高くなりトナーが付き
づらくなる。前述のように、トナーのエッジ部では強い
電界が形成されて、特にトナーが付きづらい。
【0007】本発明は、上記の問題点を解決して同極性
のトナーを重ね合わせてトナー像を形成してゆく際に、
先のトナー像の電位の影響を防止し、良好な画像形成の
可能なカラー画像形成装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、トナーを供
給するトナー供給部と前記トナー供給部よりのトナーを
画像信号に応じて像形成体上に飛翔させる制御電極とよ
り成るトナー飛翔手段を複数備え、前記トナー飛翔手段
より飛翔されたトナーよりなるトナー像を前記像形成体
に順次重ね合わせてカラートナー像を形成するカラー
画像形成装置において、前記カラー画像形成装置に複数
のコロナ帯電装置を設け、前記像形成体上に形成されて
いるトナー像に対して前記コロナ帯電装置により電位を
平滑化させるためのコロナ帯電を行った後、前記トナー
飛翔手段により前記像形成体上に次のトナー像を形成す
ることを特徴とするカラー画像形成装置によって達成さ
れる。
【0009】そして、前記コロナ帯電装置の帯電極性が
トナーの極性と異極性であることを特徴とするカラー画
像形成装置、前記コロナ帯電装置の帯電極性がトナーの
極性と同極性であることを特徴とするカラー画像形成装
置、前記像形成体に対する前記コロナ帯電装置のコロナ
帯電ごとに、前記制御電極の電圧値を設定することを特
徴とするカラー画像形成装置、前記像形成体が記録紙で
あることを特徴とするカラー画像形成装置、前記像形成
体上にトナー像を形成し、前記トナー像を記録紙に一旦
転写した後、定着することを特徴とする請求項2又は3
に記載のカラー画像形成装置は、好ましい実施態様であ
る。
【0010】
【実施例】
実施例1 本発明のカラー画像形成装置の画像形成プロセスと各機
構の構成についての第一の実施例を図1〜3を用いて説
明する。第一の実施例は像形成体としての記録紙に直接
トナー像を形成する場合であり、図1は、本発明のカラ
ー画像形成装置の第一の実施例を示す要部断面図であ
り、図2は、第一の実施例において、帯電極性とトナー
極性が異なる場合のトナー飛翔手段による画像形成を示
す図であり、図3は、図2のトナー像形成の際の記録紙
の帯電電位の値Vを示す図である。トナー飛翔手段によ
る画像形成については、各トナー飛翔手段の構造、機能
が同一であるので、イエローのトナーを充填したトナー
飛翔手段130Yにより代表して説明する。
【0011】カラー画像形成装置100に設けられた、絶
縁体或いは内側(裏面)を導電体、外側(表面)を誘電
体の2層構造の可撓性ベルトよりなる記録紙搬送ベルト
10は、駆動ローラ12a、従動ローラ12b及びテンション
ローラ12c,12d間に張架され駆動ローラ12aの駆動を
うけて矢印でしめす時計方向に搬送される。記録紙搬送
ベルト10の周縁にはコロナ帯電装置として非接触で電位
を平滑化する非接触電位平滑化手段であるスコロトロン
帯電器111,112,113,114及びイエロー(Y),マゼン
タ(M),シアン(C),黒色(K)のトナーをそれぞ
れ充填したトナー飛翔手段130Y,130M,130C,130K
が設けられている。
【0012】トナー飛翔手段130Yは、トナー供給ロー
ラ132aを含むトナー供給部132と制御電極であるアパー
チャ電極体131とから構成されている。トナー供給手段1
32は、矢印方向に回転するアジテータ132bによってト
ナー担持体であるトナー供給ローラ132aにトナーを供
給し、供給されたトナーを、矢印方向に回転するトナー
供給ローラ132aの表面に付着させて担持させ、帯電ブ
レード132cによって摩擦帯電及び層厚を規制されて、
アパーチャ電極体131付近にこの帯電したトナーを供給
する手段である。アパーチャ電極体131は、絶縁層131c
を挟んでアパーチャ131dのトナー供給ローラ132a側に
下層電極131bを、記録紙搬送ベルト10側に上層電極131
aが設けられいる。トナー飛翔手段130Yは、画像信号
に応じて上記のトナー供給手段132とアパーチャ電極体1
31との働きによりトナーを像形成体である記録紙P上に
投射する手段である。
【0013】記録紙搬送ガイド18により案内された記録
紙Pは、記録紙Pの帯電と記録紙搬送ベルト10の静電吸
着のための帯電とを行うため、直流電源E11の印加され
たスコロトロン帯電器111のコロナ放電により、例えば
記録紙Pが、図3(A)に示すようにマイナス電位に一
様に帯電され、記録紙搬送ベルト10に静電吸着されて、
イエローのトナーが充填されたトナー飛翔手段130Y上
へと搬送される。
【0014】トナー飛翔手段130Yにおいては、画像信
号に応じてアパーチャ電極体131の、トナー流を発生さ
せたいアパーチャ131dの下層電極131bに交流電圧Sを
印加し、上記のトナー供給手段132によるトナー供給ロ
ーラ132a上の、帯電ブレード132cによって例えばプラ
ス極性に帯電されたトナーを、トナー供給ローラ132a
と下層電極131bとの間で振動させる。更に、トナー流
を発生させたいアパーチャ131dの上層電極131aに、下
層電極131bの電位よりプラスの電位を電源Lにより重
畳印加し、アパーチャ131d内にトナー流を発生させ
る。更に、アパーチャ電極体131の上層電極131aの電位
よりもプラス方向に高い電位にスコロトロン帯電器111
によって帯電されている記録紙Pの方向にアパーチャ13
1dを通過したトナーを飛翔させ、記録紙P上に1色目
のトナー像を形成する。
【0015】次ぎに、2色目のトナー像を2色目のトナ
ー飛翔手段130Mによって、1色目と同様に画像形成す
るのであるが、1色目のトナー像が形成された記録紙P
の電位は、図3(B)に示すようにプラス帯電トナーに
より、トナーの付着した所の記録紙のマイナス電位が下
がり、帯電極性(マイナス)と異なる極性の2色目のプ
ラストナーをそのまま重ね合わせて付けようとすると、
1色目のトナーの付着している部分は、電位の落ち込み
分だけプラストナーを引き付ける力が弱く、2色目のト
ナーが付きづらい。
【0016】そこで、図3(C)に示すように2色目の
トナー飛翔手段130Mによってトナー像を形成する前
に、直流電源E12の印加されたスコロトロン帯電器112
のコロナ放電によって、1色目と同電位のマイナス電位
の再帯電を行う。再帯電が行なわれた記録紙Pの電位は
平滑化されたマイナス電位となる。スコロトロン帯電器
112による再帯電に替えて除電を行っても良いが、電位
を0Vに除電すると付着しているトナーが飛散し易くな
るのでマイナス電位の再帯電を行う。然し一旦除電した
後に再帯電を行うと、付着トナーの電位分の電位の上昇
を防ぐことが出来る。また、誘電体のベルト搬送体上
に、抵抗値の低い記録紙を置くため、帯電された記録紙
上の電荷がリークすることなく電位の平滑化が行われ
る。
【0017】スコロトロン帯電器112のマイナス再帯電
により電位を平滑化された記録紙P上に、2色目のトナ
ー飛翔手段130Mのプラストナーによってトナー像を形
成する。1色目の場合と同様に、2色目のトナー像が形
成された記録紙Pの電位は、図3(D)に示すようにプ
ラス帯電トナーにより、2色目のトナーの付着した所の
記録紙のマイナス電位が下がり、帯電極性(マイナス)
と異なる極性の3色目のプラストナーをそのまま重ね合
わせて付けようとすると、2色目のトナーの付着してい
る部分は、電位の落ち込み分だけプラストナーを引き付
ける力が弱く、3色目のトナーが付きづらい。
【0018】従って、上記と同様に、3色目のトナー飛
翔手段130Cによってトナー像を形成する前にスコロト
ロン帯電器113によって2色目と同電位のマイナス電位
の再帯電を行い電位の平滑化を行う。同様に、4色目の
トナー飛翔手段130Kによってトナー像を形成する前に
スコロトロン帯電器114によって3色目と同電位のマイ
ナス電位の再帯電を行い電位の平滑化を行った後、4色
目のトナー像を形成する。
【0019】4色のトナーによる重ね合わせトナー像が
形成された記録紙Pは、分離用のコロナ除電器115によ
り記録紙搬送ベルト10より分離され、定着装置17により
記録紙P上のトナーが定着されてカラー画像が形成さ
れ、カラー画像形成装置100の装置外部に排出される。
記録紙Pを分離された記録紙搬送ベルト10はベルト用の
除電器116により除電された後クリーニング装置19によ
りクリーニングされ、次の像形成状態に入る。
【0020】次ぎに、第一の実施例において帯電極性と
トナー極性が同じ場合のトナー飛翔手段による画像形成
について図4、図5を用いて説明する。図4は、第一の
実施例において、帯電極性とトナー極性が同じ場合のト
ナー飛翔手段による画像形成を示す図であり、図5は、
図4のトナー像形成の際の記録紙の帯電電位の値Vを示
す図である。カラー画像形成装置は、図1にて示したも
のと同一であり、トナー飛翔手段による画像形成につい
ては、各トナー飛翔手段の構造、機能が同一であるの
で、イエローのトナーを充填したトナー飛翔手段130Y
により代表して説明する。
【0021】トナー飛翔手段130Yは、トナー供給ロー
ラ132aを含むトナー供給部132と制御電極であるアパー
チャ電極体131とから構成されている。トナー供給手段1
32は、矢印方向に回転するアジテータ132bによってト
ナー担持体であるトナー供給ローラ132aにトナーを供
給し、供給されたトナーを、矢印方向に回転するトナー
供給ローラ132aの表面に付着させて担持させ、帯電ブ
レード132cによって摩擦帯電及び層厚を規制されて、
アパーチャ電極体131付近にこの帯電したトナーを供給
する手段である。アパーチャ電極体131は、絶縁層131c
を挟んでアパーチャ131dのトナー供給ローラ132a側に
下層電極131bを、記録紙搬送ベルト10側に上層電極131
aが設けられいる。トナー飛翔手段130Yは、画像信号
に応じて上記のトナー供給手段132とアパーチャ電極体1
31との働きによりトナーを像形成体である記録紙P上に
投射する手段である。
【0022】記録紙搬送ガイド18により案内された記録
紙Pは、記録紙Pの帯電と記録紙搬送ベルト10の静電吸
着のための帯電とを行うため、直流電源E21の印加され
たスコロトロン帯電器111のコロナ放電により、例えば
記録紙Pが、図5(A)に示すようにマイナス電位に一
様に帯電され、記録紙搬送ベルト10に静電吸着されて、
イエローのトナーが充填されたトナー飛翔手段130Y上
へと搬送される。
【0023】トナー飛翔手段130Yにおいては、トナー
供給ローラ132aにスコロトロン帯電器111の帯電電位よ
り極めて高いマイナス電位E61をかけ、マイナス極性ト
ナーに対してトナー供給ローラ132aからマイナスに帯
電された記録紙P方向への電位勾配を設ける。画像信号
に応じてアパーチャ電極体131の、トナー流を発生させ
たいアパーチャ131dの下層電極131bに交流電圧Sを印
加し、上記のトナー供給手段132によるトナー供給ロー
ラ132a上の、帯電ブレード132cにより例えばマイナス
極性に帯電されたトナーを、トナー供給ローラ132aと
下層電極131bとの間で振動させる。更に、トナー流を
発生させたいアパーチャ131dの上層電極131aに、下層
電極131bの電位よりプラスの電位を電源Lにより重畳
印加し、アパーチャ131d内にトナー流を発生させる。
更に、アパーチャ電極体131の上層電極131aの電位より
もマイナス方向に低い電位にスコロトロン帯電器111に
よって帯電されている記録紙Pの方向にアパーチャ131
dを通過したトナーを飛翔させ、記録紙P上に1色目の
トナー像を形成する。
【0024】次ぎに、2色目のトナー像を2色目のトナ
ー飛翔手段130Mによって、1色目と同様に画像形成す
るのであるが、1色目のトナー像が形成された記録紙P
の電位は、図5(B)に示すようにマイナス帯電トナー
により、トナーの付着した所の記録紙のマイナス電位が
上がり、帯電極性(マイナス)と同極性の2色目のマイ
ナストナーをそのまま重ね合わせて付けようとすると、
1色目のトナーの付着している部分は、電位の膨み分だ
けマイナストナーを反撥する力が強く、2色目のトナー
が付きづらい。
【0025】そこで、図5(C)に示すように2色目の
トナー飛翔手段130Mによってトナー像を形成する前
に、直流電源E22の印加されたスコロトロン帯電器112
のコロナ放電によって、1色目より高いマイナス電位の
再帯電を行う。再帯電が行なわれた記録紙Pの電位は平
滑化されたマイナス電位となる。スコロトロン帯電器11
2による再帯電に替えて除電を行っても良いが、電位を
0Vに除電すると付着しているトナーが飛散し易くなる
のでマイナス電位の再帯電を行う。然し一旦除電した後
に再帯電を行うとより効果的に、付着トナーの電位分の
電位の上昇を防ぐことが出来る。また、再帯電電位を同
じに設定することが出来る。
【0026】スコロトロン帯電器112のマイナス再帯電
により電位を平滑化された記録紙P上に、2色目のトナ
ー飛翔手段130Mのマイナストナーによってトナー像を
形成する。1色目の場合と同様に、2色目のトナー像が
形成された記録紙Pの電位は、図5(D)に示すように
マイナス帯電トナーにより、2色目のトナーの付着した
所の記録紙のマイナス電位が上がり、帯電極性(マイナ
ス)と同極性の3色目のマイナストナーをそのまま重ね
合わせて付けようとすると、2色目のトナーの付着して
いる部分は、電位の膨らみ分だけマイナストナーを反撥
する力が強く、3色目のトナーが付きづらい。
【0027】従って、上記と同様に、3色目のトナー飛
翔手段130Cによってトナー像を形成する前にスコロト
ロン帯電器113によって2色目より高いマイナス電位の
再帯電を行い電位の平滑化を行う。同様に、4色目のト
ナー飛翔手段130Kによってトナー像を形成する前にス
コロトロン帯電器114によって3色目より高いマイナス
電位の再帯電を行い電位の平滑化を行った後、4色目の
トナー像を形成する。トナーの電位より高めに再帯電を
行ってゆくため、再帯電を繰り返すごとに電位が、例え
ば1色目−150V、2色目−300V、3色目−450V、4
色目−600Vと上昇してゆく。1色目毎に前記の除電を
行った場合は、再帯電による電位は同電位とすることが
出来る。
【0028】4色のトナーによる重ね合わせトナー像が
形成された記録紙Pは、分離用のコロナ除電器115によ
り記録紙搬送ベルト10より分離され、定着装置17により
記録紙P上のトナーが定着されてカラー画像が形成さ
れ、カラー画像形成装置100の装置外部に排出される。
記録紙Pを分離された記録紙搬送ベルト10はベルト用の
除電器116により除電された後クリーニング装置19によ
りクリーニングされ、次の像形成状態に入る。
【0029】実施例2 本発明のカラー画像形成装置の画像形成プロセスと各機
構の構成についての第二の実施例を図6〜8を用いて説
明する。第二の実施例は像形成体としての感光体上に重
ね合わせてトナー像を形成した後、記録紙に一括転写し
てカラー画像を形成する場合であり、図6は、本発明の
カラー画像形成装置の第二の実施例を示す要部断面図で
あり、図7は、第二の実施例において、帯電極性とトナ
ー極性が異なる場合のトナー飛翔手段による画像形成を
示す図であり、図8は、図7のトナー像形成の際の感光
体の帯電電位の値Vを示す図である。第一の実施例と同
一の構造、機能を有する部材には同一の番号を付した。
また、トナー飛翔手段による画像形成については、各ト
ナー飛翔手段の構造、機能が同一であるので、イエロー
のトナーを充填したトナー飛翔手段130Yにより代表し
て説明する。
【0030】カラー画像形成装置300に設けられた、光
導電体を塗布あるいは蒸着した可撓性のベルトからなる
像形成体である感光体としての感光体ベルト10aは、駆
動ローラ12a、従動ローラ12b及びテンションローラ12
c,12d間に張架され駆動ローラ12aの駆動をうけて矢
印でしめす時計方向に搬送される。感光体ベルト10aの
周縁にはコロナ帯電装置であるスコロトロン帯電器11
1,112,113,114及びイエロー(Y),マゼンタ
(M),シアン(C),黒色(K)のトナーをそれぞれ
充填したトナー飛翔手段130Y,130M,130C,130Kが
設けられている。
【0031】トナー飛翔手段130Yは、トナー供給ロー
ラ132aを含むトナー供給部132と制御電極であるアパー
チャ電極体131とから構成されている。トナー供給手段1
32は、矢印方向に回転するアジテータ132bによってト
ナー担持体であるトナー供給ローラ132aにトナーを供
給し、供給されたトナーを、矢印方向に回転するトナー
供給ローラ132aの表面に付着させて担持させ、帯電ブ
レード132cによって摩擦帯電及び層厚を規制されて、
アパーチャ電極体131付近にこの帯電したトナーを供給
する手段である。アパーチャ電極体131は、絶縁層131c
を挟んでアパーチャ131dのトナー供給ローラ132a側に
下層電極131b、感光体ベルト10a側に上層電極131aが
設けられいる。トナー飛翔手段130Yは、画像信号に応
じて上記のトナー供給手段132とアパーチャ電極体131と
の働きによりトナーを像形成体である感光体としての感
光体ベルト10a上に投射する手段である。
【0032】直流電源E31の印加されたスコロトロン帯
電器111のコロナ放電により、例えば感光体ベルト10a
が、図8(A)に示すようにマイナス電位に一様に帯電
されて、イエローのトナーが充填されたトナー飛翔手段
130Y上へと搬送される。
【0033】トナー飛翔手段130Yにおいては、画像信
号に応じてアパーチャ電極体131の、トナー流を発生さ
せたいアパーチャ131dの下層電極131bに交流電圧Sを
印加し、上記のトナー供給手段132によるトナー供給ロ
ーラ132a上の、帯電ブレード132cによって例えばプラ
ス極性に帯電されたトナーを、トナー供給ローラ132a
と下層電極131bとの間で振動させる。更に、トナー流
を発生させたいアパーチャ131dの上層電極131aに、下
層電極131bの電位よりプラスの電位を電源Lにより重
畳印加し、アパーチャ131d内にトナー流を発生させ
る。更に、アパーチャ電極体131の上層電極131aの電位
よりもプラス方向に高い電位にスコロトロン帯電器111
によって帯電されている感光体ベルト10aの方向にアパ
ーチャ131dを通過したトナーを飛翔させ、感光体ベル
ト10a上に1色目のトナー像を形成する。
【0034】次ぎに、2色目のトナー像を2色目のトナ
ー飛翔手段130Mによって、1色目と同様に画像形成す
るのであるが、1色目のトナー像が形成された感光体ベ
ルト10aの電位は、図8(B)に示すようにプラス帯電
トナーにより、トナーの付着した所の感光体ベルトのマ
イナス電位が下がり、帯電極性(マイナス)と異なる極
性の2色目のプラストナーをそのまま重ね合わせて付け
ようとすると、1色目のトナーの付着している部分は、
電位の落ち込み分だけプラストナーを引き付ける力が弱
く、2色目のトナーが付きづらい。
【0035】そこで、図8(C)に示すように2色目の
トナー飛翔手段130Mによってトナー像を形成する前
に、直流電源E32の印加されたスコロトロン帯電器112
のコロナ放電によって、1色目と同電位のマイナス電位
の再帯電を行う。再帯電が行なわれた感光体ベルト10a
の電位は平滑化されたマイナス電位となる。スコロトロ
ン帯電器112による再帯電に替えて除電を行っても良い
が、電位を0Vに除電すると付着しているトナーが飛散
し易くなるのでマイナス電位の再帯電を行う。然し一旦
除電した後に再帯電を行うとより効果的に、付着トナー
の電位分の電位の上昇を防ぐことが出来る。
【0036】スコロトロン帯電器112のマイナス再帯電
により電位を平滑化された感光体ベルト10a上に、2色
目のトナー飛翔手段130Mのプラストナーによってトナ
ー像を形成する。1色目の場合と同様に、2色目のトナ
ー像が形成された感光体ベルト10aの電位は、図8
(D)に示すようにプラス帯電トナーにより、2色目の
トナーの付着した所の感光体ベルト10aのマイナス電位
が下がり、帯電極性(マイナス)と異なる極性の3色目
のプラストナーをそのまま重ね合わせて付けようとする
と、2色目のトナーの付着している部分は、電位の落ち
込み分だけプラストナーを引き付ける力が弱く、3色目
のトナーが付きづらい。
【0037】従って、上記と同様に、3色目のトナー飛
翔手段130Cによってトナー像を形成する前にスコロト
ロン帯電器113によって2色目と同電位のマイナス電位
の再帯電を行い電位の平滑化を行う。同様に、4色目の
トナー飛翔手段130Kによってトナー像を形成する前に
スコロトロン帯電器114によって3色目と同電位のマイ
ナス電位の再帯電を行い電位の平滑化を行った後、4色
目のトナー像を形成する。4色の重ね合わせトナー像
は、転写前帯電器15aにより帯電される。再帯電極性と
トナー極性とが異なっているので、転写を行う前に帯電
が必要となる。
【0038】一方、転写材供給ローラ16aによって転写
材収納容器16から供給された転写材である記録紙Pは、
転写紙搬送ガイド18aを通り、レジストローラ18bによ
って感光体ベルト10aと同期をとられ、感光体ベルト10
a上に形成された4色の重ね合わせトナー像が、転写器
15bによって記録紙P上に一括転写される。4色のトナ
ーによる重ね合わせトナー像が形成された記録紙Pは、
分離除電器15cにより感光体ベルト10aより分離され、
定着装置17により記録紙P上のトナーが定着されてカラ
ー画像が形成され、カラー画像形成装置300の装置外部
に排出される。記録紙Pを分離された感光体ベルト10a
は、感光体ベルト用のクリーナ除電器15dにより除電さ
れた後、クリーニング装置19によりクリーニングされ、
次の像形成状態に入る。
【0039】次ぎに、第二の実施例において帯電極性と
トナー極性が同じ場合のトナー飛翔手段による画像形成
について図9、図10を用いて説明する。図9は、第二の
実施例において、帯電極性とトナー極性が同じ場合のト
ナー飛翔手段による画像形成を示す図であり、図10は、
図9のトナー像形成の際の感光体の帯電電位の値Vを示
す図である。カラー画像形成装置は、図6にて示したも
のと同一であり、トナー飛翔手段による画像形成につい
ては、各トナー飛翔手段の構造、機能が同一であるの
で、イエローのトナーを充填したトナー飛翔手段130Y
により代表して説明する。
【0040】トナー飛翔手段130Yは、トナー供給ロー
ラ132aを含むトナー供給部132と制御電極であるアパー
チャ電極体131とから構成されている。トナー供給手段1
32は、矢印方向に回転するアジテータ132bによってト
ナー担持体であるトナー供給ローラ132aにトナーを供
給し、供給されたトナーを、矢印方向に回転するトナー
供給ローラ132aの表面に付着させて担持させ、帯電ブ
レード132cによって摩擦帯電及び層厚を規制されて、
アパーチャ電極体131付近にこの帯電したトナーを供給
する手段である。アパーチャ電極体131は、絶縁層131c
を挟んでアパーチャ131dのトナー供給ローラ132a側に
下層電極131bを、感光体ベルト10a側に上層電極131a
が設けられいる。トナー飛翔手段130Yは、画像信号に
応じて上記のトナー供給手段132とアパーチャ電極体131
との働きによりトナーを像形成体である感光体としての
感光体ベルト10a上に投射する手段である。
【0041】直流電源E41の印加されたスコロトロン帯
電器111のコロナ放電により、例えば感光体ベルト10a
が、図10(A)に示すようにマイナス電位に一様に帯電
され、イエローのトナーが充填されたトナー飛翔手段13
0Y上へと搬送される。
【0042】トナー飛翔手段130Yにおいては、トナー
供給ローラ132aにスコロトロン帯電器111の帯電電位よ
り極めて高いマイナス電位E62をかけ、マイナス極性ト
ナーに対してトナー供給ローラ132aからマイナスに帯
電された感光体ベルト10a方向への電位勾配を設ける。
画像信号に応じてアパーチャ電極体131の、トナー流を
発生させたいアパーチャ131dの下層電極131bに交流電
圧Sを印加し、上記のトナー供給手段132によるトナー
供給ローラ132a上の、帯電ブレード132cにより例えば
マイナス極性に帯電されたトナーを、トナー供給ローラ
132aと下層電極131bとの間で振動させる。更に、トナ
ー流を発生させたいアパーチャ131dの上層電極131a
に、下層電極131bの電位よりプラスの電位を電源Lに
より重畳印加し、アパーチャ131d内にトナー流を発生
させる。更に、アパーチャ電極体131の上層電極131aの
電位よりもマイナス方向に低い電位にスコロトロン帯電
器111によって帯電されている感光体ベルト10aの方向
にアパーチャ131dを通過したトナーを飛翔させ、感光
体ベルト10a上に1色目のトナー像を形成する。
【0043】次ぎに、2色目のトナー像を2色目のトナ
ー飛翔手段130Mによって、1色目と同様に画像形成す
るのであるが、1色目のトナー像が形成された感光体ベ
ルト10aの電位は、図10(B)に示すようにマイナス帯
電トナーにより、トナーの付着した所の感光体ベルト10
aのマイナス電位が上がり、帯電極性(マイナス)と同
極性の2色目のマイナストナーをそのまま重ね合わせて
付けようとすると、1色目のトナーの付着している部分
は、電位の膨み分だけマイナストナーを反撥する力が強
く、2色目のトナーが付きづらい。
【0044】そこで、図10(C)に示すように2色目の
トナー飛翔手段130Mによってトナー像を形成する前
に、直流電源E42の印加されたスコロトロン帯電器112
のコロナ放電によって、1色目より高いマイナス電位の
再帯電を行う。再帯電が行なわれた感光体ベルト10aの
電位は平滑化されたマイナス電位となる。スコロトロン
帯電器112による再帯電に替えて除電を行っても良い
が、電位を0Vに除電すると付着しているトナーが飛散
し易くなるのでマイナス電位の再帯電を行う。然し一旦
除電した後に再帯電を行うとより効果的に、付着トナー
の電位分の電位の上昇を防ぐことが出来る。また、再帯
電電位を同じに設定することが出来る。
【0045】スコロトロン帯電器112のマイナス再帯電
により電位を平滑化された感光体ベルト10a上に、2色
目のトナー飛翔手段130Mのマイナストナーによってト
ナー像を形成する。1色目の場合と同様に、2色目のト
ナー像が形成された感光体ベルト10aの電位は、図10
(D)に示すようにマイナス帯電トナーにより、2色目
のトナーの付着した所の感光体ベルト10aのマイナス電
位が上がり、帯電極性(マイナス)と同極性の3色目の
マイナストナーをそのまま重ね合わせて付けようとする
と、2色目のトナーの付着している部分は、電位の膨ら
み分だけマイナストナーを反撥する力が強く、3色目の
トナーが付きづらい。
【0046】従って、上記と同様に、3色目のトナー飛
翔手段130Cによってトナー像を形成する前にスコロト
ロン帯電器113によって2色目より高いマイナス電位の
再帯電を行い電位の平滑化を行う。同様に、4色目のト
ナー飛翔手段130Kによってトナー像を形成する前にス
コロトロン帯電器114によって3色目より高いマイナス
電位の再帯電を行い電位の平滑化を行った後、4色目の
トナー像を形成する。トナーの電位より高めに再帯電を
行ってゆくため、再帯電を繰り返すごとに電位が、例え
ば1色目−150V、2色目−300V、3色目−450V、4
色目−600Vと上昇してゆく。1色目毎に前記の除電を
行った場合は、再帯電による電位は同電位とすることが
出来る。4色の重ね合わせトナー像は、転写前帯電器15
aにより帯電される。
【0047】一方、転写材供給ローラ16aによって転写
材収納容器16から供給された転写材である記録紙Pは、
転写紙搬送ガイド18aを通り、レジストローラ18bによ
って感光体ベルト10aと同期をとられ、感光体ベルト10
a上に形成された4色の重ね合わせトナー像が、転写器
15bによって記録紙P上に一括転写される。再帯電極性
とトナー極性とが同じであるので転写が容易であり、上
記の転写前帯電器15aによる帯電が、必ずしも必要では
ない。4色のトナーによる重ね合わせトナー像が形成さ
れた記録紙Pは、分離除電器15cにより感光体ベルト10
aより分離され、定着装置17により記録紙P上のトナー
が定着されてカラー画像が形成され、カラー画像形成装
置300の装置外部に排出される。記録紙Pを分離された
感光体ベルト10aは、感光体ベルト用のクリーナ除電器
15dにより除電された後、クリーニング装置19によりク
リーニングされ、次の像形成状態に入る。
【0048】上記の各実施例において、像形成体のトナ
ー像形成ごとの帯電電位に対して、各アパーチャ電極体
に印加する交流電圧S、電源Lの値を、個々に設定する
ことも可能である。
【0049】本実施例1、2において、コロナ帯電装置
としてスコロトロン帯電器を用いたのは、電位の平滑性
が高いためである。また、この時直流コロナ放電に代え
て交流成分或は重畳したコロナ放電により、より電位の
平滑性を上げることが出来る。
【0050】
【発明の効果】請求項1によれば、像形成体上にトナー
像を重ね合わせて行く際に、先のトナー層の電位を平滑
化しておくことにより、アパーチャ電極体より飛び出す
次のトナーが、先のトナー像の電荷による影響を受けな
いようにし、重ね合わせトナー像の良好なカラー画像形
成が行われる。
【0051】請求項2によれば、先のトナー像により、
次のトナーを引き付ける電界が弱く、次のトナーが付き
づらくなることを防止し、トナー像の良好な重ね合わせ
が可能となる。
【0052】請求項3によれば、先のトナー像により、
次のトナーを反撥する力が強く、次のトナーが付きづら
くなることを防止し、トナー像の良好な重ね合わせが可
能となる。
【0053】請求項4によれば、像形成体のトナー像形
成ごとの帯電電位に対して、各アパーチャ電極体に印加
する交流電圧S、電源Lの値を、個々に設定することに
より、重ね合わせトナー像の良好なカラー画像形成が行
われる。
【0054】請求項5によれば、像形成体上に、重ね合
わせトナー像の良好なカラー画像形成装置の提供が可能
となる。
【0055】請求項6によれば、記録紙の種類や、環境
によらず、安定した重ね合わせトナー像の画像形成が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラー画像形成装置の第一の実施例を
示す要部断面図である。
【図2】第一の実施例において、帯電極性とトナー極性
が異なる場合のトナー飛翔手段による画像形成を示す図
である。
【図3】図2のトナー像形成の際の記録紙の帯電電位の
値Vを示す図である。
【図4】第一の実施例において、帯電極性とトナー極性
が同じ場合のトナー飛翔手段による画像形成を示す図で
ある。
【図5】図4のトナー像形成の際の記録紙の帯電電位の
値Vを示す図である。
【図6】本発明のカラー画像形成装置の第二の実施例を
示す要部断面図である。
【図7】第二の実施例において、帯電極性とトナー極性
が異なる場合のトナー飛翔手段による画像形成を示す図
である。
【図8】図7のトナー像形成の際の感光体の帯電電位の
値Vを示す図である。
【図9】第二の実施例において、帯電極性とトナー極性
が同じ場合のトナー飛翔手段による画像形成を示す図で
ある。
【図10】図9のトナー像形成の際の感光体の帯電電位
の値Vを示す図である。
【図11】アパーチャ電極体による画像形成装置を示す
図である。
【図12】アパーチャ電極体を用い、トナー像の重ね合
わせによるカラー画像形成を示す図である。
【図13】トナー像の重ね合わせの状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 記録紙搬送ベルト 10a 感光体ベルト 17 定着装置 100,300 カラー画像形成装置 111,112,113,114 スコロトロン帯電器 130Y,130M,130C,130K トナー飛翔手段 131 アパーチャ電極体 131a 上層電極 131b 下層電極 131c 絶縁層 131d アパーチャ 132 トナー供給部 132a トナー供給ローラ 132b アジテータ 132c 帯電ブレード E11,E12,E21,E22,E31,E32,E41,E42,E
61,E62 直流電源 P 記録紙

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーを供給するトナー供給部と前記ト
    ナー供給部よりのトナーを画像信号に応じて像形成体上
    に飛翔させる制御電極とより成るトナー飛翔手段を複数
    備え、前記トナー飛翔手段より飛翔されたトナーよりな
    るトナー像を前記像形成体上に順次重ね合わせてカラー
    トナー像を形成するカラー画像形成装置において、前記
    カラー画像形成装置に複数のコロナ帯電装置を設け、前
    記像形成体上に形成されているトナー像に対して前記コ
    ロナ帯電装置により電位を平滑化させるためのコロナ帯
    電を行った後、前記トナー飛翔手段により前記像形成体
    上に次のトナー像を形成することを特徴とするカラー画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記コロナ帯電装置の帯電極性がトナー
    の極性と異極性であることを特徴とする請求項1に記載
    のカラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記コロナ帯電装置の帯電極性がトナー
    の極性と同極性であることを特徴とする請求項1に記載
    のカラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記像形成体に対する前記コロナ帯電装
    置のコロナ帯電ごとに、前記制御電極の電圧値を設定す
    ることを特徴とする請求項2又は3に記載のカラー画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】 前記像形成体が記録紙であることを特徴
    とする請求項2又は3に記載のカラー画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記像形成体上にトナー像を形成し、前
    記トナー像を記録紙に一旦転写した後、定着することを
    特徴とする請求項2又は3に記載のカラー画像形成装
    置。
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