JP3463984B2 - 紐固定具 - Google Patents
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B18/00—Fasteners of the touch-and-close type; Making such fasteners
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16G—BELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
- F16G11/00—Means for fastening cables or ropes to one another or to other objects; Caps or sleeves for fixing on cables or ropes
- F16G11/10—Quick-acting fastenings; Clamps holding in one direction only
- F16G11/101—Quick-acting fastenings; Clamps holding in one direction only deforming the cable by moving a part of the fastener
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/27—Buckles, buttons, clasps, etc. including readily dissociable fastener having numerous, protruding, unitary filaments randomly interlocking with, and simultaneously moving towards, mating structure [e.g., hook-loop type fastener]
- Y10T24/2708—Combined with diverse fastener
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/39—Cord and rope holders
- Y10T24/3969—Sliding part or wedge
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/39—Cord and rope holders
- Y10T24/3984—Alignable aperture and spring pressed moving element
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Buckles (AREA)
- Ropes Or Cables (AREA)
- Details Of Garments (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、スキーウエア、
フード付ダウンジャケット、ハーフコートなどの襟、ウ
エスト、裾回り、フードの周縁に取付けられた締め紐に
挿通して締め付け強度の調節が簡単にでき、または締め
紐に挿通して締め紐の抜け止めに用いる紐固定具に関す
るものである。
フード付ダウンジャケット、ハーフコートなどの襟、ウ
エスト、裾回り、フードの周縁に取付けられた締め紐に
挿通して締め付け強度の調節が簡単にでき、または締め
紐に挿通して締め紐の抜け止めに用いる紐固定具に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来知られている締め紐に挿通して用い
る紐固定具は、図１０に示すように摺動体の胴部に紐挿
通孔を設け、胴部の下側に一対の弾性を備えた脚部を突
設し、一方有底の円筒状の筒体に紐挿通孔を対設し、か
つ筒体の内面下方に一対の斜面を形成し、前記一対の弾
性脚部と斜面とを対設させて摺動体に弾発機能を付与し
た紐固定具が実公平１−３９４４９号公報に開示されて
いる。
る紐固定具は、図１０に示すように摺動体の胴部に紐挿
通孔を設け、胴部の下側に一対の弾性を備えた脚部を突
設し、一方有底の円筒状の筒体に紐挿通孔を対設し、か
つ筒体の内面下方に一対の斜面を形成し、前記一対の弾
性脚部と斜面とを対設させて摺動体に弾発機能を付与し
た紐固定具が実公平１−３９４４９号公報に開示されて
いる。
【０００３】また図１１に示すように、摺動体を嵌入し
ガイド部に沿って摺動できる中空部を設け、両側に紐挿
通孔を穿設した球形状の本体と、頭部の下面より下方に
一対の弾性脚部と、一対の支持片とを延出して設け、支
持片に頭部の下面と上部が接する紐挿通孔を穿設した摺
動体とからなり、摺動体を本体に挿入し、締め紐の先端
を頭部の下面に沿わせて挿入した後、本体の紐挿通孔に
挿通し、中空部の下方に形成した斜面によって弾性脚部
を反発させ、上方へ摺動体を弾出して締め紐を固定する
紐固定具が特開平９−２３９０９号公報に開示されてい
る。
ガイド部に沿って摺動できる中空部を設け、両側に紐挿
通孔を穿設した球形状の本体と、頭部の下面より下方に
一対の弾性脚部と、一対の支持片とを延出して設け、支
持片に頭部の下面と上部が接する紐挿通孔を穿設した摺
動体とからなり、摺動体を本体に挿入し、締め紐の先端
を頭部の下面に沿わせて挿入した後、本体の紐挿通孔に
挿通し、中空部の下方に形成した斜面によって弾性脚部
を反発させ、上方へ摺動体を弾出して締め紐を固定する
紐固定具が特開平９−２３９０９号公報に開示されてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前項で述べた図１０，
１１に示した締め紐に挿通して用いる紐固定具は、共に
表面が平滑であるため、捕捉することが難しく、紐固定
具を使った衣服を着用して運動するときとか、または強
風のときなど紐固定具がブラブラと揺れ動き不体裁であ
り、またときには紐固定具が顔面に当たり不快感を与え
るなど問題点があった。
１１に示した締め紐に挿通して用いる紐固定具は、共に
表面が平滑であるため、捕捉することが難しく、紐固定
具を使った衣服を着用して運動するときとか、または強
風のときなど紐固定具がブラブラと揺れ動き不体裁であ
り、またときには紐固定具が顔面に当たり不快感を与え
るなど問題点があった。
【０００５】この発明は、上述の問題点を考慮して発明
したものであり、この発明のうち請求項１記載の発明
は、円筒状の本体と、この本体の中空部に嵌装できる摺
動体とから形成して、締め紐に挿通して用いる紐固定具
を、この紐固定具を使用した製品が安定した状態で簡単
に紐固定具を捕捉し、かつ保持できる保持機構を備え、
保持機構として成形面ファスナーの雄部を紐固定具の表
面に一体に具備させ、締め紐を挿通して使用できる熱可
塑性樹脂製の紐固定具を提供することが主たる目的であ
る。
したものであり、この発明のうち請求項１記載の発明
は、円筒状の本体と、この本体の中空部に嵌装できる摺
動体とから形成して、締め紐に挿通して用いる紐固定具
を、この紐固定具を使用した製品が安定した状態で簡単
に紐固定具を捕捉し、かつ保持できる保持機構を備え、
保持機構として成形面ファスナーの雄部を紐固定具の表
面に一体に具備させ、締め紐を挿通して使用できる熱可
塑性樹脂製の紐固定具を提供することが主たる目的であ
る。
【０００６】請求項２および３記載の発明は、それぞれ
請求項１記載の発明の目的に加え、本体に摺動体を嵌挿
して形成される紐固定具が、全体の形態がデザイン的に
も優れた形態であり、しかも紐固定具の使用の際、感触
のよい紐固定具を提供することが目的である。
請求項１記載の発明の目的に加え、本体に摺動体を嵌挿
して形成される紐固定具が、全体の形態がデザイン的に
も優れた形態であり、しかも紐固定具の使用の際、感触
のよい紐固定具を提供することが目的である。
【０００７】請求項４記載の発明は、請求項１記載の発
明の目的に加え、紐固定具における本体の表裏両面に保
持機構として成形面ファスナーの雄部を一体に具備し、
何れの面においても簡単に衣服などの使用製品に保持で
きる機能を有する紐固定具を提供することが目的であ
る。
明の目的に加え、紐固定具における本体の表裏両面に保
持機構として成形面ファスナーの雄部を一体に具備し、
何れの面においても簡単に衣服などの使用製品に保持で
きる機能を有する紐固定具を提供することが目的であ
る。
【０００８】請求項５記載の発明は、請求項１記載の発
明の目的に加え、紐固定具における本体の表面に保持機
構として成形面ファスナーの雄部を一体に配備し、この
紐固定具を用いた製品、たとえばスキーウェア、フード
付ダウンジャケットなどの表面に保持機構として他の面
ファスナーの雌部を配して、双方の面ファスナーが係合
できる形態に形成し、紐固定具を使用した製品において
保持個所を特定し、的確かつ容易に係止でき、体裁のよ
い紐固定具を備えた製品を提供することが目的である。
明の目的に加え、紐固定具における本体の表面に保持機
構として成形面ファスナーの雄部を一体に配備し、この
紐固定具を用いた製品、たとえばスキーウェア、フード
付ダウンジャケットなどの表面に保持機構として他の面
ファスナーの雌部を配して、双方の面ファスナーが係合
できる形態に形成し、紐固定具を使用した製品において
保持個所を特定し、的確かつ容易に係止でき、体裁のよ
い紐固定具を備えた製品を提供することが目的である。
【０００９】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、この発明のうち請求項１記載の発明は、紐固定具に
おける本体１と摺動体２の形態は、本体１における筒壁
６の外表面を円曲面に形成し、中央に収容部５を設けて
摺動体２の抜脱阻止機構１１を備え、両側の筒壁６に紐
挿通孔１５を両側へ貫設し、下部に弾性機構１７を備え
た熱可塑性樹脂製の紐固定具であり、本体１における紐
挿通孔７と直交する筒壁６の外表面に平坦面２２を形成
し、この平坦面２２に本体１と一体に射出成形または押
出成形によって成形した成形面ファスナー４の雄部２３
を植設した紐固定具を主な構成とするものである。
め、この発明のうち請求項１記載の発明は、紐固定具に
おける本体１と摺動体２の形態は、本体１における筒壁
６の外表面を円曲面に形成し、中央に収容部５を設けて
摺動体２の抜脱阻止機構１１を備え、両側の筒壁６に紐
挿通孔１５を両側へ貫設し、下部に弾性機構１７を備え
た熱可塑性樹脂製の紐固定具であり、本体１における紐
挿通孔７と直交する筒壁６の外表面に平坦面２２を形成
し、この平坦面２２に本体１と一体に射出成形または押
出成形によって成形した成形面ファスナー４の雄部２３
を植設した紐固定具を主な構成とするものである。
【００１０】請求項２記載の発明は、請求項１記載の発
明の構成に加え、紐固定具における 本体１に対し摺動体
２を嵌挿したとき、紐固定具全体の形状が円筒体状を呈
する形に形成した紐固定具である。
明の構成に加え、紐固定具における 本体１に対し摺動体
２を嵌挿したとき、紐固定具全体の形状が円筒体状を呈
する形に形成した紐固定具である。
【００１１】請求項３記載の発明は、請求項１記載の発
明の構成に加え、紐固定具における本体１に対し摺動体
２を嵌挿したとき、紐固定具全体の形状が球形体状を呈
する形に形成した紐固定具である。
明の構成に加え、紐固定具における本体１に対し摺動体
２を嵌挿したとき、紐固定具全体の形状が球形体状を呈
する形に形成した紐固定具である。
【００１２】請求項４記載の発明は、請求項１記載の発
明の構成に加え、紐固定具の本体１の筒壁６における両
側の外表面に平坦面２２を形成し、この平坦面２２に成
形面ファスナー４の雄部２３を植設した紐固定具であ
る。
明の構成に加え、紐固定具の本体１の筒壁６における両
側の外表面に平坦面２２を形成し、この平坦面２２に成
形面ファスナー４の雄部２３を植設した紐固定具であ
る。
【００１３】請求項５記載の発明は、請求項１記載の発
明の構成に加え、紐固定具の本体１における外表面の平
坦面２２に成形面ファスナー４の雄部２３を配し、この
紐固定具を使用した製品、たとえばスキーウェア、フー
ド付ダウンジャケットなどの表面の一部に、成形面ファ
スナー４の雄部２３と係合できる面ファスナー２４の雌
部を配設し、双方の面ファスナー４，２４とが係止でき
るように形成した紐固定具である。
明の構成に加え、紐固定具の本体１における外表面の平
坦面２２に成形面ファスナー４の雄部２３を配し、この
紐固定具を使用した製品、たとえばスキーウェア、フー
ド付ダウンジャケットなどの表面の一部に、成形面ファ
スナー４の雄部２３と係合できる面ファスナー２４の雌
部を配設し、双方の面ファスナー４，２４とが係止でき
るように形成した紐固定具である。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、この発明における紐固定具
の実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説
明する。
の実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説
明する。
【００１５】この発明の紐固定具は、図１〜４に示すよ
うに円筒体状を呈し有底の本体１と、円柱体状の胴部１
４を上側に配し、下側に弾性を備えた一対の弾性脚部１
８を具有する摺動体２との２部材から形成され、摺動体
２は本体１内に嵌装できるように形成され、本体１およ
び摺動体２は、ポリアミド、ポリアセタール、ポリプロ
ピレンなどの熱可塑性樹脂を用いて射出成形手段あるい
は押出成形手段によって一体成形して形成する。
うに円筒体状を呈し有底の本体１と、円柱体状の胴部１
４を上側に配し、下側に弾性を備えた一対の弾性脚部１
８を具有する摺動体２との２部材から形成され、摺動体
２は本体１内に嵌装できるように形成され、本体１およ
び摺動体２は、ポリアミド、ポリアセタール、ポリプロ
ピレンなどの熱可塑性樹脂を用いて射出成形手段あるい
は押出成形手段によって一体成形して形成する。
【００１６】本体１は、横断面形状が円形を呈し、中央
に摺動体２を嵌装し収容できる収容部５を設け、この収
容部５の外側における円形の筒壁６の両側上部に締め紐
Ａを挿通できる長円形の紐挿通孔７を穿設し、この紐挿
通孔７と直交する内面に断面凸状のガイド条８を突設
し、また紐挿通孔７の下方の内壁面に傾斜する平坦なカ
ム面９を形成するとともに、図３、４からわかるとお
り、カム面９の上方中央に内方へ突出する突条部１０を
設け、この突条部１０の下側には抜脱阻止機構１１とし
ての透孔１２が穿設されている。
に摺動体２を嵌装し収容できる収容部５を設け、この収
容部５の外側における円形の筒壁６の両側上部に締め紐
Ａを挿通できる長円形の紐挿通孔７を穿設し、この紐挿
通孔７と直交する内面に断面凸状のガイド条８を突設
し、また紐挿通孔７の下方の内壁面に傾斜する平坦なカ
ム面９を形成するとともに、図３、４からわかるとお
り、カム面９の上方中央に内方へ突出する突条部１０を
設け、この突条部１０の下側には抜脱阻止機構１１とし
ての透孔１２が穿設されている。
【００１７】この発明の紐固定具の特徴は、図１、２、
４に示すように、本体１における締め紐Ａを挿通する紐
挿通孔７と直交する筒壁６の外表面に平坦面２２を設
け、この平坦面２２上にフック状を呈する成形面ファス
ナー４の雄部２３を本体１と一体的に形成する。成形面
ファスナー４の雄部２３は、紐固定具の本体１を熱可塑
性樹脂を用いて射出成形手段、あるいは押出成形手段に
よって成形する際、同時に一体成形することによって成
形面ファスナー４の雄部２３を本体１の平坦面２２上の
表面に植設する。
４に示すように、本体１における締め紐Ａを挿通する紐
挿通孔７と直交する筒壁６の外表面に平坦面２２を設
け、この平坦面２２上にフック状を呈する成形面ファス
ナー４の雄部２３を本体１と一体的に形成する。成形面
ファスナー４の雄部２３は、紐固定具の本体１を熱可塑
性樹脂を用いて射出成形手段、あるいは押出成形手段に
よって成形する際、同時に一体成形することによって成
形面ファスナー４の雄部２３を本体１の平坦面２２上の
表面に植設する。
【００１８】実施例では、成形面ファスナー４の雄部２
３はフックであり、縦方向に６つのフックが配設された
列を５列有する。そして全ての列のフックの向きが同一
で、下向きに形成されている。
３はフックであり、縦方向に６つのフックが配設された
列を５列有する。そして全ての列のフックの向きが同一
で、下向きに形成されている。
【００１９】次に摺動体２は、図１に示すように上部に
円筒体状の本体１の外径と略一致する平板状の頭部１３
を設け、この頭部１３の下側に収容部５に嵌装できる胴
部１４を設け、この胴部１４には横方向に貫通する締め
紐Ａを挿通できる紐挿通孔１５を穿設し、この紐挿通孔
１５と直交する外面に凹状のガイド溝１６を設けて、本
体１のガイド条８を嵌入する。また紐挿通孔１５を設け
た胴部１４の下側に弾性機構１７として下方へ延び両側
が分離した一対の弾性を備えた弾性脚部１８を突設し、
弾性脚部１８の先端は円弧状で外方へ屈設した肉厚の縁
部１９を設け、この縁部１９は収容部５の下側に形成さ
れたカム面９に摺接し、したがって縁部１９の一部は筒
壁６に設けた透孔１２に図３に示すように挿入される抜
脱阻止機構１１を形成し、本体１から摺動体２が抜脱す
るのを阻止する形態に形成されている。
円筒体状の本体１の外径と略一致する平板状の頭部１３
を設け、この頭部１３の下側に収容部５に嵌装できる胴
部１４を設け、この胴部１４には横方向に貫通する締め
紐Ａを挿通できる紐挿通孔１５を穿設し、この紐挿通孔
１５と直交する外面に凹状のガイド溝１６を設けて、本
体１のガイド条８を嵌入する。また紐挿通孔１５を設け
た胴部１４の下側に弾性機構１７として下方へ延び両側
が分離した一対の弾性を備えた弾性脚部１８を突設し、
弾性脚部１８の先端は円弧状で外方へ屈設した肉厚の縁
部１９を設け、この縁部１９は収容部５の下側に形成さ
れたカム面９に摺接し、したがって縁部１９の一部は筒
壁６に設けた透孔１２に図３に示すように挿入される抜
脱阻止機構１１を形成し、本体１から摺動体２が抜脱す
るのを阻止する形態に形成されている。
【００２０】なお一方の紐挿通孔１５の下側に突出する
突部２０も摺動体２が本体１から脱出するのを締め紐Ａ
を挿通した時に抑制し、また摺動体２を押圧したとき突
部２０が紐挿通孔７の下縁に接して摺動を規制し、紐挿
通孔７と紐挿通孔１５を合致させる働きをする。
突部２０も摺動体２が本体１から脱出するのを締め紐Ａ
を挿通した時に抑制し、また摺動体２を押圧したとき突
部２０が紐挿通孔７の下縁に接して摺動を規制し、紐挿
通孔７と紐挿通孔１５を合致させる働きをする。
【００２１】この紐固定具は、摺動体２のガイド溝１６
が本体１のガイド条８に対接するように弾性脚部１８を
収容部５に嵌入し、摺動体２を下方へ押圧すると突部２
０が筒壁６に接して停止し、その際一対の弾性脚部１８
がカム面９に圧接する。この状態で締め紐Ａの先端を本
体１の一方の紐挿通孔７から摺動体２の紐挿通孔１５お
よび他方の紐挿通孔７に挿通し、摺動体２の押圧を解除
すると、弾性脚部１８の弾力によって摺動体２は上方へ
弾発されると同時に、締め紐Ａを紐挿通孔７と紐挿通孔
１５によって挟持して紐固定具を固定するものである。
が本体１のガイド条８に対接するように弾性脚部１８を
収容部５に嵌入し、摺動体２を下方へ押圧すると突部２
０が筒壁６に接して停止し、その際一対の弾性脚部１８
がカム面９に圧接する。この状態で締め紐Ａの先端を本
体１の一方の紐挿通孔７から摺動体２の紐挿通孔１５お
よび他方の紐挿通孔７に挿通し、摺動体２の押圧を解除
すると、弾性脚部１８の弾力によって摺動体２は上方へ
弾発されると同時に、締め紐Ａを紐挿通孔７と紐挿通孔
１５によって挟持して紐固定具を固定するものである。
【００２２】摺動体２の下部に配設する弾性機構１７と
しては、弾性脚部１８の代りに胴部１４の下側に別体の
コイルスプリングなど適宜形態のスプリングを本体１と
の間に介在させ、弾性機構１７を形成することも可能で
ある。なおこの場合は有底の本体１の下部にカム面９を
設置しなくともよく、スプリングの固定を容易にする形
状に形成すればよい。
しては、弾性脚部１８の代りに胴部１４の下側に別体の
コイルスプリングなど適宜形態のスプリングを本体１と
の間に介在させ、弾性機構１７を形成することも可能で
ある。なおこの場合は有底の本体１の下部にカム面９を
設置しなくともよく、スプリングの固定を容易にする形
状に形成すればよい。
【００２３】紐固定具の本体１の第１変形例として、図
５に示すように紐固定具は、円筒体状の本体１における
筒壁６の外表面で、紐挿通孔７と直交する片側に平坦面
２２を形成し、この平坦面２２上に成形する成形面ファ
スナー４の雄部２３を、縦方向に８個のフックが配設さ
れた列を１列おきに上下向きを変えて３列配設し、熱可
塑性樹脂を用いて成形面ファスナー４の雄部２３と本体
１とを一体成形によって形成した紐固定具の本体１であ
って、雄部２３の形態は随時変更可能であり、その他の
形態は図１に示す第１実施例と同一である。
５に示すように紐固定具は、円筒体状の本体１における
筒壁６の外表面で、紐挿通孔７と直交する片側に平坦面
２２を形成し、この平坦面２２上に成形する成形面ファ
スナー４の雄部２３を、縦方向に８個のフックが配設さ
れた列を１列おきに上下向きを変えて３列配設し、熱可
塑性樹脂を用いて成形面ファスナー４の雄部２３と本体
１とを一体成形によって形成した紐固定具の本体１であ
って、雄部２３の形態は随時変更可能であり、その他の
形態は図１に示す第１実施例と同一である。
【００２４】紐固定具の本体１の第２変形例として図６
に示すように、紐固定具は円筒体状の本体１における筒
壁６の外表面で紐挿通孔７と直交する両側に平坦面２２
を形成し、この平坦面２２上に、成形面ファスナー４の
雄部２３を熱可塑性樹脂を用いて本体１とともに一体成
形した紐固定具の本体１であり、成形面ファスナー４の
雄部２３は本体１の両側面に形成されているところに特
徴がある。その他の形態は図１に示す第１実施例と同一
である。
に示すように、紐固定具は円筒体状の本体１における筒
壁６の外表面で紐挿通孔７と直交する両側に平坦面２２
を形成し、この平坦面２２上に、成形面ファスナー４の
雄部２３を熱可塑性樹脂を用いて本体１とともに一体成
形した紐固定具の本体１であり、成形面ファスナー４の
雄部２３は本体１の両側面に形成されているところに特
徴がある。その他の形態は図１に示す第１実施例と同一
である。
【００２５】次に紐固定具の第２実施例について図７、
８によって説明すると、熱可塑性樹脂から成形された本
体１は、全体が球形体状で中央縦方向に摺動体２を嵌装
できる有底状の収容部５を設け、かつ収容部５の両側に
締め紐Ａを挿通できる紐挿通孔７を設け、この紐挿通孔
７の中間に間隔をおいて２条のガイド部８、または１条
のガイド条８を設け、このガイド条８の下側に図８に示
すように傾斜した一対のカム面９が形成されている。
８によって説明すると、熱可塑性樹脂から成形された本
体１は、全体が球形体状で中央縦方向に摺動体２を嵌装
できる有底状の収容部５を設け、かつ収容部５の両側に
締め紐Ａを挿通できる紐挿通孔７を設け、この紐挿通孔
７の中間に間隔をおいて２条のガイド部８、または１条
のガイド条８を設け、このガイド条８の下側に図８に示
すように傾斜した一対のカム面９が形成されている。
【００２６】そして本体１における締め紐Ａを挿通する
紐挿通孔７と直交する筒壁６の外表面に平坦面２２を形
成し、この平坦面２２に、上向きにフック状を呈する成
形面ファスナー４の雄部２３を一体的に形成する。成形
面ファスナー４の雄部２３は球形体状の筒壁６の表面に
形成した平坦面２２上にフック状を呈するように、本体
１を熱可塑性樹脂を用いて射出成形または押出成形の
際、一体に成形して成形面ファスナー４の雄部２３を植
設する。
紐挿通孔７と直交する筒壁６の外表面に平坦面２２を形
成し、この平坦面２２に、上向きにフック状を呈する成
形面ファスナー４の雄部２３を一体的に形成する。成形
面ファスナー４の雄部２３は球形体状の筒壁６の表面に
形成した平坦面２２上にフック状を呈するように、本体
１を熱可塑性樹脂を用いて射出成形または押出成形の
際、一体に成形して成形面ファスナー４の雄部２３を植
設する。
【００２７】摺動体２は球体を截断した形態の頭部１３
の下面周縁に、締め紐Ａを挿通する紐挿通孔１５を穿設
した胴部１４としての一対の支持片２１を対向状に並設
し、この支持片２１の間に弾性機構１７として収容部５
に嵌入できる対向する一対の弾性を備えた弾性脚部１８
を突設し、抜脱阻止機構１１として紐挿通孔１５の下縁
に外側へ突出する突部２０を突設して本体１の紐挿通孔
７内に介在させる。また弾性機構１７として弾性脚部１
８の先端には外方へ屈設した縁部１９を設け、縁部１９
がカム面９に摺接できるように形成されている。
の下面周縁に、締め紐Ａを挿通する紐挿通孔１５を穿設
した胴部１４としての一対の支持片２１を対向状に並設
し、この支持片２１の間に弾性機構１７として収容部５
に嵌入できる対向する一対の弾性を備えた弾性脚部１８
を突設し、抜脱阻止機構１１として紐挿通孔１５の下縁
に外側へ突出する突部２０を突設して本体１の紐挿通孔
７内に介在させる。また弾性機構１７として弾性脚部１
８の先端には外方へ屈設した縁部１９を設け、縁部１９
がカム面９に摺接できるように形成されている。
【００２８】摺動体２は弾性脚部１８を本体１のガイド
条８に沿って収容部５に嵌入し、頭部１３を押圧して突
部２０を紐挿通孔７に嵌入し、さらに押圧して本体１の
紐挿通孔７と摺動体２の紐挿通孔１５とを合致させた
後、紐挿通孔７および紐挿通孔１５に締め紐Ａを挿通し
た後、押圧を解除すると、弾性脚部１８がカム面９によ
って弾発し、摺動体２を上方へ反発させて締め紐Ａを挟
持して紐固定具は固定される。
条８に沿って収容部５に嵌入し、頭部１３を押圧して突
部２０を紐挿通孔７に嵌入し、さらに押圧して本体１の
紐挿通孔７と摺動体２の紐挿通孔１５とを合致させた
後、紐挿通孔７および紐挿通孔１５に締め紐Ａを挿通し
た後、押圧を解除すると、弾性脚部１８がカム面９によ
って弾発し、摺動体２を上方へ反発させて締め紐Ａを挟
持して紐固定具は固定される。
【００２９】締め紐Ａに固定された紐固定具は、本体１
の外表面に形成された成形面ファスナー４の雄部２３に
よって、紐固定具を使用している製品の表面に配備した
他の面ファスナー２４の雌部と係合し、紐固定具は捕捉
固定されブラブラと揺動することがない。なお成形面フ
ァスナー４の雄部２３の形態は図１に示す第１実施例お
よび第１，２変形例の形態を採用することが可能であ
る。
の外表面に形成された成形面ファスナー４の雄部２３に
よって、紐固定具を使用している製品の表面に配備した
他の面ファスナー２４の雌部と係合し、紐固定具は捕捉
固定されブラブラと揺動することがない。なお成形面フ
ァスナー４の雄部２３の形態は図１に示す第１実施例お
よび第１，２変形例の形態を採用することが可能であ
る。
【００３０】締め紐Ａに固定された紐固定具の具体的な
使用態様は、たとえば図９に示すように、スキーウェア
Ｂのフードの周縁に締め紐Ａを挿通し、この締め紐Ａの
端部に本体１と摺動体２とをセットした紐固定具を挿通
して締め紐Ａの締め付け強度あるいは長さ調節した後、
スキーウェアＢの表面に取り付けた面ファスナー２４の
雌部に対し、紐固定具の本体１における筒壁６に穿設し
て両側の紐挿通孔７に直交する外表面に植設した成形面
ファスナー４の雄部２３を係止することにより、紐固定
具はスキーウェアＢの表面へ捕捉固定され、ブラブラと
揺動するのを防ぐものである。
使用態様は、たとえば図９に示すように、スキーウェア
Ｂのフードの周縁に締め紐Ａを挿通し、この締め紐Ａの
端部に本体１と摺動体２とをセットした紐固定具を挿通
して締め紐Ａの締め付け強度あるいは長さ調節した後、
スキーウェアＢの表面に取り付けた面ファスナー２４の
雌部に対し、紐固定具の本体１における筒壁６に穿設し
て両側の紐挿通孔７に直交する外表面に植設した成形面
ファスナー４の雄部２３を係止することにより、紐固定
具はスキーウェアＢの表面へ捕捉固定され、ブラブラと
揺動するのを防ぐものである。
【００３１】
【発明の効果】この発明の紐固定具は、以上説明したと
おりの構成であり、この構成によって下記の効果を奏す
る。
おりの構成であり、この構成によって下記の効果を奏す
る。
【００３２】この発明のうち請求項１記載の発明は、筒
壁の外表面は円曲面に形成し、中央に収容部を設けて摺
動体の抜脱阻止機構を備え、両側の筒壁に紐挿通孔を貫
設し た本体と、胴部に紐挿通孔を両側に貫設し、下部に
弾性機構を備えた摺動体とから形成した熱可塑性樹脂製
の紐固定具において、本体の紐挿通孔と直交する筒壁の
外表面に平坦面を形成し、該平坦面に本体と一体に成形
した成形面ファスナーの雄部を植設したことによって、
紐固定具が本体と弾発性を備えた摺動体とからなり、締
め紐に挿通して用いる紐固定具が、使用製品の表面の所
定位置に簡単かつ確実に安定した状態で捕捉して固定で
き、紐固定具がブラブラと揺動して不快感を与えること
がないように形成でき、また成形面ファスナーの雄部を
表面に備えた紐固定具をきわめて簡単な作製手段によっ
て一体に作製でき、使い勝手のよい紐固定具のコストダ
ウンが図れる効果がある。
壁の外表面は円曲面に形成し、中央に収容部を設けて摺
動体の抜脱阻止機構を備え、両側の筒壁に紐挿通孔を貫
設し た本体と、胴部に紐挿通孔を両側に貫設し、下部に
弾性機構を備えた摺動体とから形成した熱可塑性樹脂製
の紐固定具において、本体の紐挿通孔と直交する筒壁の
外表面に平坦面を形成し、該平坦面に本体と一体に成形
した成形面ファスナーの雄部を植設したことによって、
紐固定具が本体と弾発性を備えた摺動体とからなり、締
め紐に挿通して用いる紐固定具が、使用製品の表面の所
定位置に簡単かつ確実に安定した状態で捕捉して固定で
き、紐固定具がブラブラと揺動して不快感を与えること
がないように形成でき、また成形面ファスナーの雄部を
表面に備えた紐固定具をきわめて簡単な作製手段によっ
て一体に作製でき、使い勝手のよい紐固定具のコストダ
ウンが図れる効果がある。
【００３３】請求項２および３記載の発明は、それぞれ
請求項１記載の発明の効果に加え、本体に対し摺動体を
嵌挿したとき、紐固定具全体が円筒体状あるいは球形体
状を呈する形に形成したことによって、デザイン的にも
優れスマートな紐固定具に形成でき、また感触のよい取
り扱い易い紐固定具に仕上げることができる効果があ
る。
請求項１記載の発明の効果に加え、本体に対し摺動体を
嵌挿したとき、紐固定具全体が円筒体状あるいは球形体
状を呈する形に形成したことによって、デザイン的にも
優れスマートな紐固定具に形成でき、また感触のよい取
り扱い易い紐固定具に仕上げることができる効果があ
る。
【００３４】請求項４記載の発明は、請求項１記載の発
明の効果に加え、本体の筒壁における両側の外表面に平
坦面２２を形成したことによって、紐固定具の使用時に
紐固定具の表裏を気にすることなく、迅速かつ容易に紐
固定具を使用製品の表面に捕捉固定することができる効
果がある。
明の効果に加え、本体の筒壁における両側の外表面に平
坦面２２を形成したことによって、紐固定具の使用時に
紐固定具の表裏を気にすることなく、迅速かつ容易に紐
固定具を使用製品の表面に捕捉固定することができる効
果がある。
【００３５】請求項５記載の発明は、請求項１記載の発
明の効果に加え、紐固定具の本体の外表面に成形面ファ
スナーの雄部を配し、この紐固定具を使用した製品の表
面の一部にこの成形面ファスナーの雄部と係合する他の
面ファスナーの雌部を配設し、双方の面ファスナーとが
係止可能に形成したことによって、紐固定具を使用した
製品の所定位置に任意の形で的確に捕捉固定することが
でき、また体裁よく紐固定具を配備することができる効
果があるなど、この発明が奏する効果はきわめて顕著で
ある。
明の効果に加え、紐固定具の本体の外表面に成形面ファ
スナーの雄部を配し、この紐固定具を使用した製品の表
面の一部にこの成形面ファスナーの雄部と係合する他の
面ファスナーの雌部を配設し、双方の面ファスナーとが
係止可能に形成したことによって、紐固定具を使用した
製品の所定位置に任意の形で的確に捕捉固定することが
でき、また体裁よく紐固定具を配備することができる効
果があるなど、この発明が奏する効果はきわめて顕著で
ある。
【図１】第１実施例の紐固定具の分離状態を示す斜視図
である。
である。
【図２】同上紐固定具の係止状態を示す図３におけるＡ
−Ａ断面図である。
−Ａ断面図である。
【図３】同上紐固定具の係止状態を示す図２におけるＢ
−Ｂ断面図である。
−Ｂ断面図である。
【図４】同上紐固定具の本体の縦断面図である。
【図５】同上紐固定具の本体の第１変形例を示す斜視図
である。
である。
【図６】同上紐固定具の本体の第２変形例を示す縦断面
図である。
図である。
【図７】第２実施例の紐固定具の分離状態を示す斜視図
である。
である。
【図８】同上紐固定具の係止状態を示す縦断面図であ
る。
る。
【図９】紐固定具の使用状態を示す斜視図である。
【図１０】第１公知例の紐固定具の係止状態を示す一部
切欠した正面図である。
切欠した正面図である。
【図１１】第２公知例の紐固定具の分離状態を示す斜視
図である。
図である。
１ 本体
２ 摺動体
４ 成形面ファスナー５
収容部
６ 筒壁
７ 紐挿通孔
１１ 抜脱阻止機構
１４ 胴部
１５ 紐挿通孔
１７ 弾性機構２２
平坦面 ２３
雄部 ２４
面ファスナー
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平９−140414（ＪＰ，Ａ)
特開 平10−234432（ＪＰ，Ａ)
特開 平10−155525（ＪＰ，Ａ)
実用新案登録3005670（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
A44B 21/00 611
A41D 27/22
A44B 11/02
Claims (5)
- 【請求項１】 筒壁６の外表面は円曲面に形成し、中央
に収容部５を設けて摺動体２の抜脱阻止機構１１を備
え、両側の筒壁６に紐挿通孔７を貫設した本体１と、胴
部１４に紐挿通孔１５を両側へ貫設し、下部に弾性機構
１７を備えた摺動体２とから形成した熱可塑性樹脂製の
紐固定具において、本体１の紐挿通孔７と直交する筒壁
６の外表面に平坦面２２を形成し、該平坦面２２に本体
１と一体に成形した成形面ファスナー４の雄部２３を植
設してなることを特徴とする紐固定具。 - 【請求項２】 本体１に対し摺動体２を嵌挿したとき、
円筒体状を呈する形に形成してなる請求項１記載の紐固
定具。 - 【請求項３】 本体１に対し摺動体２を嵌挿したとき、
球形体状を呈する形に形成してなる請求項１記載の紐固
定具。 - 【請求項４】 本体１の筒壁６における両側の外表面に
平坦面２２を形成してなる請求項１記載の紐固定具。 - 【請求項５】 紐固定具の本体１の外表面に成形面ファ
スナー４の雄部２３を配し、該紐固定具を使用した製品
の表面の一部に該成形面ファスナー４の雄部２３と係合
する他の面ファスナー２４の雌部を配設し、双方の面フ
ァスナー４，２４とが係止可能に形成してなる請求項１
記載の紐固定具。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP37205098A JP3463984B2 (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 紐固定具 |
| US09/461,889 US6339865B1 (en) | 1998-12-28 | 1999-12-15 | Cord fastener |
| DE69919117T DE69919117T2 (de) | 1998-12-28 | 1999-12-16 | Seilklemme |
| EP99125156A EP1018609B1 (en) | 1998-12-28 | 1999-12-16 | Cord fastener |
| TW090205716U TW511468U (en) | 1998-12-28 | 1999-12-22 | Cord fastener |
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP37205098A JP3463984B2 (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 紐固定具 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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Family
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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| Country | Link |
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| EP (1) | EP1018609B1 (ja) |
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| CN (1) | CN1196419C (ja) |
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| HK (1) | HK1026585A1 (ja) |
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| US7032276B1 (en) * | 2003-06-17 | 2006-04-25 | Casey Olson | Adjustable snap buckle |
| US7141283B2 (en) * | 2004-02-24 | 2006-11-28 | Velcro Industries B.V. | Fasteners |
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| US20060288546A1 (en) * | 2005-06-28 | 2006-12-28 | Nunglai Co., Ltd. | Strap latch |
| JP4648801B2 (ja) * | 2005-08-31 | 2011-03-09 | Ｙｋｋ株式会社 | 紐止具 |
| US20090278105A1 (en) * | 2008-05-07 | 2009-11-12 | Mcilwain Blake | Fence assembly |
| US8087195B2 (en) * | 2008-07-24 | 2012-01-03 | Duffy's Hunting Products, Inc. | Tree mounted apparatus |
| JP2011019622A (ja) | 2009-07-14 | 2011-02-03 | Nifco Inc | 紐状体の留め具 |
| CN102639023B (zh) * | 2009-11-30 | 2014-11-12 | Ykk株式会社 | 绳扣紧件 |
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| US9061807B2 (en) | 2012-05-08 | 2015-06-23 | Thomas & Betts International, Inc. | Cable tie head |
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1999
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- 1999-12-16 DE DE69919117T patent/DE69919117T2/de not_active Expired - Lifetime
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- 2000-09-20 HK HK00105921A patent/HK1026585A1/xx not_active IP Right Cessation
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