JP2000189219A - 紐固定具 - Google Patents

紐固定具

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JP2000189219A JP10372050A JP37205098A JP2000189219A JP 2000189219 A JP2000189219 A JP 2000189219A JP 10372050 A JP10372050 A JP 10372050A JP 37205098 A JP37205098 A JP 37205098A JP 2000189219 A JP2000189219 A JP 2000189219A
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フード付ダウンジャケットなどの表面へ容易
かつ安定して捕捉固定できる締め紐に挿通し、または端
部に挟着して用いる紐固定具を提供する。 【解決手段】 有底の円筒状の本体1の下部に一対のカ
ム面を設け、この本体1内に嵌装でき上部に胴部14と
その下側に一対の弾性を備えた弾性脚部18を設けた摺
動体2とから紐固定具は形成され、本体1と摺動体2と
に締め紐用の挿通孔7、15を設け、摺動体2を本体1
に嵌挿して押圧し締め紐を挿通後、解放すると摺動体2
の反発で締め紐が固定される。本体1の挿通孔7と直交
する表面に面ファスナー部材4を一体成形または溶接着
して設け、スキーウエアなどの表面に他の面ファスナー
部材を装着して、双方の面ファスナーを係止させること
により紐固定具を捕捉固定する。紐固定具は運動中また
強風などによりブラブラと揺動し不快感を与えることが
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スキーウエア、
フード付ダウンジャケット、ハーフコートなどの襟、ウ
エスト、裾回り、フードの周縁に取付けられた締め紐に
挿通して固定し、または締め紐の端部に固定して締め紐
の抜け止めに用いる紐固定具、また旅行用キャスターバ
ッグなどの表面に備えられたスライドファスナーのスラ
イダーの引手としての摘み紐の端部に取付けて用いる紐
固定具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来知られている締め紐に挿通して用い
る紐固定具は、図15に示すように摺動体の胴部に紐挿
通孔を設け、胴部の下側に一対の弾性を備えた脚部を突
設し、一方有底の円筒状の筒体に紐挿通孔を対設し、か
つ筒体の内面下方に一対の斜面を形成し、前記一対の弾
性脚部と斜面とを対設させて摺動体に弾発機能を付与し
た紐固定具が実公平1−39449号公報に開示されて
いる。
【0003】また図16に示すように、摺動体を嵌入し
ガイド部に沿って摺動できる中空部を設け、両側に紐挿
通孔を穿設した球形状の本体と、頭部の下面より下方に
一対の弾性脚部と、一対の支持片とを延出して設け、支
持片に頭部の下面と上部が接する紐挿通孔を穿設した摺
動体とからなり、摺動体を本体に挿入し、締め紐の先端
を頭部の下面に沿わせて挿入した後、本体の紐挿通孔に
挿通し、中空部の下方に形成した斜面によって弾性脚部
を反発させ、上方へ摺動体を弾出して締め紐を固定する
紐固定具が特開平9−23909号公報に開示されてい
る。
【0004】さらに締め紐の端部を挟持して用いる紐固
定具は、図17に示すように、同一形状の一対の挟持体
から形成され、挟持体は一端に締め紐を挿入するための
開口部を設け、この開口部から内方に締め紐を保持する
ための収容部を設け、この収容部における対向面に突起
を数本突設して締め紐を保持でき、収容部の両側に相手
の挟持体を衝合保持するための係合部を設け、締め紐の
端部を挟着できる紐固定具が特開平8−332104号
公報に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前項で述べた締め紐に
挿通して用いる紐固定具、あるいは締め紐の端部に挟着
して用いる紐固定具は、ともに紐固定具の表面が平滑で
あるため、捕捉することが難しく、紐固定具を使った衣
服を着用して運動するときとか、また強風のときなど紐
固定具がブラブラと揺れ動き不体裁であり、またときに
は紐固定具が顔面に当たり不快感を与えるなど問題点が
あった。
【0006】この発明は、上述の問題点を考慮して発明
したものであり、この発明のうち請求項1記載の発明
は、締め紐に挿通して用いる紐固定具また締め紐の端部
を挟持して用いる紐固定具を、安定した状態で簡単に捕
捉し保持できる保持機構を備え、保持機構として面ファ
スナー部材を紐固定具の表面に備えた、締め紐に挿通で
きる熱可塑性樹脂製の紐固定具、あるいは締め紐の端部
に挟着できる熱可塑性樹脂製の紐固定具を提供すること
が主たる目的である。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の目的に加え、紐固定具として締め紐に挿通して用い
る紐固定具であって、弾発性を備えた摺動体と、摺動体
を嵌装できる本体とから形成されたタイプの紐固定具で
本体の表面に保持機構として面ファスナー部材を備えた
紐固定具を提供することが目的である。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明の目的に加え、紐固定具として締め紐の端部に挟着し
て用いる紐固定具であって、同一形状の一対の挟持体か
ら形成され、挟持体は重合して係合できるタイプの紐固
定具で挟持体の表面に保持機構として面ファスナー部材
を備えた紐固定具を提供することが目的である。
【0009】請求項4および5記載の発明は、それぞれ
請求項1、2または3記載の発明の目的に加え、紐固定
具における本体、または組合された挟持体の片側の表面
に設ける保持機構として面ファスナー部材の雄部を配す
るが、それぞれ雄部の形態を特定することによって、優
れた保持機能が発揮できる紐固定具を提供することが目
的である。
【0010】請求項6記載の発明は、請求項1、2また
は3記載の発明の目的に加え、紐固定具における本体、
または組合された挟持体の片側の表面に設ける保持機構
として面ファスナーの雄部または雌部あるいは雌雄混在
部を配し、それぞれ使用態様によって優れた保持機能が
発揮できる紐固定具を提供することが目的である。
【0011】請求項7記載の発明は、請求項1、2また
は3記載の発明の目的に加え、紐固定具における本体、
または組合された挟持体の両側の表面に保持機構として
面ファスナー部材を配し、何れの面でも係合でき、優れ
た保持機能を発揮できる紐固定具を提供することが目的
である。
【0012】請求項8記載の発明は、請求項1、2また
は3記載の発明の目的に加え、紐固定具における本体、
または挟持体の表面に保持機構として面ファスナー部材
を配し、この紐固定具を用いた製品の表面に保持機構と
して他の面ファスナー部材を配して、双方の面ファスナ
ー部材が係合できる形態に形成し、紐固定具を使用した
製品において保持個所を固定し、的確かつ容易に係止で
き、体裁のよい紐固定具を備えた製品を提供することが
目的である。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、この発明のうち請求項1記載の発明は、締め紐Aを
挿通する紐挿通孔7、15、23を具有する紐固定具に
おいて、紐固定具における紐挿通孔7、23を避けた紐
固定具の外側表面に保持機構として面ファスナー部材4
を一体成形または溶接着して配設した熱可塑性樹脂製の
紐固定具を主な構成とするものである。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、紐固定具として締め紐Aを挿通する紐
挿通孔15を両側へ貫通し、その下部に弾性を備えた弾
性機構17を設けた摺動体2と、摺動体2を嵌装しその
抜脱阻止機構11を備え、両側に締め紐Aを挿通する紐
挿通孔7を穿設した円筒形、球形等からなる本体1とか
ら形成し、本体1の外側表面上に面ファスナー部材4を
配設した紐固定具である。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、紐固定具として重合して係止できる一
対の挟持体3から形成され、一対の挟持体3の上端に締
め紐Aを挿入できる紐挿通孔23を設け、挟持体3の対
向面に締め紐挟持機構26を設け、挟持体3の外側表面
上に面ファスナー部材4を配設した紐固定具である。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項1、2また
は3記載の発明の構成に加え、紐固定具における本体1
または挟持体3の外側表面上に配設する面ファスナー部
材4は、本体1または挟持体3と、射出成形手段あるい
は押出成形手段の一体成形によって面ファスナー部材4
の雄部30を形成した紐固定具である。
【0017】請求項5記載の発明は、請求項1、2また
は3記載の発明の構成に加え、紐固定具における本体1
または挟持体3の外側表面上に配設する面ファスナー部
材4は、射出成形手段あるいは押出成形手段によって、
成形した面ファスナー部材4の雄部30を、本体1また
は挟持体3の表面に溶着または接着した紐固定具であ
る。
【0018】請求項6記載の発明は、請求項1、2また
は3記載の発明の構成に加え、紐固定具における本体1
または挟持体3の外側表面上に配設する面ファスナー部
材4は、合成繊維のマルチフィラメント33あるいはモ
ノフィラメント32を織込み、または編込んで形成した
面ファスナー部材4であり、面ファスナー部材4は雄部
30または雌部31あるいは雌雄混在部からなり、この
面ファスナー部材4を、本体1または挟持体3の表面に
接着した紐固定具である。
【0019】請求項7記載の発明は、請求項1、2また
は3記載の発明の構成に加え、紐固定具における本体1
の両側の外側表面、または係合し組み合わされた挟持体
3の両側の外側表面に面ファスナー部材4を一体成形、
溶着、接着して配設した紐固定具である。
【0020】請求項8記載の発明は、請求項1、2また
は3記載の発明の構成に加え、紐固定具における本体1
または挟持体3の外側表面に面ファスナー部材4を配
し、この紐固定具を使用する製品、たとえばスキーウエ
ア、フード付ダウンジャケットなどの表面の一部に、こ
の面ファスナー部材4と係合する他の面ファスナー部材
40を配設し、双方の面ファスナー部材4、40が係止
できるように形成した紐固定具である。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明における紐固定具
の実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説
明する。
【0022】この発明の紐固定具は、図1〜4に示すよ
うに円筒状で有底の本体1と、円柱状の胴部14を上側
に配し、下側に弾性を備えた一対の弾性脚部18を具有
する摺動体2との2部材から形成され、摺動体2は本体
1内に嵌装できるように形成され、本体1および摺動体
2は、ポリアミド、ポリアセタール、ポリプロピレンな
どの熱可塑性樹脂を用いて射出成形手段あるいは押出成
形手段によって一体成形して形成する。
【0023】本体1は、横断面形状が円形を呈し、中央
に摺動体2を嵌装し収容できる収容部5を設け、この収
容部5の外側における円形の筒壁6の両側上部に締め紐
Aを挿通できる長円形の紐挿通孔7を穿設し、この紐挿
通孔7と直交する内面に断面凸状のガイド条8を突設
し、また紐挿通孔7の下方の内壁面に傾斜する平坦なカ
ム面9を形成するとともに、図3、4からわかるとお
り、カム面9の上方中央に内方へ突出する突条部10を
設け、この突条部10の下側には抜脱阻止機構11とし
ての透孔12が穿設されている。
【0024】この発明の紐固定具の特徴は、図1、2、
4に示すように、本体1における締め紐Aを挿通する紐
挿通孔7と直交する筒壁6の外側表面に平坦な基板を設
けて、その板上にフック状またはきのこ状を呈する面フ
ァスナー部材4の雄部30を一体的に形成する。面ファ
スナー部材4の雄部30は本体1を熱可塑性樹脂を用い
て射出成形手段、あるいは押出成形手段によって成形す
る際、同時に一体成形して面ファスナー部材4の雄部3
0を本体1の平滑面上の外側表面に形成する。
【0025】実施例では、面ファスナー部材4の雄部3
0はフックであり、縦方向に6つのフックが配設された
列を5列有する。そして全ての列のフックの向きが同一
で、下向きに形成されている。
【0026】次に摺動体2は、図1に示すように上部に
本体1の外径と略一致する平板状の頭部13を設け、こ
の頭部13の下側に収容部5に嵌装できる胴部14を設
け、この胴部14には横方向に貫通する締め紐Aを挿通
できる紐挿通孔15を穿設し、この紐挿通孔15と直交
する外面に凹溝のガイド溝16を設けて、本体1のガイ
ド条8を嵌入する。また紐挿通孔15を設けた胴部14
の下側に弾性機構17として下方へ延び両側が分離した
一対の弾性を備えた弾性脚部18を突設し、弾性脚部1
8の先端は円弧状で外方へ屈設した肉厚の縁部19を設
け、この縁部19は収容部5の下側に形成されたカム面
9に摺接し、したがって縁部19の一部は筒壁6に設け
た透孔12に図3に示すように挿入される抜脱阻止機構
11を形成し、本体1から摺動体2が抜脱するのを阻止
する形態に形成されている。
【0027】なお一方の紐挿通孔15の下側に突出する
突部20も摺動体2が本体1から脱出するのを締め紐A
を挿通した時に抑制し、また摺動体2を押圧したとき突
部20が紐挿通孔7の下縁に接して摺動を規制し、紐挿
通孔7と紐挿通孔15を合致させる働きをする。
【0028】この紐固定具は、摺動体2のガイド溝16
が本体1のガイド条8に対接するように弾性脚部18を
収容部5に嵌入し、摺動体2を下方へ押圧すると突部2
0が筒壁6に接して停止し、その際一対の弾性脚部18
がカム面9に圧接する。この状態で締め紐Aの先端を本
体1の一方の紐挿通孔7から摺動体2の紐挿通孔15お
よび他方の紐挿通孔7に挿通し、摺動体2の押圧を解除
すると、弾性脚部18の弾力によって摺動体2は上方へ
弾発されると同時に、締め紐Aを紐挿通孔7と紐挿通孔
15によって挟持して紐固定具を固定するものである。
【0029】締め紐Aに固定された紐固定具は、本体1
の外側表面に形成された面ファスナー部材4によって、
紐固定具を使用している製品たとえば図15に示すスキ
ーウエアBの表面に配した面ファスナー部材40と係合
し、紐固定具は捕捉固定されブラブラと揺動することが
ない。
【0030】摺動体2の下部に配設する弾性機構17と
しては、弾性脚部18の代りに胴部14の下側に別体の
コイルスプリングなど適宜形態のスプリングを本体1と
の間に介在させ、弾性機構17を形成することも可能で
ある。なおこの場合は有底の本体1の下部にカム面9を
設置しなくともよく、スプリングの固定を容易にする形
状に形成すればよい。
【0031】紐固定具の本体1の第1変形例として、図
5に示すように紐固定具は、円筒状の本体1における筒
壁6の外側表面で、紐挿通孔7と直交する片側の平坦面
上に成形する面ファスナー部材4の雄部30を、縦方向
に8個のフックが配設された列を1列おきに上下向きを
変えて3列配設し、熱可塑性樹脂を用いて面ファスナー
部材4の雄部30と本体1とを一体成形によって形成し
た紐固定具の本体1であって、雄部30の形態は随時変
更可能であり、その他の形態は第1実施例と同一であ
る。
【0032】紐固定具の本体1の第2変形例として図6
に示すように、紐固定具は円筒状の本体1における筒壁
6の外側表面で紐挿通孔7と直交する両側の平坦面上
に、面ファスナー部材4の雄部30を熱可塑性樹脂を用
いて本体1とともに一体成形した紐固定具の本体1であ
り、面ファスナー部材4の雄部30は本体1の両側面に
形成されている。その他の形態は第1実施例と同一であ
る。
【0033】紐固定具の本体1の第3変形例として図7
に示すように、紐固定具は円筒状の本体1における筒壁
6の外側表面で紐挿通孔7と直交する片側の平坦面上
に、熱可塑性樹脂を用いて射出成形手段または押出成形
手段によって、一体に成形した面ファスナー部材4の雄
部30を本体1上に熱溶着、あるいは接着剤を用いて接
着し、一体的に形成した紐固定具の本体1であり、その
他の形態は第1実施例と同一である。
【0034】紐固定具の本体1の第4変形例として図8
に示すように、紐固定具は円筒状の本体1における筒壁
6の外側表面で紐挿通孔7と直交する片側の平坦面上
に、ポリアミド、ポリエステルなどの合成繊維のマルチ
フィラメント33糸とモノフィラメント32糸を織込
み、または編込んで面ファスナー部材4の雄部30ある
いは雌雄混在部を形成し、この面ファスナー部材4を接
着剤を用いて本体1上に接着して一体的に形成した紐固
定具の本体1であり、その他の形態は第1実施例と同一
である。
【0035】紐固定具の本体1の第5変形例として図9
に示すように、紐固定具は円筒状の本体1における筒壁
6の外側表面で紐挿通孔7と直交する片側の平坦面上
に、合成繊維のマルチフィラメント33糸をループ状に
織込み、または編込んでブラッシングして、面ファスナ
ー部材4の雌部31を形成し、この面ファスナー部材4
を接着剤を用いて本体1上に接着して一体的に形成した
紐固定具の本体1であり、その他の形態は第1実施例と
同一である。
【0036】次に紐固定具の第2実施例について図1
0、11によって説明すると、熱可塑性樹脂から成形さ
れた本体1は、全体が球形で中央縦方向に摺動体2を嵌
装できる有底状の収容部5を設け、かつ収容部5の両側
に締め紐Aを挿通できる紐挿通孔7を設け、この紐挿通
孔7の中間に間隔をおいて2条のガイド部8、または1
条のガイド条8を設け、このガイド条8の下側に図11
に示すように傾斜した一対のカム面9が形成されてい
る。
【0037】そして本体1における締め紐Aを挿通する
紐挿通孔7と直交する筒壁6の外側表面に、上向きにフ
ック状あるいはきのこ状を呈する面ファスナー部材4の
雄部30を一体的に形成する。面ファスナー部材4の雄
部30は球形の筒壁6の表面で平坦面に形成された面上
にフック状またはきのこ状を呈するように、本体1を熱
可塑性樹脂を用いて射出成形または押出成形の際、一体
成形して面ファスナー部材4の雄部30を形成する。
【0038】摺動体2は球体を截断した形態の頭部13
の下面周縁に、締め紐Aを挿通する紐挿通孔15を穿設
した一対の支持片21を対向状に並設し、この支持片2
1の間に弾性機構17として収容部5に嵌入できる対向
する一対の弾性を備えた弾性脚部18を突設し、抜脱阻
止機構11として紐挿通孔15の下縁に外側へ突出する
突部20を突設して本体1の紐挿通孔7内に介在させ
る。また弾性機構17として弾性脚部18の先端には外
方へ屈設した縁部19を設け、縁部19がカム面9に摺
接できるように形成されている。
【0039】摺動体2は弾性脚部18を本体1のガイド
条8に沿って収容部5に嵌入し、頭部13を押圧して突
部20を紐挿通孔7に嵌入し、さらに押圧して本体1の
紐挿通孔7と摺動体2の紐挿通孔15とを合致させた
後、紐挿通孔7および紐挿通孔15に締め紐Aを挿通し
た後、押圧を解除すると、弾性脚部18がカム面9によ
って弾発し、摺動体2を上方へ反発させて締め紐Aを挟
持して紐固定具は固定される。
【0040】締め紐Aに固定された紐固定具は、本体1
の外側表面に形成された面ファスナー部材4の雄部30
によって、紐固定具を使用している製品の表面に配備し
た他の面ファスナー部材40の雌部31と係合し、紐固
定具は捕捉固定されブラブラと揺動することがない。な
お面ファスナー部材4および雄部30の形態は第1実施
例で説明した第1〜5変形例の形態を採用することが可
能である。
【0041】最後に紐固定具の第3実施例について図1
2〜14によって説明すると、この紐固定具は締め紐A
の端部を挟持して用いるもので、紐固定具は同一形状の
一対の挟持体3から形成され、挟持体3は一端に締め紐
Aを挿入するための開口部22が設けられ、この開口部
22は挟持体3が重合した際は、締め紐Aが挿入できる
紐挿通孔23を形成する。なお一対の挟持体3は必ずし
も同一形状でなくともよい。
【0042】挟持体3における開口部22から内側に、
2本の締め紐Aの先端を収容できる収容部25が形成さ
れ、この収容部25は図14に示すように一方に隔壁2
4を突設し、挟持体3を重合して組合せたとき収容部2
5が形成される。そして収容部25の対向面に締め紐A
を挟持できる挟持機構26として、数個の突起29を突
設して締め紐Aを圧迫するように形成し、隔壁24の反
対側には先端がフック状に形成された係合片27を突設
し、また隔壁24の外側に側面が開口する係合孔28を
横設して、組合せ相手の挟持体3の係合片27と係合で
きるように形成されている。
【0043】締め紐Aを挟持する挟持気候26として
は、突起29の代りに収容部25において締め紐Aの長
手方向と交差する方向に延設され、先端に鋸歯を備えた
突片を突設することも可能である。
【0044】一対の挟持体3の一方の挟持体3の外側表
面にフック状またはきのこ状を呈する面ファスナー部材
4の雄部30を、熱可塑性樹脂を用いて挟持体3を射出
成形または押出成形する際、同時に一体成形して形成す
る。
【0045】一対の挟持体3に締め紐Aを挟持させるに
は、図13に示すように一方の挟持体3の開口部22か
ら収容部25にかけて、締め紐Aの先端を引揃えて載置
し、その上方から他方の狭持体3を対向させて重合し、
それぞれの係合片27と係合孔28とを係合させること
によって、締め紐Aの端部に紐固定具を挟持させ固定す
ることができる。
【0046】そして挟持体3を重合して組合せた紐固定
具は、前例と同様に挟持体3の外側表面に形成した面フ
ァスナー部材4の雄部30によって、紐固定具を使用し
ている製品の表面に配した他の面ファスナー部材40の
雌部31と係合し、紐固定具は捕捉固定されブラブラと
揺動することがない。
【0047】この実施例の雄部30は、縦方向に8個の
フックが配された列を9列有し、全ての列のフックの向
きが同一で、下向きに形成されているが、フックの向き
を逆向き、すなわち上向きの列を一部の列に配置した
り、また各列のフックの数を必要な係合力を得るために
増減してもよいものである。
【0048】なお面ファスナー部材4の雄部30の形態
については、第1実施例で説明した第1〜5変形例の形
態を採用することが可能である。
【0049】さらに、この発明においては、締め紐Aの
途中に前記第1、2実施例の紐固定具を挿通し、この締
め紐Aの先端に第3実施例の紐固定具を挟着し、異種タ
イプの紐固定具を併用することも可能である。
【0050】
【発明の効果】この発明の紐固定具は、以上説明したと
おりの構成であり、この構成によって下記の効果を奏す
る。
【0051】この発明のうち請求項1記載の発明は、紐
挿通孔を有する熱可塑性樹脂製の紐固定具において、紐
固定具における紐挿通孔を避けた紐固定具の外表面に面
ファスナー部材を配設したことによって、締め紐に挿通
して用いる紐固定具、および締め紐の端部に挟着して用
いる紐固定具が、ともに使用製品の表面の所定位置に簡
単かつ安定した状態で捕捉して固定でき、紐固定具がブ
ラブラと揺動して不快感を与えることがないなどの効果
がある。
【0052】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の効果に加え、紐固定具として紐挿通孔を両側へ貫通
し、下部に弾性機構を有する摺動体と、摺動体を嵌装し
その抜脱阻止機構を備え、両側に紐挿通孔を有する本体
から形成し、本体の外表面に面ファスナー部材を配設し
たことによって、紐固定具が本体と弾発性を備えた摺動
体とからなり、締め紐に挿通して用いる紐固定具を簡単
かつ安定した状態で固定でき、使用製品に体裁よく捕捉
固定できる効果がある。
【0053】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明の効果に加え、紐固定具として重合して係合する一対
の挟持体から形成され、一対の挟持体の上端に紐挿通孔
を設け、挟持体の対向面に紐挟持機構を設け、挟持体の
外表面に面ファスナー部材を配設したことによって、紐
固定具が一対の挟持体から形成され、締め紐の端部に挟
着して用いる紐固定具を簡単かつ安定した状態で固定
し、使用製品に体裁よく捕捉固定できる効果がある。
【0054】請求項4記載の発明は、請求項1、2また
は3記載の発明の効果に加え、紐固定具における本体ま
たは挟持体の外表面に配設する面ファスナー部材は、本
体または挟持体と、射出成形あるいは押出成形手段の一
体成形によって面ファスナー部材の雄部を形成したこと
によって、紐固定具の本体または挟持体を成形と同時に
面ファスナー部材の雄部を一体成形するから生産の効率
がよく生産性の向上が図れる。また雄部が剥離すること
がないなどの効果がある。
【0055】請求項5記載の発明は、請求項1、2また
は3記載の発明の効果に加え、紐固定具における本体ま
たは挟持体の外表面に配設する面ファスナー部材は、射
出成形あるいは押出成形タイプの面ファスナー部材の雄
部を、本体または挟持体の表面に溶接着したことによっ
て、紐固定具の本体または挟持体に既存の射出成形また
は押出成形タイプの面ファスナー部材の雄部を簡易に用
いることができ、かつユーザーの要望に即応できる効果
がある。
【0056】請求項6記載の発明は、請求項1、2また
は3記載の発明の効果に加え、紐固定具における本体ま
たは挟持体の外表面上に配設する面ファスナー部材は、
合成繊維のマルチフィラメントあるいはモノフィラメン
トを織込み、または編込んで形成した面ファスナー部材
であり、この面ファスナー部材を本体または挟持体の表
面に接着したことによって、紐固定具の本体または挟持
体に既存の合成繊維のマルチフィラメントあるいはモノ
フィラメントを織込み、または編込んだ面ファスナー部
材の雄部または雌部あるいは雌雄混在部を簡易に用いる
ことができ、かつユーザーの要望に即応できる効果があ
る。
【0057】請求項7記載の発明は、請求項1、2また
は3記載の発明の効果に加え、紐固定具における本体の
両側外表面、または係合状態の挟持体の両側外表面に面
ファスナー部材を配設したことによって、使用時に紐固
定具の裏表を気にすることなく、迅速かつ容易に紐固定
具を使用製品の表面に捕捉固定することができる効果が
ある。請求項8記載の発明は、請求項1、2または3記
載の発明の効果に加え、紐固定具の外表面に面ファスナ
ー部材を配し、この紐固定具を使用した製品の表面の一
部に、この面ファスナー部材と係合する他の面ファスナ
ー部材を配設し、双方の面ファスナー部材が係止可能に
形成したことによって、紐固定具を使用した製品の所定
位置に任意の形で的確に捕捉固定することができ、また
体裁よく紐固定具を配備することができる効果があるな
ど、この発明が奏する効果はきわめて顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の紐固定具の分離状態を示す斜視図
である。
【図2】同上紐固定具の係止状態を示すA−A断面図で
ある。
【図3】同上紐固定具の係止状態を示すB−B断面図で
ある。
【図4】同上紐固定具の本体の縦断面図である。
【図5】同上紐固定具の本体の第1変形例を示す斜視図
である。
【図6】同上紐固定具の本体の第2変形例を示す縦断面
図である。
【図7】同上紐固定具の本体の第3変形例を示す縦断面
図である。
【図8】同上紐固定具の本体の第4変形例を示す縦断面
図である
【図9】同上紐固定具の本体の第5変形例を示す縦断面
図である。
【図10】第2実施例の紐固定具の分離状態を示す斜視
図である。
【図11】同上紐固定具の係止状態を示す縦断面図であ
る。
【図12】第3実施例の紐固定具の係止状態を示す斜視
図である。
【図13】同上紐固定具の係止状態を示す縦断面図であ
る。
【図14】同上紐固定具の係止状態を示すC−C断面図
である。
【図15】紐固定具の使用状態を示す斜視図である。
【図16】第1公知例の紐固定具の係止状態を示す一部
切欠した正面図である。
【図17】第2公知例の紐固定具の分離状態を示す斜視
図である。
【図18】第3公知例の紐固定具の分離状態を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 本体 2 摺動体 3 挟持体 4 面ファスナー部材 7 紐挿通孔 11 抜脱阻止機構 15 紐挿通孔 17 弾性機構 23 紐挿通孔 26 挟持機構 30 雄部 31 雌部 32 モノフィラメント 33 マルチフィラメント 40 面ファスナー部材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紐挿通孔7、15、23を有する紐固定
    具において、紐固定具における紐挿通孔7、23を避け
    た紐固定具の外表面に面ファスナー部材4を配設したこ
    とを特徴とする熱可塑性樹脂製の紐固定具。
  2. 【請求項2】 紐固定具として紐挿通孔15を両側へ貫
    通し下部に弾性機構17を有する摺動体2と、摺動体2
    を嵌装しその抜脱阻止機構11を備え、両側に紐挿通孔
    7を有する本体1から形成し、本体1の外表面上に面フ
    ァスナー部材4を配設してなる請求項1記載の紐固定
    具。
  3. 【請求項3】 紐固定具として重合して係合する一対の
    挟持体3から形成され、一対の挟持体3の上端に紐挿通
    孔23を設け、挟持体3の対向面に紐挟持機構26を設
    け、挟持体3の外表面上に面ファスナー部材4を配設し
    てなる請求項1記載の紐固定具。
  4. 【請求項4】 紐固定具における本体1または挟持体3
    の外表面上に配設する面ファスナー部材4は、本体1ま
    たは挟持体3と、射出成形あるいは押出成形手段の一体
    成形によって面ファスナー部材4の雄部30を形成して
    なる請求項1、2または3記載の紐固定具。
  5. 【請求項5】 紐固定具における本体1または挟持体3
    の外表面上に配設する面ファスナー部材4は、射出成形
    あるいは押出成形タイプの面ファスナー部材4の雄部3
    0を本体1または挟持体3の表面に溶接着してなる請求
    項1、2または3記載の紐固定具。
  6. 【請求項6】 紐固定具における本体1または挟持体3
    の外表面上に配設する面ファスナー部材4は、合成繊維
    のマルチフィラメント33あるいはモノフィラメント3
    2を織込みまたは編込んで形成した面ファスナー部材4
    であり、該面ファスナー部材4を本体1または挟持体3
    の表面に接着してなる請求項1、2または3記載の紐固
    定具。
  7. 【請求項7】 紐固定具における本体1の両側外表面ま
    たは係合状態の挟持体3の両側外表面に面ファスナー部
    材4を配設してなる請求項1、2または3記載の紐固定
    具。
  8. 【請求項8】 紐固定具の外表面に面ファスナー部材4
    を配し、該紐固定具を使用した製品の表面一部に該面フ
    ァスナー部材4と係合する他の面ファスナー部材40を
    配設し、双方の面ファスナー部材4、40とが係止可能
    に形成してなる請求項1、2または3記載の紐固定具。
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