JP3462448B2 - ダイヤフラムおよび往復動ポンプ - Google Patents

ダイヤフラムおよび往復動ポンプ

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JP3462448B2
JP3462448B2 JP2000155034A JP2000155034A JP3462448B2 JP 3462448 B2 JP3462448 B2 JP 3462448B2 JP 2000155034 A JP2000155034 A JP 2000155034A JP 2000155034 A JP2000155034 A JP 2000155034A JP 3462448 B2 JP3462448 B2 JP 3462448B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B43/00Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members
    • F04B43/0009Special features
    • F04B43/0054Special features particularities of the flexible members
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B43/00Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members
    • F04B43/02Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members having plate-like flexible members, e.g. diaphragms
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T117/00Single-crystal, oriented-crystal, and epitaxy growth processes; non-coating apparatus therefor
    • Y10T117/10Apparatus

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイヤフラムおよ
び往復動ポンプに関し、詳しくは、耐久性に優れたダイ
ヤフラム、および係るダイヤフラムを用いて形成された
懸濁液の搬送に適した往復動ポンプに関するものであ
る。さらに、詳しくは、懸濁液の一種である半導体CM
P工程におけるCMP用スラリーの搬送に適した往復動
ポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、往復動ポンプの一種として、
可動部たるピストンにダイヤフラムを用いた往復動ポン
プが知られている。通常、このような往復動ポンプを構
成するダイヤフラムは、耐摩耗性、耐食性に優れた材料
を用いて形成されている。また、かかる構成の往復動ポ
ンプにおいては、往復動部分における液の漏洩が構造上
皆無であり、ポンプ室には吸込側、吐出側ともに、逆止
弁としてのボール弁が設けられている。
【0003】ダイヤフラムを用いて構成された往復動ポ
ンプは、上述したように、漏洩等が皆無であり、耐摩耗
性等に優れたダイヤフラム等を用いて構成されているの
で、清水だけではなく、固体(粒状物等)を含んだ液体
(いわゆる「懸濁液」)をも搬送可能である。
【0004】そこで、従来技術においては、懸濁液を搬
送する際には、ダイヤフラムを用いて構成された往復動
ポンプ(以下、単に「往復動ポンプ」という。)が採用
されることもある。
【0005】従来技術に係る往復動ポンプとしては、例
えば、図4に示すような構成の往復動ポンプが知られて
いる。ここで、図4は、従来技術に係る往復動ポンプの
ポンプヘッド部近傍を示した概略断面図である。図4に
示された往復動ポンプは、ピストン部102を駆動させ
てダイヤフラム101を往復動させることによって、吸
入部103から吐出部104に懸濁液を搬送し得るよう
に構成されている。吸入部103上方には、吸入側チャ
ッキボール105が設けられ、吐出部104下方には、
吐出側チャッキボール106が設けられている。
【0006】図4に示されたダイヤフラム101は、ダ
イヤフラム固定部111とダイヤフラム押さえ部112
とを用いてその周縁部101a近傍を挟持することによ
って、固定されている。この固定された部分の詳細を示
しているのが図5である。図5は、図4に示された破線
領域Y内(Y部)の拡大図を示したものである。
【0007】従来技術に係る往復動ポンプは、ダイヤフ
ラム101の中心部たる可動部(挟持された周縁部10
1a以外の可動する部分)が往復動するので、この往復
動によって周縁部101aとダイヤフラム押さえ部11
2との間に漏れが発生しないように構成する必要があ
る。そこで、従来技術によれば、図5に示すように、ダ
イヤフラム固定部111、周縁部101a、およびダイ
ヤフラム押さえ部112との間に隙間を設けないように
して、ダイヤフラム101が強固に固定されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術に係るダイヤフラムおよび往復動ポンプは、次の
ような問題を有していた。
【0009】従来技術に係る往復動ポンプを構成してい
るダイヤフラム101は、上述したように、ダイヤフラ
ム固定部111とダイヤフラム押さえ部112とを用い
て、周縁部101aを挟持した状態で固定されている。
これは、従来技術においては、ダイヤフラム101と、
ダイヤフラム固定部111およびダイヤフラム押さえ部
112との間に隙間があると、ダイヤフラム101が往
復動することによって、この隙間に、懸濁液等が侵入し
て、ダイヤフラム101等の寿命に悪影響を及ぼすおそ
れがあるからである。したがって、図5に示すように、
従来技術においては、ダイヤフラム固定部111の端部
111bとダイヤフラム押さえ部112の端部112b
とで、ダイヤフラム101との間に隙間を生じることの
ないよう、強固に挟持している。以下、ダイヤフラム固
定部111の端部111bとダイヤフラム押さえ部11
2の端部112bとで挟持されたダイヤフラム101の
部位を、被挟持部101bという。
【0010】このように、被挟持部101bを強固に固
定すれば、ダイヤフラム101が静止している状態にお
いては、ダイヤフラム101と、ダイヤフラム固定部1
11およびダイヤフラム押さえ部112との間に懸濁液
等が侵入することはない。しかし、ピストン部102を
動かしてダイヤフラム101を駆動させている状態にお
いては、ダイヤフラム101が、被挟持部101bにて
屈曲を繰り返して往復動することとなるので、ダイヤフ
ラム101と、ダイヤフラム固定部111およびダイヤ
フラム押さえ部112との間に隙間が生じることは否め
ない。
【0011】よって、従来技術に係る往復動ポンプにお
いては、ダイヤフラム101を如何に強固に固定したと
しても、被挟持部101bが屈曲することによって、ダ
イヤフラム101(の被挟持部101b)とダイヤフラ
ム押さえ部112(の端部112b)との間に隙間が生
ずる。したがって、従来技術によれば、この隙間に懸濁
液等が侵入して、ダイヤフラム101とダイヤフラム押
さえ部112との間で過剰な摩擦が生じてダイヤフラム
101等の寿命に悪影響を及ぼす(ダイヤフラム101
等の耐久性が悪化する。また、漏洩を防止すべく強固に
挟持する部位と、往復動する際の屈曲部とが、一致もし
くは近接している場合には、ストレスが増幅されるた
め、ダイヤフラム101等の寿命に悪影響を及ぼす。)
等の問題があった。すなわち、従来技術に係る往復動ポ
ンプにおいては、上述した理由により、ダイヤフラム1
01に亀裂や割れ等が生ずるために、ダイヤフラムの耐
久性が低下し、ダイヤフラムの交換を頻繁に行う必要が
あった。
【0012】そこで、本発明は、上記従来技術に係る問
題点を解決するためになされたものであって、搬送流体
に接した状態で往復運動する際の耐久性を向上させるべ
く形成されたダイヤフラムを提供することを課題とす
る。また、本発明は、係るダイヤフラムを用いることに
よって、耐久性を向上させることが可能である(ダイヤ
フラムの交換頻度を低減させること等が可能である)往
復動ポンプを提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】すなわち、上記課題を解
決するための本発明は、流体を搬送させるために往復動
する可動部と、前記可動部の周縁に位置して固定のため
に挟持される周縁部とを用いて一体的に形成されたダイ
ヤフラムにおいて、前記周縁部の挟持された部位よりも
前記可動部側に、前記可動部が往復動する際の屈曲位置
が設けられていることを特徴としている。また、本発明
は、流体を搬送させるために往復動する可動部と、前記
可動部の周縁に位置して固定のために挟持される周縁部
とを用いて一体的に形成されたダイヤフラムであって、
往復動方向に積層された複数のダイヤフラム層を用いて
構成され、各層の厚さおよび形成材料の少なくとも一方
を調整することによって、前記可動部と、固定部の端部
と押さえ部の端部とで挟持された部位である被挟持部と
が略同様の厚さを有しつつ、前記被挟持部よりも前記可
動部側に、前記可動部が往復動する際の屈曲位置が設け
られることを特徴としている。さらに、本発明にかかる
ダイヤフラムは、前記複数のダイヤフラム層として第一
のダイヤフラム層と第二のダイヤフラム層とが設けら
れ、前記第二のダイヤフラム層よりも高い剛性を有する
前記第一のダイヤフラム層が、前記流体を搬送させる際
における前記流体に接する側に設けられており、前記可
動部および前記屈曲位置よりも前記被挟持部の方が、前
記第一のダイヤフラム層の占める割合が高くなるように
構成されていることが好ましい。また、本発明にかかる
ダイヤフラムは、前記複数のダイヤフラム層として第一
のダイヤフラム層と第二のダイヤフラム層とが設けら
れ、前記第二のダイヤフラム層よりも高い剛性を有する
前記第一のダイヤフラム層が、前記流体を搬送させる際
における前記流体に接する側に設けられており、前記被
挟持部は、前記第二のダイヤフラム層よりも前記第一の
ダイヤフラム層の方が厚く構成され、前記可動部および
前記屈曲位置は、前記第一のダイヤフラム層よりも前記
第二のダイヤフラム層の方が厚く構成されていることが
好ましい。
【0014】本発明に係るダイヤフラムによれば、前記
周縁部の挟持された部位ではなく、この部位よりも前記
可動部側の所定箇所が屈曲するので、前記周縁部の挟持
された部位は屈曲時の位置変動を受けないこととなり、
前記周縁部を挟持している部材と前記週縁部との間に隙
間が生じない。したがって、本発明に係るダイヤフラム
によれば、前記周縁部の挟持された部位と、前記周縁部
を挟持している部材との間に、前記流体が侵入すること
もないため、前記ダイヤフラムに発生する亀裂等を効果
的に防止し、搬送流体に接した状態で往復運動する際の
耐久性を向上させることが可能となる。また、本発明に
よれば、挟持部(押さえ部)と屈曲部とを分離すること
により、従来生じていた最大ストレスの増幅を効果的に
なくし、最大ストレスの軽減を図ることが可能となる。
【0015】また、本発明に係るダイヤフラムにおいて
は、前記周縁部における挟持された部位が、前記可動部
が往復動する際の屈曲位置よりも高い剛性を有するべく
形成されていることが好ましい。
【0016】この好ましい構成によれば、前記周縁部に
おける挟持された部位が、前記可動部が往復動する際の
屈曲位置よりも高い剛性を有しているので、前記周縁部
における挟持された部位が屈曲しない。したがって、こ
の好ましい構成によれば、前記周縁部の挟持された部位
と、前記周縁部を挟持している部材との間に、前記流体
が侵入することがないため、前記ダイヤフラムに発生す
る亀裂等を効果的に防止し、搬送流体に接した状態で往
復運動する際の耐久性を向上させることが可能となる。
【0017】さらに、本発明に係るダイヤフラムにおい
ては、前記周縁部が、前記可動部よりも高い剛性を有す
る材料を用いて形成されている構成が好ましい。
【0018】このような構成とすれば、前記周縁部の挟
持された部位の剛性を高めることが可能となり、上述し
た効果を容易に得ることができる。
【0019】また、本発明に係るダイヤフラムにおいて
は、前記周縁部における挟持された部位が、前記可動部
が往復動する際の屈曲位置よりも、前記可動部の往復動
方向に厚く形成されている構成が好ましい。
【0020】この好ましい構成によれば、前記周縁部に
おける挟持された部位が、前記可動部が往復動する際の
屈曲位置よりも、前記可動部の往復動方向に厚く形成さ
れていることによって、前記周縁部における挟持された
部位が、前記屈曲位置よりおも高い剛性を有することと
なる。したがって、この好ましい構成によれば、前記周
縁部における挟持された部位が屈曲しないので、前記周
縁部の挟持された部位と、前記周縁部を挟持している部
材との間に、前記流体が侵入することがない。よって、
この好ましい構成によれば、前記ダイヤフラムに発生す
る亀裂等を効果的に防止し、搬送流体に接した状態で往
復運動する際の耐久性を向上させることが可能となる。
【0021】また、本発明に係るダイヤフラムにおいて
は、前記ダイヤフラムが往復動方向に複数の層を有する
べく形成されており、前記複数の層のいずれかの層の剛
性を調整することによって、前記周縁部における挟持さ
れた部位が、前記可動部が往復動する際の屈曲位置より
も高い剛性を有するべく形成されていることが好まし
い。
【0022】また、本発明に係るダイヤフラムにおいて
は、前記ダイヤフラムが往復動方向に複数の層を有する
べく形成されており、前記複数の層のいずれかの層の厚
さを調整することによって、前記周縁部における挟持さ
れた部位が、前記可動部が往復動する際の屈曲位置より
も高い剛性を有するべく形成されていることが好まし
い。
【0023】また、本発明に係るダイヤフラムにおいて
は、前記ダイヤフラムが往復動方向に複数の層を有する
べく形成されており、前記複数の層のいずれかの層の厚
さを調整することによって、前記周縁部における挟持さ
れた部位が、前記可動部が往復動する際の屈曲位置より
も厚く形成されていることが好ましい。
【0024】さらに、上記課題を解決するための本発明
は、ダイヤフラムの往復動を用いて懸濁液の搬送を行う
往復動ポンプにおいて、前記ダイヤフラムが、流体を搬
送させるために往復動する可動部と、前記可動部の周縁
に設けられた周縁部とを用いて一体的に形成され、前記
周縁部が固定手段と押さえ手段とを用いて挟持された状
態で前記可動部が往復動しており、前記周縁部における
挟持された部位よりも前記可動部側に、前記可動部が往
復動する際の屈曲位置が設けられることを特徴としてい
る。
【0025】また、上記課題を解決するための本発明
は、ダイヤフラムの往復動を用いて懸濁液の搬送を行う
往復動ポンプにおいて、前記ダイヤフラムが、流体を搬
送させるために往復動する可動部と、前記可動部の周縁
に設けられた周縁部とを用いて一体的に形成され、前記
周縁部が固定手段と押さえ手段とを用いて挟持された状
態で前記可動部が往復動しており、前記周縁部における
挟持された部位よりも前記可動部側に、前記可動部が往
復動する際の屈曲位置が設けられており、前記ダイヤフ
ラムとして、上述した種々の構成を有するダイヤフラム
のいずれかが用いられることを特徴としている。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
実施の形態を説明する。
【0027】図1は、本発明の第一の実施形態に係る往
復動ポンプのポンプヘッド部近傍の概略断面図を示した
ものである。ここで示される往復動ポンプは、懸濁液を
搬送するために用いられる往復動ポンプである。特に、
半導体CMP工程におけるCMP用スラリーに適用され
る往復動ポンプである。ここでいう半導体CMP工程の
CMP用スラリーとは、スラリー濃度が5〜50wt
%、最大集合粒径が10μm以下のものである。また、
スラリーのコンポーネントとしては、シリカ系、酸化セ
リウム系、アルミナ系、ジルコニア系、二酸化マンガン
系の単成分もしくは混合物が用いられている。
【0028】図1に示された往復動ポンプは、ピストン
部12を駆動させてダイヤフラム11を往復動させるこ
とによって、第一の継手13に設けられた吸入部13a
から、第二の継手14に設けられた吐出部14aに対し
て懸濁液を搬送し得るように構成されている。また、ピ
ストン部12を駆動させる駆動源(図示省略)の方式
は、特定の方式に限定されるものではなく、機械式、エ
アー式、油圧式、電気式、マグネット式等のいずれの方
式でも適用可能であり、さらに、直接的であっても間接
的であってもよい。
【0029】ダイヤフラム11は、ポンプヘッド22
と、駆動源とポンプヘッド22との間に設けられたスペ
ーサ21とで挟持されている。ここで、スペーサ21は
ダイヤフラム11を挟持する際の固定部(以下、スペー
サは「固定部」ともいう。)として機能し、ポンプヘッ
ド22はダイヤフラム11を挟持する際の押さえ部(以
下、ポンプヘッドは「押さえ部」ともいう。)として機
能する。すなわち、ダイヤフラム11は、固定部21と
押さえ部22とを用い、その周縁部11a近傍を挟持す
ることによって固定されている。
【0030】第一の継手13には、懸濁液が貯留された
貯留タンク等の懸濁液供給源(図示省略)が接続されて
おり、第二の継手14には、何らかの目的に懸濁液を使
用する際の懸濁液受給部(図示省略)が接続されてい
る。この懸濁液受給部としては、例えば、CMP(Ch
emical Mechanical Polishi
ng)を行う際における研磨定盤上の研磨布(図示省
略)等があげられ、このCMPを行うために用いられる
懸濁液としては、上述したもの(スラリー濃度が5〜5
0wt%、最大集合粒径が10μm以下のものであっ
て、スラリーのコンポーネントとしては、シリカ系、酸
化セリウム系、アルミナ系、ジルコニア系、二酸化マン
ガン系の単成分もしくは混合物等が用いられているも
の)が考えられる。
【0031】また、吸入部13a上方には、吸入側チャ
ッキボール15が設けられ、吐出部14a下方には、吐
出側チャッキボール16が設けられている。
【0032】ポンプヘッド22には、懸濁液を搬送する
ための搬送路22aが形成されている。そして、本実施
形態においては、ダイヤフラム11を矢印B方向に動か
すことにより、搬送路22a内および各チャッキボール
15,16に対して負圧を発生させ、吸入側チャッキボ
ール15を持ち上げ(矢印C方向に持ち上げ)、吸入部
13aを介して搬送路22a内に懸濁液を吸入させる
(以下、この工程を「搬送第一工程」という。)。次
に、本実施形態においては、ダイヤフラム11を矢印B
の反対方向に動かすことにより、搬送路22a内および
各チャッキボール15,16に対して正圧を発生させ、
吐出側チャッキボール16を持ち上げ(矢印D方向に持
ち上げ)吐出部14aを介して搬送路22a内から懸濁
液を吐出させる(以下、この工程を「搬送第二工程」と
いう。)。すなわち、本実施形態に係る往復動ポンプに
おいては、上述した搬送第一工程および搬送第二工程を
繰り返すことによって(ダイヤフラム11を往復動させ
ることによって)、懸濁液の搬送処理を実現することが
可能となる。
【0033】図2は、図1に示されたポンプヘッド部近
傍の概略断面図の部分拡大図を示したものであり、具体
的には、図1の破線領域A内(A部)の拡大図を示した
ものである。
【0034】本実施形態においては、図1で説明したよ
うに、ダイヤフラム11は、固定部21と押さえ部22
とを用いて挟持して固定されている。また、図2を用い
てさらに詳細に説明すれば、ダイヤフラム11は、周縁
部11aおよびその近傍が、固定部21と押さえ部22
とを用いて挟持されており、挟持されているダイヤフラ
ム11の可動部11A側は、固定部21の端部21b
と、押さえ部22の端部22bとによって固定されてい
る。以下、固定部21の端部21bと押さえ部22の端
部22bとで挟持されたダイヤフラム11の部位を、被
挟持部11bという。
【0035】図1および図2に示された往復動ポンプを
構成するダイヤフラム11は、上述したように、可動部
11Aと周縁部11aとを用いて一体的に形成されてお
り、ここでは、それぞれ同一の材料を用いて形成されて
いる。そして、本実施形態においては、ダイヤフラム1
1の往復動方向(図2における矢印E方向)の厚みが、
ダイヤフラム可動部11Aよりも、被挟持部11bの方
が厚くなるべく、ダイヤフラム11が形成されている。
【0036】本実施形態に係る往復動ポンプは、以上の
ように形成されたダイヤフラム11を用いて構成されて
いるので、ダイヤフラム11を駆動させて懸濁液の搬送
を行う場合であっても、従来技術(図4および図5参
照)において発生していた問題点([発明が解決しよう
とする課題]参照)を生ずることなく、効果的に往復動
ポンプを駆動させることが可能となる。
【0037】すなわち、従来技術においては、ダイヤフ
ラム101を往復動させる際には被挟持部101bが屈
曲するために、ダイヤフラム101とダイヤフラム押さ
え部112との間に懸濁液等が侵入するという問題、お
よび漏洩を防止すべく強固に挟持する部位と、往復動す
る際の屈曲部とが、一致もしくは近接している場合に
は、ストレスが増幅されるため、ダイヤフラム101等
の寿命に悪影響を及ぼすという問題があったが(図5参
照)、本実施形態に係る往復動ポンプにおいては、ピス
トン部12を矢印E方向に往復動させる場合であって
も、ダイヤフラム11が被挟持部11bで屈曲すること
はないので、係る問題が生ずることはない。本実施形態
に係る往復動ポンプを構成するダイヤフラム11が往復
動する場合には、被挟持部11bよりも可動部11A側
の所定位置(以下「屈曲位置」ともいう。)11cが屈
曲することとなる。
【0038】このように、本実施形態に係るダイヤフラ
ム11において、被挟持部11bと屈曲位置11cとが
異なる位置になるのは、ダイヤフラム11の厚さ(ダイ
ヤフラム11の往復動方向の厚さ)を、適宜調整してい
るからである。具体的には、本実施形態においては、上
述したように、被挟持部11bを、可動部11Aよりも
厚く形成している。この厚さ調整を行うことにより、本
実施形態に係るダイヤフラム11によれば、被挟持部1
1bが屈曲位置11cよりも高い剛性を有することとな
る。よって、本実施形態によれば、被挟持部11bでは
なく、屈曲位置11cが繰り返し屈曲することによっ
て、ダイヤフラム11が駆動することとなる。
【0039】つまり、本実施形態に係る往復動ポンプに
よれば、ダイヤフラム11が往復動する際に、被挟持部
11bが屈曲しないので、被挟持部11bと押さえ部2
2との間に隙間が生ずることはなく、また、挟持部と屈
曲部とが同一位置とはならないため、最大ストレスを低
減させることが可能となる。したがって、本実施形態に
係る往復動ポンプによれば、懸濁液を搬送させるために
ダイヤフラム11(の可動部11A)を往復動させる場
合であっても、上記隙間が生じないことにより、被挟持
部11bと押さえ部22との間に対する懸濁液の侵入が
適切に防がれることとなるため、懸濁液の侵入に起因し
た過剰な摩擦等が解消され、ダイヤフラム11の亀裂や
割れ等が減少して、ダイヤフラム11の耐久性を向上さ
せることができる。
【0040】なお、本実施形態においては、ダイヤフラ
ムを駆動させた際における被挟持部の位置と屈曲位置と
を異なるべくダイヤフラムを形成するために、ダイヤフ
ラムの往復動方向の厚さを調整する場合について説明し
たが、本発明はこの構成に限定されるものではなく、被
挟持部が、可動部よりも高い剛性を有するべく形成され
ていればよい。例えば、被挟持部が、可動部よりも高い
剛性を有する材料を用いて形成されている等の構成が考
えられる。また、具体的には、図3に示すような構成が
あげられる。
【0041】図3は、本発明の他の実施形態に係る往復
動ポンプのポンプヘッド近傍の部分拡大断面図を示した
ものである。具体的には、先に説明した実施形態におけ
る図2に相当する図面を示したものである。
【0042】本実施形態に係る往復動ポンプは、基本的
には、図1および図2を用いて説明した実施形態と同様
の構成を有しており、主にダイヤフラムの構成が異な
る。そこで、以下には、先に説明した実施形態と異な
る、いわゆる図3に示した他の実施形態の特徴部分を中
心として、詳細に説明する。なお、特に説明しない部分
については、先に説明した実施形態(図1および図2参
照)と同様である。
【0043】図3に示されたダイヤフラム41は、固定
部21と押さえ部22とで挟持される周縁部41aと、
ピストン部12によって往復動可能である可動部41A
とを用いて一体的に形成されている。また、このダイヤ
フラム41は、第一のダイヤフラム層31と第二のダイ
ヤフラム層32とを積層させて構成されている。そし
て、第一のダイヤフラム層31は、第二のダイヤフラム
層32よりも高い剛性を有する材料を用いて形成されて
いる。第一のダイヤフラム層31としては、例えば、P
TFE、PFA、PE等が用いられ、第二のダイヤフラ
ム層32としては、例えば、ゴム等が用いられる。
【0044】本実施形態に係るダイヤフラム41は、上
述したように、固定部21と押さえ部22とを用いて挟
持して固定されている。具体的には、ダイヤフラム41
の周縁部41aおよびその近傍が、固定部21と押さえ
部22とを用いて挟持されており、挟持されているダイ
ヤフラム41の可動部41A側は、固定部21の端部2
1bと、押さえ部22の端部22bとによって固定され
ている。以下、固定部21の端部21bと押さえ部22
の端部22bとで挟持されたダイヤフラム41の部位
を、被挟持部41bという。
【0045】また、図3に示されたダイヤフラム41
は、上述すべく、第一のダイヤフラム層31と第二のダ
イヤフラム層32とから成り(いわゆる二層構造を有
し)、ダイヤフラム41の往復動方向(図5における矢
印E方向)については、被挟持部41bと可動部41A
とは略同様の厚さを有している。しかしながら、本実施
形態に係るダイヤフラム41においては、被挟持部41
bおよび可動部41Aを構成する第一のダイヤフラム層
31および第二のダイヤフラム層32の厚さが異なって
いる。すなわち、被挟持部41bにおいては、第一のダ
イヤフラム層31の方が厚く形成され、第二のダイヤフ
ラム層32の方が薄く形成されている。一方、可動部4
1Aにおいては、第二のダイヤフラム層32の方が厚く
形成され、第一のダイヤフラム層31の方が薄く形成さ
れている。
【0046】本実施形態に係る往復動ポンプは、以上の
ように形成されたダイヤフラム41を用いて構成されて
いるので、図1等を用いて説明した実施形態と同様に、
従来技術(図4および図5参照)において発生していた
問題点([発明が解決しようとする課題]参照)を生ず
ることなく、効果的に往復動ポンプを駆動させることが
可能となる。
【0047】すなわち、従来技術においては、ダイヤフ
ラム101を往復動させる際には被挟持部101bが屈
曲するために、ダイヤフラム101とダイヤフラム押さ
え部112との間に懸濁液等が侵入するという問題、お
よび漏洩を防止すべく強固に挟持する部位と、往復動す
る際の屈曲部とが、一致もしくは近接している場合に
は、ストレスが増幅されるため、ダイヤフラム101等
の寿命に悪影響を及ぼすという問題があったが(図5参
照)、本実施形態に係る往復動ポンプにおいては、ピス
トン部12を矢印E方向に往復動させる場合であって
も、ダイヤフラム41が被挟持部41bで屈曲すること
はないので、係る問題が生ずることはない。本実施形態
に係る往復動ポンプを構成するダイヤフラム11が往復
動する場合には、被挟持部41bよりも可動部41A側
の所定位置(以下「屈曲位置」ともいう。)41cが屈
曲することとなる。
【0048】このように、本実施形態に係るダイヤフラ
ム41において、被挟持部41bと屈曲位置41cとが
異なる位置になるのは、ダイヤフラム41を構成する際
の各層の剛性および厚さを適宜調整しているからであ
る。具体的には、本実施形態においては、上述したよう
に、被挟持部41bと可動部41Aとを略同様の厚さと
した状態で、可動部41Aよりも被挟持部41bの方
が、第一のダイヤフラム層31の占める割合が高くなる
ように(第二のダイヤフラム層32よりも第一のダイヤ
フラム層31の方が厚くなるように)、ダイヤフラム4
1が形成されている。すなわち、同様の厚さを有する状
態において、被挟持部41bの方が高い剛性を有する材
料を多く用いて形成されることとなるため、本実施形態
に係るダイヤフラム41によれば、被挟持部41bが屈
曲位置41cよりも高い剛性を有することとなる。よっ
て、本実施形態によれば、被挟持部41bではなく、屈
曲位置41cが繰り返し屈曲することによって、ダイヤ
フラム11が駆動することとなる。
【0049】つまり、本実施形態に係る往復動ポンプに
よれば、ダイヤフラム41が往復動する際に、被挟持部
41bが屈曲しないので、被挟持部41bと押さえ部2
2との間に隙間が生ずることはない。したがって、本実
施形態に係る往復動ポンプによれば、懸濁液を搬送させ
るためにダイヤフラム41(の可動部41A)を往復動
させる場合であっても、上記隙間が生じないことによ
り、被挟持部41bと押さえ部22との間に対する懸濁
液の侵入が適切に防がれることとなるため、懸濁液の侵
入に起因した過剰な摩擦等が解消され、ダイヤフラム4
1の亀裂や割れ等が減少して、ダイヤフラム41の耐久
性を向上させることができる。
【0050】なお、本実施形態においては、異なる二つ
の材料を用いて、多層的にダイヤフラムを形成する場合
について説明したが、本発明は、この二層構造に限定さ
れるものではなく、被挟持部の剛性が高くなるように、
必要に応じて、適宜、複数の材料を用いて、三層以上の
多層構造のダイヤフラムとしてもよい。
【0051】また、上述した各実施形態においては、懸
濁液を搬送するための往復動ポンプに対して、図2およ
び図3に示したダイヤフラムが用いられる場合について
説明したが、本発明はこの構成に限定されるものではな
い。すなわち、本発明に係るダイヤフラムは、その搬送
流体を懸濁液に限定するものではなく、懸濁液以外の他
の流体を搬送する場合であっても、上述した各実施形態
にて示すべく構成されたダイヤフラムであれば、上述し
た効果(ダイヤフラムの耐久性向上等)を適当に得るこ
とができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ダイヤフラムの各部の剛性等を適宜調整することによっ
て、搬送流体に接した状態で往復運動する際の耐久性を
向上させることが可能なダイヤフラムを得ることができ
る。また、本発明によれば、係るダイヤフラムを用いる
ことによって、耐久性を向上させることが可能である
(ダイヤフラムの交換頻度を低減させること等が可能で
ある)往復動ポンプを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態に係る往復動ポンプの
ポンプヘッド部近傍の概略断面図
【図2】図1のA部拡大図
【図3】本発明の他の実施形態に係る往復動ポンプにお
けるポンプヘッド近傍の部分拡大断面図
【図4】従来技術に係る往復動ポンプのポンプヘッド部
近傍の概略断面図
【図5】図4のY部拡大図
【符号の説明】
11,41…ダイヤフラム、11a,41a…周縁部、
11b,41b…被挟持部、11c,41c…屈曲位
置、11A,41A…可動部、12…ピストン部、13
…第一の継手、13a…吸入部、14…第二の継手、1
4a…吐出部、15…吸入側チャッキボール、16…吐
出側チャッキボール、21…スペーサ(固定部)、22
…ポンプヘッド(押さえ部)、22a…搬送路、31…
第一のダイヤフラム層、32…第二のダイヤフラム層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16J 3/00 - 3/06 F16J 15/52 F04B 43/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体を搬送させるために往復動する可動
    部と、前記可動部の周縁に位置して固定のために挟持さ
    れる周縁部とを用いて一体的に形成されたダイヤフラム
    であって、 往復動方向に積層された複数のダイヤフラム層を用いて
    構成され、 各層の厚さおよび形成材料の少なくとも一方を調整する
    ことによって、前記可動部と、固定部の端部と押さえ部
    の端部とで挟持された部位である被挟持部とが略同様の
    厚さを有しつつ、前記被挟持部よりも前記可動部側に、
    前記可動部が往復動する際の屈曲位置が設けられること
    を特徴とするダイヤフラム。
  2. 【請求項2】 前記複数のダイヤフラム層として第一の
    ダイヤフラム層と第二のダイヤフラム層とが設けられ、 前記第二のダイヤフラム層よりも高い剛性を有する前記
    第一のダイヤフラム層が、前記流体を搬送させる際にお
    ける前記流体に接する側に設けられており、 前記可動部および前記屈曲位置よりも前記被挟持部の方
    が、前記第一のダイヤフラム層の占める割合が高くなる
    ように構成されている請求項1に記載のダイヤフラム。
  3. 【請求項3】 前記複数のダイヤフラム層として第一の
    ダイヤフラム層と第二のダイヤフラム層とが設けられ、 前記第二のダイヤフラム層よりも高い剛性を有する前記
    第一のダイヤフラム層が、前記流体を搬送させる際にお
    ける前記流体に接する側に設けられており、 前記被挟持部は、前記第二のダイヤフラム層よりも前記
    第一のダイヤフラム層の方が厚く構成され、 前記可動部および前記屈曲位置は、前記第一のダイヤフ
    ラム層よりも前記第二のダイヤフラム層の方が厚く構成
    されている請求項1または2に記載のダイヤフラム。
  4. 【請求項4】 ダイヤフラムの往復動を用いて懸濁液の
    搬送を行う往復動ポンプにおいて、 前記ダイヤフラムが、流体を搬送させるために往復動す
    る可動部と、前記可動部の周縁に設けられた周縁部とを
    用いて一体的に形成され、前記周縁部が固定手段と押さ
    え手段とを用いて挟持された状態で前記可動部が往復動
    しており、前記周縁部における挟持された部位よりも前
    記可動部側に、前記可動部が往復動する際の屈曲位置が
    設けられており、 前記ダイヤフラムとして、請求項1から3のいずれか1
    項に記載のダイヤフラムが用いられることを特徴とする
    往復動ポンプ。
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