JP3462082B2 - 分析用熱処理炉 - Google Patents

分析用熱処理炉

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JP3462082B2
JP3462082B2 JP11571298A JP11571298A JP3462082B2 JP 3462082 B2 JP3462082 B2 JP 3462082B2 JP 11571298 A JP11571298 A JP 11571298A JP 11571298 A JP11571298 A JP 11571298A JP 3462082 B2 JP3462082 B2 JP 3462082B2
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昌三 有賀
和弘 本間
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東芝セラミックス株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は分析用熱処理炉に係
わり、特に試料の汚染を防止した分析用熱処理炉に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、炭素質材料を試料として、この
試料に含有される不純物を原子吸光法、誘導結合プラズ
マ質量分析法(IPC−MS)、IPC発光分析法およ
び吸光光度法等を用いて測定する場合、前処理として試
料を粉末としたのち灰化して不純物を灰分として濃縮
し、必要に応じ酸あるいはアルカリ溶解する。
【0003】試料を灰化するには、試料を加熱炉に入れ
大気中あるいは酸素気流中で500〜1100℃に昇温
し、炭素を二酸化炭素として除去し、残った灰分を得て
いる。
【0004】試料の加熱時に用いられる加熱炉には、従
来から耐火レンガ製あるいは、石英製パイプを炉芯管と
した横型電気炉が用いられていた。
【0005】これらの加熱炉により産出された灰分に
は、加熱炉を清浄な状態に保つのが難しいため、炉内雰
囲気からの汚染物が混入し、この灰分をppbオーダあ
るいはそれ以下の分析には使用できないという問題があ
った。
【0006】また、上述した加熱炉に一度に多くの試料
を収納した場合、炉内温度分布が均一でなく、試料を置
いた場所により試料の灰化時間にバラツキを生じ作業効
率が悪かった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで炉内雰囲気から
灰分への汚染物の混入がなく、所定時間で一度に多くの
試料を均一に灰化できる分析用熱処理炉が要望されてい
た。
【0008】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、炉内雰囲気から灰分への汚染物の混入がなく、
所定時間で一度に多くの試料を均一に灰化できる分析用
熱処理炉を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた本願請求項1の発明は、開口部を有する石英
ガラス製の外容器と、この外容器に前記開口部を介して
収納され、開口部を有する石英ガラス製の内容器とこの
内容器の開口部を開閉自在に塞ぐ炉底板とで形成される
炉本体と、この炉本体を着脱自在に支持する炉部材と、
前記炉本体を加熱するヒータとを有し、前記炉底板を炉
部材から離間させることにより、前記炉本体を開放する
ことなく前記炉本体を他所に移動可能にしたことを特徴
とする分析用熱処理炉であることを要旨としている。
【0010】本願請求項2の発明では、上記炉底板が石
英ガラスであることを特徴とする請求項1に記載の分析
用熱処理炉であることを要旨としている。
【0011】本願請求項3の発明では、上記炉部材は上
記外容器の開口部を塞ぐ蓋体であり、この蓋体が前記外
容器に前記炉本体と共に収納されることを特徴とする請
求項1または2に記載の分析用熱処理炉であることを要
旨としている。
【0012】本願請求項4の発明では、上記炉部材は上
記外容器の開口部を塞ぐ蓋体であり、この蓋体は前記外
容器外にあり、上記炉本体は前記外容器に収納されるこ
とを特徴とする請求項1または2に記載の分析用熱処理
炉であることを要旨としている。
【0013】本願請求項5の発明では、試料用容器は上
記炉底板に載置され、上記ヒータは前記炉底板の前記試
料用容器が載置される面とは反対の面に対向して設けら
れたことを特徴とする請求項1ないし4いずれかに記載
の分析用熱処理炉であることを要旨としている。
【0014】本願請求項6の発明では、上記炉部材は上
記外容器の開口部を塞ぎ上記ヒータが内装された蓋体で
あり、この蓋体に上記炉本体が着脱自在に載置されるこ
とを特徴とする請求項1ないし5いずれかに記載の分析
用熱処理炉であることを要旨としている。
【0015】本願請求項7の発明では、上記外容器およ
び上記蓋体に断熱材が設けられたことを特徴とする請求
項6に記載の分析用熱処理炉であることを要旨としてい
る。
【0016】本願請求項8の発明では、上記炉本体は昇
降自在に設けられ上昇位置において上記外容器内に収納
されることを特徴とする請求項1ないし7いずれかに記
載の分析用熱処理炉であることを要旨としている。
【0017】本願請求項9の発明では、上記炉本体の炉
底板および蓋体を貫通する試料灰化用のガス供給管を設
けたことを特徴とする請求項6に記載の分析用熱処理炉
であることを要旨としている。
【0018】本願請求項10の発明では、上記外容器
と、この外容器の開口部を適宜塞ぐ蓋体と、前記外容器
内の断熱空間に適宜収納される上記炉本体と、この炉本
体が載置される蓋体を昇降させる昇降機構を筐体内に一
体に収納したことを特徴とする請求項8に記載の分析用
熱処理炉であることを要旨としている。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる分析用熱処
理炉の実施の形態について添付図面に基づき説明する。
【0020】分析用熱処理炉1は開口部2を有する石英
ガラス例えば透明石英ガラス製の外容器3と、この外容
器3に例えば全体が収納された炉本体4と、この炉本体
4を加熱するヒータ5で形成されている。
【0021】外容器3は耐熱性の断熱材6で囲繞され、
開口部2は耐熱性の断熱材7が充填された蓋体8で塞が
れ、炉空間9が形成される。蓋体8は外容器3に収納さ
れるようにして開口部2で塞いでいるので、炉空間9の
断熱性は極めてよく、熱処理炉1の熱効率もよい。
【0022】炉空間9に収納される炉本体4は、開口部
10を有する石英ガラス例えば透明石英ガラス製の内容
器11と開口部10を塞ぐ石英ガラス例えば透明石英ガ
ラス製の炉底板12とで形成されおり、内容器11は炉
底板12に開閉自在例えば着脱自在に開口部10を当接
させて載置されている。
【0023】上述の外容器3、内容器11および炉底板
12は、透明石英ガラス製に限定されることはなく、石
英ガラス製であれば不透明石英ガラス製であってもよ
い。
【0024】また、炉本体4は外容器3の開口部2を介
して、内容器11と共に炉底板12が出し入れ可能に収
納され、炉本体4全体が外容器3の炉空間9に収納され
るようになっている。
【0025】炉本体4内には、炉底板12に着脱自在に
載置されて石英ガラス例えば透明石英ガラス製で内容積
が20〜100CC例えば50CCの試料用容器13が
複数収納されている。
【0026】さらに、炉本体4を加熱するヒータ5は、
炉本体4を均一に面加熱するように炉底板12の下部あ
るいは近傍に全面に亘りスパイラル形状あるいはジグザ
グ状に配列され、かつヒータ5は炉底板12を介して試
料用容器13と対向し、熱処理炉1の構成部材をなす上
述の円筒形状の蓋体8内に設けられている。ヒータ5が
炉底板12を介して試料用容器13と対向して設けられ
ているので、炉本体4の加熱および試料の加熱を効率よ
く行える。
【0027】また試料用容器13を平板状の炉底板12
に安定的に載置でき、さらに、スパイラル状のヒータ5
に対向して炉底板12上に試料用容器13を任意に例え
ばリング状に載置できるので、一度に多数の試料用容器
13を均等に加熱できる。
【0028】また、ヒータ5を蓋体8内に設けたので熱
処理炉1のスペース効率をよくすることができ、さらに
炉本体4が載置される蓋体8に設けられているので加熱
効率がよい。
【0029】また、炉本体4は、蓋体8に着脱自在に載
置されており、炉底板12を炉部材例えば蓋体8から離
脱させることにより、内容器11を開放することなく炉
本体4を他所に移動可能になっている。
【0030】炉底板12が着脱自在に載置される蓋体8
は昇降機構14により昇降ロット15を介して昇降自在
になっており、蓋体8が最高上昇位置にあるときには、
炉本体4は完全に炉空間9内に収納され、図1中に一点
鎖線で示すように蓋体8が最低降下位置にあるときに
は、炉本体4は完全に炉空間9外に露出して、炉本体4
を他所に容易に移動できるようになっている。炉本体4
を上下動可能な構造にしたので熱処理炉1のスペース効
率もよく、さらに炉本体4出し入れ時の炉本体4の蓋体
8上での安定性もよい。
【0031】また、炉本体4に試料灰化用ガスを供給す
るためのガス供給管16および炉本体4の温度を測定す
る温度測定手段として熱電対17を案内する連通管18
が炉底板12および蓋体8に穿設された貫通孔19を貫
通して設けられている。
【0032】ガス供給管16、連通管18を炉底板12
および蓋体8の貫通孔18を貫通して設けたので、加工
が難しい外容器3あるいは内容器11に貫通孔を穿設す
る必要がなく、さらに炉本体4の着脱が容易である。
【0033】なお、20は、外容器3、蓋体8、炉本体
4および昇降機構14等一体に収納する筐体である。昇
降機構14を含むすべての炉構成部材が筐体20内一体
に収納されているので、スペース効率、作業性、および
移動性もよい。また、21は内容器11を着脱するのに
用いる把手である。
【0034】本発明に係わる分析用熱処理炉1は、上述
のような構造になっているから、試料を灰化するには、
例えばクリーンルーム内で、試料を必要数の試料用容器
13に入れ、この試料用容器13を炉底板12に載置す
る。
【0035】しかる後、内容器11を試料用容器13に
かぶせ炉底板12と共に炉本体4を形成する。
【0036】なお、蓋体8は予め昇降機構14を図1中
に一点鎖線で示すような最低降下位置させておく。
【0037】試料の入った試料用容器13を収納した炉
本体14を貫通孔19にガス供給管16および連通管1
8が貫通するように蓋体8上に載置し、昇降機構14を
作動させ炉本体4および蓋体8を最上位まで上昇させ
る。
【0038】最上位まで上昇された蓋体8は外容器3に
収納されて炉空間9を形成し、この炉空間9に炉本体4
を収納させる。
【0039】しかる後、ガス供給管16を介して酸素ガ
スを炉本体4に送り、さらにヒータ5により炉本体4を
加熱する。
【0040】熱電対17により炉内温度を測定しながら
所定時間、炉本体4内をヒータ5で加熱しながら、試料
を燃焼させて灰化させる。この試料の灰化過程におい
て、酸素ガスが連続的に供給され、炉本体4内は炉空間
9内より高圧に維持されるので、極少量の燃焼ガスが、
内容器11と炉底板12間のわずかな間隙から流出す
る。
【0041】従って、不純物が圧力の低い炉空間9から
圧力の高い炉本体4内に侵入して灰分を汚染することが
ない。
【0042】さらに、外容器3、内容器11が石英ガラ
ス製であるので、極めて高純度であり、外容器3、内容
器11が加熱されても、不純物が発生し炉本体4内の灰
分を汚染することがない。さらに、炉底板12が石英ガ
ラス製であるので、不純物の発生による灰分の汚染を一
層よく防止できる。
【0043】また、灰化完了後、図1中に一点鎖線で示
すように蓋体を最低降下位置まで降下させ、炉本体4を
完全に炉空間9外に露出させ、炉底板12をもって炉本
体4を蓋体8から離間さて炉本体4を開放することなく
炉本体4を例えばクリーンルームに移動する。
【0044】このクリーンルーム内で把手21を持って
内容器11を持ち上げ炉本体4を開放し、試料用容器1
3から灰分を取り出すことで、汚染のない灰分が得られ
る。この灰分を用いppbオーダの測定を行うことがで
きる。
【0045】本実施の形態では、一度に大量の試料を効
率よく、かつ熱効率よく、さらに不純物の発生の少ない
熱処理炉1により汚染なく灰分を作ることができるばか
りでなく、炉本体4を開放することなくクリーンルーム
等に移せるので、灰分を汚染なく取り出し測定すること
ができる。
【0046】次に、本発明に係わる分析用熱処理炉の他
の実施形態について説明する。
【0047】図2に示すように、本実施の形態の熱処理
炉31は、上述の第1の実施の形態の熱処理炉1と同様
の構成において、蓋体8を変更したものである。すなわ
ち、熱処理炉31の蓋体32は、熱処理炉31の断熱材
33により囲繞された外容器34の開口部35を塞いで
炉空間36を形成する。内容器37と炉底板38とで形
成される炉本体39は炉空間36内に収納され、蓋体3
2は炉空間36外に位置し、蓋体32に上面外周部40
が断熱材33の下面41に当接して炉空間36の断熱を
保つようになっている。
【0048】蓋体32を炉空間36外に位置させること
により、熱処理炉31の高さを低くすることが可能とな
り、コンパクトな熱処理炉31が得られる。
【0049】
【実施例】(1)試験目的:本発明に係わる分析用熱処
理炉(実施例)および従来の石英炉芯管を用いた横型炉
(従来例)を用い、高純度化処理済みの炭素材を灰化
し、灰分に含まれる金属をICP質量分析法により測定
し、各炉の灰分への汚染状態を比較する。
【0050】(2)灰化条件: 試料;炭素材15g
炉温度;800℃ 時間;16時間 酸素流量;0.8リットル/分 (3)測定結果:測定結果は表1のとおりである。
【0051】
【表1】
【0052】実施例により灰化された灰分中の金属含有
量は、最少のCuおよびNiの0.07ppb以下とす
るのをはじめ、最大のNaでも0.93ppbと極めて
少量である。
【0053】一方従来例は最少のCuでも2.00pp
bと実施例の28.6倍以上を含有し、最大のFeでは
12.67ppbを含有し、実施例の97.5倍も含有
する。
【0054】上述のように従来例により灰化された灰分
は著しく金属により汚染せれていることがわかる。
【0055】実施例では金属による汚染は少なく、pp
bオーダの測定も可能であることがわかった。
【0056】
【発明の効果】本発明に係わる分析用熱処理炉によれ
ば、外容器、内容器を極めて高純度の石英ガラス製にし
たので、不純物が発生し炉本体内の灰分を汚染すること
がなく、また炉本体を開放することなくクリーンルーム
等に移動できるようにしたので炉雰囲気等で灰分が汚染
されることなく、さらに炉底板に一度に多く試料用容器
の載置を可能にし、一度の熱処理で多くの試料を均一に
灰化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる分析用熱処理炉の一部を切欠し
た縦断面図。
【図2】本発明に係わる分析用熱処理炉の他の実施の形
態の一部を切欠した縦断面図。
【符号の説明】
1 分析用熱処理炉 2 開口部 3 外容器 4 炉本体 5 ヒータ 6 断熱材 7 断熱材 8 蓋体 9 炉空間 10 開口部 11 内容器 12 炉底板 13 試料用容器 14 昇降機構 15 昇降ロット 16 ガス供給管 17 熱電対 18 連通管 19 貫通孔 20 筐体 31 分析用熱処理炉 32 蓋体 33 断熱材 34 外容器 35 開口部 36 炉空間 37 内容器 38 炉底板 39 炉本体 40 上面外周部 41 下面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 31/12 G01N 1/28 G01N 25/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を有する石英ガラス製の外容器
    と、この外容器に前記開口部を介して収納され、開口部
    を有する石英ガラス製の内容器とこの内容器の開口部を
    開閉自在に塞ぐ炉底板とで形成される炉本体と、この炉
    本体を着脱自在に支持する炉部材と、前記炉本体を加熱
    するヒータとを有し、前記炉底板を炉部材から離間させ
    ることにより、前記炉本体を開放することなく前記炉本
    体を他所に移動可能にしたことを特徴とする分析用熱処
    理炉。
  2. 【請求項2】 上記炉底板が石英ガラスであることを特
    徴とする請求項1に記載の分析用熱処理炉。
  3. 【請求項3】 上記炉部材は上記外容器の開口部を塞ぐ
    蓋体であり、この蓋体が前記外容器に前記炉本体と共に
    収納されることを特徴とする請求項1または2に記載の
    分析用熱処理炉。
  4. 【請求項4】 上記炉部材は上記外容器の開口部を塞ぐ
    蓋体であり、この蓋体は前記外容器外にあり、上記炉本
    体は前記外容器に収納されることを特徴とする請求項1
    または2に記載の分析用熱処理炉。
  5. 【請求項5】 試料用容器は上記炉底板に載置され、上
    記ヒータは前記炉底板の前記試料用容器が載置される面
    とは反対の面に対向して設けられたことを特徴とする請
    求項1ないし4いずれかに記載の分析用熱処理炉。
  6. 【請求項6】 上記炉部材は上記外容器の開口部を塞ぎ
    上記ヒータが内装された蓋体であり、この蓋体に上記炉
    本体が着脱自在に載置されることを特徴とする請求項1
    ないし5いずれかに記載の分析用熱処理炉。
  7. 【請求項7】 上記外容器および上記蓋体に断熱材が設
    けられたことを特徴とする請求項6に記載の分析用熱処
    理炉。
  8. 【請求項8】 上記炉本体は昇降自在に設けられ上昇位
    置において上記外容器内に収納されることを特徴とする
    請求項1ないし7いずれかに記載の分析用熱処理炉。
  9. 【請求項9】 上記炉本体の炉底板および蓋体を貫通す
    る試料灰化用のガス供給管を設けたことを特徴とする請
    求項6に記載の分析用熱処理炉。
  10. 【請求項10】 上記外容器と、この外容器の開口部を
    適宜塞ぐ蓋体と、前記外容器内の断熱空間に適宜収納さ
    れる上記炉本体と、この炉本体が載置される蓋体を昇降
    させる昇降機構を筐体内に一体に収納したことを特徴と
    する請求項8に記載の分析用熱処理炉。
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