JP3461891B2 - トランジスタ・スイッチング - Google Patents

トランジスタ・スイッチング

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JP3461891B2
JP3461891B2 JP00981494A JP981494A JP3461891B2 JP 3461891 B2 JP3461891 B2 JP 3461891B2 JP 00981494 A JP00981494 A JP 00981494A JP 981494 A JP981494 A JP 981494A JP 3461891 B2 JP3461891 B2 JP 3461891B2
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    • H03K17/16Modifications for eliminating interference voltages or currents
    • H03K17/161Modifications for eliminating interference voltages or currents in field-effect transistor switches
    • H03K17/162Modifications for eliminating interference voltages or currents in field-effect transistor switches without feedback from the output circuit to the control circuit
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
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    • G05F3/00Non-retroactive systems for regulating electric variables by using an uncontrolled element, or an uncontrolled combination of elements, such element or such combination having self-regulating properties
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    • G05F3/08Regulating voltage or current wherein the variable is dc
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    • G05F3/16Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices
    • G05F3/20Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトランジスタ・スイッチ
ングに関し、特に集積回路装置用の出力ドライバに使用
される電界効果トランジスタ、および、斯かる集積回路
装置に使用される電界効果トランジスタに適用される。
さらに詳しくは、本発明は、斯かるトランジスタの相互
コンダクタンスの検出方法、ならびに相互コンダクタン
スの検出方法、および検出回路に依存した斯かるトラン
ジスタのスイッチング速度を制御する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】集積回路装置は一般に、出力端子または
出力パッドから、接続されたプリント回路基板上の負荷
回路へ加えられる出力信号を発生するために使用され
る。信号をICチップの出力パッドからプリント回路基
板上の負荷へ高速伝送するには様々なトラブルが伴う。
信号がチップから出力される毎に、外部負荷キャパシタ
ンスは出力ドライバ回路および電圧供給回線のインダク
タンスを経て、放電したり充電したりしなければならな
い。インダクタンスは結合電線やリードフレームなど従
来の機構に影響される事がある。ドライバ回路によって
駆動されるキャパシタンスは、プリント回路基板のトラ
ック・キャパシタンス、プリント回路基板上の装置の負
荷キャパシタンス、およびその他の集積回路入力キャパ
シタンスまたは出力キャパシタンスの混在によって形成
される。集積回路装置がプリント回路基板上の負荷に接
続されると、集積回路チップ上の接地および電源回線、
ならびにプリント回路基板上の負荷回路に接続された出
力パッドとが、それぞれインダクタンスおよびキャパシ
タンスを含む回路に接続されるため、出力パッドから出
力信号を伝送する際に共振を生じる。こうして生じた電
圧の振動は、以後電源変動と称されるオンチップ接地線
と電源回線での電圧の一時的な上昇や下降の原因となる
場合がある。前記電源変動には、敏感なアナログ回路に
雑音を入れるなど、好ましくない影響がみられる。出力
ドライバ回路内のトランジスタのスイッチング速度は、
生産中の集積回路処理や運転温度に変動があるため、チ
ップ毎に異なる。電源変動は、特別にチップが高速トラ
ンジスタを有する場合には大きいが、チップのトランジ
スタが低速トランジスタである場合には、信号の伝達遅
延が大きくなる。このため出力ドライバ回路は、出力ド
ライバ回路の速度と、オンチップ電源変動の許容レベル
とを考慮した妥協の設計がされている。
【0003】電源変動は、出力ドライバ回路内のトラン
ジスタのドレイン電流の変化速度に依存する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、スイッ
チング・トランジスタのドレイン電流の変化速度を制御
する回路およびその方法を提供することにある。
【0005】本発明の別の目的は、トランジスタの相互
コンダクタンス(即ちゲート電圧の変化にともなうドレ
イン電流の変化速度)の評価方法を提供することにあ
る。
【0006】本発明はゲート電圧の変化に応答して、2
つの異なる導通状態の間で電界効果トランジスタのスイ
ッチング速度を制御する方法を提供するものであって、
その方法には前記トランジスタに対するゲート電圧の所
望の変化速度を表わす制御信号を発生すること、前記制
御信号を信号に応じて制御された電流回路に加えて前記
回路中を流れる電流を変化せしめることと、前記電流回
路をトランジスタのゲートに結合してゲート電圧の変化
速度を前記電流回路中を流れる電流に依存せしめること
が含まれる。
【0007】本発明はさらに、集積回路の出力端子用の
ドライバ回路中の電界効果トランジスタのスイッチング
を制御する方法を提供するものであって、その方法は、
前記トランジスタに対するゲート電圧の所望の変化速度
を表わす制御信号を発生することと、前記制御信号を前
記信号に応じて制御された電流回路に加えて、前記回路
中を流れる電流を変化せしめることと、前記電流回路を
トランジスタのゲートに結合してゲート電圧の変化速度
を前記電流回路中を流れる電流に依存せしめることによ
って、2つの異なる導通状態の間で前記トランジスタの
スイッチング速度を制御することを含む。
【0008】前記電流回路は電流源として作用すること
ができる。
【0009】前記電流回路は電流シンクとして作用する
ことができる。
【0010】好ましくは、前記制御信号には前記電流回
路の直流電流量を制御するためのバイアス信号が含まれ
る。
【0011】さらに好ましくは、前記制御信号は、ドレ
イン電流の時間による変化速度の制御を行なうゲート電
圧に於ける前記トランジスタの相互コンダクタンスに依
存する。
【0012】前記制御信号の発生には、前記電界効果ト
ランジスタに比例した比相互コンダクタンスを有する、
さらに少なくとも1つ以上のトランジスタの比相互コン
ダクタンスを検出することと、検出された比相互コンダ
クタンスに依存する前記制御信号を発生することが含ま
れる。
【0013】本発明はさらに、電界効果トランジスタの
比相互コンダクタンスを表わす制御信号を発生する方法
を提供しており、この方法には、比相互コンダクタンス
に於て同等の性質を有する2個の電界効果トランジスタ
を、それぞれ電流を制御している電気回路に結合して、
2個のトランジスタのドレイン回路に所定の電流差を設
定することと、前記2個のトランジスタに異なるゲート
電圧を供給することと、前記2個のトランジスタに対し
てそれぞれのドレイン電流における各ゲート電圧の差を
表わす出力信号を供給することにより、2個のトランジ
スタの各ゲート電圧における平均比相互コンダクタンス
を示すことが含まれる。
【0014】前記2個のトランジスタは、相似の形状寸
法であって異なるドレイン電流値を有するため、前記の
ドレイン電流密度の差を生じる。
【0015】別法として、前記2個のトランジスタはド
レイン電流値は等しいが、異なる形状寸法として、前記
のドレイン電流密度の差を生ぜしめることもできる。
【0016】両トランジスタのゲート電圧は、両トラン
ジスタを飽和領域に於て作動せしめる電圧である。
【0017】電流回路は、2個のトランジスタのドレイ
ン電流値の差に依存する値を有するように構成せしめ
て、前記電流回路を2個のトランジスタのゲートに結合
し、各ゲートに異なる電圧を供給することもできる。
【0018】前記電流回路は、2個のトランジスタのド
レイン電流の差に依存する電圧に応答するフィードバッ
クループによって制御することもできる。
【0019】トランジスタのドレイン電流量は好ましく
は制御されて、2個のトランジスタに加えられるそれぞ
れのゲート電圧を選択する。
【0020】2個のトランジスタのそれぞれのゲート電
圧に於ける平均比コンダクタンスを表わす制御信号は、
前述の電界効果トランジスタのスイッチングの制御方法
で使用することもできる。
【0021】本発明はまた、トランジスタ・スイッチン
グ回路を提供するもので、ゲート電圧の変化に応答して
2つの、異なる導通状態の間でスイッチング可能な電界
効果トランジスタと、前記トランジスタにゲート電圧を
供給するための制御回路とを含み、前記制御回路が前記
トランジスタに対するゲート電圧の所望の変化速度を表
わす制御信号を発生するための電気回路と、前記制御信
号を受信するように結合され、前記信号に依存して流れ
る電流を変化せしめるように制御された電流回路であっ
て、且つ、トランジスタのゲートに結合されゲート電圧
の変化速度が前記電流回路中を流れる電流に依存するよ
うに制御された電流回路とを含む。本発明は、さらに、
集積回路の出力端子用のドライバ回路を提供するもので
あって、このドライバ回路は前記端子を電源回線に結合
するための電界効果トランジスタを有し、前記電界効果
トランジスタがゲート電圧を前記トランジスタに供給す
るための制御回路に結合されており、前記制御回路は、
前記トランジスタに対するゲート電圧の所望の変化速度
を表わす制御信号を発生するための電流制御回路と、前
記制御信号を受信するように結合され、前記信号に依存
して流れる電流を変化せしめるように制御された電流回
路であって、且つ、前記トランジスタのゲートに結合さ
れ、前記トランジスタのゲート電圧の変化速度が、前記
電流回路中を流れる電流に依存するように制御された電
流回路とを有する。
【0022】本発明はさらに、電界効果トランジスタ用
の比相互コンダクタンス検出回路を提供するものであっ
て、2個の電界効果トランジスタと、2個のトランジス
タのドレイン回路に所定の電流密度差を設定するための
電流制御回路と、前記2個のトランジスタに異なるゲー
ト電圧を供給するためのゲートバイアス回路と、前記2
個のトランジスタのそれぞれのドレイン電流密度におけ
る、各ゲート電圧の差を表わす信号を供給し、且つ、そ
のそれぞれのゲート電圧における平均比相互コンダクタ
ンスを示す出力回路とを含む。
【0023】前記電流制御回路は2個のトランジスタの
ドレイン回路内の電流差を設定するための電流ミラー回
路を含んでいることが好ましい。
【0024】トランジスタ・スイッチング回路は所望の
ゲート電圧の変化速度を表す制御信号を有することもで
きるが、これは前記トランジスタが2個の電界効果トラ
ンジスタから成る比相互コンダクタンス検出回路により
測定されるためであって、この検出回路は、2個の電界
効果トランジスタであってそれぞれのドレイン回路に対
して所定の電流密度差を設定するための電流制御回路に
接続された2個のトランジスタと、前記2個のトランジ
スタに異なるゲート電流を供給するゲートバイアス回路
と、前記2個のトランジスタのそれぞれのドレイン電流
密度での各ゲート電圧の差を表す信号を提供する出力信
号とを含んでおり、これによって2個のトランジスタの
それぞれのゲート電圧における平均比相互コンダクタン
スを指示する。
【0025】本発明の実施態様を次にいくつか例をあげ
添付の図に関連して説明する。
【0026】
【実施例】第1図は論理回路12を組み込み出力パッド
13を有する従来の構造の集積回路装置11を示す。こ
の実施例において、回路は5Vの電源回線14および0
Vの接地電源回線15により電源を供給されるCMOS
部品で構成されている。出力パッド16および17は、
この場合プリント回路基板20を含む接続回路への電源
接続および接地接続のためにそれぞれ使用される。プリ
ント回路基板は負荷回路21を有する従来の構造のもの
であって集積回路チップ上で出力パッド18から出力信
号を受け取る。プリント回路基板は他の回路22を含ん
でおり、負荷回路21およびその他の回路22は集積回
路チップの出力パッド16および27にそれぞれ接続さ
れている電源回線23および接地回線10に接続されて
いる。集積回路11の正常な使用の場合にはその出力パ
ッドの多くが他の回路に接続されているということは理
解されることであるが、簡単にするために、この実施例
では出力パッド18の動作についてのみ説明する。論理
回路12から論理信号を出力するために、2進値がイン
バータ24および25を介してトランジスタ26および
27のゲートにそれぞれ出力される。トランジスタ26
および27は逆導電型のトランジスタであって、電源回
路11と接地回路15との間で直列に接続されている。
出力パッドはトランジスタ26および27間の回線上の
節点28に接続されている。トランジスタ27のスイッ
チがONになるとトランジスタ26はOFFとなり、パ
ッド18は電源回線14に接続される。2進信号がトラ
ンジスタ26がスイッチがONになるような別の値を持
っている場合には、トランジスタ27はOFFとなりパ
ッド18が接地回線15に接続されて電源回路14から
の接続は遮断される。このようにして、パッド18は、
トランジスタ26もしくは27のいずれかを流れる電流
量により回線14もしくは15のいずれかの電圧の方に
移動する。論理回路12からの信号を送信するために、
出力中の2進信号の性質を指示するようにパッド18は
特定のしきい値以上または以下の電圧値を発生させなけ
ればならず、この信号は、論理回路12からの出力信号
に応ずる負荷回線21に達する前に結線、リードフレー
ムおよびPCBトラックを通って伝達されなければなら
ない。パッド16、17および18が接続されているオ
ンチップとオフチップの回路は必然的にインダクタン
ス、キャパシタンスおよび抵抗を示し、またパッド18
により適切な2進信号を出力するためにこれらの回路を
流れる電流の高速スイッチングを行なうと振動を生じ
て、チップの電源変動を招く。電源変動の程度はトラン
ジスタ26および27を流れるドレイン電流の変化速度
に依存し、またこれはそれ自体トランジスタ26および
27の速度ならびに制御論理24および25内のトラン
ジスタの速度に依存するものである。これらのトランジ
スタの速度は、トランジスタを形成するときの製造条件
および使用温度によって変わる。
【0027】本実施例は、論理回路12からの2進信号
の変化に応じてトランジスタ26および27のゲート上
に所望の電圧勾配を選択できるようにすることにより、
製造条件が異なる結果生じる速度の差異を補正する方法
を提供するものである。これを図9に、トランジスタ2
6および27に加えられるゲート電圧の別の電圧勾配を
示す図表として図示する。この明細書においては、ゲー
ト電圧はトランジスタのゲートとソースの電圧の差であ
る。この図は、最初のゲート電圧が0値で時間T1後に
論理回路24および25のそれぞれがゲート電圧内に変
化を生じて新しい値VGとなるようなトランジスタの1
個に加えられたゲート電圧を図示したものである。ゲー
ト電圧の変化速度は、トランジスタ26およびの27内
のドレイン電流の変化速度を制御するために例えば図9
に示した別の勾配のような適切な勾配に選択される。こ
のような方法でドレイン電流の変化速度を制御すること
により、トランジスタの速度の変動は補正され、また、
電源変動は結果的に出力ドライバの速度とチップ上の電
源変動許容レベル間の許容範囲内での妥協が達成される
よう制御される。
【0028】トランジスタ26および27のゲートに加
えられる電圧勾配をこのように制御するための実施態様
を図2に示す。この場合、トランジスタ26および27
それぞれのゲート電圧信号に加えられる電圧勾配は単一
の直流バイアス回路30によって制御される。これはト
ランジスタのゲート電圧に対する所望の電圧勾配を示す
基準電圧を生成するように構成されている。
【0029】プルアップ・トランジスタ27はインバー
タ25の出力により制御されるスイッチ31に接続され
たゲートを有している。スイッチ31はトランジスタ2
7のゲートを電源回線14に接続させることも、また選
択的にトランジスタ27のゲートを電流シンク32に接
続させることもできる。同様に、トランジスタ26のゲ
ートはインバータ24により制御されるスイッチ33に
接続される。スイッチ33はトランジスタ26のゲート
を接地回線15または電流源34のいずれにも接続させ
ることができる。電流源34および電流シンク32はそ
れぞれ、直流バイアス回路30で発生したバイアス信号
に依存して電流が流れるように制御される。直流バイア
ス回路30は、それぞれ電流シンク32および電流源3
4に接続された2個の出力35および36を提供するよ
うに構成されている。スイッチ31もしくは32のいず
れか1個がそれぞれのゲートを電流源34および電流シ
ンク32のいずれかに接続されるように設定した場合
に、制御電流回路32もしくは34を通る電流が図9に
示すような種類のゲート電圧の変化を生じ、また勾配が
制御電流回路32もしくは34内に許容された電流の量
に依存することが理解される。次にこれは、出力ライン
35および36の直流バイアス信号により制御される。
【0030】図3は一般的に図2に類似した配列を示
し、類似の基準数値を使用している。しかし、この場合
には、直流バイアス・ジェネレータ30は2個の別個の
直流バイアス・ジェネレータ30Aおよび30Bによっ
て置き換えられている。回路30Aは電流シンク32を
制御するための単一出力35を供給する。同様に直流バ
イアス・ジェネレータ30Bは電流源34を制御する単
一出力36を供給する。
【0031】好ましい実施例において、直流バイアス回
路30はドライバのトランジスタ26および27の相互
コンダクタンス(Gm)を評価するように構成されてい
る:ここで、Gm= d(ドレイン電流)/d(ゲート電
圧)相互コンダクタンスはトランジスタの形状寸法に依
存するが、変動はトランジスタ製造中のバッチごとの変
動から生じるとともに、また動作温度条件からも生じ
る。出力トランジスタ26および27のGmが大きい場
合には、ゲート充電電流およびゲート放電電流は通常よ
り小さくなるように調整し、ゲート電圧がさらに徐々に
変化し、従ってドレイン電流の全体的変化速度が製造変
動にかかわりなくほとんど変化しないようにする。
【0032】トランジスタの平均相互コンダクタンス
は、トランジスタのゲート電圧を変化させること、およ
びドレイン電流の結果的に生じる変動を測定することに
より、測定することができる。残念なことに、出力トラ
ンジスタ26および27のドレイン電流を測定するのは
通常不可能であるが、しかし最終出力段階で使用される
トランジスタに類似したトランジスタの比相互コンダク
タンスは測定することはできる。比相互コンダクタン
ス、”Sgm”、はトランジスタの寸法非依存性の相互
コンダクタンスであり、次のように定義される:Gm=
W/L. Sgmここで、’Gm’はトランジスタの相互
コンダクタンス、’w’はトランジスタの幅、また’
L’はトランジスタの長さである。図4において、トラ
ンジスタ41は幅W1で長さL1であり、トランジスタ
42は幅W2で長さL2である。図4に示すように、ト
ランジスタ41および42がゲート電圧Vg1およびV
g2をそれぞれ加えることにより電流Id1およびId
2でバイアスされる場合には、比相互コンダクタンスは
下記のようにして測定することができる。両トランジス
タが飽和領域内で作動するように、ドレイン電圧Vd1
およびVd2を設定することに注意する。
【0033】ゲート電圧Vg1およびVg2の間でSp
gがほぼ一定だと仮定すると、トランジスタ41および
42の相互コンダクタンスは次のようになる: Gm1= (W1/L1). Sgm Gm2= (W2/L2). Sgm したがって、簡単にするためにしきい値電圧を無視する
と、トランジスタ41および42のドレイン電流は次の
ようになる: Id1= Vg1. Gm1= Vg1. (W1/L1). Sgm Id2= Vg2. Gm2= Vg2. (W2/L2). Sgm 故に、Vg2およびVg1間の差は次のように表すこと
ができる: Vg2−Vg1=(1/Sgm). (Id
2. L2/W2−Id1. L1/W1)そこで、ドレイ
ン電流が公知であれば、比相互コンダクタンスの値はゲ
ート電圧の差に逆比例する。
【0034】図3は直流バイアス・ジェネレータ30A
および30Bの配列を示すが、これについては図5でさ
らに詳しく説明する。図5の回路は電流源34を制御す
るために出力電圧36を供給するように構成したもので
ある。出力信号は、電流源34内に、2つのゲート電圧
VG1およびVG2間の出力トランジスタ26の平均相
互コンダクタンスに逆比例する電流を発生するように構
成されており、出力トランジスタ26での許容外の電源
変動を避けるためにドレイン電流の変化速度の制御が極
めて重要である。トランジスタ26および27のそれぞ
れの相互コンダクタンスは図8に図示するようにゲート
電圧により変化する。出力トランジスタのチャネルの長
さは1ミクロン以下であり、また図8に示すように、ゲ
ート電圧が特定の数値を超えると相互コンダクタンスが
相対的に一定になるように飽和領域内で動作せしめられ
る。図8に示すように、2個のゲート電圧VG1および
VG2は変動が勾配の小さくほぼ直線に近い曲線の1部
分に選択されている。これらの2個の電圧はわずかに異
なる値の相互コンダクタンス値Gm1およびGm2に対
応しているが、ゲート電圧のこの領域内では、相互コン
ダクタンスは広い範囲のゲート電圧に対して相対的に一
定となる。しかし特定のゲート電圧VG1およびVG2
が、ドレイン電流の変化速度の制御が重要である場合に
は、トランジスタ26および27の動作に対応して選択
される。
【0035】図5に示す回路は図4のトランジスタ41
および42の比相互コンダクタンスに逆比例する信号を
発生させるために使用され、2個の電界効果トランジス
タ41および42はそれぞれ比相互コンダクタンスに於
て類似した性質を示すように、トランジスタ26および
27と同一の操作条件下で作られている。トランジスタ
41および42のドレインは共にドレイン回路内でXお
よびNXをそれぞれ評価するために電流比を制御するよ
うに構成された電流ミラー回路43の各出力に接続され
ている。両トランジスタ41および42のソースは、全
電流値(N+ 1). Xを制御する共通の電流路47によ
って接地46に接続されている。電流増幅器48への電
圧は、トランジスタ41および42のドレイン電圧内の
差に依存して電流Iを発生させる回線52内の電源源5
1を制御するように回線45および44にそれぞれ接続
された2個の入力49および50を有している。回線5
2内の電流は抵抗53を通って接地46へ流れる。
【0036】抵抗53の一方の端は回線55によりトラ
ンジスタ42のゲートに接続され、また抵抗53のもう
一方の端は回線56によりトランジスタ41のゲートに
接続されている。抵抗53は、ゲート電圧の差が2個の
トランジスタ41および42に対して存在するように、
或る値Rを有している。トランジスタ41のゲート電圧
はVG1として図示されており、またトランジスタ42
のゲート電圧はVG2として図示されている。Vg2と
Vg1を等しくして回路を作動させると、トランジスタ
42のドレイン電流はNXより小さくなる。電流ミラー
回路43は、トランジスタ42のドレイン電流をトラン
ジスタ41のドレイン電流よりも大きくすることによっ
て、回線44および45内の電流を調整するように働
く。その結果、増幅器48の出力内の電流は大きくなっ
て抵抗53を流れる電流は増加し、またトランジスタ4
1および42のゲート間の電圧差は大きくなる。2個の
ドレイン電圧が電流ミラーにより設定した要求比率N:
1に達すると、回路は安定状態になり、また回線52内
を流れている電流Iは電流電圧変換器60により変換さ
れ、その結果電流源34を制御するための電流Iに依存
している直流出力バイアス電圧36を供給する。
【0037】電流ミラー43、および48および52と
により提供されるフィードバック回路により次式が成り
立つ:ドレイン電流は Id1= x および Id2
=NX この式と4図のゲート電圧の差の等式とを組
み合わせると次の式がなり立つ: Vg2−Vg1=(1/Sgm). X. (N. L2/W2−L1/W1) ここでオームの法則から次のようになる:I= (Vg2
−Vg1)/Rゆえに: I= (1/Sgm). (X/R). (N. L2/W2−L1/W1) このように、電流Iは直流バイアス回路内においてトラ
ンジスタの比相互コンダクタンスに逆比例する。トラン
ジスタ41および42の作動点はNチャネルの出力トラ
ンジスタ26の臨界作動範囲に適合するように設計され
ているため、3個のトランジスタ26、41および42
の比相互コンダクタンスはほぼ同じである。
【0038】トランジスタ41および42の形状寸法は
同じか(W1= W2およびL1= L2)、もしくは別個
の値であってもよい。同様に、トランジスタ26および
27の形状寸法と同じであっても異なっていてもよい。
トランジスタ41および42の形状寸法が異なり、従っ
て各自異なる電流密度を与えるような条件下では、Nの
値は1となる。
【0039】図5に示す実施例はNチャネルの出力トラ
ンジスタ26を制御するために使用するものであるが、
Pチャネルの出力トランジスタ27の相互コンダクタン
スを測定するための類似の回路が回路30A内に与えら
れており、この場合には図4のトランジスタ41および
42が類似のPチャネルの出力トランジスタと置き換え
られている。しかしNチャネルとPチャネルの比相互コ
ンダクタンスの比が充分に制御されている場合には、図
5の電流Iに基づく評価電流をPチャネルのターンオン
の制御に使用することができる。
【0040】図6にはさらに別の実施態様であって、図
2に30で示したような単一の直流バイアス回路が更に
詳しく示されるとともに出力35および36が設けられ
ている。図6のこの実施例は図5で説明したものと同一
の2個のNチャネルのトランジスタ41および42を使
用し、また類似の部品には類似の参照番号を使用してい
る。この場合、L1= L2、W1= W2およびN= 2で
ある。電流ミラー43は、2個のトランジスタ60およ
び61から成り、従来の電流ミラー構成内に連結され、
かつトランジスタ41および42のドレインにそれぞれ
結合されるなど、詳細に示されている。この場合も電流
ミラー43は2個のトランジスタ41および42を流れ
る電流の比を制御するように設計されており、電流2X
がトランジスタ42のドレインを通って流れ、また電流
Xがトランジスタ41のドレインを通って流れるような
値にドレイン電圧を変える。トランジスタ41および4
2を通る総括電流3Xは電流回路47により制御され
る。この場合、トランジスタ41のドレイン電圧は、電
流源34を制御するための回線36上に直流電圧を供給
するために回線44から直接取られる。トランジスタ4
1の同じドレイン電圧が、回線63に供給され、回線5
2の電流を制御するように作動するPチャネルのトラン
ジスタ64のゲートへ供給される。電流ミラーの作用に
より、回線63上の電圧はトランジスタ41および42
のドレイン電流の差に関係することになる。トランジス
タ64はトランジスタ61に類似したPチャネルのデバ
R>イスである。トランジスタ41および42のゲート
は、図5で説明したように、2個のトランジスタに必要
なゲート電圧差が得られるように、抵抗53の反対側の
回線52に接続されている。前に図5を参照して説明し
たように、図5に参照して示した等式は図6にも同様に
適用できるので、回線52内の電流Iは2個のトランジ
スタ41および42の平均比相互コンダクタンスに逆比
例する。
【0041】この場合、I= 1/Sgm. (X/R)
回線36の出力電圧はトランジスタ64に加わるゲート
電圧であって回路52内の電流Iに関係することは理解
できよう。回路52を流れる電流Iは、トランジスタ6
7がそのゲートをそのドレインに接続された状態で、電
流電圧コンバータ66への電流を通って流れる。トラン
ジスタ67のゲートは回線35に接続されており、これ
により回線52内の電流に依存する出力電圧を供給し、
このようにして出力電圧35は検出された平均比相互コ
ンダクタンスとともに変化する。この実施例において、
Pチャネルのトランジスタ27をオンにするために使用
する出力信号35は、Nチャネルの相互コンダクタンス
とPチャネルの相互コンダクタンスの比が充分に制御さ
れている場合には、適用可能な評価電流から誘導され
る。
【0042】図5および図6の両回路において、出力ド
ライバ・トランジスタと同等の2個のトランジスタ41
および42のドレイン電流の比が、そのトランジスタ4
1および42にそれぞれ加えられるゲート電圧が異なる
ために生じるドレイン電流密度の差を比較できるよう
に、電流ミラーにより制御されることは高く評価され
る。所定の形状寸法に相互コンダクタンス値の表示を与
えるための比相互コンダクタンスの定義に要求されるの
はこの測定であり、またこの回路は、出力トランジスタ
26および27と比相互コンダクタンスに於て同等の性
質有するトランジスタ41および42を使用することに
より、トランジスタ26および27内のドレイン電流の
変化速度を制御するための相互コンダクタンス補正信号
を発生させるのに使用することができる。
【0043】上記の実施例は集積回路の出力ドライバに
関連して説明したものであるが、相互コンダクタンスの
表示を与える図5および図6の回路内で得られる制御信
号は、製造工程またはその他の使用中の動作温度による
トランジスタの速度の変動に対する補正に使用できるこ
とは明らかである。特にこれらの制御信号は、電圧制御
発振器もしくは演算増幅器内のトランジスタの動作速度
の制御に使用することができる。
【0044】この発明は前述の実施例の詳細にのみ限定
されるものではない。
【0045】図2の実施例において、直流バイアス回路
30は単一の出力パッド18を制御するトランジスタの
制御に使用される。しかし回路30について複数の出力
を制御するように構成することも可能である。かかる構
成を図7に示す。図7において、単一の直流バイアス回
路30は、電流シンク制御電圧回線70に1つのバイア
ス電圧を供給し、また電流源制御電圧回線71に他のバ
イアス電圧を供給するように構成されている。回線70
および71は、それぞれ各出力ピン75、76および7
7に接続された複数の出力ドライバ回路72、73、お
よび74に接続されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリント回路基板上の負荷に接続した集積回路
装置上の出力パッドの従来の作動法を示す回路図。
【図2】図1に示した型のプリント回路基板と共に使用
する本発明に基づく集積回路装置を変更したものを示す
回路図。
【図3】図1に示した型のプリント回路基板と共に使用
する本発明に基づく集積回路装置をさらに変更したもの
を示す回路図。
【図4】特定の相互コンダクタンスを測定するための回
路図。
【図5】図3に示す装置の1部の構成を示す回路図。
【図6】図2の装置において使用することのできる図3
の回路とは異なる構成を示す回路図。
【図7】本発明の別の実施態様の構成を示す回路図。
【図8】ゲート電圧による電界効果トランジスタの相互
コンダクタンスの変動を示す説明図。
【図9】本発明で使用することのできるゲート電圧信号
の勾配の変化を示す説明図。
【符号の説明】
10 接地回路 11 集積回路装置 12 論理回路 16 出力パッド 20 プリント回路基板 22 他の回路 25 インパータ 27 プルアップ・トランジスタ 30 DCバイアス回路 32 電流シンク 34 電流源 43 電流ミラー回路 60 電流電圧コンバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トレバー、ケネス、モンク イギリス国ケント、ベクスレー、ブレン ドン、ザ、ドライブ、134 (56)参考文献 特開 昭55−43699(JP,A) 特開 平1−269304(JP,A) 国際公開88/08228(WO,A2) 米国特許4760349(US,A) 米国特許4823092(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 19/0175 H03F 3/30 H03K 17/16 H03K 17/687 H03K 19/003

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゲート電圧の変化に応答して2つの異なる
    導通状態の間で電界効果トランジスタのスイッチング速
    度を制御する方法であって、前記トランジスタに対する
    ゲート電圧の所望の変化速度を表す制御信号を発生する
    ことと、前記制御信号を前記信号に応じて制御された電
    流回路に加えて前記回路中を流れる電流を変化せしめる
    ことと、前記電流回路をトランジスタのゲートに結合し
    てゲート電圧の変化速度を前記電流回路中を流れる電流
    に依存せしめることとを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】集積回路の出力端子用のドライバ回路中の
    電界効果トランジスタのスイッチングを制御する方法に
    於て、前記トランジスタに対するゲート電圧の所望の変
    化速度を表す制御信号を発生することと、前記制御信号
    を前記信号に応じて制御された電流回路に加えて前記回
    路中を流れる電流を変化せしめることと、前記電流回路
    をトランジスタのゲートに結合してゲート電圧の変化速
    度を前記電流回路中を流れる電流に依存せしめることと
    を特徴とする方法。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載の方法に於て、前記
    電流回路が電流源として作用することを特徴とする方
    法。
  4. 【請求項4】請求項1又は2に記載の方法に於て、前記
    電流回路が電流シンクとして作用することを特徴とする
    方法。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4のいずれかに記載の方法
    に於て、前記制御信号が前記電流回路の直流量を制御す
    るためのバイアス信号を含むことを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】請求項1ないし4のいずれかに記載の方法
    に於て、前記制御信号が前記トランジスタの相互コンダ
    クタンスに依存することを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】請求項6記載の方法に於て、制御信号がド
    レイン電流の時間による変化速度の制御を行なうゲート
    電圧に於けるトランジスタの相互コンダクタンスに依存
    することを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】請求項6又は7に記載の方法に於て、前記
    制御信号の発生が前記電界効果トランジスタに比例した
    比相互コンダクタンスを有する更に少なくとも1つ以上
    のトランジスタの比相互コンダクタンスを検出すること
    と、検出された比相互コンダクタンスに依存する前記制
    御信号を発生することを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】電界効果トランジスタの比相互コンダクタ
    ンスを表す制御信号を発生する方法であって、比相互コ
    ンダクタンスに於て同等の性質を有する2個の電界効果
    トランジスタをそれぞれ電流を制御している電気回路に
    結合して、2個のトランジスタのドレイン電流密度に所
    定の差を設定することと、前記2個のトランジスタに異
    なるゲート電圧を供給することと、前記2個のトランジ
    スタに対してそれぞれのドレイン電流密度に於ける各ゲ
    ート電圧の差を表す出力信号を供給することにより、2
    個のトランジスタの各ゲート電圧に於ける平均比相互コ
    ンダクタンスを示すことを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】請求項9記載の方法に於て、 前記2個のトランジスタが相似の形状寸法であって異な
    るドレイン電流値を有し、前記のドレイン電流密度の差
    を生じることを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】請求項9記載の方法に於て、 前記2個のトランジスタが同等のドレイン電流値を有す
    るが異なる寸法形状であって、前記のドレイン電流密度
    の差を生じさせることを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】請求項9乃至11のいずれかに記載の方
    法に於て、両トランジスタのゲート電圧が両トランジス
    タを飽和領域に於て作動せしめる電圧であることを特徴
    とする方法。
  13. 【請求項13】請求項9乃至12のいずれかに記載の方
    法に於て、電流回路が2個のトランジスタのドレイン電
    流値の差に依存する値を有しており、前記電流回路が2
    個のトランジスタのゲートに結合されて各ゲートに異な
    る電圧を供給することを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】請求項9記載の方法に於て、 前記電流回路を2個のトランジスタのドレイン電流の差
    に依存する電圧に応答するフィードバックループに依っ
    て制御することを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】請求項9乃至14のいずれかに記載の方
    法に於て、トランジスタ中のドレイン電流量を制御し
    て、2個のトランジスタに加えられるそれぞれのゲート
    電圧を選択することを特徴とする方法。
  16. 【請求項16】請求項9乃至15のいずれかに記載の方
    法に於て、2個のトランジスタのそれぞれのゲート電圧
    に於ける平均比相互コンダクタンスを表す制御信号を請
    求項8に請求した方法に使用して前記制御された電流回
    路を制御することを特徴とする方法。
  17. 【請求項17】トランジスタ・スイッチング回路であっ
    て、ゲート電圧の変化に応答して2つの異なる導通状態
    の間でスイッチング可能な電界効果トランジスタと、前
    記トランジスタにゲート電圧を供給するための制御回路
    とを有し、前記制御回路が前記トランジスタに対するゲ
    ート電圧の所望の変化速度を表す制御信号を発生するた
    めの電気回路と、前記制御信号を受信する様に結合され
    前記信号に依存して流れる電流を変化せしめるように制
    御された電流回路であって、且つトランジスタのゲート
    に結合されゲート電圧の変化速度が前記電流回路中を流
    れる電流に依存する様に制御された電流回路とを有する
    ことを特徴とするスイッチング回路。
  18. 【請求項18】集積回路の出力端子用のドライバ回路で
    あって、このドライバ回路は、前記端子を電源回線に結
    合するための電界効果トランジスタを有し、前記電界効
    果トランジスタがゲート電圧を、前記トランジスタに供
    給するための制御回路に結合されており、前記制御回路
    は前記トランジスタに対するゲート電圧の所望の変化速
    度を表す制御信号を発生するための電気回路と、前記制
    御信号を受信する様に結合され前記信号に依存して流れ
    る電流を変化せしめるように制御された電流回路であっ
    て、且つ前記トランジスタのゲートに結合され前記トラ
    ンジスタのゲート電圧の変化速度が前記電流回路中を流
    れる電流に依存する様に制御された電流回路とを有する
    ことを特徴とするスイッチング回路。
  19. 【請求項19】電界効果トランジスタ用の比相互コンダ
    クタンス検出回路であって、2個の電界効果トランジス
    タと、2個のトランジスタのドレイン回路に所定の電流
    密度差を設定するための電流制御回路と、前記2個のト
    ランジスタに異なるゲート電圧を供給するためのゲート
    バイアス回路と、前記2個のトランジスタのそれぞれの
    ドレイン電流密度に於ける各ゲート電圧の差を表す信号
    を供給する出力回路とを有し、そのそれぞれのゲート電
    圧に於ける平均比相互コンダクタンスを示すことを特徴
    とする検出回路。
  20. 【請求項20】請求項19記載の電界効果トランジスタ
    用の比相互コンダクタンス検出回路であって、前記電流
    制御回路が2個のトランジスタのドレイン回路中の電流
    の差を制御するための電流ミラー回路を含んでいること
    を特徴とする検出回路。
  21. 【請求項21】請求項20記載の検出回路であって、2
    個のトランジスタのソースを共通の制御された電流回路
    に接続して両トランジスタのドレインの電流の和を制御
    することを特徴とする回路。
  22. 【請求項22】請求項17記載のトランジスタ・スイッ
    チング回路に於て、前記トランジスタに対するゲート電
    圧の所望の変化速度を表す前記制御信号を比相互コンダ
    クタンス検出回路によって検出し、比相互コンダクタン
    ス検出回路が、2個の電界効果トランジスタであってそ
    のドレイン回路に対して所定の電流密度を設定するため
    に電流制御回路に接続された2個のトランジスタと、前
    記2個のトランジスタに異なるゲート電圧を供給するた
    めのゲートバイアス回路と、前記2個のトランジスタの
    それぞれのドレイン電流密度の差を表す信号を供給する
    出力回路とを有し、2個のトランジスタの平均比相互コ
    ンダクタンスを示すことを特徴とするスイッチング回
    路。
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