JP3461302B2 - 旧塗膜の補修塗装方法 - Google Patents

旧塗膜の補修塗装方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路や、橋梁、ト
ンネル等の各種鋼構造物や、プラント、船舶等に塗装さ
れ、長期間暴露された、すなわち、日光や風雨に曝され
た塩化ゴム系旧塗膜の補修塗装方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、屋外の鋼構造物には、その防食や
美観対策として、耐水性や耐候性がよく、かつ速乾性
で、厚膜塗装も可能な塩化ゴム系塗料が広く塗装されて
いた。ところで、長期間暴露され、劣化した塩化ゴム系
塗膜を補修する場合、塩化ゴム系塗膜は、本質的に架橋
成分を持たない熱可塑性タイプなので、塩化ゴム系塗膜
表面に補修塗料を塗装すると、補修塗料中の溶剤により
塩化ゴム系塗膜が、一部溶解や膨潤し、溶剤が揮発後、
塩化ゴム系塗膜が収縮し、それが原因で補修塗膜にチヂ
ミやクラックがしばしば発生する問題があった。
【0003】さらに、塩化ゴム系塗膜は、被塗物の温冷
繰り返し作用による膨張、収縮に追従しやすく、そのた
め耐候性や耐火性などに優れた無機質系塗料を補修塗料
として使用すると、無機質系塗膜は柔軟性がないためク
ラックが生じやすく、それ故、優れた特性を有する無機
質系塗料を塩化ゴム系旧塗膜の補修塗料として利用する
ことは無理と考えられていた。従って、従来は塩化ゴム
系旧塗膜は、全面剥離し、新規に塗装しており、そのた
め多くの工数とコストがかかる問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、塩化ゴム系
旧塗膜を剥離させることなく、その上にチヂミやクラッ
ク等の生じない補修塗装が可能で、かつ上塗塗料として
無機質系塗料が使用可能な、塩化ゴム系旧塗膜の補修塗
装方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記課題
を解決するために、鋭意研究を行った結果、補修塗装の
下塗塗料として塩化ゴム系塗膜を溶解もしくは膨潤させ
ない有機溶剤を配合した下塗塗料を使用し、また下塗塗
料もしくは中塗塗料として、鱗片状充填剤を配合させる
か、又は柔軟性塗膜を形成する塗料を使用することによ
り、上塗塗料として無機質系塗料を塗装しても、クラッ
ク等が生じにくい補修塗膜の形成が可能となるとの知見
を得た。本発明は、かかる知見に基づき完成したもので
ある。
【0006】従って、本発明の第1の発明は、塩化ゴム
系旧塗膜表面に、鱗片状充填剤を含有し、かつ該旧塗膜
を溶解もしくは膨潤させない有機溶剤を配合した下塗塗
料、又は鱗片状充填剤を含有する無溶剤型下塗塗料を塗
装し、次いで上塗無機質系塗料を塗装することを特徴と
する、旧塗膜の補修塗装方法に関するものである。ま
た、本発明の第2の発明は、塩化ゴム系旧塗膜に、該旧
塗膜を溶解もしくは膨潤させない有機溶剤を配合した下
塗塗料、又は無溶剤型下塗り塗料を塗装し、次いで鱗片
状充填剤を含有する中塗塗料を塗装し、次いで上塗無機
質系塗料を塗装することを特徴とする、旧塗膜の補修塗
装方法に関するものである。
【0007】また、本発明の第3の発明は、塩化ゴム系
旧塗膜表面に、該旧塗膜を溶解もしくは膨潤させない
溶剤を配合した下塗塗料又は無溶剤型下塗塗料を塗装
し、次いで柔軟性塗膜を形成する中塗塗料を塗装し、次
いで上塗無機質系塗料を塗装することを特徴とする、旧
塗膜の補修塗装方法に関するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、詳細に説
明する。
【0009】〈第1の発明について〉 本発明が適用される塩化ゴム系旧塗膜表面を構成する塩
化ゴム系塗膜は、JIS K 5639で規定されてい
る塩化ゴム、塩素化ポリオレフィンなどの塩素化樹脂、
あるいはこれら樹脂にアルキド樹脂やアクリル樹脂など
を併用させた樹脂を結合剤とする塗料から形成される塗
膜である。本発明において使用する下塗塗料は、鱗片状
充填剤を含有し、かつ塩化ゴム系旧塗膜を溶解もしくは
膨潤させない有機溶剤を配合した、自然乾燥型の塗料で
ある。すなわち、本発明において使用する下塗塗料は、
合成樹脂と鱗片状充填剤と、必要に応じて配合される溶
剤、着色顔料や体質顔料、防錆顔料などの顔料、硬化
剤、さらには硬化促進剤や湿潤剤、分散剤、増粘剤など
の各種添加剤等から構成される。
【0010】結合剤として使用される合成樹脂は、例え
ば、エポキシ樹脂や油変性アルキド樹脂等の樹脂が、塩
化ゴム系塗膜との密着性が優れているため好ましいが、
これら樹脂に限定されるものではない。鱗片状充填剤
は、後述する上塗無機質系塗料を塗装した際、上塗無機
質系塗料中の溶剤の浸透を遮断し、塩化ゴム系塗膜まで
含浸するのを防止するとともに、被塗物の膨張、収縮に
伴う塩化ゴム系塗膜の膨張、収縮の動きを緩和させ、上
無機質系塗膜への収縮等の動きの伝播を少なくし、
塗無機質系塗膜に対するクラック発生を防止するために
配合するものである。鱗片状充填剤の大きさは、前述の
効果を発揮するとともに、その強度、塗装作業性等を考
慮して、通常、平均厚さが3〜10μm、好ましくは、
2〜8μmであり、平均長径(面方向最大長さ)が、例
えば、1〜1700μm、好ましくは、2〜500μmで
あることが適当である。
【0011】鱗片状充填剤の具体例としては、ガラス
や、ステンレス、アルミニウム、酸化鉄、亜鉛、ニッケ
ルなどの金属もしくはその酸化物あるいは合金等が代表
的なものとして挙げられる。溶剤は、合成樹脂を溶解も
しくは安定に分散させ、塗装作業性をよくするために配
合するものであるが、塩化ゴム系塗膜を溶解もしくは膨
潤させない有機溶剤を使用する。このような有機溶剤の
具体例としては、ミネラルピリット、V.M.& P.
ナフサ、等の弱溶剤代表的なものとして挙げられる。
【0012】また、本発明において、合成樹脂が常温で
液状の場合には、溶剤は必ずしも配合する必要がなく、
無溶剤型下塗塗料であってもよい。顔料は、下塗塗膜の
厚膜化、着色化あるいは防食性向上等のために配合する
ものである。具体的には、二酸化チタン、酸化鉄、カー
ボンブラック等の着色顔料、シリカ、炭酸カルシウム、
硫酸バリウムなどの体質顔料、リン酸亜鉛、リン酸アル
ミニウム、モリブデン酸亜鉛、メタホウ酸バリウム、ハ
イドロカルマイト等の防錆顔料が代表的なものとして挙
げられる。本発明において使用する下塗塗料は、塗料固
形分中、結合剤(合成樹脂及び硬化剤)は、通常30〜
90重量%、好ましくは35〜75重量%、鱗片状充填
剤は、5〜60重量%、好ましくは10〜50重量%、
顔料は、1〜40重量%、好ましくは3〜20重量%が
適当である。
【0013】本発明において使用する上塗無機質系塗料
は、耐候性や耐水性、耐火性等に優れているだけでな
く、耐汚染性等を改良するために光触媒活性を有する酸
化チタンを配合しても劣化等を生じることがなく、本発
明において好適である。
【0014】無機質系塗料としては、従来から各種利用
されている自然乾燥型のものが特に制限なく使用可能で
あるが、本発明においては、特に特開平10−363
号、特開平10−314596号、特開平11−616
号等の公報に記載のオルガノシランの加水分解物の部分
縮合物を結合剤とする無機質系塗料が好適である。な
お、光触媒活性を有する酸化チタンを配合する場合は、
塗料固形分中、例えば、40〜80重量%配合するのが
適当である。次に、本発明の塩化ゴム系旧塗膜の補修塗
装方法について説明する。
【0015】まず、旧塗膜にフクレ、チョーキングが発
生している場合あるいは汚物が付着している場合は、予
めサンドペーパーなどにより研磨処理する。このように
して表面処理した旧塗膜表面に前述の下塗塗料を、スプ
レー塗装、ローラー塗装、ハケ塗装等の手段により、例
えば、乾燥膜厚20〜200μm、好ましくは30〜1
20μmになるように塗装し、自然乾燥させ、下塗塗膜
を形成する。次いで上塗塗料を、同様な塗装手段により
乾燥膜厚、例えば、20〜150μm、好ましくは30
〜100μmになるように塗装し、自然乾燥させ、上塗
塗膜を形成する。
【0016】〈第2の発明について〉第2の発明は、下
塗塗膜と上塗塗膜の間に中塗塗膜を介在させ、その中塗
塗膜に鱗片状充填剤を塗料固形分中、例えば、5〜70
重量%、好ましくは30〜65重量%含有させたもので
ある。下塗塗料は、第1の発明で使用した下塗塗料から
鱗片状充填剤を除く以外は、同様の塗料である。
【0017】中塗塗料は、第1の発明で使用した下塗塗
料とほぼ同様な塗料であるが、顔料の配合量は、少なく
てよく、塗料固形分中、0〜30重量%、好ましくは0
〜20重量%が適当である。また、結合剤となる合成樹
脂は、エポキシ樹脂や油変性アルキド樹脂の他にフェノ
ール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシアクリレ
ート樹脂等の各種樹脂が利用可能である。また、溶剤
は、塩化ゴム系塗膜に直接接触しないので弱溶剤や水以
外に、通常塗料用に使用されているエステル系溶剤や、
ケトン系溶剤、アルコール系溶剤、エーテル系溶剤等の
強溶剤も使用可能である。
【0018】上塗無機質系塗料は、第1の発明で使用し
た上塗無機質系塗料と同様の塗料である。なお、下塗塗
膜の乾燥膜厚は、例えば、10〜180μm、好ましく
は30〜100μm、中塗塗膜の乾燥膜厚は、例えば、
20〜300μm、好ましくは、30〜100μm、上塗
無機質系塗膜の乾燥膜厚は、例えば、20〜150μ
m、好ましくは、30〜100μmが適当である。
【0019】〈第3の発明について〉 第1の発明及び第2の発明は、上塗無機質系塗膜の下層
塗膜に、鱗片状充填剤を配合することにより塩化ゴム系
旧塗膜の膨張、収縮の動きを緩和させ、上塗無機質系
膜のクラック発生を防止する方法であるが、第3の発明
は、中塗塗料に柔軟性塗膜を形成する塗料を使用するこ
とにより塩化ゴム系旧塗膜の膨張、収縮の動きを緩和さ
せ、上塗無機質系塗膜への伝播を少なくし、クラック発
生を防止する方法である。
【0020】本発明で使用する中塗塗料は、20℃にお
ける破断伸び率が、例えば、10%以上、好ましくは2
0%以上で、−20℃における破断伸び率が、例えば、
5%以上、好ましくは10%以上の柔軟性塗膜を形成す
るものが適当である。なお、上記破断伸び率の測定は引
張り強度試験器(本発明では島津製作所製のオートグラ
フAG2000Bを用いて測定)で行うことができる。
その他下塗塗料や上塗塗料の種類、これら塗料の膜厚
は、第2の発明と同様である。
【0021】
【実施例】以下、本発明について更に、実施例により詳
細に説明する。なお、実施例中「部」、「%」は重量基
準で示す。 実施例1 〈下塗塗料Αの調製〉 大豆油変性アルキド樹脂ワニス 1) 45部 ガラスフレーク 2) 35部 沈降性硫酸バリウム 12部 24%ナフテン酸鉛 1部 6%ナフテン酸コバルト 1部 皮張り防止剤 1部 ミネラルスピリット 5部 注1)油長72%、固形分70%、(溶剤:ミネラルスピリット) 注2)平均厚さ5μm、平均長径110μm 上記組成物を、撹拌混合し、下塗塗料Αを調製した。
【0022】〈上塗塗料Αの調製〉メチルトリエトキシ
シラン40部とイソプロピルアルコール57部を40℃
で撹拌混合し、次いでこれに0.1N−塩酸0.3部と
水2.7部からなる混合物を90分間かけて滴下した。
滴下後40℃で更に4時間撹拌し、不揮発分27%のメ
チルトリエトキシシランの加水分解縮合物溶液を得た。
なお、該縮合物のポリスチレン換算重量平均分子量は、
10,000であった。この加水分解縮合物溶液100
部に二酸化チタン160部、キシロール100部、イソ
プロピルアルコール10部を加えて塗料化した。これに
硬化触媒(ジブチル錫ラウレート)0.1部を添加し、
上塗塗料Αを調製した。
【0023】サンドブラスト鋼板(寸法70×150×
3.2mm)に、エポキシ樹脂系下塗塗料〔「エポオール
♯40下塗」(大日本塗料製)〕、塩化ゴム中塗塗料
〔「ラバータイト♯100中塗」(大日本塗料製)〕、
塩化ゴム上塗塗料〔「ラバータイト♯100上塗」(大
日本塗料製)〕を順次塗り重ね、1年間屋外暴露したも
のを試験片とした。該試験片に、下塗塗料Αを乾燥膜厚
100μmになるようにハケ塗りし、2日間自然乾燥さ
せた。次いで上塗塗料Αを乾燥膜厚35μmになるよう
にハケ塗りし、1日間自然乾燥させ、さらに同様にして
上塗塗料Αを乾燥膜厚35μmになるようにハケ塗り
し、1日間自然乾燥させた。得られた試験板を、1週間
自然養生させた後、〔−20℃×2時間→50℃×2時
間〕の冷熱サイクル試験をしたところ、100サイクル
後も塗膜にクラック等の異常発生がなかった。
【0024】比較例1 実施例1において、下塗塗料Α中のガラスフレークを0
部とし、沈降性硫酸バリウム47部とした下塗塗料Βを
使用する以外は、同様にして試験板を作成し、冷熱サイ
クル試験をしたところ1サイクルで塗膜にクラックが発
生した。
【0025】実施例2 〈中塗塗料Αの調製〉 フェノール樹脂ワニス 3) 35部 鱗片状酸化鉄 4) 45部 沈降性硫酸バリウム 11部 6%ナフテン酸コバルト 1.5部 キシロール 7.5部 注3)固形分 51%、 (溶剤:ミネラルスピリッ
ト) 注4)平均厚さ 4μm、 平均長径 32μm 上記組成物を、撹拌混合し、中塗塗料Αを調製した。
【0026】上記試験片に、比較例1の下塗塗料Βを乾
燥膜厚80μmになるようにハケ塗りし、2日間自然乾
燥し、次いで実施例2の中塗塗料Αを乾燥膜厚80μm
になるようにハケ塗りし、2日間自然乾燥し、次いで実
施例1の上塗塗料Αを乾燥膜厚35μmになるようにハ
ケ塗りし、2日間自然乾燥させた。得られた試験板を1
週間自然養生させた後、冷熱サイクル試験をしたところ
100サイクル後も塗膜にクラック等の異常発生がなか
った。比較例2 実施例2において、中塗塗料Α中の鱗片状酸化鉄を0部
とし、沈降性硫酸バリウムを56部とした中塗塗料Βを
使用する以外は、同様にして試験板を作成し、冷熱サイ
クル試験をしたところ、2サイクルで塗膜にクラックが
発生した。
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【発明の効果】本発明の塩化ゴム系旧塗膜の補修塗装方
法により、上塗塗料に無機質系塗料を使用しても、クラ
ック等が発生しない補修塗膜を形成することが可能であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C09D 201/00 C09D 201/00 (72)発明者 前川 晶三 栃木県那須郡西那須野町下永田1−980 −1 (56)参考文献 特開 昭58−137471(JP,A) 特開 昭58−133870(JP,A) 特開 平9−302270(JP,A) 特開 平11−616(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05D 7/14 B05D 1/36 B05D 7/24 302 B05D 7/24 303 C09D 5/00 C09D 201/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩化ゴム系旧塗膜表面に、鱗片状充填剤
    を含有し、かつ該旧塗膜を溶解もしくは膨潤させない
    溶剤を配合した下塗塗料又は、鱗片状充填剤を含有す
    る無溶剤型下塗塗料を塗装し、次いで上塗無機質系塗料
    を塗装することを特徴とする、旧塗膜の補修塗装方法。
  2. 【請求項2】 塩化ゴム系旧塗膜表面に、該旧塗膜を溶
    解もしくは膨潤させない有機溶剤を配合した下塗塗料又
    は無溶剤型下塗塗料を塗装し、次いで鱗片状充填剤を含
    有する中塗塗料を塗装し、次いで上塗無機質系塗料を塗
    装することを特徴とする、旧塗膜の補修塗装方法。
  3. 【請求項3】 塩化ゴム系旧塗膜表面に、該旧塗膜を溶
    解もしくは膨潤させない有機溶剤を配合した下塗塗料又
    は無溶剤型下塗塗料を塗装し、次いで柔軟性塗膜を形成
    する中塗塗料を塗装し、次いで上塗無機質系塗料を塗装
    することを特徴とする、旧塗膜の補修塗装方法。
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