JP3460599B2 - クリップ - Google Patents

クリップ

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JP3460599B2
JP3460599B2 JP30141698A JP30141698A JP3460599B2 JP 3460599 B2 JP3460599 B2 JP 3460599B2 JP 30141698 A JP30141698 A JP 30141698A JP 30141698 A JP30141698 A JP 30141698A JP 3460599 B2 JP3460599 B2 JP 3460599B2
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雅夫 野田
裕二 白川
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仁礼工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は書類などを挟持する
クリップに関する。
【0002】
【従来技術】書類や新聞を挟持するクリップには多種多
様のものが知られているが、構造が簡単なものはあまり
ない。その中に例えば、実開平7ー769号公報のよう
なものがある。これは同公報の図2、図3に示されるよ
うに、コ字形の本体の内側にレ字形の圧接部材を嵌入し
たもので、図5に示されるように、新聞紙などを本体と
圧接部材との間に差し込むと、確実に挟持することがで
きると記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ものは圧接部材が初めからレ字形に屈曲形成されている
もので、書類等が差し込まれてもこれに対する圧接力は
弱く、また、書類等を引き抜くときも、圧接部材と書類
等とのなす角度は小さいから接触摩擦が小さく、このた
め書類等が抜け出してしまいやすいという欠点があっ
た。
【0004】本発明は上記欠点を解消し、簡単な構造
で、しかも確実に書類等を挟持することができるクリッ
プを提供することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係るクリップは、互いに対向する第1の支
持片と第2の支持片の一側端を連結片によって断面略コ
字形になるように連結するとともに、第2の支持片の自
由端側を、上記第1の支持片側に開口するように形成さ
れたヒンジ溝を介して延長して押え片を形成し、この押
え片を上記ヒンジ溝から折り返してその先端を第1の支
持片の内面に当接させ、上記第1の支持片と押え片との
間に書類等を差し込んで挟持させることを特徴とする。
【0006】なお、前記第1の支持片と第2の支持片と
の間の間隔を、連結片側が広く、開放側が狭くなるよう
に形成するのが好ましい。
【0007】また、前記第1の支持片と第2の支持片の
それぞれの外側に挟持片を突出形成し、これらの挟持片
をつまんで第1の支持片と押え片との間を拡開させるよ
うにするのが好ましい。
【0008】さらに、本発明に係るクリップは、互いに
対向する第1の支持片と第2の支持片の一側端を連結片
によって断面略コ字形になるように連結するとともに、
第1の支持片と第2の支持片の自由端側を、それぞれ上
記第2の支持片側と第1の支持片側に開口するように形
成されたヒンジ溝を介して延長してそれぞれ第1の押え
片と第2の押え片とを形成し、これらの押え片を上記各
ヒンジ溝から折り返し、上記第1の押え片と第2の押え
片との間に書類等を差し込んで挟持させるように構成し
てもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るクリップの斜
視図、図2はその断面図である。このクリップは合成樹
脂から構成され、互いに対向する第1の支持片1と第2
の支持片2の一側端を連結片3によって断面略コ字形に
なるように連結するとともに、第2の支持片2の自由端
側をヒンジ溝4を介して押え片5を内側に屈曲形成し、
その先端を第1の支持片1の内面に当接させたものであ
る。なお、第2の支持片2と連結片3とのなす角度は直
角でよいが、第1の支持片1と連結片3とのなす角度は
鋭角にしておく。
【0010】上記押え片5は、図2に点線で示したよう
に、予め第2の支持片2の延長上に形成して全体を一体
に成形し、その後、実線で示したようにヒンジ溝4から
内側に折り返すことによって形成すればよい。
【0011】第1の支持片1の開放端側には弯曲した案
内部6が形成されている。また、押え片5も弯曲し、開
放側において第1の支持片1の内面と押え片5とのなす
角度が大きくなるようにしている。また、押え片5の先
端5aは鋭角になるように形成するのが好ましい。
【0012】なお、押え片5はヒンジ溝4の部分から折
り曲げられているので、ヒンジ溝4の谷の両側部分が押
し合っている。このため、図3に示されるように押え片
5には折り返しに対して元に戻ろうとする弾性が作用す
るから、その先端は強く第1の支持片1の内面を押圧し
ている。
【0013】上記クリップを使用するにあたっては、図
4のように第1の支持片1と押え片5との間に書類等7
を差し込むだけでよい。書類等7は案内部6に案内され
て容易に挿入される。押え片5は第1の支持片1側に付
勢されているから、挿入された書類等7は第1の支持片
1と押え片5との間に強く挟持される。そして、書類等
7をクリップから引き出そうとすると、図5のように押
え片5の先端5aもクリップの開放側に移動させられて
クリップ内で起き上がる状態になるが、そうなると押え
片5と第1の支持片1との間の間隔が狭くなるから、書
類等7に対する圧力が大きくなって引き出しに対する抵
抗となる。押え片5の傾斜が小さければ、押え片5と書
類等7との間の角度は小さくなり、両者間の摩擦抵抗も
小さいから、書類等7は押え片5に対して滑って引き出
されることになるが、押え片5は弯曲しており、書類等
7との間の角度αは大きく、両者間の摩擦が大きいか
ら、簡単には滑らない。このため、引き抜きに対する抵
抗はきわめて大きく、かなりの力を加えない限り引き出
すことはできないから、書類の保持力は大きい。
【0014】また、図6に示されるように、第1の支持
片1と第2の支持片2のそれぞれの外側に挟持片8を突
出形成するようにしてもよい。この場合は、これらの挟
持片8をつまんで第1の支持片1と押え片5との間を拡
開させることができるので、書類等7の差し込みや引き
抜きの作業を容易に行なうことができる。
【0015】上述のように、クリップの押え片5の折り
曲げ部には、折り曲げられたときにヒンジ溝4の谷の両
側部分が干渉し合うことによる弾性が生じる。この弾性
により、押え片5には折り曲げとは逆の方向に力が働く
ため、押え片5の先端5aは強く第1の支持片1の内面
を押圧する。したがって、書類等7の挟持力が強い。
【0016】次に、保持された書類等7をクリップから
引き出すと、これに応じて傾斜している押え片5が起き
上ろうとする。押え片5は弯曲しているから書類等7の
表面とのなす角度αは、押え片5が弯曲しない場合に比
べて大きく、上記角度が大きければ書類等7との摩擦も
大きくなり、しかも押え片5が起き上がることにより上
記角度がさらに大きくなれば上記摩擦は相乗的に増大す
る。したがって、引き抜きに対する抵抗はきわめて大き
く、かなりの力を加えない限り引き出すことはできない
から、書類等の保持力は大きい。
【0017】さらに、押え片5と書類等との接触部の角
度αはできるだけ大きい鋭角であるのが好ましいが、従
来の構造では上記角度αを大きくするためには第1の支
持片1と第2の支持片2との間の間隔を大きくしなけれ
ばならない。しかし、押え片5を弯曲形成することによ
り、第1の支持片1と第2の支持片2との間の間隔を広
げることなく押え片5と書類等との接触部の角度を大き
くすることができ、クリップをコンパクトにすることが
可能となる。したがって、図6のように挟持片8を形成
する場合も、クリップ全体はあまり大きくならないよう
にすることができる。
【0018】なお、押え片5の上面側(書類等7に接触
する側)には書類等7との接触摩擦を大きくするために
複数の平行溝を形成し、あるいはゴム、軟質合成樹脂等
のような摩擦力の大きい素材を張り付けるようにしても
よい。
【0019】また、クリップは図7に示されるように、
第1の支持片1と第2の支持片2の自由端側をヒンジ溝
4を介して延長してそれぞれ第1の押え片5Aと第2の
押え片5Bとを形成し、これらの押え片5A、5Bを上
記各ヒンジ溝4から折り返し、上記第1の押え片1と第
2の押え片2との間に書類等7を差し込んで挟持させる
ように構成してもよい。
【0020】さらに、上記クリップを金属のバネ板から
構成してもよい。この場合も、図8のように、第1の支
持片1と第2の支持片2の一側端を金属製の連結片3に
よって断面略コ字形になるように連結するとともに、第
2の支持片2の自由端側を延長して押え片5を形成し、
この押え片5を折り返してその先端を第1の支持片1の
内面に当接させるように形成すればよい。
【0021】クリップを金属製にすることにより、第1
の支持片1と押え片5とによる挟持力は合成樹脂に比べ
て大きいので、書類等をより強く保持することができ
る。
【0022】この場合も、図7のように押え片を2個形
成するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るクリップの斜視図
【図2】上記クリップの横断面図
【図3】折り曲げ部の拡大図
【図4】書類等を差し込んだ状態の断面図
【図5】書類等の引き出し時の断面図
【図6】さらに別の例の側面図
【図7】さらに他の例の側面図
【図8】金属製にした場合の例の側面図
【符号の説明】
1 第1の支持片 2 第2の支持片 3 連結片 4 ヒンジ溝 5 押え片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−24687(JP,A) 特開 平8−258474(JP,A) 特開 平5−3728(JP,A) 特開 平2−70499(JP,A) 実開 昭57−27364(JP,U) 実開 平7−769(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B42F 1/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対向する第1の支持片と第2の支
    持片の一側端を連結片によって断面略コ字形になるよう
    に連結するとともに、第2の支持片の自由端側を、上記
    第1の支持片側に開口するように形成されたヒンジ溝を
    介して延長して押え片を形成し、この押え片を上記ヒン
    ジ溝から折り返してその先端を第1の支持片の内面に当
    接させ、上記第1の支持片と押え片との間に書類等を差
    し込んで挟持させることを特徴とするクリップ。
  2. 【請求項2】 前記第1の支持片と第2の支持片との間
    の間隔を、連結片側が広く、開放側が狭くなるように形
    成した請求項1記載のクリップ。
  3. 【請求項3】 前記第1の支持片と第2の支持片のそれ
    ぞれの外側に挟持片を突出形成し、これらの挟持片をつ
    まんで第1の支持片と押え片との間を拡開させる請求項
    1記載のクリップ。
  4. 【請求項4】 互いに対向する第1の支持片と第2の支
    持片の一側端を連結片によって断面略コ字形になるよう
    に連結するとともに、第1の支持片と第2の支持片の自
    由端側を、それぞれ上記第2の支持片側と第1の支持片
    側に開口するように形成されたヒンジ溝を介して延長し
    てそれぞれ第1の押え片と第2の押え片とを形成し、こ
    れらの押え片を上記各ヒンジ溝から折り返し、上記第1
    の押え片と第2の押え片との間に書類等を差し込んで挟
    持させることを特徴とするクリップ。
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