JP3460299B2 - 芳香を発するシュリンク包装体 - Google Patents

芳香を発するシュリンク包装体

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シュリンク包装フィル
ム(30)を剥離することによって芳香を発する、飲料類や
菓子,食品類などのシュリンク包装体に 関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、図1に示すような、内容物を
収容したガス遮断性を有する紙積層材料製などの包装箱
体(20)を、透明なシュリンク包装フィルム(30)でシュリ
ンク(収縮)包装した、飲料類や菓子,食品類などのシュ
リンク包装体が、広く販売されているものである。
【0003】また従来から、香料をカプセル化して印刷
するなどした芳香ラベル(10)を、ポスター,チラシ類や
新聞,雑誌類やカード,文房具類などに貼着して、表面を
こすったり,折込みを開いたり,保護フィルムを剥がした
りする、芳香を発する宣伝物や商品などが販売されてい
るものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ガス遮断性を有する紙積層材料製などの包装箱体(20)の
表面に、前記の香料をカプセル化して印刷するなどした
芳香ラベル(10)を貼着した場合には、芳香ラベル(10)の
芳香が内容物へ移行する恐れと、保護フィルムを剥がす
などの消費者の手間と、消費者が保護フィルムなどを剥
がそうとする意識と、に問題があって、この包装箱体(2
0)の表面に芳香ラベル(10)を貼着した、飲料類や菓子,
食品類などのシュリンク包装体は販売されていないもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上のような問題を解決
するために、本発明の請求項1に係る発明は、内容物を
収容した包装箱体(20)を、シュリンク包装フィルム(30)
でシュリンク包装したシュリンク包装体であって、この
包装箱体(20)とシュリンク包装フィルム(30)との間の両
面に、芳香フィルムと芳香保護フィルムとを易剥離可能
に積層接着した芳香ラベル(10)を、その芳香フィルムを
包装箱体(20)側にして接着したことを特徴とする芳香を
発するシュリンク包装体である。 本発明の請求項2に係
る発明は、内容物を収容した包装箱体(20)を、ガス遮断
性を有するシュリンク包装フィルム(30)でシュリンク包
装したシュリンク包装体であって、この包装箱体(20)と
シュリンク包装フィルム(30)との間の両面に、芳香ラベ
ル(10)をシュリンク包装フィルム(30)側を易剥離可能に
して接着したことを特徴とする芳香を発するシュリンク
包装体である。 本発明の請求項3に係る発明は、上記請
求項1又は請求項2に係る芳香を発するシュリンク包装
体において、前記包装箱体(20)が、ガス遮断性を有する
ことを特徴とする芳香を発するシュリンク包装体であ
る。 このように、本発明は、図1,図2に示すように、
内容物を収容した包装箱体(20)を、シュリンク包装フィ
ルム(30)でシュリンク包装したシュリンク包装体であっ
て、この包装箱体(20)とシュリンク包装フィルム(30)と
の間に、芳香ラベル(10)を接着したことによって、シュ
リンク包装フィルム(30)を剥離することによって芳香を
発する、飲料類や菓子,食品類などのシュリンク包装体
を提供するものである。
【0006】
【作用】本発明の芳香を発するシュリンク包装体におい
ては、図1,図2に示すように、包装箱体(20)の表面に
芳香ラベル(10)を貼着して、シュリンク包装フィルム(3
0)の内面側に接着したことによって、内容物を収容した
包装箱体(20)を開封するために、消費者がシュリンク包
装フィルム(30)を剥離した時に、同時に包装箱体(20)の
表面に貼着した芳香ラベル(10)から芳香を発するもので
あって、消費者が手間を掛けずに芳香を発する、飲料類
や菓子,食品類などのシュリンク包装体が得られるもの
である。
【0007】また、消費者がシュリンク包装フィルム(3
0)を剥離する迄の、流通,販売,保管時などの、本発明の
芳香を発するシュリンク包装体においては、前述したガ
ス遮断性を有する包装箱体(20)と後述するガス遮断性を
有する保護フィルムとの働きによって、包装箱体(20)の
表面に貼着した芳香ラベル(10)から芳香を発しないもの
であって、芳香ラベル(10)の芳香が内容物へ移行する恐
れがない、飲料類や菓子,食品類などのシュリンク包装
体が得られるものである。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の芳香を発するシュリンク包
装体における、一実施例の斜視図であって、包装箱体(2
0)の表面の適宜の場所に、芳香ラベル(10)が貼着されて
おり、その上にシュリンク包装フィルム(30)が設けられ
ている。芳香性がある内容物を収容した包装箱体(20)に
ついては、従来と同様であって、ガス遮断性を有する紙
積層材料製の紙容器や、プラスチック缶,プラスチック
ボトル,金属缶などが、適宜使用できる。
【0009】本発明の芳香を発するシュリンク包装体に
おける、シュリンク包装フィルム(30)については、従来
と同様であって、2軸又は1軸に延伸されたポリ塩化ビ
ニルやポリプロピレン,ポリエチレンなどのポリオレフ
ィン系プラスチックフィルム、又はポリスチレンフィル
ム,ポリエステルフィルム,ナイロンフィルムなどを用い
て、シュリンクトンネルなどの従来と同様の設備で、包
装箱体(20)をシュリンク包装するものである。
【0010】図2は、本発明の芳香を発するシュリンク
包装体の断面図であって、包装箱体(20)とシュリンク包
装フィルム(30)との間に、芳香ラベル(10)が接着されて
いる。芳香ラベル(10)は、包装箱体(20)の基材がガス遮
断性を有するか、芳香ラベル(10)の芳香が包装箱体(20)
の内部に移行してもかまわないものであれば、包装箱体
(20)に接着される側より、接着剤/芳香フィルム/保護フ
ィルム/接着剤、接着剤/フィルム/芳香インキ/保護フィ
ルム/接着剤などの、層構成があげられる。
【0011】接着剤/芳香フィルム/保護フィルム/接着
剤よりなる芳香ラベル(10)は、包装箱体(20)側の接着剤
としては、包装箱体(20)にある程度強固に接着できる接
着剤であれば、特に限定はされず、感熱タイプの接着剤
であっても感圧タイプの接着剤であっても良い。芳香フ
ィルムは、ポリエチレンやポリプロピレンなどのポリオ
レフィン系樹脂や、ポリアミド,ポリエステルなどの樹
脂に、香料を練り込んでフィルム状に成形したものであ
る。香料としては、食欲を促進させるものとして、ベー
ジル,マジョラム,タイム,ローレル,レモンなどの精油
を、マイクロカプセル化するか、粒度60〜400メッ
シュの、けいそう土,シリカゲル,石こう,セラミックな
どの、無機吸着体に吸着させて用いると良い。保護フィ
ルムとしては、芳香フィルムに混入された香料が透過し
ない基材であれば良く、ポリエステルフィルム,ポリ塩
化ビニリデンフィルム,エチレン-酢酸ビニル共重合体ケ
ン化物フィルム,アルミニウム箔などが使用できる。シ
ュリンク包装フィルム(30)と接着される接着剤として
は、感圧接着剤、又はシュリンク包装フィルム(30)で包
装する時の熱で接着できる感熱接着剤が使用できる。ま
た、芳香フィルムと保護フィルムとの間の接着強度につ
いては、両面に設けられた接着剤による接着強度より弱
くしておき、シュリンク包装フィルム(30)をはがした時
に、剥離できる強度に調整しておく。具体的には芳香フ
ィルムと保護フィルムとの積層を、接着剤をパターン状
に設けて接着するか、剥離剤を介して熱ラミネートすれ
ば良い。
【0012】接着剤/フィルム/芳香インキ/保護フィル
ム/接着剤よりなる芳香ラベル(10)は、両面の接着剤に
ついては、上記の接着剤と同じものが使用できる。芳香
インキを印刷するフィルムとしては、ポリプロピレン,
ポリエチレンなどのポリオレフィン系のフィルム、ポリ
アミド,ポリエステル,ポリ塩化ビニリデン,エチレン-酢
酸ビニル共重合体,エチレン-酢酸ビニル共重合体ケン化
物などのフィルムが使用できる。なお、内容物に芳香イ
ンキの芳香が移行するのを防ぐ必要がある場合には、フ
ィルムの基材を、ポリエステル,ポリ塩化ビニリデン,エ
チレン-酢酸ビニル共重合体ケン化物などの、フィルム
を用いれば良い。芳香インキとしては、香料としてベー
ジル,マジョラム,タイム,ローレル,レモンなどの、食欲
を促進させる精油をマイクロカプセル化するか、粒度6
0〜400メッシュの、けいそう土,シリカゲル,石こ
う,セラミックなどの、無機吸着体に吸着させたもの
を、インキに練込んでインキ化して、オフセット印刷
法,スクリーン印刷法などの手段で、印刷よりフィルム
上に形成する。保護フィルムの基材としては、上記と同
様のものが使用できる。芳香インキと保護フィルムとの
間の接着強度については、両面に設けられた接着剤によ
る接着強度より弱くしておき、シュリンク包装フィルム
(30)をはがした時に、この部分で剥離できるように調整
しておく。具体的には両者の積層を、接着剤をパターン
状に設けて接着するか、剥離剤を介して熱ラミネートす
れば良い。
【0013】また、シュリンク包装フィルム(30)を、ポ
リエステル系フィルムなどのガス遮断性を有するフィル
ムを用いた場合には、芳香ラベル(10)の積層構造を、保
護フィルムを除いた、接着剤/芳香フィルム/接着剤、接
着剤/フィルム/芳香インキ/接着剤、という構成とする
こともできる。この場合に、シュリンク包装フィルム(3
0)と接着する接着剤は、接着強度が弱いものとし、シュ
リンク包装フィルム(30)をはがした時に、この層間で剥
離できるようにしておく。
【0014】また、上記の香料以外にも、不安解消や抗
うつ用の香料として、ベルガモット,ラベンダー,ローズ
マリー,シナモンなどの精油、覚醒(睡気さまし)用香料
として、はっか,ユーカリ,ベルベナ,サルビア,ヒソップ
などの精油が使用できる。
【0015】本発明の芳香を発するシュリンク包装体に
おける、包装箱体(20)の表面に貼着した芳香ラベル(10)
の外面側と、シュリンク包装フィルム(30)の内面側とを
接着する方法については、芳香ラベル(10)の外面側に接
着剤を塗布して、従来と同様のシュリンクトンネルなど
の設備を用いて、包装箱体(20)のシュリンク包装工程で
同時に、芳香ラベル(10)の外面側とシュリンク包装フィ
ルム(30)の内面側とを接着するものである。
【0016】<実施例1>包装箱体(20)である液体紙容
器は、紙を基材として、表裏にポリエチレンフィルムを
積層して、中間にアルミニウム箔やポリエチレンテレフ
タレートフィルムなどを積層した、積層構造よりなり、
上部をゲーベルトップ型に成形して、内部に酒やジュー
スや牛乳などを充填して、密封したものである。
【0017】芳香フィルムは、低密着ポリエチレンに、
香料として100〜200メッシュのシリカゲルにレモ
ンの香料を吸着させたものを、約20重量%混合してフ
ィルム状に成形した。この芳香フィルムに、ドライラミ
ネーション法によって、2軸延伸ポリエチレンテレフタ
レートフィルムをラミネートして、他方に、シリコン系
の剥離剤を塗布して、保護フィルムとして2軸延伸ポリ
エチレンテレフタレートフィルムを熱ラミネートした。
次いで、包装箱体(20)と接着する側に、ゴム系接着剤よ
りなる感圧接着剤を塗布して、シュリンク包装フィルム
(30)と接着する側に、ホットメルト型接着剤を塗布し
て、感圧接着剤/2軸延伸ポリエチレンテレフタレート
フィルム(12μm)/芳香ポリエチレンフィルム(40μm)/2
軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(12μm)/ホ
ットメルト型接着剤、よりなる芳香ラベル(10)を作製し
た。
【0018】作製した芳香ラベル(10)を、この感圧接着
剤で包装箱体(20)の適宜の場所に接着して、次いで、2
5μmの2軸延伸ポリプロピレンよりなるシュリンク包
装フィルム(30)を全体に巻きつけて、シュリンクトンネ
ルを通して、シュリンク包装フィルム(30)をシュリンク
させて包装箱体(20)に密着させて、この時の熱によっ
て、このホットメルト型接着剤で、芳香ラベル(10)とシ
ュリンク包装フィルム(30)とを接着した。
【0019】続いて、出来上がった本実施例の芳香を発
するシュリンク包装体の、シュリンク包装フィルム(30)
をはがしたところ、芳香ラベル(10)の保護フィルムであ
る2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムは、シ
ュリンク包装フィルム(30)に接着したまま、芳香ポリエ
チレンフィルムとの間で剥離して、芳香ポリエチレンフ
ィルムからレモンの香りが発香した。
【0020】<実施例2>2軸延伸ポリエチレンテレフ
タレートフィルム上に、30〜60メッシュのけいそう
土にシナモンの香料を吸着させたものを、インキの中に
約20重量%練込んで、スクリーン印刷法によって印刷
した。次いで、この印刷面上に、点径約1mmで点面接率
20%の、ゴム系粘着剤よりなる感圧接着剤を、パター
ン状に塗布して、この面に、保護フィルムとなるポリ塩
化ビニリデンフィルムを圧着して積層した。
【0021】次いで、包装箱体(20)と接着する側に、ゴ
ム系粘着剤よりなる感圧接着剤を塗布して、シュリンク
包装フィルム(30)と接着する側に、ホットメルト型接着
剤を塗布して、感圧接着剤/2軸延伸ポリエチレンテレ
フタレートフィルム(12μm)/芳香インキ/パターン接着
剤/ポリ塩化ビニリデンフィルム(20μm)/ホットメルト
型接着剤、よりなる芳香ラベル(10)を作製した。
【0022】作製した芳香ラベル(10)を、実施例1と同
様に、包装箱体(20)に接着して、シュリンク包装フィル
ム(30)を巻きつけて、シュリンクトンネルを通すことに
よって、芳香ラベル(10)とシュリンク包装フィルム(30)
とを接着した。
【0023】続いて、出来上がった本実施例の芳香を発
するシュリンク包装体の、シュリンク包装フィルム(30)
をはがしたところ、芳香ラベル(10)はパターン接着剤の
部分で剥離して、芳香インキからシナモンの香りが発香
した。
【0024】<実施例3>2軸延伸ナイロンフィルム上
に、100〜200メッシュのシリカゲルにはっかの香
料を吸着させたものを、低密度ポリエチレンに対して、
20重量%混合してフィルム状に成形した芳香フィルム
を、熱ラミネーション法により積層して、その上に、パ
ラフィン系ワックスよりなるホットメルト型接着剤を塗
布した。続いてこの面に、薄洋紙(52g/m2)/アルミニウ
ム箔(9μm)/ゴム系粘着剤よりなる感圧接着剤、よりな
る保護フィルムを、薄洋紙の面で接着した。
【0025】次いで、2軸延伸ナイロンフィルム側に、
ゴム系粘着剤よりなる感圧接着剤を塗布して、感圧接着
剤/2軸延伸ナイロンフィルム(15μm)/芳香ポリエチレ
ンフィルム(20μm)/ホットメルト型接着剤/薄洋紙(52g/
m2)/アルミニウム箔(9μm)/感圧接着剤、よりなる芳香
ラベル(10)を作製した。
【0026】作製した芳香ラベル(10)を、実施例1と同
様に、包装箱体(20)に2軸延伸ナイロンフィルム側を接
着した。次いで、シュリンク包装フィルム(30)を巻きつ
けて、シュリンクトンネルを通すことによって、芳香ラ
ベル(10)とシュリンク包装フィルム(30)とを接着した。
このシュリンクトンネルの熱によって、芳香ポリエチレ
ンフィルムと薄洋紙との間の、ホットメルト型接着剤が
溶融して薄洋紙に吸収されて、この間の剥離強度がほぼ
ゼロとなった。
【0027】続いて、出来上がった本実施例の芳香を発
するシュリンク包装体の、シュリンク包装フィルム(30)
をはがしたところ、芳香ラベル(10)は芳香ポリエチレン
フィルムと薄洋紙との間で剥離して、芳香ポリエチレン
フィルムからはっかの香りが発香した。なお、本実施例
においては、ホットメルト型接着剤を吸収してこの間の
剥離強度をほぼゼロとする層として、薄洋紙を用いた
が、薄洋紙に限定されるものではなくて、パラフィン系
ワックスよりなるホットメルト型接着剤をを吸収できる
ものであれば、他の材料を用いても良い。
【0028】
【発明の効果】以上、作用及び実施例に示すとおり、本
発明の芳香を発するシュリンク包装体においては、包装
箱体(20)の表面に芳香ラベル(10)を貼着して、シュリン
ク包装フィルム(30)の内面側に接着したことによって、
消費者がシュリンク包装フィルム(30)を剥離した時に、
同時に包装箱体(20)の表面に貼着した芳香ラベル(10)か
ら芳香を発するものであって、消費者が手間を掛けずに
芳香を発する、飲料類や菓子,食品類などのシュリンク
包装体を提供できるものである。
【0029】また、本発明の芳香を発するシュリンク包
装体においては、内容物を収容した包装箱体(20)の、例
えば菊の絵柄に合せて、菊の香りの芳香ラベル(10)を貼
着することによって、絵柄と香りとが同調した消費者へ
の印象が強いシュリンク包装体が得られるものであっ
て、また芳香性がある内容物を収容した包装箱体(20)
に、食欲を増進させる香りの芳香ラベル(10)を貼着する
ことによって、消費者の食欲と購買意欲とを唆るシュリ
ンク包装体が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の芳香を発するシュリンク包装体におけ
る、一実施例の斜視図である。
【図2】本発明の芳香を発するシュリンク包装体の断面
図である。
【符号の説明】
10 …芳香ラベル 20 …包装箱体 30 …シュリンク包装フィルム a …貼着,接着した部分

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内容物を収容した包装箱体(20)を、シュリ
    ンク包装フィルム(30)でシュリンク包装したシュリンク
    包装体であって、この包装箱体(20)とシュリンク包装フ
    ィルム(30)との間の両面に、芳香フィルムと芳香保護フ
    ィルムとを易剥離可能に積層接着した芳香ラベル(10)
    を、その芳香フィルムを包装箱体(20)側にして接着した
    ことを特徴とする芳香を発するシュリンク包装体。
  2. 【請求項2】内容物を収容した包装箱体(20)を、ガス遮
    断性を有するシュリンク包装フィルム(30)でシュリンク
    包装したシュリンク包装体であって、この包装箱体(20)
    とシュリンク包装フィルム(30)との間の両面に、芳香ラ
    ベル(10)をシュリンク包装フィルム(30)側を易剥離可能
    にして接着したことを特徴とする芳香を発するシュリン
    ク包装体。
  3. 【請求項3】前記包装箱体(20)が、ガス遮断性を有する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の芳香を発
    するシュリンク包装体。
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