JP3460078B2 - 換気框 - Google Patents
換気框Info
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Description
に用いる換気框に関する。 【0002】 【従来の技術】換気框としては図6に示すように、框本
体1の室内側縦板2の上部寄りに室内側開口3が形成さ
れ、室外側縦板4の下部寄りに室外側開口5が形成さ
れ、框本体1の中空部6内に内部作動板7を上下動自在
に設け、この内部作動板7を下方に移動することで室内
側開口3を開放し、内部作動板7を上方に移動すること
で室内側開口3を閉塞する換気框が提案されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前述の換気框である
と、室内側開口3を開放した時、室内側開口3の開口上
縁部3aと室外側開口5の開口上縁部5aを結ぶ直線a
が内部作動板7の上端部7aよりも上方位置となる。こ
のために室内の光が室内側開口3から室外側開口5に直
接通るので、室外の虫が室内の光によって室内に入り込
むことがある。 【0004】このことを解消するには室内側開口3、室
外側開口5の上下寸法を小さくすれば良いが、このよう
にすると換気性能が低下する。また内部作動板7を上下
寸法を大きくして上端部7aを直線aよりも上方位置と
すれば良いが、このようにすると室内側開口3の開口上
縁部3aと内部作動板7の上端部7aとの間の寸法が小
さくなって換気性能が低下する。 【0005】また、室内側開口3と室外側開口5を上下
方向に離隔すれば各開口の上下寸法を小さくせずに室内
の光が室外に直接通ることで防止できる。このようにす
ると框本体1の上下寸法、つまり見付け寸法が大きくな
る。 【0006】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした換気框を提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、室内側縦板の
上部寄りに室内側開口を有し、室外側縦板の下部寄りに
室外側開口を有する中空形状の框本体と、この框本体の
内部に室内側開口を閉塞する上方位置と室内側開口を開
放する下方位置に亘って上下動自在に設けた内部作動板
を備え、前記内部作動板は縦板の上部寄りに室外側に向
う横片を有して上端部が縦板よりも室外寄りの形状で、
この内部作動板が下方位置の時に上端部が室内側開口の
開口上縁部と室外側開口の開口上縁部を結ぶ直線と同一
又は室外寄りであるようにしたことを特徴とする換気框
である。 【0008】 【作 用】室内側開口から框本体内部に入り込んだ室
内の光は内部作動板の上端部分で遮光されるから、室内
の光が直接室外に通ることがない。また、室内側開口、
室外側開口の上下方向寸法、室内側開口の開口上縁部と
内部作動板の上端部との間の寸法を小さくする必要がな
いから換気性能が低下することがない。また、室内側開
口と室外側開口との上下方向間隔を大きくする必要がな
いから框本体の見付け寸法が大きくなることもない。 【0009】 【発明の実施の形態】図1と図2と図3に示すように、
室内側縦板10の上縁部と下縁部寄りに上横板11と下
横板12が一体的に設けてあり、室外側縦板13は上横
板11と下横板12に係合して連結されて矩形断面で中
空形状の框本体14としてある。前記室内側縦板10の
上部寄りに複数のスリット形状の孔からなる室内側開口
15が形成してあり、室外側縦板13の下部寄りに複数
のスリット形状の孔からなる室外側開口16が形成して
ある。框本体14の長手方向両端部に小口キャップ17
が取付けられて中空部18の長手方向両端部を閉塞して
いる。 【0010】前記框本体14の中空部18内には内部作
動板20が上下動自在に設けてある。この内部作動板2
0を上方に移動して気密材21に当接することで室内側
開口15を閉塞し、内部作動板20を下方に移動するこ
とで室内側開口15を開放する。 【0011】前記内部作動板20は縦板22の上縁部を
室外向き横片22と上向片23で鉤形状としてあり、そ
の上向片23の上端面、つまり内部作動板20の上端部
20aは縦板22よりも室外側寄りで、その上端部20
aは前記室内側開口15の開口上縁部15aと室外側開
口16の開口上縁部16aを結ぶ直線aと同一である。
なお直線aよりも室外寄りとしても良い。 【0012】このようであるから、室内側開口15から
入り込んだ室内の光が内部作動板20の上端部分で遮光
され、室内の光が直接室外に通ることがない。また、室
内側開口15、室外側開口16の上下寸法が小さくなら
ないし、室内側開口15の開口上縁部15aと内部作動
板20の上端部20aの間の寸法がほとんど小さくなら
ないので、換気性能が低下することがない。また、室内
側開口15と室外側開口16との間の寸法が大きくなら
ないので、框本体14の見付け寸法が大きくならない。 【0013】なお、横片22を直線aと同一又は室外寄
りとすれば上向片24は不要である。 【0014】次に内部作動板20を上下動する機構を説
明する。図4に示すように、つまみ30を備えた操作体
31に縦ガイド溝32が形成され、内部作動板20に設
けたピン33が縦ガイド溝32に上下摺動自在に嵌挿し
ている。框本体14内に一対の固定板34が固定され、
この各固定板34の上下方向に斜めとなったガイド溝3
5に内部作動板20の長手方向両端寄りに固着した一対
のガイドピン36が摺動自在に嵌まり込んでいる。 【0015】前記つまみ30が室内側縦板20の長孔3
7から室内側に突出し、このつまみ30を持って操作体
31を右方(矢印b)に移動すると、図5に示すように
ガイド溝35とガイドピン36で内部作動板20が下方
に移動する。この状態からつまみ30を持って操作体3
1を左方に移動するとガイド溝35とガイドピン36で
内部作動板20が下方に移動する。 【0016】図4に示す前記操作体31は樹脂製で、そ
の操作体31と一体的に板状片40を設け、この板状片
40に係止爪41が一体的に設けてあり、係止爪41は
板状片40の弾性で室内外方向に弾性変位する。 【0017】室内側縦板10の裏面に係止体42が取付
けてあり、この係止体42に第1・第2係止凹部43,
44が形成してある。前記係止爪41は第1・第2係止
凹部43,44に係脱自在である。 【0018】操作体31が図4に示す左方位置の時には
係止爪41が第1係止凹部43に係止して操作体31が
左右に移動しないように位置決めして保持される。つま
み30を持って操作体31を矢印b方向に移動すると板
状片40を弾性変形して係止爪41が第1係止凹部43
から離脱し、板状片40の弾性復元力で係止爪41が第
2係止凹部44に係合して操作体31が左右に移動しな
いように位置決めして保持する。 【0019】このようであるから、操作体31が振動な
どで左右に移動しないので内部作動板20を開放位置、
閉塞位置に確実に保持できる。また、操作体31に板状
片40を介して係止爪41を一体的に設けたので、部品
点数が少ない。なお、この操作体31を位置決めして保
持する機構は内部作動板20を左右に移動して室内側開
口する換気框にも適用できる。 【0020】 【発明の効果】室内側開口から框本体内部に入り込んだ
室内の光は内部作動板の上端部分で遮光されるから、室
内の光が直接室外に通ることがない。また、室内側開
口、室外側開口の上下方向寸法、室内側開口の開口上縁
部と内部作動板の上端部との間の寸法を小さくする必要
がないから換気性能が低下することがない。また、室内
側開口と室外側開口との上下方向間隔を大きくする必要
がないから框本体の見付け寸法が大きくなることもな
い。
る。 【図5】内部作動板の上下動作説明図である。 【図6】従来の換気框の縦断面図である。 【符号の説明】 1…框本体 3…室内側開口 3a…開口上縁部 5…室外側開口 5a…開口上縁部 7…内部作動板 10…室内側縦板 13…室外側縦板 14…框本体 15…室内側開口 15a…開口上縁部 16…室内側開口 16a…開口上縁部 20…内部作動板 20a…上縁部 22…縦板 23…横片 24…上向片 30…つまみ 31…操作体 32…縦ガイド溝 33…ピン 34…固定板 35…ガイド溝 36…ガイドピン 40…板状片 41…係止爪 42…係止体 43…第1係止凹部 44…第2係止凹部
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 室内側縦板の上部寄りに室内側開口を有
し、室外側縦板の下部寄りに室外側開口を有する中空形
状の框本体と、この框本体の内部に室内側開口を閉塞す
る上方位置と室内側開口を開放する下方位置に亘って上
下動自在に設けた内部作動板を備え、 前記内部作動板は縦板の上部寄りに室外側に向う横片を
有して上端部が縦板よりも室外寄りの形状で、この内部
作動板が下方位置の時に上端部が室内側開口の開口上縁
部と室外側開口の開口上縁部を結ぶ直線と同一又は室外
寄りであるようにしたことを特徴とする換気框。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02812298A JP3460078B2 (ja) | 1998-02-10 | 1998-02-10 | 換気框 |
TW87116107A TW389810B (en) | 1998-02-10 | 1998-09-28 | Modified ventilating rail |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02812298A JP3460078B2 (ja) | 1998-02-10 | 1998-02-10 | 換気框 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11223079A JPH11223079A (ja) | 1999-08-17 |
JP3460078B2 true JP3460078B2 (ja) | 2003-10-27 |
Family
ID=12240003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02812298A Expired - Fee Related JP3460078B2 (ja) | 1998-02-10 | 1998-02-10 | 換気框 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3460078B2 (ja) |
TW (1) | TW389810B (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6265760B2 (ja) * | 2014-01-31 | 2018-01-24 | 株式会社佐原 | 框別体型換気装置および框一体型換気装置 |
-
1998
- 1998-02-10 JP JP02812298A patent/JP3460078B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1998-09-28 TW TW87116107A patent/TW389810B/zh not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11223079A (ja) | 1999-08-17 |
TW389810B (en) | 2000-05-11 |
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