JP3460052B2 - ドロッパ分離位置決め方法及びその装置 - Google Patents

ドロッパ分離位置決め方法及びその装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば糸の引き通し
装置に用いられるドロッパ分離位置決め方法及びその装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のドロッパ分離装置として、
例えば特開平5−117939号乃至117941号公
報に示す如く、左右非対称の山が形成された複数枚のド
ロッパを該山を左右交互にして前後に重ね合わせて整列
させ、ドロッパ列のうちの最前列のドロッパを次列のド
ロッパから一枚宛分離させる分離機構及び最前列のドロ
ッパと次列のドロッパとの間に分離空間を形成する分離
空間形成機構が個々別々に配備された構造のものが開示
され、又、ドロッパ位置決め装置として、例えば、特開
平5−117942号に示す如く、摺動面と衝止面をも
つ鈎状の部材を接近させ、ドロッパを旋回させながら挟
み込んで位置決めする構造のものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
構造の場合、上記分離機構及び分離空間形成機構並びに
位置決め機構が個々別々に配備されているため、全体の
機構が複雑化していると共に大掛かりな機構となり易
く、又、ドロッパ位置決め機構において、摺動面と衝止
面を持つ鈎状の部材を接近させドロッパを旋回させなが
ら挟み込むため、ドロッパが鈎部に引っ掛かってドロッ
パの位置決め位置の不揃いが生じ易く、ドロッパを損傷
させるおそれがあるというという不都合を有している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決することを目的とするもので、本発明のうちで、
請求項1記載の方法の発明は、左右非対称の山が形成さ
れた複数枚のドロッパを該山を左右交互にして前後に重
ね合わせて整列させ、該ドロッパ列のうちの最前列のド
ロッパを次列のドロッパから一枚宛分離させると共に最
前列のドロッパと次列のドロッパとの間に糸引き通し位
置での位置決めに必要な分離空間を形成し、該次列のド
ロッパから分離された最前列のドロッパを該ドロッパ列
の整列方向に対して傾斜した糸引き通し位置に位置決め
するに際し、上記次列のドロッパからの最前列のドロッ
パの分離及び上記糸引き通し位置での位置決めに必要な
分離空間の形成を単一の分離部材の最前列のドロッパか
ら外れて次列のドロッパに当接して最前列のドロッパと
次列のドロッパとの間に最前列のドロッパに予め付与さ
れた撓み作用が解放されることによる僅かな分離間隙を
形成する左右停止位置及び該最前列のドロッパと次列の
ドロッパとの間に形成された僅かな間隙内に差し込み挿
入されて糸引き通し位置での位置決めに必要な分離空間
を形成する中央停止位置の三停止位置の交互の分離移動
により行うと共に上記次列のドロッパから分離された最
前列のドロッパを互いに平行に対向する斜面をもつ二つ
の位置決め部材により挟持して上記糸引き通し位置に位
置決めすることを特徴とするドロッパ分離位置決め方法
にある。
【0005】又、請求項2記載の装置の発明は、左右非
対称の山が形成された複数枚のドロッパを該山を左右交
互にして前後に重ね合わせて整列可能な整列機構と、該
ドロッパ列のうちの最前列のドロッパを次列のドロッパ
から一枚宛分離させると共に最前列のドロッパと次列の
ドロッパとの間に糸引き通し位置での位置決めに必要な
分離空間を形成し、該次列のドロッパから分離された最
前列のドロッパを該ドロッパ列の整列方向に対して傾斜
した糸引き通し位置に位置決めする分離位置決め機構と
を備えてなり、上記分離位置決め機構に次列のドロッパ
から最前列のドロッパを分離すると共に上記糸引き通し
位置での位置決めに必要な分離空間を形成する単一の分
離部材を配設し、該分離部材を最前列のドロッパから外
れて次列のドロッパに当接して最前列のドロッパと次列
のドロッパとの間に最前列のドロッパに予め付与された
撓み作用が解放されることによる僅かな分離間隙を形成
する左右停止位置及び該最前列のドロッパと次列のドロ
ッパとの間に形成された僅かな間隙内に差し込み挿入さ
れて糸引き通し位置での位置決めに必要な分離空間を形
成する中央停止位置の三停止位置に交互に分離移動させ
るアクチュエータをもつ分離移動機構を設け、かつ、該
分離位置決め機構に次列のドロッパから分離された最前
列のドロッパを互いに平行に対向する両斜面により挟持
して上記糸引き通し位置に位置決め可能な二つの位置決
め部材を配設し、該二つの位置決め部材を位置決め移動
させる位置決め移動機構を具備してなることを特徴とす
るドロッパ分離位置決め装置にある。
【0006】又、請求項記載の発明は、上記分離位置
決め機構に上記二つの位置決め部材によりドロッパ列の
整列方向に対して傾斜した糸引き通し位置に位置決めさ
れたドロッパの両側縁に当接可能な位置決め面をもつ位
置決めガイドを配設してなることを特徴とするものであ
り、又、請求項記載の発明にあっては、上記糸引き通
し位置で糸が引き通されたドロッパを上記位置決めガイ
ドから送出可能な送出機構を配設してなることを特徴と
するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1乃至図19は本発明の実施の
形態例を示し、Dはドロッパ、1は整列機構であって、
ドロッパDは上端縁に左右非対称の山D1及び中程部に
糸通し穴D2並びに上部の長穴D3がそれぞれ形成され、
整列機構1は複数枚のドロッパをその山D1を左右交互
にして前後に重ね合わせ、ドロッパバー2に長穴D3
挿通して複数個のドロッパDを吊下状に整列すると共に
ドロッパ列の上部及び中程部並びに下部の横振れを規制
するガイドバー4a・4b、5a・5b、6a・6bを
配設し、かつ、最前列のドロッパDの下部前面に当接可
能なストッパ爪7を配設し、このドロッパ列を糸引き通
し位置K側に向けて押圧する図示省略の押圧機構を設
け、この押圧機構によりドロッパDに予めストッパ爪7
との当接位置近傍を中心とする適度の撓み作用をもたせ
て構成され、これら整列機構1を六組並列配設してい
る。
【0008】8は分離位置決め機構であって、上記ドロ
ッパ列のうちの最前列のドロッパDを次列のドロッパD
から一枚宛分離させると共に最前列のドロッパDと次列
のドロッパDとの間に分離空間Gを形成し、次列のドロ
ッパDから分離された最前列のドロッパDをドロッパ列
の整列方向Mに対して適宜角度θとしての30度傾斜し
た糸引き通し位置Kに位置決めするように構成され、こ
の場合、この分離位置決め機構8には次列のドロッパD
から最前列のドロッパDを分離すると共に上記分離空間
Gを形成する単一の分離部材9が設けられ、この分離部
材9は分離空間Gの大きさに応じた板厚のブロック体9
aの下部左右両側に下方及び左右に向けて次第に板厚が
薄くなり、しかもドロッパDの山D1の形状に沿った左
右下縁9b・9bを有すると共に横断面山型の斜面9c
・9cが形成され、後面としての裏面に最前列のドロッ
パDの上部前面に当接する当接面9dが形成され、この
当接面9dに摩擦を軽減すると共にドロッパ1の損傷を
防ぐため適当な凹凸加工及び表面処理を施すことがあ
り、かつ斜面9c・9cの稜線の頂点9eが形成されて
なり、更に、分離部材9を分離移動させる分離移動機構
10を設けて構成している。
【0009】この場合、上記分離移動機構10に上記分
離部材9を左右停止位置及び中央停止位置の三停止位置
に交互に分離移動させるアクチュエータ11を配設して
なり、即ち、図3乃至図5の如く、摺動レール12aに
より直線摺動案内された取付部材12に分離部材9を取
付け、分離部材12に摺動長溝12bを形成し、アクチ
ュエータ11の角度回動する主軸11aに摺動ピン13
を植設し、摺動ピン13を摺動長溝12bに嵌合し、ア
クチュエータ11の主軸11aの角度回動により分離部
材9を往復移動させると共に左右停止位置及び中央停止
位置の三停止位置に交互に移動制御するように構成され
ている。
【0010】又、この場合、上記分離位置決め機構8に
次列のドロッパDから分離された最前列のドロッパDを
互いに平行に対向する両斜面14a・15aにより挟持
して上記糸引き通し位置Kに位置決め可能な二つの位置
決め部材14・15を配設し、この二つの位置決め部材
14・15を位置決め移動させる位置決め移動機構16
を備えて構成している。
【0011】又、この場合、上記分離位置決め機構8に
上記二つの位置決め部材14・15によりドロッパ列の
整列方向Mに対して傾斜した糸引き通し位置Kに位置決
めされたドロッパDの両側縁に当接可能な位置決め面1
7a・18aをもつ位置決めガイド17・18を上記ド
ロッパ列の中程部の横振れを規制するガイドバー5a・
5bに一体形成して構成されている。この位置決め面1
7a・18a間の距離はドロッパDの傾き角度θに応じ
てドロッパDの幅よりも狭く定められ、しかして、傾い
たドロッパDを確実に位置決めすることができる。
【0012】19は送出機構であって、上記糸引き通し
位置で図示省略の糸引き通し機構により糸Rが引き通さ
れたドロッパDを上記位置決めガイド17・18間の通
過間隙Fから送出可能な線材からなる引出部材20から
なり、図示省略の駆動機構により引出部材20を四角形
軌跡運動させてドロッパバー2上において引出移動さ
せ、糸Rが引き通されたドロッパDを順次一枚宛ドロッ
パバー2により吊下状態に整列させるように構成してい
る。
【0013】この実施の形態例は上記構成であるから、
図6乃至図8の如く、整列機構1のドロッパバー2に左
右非対称の山D1が形成された複数枚のドロッパDはそ
の山D1を左右交互にして前後に重ね合わせて吊下状に
整列され、分離位置決め機構8の分離部材9はドロッパ
Dの中央に位置して最前列のドロッパDの上部前面に当
接していると共にドロッパDの下部前面はストッパ爪7
に当接して図示省略の押圧機構により適度の撓み作用が
付与された状態で整列され、次いで、図9乃至図11の
如く、分離移動機構10のアクチュエータ11により分
離部材9は図中左位置に横移動し、この中央位置から左
位置への分離部材9の横移動により最前列のドロッパD
は分離部材9の当接面9dより外れると共に次列のドロ
ッパDの上部前面に分離部材9の当接面9dが当接し、
最前列のドロッパDに予め付与された撓み作用が解放さ
れ、最前列のドロッパDは真直状態に復帰して最前列の
ドロッパDと次列のドロッパDとの間に、図11の如
く、僅かな間隙が生じ、次いで、図12の如く、分離部
材9は再び左位置から中央位置へと横移動し、これによ
り分離部材9は最前列のドロッパDと次列のドロッパD
との間の僅かな間隙内に差し込み挿入され、この分離部
材9の左位置から中央位置への横移動に伴う差し込み挿
入動作により、図14の如く、最前列のドロッパDと次
列のドロッパDとの間に分離空間Gが形成され、かつ、
図13の如く、位置決め移動機構16により二つの位置
決め部材14・15は互いに中央に向けて移動し、最前
列のドロッパDの下部はストッパ爪7から乗り越え、一
方の位置決め部材14の斜面14aによりドロッパDは
整列方向Mに対して角度θ分傾斜され、次いで、図15
の如く、一方の位置決め部材14は整列方向Mの外方に
向けて移動し、この移動により、図16の如く、最前列
のドロッパDは互いに平行に対向する位置決め部材14
・15の両斜面14a・15aにより挟持されて糸引き
通し位置Kに位置決めされ、この位置決め状態で糸Rは
図示省略の糸引き通し機構によりドロッパDの糸通し穴
2に引き通され、糸Rの引き通しが完了すると、図1
7の如く、位置決め部材14・15は、図7の如く、元
位置に復帰移動すると共に図16及び図18の想像線の
如く、送出機構19の引出部材20の四角形軌跡運動に
よりドロッパバー2上にドロッパDは引出移動され、糸
Rが引き通されたドロッパDはドロッパバー2により吊
下状態に整列され、次いで、図19の如く、分離部材9
は図中の中央位置から右位置に横移動し、この中央位置
から右位置への分離部材9の横移動により次の最前列の
ドロッパDは分離部材9の当接面9dより外れると共に
次列のドロッパDの上部前面に分離部材9の当接面9d
が当接し、以下上記同様な作用が繰り返され、糸Rが引
き通されたドロッパDは順次一枚宛ドロッパバー2によ
り吊下状態に整列されることになり、この際、次列のド
ロッパDからの最前列のドロッパDの分離及び糸引き通
し位置Kでの位置決めに必要な分離空間Gの形成を単一
の分離部材9を分離移動機構10により分離移動させる
ことにより行うことができ、よって、分離と分離空間G
の形成の機能を同一部材で実現することができ、ドロッ
パDの分離及び位置決めを円滑に行うことができると共
に装置全体の機構の簡素化を図ることができる。
【0014】又、この場合、上記分離移動機構10に上
記分離部材9を左右停止位置及び中央停止位置の三停止
位置に交互に分離移動させるアクチュエータ11を配設
しているから、分離部材9を円滑に移動させることがで
き、それだけドロッパDの分離及び分離空間Gの形成を
円滑に行うことができると共に電気的制御可能なアクチ
ュエータ11をこの場合六組としている複数組の分離位
置決め機構8のそれぞれ組み付けることにより複数組ド
ロッパ列のうちの分離すべき任意のドロッパ列から自動
的に選択してドロッパDを分離及び位置決めすることも
でき、又、この場合、上記分離位置決め機構8に次列の
ドロッパDから分離された最前列のドロッパDを互いに
平行に対向する両斜面14a・15aにより挟持して上
記糸引き通し位置Kに位置決め可能な二つの位置決め部
材14・15を配設しているから、この二つの位置決め
部材14・15を位置決め移動機構16により位置決め
移動させることにより、ドロッパDを糸引き通し位置K
に確実に位置決めすることができ、又、上記分離位置決
め機構8に上記二つの位置決め部材14・15によりド
ロッパ列の整列方向Mに対して傾斜した糸引き通し位置
Kに位置決めされたドロッパDの両側縁に当接可能な位
置決め面17a・18aをもつ位置決めガイド17・1
8を配設しているから、位置決め面17a・18aによ
り位置決め精度を高めることができ、又、この場合、上
記糸引き通し位置Kで糸Rが引き通されたドロッパDを
上記位置決めガイド17・18の間から送出可能な送出
機構19を配設しているから、糸Rが引き通されたドロ
ッパDを順次排出することができ、分離及び位置決めの
作業性を一層向上することができる。
【0015】尚、本発明は上記実施の形態例で示す構造
に限られるものではなく、例えば、整列機構1、分離位
置決め機構8、分離移動機構10の構造や分離部材9、
位置決め部材14・15及び位置決めガイド17・18
の形状等は適宜変更して設計される。
【0016】
【発明の効果】本発明は上述の如く、請求項1又は
載の発明にあっては、次列のドロッパからの最前列のド
ロッパの分離及び上記糸引き通し位置での位置決めに必
要な分離空間の形成を単一の分離部材を分離位置決め機
構の分離移動機構により最前列のドロッパから外れて次
列のドロッパに当接して最前列のドロッパと次列のドロ
ッパとの間に最前列のドロッパに予め付与された撓み作
用が解放されることによる僅かな分離間隙を形成する
停止位置及び該最前列のドロッパと次列のドロッパと
の間に形成された僅かな間隙内に差し込み挿入されて糸
引き通し位置での位置決めに必要な分離空間を形成する
中央停止位置の三停止位置の交互の分離移動により行う
ことができ、よって、分離と分離空間の形成の機能を同
一部材で実現することができ、ドロッパの分離及び位置
決めを円滑に行うことができると共に装置全体の機構の
簡素化を図ることができ、かつ、上記分離移動機構に上
記分離部材を左右停止位置及び中央停止位置の三停止
置に交互に分離移動させるアクチュエータを配設してい
るから、分離部材を円滑に移動させることができ、それ
だけドロッパの分離及び分離空間の形成を円滑に行うこ
とができ、更に、上記分離位置決め機構に次列のドロッ
パから分離された最前列のドロッパを互いに平行に対向
する両斜面により挟持して上記糸引き通し位置に位置決
め可能な二つの位置決め部材を配設しているから、この
二つの位置決め部材を位置決め移動機構により位置決め
移動させることにより、ドロッパを糸引き通し位置に確
実に位置決めすることができる。
【0017】又、請求項記載の発明にあっては、上記
分離位置決め機構に上記二つの位置決め部材によりドロ
ッパ列の整列方向に対して傾斜した糸引き通し位置に位
置決めされたドロッパの両側縁に当接可能な位置決め面
をもつ位置決めガイドを配設しているから、位置決め面
により位置決め精度を高めることができ、又、請求項
記載の発明にあっては、上記糸引き通し位置で糸が引き
通されたドロッパを上記位置決めガイドから送出可能な
送出機構を配設しているから、糸が引き通されたドロッ
パを順次排出することができ、分離及び位置決めの作業
性を一層向上することができる。
【0018】以上、所期の目的を充分達成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例の部分拡大斜視図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態例の正面図である。
【図3】本発明の実施の形態例の分離移動機構の正面図
である。
【図4】本発明の実施の形態例の分離移動機構の側断面
図である。
【図5】本発明の実施の形態例の分離移動機構の平面図
である。
【図6】本発明の実施の形態例の部分説明正面図であ
る。
【図7】本発明の実施の形態例の部分説明平面図であ
る。
【図8】本発明の実施の形態例の部分説明側面図であ
る。
【図9】本発明の実施の形態例の部分説明正面図であ
る。
【図10】本発明の実施の形態例の部分説明平面図であ
る。
【図11】本発明の実施の形態例の部分説明側面図であ
る。
【図12】本発明の実施の形態例の部分説明正面図であ
る。
【図13】本発明の実施の形態例の部分説明平面図であ
る。
【図14】本発明の実施の形態例の部分説明側面図であ
る。
【図15】本発明の実施の形態例の部分説明平面図であ
る。
【図16】本発明の実施の形態例の部分説明側面図であ
る。
【図17】本発明の実施の形態例の部分説明平面図であ
る。
【図18】本発明の実施の形態例の部分説明平面図であ
る。
【図19】本発明の実施の形態例の部分説明正面図であ
る。
【符号の説明】
D ドロッパ D1 山 R 糸 K 糸引き通し位置 G 分離空間 1 整列機構 8 分離位置決め機構 9 分離部材 10 分離移動機構 14 位置決め部材 14a 斜面 15 位置決め部材 15a 斜面 17 位置決めガイド 17a 位置決め面 18 位置決めガイド 18a 位置決め面 19 排出機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−117942(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D03J 1/14

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右非対称の山が形成された複数枚のド
    ロッパを該山を左右交互にして前後に重ね合わせて整列
    させ、該ドロッパ列のうちの最前列のドロッパを次列の
    ドロッパから一枚宛分離させると共に最前列のドロッパ
    と次列のドロッパとの間に糸引き通し位置での位置決め
    に必要な分離空間を形成し、該次列のドロッパから分離
    された最前列のドロッパを該ドロッパ列の整列方向に対
    して傾斜した糸引き通し位置に位置決めするに際し、上
    記次列のドロッパからの最前列のドロッパの分離及び上
    記糸引き通し位置での位置決めに必要な分離空間の形成
    を単一の分離部材の最前列のドロッパから外れて次列の
    ドロッパに当接して最前列のドロッパと次列のドロッパ
    との間に最前列のドロッパに予め付与された撓み作用が
    解放されることによる僅かな分離間隙を形成する左右
    位置及び該最前列のドロッパと次列のドロッパとの間
    に形成された僅かな間隙内に差し込み挿入されて糸引き
    通し位置での位置決めに必要な分離空間を形成する中央
    停止位置の三停止位置の交互の分離移動により行うと共
    に上記次列のドロッパから分離された最前列のドロッパ
    を互いに平行に対向する斜面をもつ二つの位置決め部材
    により挟持して上記糸引き通し位置に位置決めすること
    を特徴とするドロッパ分離位置決め方法。
  2. 【請求項2】 左右非対称の山が形成された複数枚のド
    ロッパを該山を左右交互にして前後に重ね合わせて整列
    可能な整列機構と、該ドロッパ列のうちの最前列のドロ
    ッパを次列のドロッパから一枚宛分離させると共に最前
    列のドロッパと次列のドロッパとの間に糸引き通し位置
    での位置決めに必要な分離空間を形成し、該次列のドロ
    ッパから分離された最前列のドロッパを該ドロッパ列の
    整列方向に対して傾斜した糸引き通し位置に位置決めす
    る分離位置決め機構とを備えてなり、上記分離位置決め
    機構に次列のドロッパから最前列のドロッパを分離する
    と共に上記糸引き通し位置での位置決めに必要な分離空
    間を形成する単一の分離部材を配設し、該分離部材を
    前列のドロッパから外れて次列のドロッパに当接して最
    前列のドロッパと次列のドロッパとの間に最前列のドロ
    ッパに予め付与さ れた撓み作用が解放されることによる
    僅かな分離間隙を形成する左右停止位置及び該最前列の
    ドロッパと次列のドロッパとの間に形成された僅かな間
    隙内に差し込み挿入されて糸引き通し位置での位置決め
    に必要な分離空間を形成する中央停止位置の三停止位置
    に交互に分離移動させるアクチュエータをもつ分離移動
    機構を設け、かつ、該分離位置決め機構に次列のドロッ
    パから分離された最前列のドロッパを互いに平行に対向
    する両斜面により挟持して上記糸引き通し位置に位置決
    め可能な二つの位置決め部材を配設し、該二つの位置決
    め部材を位置決め移動させる位置決め移動機構を具備し
    てなることを特徴とするドロッパ分離位置決め装置。
  3. 【請求項3】 上記分離位置決め機構に上記二つの位置
    決め部材によりドロッパ列の整列方向に対して傾斜した
    糸引き通し位置に位置決めされたドロッパの両側縁に当
    接可能な位置決め面をもつ位置決めガイドを配設してな
    ることを特徴とする請求項記載のドロッパ分離位置決
    め装置。
  4. 【請求項4】 上記糸引き通し位置で糸が引き通された
    ドロッパを上記位置決めガイドから送出可能な送出機構
    を配設してなることを特徴とする請求項記載のドロッ
    パ分離位置決め装置。
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