JP3459788B2 - 電気湯沸かし器 - Google Patents

電気湯沸かし器

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JP3459788B2 JP11896799A JP11896799A JP3459788B2 JP 3459788 B2 JP3459788 B2 JP 3459788B2 JP 11896799 A JP11896799 A JP 11896799A JP 11896799 A JP11896799 A JP 11896799A JP 3459788 B2 JP3459788 B2 JP 3459788B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓋体を強く閉じた
時の内容器内圧の過上昇による内容器内の湯の自然吐出
を防止する安全機構を有する電気湯沸かし器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気湯沸かし器においては、内容
器内の湯を外部に注出する注出路を本体側に、内容器内
の水を加熱することにより生じる蒸気を外部に放出する
蒸気通路を蓋体側に設けている。また電気湯沸かし器は
使用中あるいは定置中に不用意な引っ掛かり等によって
器体が転倒することがあり、この時に前記注出路や蒸気
通路を通じて内容器内の湯が外部に流出し周りを濡らし
たり、また熱湯であるがため火傷の危険もあった。そこ
で従来、このような器体の転倒による内容器内の湯の不
意な流出を防止するために、器体の転倒時に前記注出路
や蒸気通路を閉塞する安全弁や止水弁を設けていた。
【0003】しかし、このような構造の電気湯沸かし器
において、内容器内に湯がある状態で蓋体を勢いよく閉
じると、蒸気通路内に設けられた止水弁が遠心力や慣性
力により蒸気通路に形成した蒸気抜き穴を閉塞した状態
で、蓋体が一気に閉じてしまうことがある。この場合蓋
体が閉じる時に周囲の温度の低い空気が温度の高い内容
器内に閉じ込められるため、その空気が急膨張し内容器
の内圧が過度に上昇し、その結果内容器内のすべての湯
が注出路を通り吐出口から自然吐出し、周りを濡らした
り火傷等の危険性をもたらしていた。特に湯温が高い時
ほど自然吐出の可能性が高いものであった。
【0004】上記対策として、実開平6−24633号
公報では蓋体の閉成時に蓋体が左又は右にずれるように
して蓋体が一気に閉じてしまうことを防止したり、また
特開平6−62964号公報では蒸気通路にある止水弁
を蓋体の枢支位置近傍に設けて止水弁の遠心力や慣性力
を小さくして、蒸気通路が閉塞状態になることを防止す
る方法が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記公報に記
載の蓋体が閉成時にずれる構造のものにおいては、蓋体
の閉成動作の度に手で蓋体の向きを正規の位置に戻しな
がら押し下げる必要があり使い勝手が悪く、また閉成動
作の途中といえども蓋体がずれる(ねじれる)というこ
とは使用者に動作不良の印象を与えかねない。一方蒸気
通路の止水弁を蓋体の枢支位置近傍に設ける構造のもの
においては、その構造や蓋体閉成条件によっては蒸気通
路が閉塞状態になることを完全に防止することができな
い。
【0006】本発明は、器体が転倒した時には止水弁本
来の役目である内容器内の湯の流出防止の機能を維持し
ながら、上記の問題を解消することを課題として、蓋体
を強く閉じることにより生ずる遠心力や慣性力で止水弁
が蒸気通路に設けた蒸気抜き穴を閉塞するのを防止して
内容器内の湯の自然吐出を防ぐことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1乃至請求項3にかかる電気湯沸か
し器は、水を入れる内容器と内容器内溶液を外部に注出
する注出路とを内蔵する本体と、本体に枢支され内容器
開口部を覆う蓋体とを備え、該蓋体には蓋体を閉じた時
に上記本体に係合する係合片と、前記内容器と連通し内
容器内で発生する蒸気を外部に排出するための蒸気抜き
穴を有する蒸気通路と、この蒸気通路内にあり器体の転
倒時に前記蒸気抜き穴を閉じる止水弁と、器体の転倒時
に前記止水弁が蒸気抜き穴を確実に閉じるように止水弁
の移動を上下に誘導する上方移動通路とを有する電気湯
沸かし器において、上記蓋体を強く閉じようとした時に
前記止水弁が前記蒸気抜き穴を閉じないように上方移動
通路内に凹凸リブやコイルばね等の移動抵抗手段を設け
たことを特徴とする。
【0008】この構成により蓋体を強く閉じても、上方
移動通路に設けた凹凸リブやコイルばね等の移動抵抗手
段により、止水弁が上方へ移動しにくくなり蒸気抜き穴
を閉塞することなく蓋体が閉じられ、内容器の内圧上昇
による湯の自然吐出を防ぐことができる。
【0009】本発明の請求項4にかかる電気湯沸かし器
は、水を入れる内容器と内容器内溶液を外部に注出する
注出路とを内蔵する本体と、本体に枢支され内容器開口
部を覆う蓋体とを備え、該蓋体には蓋体を閉じた時に上
記本体に係合する係合片と、前記内容器と連通し内容器
内で発生する蒸気を外部に排出するための蒸気抜き穴を
有する蒸気通路と、この蒸気通路内にあり器体の転倒時
に前記蒸気抜き穴を閉じる止水弁とを有する電気湯沸か
し器において、器体の転倒時に前記止水弁が上方へ移動
して蒸気抜き穴を閉じるように止水弁の移動を誘導する
上方移動通路と、前記蓋体を強く閉じようとした時に前
記止水弁が蒸気抜き穴を閉じないように前方へ移動でき
る前方移動通路を設け、器体の転倒時には、前記止水弁
が確実に上方移動通路を移動して前記蒸気抜き穴を閉じ
るために、前記止水弁が前方移動通路に留まらないよう
に、前方移動通路に前記止水弁の戻し手段を設けたこと
を特徴とする。本発明の請求項5乃至請求項6にかかる
電気湯沸かし器は、請求項4にかかる電気湯沸かし器の
構造において器体の転倒時には、止水弁が確実に上方移
動通路を移動して蒸気抜き穴を閉塞するために、止水弁
が前方移動通路に留まらないように、前方移動通路に摺
動片や弾性体等からなる止水弁の戻し手段を設けたこと
を特徴とする。
【0010】この構成により、蓋体を強く閉じようとし
た時に止水弁が蒸気抜き穴への通路である上方移動通路
とは異なる通路である前方移動通路へ移動するために、
止水弁が蒸気抜き穴を閉塞することはなく、従い内容器
の内圧上昇による湯の自然吐出を防ぐことができる。
【0011】
【0012】この構成により、蓋体を強く閉じようとし
た時には、止水弁が前方移動通路に移動することにより
蒸気抜き穴が閉塞されることはなく、内容器の内圧上昇
による湯の自然吐出を防ぎ、且つ器体の転倒時には前方
移動通路内に設けた摺動片や弾性体などの戻し手段によ
り、止水弁が前方移動通路に留まらず上方移動通路に在
るため、止水弁により蒸気抜き穴が確実に閉塞されやす
くなり、転倒時の湯の流出に対する安全性も損なわれる
ことがない。
【0013】
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電気湯沸かし器の
実施の形態を図面を参照しながら説明するが、本説明で
は図3に示すように電気湯沸かし器の吐出口がある方を
「前」、ヒンジのある方を「後」、として呼称して説明
する。
【0015】(第1の実施の形態)図1は本発明の電気
湯沸かし器の第1の実施の形態を示す概略断面図、図2
は本発明の電気湯沸かし器の第1の実施の形態の蓋体を
閉じる途中過程の状態を示す概略断面図、図3は本発明
の電気湯沸かし器の第1の実施の形態を示す平面図、図
4は本発明の電気湯沸かし器の第1の実施の形態の器体
が転倒した時の横断面図である。
【0016】図1乃至図2において、1は本体で、筒状
の胴体2とその上部を覆い水などの液体を収納する内容
器3を内挿する上リング4と、胴体2下部を覆う底カバ
ー5とで構成されている。上リング4の前部はくちばし
部6になっており、吐出口7の上方をカバーするように
前方に突出している。また、上リング4の蓋体8に対向
する位置にテーパー面9aを有する断面略三角形の係合
部9が形成されている。内容器3内の液体を外部に注出
するための注出路10は本体1内の前部に設けられ、そ
の始端は注出ポンプ11を介して内容器3の底部に接続
され、終端は安全弁12、安全弁座12aを介して吐出
口7に接続される。安全弁12の側面下方は転倒時に安
全弁12が安全弁座12aの方へ移動し易いようにテー
パーがついており、転倒時に素早く安全弁座12aを閉
じ内容器内の湯が吐出口から流出しないようになってい
る。注出ポンプ11は電動モーター13により駆動され
る。14は内容器3外底面に装着された発熱体で、図示
はしていないが温度センサーや温度制御装置の働きで、
内容器3内の水を加熱沸騰させた後、高温度(約97
℃)に保温する。
【0017】蓋体8は内容器3上部開口部を覆い、上リ
ング4後部に設けたヒンジ部15を中心に回動自在に取
付けられている。蓋体8は樹脂製の上蓋16とその下側
開口を覆う樹脂製の蓋カバー17が嵌着され、さらに蓋
カバー17の下面を覆うようにステンレス製の内蓋18
が装着固定されている。上蓋16上面には左右に長い凹
所19を形成し、その後ろ半分は周壁20となってい
る。21は凹所19に設けられ軸22を中心に回動する
開閉操作レバーで、水平部と垂直部を有する断面略L型
形状をしておりその水平部である操作ツマミ23は上蓋
16上面に臨み、垂直部である開閉片24は係合片25
に設けた係合リブ26と互いに押圧可能なように構成さ
れている。蓋体8を開く時、操作ツマミ23の下面に指
がかかるように凹所19の周壁20と操作ツマミ23間
は指が入る隙間を有する。係合片25は前後方向にスラ
イド自在に設けられ、その前部先端部は断面三角形のテ
ーパー面25aを有し、該テーパー面25aがそれと対
向する蓋カバー17の垂直部分に設けた貫通穴29より
突出するように、係合バネ27により前方に付勢されて
おり、蓋体8の閉成状態では上リング4の係合部9の下
面と重なり合うように嵌合している。また、係合バネ2
7により係合リブ26を通じ開閉操作レバー21には図
1において時計方向の回転力が加えられており、蓋体8
の閉成状態において開閉操作レバー21が所定の位置で
安定するように、凹所19底部から上方に伸びるストッ
プリブ28を設けている。
【0018】また、内蓋18の周縁部には断面U字の円
環状でシリコンゴム製のパッキン37が装着され、また
内蓋18と蓋カバー17間はネジ等の固定手段によりパ
ッキン37を介して空間38を有するように、且つ水密
に固定されている。空間38を形成している蓋カバー1
7のヒンジ部15に近い部分から円筒状のボス40を立
設しており、ボス40底面と内蓋18間は蒸気や流出湯
が通過するための隙間41を設け、ボス40の上面には
蒸気を逃すための蒸気抜き穴42を設けている。ボス4
0の蒸気抜き穴42部から隙間41を隔てボス40と対
向する内蓋18間が上方移動通路43を形成している。
この上方移動通路43内には球状のステンレス鋼からな
る止水弁44が上下動自在に収納され、通常蓋体8を閉
じている状態では止水弁44は内蓋18の上に着座して
おり蒸気抜き穴42は開放されている。器体が転倒した
時に止水弁44が上方に移動し蒸気抜き穴42を閉じる
ように構成している。弁座42aは止水弁44と蒸気抜
き穴42の接触面であり、密閉し易いようにテーパー状
にしている。蓋体8の閉成状態では内容器3の上部開口
フランジ部にパッキン37が密着し内容器3と内蓋18
間は水密になっており、内容器3内の加熱蒸気は内蓋1
8に設けた小穴39から空間38及び隙間41を通り上
方移動通路43であるボス40部から蒸気抜き穴42を
通じて、上蓋に設けた蒸気排出口45から排出される。
ここで蒸気の入口となる小穴39から、蒸気の出口とな
る蒸気抜き穴42までのスペースを蒸気通路46と定義
する。なお円筒状ボス40の内壁面は移動抵抗手段であ
る略水平の複数の凹凸リブ40aを形成している。
【0019】次に本発明の電気湯沸かし器の第1の実施
の形態の動作について説明する。
【0020】上記構成の電気湯沸かし器において、図1
の状態から蓋体8を開いて内容器3内に水を入れるため
に、先ず開閉操作レバー21の操作ツマミ23の下面に
指をかけて上方へ引き上げるように軸22を中心に回転
させると、操作ツマミ23と一体の開閉片24も軸22
を中心反時計方向に回転し、それに追従して係合リブ2
6が係合バネ27のバネ力に抗して後方に押され、従い
係合片25が後方に移動し係合片25の先端部が上リン
グ4に設けられた係合部9下面の嵌合部から外れ蓋体8
を開くことができる。蓋体8は90度強開いたところで
保持でき、この時操作ツマミ23から手を放すと係合バ
ネ27のバネ力により係合片25や開閉操作ツマミ23
は元の位置に戻る。(図1の点線の状態) ここで内容器3に水を入れ蓋体8を閉じるが、通常の使
用形態では、図2に示すような位置つまり係合部9と係
合片25各々に設けたテーパー面9a、25aに先ず接
触する位置で一旦止め、ここで蓋体8の前方上部を指先
で下向きに少し強く押し込むと、その下向きの力はテー
パー面9a、25aの作用により係合片25を後方に移
動させる力になり、その結果係合片25が係合バネ27
のバネ力に抗して後退し、係合部9のテーパー面9aの
山を乗り越えたところで係合バネ27のバネ力により係
合片25が前進することにより係合部9下面と嵌合し、
蓋体8を完全に閉じることができる。
【0021】この後電源を投入すると、内容器3内の水
は発熱体14により加熱沸騰され、高温(約97℃)で
保温される。加熱中の蒸気は、蒸気通路46である内蓋
18の小穴39から、蒸気抜き穴42を経て上蓋16の
蒸気排出孔41から放出される。出湯する時は、上リン
グ4のくちばし部6上部に設けた出湯スイッチ(図示せ
ず)を押すと電動モーター13が回転することにより注
出ポンプ11が駆動し内容器3内の湯が注出路10を経
て吐出口7から出湯される。
【0022】ここで、湯沸かし中或いは保温中に内容器
3内の湯の状態の確認や水の追加のために使用者が蓋体
8を開いた後、その蓋体8を勢いよく閉じようとした場
合、係合部9と係合片25は各々に設けたテーパー面9
a、25a同志が勢いよくぶつかり、その衝撃力で係合
片25は一瞬後退し、係合部9のテーパー面9aを乗り
越えて係合部9下面に嵌合し蓋体8は一気に閉じられ
る。一方止水弁44の方は図1に示すように遠心力F1
と慣性力F2の合成力Fにより前方のボス40の内壁面
に押し付けられるような状態で上方の蒸気抜き穴42を
密閉する方向へ移動しようとするが、複数の凹凸リブ4
0aが抵抗となるため移動しにくくなり、止水弁44が
蒸気抜き穴42を密閉する前に蓋体8が閉じられ、その
時には止水弁44は元の内蓋18の上に戻るため、周囲
の温度の低い空気が内容器3内に瞬時に閉じ込められる
ことがないので内容器内の内圧上昇による湯の自然吐出
を防ぐことができる。なお本実施例では凹凸リブ40a
は蓋カバー17に設けたボス40の内面に一体的に成形
しており、凹凸リブ40aの形状はネジ山のような螺旋
状の形状でもよく、成型加工時アンダーカット部が抜け
る金型構造の範囲で種々考えられる。
【0023】器体が転倒した時には、図4のように注出
路10側においては、安全弁12が安全弁座12aを塞
ぐため内容器3内の湯は流出しない。一方蒸気通路46
側においては、内容器3内の湯は蒸気通路46である内
蓋18の小穴39から空間38を経て隙間41を通り上
方移動通路43となるボス40の蒸気抜き穴42から流
出しようとするが、上方移動通路43にある止水弁44
が隙間41から流れ込んできた流出湯とともに蒸気抜き
穴42にある弁座42aに押し付けられ、蒸気抜き穴4
2が閉塞されるため内容器3内の湯は流出しない。(器
体の転倒時の内容器3内の湯の流れを図4において矢印
Pで表わす。)つまり、器体が転倒した時には移動抵抗
手段である凹凸リブ40aの抵抗に影響されることな
く、止水弁44が蒸気抜き穴42を閉塞し内容器3内の
湯の流出防止の役目を果たす。器体を起こせば安全弁1
2や止水弁44は元の位置に戻り、通常通り使用でき
る。
【0024】図5は本発明の電気湯沸かし器の第1の実
施の形態における変形例であり、凹凸リブの代わりにコ
イルばねを用いて移動抵抗手段としており、それ以外の
構成及び動作については第1の実施の形態のそれと同じ
であり異なる部分以外の詳細説明は省略する。
【0025】図5において円筒状のボス50の内面にコ
イルばね50aを内設しており、このコイルばね50a
の内側に止水弁44が内蓋18と蒸気抜き穴42間を上
下動自在に収納されており、上方移動通路43を形成し
ている。図5(a)はコイルばね50aの外径とボス5
0の内径をほぼ同じ寸法にして水平方向のブレを少なく
するとともに、ボス50と内蓋18間でコイルばね50
aを圧縮する形で組み込んでいる。図5(b)はコイル
ばね50aの上端をボス50の天井面に熱溶着等により
固定し、下端は固定せずに自由に動くようになってい
る。また、ボス50の下方部はコイルばね50aの径よ
り大きくすることにより、コイルばね50aは上端固定
位置を支点として、その径方向に揺動自在となってい
る。
【0026】動作としては、蓋体8を勢いよく閉じよう
とした場合に、コイルばね50aの巻線が前述の凹凸リ
ブ40aと同じ移動抵抗の役目をし、止水弁44が蒸気
抜き穴42を閉じる前に蓋体8が閉じてしまうので内容
器3内の内圧上昇による湯の自然吐出を防ぐことができ
る。器体が転倒した時には前述と同じく内容器3内の流
出しようとする湯とともに、止水弁44が蒸気抜き穴4
2の方へ移動し蒸気抜き穴42を閉塞するため内容器3
内の湯の流出を防止できる。特に図5(b)の構成にお
いては蓋体8を勢いよく閉じようと時に、前述の遠心力
F1と慣性力F2の合成力Fにより止水弁44とコイル
ばね50aが一体となり前方へ移動するが、前方のボス
50の内壁面にぶつかり反動で後方へ下がるといった前
後方向の揺動を繰り返し、この間に合成力Fは減衰する
ため止水弁44が蒸気抜き穴42を密閉するのをより確
実に防止できる。
【0027】(第2の実施の形態)図6は本発明の電気
湯沸かし器の第2の実施の形態における蓋体付近の構造
を示す部分断面図であり、第1の実施の形態とはボス部
周辺のみ異なっており、その部分以外の説明は省略する
とともに同一部分には同一符号を付す。
【0028】図6において、61はボス60の円筒面に
おいて止水弁44の前方に対向する面を切り欠いた切り
欠き面であり、止水弁44は上方移動通路43を上下動
自在であるとともに、この切り欠き面61を通じて前方
へも移動可能である。62は止水弁44の前方への移動
距離を規制するストッパーであり、切り欠き面61とス
トッパー62で構成される空間が止水弁44の前方移動
通路63(寸法xで示す範囲)となる。
【0029】動作としては、蓋体8を勢いよく閉じよう
とした場合に止水弁44は遠心力で前方移動通路63の
方へ移動し、一方慣性力で上方への力も働くが前方移動
通路63に移動した止水弁44は上方への移動はできな
いので、上方移動通路43上方の蒸気抜き穴42を閉じ
て蒸気通路46を密閉することはない。即ち蓋体8が一
気に閉じられても内容器3内の湯の自然吐出を防ぐこと
ができる。器体が転倒した時には、内蓋18の小穴39
から流出してきた湯が止水弁44とともに蒸気抜き穴4
2から流出しようとするが、途中止水弁44が蒸気抜き
穴42を塞ぐ形となり、内容器3内の湯の流出を防ぐこ
とができる。
【0030】(第3の実施の形態)図7は本発明の電気
湯沸かし器の第3の実施の形態における蓋体付近の構造
を示す断面図であり、第2の実施の形態とは前方移動通
路に戻し手段を設けた点が異なっており、その部分以外
の説明は省略するとともに同一部分には同一符号を付
す。
【0031】ここで図7(a)は蓋体付近の断面図、図
7(b)は図7(a)のA−A断面図、図7(c)は止
水弁の前方移動通路への移動を説明するための止水弁付
近の断面図、図7(d)は器体の転倒時の止水弁付近の
断面図である。
【0032】図7において、71はボス60の切り欠き
面61に対向しながら前後方向に摺動する戻し手段とし
ての摺動片で、摺動片71が前方へ移動している時の摺
動片の後部71aとボス60の切り欠き面61とで形成
する空間(図7(b)及び図7(c)の寸法yで示す範
囲)が止水弁44の前方移動通路63となり、後方へ移
動した時は摺動片の後部71aがボス60の切り欠き面
61に臨み(図7(a)の状態)、止水弁44の上方移
動通路43の一部を形成する。72は摺動片71が前後
方向に所定の距離で移動することができるように蓋カバ
ー17に設けたガイドであり、摺動片71はガイド72
に規制され所定の幅の中で前後にフリーに動くことがで
きる。なお摺動片71の形状は器体が転倒した時に、漏
出した湯の圧力を受けて後方へ移動しやすく、また後方
へ移動した状態でボス60の切り欠き面61を塞ぐよう
鍔73を設けている。この場合摺動片71が流出する湯
の圧力を前方から受け易くするため、内蓋18の小穴3
9を摺動片71より前方に設けたり、図示はしていない
が蓋カバー17からリブを垂設し流出する湯が摺動片7
1の前方から流れ込むように誘導するのが望ましい。な
お摺動片71の下面と内蓋18間は流出湯が通過できる
ようにボス60部下面と同様隙間71bを設けている。
なお図7(b)において点線で示す図は、摺動片71が
前方へ移動した場合の図である。
【0033】動作としては、蓋体8を勢いよく閉じよう
とした時には、止水弁44は遠心力でフリーに動く摺動
片71とともに前方移動通路63へ移動し(図7(c)
の矢印方向)、一方慣性力で上方への力も働くが前方移
動通路63に移動した止水弁44は上方への移動はでき
ないので、ボス60上部の蒸気抜き穴42を密閉するこ
とはない。即ち蓋体8が一気に閉じられても内容器3内
の湯の自然吐出を防ぐことができる。器体が転倒した時
には図7(d)のように、内容器3内の湯が蒸気通路と
なる内蓋18の小穴39より流出して蒸気抜き穴42の
方へ流出しようとするが、途中摺動片71を後方へ押し
下げ前方移動通路63を塞ぐので、止水弁44は上方移
動通路43にあるため、蒸気抜き穴42への移動が容易
になり蒸気抜き穴42を確実に密閉し内容器3内の湯の
流出を防ぐことができる。特に流出しようとする湯が摺
動片71の下方の隙間71bを通り、止水弁44の下部
を押し上げるようにして蒸気抜き穴42の方へ流れるの
で、止水弁44が蒸気抜き穴42を密閉しやすくなる。
【0034】図8は本発明の電気湯沸かし器の第3の実
施の形態の変形例を示す蒸気通路付近の断面図であり、
上記第3の実施の形態とは戻し手段である摺動片の代わ
りに弾性体を用いている点のみ異なっており、その部分
以外の説明は省略するとともに同一部分には同一符号を
付す。
【0035】ここで、図8(a)は蓋体を閉じた状態の
蒸気通路付近の断面図、図8(b)は蓋体を強く閉じて
いる時の止水弁付近の状態断面図である。
【0036】81は止水弁44の前方のボス60の切り
欠き面61に対向して設けた戻し手段としての弾性体で
ある圧縮コイルばねであり、コイル中心線は切り欠き面
61に対し垂直となっている。圧縮コイルばねの後方自
由端81aはボス60の切り欠き面61に臨み、ボス6
0の上方移動通路43の内面と略面一に位置しており、
これにより止水弁44の上方移動通路43内の移動がス
ムースになる。圧縮コイルばねの他端81bは蓋カバー
17から延出したリブ82に固定している。圧縮コイル
ばね81が止水弁44の遠心力により圧縮された時の自
由端81aとボス60の切り欠き面61で作る空間(図
8(b)の寸法zで示す範囲)が止水弁44の前方移動
通路63となる。
【0037】動作としては、蓋体8を勢いよく閉じよう
とした時には図8(b)に示すように、止水弁44は遠
心力で圧縮コイルばね81の付勢力に抗して前方移動通
路63へ移動する。一方慣性力で上方への力も働くが前
方移動通路63に移動した止水弁44は上方への移動は
できないので、ボス60上部の蒸気抜き穴42を密閉す
ることはない。即ち蓋体8が一気に閉じられても内容器
3内の湯の自然吐出を防ぐことができる。蓋体8がとじ
て止水弁44に遠心力が働いていない時は、圧縮コイル
ばね81の付勢力により前方移動通路63が塞がれてお
り、止水弁44は常に上方移動通路43にある。従い器
体が転倒した時には、上方移動通路43にある止水弁4
4は上方にある蒸気抜き穴42の方へ移動しやすく、蒸
気抜き穴42が確実に密閉されるので内容器3内の湯の
流出を防止できる。
【0038】(第4の実施の形態)図9は本発明の電気
湯沸かし器の第4の実施の形態を示す蓋体付近の構造を
示す断面図である。第1の実施の形態との相違点は、ボ
ス部に移動抵抗手段を用いずにボス部側面を貫通し係合
片の動きに連動する操作杆を蓋体に設けたことであり、
その部分以外の説明は省略するとともに同一部分には同
一符号を付す。
【0039】図9において90はステンレス材よりなる
操作杆であり、操作杆の前端90aは係合片25に連結
し蓋体8開閉時における係合片25の前後の動きに連動
する。操作杆の後端90bはボス50側面上部で弁座面
42aに近い壁面を貫通して上方移動通路43に臨んで
いる。通常蓋体8を閉じている時には操作杆の後端90
bは止水弁44が蒸気抜き穴42の弁座42aを閉じる
のに邪魔にならない位置にあり、蓋体8の開閉時に係合
片25が後方へ移動した時に、連動して操作杆90も後
方へ移動することにより操作杆の後端90bが蒸気抜き
穴42の下方に移動する。(図9の点線位置まで移動す
る。) 動作としては、蓋体8を勢いよく閉じようとした時、係
合部9と係合片25は各々に設けたテーパー面9a、2
5a同志が勢いよくぶつかり、その衝撃力で係合片25
は後方へ移動し係合部9のテーパー面9aを乗り越えて
係合部9下面に嵌合し蓋体8は一気に閉じられるわけで
あるが、係合片25が後方へ移動した時それと連動する
操作杆90も後方へ移動し、操作杆の後端90bが蒸気
抜き穴42の下方に移動することにより、止水弁44が
遠心力や慣性力で上方移動通路43を蒸気抜き穴42の
方へ移動しても操作杆90が弁座42aと止水弁44間
に突出してくるため、止水弁44が弁座42aを閉じる
ことができない。即ち蓋体8が一気に閉じられても内容
器3内の湯の自然吐出を防ぐことができる。器体が転倒
した時には、止水弁44が上方移動通路43を素早く移
動して蒸気抜き穴42を閉じることにより転倒時の内容
器3内の湯の漏出を防ぐ。
【0040】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の範囲内で上記実施例に示す外、種
々の構成を採用することができる。また、請求項4乃至
請求項7において、蓋体を強く閉じた時には、止水弁は
図1にも示すように遠心力と慣性力の合成力により前方
且つ上方へ移動しようとするので、前方移動通路の高さ
は止水弁の高さより若干高くする方が望ましい。なお電
気湯沸かし器の出湯方式には本実施例のような電動ポン
プ式以外の例えば手動のエアーポンプ式などがあるが、
本発明はそれらにも適用できることは勿論のことであ
る。また、本説明で器体の転倒とは、湯沸かし中または
保温中等内容器内に湯がある状態で蓋体が閉じられてい
る時に、本体が前後左右を問わず転倒することを指す。
【0041】
【発明の効果】本発明の電気湯沸かし器は上記のような
構成であるから請求項1記載の発明は転倒時に蒸気抜き
穴を塞ぎ湯の流出を防止する止水弁が、蓋体を強く閉じ
た時に遠心力や慣性力により蒸気抜き穴を密閉してしま
う動きを、上方移動通路に設けた移動抵抗手段により規
制したので、蒸気通路閉塞による内容器内の内圧上昇に
よる湯の自然吐出を防ぎ火傷などの危険性がなくなる。
【0042】また、請求項2記載の発明は、移動抵抗手
段としての凹凸リブは電気湯沸かし器として必要な構成
部品である蓋カバーと一体的に成型したので、特に部品
を追加することなく、また組立工数の増加もなく請求項
1に記載の発明の効果を得ることができる。
【0043】さらにまた、請求項3記載の発明は、移動
抵抗手段であるコイルばねは汎用部品であり安価で且つ
少量から大量生産までフレキシブルに対応できることか
ら、移動抵抗の仕様決定のための試行錯誤に基づく実験
(巻線の材料径や巻数を変化させて最適の移動抵抗を見
出す実験)及び量産時の確認が容易となり、金型を特別
に製作したり修正調整する必要がなく開発期間の短縮や
金型投資金額の圧縮が図れる。
【0044】そして、請求項4記載の発明は、転倒時に
蒸気抜き穴を塞ぎ湯の流出を防止する止水弁が、蓋体を
強く閉じた時に遠心力や慣性力により蒸気抜き穴への通
路である上方移動通路とは別方向の前方移動通路へ移動
するため、止水弁が蒸気抜き穴を塞ぐことはなく、蒸気
通路閉塞による内容器内の内圧上昇による湯の自然吐出
を防ぎ火傷などの危険性がなくなる。
【0045】そしてまた、請求項記載の発明は、前
移動通路内に戻し手段を設けており、この戻し手段は蓋
体を強く閉じた時に前方移動通路に移動した止水弁を蒸
気抜き穴方向への通路である上方移動通路に戻すため、
器体の転倒時には止水弁が速やかに蒸気抜き穴を密閉す
ることができ、内容器内の湯の流出を確実に防止でき
る。
【0046】さらに、請求項記載の発明は、戻し手段
はフリーに動く摺動片なるあまり精度を必要としない部
品を1個追加するだけの簡単な構成で上記の請求項
記載の効果を得ることができる。
【0047】さらにまた、請求項記載の発明は、戻し
手段は上方移動通路方向へ付勢する弾性体を1個追加す
るだけの簡単な構成で、蓋体を強く閉じる瞬間だけ止水
弁は前方移動通路に移動しその瞬間以外は弾性体により
蒸気抜き穴への通路である上方移動通路に戻されるた
め、転倒時の内容器内の湯の流出がより確実に防止で
き、前記請求項に記載の効果を得ることができる。
【0048】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気湯沸かし器の第1の実施の形態を
示す概略断面図である。
【図2】本発明の電気湯沸かし器の第1の実施の形態の
蓋体を閉じる途中過程の状態を示す概略断面図である。
【図3】本発明の電気湯沸かし器の第1の実施の形態を
示す平面図である。
【図4】本発明の電気湯沸かし器の第1の実施の形態の
器体が転倒した時の横断面図である。
【図5】本発明の電気湯沸かし器の第1の実施の形態に
おける変形例を示す上方移動通路付近の断面図である。
(a)は移動抵抗手段にコイルばねを使った実施例であ
る。(b)は移動抵抗手段にコイルばねを使った他の実
施例である。
【図6】本発明の電気湯沸かし器の第2の実施の形態に
おける蓋体付近の構造を示す断面図である。
【図7】本発明の電気湯沸かし器の第3の実施の形態に
おける蓋体付近の構造を示す断面図である。(a)は蓋
体付近の断面図である。(b)は図7(a)のA−A断
面図である。(c)は止水弁の前方移動通路への移動を
説明するための止水弁付近の断面図である。(d)は器
体の転倒時の止水弁付近の断面図である。
【図8】本発明の電気湯沸かし器の第3の実施の形態の
変形例を示す蒸気通路付近の断面図である。(a)は蓋
体を閉じた状態の蒸気通路付近の断面図である。(b)
は蓋体を強く閉じている時の止水弁付近の状態断面図で
ある。
【図9】本発明の電気湯沸かし器の第4の実施の形態を
示す蓋体付近の構造を示す断面図である。
【符号の説明】
3 内容器 8 蓋体 9 係合部 18 内蓋 25 係合片 38 空間 40、50 ボス 40a 凹凸リブ(移動抵抗) 42 蒸気抜き穴 43 上方移動通路 44 止水弁 46 蒸気通路 50a コイルばね(移動抵抗) 61 切り欠き面 63 前方移動通路 71 摺動片(戻し手段) 81 圧縮コイルばね(戻し手段) 90 操作杆 141

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水を入れる内容器と内容器内溶液を外部
    に注出する注出路とを内蔵する本体と、本体に枢支され
    内容器開口部を覆う蓋体とを備え、該蓋体には蓋体を閉
    じた時に上記本体に係合する係合片と、前記内容器と連
    通し内容器内で発生する蒸気を外部に排出するための蒸
    気抜き穴を有する蒸気通路と、この蒸気通路内にあり器
    体の転倒時に前記蒸気抜き穴を閉じる止水弁と、器体の
    転倒時に前記止水弁が蒸気抜き穴を確実に閉じるように
    止水弁の移動を上下に誘導する上方移動通路とを有する
    電気湯沸かし器において、 上記蓋体を強く閉じようとした時に前記止水弁が前記蒸
    気抜き穴を閉じないように上方移動通路内に移動抵抗手
    段を設けたことを特徴とする電気湯沸かし器。
  2. 【請求項2】 上記上方移動通路は内面に略水平の凹凸
    のリブにて移動抵抗手段を構成したことを特徴とする請
    求項1に記載の電気湯沸かし器。
  3. 【請求項3】 上記上方移動通路にコイルばねを内設し
    て移動抵抗手段としたことを特徴とする請求項1に記載
    の電気湯沸かし器。
  4. 【請求項4】 水を入れる内容器と内容器内溶液を外部
    に注出する注出路とを内蔵する本体と、本体に枢支され
    内容器開口部を覆う蓋体とを備え、該蓋体には蓋体を閉
    じた時に上記本体に係合する係合片と、前記内容器と連
    通し内容器内で発生する蒸気を外部に排出するための蒸
    気抜き穴を有する蒸気通路と、この蒸気通路内にあり器
    体の転倒時に前記蒸気抜き穴を閉じる止水弁とを有する
    電気湯沸かし器において、 器体の転倒時に前記止水弁が上方へ移動して蒸気抜き穴
    を閉じるように止水弁の移動を誘導する上方移動通路
    と、前記蓋体を強く閉じようとした時に前記止水弁が蒸
    気抜き穴を閉じないように前方へ移動できる前方移動通
    路を設け 器体の転倒時には、前記止水弁が確実に上方移動通路を
    移動して前記蒸気抜き穴を閉じるために、前記止水弁が
    前方移動通路に留まらないように、前方移動通路に前記
    止水弁の戻し手段を設け たことを特徴とする電気湯沸か
    し器。
  5. 【請求項5】 前記戻し手段は、前方移動通路をフリー
    に摺動する摺動片により形成したことを特徴とする請求
    項4に記載の電気湯沸かし器。
  6. 【請求項6】 前記戻し手段は、前記止水弁を上方移動
    通路方向へ付勢する弾性体で構成したことを特徴とする
    請求項4に記載の電気湯沸かし器。
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