JP3458947B2 - 液晶表示素子の検査装置、及び検査方法 - Google Patents

液晶表示素子の検査装置、及び検査方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示素子(L
CD)の検査装置、及び検査方法に関する。より具体的
には、特にダブルスキャン方式の単純マトリクスLCD
の上下基板の貼り合わせ精度の低さ等により生じる異常
点灯部を容易に検出することができる、液晶表示素子の
検査装置、及び検査方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】単純マトリクス液晶表示素子(単純マト
リクス液晶ディスプレイ)の中でも、表示容量(表示能
力)を増強したダブルスキャン方式の液晶表示素子は、
図4に示すように、略平行に配された複数のコモン電極
(共通電極)101・102を有するCOM側基板(図
示せず)と、該コモン電極101・102と直行方向に
配された複数のセグメント電極201・202を有する
SEG側基板(図示せず)とが、液晶層(図示せず)を
挟んで貼り合わせられて構成されている。また、上記の
液晶表示素子をSEG側基板側(または、COM側基板
側)より見た場合、セグメント電極201・202は、
それぞれの端部の一方が、例えばコモン電極101a1
・102a1 間に揃うように互いに対向配置されてい
る。尚、セグメント電極201・202間領域のこと
を、以下、セグメント電極分割領域101Bと称する。
【0003】上記の液晶表示素子を検査するための検査
装置は、例えば、コモン電極101・102とセグメン
ト電極201・202とのそれぞれに交流電界(電圧)
を印加して該液晶表示素子の点灯検査を行うものであ
る。
【0004】ところで、上記のSEG側基板とCOM側
基板との貼り合わせ(または、それぞれの基板上の配線
パターン)にずれが生じると、例えば、図5に示すよう
に、セグメント電極202がコモン電極101a1 に重
なる状態となる。このような、基板の貼り合わせずれを
有する液晶表示素子を全面点灯させるべく、コモン電極
101・102、及びセグメント電極201・202そ
れぞれに電圧を印加すると、図6に示すように、正常点
灯部104…および異常点灯部105…が発生する。従
来のように、液晶表示素子の画素ピッチが400μm〜
500μm程度であれば、該異常点灯部105…の確認
は容易であり、全面点灯検査にて良否判定が可能であっ
たが、最近の、画素ピッチが200μm〜300μmの
ファインピッチな液晶表示素子になると、セグメント電
極202とコモン電極101a1とのオーバーラップが
小さく、全面点灯状態で異常点灯部105…を認識する
ことが困難である。
【0005】また、液晶表示素子の各駆動電極(コモン
電極101・102、及びセグメント電極201・20
2)と、例えば、導電性ゴム等よりなる接続端子とを短
絡させて全面点灯検査する検査装置を用いて、セグメン
ト電極202とコモン電極101a1 との間に電位差が
生ずるように電圧を印加することにより、図5に示すよ
うな基板の貼り合わせずれを有する液晶表示素子に関
し、異常点灯部105…を選択的に点灯することが、理
論上は可能であると考えられる。
【0006】セグメント電極202とコモン電極101
1 との間に電位差が生ずるように電圧を印加するため
には、例えば、図7に示す回路構成において、スイッチ
302・305をオン状態とするとともに、スイッチ3
03・304をオフ状態とすれば良い。このようにする
ことで、セグメント電極201とコモン電極102と
を、交流電源301から分離することができる。
【0007】しかしながら、上記の電圧の印加方法で
は、以下に示す問題が発生する。すなわち、セグメント
電極201とコモン電極101との交差部、および、セ
グメント電極202とコモン電極102との交差部それ
ぞれにおいて、コモン電極101、セグメント電極20
2の電界変動により誘起電界が発生する。このため、上
記の各交差部も、発生した誘起電界によって点灯してし
まうため、異常点灯部105…のみを選択的に点灯する
ことは、実際は不可能となる。
【0008】そこで、上記の問題を解決するために、例
えば、SEG側およびCOM側基板に偏光板を貼り付け
た後、各駆動電極(または、その端子電極)に精密プロ
ーブ(微細プローブ)を接触させて各駆動電極間のリー
クを検査する際に、セグメント電極202の全て(セグ
メント電極202a1 〜202a3 )、またはセグメン
ト電極201の全て(セグメント電極201a1 〜20
1a3 )に電圧を印加した状態で、コモン電極101a
2 ・101a1 ・102a1 ・102a2 のそれぞれ
に、順に所定の電圧を印加することで、液晶表示素子の
点灯検査を行う検査装置、及び検査方法が提案された。
【0009】上記の検査装置を、図5に示すような基板
の貼り合わせずれを有する液晶表示素子に適応すれば、
図8に示すように、セグメント電極202の全て、およ
び、コモン電極101a1 に所定の電圧を印加した場合
に、異常点灯部105…のみが点灯表示される。よっ
て、異常点灯部105…の有無の判断が容易となり、該
異常点灯部105…を有する液晶表示素子を不良品とし
て取り除くことができる。尚、上記説明より明らかなよ
うに、液晶表示素子とは、未完成のセルも含むものを指
すものとする。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、精密プローブ
を接触させて各駆動電極に電圧を印加し、異常点灯部1
05…の有無を検査する工程においては、例えば、以下
に示す問題を有する。
【0011】A)精密プローブにより、駆動電極毎に電
圧を印加して液晶表示素子の点灯検査を行う場合、検査
の工程数や、検査に要する時間が増大する。
【0012】尚、基板の貼り合わせずれ等に起因する異
常点灯部105…の発生確率が高いのは、セグメント電
極分割領域101Bが本来対向すべきコモン電極101
1・102a1 間領域の近傍であるため、全駆動電極
に対し精密プローブによる検査を行う必要はないが、例
えば、図5に示すものとは異なる基板の貼り合わせずれ
(すなわち、セグメント電極201とコモン電極102
1 とが重なり合うような貼り合わせずれ)が発生する
確率も同程度あるので、少なくとも、a)セグメント電
極202の全て、および、コモン電極101a1 に所定
の電圧を印加する検査と、b)セグメント電極201の
全て、および、コモン電極102a1 に所定の電圧を印
加する検査とを行う必要がある。
【0013】B)精密プローブは一般に高価であるた
め、コスト高を招来する。
【0014】C)駆動電極毎に、所定の電圧を印加する
為の回路構成が複雑となる。
【0015】上記A)〜C)に記載の問題等を有するた
め、精密プローブを用いた上記検査装置による検査で
は、液晶表示素子の急な増産や、検査対象とされる液晶
表示素子の種類が切り替えられた場合への対応が困難で
ある。特に、検査に要する時間の増大、及び精密プロー
ブの製造納期等が律速段階となる。
【0016】また、通常、図6、及び図9に示すよう
に、液晶表示素子の駆動電極それぞれに所定の電圧を印
加して全面点灯状況を把握後、偏光板の貼り付け工程を
経た後に、図8に示すような不良(異常点灯部105
…)が発見される。すなわち、全面点灯状況を把握する
段階では、図6に示す異常点灯部105…を有する不良
の液晶表示素子と、図9に示す異常点灯部を有しない正
常な液晶表示素子とを選別することができない。
【0017】そのため、検査工程数が増加するととも
に、不良の液晶表示素子に貼り付けられた偏光板が無駄
になる。さらに、検査工程数の増加に伴い、精密プロー
ブを配する点灯検査装置を増強する必要がある。
【0018】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、基板の貼り合わせず
れや、基板における駆動電極の配線パターンのずれ等に
起因する異常点灯部を有する液晶表示素子の検出が容易
な、液晶表示素子の検査装置、及び検査方法を提供する
ことにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示素子の
検査装置は、上記の課題を解決するために、セグメント
電極分割領域を挟んで端部同士が対向するように設けら
れる、第一のセグメント電極と第二のセグメント電極と
を有する第一の基板と、第一のセグメント電極に対向し
略直行方向に延びる第一のコモン電極と、第二のセグメ
ント電極に対向し略直行方向に延びる第二のコモン電極
とを有する第二の基板とを含み、上記第一の基板と第二
の基板とが液晶層を挟んで対向してなる液晶表示素子の
検査装置であって、第一のコモン電極と第二のコモン電
極とに、それぞれ異なる電圧を印加するとともに、第一
のセグメント電極に、第一のコモン電極に印加される電
圧と等しい電圧を印加し、第二のセグメント電極に、第
二のコモン電極に印加される電圧と等しい電圧を印加す
る電圧印加手段が備えられていることを特徴としてい
る。
【0020】上記構成の検査装置によれば、液晶表示素
子において、対向する第一のセグメント電極と第一のコ
モン電極とが等電位となり、対向する第二のセグメント
電極と第二のコモン電極とが等電位となる。その一方、
第二のセグメント電極と第一のコモン電極との間、及び
第一のセグメント電極と第二のコモン電極との間には電
位差が生じる。
【0021】よって、上記液晶表示素子が、基板の貼り
合わせずれ、または、基板における駆動電極(第一、第
二のセグメント電極、並びに第一、第二のコモン電極)
の配線パターンのずれ等を有する場合には、電位差が生
じていない正常点灯部(第一のセグメント電極と第一の
コモン電極との重複領域、及び第二のセグメント電極と
第二のコモン電極との重複領域)は点灯されず、電位差
が生じている異常点灯部(第一のセグメント電極と第二
のコモン電極との重複領域、または、第二のセグメント
電極と第一のコモン電極との重複領域)のみが選択的に
点灯される。尚、重複領域とは、第一の基板、または、
第二の基板側から見て、駆動電極同士が重なり合う領域
のことをいう。
【0022】すなわち、異常点灯部のみが点灯されるた
め、該異常点灯部の大きさにかかわらず、それを容易に
認識し、液晶表示素子の不良見極めをすることができ
る。また、従来の検査装置のように交流電流の漏れによ
り誘起電界が発生する虞がないので、正常点灯部が点灯
することを避け、異常点灯部だけを確実に点灯させるこ
とができる。
【0023】また、本発明の液晶表示素子の検査装置
は、上記の課題を解決するために、セグメント電極分割
領域を挟んで端部同士が対向するように設けられる、第
一のセグメント電極と第二のセグメント電極とを有する
第一の基板と、第一のセグメント電極に対向し略直行方
向に延びる第一のコモン電極と、第二のセグメント電極
に対向し略直行方向に延びる第二のコモン電極とを有す
る第二の基板とを含み、上記第一の基板と第二の基板と
が液晶層を挟んで対向してなる液晶表示素子の検査装置
であって、第一のコモン電極と第二のコモン電極とにそ
れぞれ電圧を印加するとともに、第一のセグメント電極
に、第一のコモン電極に印加される電圧と異なる電圧を
印加し、第二のセグメント電極に、第二のコモン電極に
印加される電圧と異なる電圧を印加する第一の電圧印加
パターンと、第一のコモン電極と第二のコモン電極と
に、それぞれ異なる電圧を印加するとともに、第一のセ
グメント電極に、第一のコモン電極に印加される電圧と
等しい電圧を印加し、第二のセグメント電極に、第二の
コモン電極に印加される電圧と等しい電圧を印加する第
二の電圧印加パターンとを有し、上記第一の電圧印加パ
ターンと、第二の電圧印加パターンとを切り替える切り
替え手段が備えられていることを特徴としている。
【0024】上記構成の検査装置によれば、第一の電圧
印加パターンにより、液晶表示素子において、少なくと
も第一のコモン電極と第一のセグメント電極との間、及
び第二のコモン電極と第二のセグメント電極との間に電
位差が生じ、正常点灯部が点灯される。その結果、駆動
電極等における断線や、全面点灯時のコントラストムラ
等を有する液晶表示素子等を検出することができる。
【0025】また、第二の電圧印加パターンにより、液
晶表示素子において、対向する第一のセグメント電極と
第一のコモン電極とが等電位となり、対向する第二のセ
グメント電極と第二のコモン電極とが等電位となる。そ
の一方、第二のセグメント電極と第一のコモン電極との
間、及び第一のセグメント電極と第二のコモン電極との
間には電位差が生じる。その結果、異常点灯部のみが明
確に点灯されるため、それを容易に認識し、液晶表示素
子の不良見極めをすることができる。
【0026】そして、上記第一の電圧印加パターンと、
第二の電圧印加パターンとの切り替えは、切り替え手段
をにより容易に行うことができる。よって、極めて短時
間で不良の液晶表示素子を検出することが可能であると
ともに、第一、第二の電圧印加パターンを実現するため
に別々の検査装置や、回路構造を準備する必要がなく、
大幅なコストダウンにつながる。
【0027】本発明の液晶表示素子の検査方法は、上記
の課題を解決するために、セグメント電極分割領域を挟
んで端部同士が対向するように設けられる、第一のセグ
メント電極と第二のセグメント電極とを有する第一の基
板と、第一のセグメント電極に対向し略直行方向に延び
る第一のコモン電極と、第二のセグメント電極に対向し
略直行方向に延びる第二のコモン電極とを有する第二の
基板とを含み、上記第一の基板と第二の基板とが液晶層
を挟んで対向してなる液晶表示素子の検査方法であっ
て、第一のコモン電極と第二のコモン電極とに、それぞ
れ異なる電圧を印加するとともに、第一のセグメント電
極に、第一のコモン電極に印加される電圧と等しい電圧
を印加し、第二のセグメント電極に、第二のコモン電極
に印加される電圧と等しい電圧を印加することを特徴と
している。
【0028】上記の方法によれば、液晶表示素子におい
て、対向する第一のセグメント電極と第一のコモン電極
とが等電位となり、対向する第二のセグメント電極と第
二のコモン電極とが等電位となる。その一方、第二のセ
グメント電極と第一のコモン電極との間、及び第一のセ
グメント電極と第二のコモン電極との間には電位差が生
じる。
【0029】その結果、基板の貼り合わせずれ、また
は、基板における駆動電極の配線パターンのずれ等を有
する液晶表示素子の場合には、電位差が生じていない正
常点灯部は点灯されず、電位差が生じている異常点灯部
のみが選択的に点灯される。すなわち、異常点灯部のみ
が明確に点灯されるため、該異常点灯部の大きさにかか
わらず、それを容易に認識し、液晶表示素子の不良見極
めをすることができる。また、従来の検査方法のように
交流電流の漏れにより誘起電界が発生することがなく、
正常点灯部が点灯することを避け、異常点灯部だけを確
実に点灯させることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図1
ないし図3に基づいて説明すれば、以下の通りである。
尚、これによって、本発明が限定されるものではない。
【0031】本実施の形態において、検査がなされる液
晶表示素子は、図1に示すダブルスキャン方式の単純マ
トリクス型液晶表示素子(以下、単に、液晶表示素子と
称する)20であり、SEG側基板(第一の基板)とC
OM側基板(第二の基板)とが液晶層を挟んで貼り合わ
せられて構成されている。
【0032】上記SEG側基板は、セグメント電極分割
領域(即ち、セグメント電極21・22間領域)11B
を挟んで端部同士が対向するように設けられる、セグメ
ント電極21(セグメント電極21a1 〜21a3
と、セグメント電極22(セグメント電極22a1 〜2
2a3 )とを有する。上記セグメント電極21は第一の
セグメント電極に、セグメント電極22は第二のセグメ
ント電極に相当する。
【0033】また、上記COM側基板は、セグメント電
極21に対向して略直行方向に延びる第一のコモン電極
としてのコモン電極11(コモン電極11a1 ・11a
2 )と、セグメント電極22に対向して略直行方向に延
びる第二のコモン電極としてのコモン電極12(コモン
電極12a1 ・12a2 )とを有している。尚、上記セ
グメント電極21とセグメント電極22とは、通常、セ
グメント電極分割領域11Bの中心を通る線を軸として
略線対称に設けられるが、特に限定されるものではな
い。
【0034】また、上記説明の液晶表示素子20の検査
に使用される検査装置は、図1に示すように、交流発生
・供給部(電圧印加手段)13、及び該交流発生・供給
部13に接続された三極スイッチ(切り替え手段)25
を含んだ回路構成を有している。
【0035】上記交流発生・供給部13は、例えば、液
晶表示素子20を点灯するのに都合の良い任意の周波数
(通常、5kHz〜10kHz)と任意の電圧(通常、
10V以下)とを有する矩形波を発生する、ファンクシ
ョンジェネレータ(例えば、岩通SG−4101(岩崎
通信機株式会社製)等)を含んで構成されているが、電
圧印加手段は特にこの構成に限定されるものではない。
【0036】上記三極スイッチ25は、スイッチ端子1
4〜19、及びスイッチ23・24を含んで構成されて
いる。該スイッチ23は、スイッチ端子18とスイッチ
端子17またはスイッチ端子19との接続の切り替えを
行うものであり、スイッチ24は、スイッチ端子15と
スイッチ端子14またはスイッチ端子16との接続の切
り替えを行うものである。
【0037】上記スイッチ端子14〜19はそれぞれ、
配線を介して液晶表示素子20の駆動電極に接続されて
いる。より具体的には、スイッチ端子14・19はコモ
ン電極11に、スイッチ端子15はコモン電極12に、
スイッチ端子16・17はセグメント電極22に、スイ
ッチ端子18はセグメント電極21に、それぞれ接続さ
れている。上記配線と液晶表示素子20の駆動電極との
接続(接触)方法は、特に限定されるものではないが、
具体的には、例えば、各配線の接続端子をカーボン粒子
等の導電性粒子が混練・分散されてなる導電性ゴムにて
形成し、該接続端子にて、各駆動電極の端子電極(また
は、駆動電極)に短絡して接続する方法等を挙げること
ができる。
【0038】上記構造の液晶表示素子の点灯検査とし
て、通常、1)駆動電極等における断線の有無や全面点
灯時のコントラストムラ等を検査するための第一の検査
(全面点灯検査)と、2)主にセグメント電極分割領域
11Bの近傍に発生する異常点灯部の有無を検査するた
めの第二の検査とが行われる。以下、本実施の形態の検
査装置による第一の検査と第二の検査とに関し、具体的
に説明する。
【0039】第一の検査時には、図2に示すように、ス
イッチ23を介してスイッチ端子17とスイッチ端子1
8とが接続されるとともに、スイッチ24を介してスイ
ッチ端子14とスイッチ端子15とが接続される。これ
により、セグメント電極21・22が等電位となり、と
コモン電極11・12とが等電位となる。その一方、コ
モン電極11とセグメント電極21との間、及びコモン
電極12とセグメント電極22との間には電位差が生じ
る。
【0040】したがって上記検査によれば、基板の貼り
合わせずれや断線等を有しない液晶表示素子であれば、
正常点灯部(図2における正常点灯部27…に相当)の
全てが点灯される。一方、例えば、駆動電極等の一部に
断線を有する液晶表示素子の場合には、正常点灯部の一
部が点灯されず、また、図2に示す液晶表示素子20の
ように、基板の貼り合わせずれ(または、各基板におけ
る駆動電極の配線パターンのずれ)等を有するものの場
合には、正常点灯部27…、及び、コモン電極11とセ
グメント電極22との電位差に起因して異常点灯部26
…が点灯される。また、コントラストムラ等のチェック
も併せて行われる。
【0041】その結果、駆動電極等における断線や、全
面点灯時のコントラストムラ等を有する液晶表示素子、
及び全面点灯状態で認識可能な大きさの異常点灯部(図
2における異常点灯部26…に相当)を有する液晶表示
素子が生産ラインより取り除かれる。一方、例えば、画
素ピッチが200μm〜300μm程度のファインピッ
チな液晶表示素子等においては、セグメント電極分割領
域11B近傍に生じる異常点灯部26…が小さい場合が
多く、全面点灯時にその存在を認識することは困難であ
る。
【0042】上記第一の検査においては、少なくとも正
常点灯部27…を点灯させることが可能なように電圧を
印加できればよいので、セグメント電極21に印加され
る電圧とコモン電極11に印加される電圧とが異なると
ともに、セグメント電極22に印加される電圧とコモン
電極12に印加される電圧とが異なるという条件(第一
の電圧印加パターン)を満たしておれば、電圧の印加方
法は特に限定されるものではない。具体的には、例え
ば、1)コモン電極11とコモン電極12とに、等しい
電圧Aを印加するとともに、セグメント電極21に電圧
Aとは異なる電圧Bを、セグメント電極22に電圧A・
Bとは異なる電圧Cを印加する方法、2)コモン電極1
1に電圧Aを、コモン電極12に電圧Bを印加するとと
もに、セグメント電極21とセグメント電極22とに電
圧Cを印加する方法、3)コモン電極11に電圧Aを、
コモン電極12に電圧Bを印加するとともに、セグメン
ト電極21に電圧Cを、セグメント電極22に電圧A・
B・Cとは異なる電圧Dを印加する方法、等を挙げるこ
とができる。
【0043】第二の検査時には、図3に示すように、ス
イッチ23を介してスイッチ端子18とスイッチ端子1
9とが接続されるとともに、スイッチ24を介してスイ
ッチ端子15とスイッチ端子16とが接続される。これ
により、コモン電極11とコモン電極12とに、それぞ
れ異なる電圧が印加されるとともに、セグメント電極2
1にコモン電極11に印加されたものと等しい電圧が印
加され、セグメント電極22にコモン電極12に印加さ
れたものと等しい電圧が印加される(第二の電圧印加パ
ターン)。
【0044】すなわち、セグメント電極21とコモン電
極11とが等電位となり、セグメント電極22とコモン
電極12とが等電位となる。その一方、コモン電極11
とセグメント電極22との間には電位差が生じる。
【0045】その結果、例えば、図2に示す液晶表示素
子20のように、基板の貼り合わせずれ(または、各基
板における駆動電極の配線パターンのずれ)等を有する
ものの場合には、電位差が生じていない正常点灯部(図
2における正常点灯部27…に相当)は点灯されず、電
位差が生じている異常点灯部26…のみが選択的に点灯
される。すなわち、異常点灯部26…のみが明確に点灯
されるため、該異常点灯部26…の大きさにかかわら
ず、それを容易に認識し、不良見極めをすることができ
る。
【0046】また、従来の検査装置(図7参照)のよう
に交流電流の漏れにより誘起電界が発生することがない
ので、正常点灯部27…が点灯することを避け、必要な
領域(異常点灯部26…)だけを確実に点灯させること
ができる。
【0047】ところで、液晶表示素子20に、図2に示
すものとは異なる基板の貼り合わせずれ(すなわち、S
EG側基板、または、COM側基板方向から見て、コモ
ン電極12a1 とセグメント電極21とが重なり合うよ
うな貼り合わせずれ)が生じる可能性も同程度ある。こ
の場合には、コモン電極12a1 とセグメント電極21
との間に電位差が生じるとともに、セグメント電極21
とコモン電極11とが等電位となり、セグメント電極2
2とコモン電極12とが等電位となるので、やはり異常
点灯部(コモン電極12a1 とセグメント電極21との
重複部分)のみが選択的に点灯される。すなわち、基板
の貼り合わせずれの種類に関わらず、一度に不良を検出
することができる。尚、第二の検査においては、基板の
貼り合わせずれを有しない液晶表示素子は点灯されな
い。
【0048】上記第二の検査においては、セグメント電
極21・22のうち、セグメント電極21a1 〜21a
3 より選択される少なくとも一つの駆動電極と、セグメ
ント電極22a1 〜22a3 より選択される少なくとも
一つの駆動電極とに電圧を印加しても良い。これは、液
晶表示素子の不良を検出するうえで、異常点灯部26…
の全てを選択的に点灯させる必要がない場合があるため
である。
【0049】また、場合によってはコモン電極11・1
2に対しても選択的に電圧を印加する方法を用いること
が可能である。より具体的には、基板の貼り合わせずれ
等に起因する異常点灯部26…の発生確率が高いのは、
セグメント電極分割領域11Bが本来対向すべきコモン
電極11a1 ・12a1 間領域の近傍であるため、例え
ば、コモン電極11a1 とコモン電極12a1 とに選択
的に電圧を印加しても良い。
【0050】尚、コモン電極11a1 ・12a1 間、及
びセグメント電極21・22間においては面内方向で電
位差が生じ、点灯する領域が発生する虞がある。しかし
ながら、面内印加(横方向の電場)により点灯状態と認
められる程度まで液晶分子を駆動するためには相応の電
界強度が必要とされるので、駆動電極に印加する電圧を
調整する等の方法でこの問題の発生を容易に防止でき
る。
【0051】上記第一の検査と第二の検査との両方を行
う場合、それらを行う順序は特に限定されるものではな
い。また、第一の検査と第二の検査との検査モードの切
り替え時には、スイッチ23・24が同時に切り替わる
形式であることが、検査時間の短縮等につながるためよ
り好ましい。
【0052】さらに、上記第一の検査、第二の検査を行
う時期は特に限定されるものではないが、例えば、液晶
表示素子に偏光板を貼り付ける前に行うことで、不良を
有する液晶表示素子に偏光板を貼り付ける虞をなくすこ
とができ、生産性の向上や、検査工程数の低減等を図る
ことが可能となる。
【0053】尚、図2および図3に示す各配線は、太線
で示されるものと細線で示されるものとが存在するが、
各図において同一の線で示された配線には同一の電圧が
与えられている。
【0054】本実施の形態にかかる検査装置、及び検査
方法は、上記説明のように表示エリアがダブルスキャン
方式になっているデューティー駆動の液晶表示素子(未
完成のセルも含む)全般に使用することができ、以下に
示す効果を奏するものである。
【0055】a)基板の貼り合わせずれや、基板におけ
る駆動電極の配線パターンのずれ等の不良に起因する異
常点灯部26…のみを点灯させることができるため、該
異常点灯部26…の大きさにかかわらず、それを容易に
認識することができる。よって、上記不良を有する液晶
表示素子を後工程に流す虞をなくすことができる。
【0056】b)また、液晶表示素子を全面点灯させて
駆動電極の断線の有無や、コントラストムラ等を検査す
る第一の検査と、基板の貼り合わせずれや、基板におけ
る駆動電極の配線パターンのずれ等に起因する異常点灯
部のみを表示・検査する第二の検査とを、三極スイッチ
25を切り替えるだけで容易に行うことができる。
【0057】上記のようなスイッチ配線形式を有するこ
とにより、極めて短時間で検査を行うことが可能とな
る。加えて、第一、第二の検査のために別々の検査装置
や、回路構造を準備する必要がない。また、高価な精密
プローブと複雑な回路構造とを必要としないので、大幅
なコストダウンを実現することができる。
【0058】上記の検査装置、及び検査方法で、セグメ
ント電極中央分割領域近傍における異常点灯部の有無の
検査を受けた液晶表示素子は、様々な用途に好適に使用
され、その用途は特に限定されるものではない。具体的
には、例えば、携帯電話等の携帯機に設けられる表示部
として、特に好適である。
【0059】
【発明の効果】本発明の液晶表示素子の検査装置は、以
上のように、セグメント電極分割領域を挟んで端部同士
が対向するように設けられる、第一のセグメント電極と
第二のセグメント電極とを有する第一の基板と、第一の
セグメント電極に対向し略直行方向に延びる第一のコモ
ン電極と、第二のセグメント電極に対向し略直行方向に
延びる第二のコモン電極とを有する第二の基板とを含
み、上記第一の基板と第二の基板とが液晶層を挟んで対
向してなる液晶表示素子の検査装置であって、第一のコ
モン電極と第二のコモン電極とに、それぞれ異なる電圧
を印加するとともに、第一のセグメント電極に、第一の
コモン電極に印加される電圧と等しい電圧を印加し、第
二のセグメント電極に、第二のコモン電極に印加される
電圧と等しい電圧を印加する電圧印加手段が備えられて
いる構成である。
【0060】上記構成の検査装置によれば、液晶表示素
子において、対向するセグメント電極とコモン電極とが
等電位となる。その一方、第二のセグメント電極と第一
のコモン電極との間、及び第一のセグメント電極と第二
のコモン電極との間には電位差が生じる。よって、上記
液晶表示素子が、基板の貼り合わせずれ等を有する場合
には、電位差が生じていない正常点灯部は点灯されず、
電位差が生じている異常点灯部のみが選択的に点灯され
る。その結果、異常点灯部の大きさにかかわらず、それ
を容易に認識し、液晶表示素子の不良見極めをすること
ができるという効果を奏する。
【0061】また、本発明の液晶表示素子の検査装置
は、以上のように、上記構造の液晶表示素子の検査装置
であって、第一のコモン電極と第二のコモン電極とにそ
れぞれ電圧を印加するとともに、第一のセグメント電極
に、第一のコモン電極に印加される電圧と異なる電圧を
印加し、第二のセグメント電極に、第二のコモン電極に
印加される電圧と異なる電圧を印加する第一の電圧印加
パターンと、第一のコモン電極と第二のコモン電極と
に、それぞれ異なる電圧を印加するとともに、第一のセ
グメント電極に、第一のコモン電極に印加される電圧と
等しい電圧を印加し、第二のセグメント電極に、第二の
コモン電極に印加される電圧と等しい電圧を印加する第
二の電圧印加パターンとを有し、上記第一の電圧印加パ
ターンと、第二の電圧印加パターンとを切り替える切り
替え手段が備えられている構成である。
【0062】上記構成の検査装置によれば、第一の電圧
印加パターンにより、液晶表示素子において、正常点灯
部が点灯される。その結果、駆動電極等における断線
や、全面点灯時のコントラストムラ等の有無を検出する
ことができる。また、第二の電圧印加パターンにより、
液晶表示素子において、異常点灯部のみが明確に点灯さ
れるため、それを容易に認識し、不良見極めをすること
ができる。
【0063】そして、上記第一の電圧印加パターンと、
第二の電圧印加パターンとの切り替えは、切り替え手段
をにより容易に行うことができる。よって、極めて短時
間で不良の液晶表示素子を検出することが可能であると
ともに、第一、第二の電圧印加パターンを実現するため
に別々の検査装置や、回路構造を準備する必要がなく、
大幅なコストダウンにつながるという効果を奏する。
【0064】本発明の液晶表示素子の検査方法は、以上
のように、上記構造の液晶表示素子の検査方法であっ
て、第一のコモン電極と第二のコモン電極とに、それぞ
れ異なる電圧を印加するとともに、第一のセグメント電
極に、第一のコモン電極に印加される電圧と等しい電圧
を印加し、第二のセグメント電極に、第二のコモン電極
に印加される電圧と等しい電圧を印加する方法である。
【0065】上記の方法によれば、液晶表示素子におい
て、対向するセグメント電極とコモン電極とが等電位と
なる。その一方、第二のセグメント電極と第一のコモン
電極との間、及び第一のセグメント電極と第二のコモン
電極との間には電位差が生じる。よって、上記液晶表示
素子が、基板の貼り合わせずれ等を有する場合には、電
位差が生じていない正常点灯部は点灯されず、電位差が
生じている異常点灯部のみが選択的に点灯される。その
結果、異常点灯部の大きさにかかわらず、それを容易に
認識し、液晶表示素子の不良見極めをすることができる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる液晶表示素子の検
査装置、及び該検査装置により検査される液晶表示素子
の構成を示す概略の平面図である。
【図2】図1に示す検査装置、及び液晶表示素子の、第
一の検査(全面点灯検査)時の状態を示す概略の平面図
である。
【図3】図1に示す検査装置、及び液晶表示素子の、第
二の検査(異常点灯部点灯検査)時の状態を示す概略の
平面図である。
【図4】ダブルスキャン方式の単純マトリクス液晶表示
素子の電極配置を示す概略の平面図である。
【図5】基板の貼り合わせずれを有するダブルスキャン
方式の単純マトリクス液晶表示素子の電極配置を示す概
略の平面図である。
【図6】図5に示す液晶表示素子の、全面点灯検査時の
状態を示す概略の平面図である。
【図7】従来の液晶表示素子の検査装置、及び該検査装
置により検査される液晶表示素子の構成を示す概略の平
面図である。
【図8】精密プローブを用いて、図5に示す液晶表示素
子の異常点灯部のみを選択的に点灯させた状態を示す概
略の平面図である。
【図9】図4に示す液晶表示素子の、全面点灯検査時の
状態を示す概略の平面図である。
【符号の説明】 11 第一のコモン電極 11a1 第一のコモン電極 11a2 第一のコモン電極 11a3 第一のコモン電極 11B セグメント電極分割領域 12 第二のコモン電極 12a1 第二のコモン電極 12a2 第二のコモン電極 12a3 第二のコモン電極 13 交流発生・供給部(電圧印加手段) 20 液晶表示素子 21 第一のセグメント電極 21a1 第一のセグメント電極 21a2 第一のセグメント電極 21a3 第一のセグメント電極 22 第二のセグメント電極 22a1 第二のセグメント電極 22a2 第二のセグメント電極 22a3 第二のセグメント電極 25 三極スイッチ(切り替え手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−191672(JP,A) 特開 平8−313922(JP,A) 特開 平11−109302(JP,A) 特開 平11−133375(JP,A) 特開 平5−257151(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/13 - 1/141

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セグメント電極分割領域を挟んで端部同士
    が対向するように設けられる、第一のセグメント電極と
    第二のセグメント電極とを有する第一の基板と、 第一のセグメント電極に対向し略直行方向に延びる第一
    のコモン電極と、第二のセグメント電極に対向し略直行
    方向に延びる第二のコモン電極とを有する第二の基板と
    を含み、 上記第一の基板と第二の基板とが液晶層を挟んで対向し
    てなる液晶表示素子の検査装置であって、 第一のコモン電極と第二のコモン電極とに、それぞれ異
    なる電圧を印加するとともに、第一のセグメント電極
    に、第一のコモン電極に印加される電圧と等しい電圧を
    印加し、第二のセグメント電極に、第二のコモン電極に
    印加される電圧と等しい電圧を印加する電圧印加手段が
    備えられていることを特徴とする液晶表示素子の検査装
    置。
  2. 【請求項2】セグメント電極分割領域を挟んで端部同士
    が対向するように設けられる、第一のセグメント電極と
    第二のセグメント電極とを有する第一の基板と、 第一のセグメント電極に対向し略直行方向に延びる第一
    のコモン電極と、第二のセグメント電極に対向し略直行
    方向に延びる第二のコモン電極とを有する第二の基板と
    を含み、 上記第一の基板と第二の基板とが液晶層を挟んで対向し
    てなる液晶表示素子の検査装置であって、 第一のコモン電極と第二のコモン電極とにそれぞれ電圧
    を印加するとともに、第一のセグメント電極に、第一の
    コモン電極に印加される電圧と異なる電圧を印加し、第
    二のセグメント電極に、第二のコモン電極に印加される
    電圧と異なる電圧を印加する第一の電圧印加パターン
    と、 第一のコモン電極と第二のコモン電極とに、それぞれ異
    なる電圧を印加するとともに、第一のセグメント電極
    に、第一のコモン電極に印加される電圧と等しい電圧を
    印加し、第二のセグメント電極に、第二のコモン電極に
    印加される電圧と等しい電圧を印加する第二の電圧印加
    パターンとを有し、 上記第一の電圧印加パターンと、第二の電圧印加パター
    ンとを切り替える切り替え手段が備えられていることを
    特徴とする液晶表示素子の検査装置。
  3. 【請求項3】セグメント電極分割領域を挟んで端部同士
    が対向するように設けられる、第一のセグメント電極と
    第二のセグメント電極とを有する第一の基板と、 第一のセグメント電極に対向し略直行方向に延びる第一
    のコモン電極と、第二のセグメント電極に対向し略直行
    方向に延びる第二のコモン電極とを有する第二の基板と
    を含み、 上記第一の基板と第二の基板とが液晶層を挟んで対向し
    てなる液晶表示素子の検査方法であって、 第一のコモン電極と第二のコモン電極とに、それぞれ異
    なる電圧を印加するとともに、第一のセグメント電極
    に、第一のコモン電極に印加される電圧と等しい電圧を
    印加し、第二のセグメント電極に、第二のコモン電極に
    印加される電圧と等しい電圧を印加することを特徴とす
    る液晶表示素子の検査方法。
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