JP3458496B2 - 圧縮伸長制御回路と映像信号圧縮装置 - Google Patents

圧縮伸長制御回路と映像信号圧縮装置

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JP3458496B2 JP32023994A JP32023994A JP3458496B2 JP 3458496 B2 JP3458496 B2 JP 3458496B2 JP 32023994 A JP32023994 A JP 32023994A JP 32023994 A JP32023994 A JP 32023994A JP 3458496 B2 JP3458496 B2 JP 3458496B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、テレビ受像機、ビデオ
テープレコーダやビデオプロジェクタの映像信号を水平
方向に圧縮する映像信号圧縮装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】近年、ハイビジョンテレビ受像機などア
スペクト比16:9のディスプレイが普及してきてい
る。この16:9のディスプレイに通常の4:3の映像
信号を表示した場合、図14(a)のように本当は真円
の映像が横長になってしまうため、図14(b)のよう
に水平方向に圧縮しなければならない。そこで、圧縮す
るための映像信号圧縮装置が重要視されている。 【0003】以下、図11を用いて従来の映像信号圧縮
装置を説明する。図11は従来例の映像信号圧縮装置の
ブロック図である。 【0004】図11において、31はラインメモリであ
り、入力信号をアドレス0から順次記憶し、読み出しは
与えられたアドレスがAn とするとAn のデータDn と
その隣のアドレスAn+1 のデータDn+1 を出力する。3
2はカウンタ34と乗算器35と加算器36からなるア
ドレス発生回路で、33は減算器37と乗算器38と加
算器39からなる補間フィルタである。34はカウンタ
であり、0から1づつカウントする。35は乗算器であ
り、与えられる規定値とカウンタ34の出力を乗算す
る。36は加算器であり、乗算器35の出力の整数部と
カウンタ34の出力を加算し、その出力はラインメモリ
31の読み出しアドレスに用いられる。37は減算器で
あり、ラインメモリ31の出力Dn+1 からDn を減算す
る。38は乗算器であり、減算器37の出力と乗算器3
5の出力の小数部とを乗算する。39は加算器であり、
ラインメモリ31の出力Dnと乗算器38の出力とを加
算して出力信号を得る。 【0005】以上のように構成された従来の映像信号圧
縮装置について、以下図12を用いてその動作について
説明する。ただし、簡単のため規定値は1/3とする。 【0006】まず、入力信号がラインメモリ31にアド
レス0から順次記憶される。次に、カウンタ34が0か
ら1ずつカウントした値と、規定値とを乗算器35で乗
算すると、乗算器出力が得られ、これを整数部分と小数
部分に別けて用いる。整数部分は、加算器36で、カウ
ンタ34の出力と加算され、これがラインメモリ31の
読み出しアドレスAn に使われる。そして、その読み出
しアドレスAn とその隣のアドレスAn+1 のデータDn
とDn+1 の2つのデータが読み出される。この2つのデ
ータを用いて、減算器37でデータの差を得、乗算器3
8で乗算器35の出力の小数部分をこの差に乗算し、加
算器39でDn と加算することによって、図13のよう
に圧縮された信号が得られる。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、規定値は1ラインの間同じ値である必
要があり、固定の圧縮率でしか圧縮できず、画面の中央
部だけを圧縮するという用途には使えないという問題点
があった。 【0008】本発明は上述の問題点に鑑み、クロック単
位に圧縮率を変えることにより、画面の中央部だけを圧
縮することができる映像信号圧縮装置を提供するもので
ある。また、上記のような構成では、ラインメモリにS
RAMを用いアドレス発生を行う必要があり回路規模が
大きくなってしまうという問題点があった。 【0009】本発明は上述の問題点に鑑み、アドレス発
生の不要なFIFOメモリを用いて圧縮することができ
る映像信号圧縮装置を提供するものである。 【0010】また、上記のような構成ではROMで圧縮
率が決定してしまうので圧縮表示が1種類しかできない
という問題点があった。 【0011】本発明はこの問題点に鑑み、クロック単位
に圧縮率を変えるモードと圧縮率固定のモードを切り替
えることができ、圧縮率が固定のモードの圧縮率も外部
から設定できる映像信号圧縮装置を提供するものであ
る。 【0012】さらに、上記のような構成では圧縮率が変
化してもその表示位置を変化することができないという
問題点があった。 【0013】本発明では上記問題に鑑み、各種モードに
よって表示位置を容易に可変出来る映像信号圧縮装置を
提供するものである。 【0014】 【課題を解決するための手段】これらの目的を達成する
ために、本発明は以下の構成を有する圧縮伸長制御回路
と映像信号補正装置を提供する。 【0015】第1の発明の映像信号圧縮装置は、入力映
像信号を記憶するラインメモリと、書き込みアドレスを
発生するるカウンタと、前記ラインメモリの読み出しア
ドレスおよび補間係数を発生する圧縮伸長制御回路と、
前記ラインメモリの第1の出力から第2の出力を減算す
る減算器と、前記減算器の出力と前記遅延装置の出力の
小数部を乗算する乗算器と、前記乗算器の出力と前記ラ
インメモリの第2の出力を加算する加算器とで構成され
る。 【0016】また、第2の発明の映像信号圧縮装置は、
入力映像信号を記憶するファーストイン・ファーストア
ウトメモリ(以下、FIFOメモリと記す)、前記FI
FOメモリを制御するイネーブルパルスと補間係数を発
生するタイミング発生回路と、前記FIFOメモリの出
力と後述するフリップフロップの出力とを前記イネーブ
ルパルスによって切り替えるセレクタと、前記セレクタ
の出力をラッチするフリップフロップと、前記FIFO
メモリの出力から前記フリップフロップの出力を減算す
る減算器と、前記減算器の出力と前記タイミング発生回
路の出力する補間係数を乗算する乗算器と、前記乗算器
の出力と前記フリップフロップの出力を加算する加算器
とで構成される。 【0017】また、第3の発明の映像信号圧縮装置は、
書き込みのリセットパルスを基準にして後記のメモリ装
置の入力アドレスを発生するカウンタと、前記カウンタ
の発生するアドレスに入力映像信号を記憶するメモリ装
置と、読み出しのリセットパルスを基準にしてクロック
単位で変化する圧縮率を出力する係数発生装置と、前記
係数発生装置の出力と外部から設定できる固定値とのど
ちらかを選択する信号切り替え手段と、前記係数発生装
置の出力と後記フリップフロップの出力を加算する加算
器と、前記加算器の出力をラッチするフリップフロップ
と、前記メモリ装置の第1の出力から第2の出力を減算
する減算器と、前記減算器の出力と前記フリップフロッ
プの出力の小数部を乗算する乗算器と、前記乗算器の出
力と前記メモリ装置の第2の出力を加算する加算器とで
構成される。 【0018】また、第4の発明の映像信号圧縮装置は、
書き込みのリセットパルスを基準にして後述するメモリ
装置の入力アドレスを発生する第1のカウンタと、前記
カウンタの発生するアドレスに入力映像信号を記憶する
メモリ装置と、読み出しのリセットパルスを外部から設
定した値分遅延した信号を出力するする第2カウンタ
と、前記第2のカウンタの出力信号を基準にして後述す
るROMの出力アドレスを発生する第3のカウンタと、
前記第3のカウンタの出力アドレスに対応したクロック
単位で変化する圧縮率データを出力するROMと、前記
ROMの出力と外部から設定できる固定値のどちらかを
選択する切り替え手段と、前記係数発生装置の出力と後
述するフリップフロップの出力を加算する加算器と、前
記第2のカウンタの出力信号に応じて外部からの設定値
と前記加算器の出力を切り替える信号切り替え手段と、
前記加算器の出力をラッチしその出力の整数部で前記メ
モリ装置を制御するフリップフロップと、前記メモリ装
置の第1の出力から第2の出力を減算する減算器と、前
記の減算器の出力と前記フリップフロップの出力の小数
部を乗算する乗算器と、前記乗算器の出力と前記メモリ
装置の第2の出力を加算する加算器とで構成される。 【0019】 【作用】この構成によって、第1の発明では、入力映像
信号をアドレス0から順次ラインメモリに記憶し、その
記憶されたデータをカウンタの出力に応じてROMが発
生する規定値を加算器とフリップフロップで積分し、そ
の出力で指定するアドレスAn とその隣のアドレスAn+
1 のデータを読み出し、減算器と乗算器と加算器をもち
いてその2つのデータを補間することによって、クロッ
ク単位で圧縮率を変えることができる。 【0020】また、第2の発明では、入力映像信号をF
IFOメモリに記憶し、タイミング発生回路で発生する
パルスで読み出しを制御し、その出力データとフリップ
フロップで遅延したデータを減算器と乗算器と加算器を
もちいて補間することによって、FIFOメモリを用い
て圧縮をすることができる。 【0021】また、第3の発明では、圧縮率データをク
ロック単位で変化する係数発生装置の出力データと外部
から設定できる圧縮率固定のデータとを切り替えること
により、多種の圧縮画像を出力できる。 【0022】また、第4の発明では、ROMの読み出し
アドレスのスタート位置をカウンタによって遅延させ、
また信号切り替え手段によって水平同期信号の期間にメ
モリ装置のアドレスを出力するフリップフロップの初期
値を設定することによって、各種圧縮率において表示位
置、クロック単位で変化する圧縮率データと映像信号の
位置を可変にすることができる。 【0023】 【実施例】 (実施例1)まず、第1の発明の一実施例における映像
信号圧縮装置を図1〜図3によって説明する。図1は第
1の発明の一実施例における映像信号圧縮装置のブロッ
ク図である。 【0024】図1において、19は書き込みアドレスを
発生するカウンタであり、水平同期信号から作られる書
き込みリセットパルスをクリアに用いクロックに同期し
て1ずつカウントする。11はラインメモリであり、入
力信号をカウンタ19の発生するアドレスに0から順次
記憶し、読み出しは与えられたアドレスがAn とすると
An のデータDn とその隣のアドレスAn+1 のデータD
n+1 を出力する。 【0025】12はカウンタであり、読み出しリセット
パルスをクリアに用いクロックに同期して1ずつカウン
トする。13はROMであり、カウンタ12の出力に応
じて規定値を出力する。このROM13とカウンタ12
で係数発生回路200を形成する。 【0026】14は加算器であり、フリップフロップ1
5の出力とROM13の出力を加算する。15はフリッ
プフロップであり、加算器14の出力をラッチし、その
出力の整数部はラインメモリ11の読み出しアドレスに
用いられる。この係数発生回路200と加算器14、フ
リップフロップ15とで圧縮伸長制御回路101を構成
する。 【0027】16は減算器であり、ラインメモリ11の
出力Dn+1 からDn を減算する。17は乗算器であり、
減算器16の出力とフリップフロップ15の出力の小数
部とを乗算する。18は加算器であり、ラインメモリ1
1の出力Dnと乗算器17の出力とを加算して出力信号
を得る。 【0028】以上のように構成された映像信号圧縮装置
について、以下図2、図3を用いてその動作について説
明する。 【0029】図2はラインメモリ11のコントロール方
法を図示したもので、まず入力信号の水平同期信号に同
期して書き込みリセットパルスが作られる。この書き込
みリセットパルスによってカウンタ19がクリアされア
ドレス0から順次書き込みが行われる。読み出しは書き
込みのアドレスを追い越さないように行われる。すなわ
ち読み出しリセットパルスをどこにだすかによって読み
出し位置が決まる。また図2に示すように、書き込みと
読み出しは1クロックで常に同時に行われる。 【0030】図3はタイミングチャートである。まず、
入力信号がラインメモリ11に書き込みアドレスに応じ
て0から順次記憶される。次に、カウンタ12が0から
1ずつカウントした値に応じて、ROM13にあらかじ
め書き込まれている規定値が出力される。フリップフロ
ップ15はカウンタ12が0のときに0を出力し、そこ
から加算器14で規定値を順次加算した値を出力する。
これを整数部分と小数部分に別けて用いる。 【0031】整数部分はラインメモリ11の読み出しア
ドレスARn に使われる。そして、その読み出しアドレ
スARn とその隣のアドレスARn+1 のデータDn とD
n+1の2つのデータが読み出される。この2つのデータ
を用いて、減算器16でデータの差を得、乗算器17で
フリップフロップ15の出力の小数部分をこの差に乗算
し、加算器18でDn と加算することによって、圧縮さ
れた信号が得られる。 【0032】このように規定値を積分することで圧縮を
行えば、クロック単位で圧縮率を変えることができ、画
面の中央部だけを圧縮することはもとより、規定値の与
え方によってどのような圧縮伸長でも可能である。 【0033】なお、本実施例では係数発生にROMを用
いた例をあげたが、アップダウンカウンタを用いるなど
係数発生にはさまざまな方法があり、クロック単位に規
定値を変えることができればよく、用途によって最適な
方法を選べばよい。 【0034】また、本実施例では遅延装置としてフリプ
フロップ15を用いた一例を示したが、これに限るもの
ではなく、1クロック分遅延させるもの、手段であれば
使用いることは可能である。 【0035】(実施例2)次に、第2の発明の一実施例
の映像信号圧縮装置を図4ー図6を用いて説明する。図
4は第2の発明の一実施例における映像信号圧縮装置の
ブロック図である。 【0036】図4において、21は入力映像信号を記憶
するFIFOメモリである。22はFIFOメモリ1を
制御するイネーブルパルスと補間係数を発生するタイミ
ング発生回路である。27はFIFOメモリ21の出力
とフリップフロップ23の出力とをイネーブルパルスに
よって切り替えるセレクタである。23はセレクタ27
の出力を遅延するフリップフロップである。24はFI
FOメモリ21の出力からフリップフロップ23の出力
を減算する減算器である。25は減算器24の出力とタ
イミング発生回路22の出力する補間係数を乗算する乗
算器である。26は乗算器25の出力とフリップフロッ
プ23の出力を加算する加算器である。 【0037】以上のように構成された第2の発明の一実
施例における映像信号圧縮装置について、図5、6を用
いて動作について説明する。 【0038】まず固定の圧縮率(3/4)で圧縮する場
合の例を図5に示す。まず入力信号がFIFOメモリ2
1に順次記憶される。ここではFIFOメモリを用いる
ので書き込みリセットパルスおよび読み出しリセットパ
ルスは直接FIFOメモリに入力される。また読み出し
は書き込みクロックの2逓倍されたクロックを用いて行
う。その際リードイネーブル端子にタイミング発生回路
22が発生する図5に示すようなREパルスを与え、2
回読み出し1回休みというサイクルでデータを読み出
す。 【0039】次に読み出しデータをフリップフロップ2
3で遅延するのであるが、デイスイネーブル期間はデー
タを保持できるようにセレクタ27で保持を行う。そし
て減算器24で読み出しデータからフリップフロップ2
3の出力を減算する。さらに乗算器25で減算器24の
出力にタイミング発生回路22で発生する図4のような
補間率を乗算する。これに加算器26を用いてフリップ
フロップ23の出力を加算する。 【0040】この結果、図5(a)(b)に示すように
3/4に圧縮される。データの数が倍になっているが必
要ない場合は半分に間引けば良い。また、ここでは3/
4の場合を示したがリードイネーブルのサイクルと補間
率のサイクルを変えれば任意の圧縮が可能である。 【0041】そこで、図6にタイミング発生回路に実施
例1で用いた圧縮伸長制御回路を用いた場合の例を示
す。 【0042】実施例1で用いた圧縮伸長制御回路は整数
部と小数部に分けて用いたが、ここでは整数部が1増え
たときにREパルスが1になるようにする。すなわち加
算器のキャリーアウトを用いる。すると図6のように圧
縮伸長制御回路の出力に応じてREパルスが出力され
る。このさきの動作は図5の場合と同じであり、結果と
して図のようにクロック単位で圧縮率のことなった圧縮
が可能となる。 【0043】(実施例3)次に、第3の発明の一実施例
の映像信号圧縮装置を図7、図8を用いて説明する。図
7は第3の発明の一実施例における映像信号圧縮装置の
ブロック図である。図7において、101は映像信号入
力端子、102は書き込みリセットパルス入力端子、1
13は書き込みリセットパルスで0をロードして1づつ
カウントするカウンタ、211映像信号入力端子101
から入力される映像信号をカウンタ113で発生したア
ドレスに記憶しフリップフロップ15の出力の整数部
(読み出しアドレス)がAn とするとAn のデータDn
とその隣のアドレスAn+1 のデータDn+1 を出力するメ
モリ装置、103は読み出しのリセットパルス入力端
子、100はクロック単位で変化する圧縮率データを発
生する係数発生装置、104は固定圧縮の圧縮率データ
入力端子である。 【0044】106はの係数発生装置100の出力デー
タと圧縮率データ入力端子104の入力データを切り替
える信号切り替え手段、105は信号切り替え手段10
6の制御をおこなうモード切り替え信号入力端子、14
は信号切り替え手段106の出力とフリップフロップ1
5の出力信号を加算する加算器、15は圧縮率データの
積分値を蓄えるフリップフロップ、16はメモリ装置2
11の出力Dn+1 からDn を減算する減算器、17は減
算器16の出力とフリップフロップ15の出力の小数部
とを乗算する乗算器、18はメモリ装置211の出力D
nと乗算器17の出力とを加算する加算器、107は加
算器18の出力信号を出力する映像信号出力端子であ
る。 【0045】以上のように構成された第3の発明の一実
施例における映像信号圧縮装置について、図8を用いて
動作について説明する。 【0046】図8のように、入力信号をそのまま出力す
る場合は信号切り替え手段106をBの方に向け圧縮率
データ入力端子104からのような値を入力する。3
/4圧縮する場合は信号切り替え手段106をBの方に
向け圧縮率データ入力端子104からのような値を入
力する。クロック単位で圧縮率を変化させる場合、信号
切り替え手段106をAの方に向け係数発生装置100
で発生したのような値を入力する。 【0047】このようにクロック単位で圧縮率を変化さ
せるモードと固定圧縮を行うモードを容易に切り替える
ことが可能であり、また圧縮率データ入力端子104の
入力値を変化させることにより簡単に任意の固定圧縮が
実現できる。 【0048】(実施例4)次に、第4の発明の一実施例
の映像信号圧縮装置を図9、図10を用いて説明する。
図9は第4の発明の一実施例における映像信号圧縮装置
のブロック図である。 【0049】図9において、101は映像信号入力端
子、102は書き込みリセットパルス入力端子、113
は書き込みリセットパルスで0をロードして1づつカウ
ントするカウンタ、211映像信号入力端子101から
入力される映像信号をカウンタ113で発生したアドレ
スに記憶しフリップフロップ15の出力の整数部(読み
出しアドレス)がAn とするとAn のデータDn とその
隣のアドレスAn+1 のデータDn+1 を出力するメモリ装
置、103は読み出しリセットパルス入力端子、112
は水平同期信号の位相を調整するカウンタ、108はカ
ウンタ112の位相データ入力端子、212はROM1
3のアドレスを発生するカウンタ、13はクロック単位
で変化する圧縮率データを出力するROM、104は固
定圧縮の圧縮率データ入力端子、106は係数発生装置
100の出力データと圧縮率データ入力端子104の入
力データを切り替える信号切り替え手段、105は信号
切り替え手段106の制御をおこなうモード切り替え信
号入力端子である。 【0050】14は信号切り替え手段106の出力とフ
リップフロップ15の出力信号を加算する加算器、10
9はメモリ装置211の読み出し開始アドレス入力端
子、111は初期アドレス入力端子109と加算器14
の出力を切り替える信号切り替え手段、15は圧縮率デ
ータの積分値を蓄えるフリップフロップ、16はメモリ
装置211の出力Dn+1 からDn を減算する減算器、1
7は減算器16の出力とフリップフロップ15の出力の
小数部とを乗算する乗算器、18はメモリ装置211の
出力Dnと乗算器17の出力とを加算する加算器、10
7は加算器18の出力信号を出力する映像信号出力端子
である。 【0051】以上のように構成された第4の発明の一実
施例における映像信号圧縮装置について、図10を用い
て動作について説明する。 【0052】図10において、位相データ入力端子10
8の入力データを図10に示すようにαとすると、カ
ウンタ112の出力データは図10に示すように読み
出しリセットパルス入力端子103よりαクロック遅れ
たところに出力する。この信号を基準にROM13の読
み出しアドレスをカウンタ212で発生し、図10のよ
うな位相でデータの出力を開始する。また、初期アドレ
ス入力端子109の入力データがAであるとすると、図
10の信号がLでリセットがかかり、そのLの期間切
り換え手段111がB側になり入力端子109のデータ
をロードし、フリップフロップ15からは図10のよう
なアドレス/補間データを出力する。 【0053】このように任意の圧縮モードにおいて映像
出画位置、圧縮位置が位相データ入力端子108と初期
アドレス入力端子109のデータを変化させることによ
って容易に調整できる。 【0054】 【発明の効果】以上のように第1の発明は、ラインメモ
リとカウンタとROMと加算器とフリップフロップと減
算器と乗算器と加算器を用いることよって、規定値を積
分することで圧縮を行い、クロック単位で圧縮率を変え
ることができ、画面の中央部だけを圧縮することはもと
より、規定値の与え方によってどのような圧縮伸長が可
能となり、その実用的効果は大なるものがある。 【0055】また第2の発明は、FIFOメモリとタイ
ミング発生回路とフリップフロップと減算器と乗算器と
加算器を用いることによって、アドレス発生の不要なF
IFOメモリを用いて圧縮することができ、回路規模を
小さくできてその実用的効果は大なるものがある。 【0056】また第3の発明は、回路がほとんど増加す
ることなくクロック単位で圧縮率が変化するモードと任
意の固定圧縮モードを外部からの設定で提供することが
可能となり、その実用的効果は大なるものがある。 【0057】また第4の発明は、任意の圧縮率モードを
行い、外部から設定できるの入力端子のデータ設定によ
って映像出画位置と圧縮位置の調整を提供することが可
能となり、その実用的効果は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例における映像信号圧縮装置の回
路構成図 【図2】実施例のメモリの動作を説明する図 【図3】実施例の動作を説明するためのタイミングチャ
ート 【図4】本発明の第2の実施例における映像信号圧縮装
置の回路構成図 【図5】(a),(b)第2の実施例の動作を説明する
ためのタイミングチャート(固定圧縮)及びその相関図 【図6】(a),(b)第2の実施例の動作を説明する
ためのタイミングチャート(クロック単位の圧縮)及び
その相関図 【図7】本発明の第3の実施例における映像信号圧縮装
置の回路構成図 【図8】第3の実施例の動作を説明するための図 【図9】本発明の第4の実施例における映像信号圧縮装
置の回路構成図 【図10】第4の実施例の動作を説明するためのタイミ
ングチャート 【図11】従来例における映像信号圧縮装置のブロック
図 【図12】従来例の動作を説明するためのタイミングチ
ャート 【図13】従来例の動作を説明するためのグラフ 【図14】映像信号圧縮装置の画面上の動作を説明する
ための図 【符号の説明】 11,31 ラインメモリ 12,34、19 カウンタ 13 ROM 14,18,26,36,39 加算器 15,23 フリップフロップ 16,24,37 減算器 17,25,35,38 乗算器 21 FIFOメモリ 22 タイミング発生回路 27 セレクタ 32 アドレス発生回路 33 補間フィルタ 100 係数発生装置 101 映像信号入力端子 102 書き込みリセットパルス入力端子 103 よみだしリセットパルス入力端子 104 圧縮率データ入力端子 105 モード切り替え信号入力端子 106 信号切り替え手段 107 映像信号出力端子 108 位相データ入力端子 109 初期アドレス入力端子 111 信号切り替え手段 112,113 カウンタ 200 係数発生回路 201 圧縮伸長制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷 匡弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 佐藤 寿親 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−291278(JP,A) 特開 平7−298087(JP,A) 特開 平6−30353(JP,A) 特開 平6−6634(JP,A) 特開 平5−64161(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/00 - 7/68 H04N 5/00 - 5/46

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 入力映像信号を記憶するラインメモリ
    と、前記ラインメモリの読み出しアドレスと補間係数と
    を発生する圧縮伸長制御回路と、前記ラインメモリの第
    1の出力から第2の出力を減算する減算器と、前記減算
    器の出力と前記圧縮伸長制御回路の出力の補間係数を乗
    算する乗算器と、前記乗算器の出力と前記ラインメモリ
    の第2の出力を加算する加算器を備える映像信号圧縮装
    置であって、 前記圧縮伸長制御回路は、前記入力映像信号の圧縮伸長
    のための規定値をクロック毎に出力する係数発生装置
    と、前記規定値と後述する遅延装置の出力を加算する加
    算器と、前記加算器の出力をラッチする遅延装置とを備
    え、前記遅延装置の出力の整数部を前記読み出しアドレ
    スとして前記ラインメモリに出力し、前記遅延装置の出
    力の小数部を前記補間係数として前記乗算器に出力する
    ことを特徴とする映像信号圧縮装置。
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