JP3458391B2 - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP3458391B2
JP3458391B2 JP15750892A JP15750892A JP3458391B2 JP 3458391 B2 JP3458391 B2 JP 3458391B2 JP 15750892 A JP15750892 A JP 15750892A JP 15750892 A JP15750892 A JP 15750892A JP 3458391 B2 JP3458391 B2 JP 3458391B2
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吉長 柳沢
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CD(コンパクドディ
スク)やLD(レーザーディスク)等の、音楽や、音楽
と映像が記録された媒体を再生および販売する自動販売
機に係わり、特に媒体に記録されたタイトルおよび全曲
名の表示ができるとともに、他の媒体への変換、例えば
CDからオーディオ用カセットテープへの変換ができる
自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より上述したCDやLDを有料で再
生する機器(一般的にジュークボックスと呼ばれてい
る)が実用化され、娯楽施設等に設置されている。この
種の機器には、その内部に複数のCDまたはLDが収容
されており、顧客が料金を投入して希望の曲を選択する
ことにより、その曲が記録されているディスクが選択さ
れ、再生される仕組になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、CDやLD
等は主にレコード店で販売されているが、これらを自動
的に販売する自動販売機は未だ開発されていない。この
種の自動販売機は、従来より開発され実用化されている
清涼飲料水等の自動販売機を応用することにより開発は
可能であるが、単に販売するだけの機能では購買の際に
全曲名の確認および試聴を試みたいという顧客の要求を
満足させることはできない。また、CDやLD以外の別
の媒体、例えばカセットテープで得たいという要求と、
CDやLDの記録の一部のみ欲しいという要求があるこ
とも考えられるが、この要求にも応えられない。
【0004】そこで本発明は、CDやLD等を購買に際
して全曲名の確認および試聴できるとともに、CDやL
D等の記録を他の形式の媒体で得ることができ、さらに
CDやLD等に記録された全音楽情報のうちの任意のも
のを購入することができる自動販売機を提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明に係る自動販売機は、楽曲情報が複数記録さ
れた複数の記録媒体の中から希望の記録媒体を購入者が
対価を支払って購入し、又は上記楽曲情報を他の記録媒
体に記録して購入する自動販売機において、楽曲情報が
複数記録された第1の記録媒体を購入する記録媒体選択
モードと、上記第1の記録媒体に記録された楽曲情報の
1つを購入する曲選択モードとを判定するモード判定手
段と、購入者が所定の対価を支払う対価挿入手段と、複
数の上記第1の記録媒体から1つを選択する記録媒体選
択手段と、上記選択された第1の記録媒体に記録された
上記楽曲情報の曲名を表示する表示手段と、上記第1の
記録媒体の中から任意の楽曲情報を選択する曲選択手段
と、上記第1の記録媒体から選択された上記楽曲情報を
所定時間再生する曲再生手段と、上記選択された楽曲情
報を試聴する曲試聴手段と、上記記録媒体選択モードに
おいて、選択された上記第1の記録媒体を放出する記録
媒体放出操作手段と、上記第1の記録媒体に記録された
楽曲情報を記録する第2の記録媒体を収納する記録媒体
収納手段と、上記曲選択モードにおいて、上記曲選択手
段によって選択された上記第1の記録媒体の中の楽曲情
報を上記第2の記録媒体に記録するための記録手段と、
上記記録手段によって楽曲情報が記録された上記第2の
記録媒体を放出する記録媒体放出手段とを備え、上記記
録媒体選択モードにおいて、上記記録媒体選択手段によ
って選択された上記第1の記録媒体に記録された複数の
楽曲情報を表示し、曲選択手段によって選択された任意
の楽曲を再生、試聴させ、上記購入者が上記記録媒体放
出操作手段を操作することによって当該選択された第1
の記録媒体を放出し、上記曲選択モードにおいて、上記
記録媒体選択手段によって選択された上記第1の記録媒
体に記録された複数の楽曲情報を表示し、上記曲選択手
段によって選択された任意の楽曲を再生、試聴させ、上
記購入者の操作に応じて上記記録媒体収納手段に収納さ
れている上記第2の記録媒体に上記曲選択手段によって
選択された楽曲情報を記録し、上記記録媒体放出手段に
よって楽曲情報が記録された上記2の記録媒体を放出す
ることを特徴とするものである。
【0006】
【0007】
【0008】
【作用】本発明に係る自動販売機は、顧客が複数の試聴
用媒体(CDやLD等)のなかから希望するものを選択
すると、その媒体に記録されている全曲名情報が表示さ
れる。表示された全曲名情報のなかから顧客が希望する
曲名情報を選択すると、その曲名情報に対応する音楽情
報が所定時間、例えば1分間再生され、その音楽情報を
聞いた顧客は、購入を決断し、購入操作を行うと、今聞
いた試聴用媒体と共通する音楽情報が記録された販売用
媒体が接客部に放出される。
【0009】したがって、選択された試聴用媒体に記録
されている全曲名情報が表示されるとともに、また、そ
のなかから選択された曲名情報に対応する音楽情報を聞
くことができることから、購買に際して、選択した試聴
用媒体の全曲名を確認したいという要求と、試聴したい
という要求を満足させることができる。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1は本発明に係る自動販売機の一実施例の外観を示す斜
視図であり、図2は同販売機の構成を示すブロック図で
ある。この実施例の自動販売機はCD(CDシングルも
含む)の販売と、CDの一部または全部を記録(コピ
ー)したカセットテープの販売を行うものである。
【0015】図1において、1,1,…は各々CDのタ
イトルを表示するタイトル表示器であり、機器本体正面
の上部に2段に分けてそれぞれ幅方向に並んで配置され
ている。これらタイトル表示器1,1,…としては、例
えばドットマトリクス表示器の使用が好適であり、これ
を使用することにより様々なタイトルの表示を行うこと
が可能となる。
【0016】2,2,…は各々購入釦であり、各タイト
ル表示器1,1,…の下方に配置されている。これら購
入釦2,2,…をそれぞれ押下すことにより購入信号が
出力されるとともに、内部に設けられた光源(例えば発
光ダイオード)が点灯するようになっている。なお、こ
の図では下段左端の購入釦2が押下され、内部の光源が
点灯している状態を示している。
【0017】3はCRT等の表示器であり、CDの販売
に関する各種情報が表示される。具体的には操作案内、
料金案内、曲名(再生中の曲名、記録中の曲名)、販売
中のCDのタイトルおよび動作状態(試聴中、何曲目記
録中)等が表示される。この場合、市販されているCD
には曲名情報が記録されていないので、この実施例では
販売用のCDとは別に曲名情報を記録した専用のCD
(後述する再生用ディスク収納部26に収納されたC
D)を再生用として使用している。曲名は、グラフィッ
クまたはキャラクタとして再生用CDの所定の領域に記
録しておき、駆動時にメモリ(後述するRAM22)に
書込むことによりタイトル表示器1に表示するようにな
っている。
【0018】4は操作用のキーボードであり、表示器3
に表示された指示にしたがって各種入力を行う。具体的
にはCDの指定、曲選択、試聴操作、記録操作および購
入操作等を行う。5はスピーカ、6はヘッドホーンジャ
ックである。スピーカ5からはCD再生中に音声が発生
され、ヘッドホーンジャック6からは音声信号が出力さ
れる。この場合、ヘッドホーンジャック6に備付けのヘ
ッドホーン(図示略)を接続することにより、ヘッドホ
ンにて曲を聞くことができる。
【0019】7はPPカード(プリベードカード)出し
入れ口であり、この出し入れ口7にPPカードを挿入す
ることにより、機器本体内に設けられたカード処理部8
(図2)によってその時点での残り度数が読み取られ
る。また、PPカード排出時には使用分を差引いた残り
度数が書き込まれる。このPPカードは磁気カードであ
り、カード処理部8はこの磁気カードに対して磁気情報
の読み書きを行う。
【0020】9は紙幣挿入口であり、この紙幣挿入口9
に1000円、5000円等の紙幣を投入することによ
り、機器本体内に設けられた貨幣処理部10(図2)に
よって真贋の確認および値(1000円、5000円ま
たは10000円)の読み取りが行われ、その結果が出
力される。11は貨幣挿入口であり、この貨幣挿入口1
1に100円、500円等の硬貨を投入することによ
り、貨幣処理部10によって真贋の確認および値の読み
取りが行われ、その結果が出力される。
【0021】12は釣銭返却口であり、貨幣処理部10
により釣銭の返却および投入硬貨の返却がここを介して
行われる。この場合、釣銭としては硬貨以外に紙幣も対
象となり、例えばCD1個の価格が3500円として、
10000円を投入したとすると、通常は5000円一
枚、1000円一枚、500円硬貨一個が釣銭となる。
13は取り出し口であり、ディスク放出装置15(図
2)により顧客の指定したCDが販売用ディスク収納部
16(図2)から取り出され、ここに排出される。ま
た、ディスク放出装置15はCDの放出の他に、記録装
置17にてCDの内容をコピーしたカセットテープを取
り出し口13に排出する。
【0022】図2において、上記記録装置17は、顧客
の指示にしたがってCDの内容の一部または全部をカセ
ットテープにコピーするものである。この場合、コピー
に使用されるカセットテープはカセット収納部18に収
納されており、コピーに際して記録装置17により取り
出される。この記録装置25を設けることにより、カセ
ットプレイヤーは所有しているが、CDプレイヤーは所
有していない顧客とか、一枚のCDの特定の曲のみを必
要とする顧客、あるいは複数のCDからそれぞれ好みの
曲を必要とするような顧客を満足させることができる。
【0023】20はCPU(中央処理装置)であり、機
器本体の各部を制御する。21はROM(リードオンリ
メモリ)であり、CPU20を制御するためのプログラ
ムが書込まれている。このプログラムには販売時以外の
時にデモンストレーション再生動作をさせるデモンスト
レーションモードと、CDの購入動作をさせるディスク
選択モードと、曲の購入動作をさせる曲選択モードの三
つのモードを実行するプログラムが存在している。この
場合、デモンストレーション再生動作を行うプログラム
は機器本体の電源を投入した時点から実行され、顧客が
貨幣を投入した時点で停止し、そして、販売が終了した
時点から再度動作を開始するようになっている。22は
RAM(ランダムアクセスメモリ)であり、CPU20
の動作において使用される。
【0024】25はディスク選択/再生装置であり、図
示せぬCDチェンジャと再生部とから構成されている。
このディスク選択/再生装置25は記録時または試聴時
に顧客が所定の操作を行うと、その操作に応じてCDチ
ェンジャが動作し、目的とするCDを再生用ディスク収
納部26から取り出して再生部に搬出する。そして、再
生部に搬出され、所定の位置に設定された時点から再生
部が動作を開始し、再生を開始する。また、デモンスト
レーション再生時には予めプログラムされた順序でCD
が選択され再生される。なお、上記した記録時とはカセ
ットテープへのコピーを行っている時のことである。ま
た、ディスク選択再生装置26は一台に限定せず、複数
台設けることにより効率を良くすることができる。
【0025】上記タイトル表示器1,1,…、購入釦
2,2,…、表示器3、キーボード4、カード処理部
8、貨幣処理部10、ディスク放出装置15、記録装置
17、ROM21、RAM22およびディスク選択/再
生装置25はそれぞれバスラインBUSを介してCPU
20に接続されている。
【0026】上記CPU20とディスク選択/再生装置
25は媒体選択手段を構成し、スピーカ5、CPU20
およびディスク選択/再生装置25は再生手段を構成す
る。また、表示器3とCPU20は表示手段を構成し、
キーボード4とCPU20は曲名情報選択手段を構成す
る。また、ディスク放出装置15とCPU20は放出手
段を構成し、記録装置17とCPU20は記録手段を構
成する。CPU20は判定手段および制御手段の機能を
有する。また、RAM22は記憶手段を構成する。
【0027】次に、上記構成の自動販売機の動作につい
て図3に示すフローチャートを参照しながら説明する。
図示せぬ電源スイッチが投入されると、ステップS1に
てデモンストレーションモードが実行される。このモー
ドでは予め設定された複数の曲が所定時間ずつ順次繰り
返し再生される。また、このデモンストレーションモー
ドの実行とともに貨幣投入待機状態およびPPカード挿
入待機状態になる。このステップS1の動作は顧客が貨
幣の投入またはPPカードの挿入を行うまで繰り返し実
行される。なお貨幣の投入およびPPカードの挿入が行
われたか否かの動作説明は省略する。
【0028】貨幣の投入またはPPカードの挿入が行わ
れると、ステップS2に進み、モードの判定が行われ
る。この場合、ディスク選択モードであればステップS
3に進み、曲選択モードであればステップS4に進む。
これらのモードの選択はキーボードに設けられたキーを
押下することにより行われる。ここで、ディスク選択モ
ードが選択されたものとしてこのモードにおける動作を
説明する。
【0029】1)ディスク選択モード まず、ステップS3に進むと、購入希望のCDの選択が
行われる。この選択は顧客が希望するタイトルに対応す
る購入釦2を押下することにより行われる。購入希望の
CDのタイトルに対応する購入釦2が押下されると、ス
テップS5に進む。このステップS5では、ディスク選
択/再生装置25が顧客の希望するCDを再生用ディス
ク収納部26より取り出し、駆動を開始する。駆動開始
後、ステップS6においてCD内の全ての曲名が読み取
られ、表示器3に表示される。そして、全曲名の表示が
行われた直後、この表示の下方に試聴を行うか否かを指
示するメッセージが表示される。
【0030】ここで、図4はそのメッセージの一例を示
すものであり、このメッセージにしたがえば、第1番目
の曲から第8番目の曲のうちで試聴をしたい曲があれば
「1」を入力し、第8番目以降の曲を試聴したければ
「2」を入力した後、「1」を入力する。「1」を入力
した後、あるいは「2」→「1」を入力した後には「曲
の番号を入力して下さい(図示略)」のメッセージが表
示される。一方、試聴をせずCDの購入をしたい場合に
は「3」(購入)を入力する。
【0031】ステップS7では、上述したように試聴を
行うか否かの判定が行われる。この判定において、試聴
を行わず直接購入する場合はステップS8に進む。この
ステップS8では、ディスク放出装置15によって販売
用ディスク収納部16より顧客の購入希望のCDが取り
出され、取り出し口13に放出される。また、貨幣を投
入した場合で、釣銭があれば貨幣処理部10によって釣
銭が釣銭返却口12に放出される。PPカードを使用し
た場合であれば、カード処理部8によって購入対象のC
Dの価格に応じた度数を減算した度数が同カードに書き
込まれる。
【0032】一方、ステップS7において、試聴をする
場合で、希望の曲に対応する番号の入力(このステップ
S7では省略するが、上述した「1」または「2」→
「1」の操作を行う)が行われた後、ステップS9に進
むと、顧客の希望した曲が所定時間再生される。そし
て、再生が終了すると、ステップS10に進み、選択し
たCDを購入するか否かの判定が行われる。この判定に
おいて、購入する場合はステップS8に進み、購入しな
い場合はステップS11に進む。
【0033】ステップS11に進むと、動作を終了する
か否かの判定が行われる。この判定において、終了する
場合はステップS12に進み、貨幣を使用している場合
は投入金額が釣銭返却口12に放出され、顧客の返却さ
れる。PPカードを使用している場合はPPカードがP
Pカード出し入れ口7から後部を残して放出される。一
方、終了しない場合はステップS3に戻る。以上がディ
スク選択モードにおける動作である。このモードにおい
ては希望するCDの全曲名が表示され、そのなかから希
望の曲を所定時間聞くことができる。
【0034】次に、ステップS2において、曲選択モー
ドが選択された場合についてこのモードにおける動作を
説明する。2)曲選択モード この曲選択モードは、顧客が希望する曲がどのタイトル
のCDに記録されているかを調べたい場合や、複数のC
Dのそれぞれについて曲を選択したい場合の使用を目的
としている。ここで、複数のCDのそれぞれについて曲
を選択する場合を例に挙げて説明する。
【0035】まず、ステップS4に進むと、n番目のC
Dの選択が行われる。この場合、例えば5枚のCDを選
択して、それらに対応する購入釦2を任意の順で押下し
て行く。この操作により、CDの番号が順次RAM22
の所定の領域に書込まれて行く。この操作が終了する
と、ステップS15に進み、1番目に入力した番号のC
Dが再生用ディスク収納部26より取り出されて駆動が
開始される。
【0036】次に、ステップS16に進み、駆動されて
いるCDに記録された全曲名が読み取られ、CRT3上
に表示される。そして、全曲名の表示が行われた直後、
この表示の下方に試聴を行うか否かを指示するメッセー
ジが表示される。
【0037】ここで、図5はそのメッセージの一例を示
すものであり、このメッセージにしたがえば、第1番目
の曲から第8番目の曲のうちで希望の曲があれば「1」
を入力し、第8番目以降に希望する曲があれば「2」を
入力した後、「1」を入力する。「1」を入力した後、
あるいは「2」→「1」を入力した後には「番号を入力
して下さい(図示略)」のメッセージが表示される。一
方、このCDに希望する曲が無い場合には「3」(希望
の曲無し)を入力する。
【0038】ステップS17では、上述したように希望
の曲があるか否かの判定が行われる。この判定におい
て、希望の曲が無い場合にはステップS4に戻り、第2
番目に入力した番号のCDが選択されて上記ステップS
15〜17が実行される。一方、希望の曲がある場合に
はステップS18に進み、希望の曲の番号の選択が行わ
れる。
【0039】希望の曲に対応する番号の入力が行われた
後、ステップS19に進み、この曲の試聴を行うか否か
の判定が行われる。この判定において、試聴する場合に
はステップS20に進み、その曲が所定時間(例えば1
分間)再生される。そして、再生が終了すると、ステッ
プS21に進み、その曲を記録するか否か、すなわち購
入するか否かの判定が行われる。記録する場合はステッ
プS22に進み、記録しない場合はステップS18に戻
る。ステップS22において、記録する場合は記録装置
17により記録用カセットテープ収納部18からカセッ
トテープが取り出され、希望の曲が記録される。一方、
ステップS19の判定において、試聴せず記録する場合
は直接ステップS22に進む。
【0040】ステップS22での記録が行われた後、ス
テップS23に進み、動作を終了するか否かの判定が行
われる。この判定において、終了する場合はステップS
24に進み、記録動作が終了する。そして、ステップS
25に進み、希望の曲が記録されたカセットテープがデ
ィスク放出装置15によって取り出し口13に放出され
る。そして、貨幣を使用した場合で、釣銭があれば釣銭
返却口12に釣銭が放出される。PPカードを使用した
場合はカード処理部8によって一曲当りの価格に応じた
度数を減算した度数が同カードに書き込まれる。
【0041】一方、ステップS23において動作を終了
しない場合には、ステップS26に進み、次のCDを選
択するか否かの判定が行われる。この判定において、今
選択しているCDに希望する曲が他にもある場合はステ
ップS18に戻り、続けて次の曲の試聴または記録が行
われる。一方、次のCDを選択する場合はステップS4
に戻る。以後同様の処理が行われる。以上が曲選択モー
ドにおける動作である。このモードにおいては希望する
CD(1枚に限らない)の全曲名が表示され、そのなか
から希望の曲を選択して記録することができる。
【0042】なお、上記実施例においては、希望の曲を
記録している最中は次の曲の選択はできないが、次に選
択した曲およびその曲が収録されたCDの情報をRAM
22に書込むようにすれば、次の曲の選択を可能にでき
る。
【0043】次に、本発明に係る自動販売機の他の実施
例について説明する。この実施例は、先の実施例におけ
るROM21の内容を一部変更したのみであり、その構
成は同様である。そして、この実施例の特徴とする点
は、1枚のCDに限らず希望とする全ての曲を選択し終
えてから、選択した順に曲をカセットテープに記録する
点にある。
【0043】この場合、選択された全ての曲名はRAM
22の所定の領域に書き込まれる。また、カセットテー
プへの書き込み制御は、ROM21に書き込まれたプロ
グラムにしたがってCPU20によって行われる。すな
わち、CPU22はROM21に書き込まれた曲名を順
次読み出し、そして、対応する曲をCDから読み出して
カセットテープに記録する。
【0044】このように複数のCDのなかから顧客が購
入を希望した全ての曲名を選択した後に、これら曲名に
対応する曲をカセットテープに記録できることから、1
曲選択しては記録する場合よりも購入における操作が簡
単になるという利点が得られる。なお、先の実施例にあ
っては、上述の如く希望とする曲を1曲選択する毎に記
録するものである。
【0045】図6はこの実施例の曲選択モードにおける
特徴とする動作を説明するためのフローチャートであ
り、ステップS21までは先の実施例と同様であるので
共通する部分の詳しい説明は省略する。さて、ステップ
S18にて顧客が希望とする曲を選択して試聴した後、
または試聴することなく購入を決めた場合には、ステッ
プS30において記録曲の決定が行われる。そして、現
在選択した曲の購入の決定が行われた後、ステップS3
1に進み、他に曲の選択を行うか否かの判定が行われ
る。この判定において、他の曲の選択が行われる場合に
はステップS32に進み、他の曲の選択が行われない場
合にはステップS33に進む。
【0046】ステップS32に進むと、ディスクの交換
を行うか否かの判定が行われ、交換を行う場合にはステ
ップS4(図3参照)に戻り、顧客の希望するCDの選
択が行われる。他方、交換が行われない場合には現在の
CDのなかから他の曲を選択するものとしてステップS
18に戻る。このようにして、同じCDから希望する曲
を複数選択し、購入を決定した後、あるいは複数のCD
から希望する曲を複数選択し、購入を決定した後、ステ
ップS31の判定において選択が終了したものと判断さ
れると、ステップS33に進み、購入決定した全ての曲
が選択した順にカセットテープに記録される。この場
合、明かなように複数のCDを選択した場合には、CD
の交換が行われる。
【0047】そして、購入決定した曲の記録が行われた
後、ステップS34に進み、記録動作が終了する。この
後、ステップS35に進み、希望の曲の全てが記録され
たカセットテープがディスク放出装置15によって取り
出し口13に放出される。そして、貨幣を使用した場合
で、釣銭があれば釣銭返却口12に釣銭が放出される。
PPカードを使用した場合はカード処理部8によって一
曲当りの価格に応じた度数を減算した度数が同カードに
書き込まれる。
【0048】なお、上記実施例においては、CDの販売
と、CDを一部コピーしたカセットテープを販売するも
のであったが、CD以外のもの例えばLDやビデオカセ
ットテープ等の販売にも適用できる。この場合、LDや
ビデオカセットテープ等の映像情報が記録された媒体に
あっては、その映像の一部を見ることができるようにす
ると良い。
【0049】また、コピーに使用する媒体としてはカセ
ットテープの他にDAT(デジタルオーデイオテー
プ)、MO(マグネットオプチカル)ディスクおよび半
導体メモリ等があり、これらを単独で使用しても良い
し、複数組合せて使用しても良い。この場合、各媒体に
合わせた記録装置を使用しなければならないことは言う
までもない。また、複数組合せることで選択幅を広げる
ことができるという利点が得られる。
【0050】また、上記実施例においては、販売中のC
Dの表示をタイトル表示器1,1,…にて行うようにし
たが、現物を展示するようにしても良い。
【0051】また、上記実施例では、購入操作の途中で
キャンセルできるようにしていないが、途中でのキャン
セルも可能である。但し、途中でキャンセルをした場合
でも、試聴した場合には試聴料金が請求ができるように
すると良い。
【0052】
【発明の効果】上述したように、本発明は、顧客が複数
の試聴用媒体のなかから希望するものを選択すると、そ
の媒体に記録されている全曲名情報を表示し、顧客がそ
の表示された全曲名情報のなかから希望する曲名情報を
選択すると、その曲名情報に対応する音楽情報を所定時
間再生し、その音楽情報を聞いた結果に基づいて購入の
可否を決断させ、購入を決断して購入操作を行うと、今
聞いた試聴用媒体と共通する音楽情報が記録された販売
用媒体を接客部に放出するようにしているので、購買に
際して、選択した試聴用媒体の全曲名情報を確認するこ
とができるとともに試聴することを可能とする。その結
果、購買意欲を促進しながら、顧客が希望する音楽を的
確に購入させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動販売機の一実施例の外観を示
す斜視図である。
【図2】同実施例の構成を示すブロック図である。
【図3】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図4】同実施例の動作を説明するための図である。
【図5】同実施例の動作を説明するための図である。
【図6】他の実施例の曲選択モードにおける特徴とする
動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1,1,… タイトル表示器 2,2,… 購入釦 3 表示器 4 キーボード 5 スピーカ 13 取り出し口 15 ディスク放出装置 16 販売用ディスク収納部 17 記録装置 18 記録用カセットテープ収納部 20 CPU 21 ROM 22 RAM 25 ディスク選択/再生装置 26 再生用ディスク収納部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−84696(JP,A) 特開 平2−7188(JP,A) 特開 昭57−57390(JP,A) 特開 平1−162996(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 17/00 G07F 17/30 G07F 11/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楽曲情報が複数記録された複数の記録媒
    体の中から希望の記録媒体を購入者が対価を支払って購
    入し、又は上記楽曲情報を他の記録媒体に記録して購入
    する自動販売機において、 楽曲情報が複数記録された第1の記録媒体を購入する記
    録媒体選択モードと、上記第1の記録媒体に記録された
    楽曲情報の1つを購入する曲選択モードとを判定するモ
    ード判定手段と、 購入者が所定の対価を支払う対価挿入手段と、 複数の上記第1の記録媒体から1つを選択する記録媒体
    選択手段と、 上記選択された第1の記録媒体に記録された上記楽曲情
    報の曲名を表示する表示手段と、 上記第1の記録媒体の中から任意の楽曲情報を選択する
    曲選択手段と、 上記第1の記録媒体から選択された上記楽曲情報を所定
    時間再生する曲再生手段と、 上記選択された楽曲情報を試聴する曲試聴手段と、 上記記録媒体選択モードにおいて、選択された上記第1
    の記録媒体を放出する記録媒体放出操作手段と、 上記第1の記録媒体に記録された楽曲情報を記録する第
    2の記録媒体を収納する記録媒体収納手段と、 上記曲選択モードにおいて、上記曲選択手段によって選
    択された上記第1の記録媒体の中の楽曲情報を上記第2
    の記録媒体に記録するための記録手段と、 上記記録手段によって楽曲情報が記録された上記第2の
    記録媒体を放出する記録媒体放出手段とを備え、 上記記録媒体選択モードにおいて、上記記録媒体選択手
    段によって選択された上記第1の記録媒体に記録された
    複数の楽曲情報を表示し、上記曲選択手段によって選択
    された任意の楽曲を再生、試聴させ、上記購入者が上記
    記録媒体放出操作手段を操作することによって当該選択
    された第1の記録媒体を放出し、 上記曲選択モードにおいて、上記記録媒体選択手段によ
    って選択された1又は複数の上記第1の記録媒体に記録
    された複数の楽曲情報を表示し、上記曲選択手段によっ
    て選択された任意の楽曲を再生、試聴させ、上記購入者
    の操作に応じて上記記録媒体収納手段に収納されている
    上記第2の記録媒体に上記曲選択手段によって選択され
    た楽曲情報を記録し、上記記録媒体放出手段によって楽
    曲情報が記録された上記2の記録媒体を放出することを
    特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】 さらに曲目データ記録手段を備え、 該曲目データ記録手段は、上記曲選択モードにおいて上
    記第1の記録媒体に記録された複数の楽曲情報のうち、
    上記曲選択手段によって選択された楽曲情報の曲目デー
    タを記録するとともに、上記曲選択手段によって選択さ
    れた他の楽曲情報の曲目データ及び上記記録媒体選択手
    段によって選択された他の第1の記録媒体に記録され上
    記曲選択手段によって選択された他の楽曲情報の曲目デ
    ータを記録し、 上記記録手段は、上記曲目データ記録手段に記録された
    曲目データに基づき、上記楽曲情報を順次上記第2の記
    録媒体に記録していくことを特徴とする請求項1記載の
    自動販売機。
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