JPH027188A - レコード物品再生放出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａン産梁上の利用分野 この発明はＣＤ（オーディオコンパクトディスク）やＬ
Ｄ（光ビデオディスク）等のように音楽や映像が記録さ
れた商品（以下「レコード物品」という二特許請求の範
囲において同じ）を再生・販売等するレコード物品再生
放出装置に関する。

（ｂ）発明の概要 この発明に係るレコード物品再生放出装置は、（１）顧
客の要求に応じて、レコード物品の再生または放出（販
売や貸出）をすることができる。

これにより、１台の装置で再生と販売・貸出の取引を処
理することができる。

（２）−船釣に再生と販売・貸出とでは料金が異なるが
投入された料金を判断して何れか一方の取引を自動的に
選択し、取引を効率的にした。

（３）有料でレコード物品が再生されているときまたは
その後に販売・貸出が選択されたとき、この再生は試聴
であるとして料金を無料にした（再生対価分を販売・貸
出料金から割り引いた）。これによって、販売の促進を
図った。

（４）ＣＤ等には１枚に数曲が録音されているが一回の
再生を時間で区切りこの時間内ならば何曲でも（途中で
切り換えてもよい）再生できるようにした。これにより
、試聴の能率を向上した。

（５）再生時の電気信号を出力する端子を顧客操作面に
設けた。これにより、他人に即度されずに試聴すること
ができるようになった。

（Ｃ１発明の背景 従来よりレコード物品を有料で再生する装置（いわゆる
「ジュークボックス」）が実用化されている。この装置
は内部に複数のシングルレコード盤や光ビデオディスク
を収納し、顧客が料金を投入して曲目を選択したとき再
生する装置である。

しかしこの装置では曲の再生はできてもそのレコード物
品を販売することはできなかった。

また、レコード物品を販売する自動販売機は容易に製作
することができるが、このような装置ではレコード物品
の再生ができず、販売機と再生機とを２台備えることは
コスト的にも場所的にも負担が大きくなる問題点があっ
た。

しかしながら、レコード物品は一度その内容を試聴して
から購入したいというのが需要者の心理である。

この発明はこのような現状に濫み、ＣＤ等レコード物品
の再生と販売・貸出のための放出とを一台でできるレコ
ード物品再生放出装置を提供することを目的とする。

（ｄ）課題を解決するための手段 この出願の請求項１の発明は、音声や画像が記録された
レコード物品を収納し、このレコード物品の記録を再生
する再生手段と、このレコード物品を放出する放出手段
と、を有し、顧客の選択操作により前記再生手段または
放出手段の動作を可能にする機能選択手段を設けたこと
を特徴とするこの出願の請求項２の発明は、音声や画像
が記録されたレコード物品を収納し、このレコード物品
の記録を再生する再生手段と、このレコード物品を放出
する放出手段と、を有し、 前記再生手段に要求される再生対価、または、前記放出
手段に要求され前記再生対価より高額の放出対価を受け
付ける対価受付手段と、この対価受付手段で受け付けた
対価の額が一定額以上のとき前記放出手段の動作を可能
にし、この額が前記再生対価以上前記一定額未満のとき
前記再生手段の動作を可能にする自動選択手段と、を設
けたことを特徴とする。

この出願の請求項３の発明は、音声や画像が記録された
レコード物品を収納し、このレコード物品の記録を再生
する再生手段と、このレコード物品を放出する放出手段
と、を有し、 前記再生手段に要求される再生対価、または、前記放出
手段に要求され前記再生対価より高額の放出対価を受け
付ける対価受付手段と、前記再生手段の動作中または再
生手段が動作したのち一定時間内に放出対価を受け付け
たとき、前記放出対価から前記再生対価を割り引く割引
手段と、 を設けたことを特徴とする。

この出願の請求項４の発明は、前記請求項１ないし請求
項３の発明であって、 前記レコード物品は複数の記録を含み、前記再生手段は
、ｌのレコード物品を一定時間再生する手段であり、か
つ、この一定時間内に順次または顧客の選択により、前
記１のレコード物品の複数の記録の再生を許可する手段
であることを特徴とする。

この出願の請求項５の発明は、前記請求項１ないし前記
請求項４の発明であって、 前記再生手段の電気信号を出力する出力端子を顧客操作
面に設けたことを特徴とする。

（８１作用 この出願の請求項１のレコード物品再生放出装置は、収
納しているレコード物品を再生する再生手段と放出する
放出手段とを設け、これを顧客が選択できるようにした
。これにより、１台の装置を自動販売・貸出装置および
自動再生装置として使用することができる。

この出願の請求項２のレコード物品再生放出装置は、再
生および販売・貸出ともに有料の装置であって、投入さ
れた金額によっていずれの取引かを判断し、自動的にそ
の取引動作を行うようにした。これにより取引を効率的
にすることができるこの出願の請求項３のレコード物品
再生放出装置は、再生および販売・貸出ともに有料の装
置であって、再生中または再生後一定時間内に販売・貸
出が行われたとき、その販売・貸出料金から再生料金を
割り引く。これにより、顧客は試聴／試写してからレコ
ード物品を購入することができ、顧客サービスを向上す
ることができる。

この出願の請求項４のレコード物品再生放出装置は、１
回の再生中に１のレコード物品であれば一定時間内に複
数の記録の再生を許可した。これにより、レコード物品
を購入するまえの試聴／試写を能率的にし、顧客サービ
スを向上した。

（５）　　この出願の請求項５のレコード物品再生放出
装置は、音声信号等の電気信号出力端子を顧客操作面に
設けた。これにより、試聴する者は他人に都度されずに
試聴することができ、顧客サービスを向上した。

（ｆ）実施例 第１図はこの発明の実施例であるＣＤ自動販売機の外観
図である。この装置の上面にはＣＤ自動再生装置ｌが設
けられており選択されたＣＤを自動的にセットして演奏
する。装置正面の顧客操作パネルにはタイトル表示器２
９選択キー３１機能選択キー４１紙幣挿入口５および硬
貨投入口６が設けられている。タイトル表示器２はドツ
トマトリックス表示器でありＣＤのタイトルや１枚のＣ
Ｄに含まれる曲目等を表示する。タイトル表示器２′は
複数設けられており、それぞれのタイトル表示器に対応
して選択キー３が設けられている。選択キー３は対応す
るタイトル表示器２に表示されているＣＤや曲目を選択
するとき押下される。選択キー３のキースイッチには異
なる２色（例えば赤／青）のランプが内蔵されており、
販売動作時にはその一方（赤）、試聴動作時には他方（
青）が点灯するようにされている。機能選択キー４は試
聴キー４ａおよび販売キー４ｂとからなっている。また
、装置前面下部にはつり銭返却ロア、スピーカ８．ヘッ
ドホンジャック９およびＣＤ放出口ｌＯが設けられてい
る。ＣＤの再生中はヘッドホンジャック９にその音声信
号が出力されており、ヘッドホンを差し込むことにより
ヘッドホンから曲を聴くことができる。

第２図は同ＣＤ自動販売機の制御部のブロック図である
。制御装置であるｑＰＵ２０にはメモリ２１のほかＩ１
０ボート２２〜２６が接続されている。このＩ１０ボー
ト２２〜２６には、前記ＣＤ自動再生装置ｌを構成する
ＣＤ選択装置２７および再生装置２８、前記タイトル表
示器２１選択キー３２機能選択キー４を含む表示提作部
２９、投入された硬貨およびつり銭を処理する硬貨処理
部３０．挿入された紙幣を処理する紙幣処理部３１およ
び選択されたＣＤを放出するＣＤ放出ユニット３２が設
けられている。

以下この装置の動作をフローチャートを参照して説明し
、各請求項との対応を述べる。

第３図は同ＣＤ自動販売機の請求項１および請求項３に
対応する動作を示すフローチャートである。ｎｌで入金
を受け付け、現金が投入されると、機能選択キー（ＣＤ
選択キーに割り当てられている）で試聴または販売、動
作の選択を受け付ける（ｎ２）。ｎ３でどちらの機能が
選択されたかを判断し、試聴が選択された場合にはｎ４
以下の動作、販売が選択された場合ｎ１３の動作に進む
ｒ１４ではつり銭がある場合その金額の返却を行い、Ｃ
Ｄの選択を受け付ける（ｎ５）。選択されたＣＤを再生
装置２８にセットしつつ（ｎ６）、タイトル表示器２に
このＣＤ中の曲目を表示して曲の選択を受け付ける（ｎ
ｌ）。選択された曲を再生装置２８によって再生する（
ｎ９）。再生出力はスピーカ８から出力されるとともに
、ヘッドホン端子９にも出力され、利用者がヘッドホン
を挿入すればそのヘッドホンで聴くこともできる。

曲の再生後一定時間内または再生中に販売キー４ｂが押
下された場合にはｎ９→ｎｌｏに進み、曲の再生後版売
キーが押下されなければｎ９の判断でそのまま動作を終
える。

ｎｌｏでは再生したＣＤの販売料金の入金を受け付け、
ｎｉｌで入金された現金のつり銭を返却するとともにｎ
ｌで受け付けた試聴料金分を割り引く　（返却する：ｎ
１ｌ）。こののちＣＤを放出して（ｎ、１２）動作を終
える。

一方、ｎ２で販売キーが押下された場合には、販売する
ＣＤの選択を受け付け（ｎ１３）、投入された現金から
選択されたＣＤの料金を差し引いてつり銭を放出すると
ともに（ｎ　１４）　、選択されたＣＤを放出して（ｎ
１５）動作を終える。

なお、ｎｉｌにおける試聴料金の割引は全額を割り引い
ても一部を割り引いてもよい。

ＣＤ選択装置２７．再生装置２８およびｎ８がこの発明
の再生手段に対応し、ＣＤ放出ユニット３２およびｎ１
２．ｎ１５がこの発明の放出手段に対応する。

また、硬貨処理部３０１紙幣処理部３１およびｎｌ、ｎ
ｌｏがこの発明の対価受付手段に対応し、ｎ１１がこの
発明の割引手段に対応する。

第４図は同ＣＤ自動販売機の請求項４に対応する動作を
示すフローチャートである。ｎ２１で入金を受け付け、
現金が投入されると、機能選択キー（ＣＤ選択キーに割
り当てられている）で試聴または販売、動作の選択を受
け付ける（ｎ２２）。ｎ２３でどちらの機能が選択され
たかを判断し、試聴が選択された場合にはｎ２４以下の
動作。

販売が選択された場合ｎ３１の動作に進む。

ｎ２４ではつり銭がある場合その金額の返却を行い、Ｃ
Ｄの選択を受け付ける（ｎ２５）。選択されたＣＤを再
生装置２８にセットしたのち（ｎ２６）、タイマがスタ
ートする（ｎ２７）。このタイマはＣＰＵ２０がメモリ
２１上に設定するソフトタイマである。このタイマのタ
イムアツプ時間は３〜５分に設定される。この動作とと
もにタイトル表示器２にこのＣＤ中の曲目を表示して曲
の選択を受け付ける（ｎ２９）。選択された曲を再生装
置２８によって再生する（ｎ３０）。タイマのタイムア
ツプをｎ２８で判断すれば動作を終えるが、それまでの
間何度でも曲を選択して（ｎ２９）再生することができ
る（ｎ３０）。ある曲の途中でも次の曲を選択すれば曲
を切り換えることができる。

第５図は同ＣＤ自動販売機の請求項２に対応する動作を
示すフローチャートである。ｎ４１で入金を受け付ける
。−船釣に１曲再生の料金は１００円程度であり、ＣＤ
１枚の販売価格は３００００００円程る。ｎ４２．ｎ４
３で投入された金種を判断し、１００円硬貨が投入され
た場合には自動的に試聴動作に進み（ｎ　４２−ｎ　４
４）　、千円札が挿入された場合には自動的に販売動作
に進む（ｎ４３→ｎ４７）。ｎ４４では選択キー３の青
ランプを点灯し、試聴するＣＤおよび曲目の選択を受け
付けたのち（ｎ４５）、その曲を再生する（ｎ４６）。

ｎ４７では選択キー３の赤ランプを点灯し、購入するＣ
Ｄの選択を受け付けたのち（ｎ　４　Ｂ）、そのＣＤを
販売する（ｎ４９）。

ＣＤ選択装置２７．再生装置２８およびｎ４６がこの発
明の再生手段に対応し、ＣＤ放出ユニット３２およびｎ
４９がこの発明の放出手段に対応し、硬貨処理部３０９
紙幣処理部３１およびｎ４１がこの発明の対価受付手段
に対応し、久米４２ｎ４３がこの発明の自動選択手段に
対応する。

なお、この実施例では対価として現金を受け付けている
がクレジットカードやプリペイドカード等での支払いを
受け付けるようにしてもよい。

また、この実施例における放出動作は販売のための動作
であるが、装置に貸出機能を持たせ、貸出のために放出
動作をさせてもよい。

また、放出するＣＤは再生に用いたＣＤと同一・のもの
でもよく、また、再生用ＣＤと放出用ＣＤとは別に内蔵
してもよい。

さらに、収納するレコード物品はＣＤのみならず光ビデ
オディスク（レーザーディスク（商標））等の映像商品
でもよい。この場合再生出力装置はＣＲＴ等の画面を含
むものとなる。

（ａ発明の効果 以上のようにこの発明のレコード物品再生放出装置では
、収納しているレコード物品を再生する再生手段と放出
する放出手段とを設け、これを顧客が選択できるように
したことにより、１台の装置を自動販売・貸出装置およ
び自動再生装置として使用することができる。

この場合に投入された金額によって自動的に取引を選択
するようにしたことにより、取引を効率的にすることが
できる。

また、再生ののち購入／貸出をする場合、その販売・貸
出料金から再生料金を割り引くようにしたことにより、
顧客サービスを向上することができる。さらに、一定時
間内であれば複数の記録を再生できるようにしたことに
より、レコード物品購入前の試聴、試写を能率的にして
顧客サービスを向上することができる。

さらに音声信号等の電気信号出力端子を顧客抛作面に設
けたことにより、試聴する者は他人に邪魔されずに試聴
することができ、顧客サービスを向上した。

９−ヘッドホン端子、２７−ＣＤ選択装置、２８−再生
装置、３〇−硬貨処理部、 ３１−紙幣処理部、３２−ＣＤ放出ユニット。

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）音声や画像が記録されたレコード物品を収納し、
   このレコード物品の記録を再生する再生手段と、このレ
   コード物品を放出する放出手段と、を有し、顧客の選択
   操作により前記再生手段または放出手段の動作を可能に
   する機能選択手段を設けたことを特徴とするレコード物
   品再生放出装置。
2. （２）音声や画像が記録されたレコード物品を収納し、
   このレコード物品の記録を再生する再生手段と、このレ
   コード物品を放出する放出手段と、を有し、 前記再生手段に要求される再生対価、または、前記放出
   手段に要求され前記再生対価より高額の放出対価を受け
   付ける対価受付手段と、 この対価受付手段で受け付けた対価の額が一定額以上の
   とき前記放出手段の動作を可能にし、この額が前記再生
   対価以上前記一定額未満のとき前記再生手段の動作を可
   能にする自動選択手段と、を設けたことを特徴とするレ
   コード物品再生放出装置。
3. （３）音声や画像が記録されたレコード物品を収納し、
   このレコード物品の記録を再生する再生手段と、このレ
   コード物品を放出する放出手段と、を有し、 前記再生手段に要求される再生対価、または、前記放出
   手段に要求され前記再生対価より高額の放出対価を受け
   付ける対価受付手段と、 前記再生手段の動作中または再生手段が動作したのち一
   定時間内に放出対価を受け付けたとき、前記放出対価か
   ら前記再生対価を割り引く割引手段と、 を設けたことを特徴とするレコード物品再生放出装置。
4. （４）前記レコード物品は複数の記録を含み、前記再生
   手段は、１のレコード物品を一定時間再生する手段であ
   り、かつ、この一定時間内に順次または顧客の選択によ
   り、前記１のレコード物品の複数の記録の再生を許可す
   る手段である請求項１ないし請求項のいずれかに記載の
   レコード物品再生放出装置。
5. （５）前記再生手段の電気信号を出力する出力端子を顧
   客操作面に設けたことを特徴とする請求項１ないし請求
   項４記載のレコード物品再生放出装置。