JP3458116B2 - 場所打ち杭の施工方法 - Google Patents

場所打ち杭の施工方法

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JP3458116B2
JP3458116B2 JP00253698A JP253698A JP3458116B2 JP 3458116 B2 JP3458116 B2 JP 3458116B2 JP 00253698 A JP00253698 A JP 00253698A JP 253698 A JP253698 A JP 253698A JP 3458116 B2 JP3458116 B2 JP 3458116B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、場所打ち杭、及び
その施工方法並びにこれに使用する翼付き鋼管部材に関
するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の場所打ち杭は、杭を造成するため
になんらかの方法で地盤に穴を掘らなければならず、そ
のできた穴に鉄筋を建込んでコンクリートを流し込み、
杭体を造成していた。このような穴を掘る方法として
は、深礎工法やベノト工法などのように、ケーシングな
どで全掘削面を保護するもの、あるいは、アースドリル
工法、リバース工法、BH工法などのように、掘削孔の
上部のみを保護し、それ以深はベントナイト泥水又は清
水の液圧によって孔壁を保護するものなどがある。 【0003】上述のような工法においては、 (1)低騒音、低振動で施工することができる。 (2)中間硬質地層を貫通して長い杭が施工できる。 (3)杭の強度や長さを無駄なく調整できる。 等の長所を有する。また、先端部を拡底した場所打ち杭
では、拡底径分支持力を増大することができる。そし
て、これらの場所打ち杭は、特に、打込み杭と違って低
騒音、低振動で施工できるため、都市部での施工に適し
ている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】従来の場所打ち杭工法
は、上記のような長所を有する反面、次のような問題が
ある。 (1)掘削した土砂を産業廃棄物として処理しなければ
ならない。 (2)施工時の孔壁の崩壊、先端部のスライム処理、コ
ンクリートの強度など、杭体の品質について種々問題が
ある。 (3)拡底杭の場合は、コンクリートで作成するため、
拡底部の端部に曲げが生じるとひび割れなどが発生し、
支持力が低下するという問題がある。 【0005】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたもので、無排土で施工が容易であり、その上先端
支持力の大きい場所打ち杭の施工方法を得ることを目的
としたものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】(1)本発明に係る場所
打ち杭の施工方法は、短管外径の1.5〜3倍程度の大
きさを有する翼が傾斜して取付けられた短管からなる鋼
管杭、及び連結手段により前記鋼管杭にトルクの伝達可
能かつ軸方向に着脱可能に連結されたケーシングからな
る翼付き鋼管部材を地中にねじ込んで埋設する工程と、
前記翼付き鋼管部材内に鉄筋を建込む工程と、前記鉄筋
が建込まれた翼付き鋼管部材内にコンクリート又は固化
剤を打設又は注入する工程と、前記コンクリート等の打
設中又は打設後にケーシングを引抜く工程と、該ケーシ
ングの引抜きに際してその下端部を杭頭部の水平抵抗に
寄与する部分に保持し、その上部を切断する工程と、
備えたものである。 【0007】 【0008】 【0009】 【0010】 【発明の実施の形態】[実施形態1]図1は本発明に係
る場所打ち杭に使用する翼付き鋼管部材の斜視図であ
る。図において、1は翼付き鋼管部材、2はこの翼付き
鋼管部材1を構成する鋼管杭で、比較的短かい鋼管(以
下短管という)3と、短管3の先端部に設けられた翼2
0とからなっている。10はその外径が短管3の外径と
ほぼ等しいケーシング兼用の鋼管(以下ケーシングとい
う)で、後述の連結手段により鋼管杭2にトルクを伝達
するが軸方向には着脱自在に連結されている。 【0011】短管3の先端部には、図2に示すように、
螺旋状に切除されたレ字状の取付け部4が設けられてお
り、この取付け部4を形成する段差部4aの高さhは、
翼付き鋼管部材1を埋設する(したがって場所打ち杭を
造成する)地盤の状態、短管3の外径Dなどによって異
なるが、一般に、h=0.1〜0.6D(Dは短管3の
外径)程度であることが望ましい。この段差部4aの高
さhが0.1D未満の場合は、翼付き鋼管部材1の1回
転当たりの貫入量が低下し、また、0.6Dを越えると
1回転当たり貫入量が大きくなりすぎるため、翼付き鋼
管部材1を回転させるためのトルクが過大になり、さら
に、螺旋状板21で掘削する地盤の深さが大きくなるた
めに、支持力が若干低下する。 【0012】また、短管3の長さLは、場所打ち杭を造
成する地盤の状態、短管3の外径Dなどによって異なる
が、一般に、L=0.5〜4D程度であることが望まし
い。なお、上記段差部4aの高さh、短管3の長さL
は、他の実施形態においても同様である。また、短管3
を鋼管で形成した場合を示したが、例えばケーシング1
0の周長と同じ長さの鋼板の一端を斜めに切断し、これ
を曲げ加工してケーシング10と同一外径に形成し、突
合わせ部を溶接して短管3を構成してもよい。 【0013】翼20は図3に示すように、短管3の外径
Dより大きい外径D1 (例えば、D1 =2D)の円形鋼
板20a又は楕円形鋼板の中心部に穴20bを設け、こ
の穴20bと周縁部との間を1か所で切断し、短管3の
取付け部4の形状に対応した形状に曲げ加工して螺旋状
翼21を形成し、この螺旋状翼21を短管3の取付け部
4に溶接により取付けて構成したものである。なお、螺
旋状翼21の大きさは、翼付き鋼管部材1を埋設する地
盤の状態、短管3の外径などによって異なるが、一般に
短管3の外径Dの1.5〜3倍程度が望ましい(以下、
各実施形態においても同様とする)。 【0014】次に、図4により鋼管杭2とケーシング1
0との連結手段である連結部の構成について説明する。
5は短管3の内壁上部に半径方向に突設された複数の係
止軸である(図には2つの場合が示してある)。11は
ケーシング10の下端部に、短管3の内径以下の外径に
縮径されて形成された嵌合部で、この嵌合部11には、
図4(b)に示すように、短管3に設けた係止軸5に嵌
合する係合部12が設けられている。 【0015】上記のように構成した連結部においては、
ケーシング10に設けた嵌合部11を鋼管杭2の短管3
に嵌入し、その係合部12を係止軸5に係止させる。こ
れにより、ケーシング10を回転させるとそのトルクが
鋼管杭2に伝達されてこれを回転させる。また、ケーシ
ング10を引上げると、鋼管杭2はその位置に残置さ
れ、ケーシング10だけが引上げられる。 【0016】また、図4(c)に示すように、ケーシン
グ10の嵌合部11にT字状の係合部13を設けてもよ
く、この場合は、係合部13を係止軸5に嵌合したのち
ケーシング10を回転させれば、係止軸5が係合部13
の横穴13aに嵌入し、そのトルクを鋼管杭2に伝達す
る。そして、この状態でケーシング10を引上げても係
合部13を係止軸5から外すことができないが、ケーシ
ング10を僅かに逆方向に回転させて引上げれば、ケー
シング10を鋼管杭2から離脱することができる。な
お、図示してないが、これら係合部12,13に代え
て、嵌入部11に逆L字状の係合部を設けてもよい。 【0017】図5は連結部の他の例を示すもので、鋼管
杭2の短管3の上部にめねじ6を設けると共に、ケーシ
ング10の嵌合部11におねじ14を設けたものであ
る。これにより、ケーシング10を一方向に回転すれば
おねじ14が鋼管杭2のめねじ6に螺合されて両者が連
結され、ケーシング10をさらに同方向に回転すること
により、鋼管杭2にトルクを伝達することができる。ま
た、ケーシング10を他方向に回転することにより、ケ
ーシング10を鋼管杭2から離脱しうるようにしたもの
である。 【0018】上記の図4、図5の例では、鋼管杭2の短
管3に係止軸5又はめねじ6を設け、ケーシング10の
嵌入部11に係止部12,13又はおねじ14を設けた
場合を示したが、係止軸5又はめねじ6をケーシング1
0に設け、係止部12,13又はおねじ14を鋼管杭2
の短管に設けてもよい。 【0019】図6〜図8は連結部のさらに他の例を示す
もので、図6の例は、鋼管杭2の短管3の内壁に複数本
のリブ7を設けると共に、ケーシング10の内壁の下端
部にこのリブ7に対応して下方に延設された係止片15
を設け、これにより、ケーシング10のトルクを鋼管杭
2に伝達し、かつ軸方向に着脱可能に構成したものであ
る。 【0020】図7の例は、鋼管杭2の短管3の上部に例
えば十字状の係止枠8を取付け、図6の例と同様にケー
シング10に複数の係止片15を設けて、これにより、
トルクの伝達可能、軸方向に着脱可能の連結部を構成し
たものである。また、図8の例は、鋼管杭2の短管3の
内壁に複数のパイプ9を取付けると共に、ケーシング1
0の下端部の内壁にこのパイプ9に嵌入する棒体16を
取付けて、トルクの伝達可能、軸方向に着脱可能の連結
部を構成したものである。 【0021】上記の図6〜図8の例では、鋼管杭2の短
管3にリブ7、係止枠8又はパイプ9を設け、ケーシン
グ10にこれに係止又は嵌入する係止片15又は棒材1
6を設けた場合を示したが、リブ7、係止枠8又はパイ
プ9をケーシング10に設け、係止片15又は棒材16
を鋼管杭2の短管3に設けてもよい。また、これら連結
手段である連結部の係止軸5等を短管3及びケーシング
10の内壁に設けた場合を示したが、これらを外壁に設
けてもよい。ただし、内壁に設けた場合と比較して、ね
じ込みの際に翼付き鋼管部材1の外周面の地盤を乱すこ
とがあるため、支持力が低下するおそれがある。以上図
4〜図8により、連結手段である連結部の構成を示した
が、本発明はこれに限定するものではなく、トルクの伝
達が可能で軸方向に着脱可能のものであれば、他の手段
を用いてもよい。 【0022】次に、上述の場所打ち杭部材1を用いた場
所打ち杭の施工方法について説明する。 (1)先ず、例えば、前述のような連結手段により、鋼
管杭2とケーシング10を連結して翼付き鋼管部材1を
構成する。 【0023】(2)次に、図9に示すように、ベースマ
シン50に搭載されたオーガー51に翼付き鋼管部材1
の杭頭部を連結する。そして、オーガー51を回転すれ
ば、その回転はケーシング10に伝えられ、連結部を介
して鋼管杭2にトルクが伝達され、翼付き鋼管部材1は
翼20のねじ作用により地中にねじ込まれて埋設される
(工程1)。ねじ込みに際しては、翼20の下面のすき
間が小さいので翼付き鋼管部材1内には土砂はほとんど
浸入しない。このときの状態を図10(a)に示す。 【0024】(3)ついで、図10(b)に示すよう
に、翼付き鋼管部材1内に鉄筋18を建込み(工程
2)、その中にコンクリート19を打設する(工程
3)。 (4)そして、コンクリート19が固化する前に、図1
0(c)に示すように、ケーシング10を引抜く(工程
4)。ケーシング10の引抜きにあたっては、オーガー
51によりケーシング10を逆方向に回転させながら引
上げるか、あるいは、パワージャッキ等によりケーシン
グ10をある程度引上げたのちクレーンで引抜いてもよ
い。なお、コンクリート19を打設しながらケーシング
10を引抜けば、コンクリート19による抵抗が小さい
ため、ケーシング10をより容易に引抜くことができ
る。また、引抜いたケーシング10は再使用することが
できる。 【0025】これにより、図10(d)に示すように、
鋼管杭2はその位置に残置され、鋼管杭2を杭先端部と
するコンクリート杭Pを造成することができる。 【0026】[実施形態2]図11は本発明の実施形態
2に係る場所打ち杭の施工方法を示すものである。な
お、本実施形態の工程1〜工程3は実施形態1の場合
(図10(a),(b))と同様なので、説明を省略す
る。本実施形態においては、コンクリート19の打設中
又は打設後にケーシング10を引抜くにあたり、ケーシ
ング10を完全に抜取らずに、図11(c)に示すよう
に、コンクリート杭の杭頭部の水平抵抗に寄与する部分
まで引上げてその位置に保持し(工程4)、図11
(d)に示すように、杭頭より上の部分を切断して(工
程5)、水平抵抗に寄与する部分にケーシング10(鋼
管)を残置し、補強したものである。なお、ケーシング
10を完全に引抜いたのち、コンクリート杭Pの杭頭部
の水平抵抗に寄与する部分に鋼管を装着してもよい。 【0027】上記のような実施形態1,2により造成さ
れたコンクリート杭P(場所打ち杭)は、施工にあたっ
て、翼付き鋼管部材1は翼20が外周面から大きく突出
しているため、地中へのねじ込み時に翼20が下方の地
盤に食い込んで翼付き鋼管部材1を地中にねじ込む機能
と、翼付き鋼管部材1の下方の土砂を食い違い部で掘削
して翼付き鋼管部材1の周囲に押出し、かつこれを圧縮
する機能との両機能を備えている。このため、翼付き鋼
管部材1を固い層までねじ込むことができ、しかも土砂
は外部に排出されない。 【0028】また、施工後においては、翼20を有する
鋼管杭2は杭先端部として地中に残置されるため、上載
建造物等による鉛直荷重を支持する杭として機能すると
きは、翼20はコンクリート杭の拡底部と同様に機能
し、大きな地盤支持力を得ることができる。例えば、翼
20の大きさを、短管3の外径の約2倍とすると、杭先
端部の面積は翼20がない場合の4倍程度となり、非常
に大きな地盤支持力が得られる。 【0029】また、本発明によればあらかじめ地盤に穴
を掘る必要がないので、排土処理の問題や孔壁の崩壊な
どが発生せず、さらに、杭先端部は鋼製の翼で構成され
ているので、ひび割れ等により支持力が低下することも
ない。 【0030】[実施形態3]図12は本発明の実施形態
3の場所打ち杭の施工方法を示すものである。なお、本
実施形態においても、翼付き鋼管部材1を地中に埋設す
るまでの作業(工程1)は実施形態1の場合と同様なの
で、説明を省略する。本実施形態においては、地中に埋
設された翼付き鋼管部材1内に、図12(b)に示すよ
うに既製のコンクリート杭18aを建込み(工程2)、
その周囲にセメントミルク等の固化剤19aを注入して
(工程3)、固化剤19aを注入しながら又は注入が終
って固化する前にケーシング10を引抜くようにしたも
のである(工程4)。 【0031】これにより、図12(d)に示すように、
鋼管杭2はその位置に残置され、鋼管杭2を杭先端部と
するコンクリート杭Pを造成することができる。本実施
形態の作用、効果は実施形態1の場合とほぼ同様である
が、現場における鉄筋等の組立ての手間が省けるので、
省力化及び作業性の向上をはかることができる。なお、
本実施形態においても、実施形態2の場合と同様に、ケ
ーシング10の引き抜きに際してその一部を杭頭部に残
置させ、又は別の鋼管を嵌装してもよい。 【0032】[実施形態4]次に、本発明に係る場所打
ち杭及びその施工方法に使用する翼付き鋼管部材1の各
種の実施形態について説明する。なお、鋼管杭2とケー
シング10との連結は、図4〜図8で説明した連結装置
を適宜使用するものとし、説明を省略する。図13は実
施形態4の斜視図で、鋼管杭2を構成する短管3に2段
の翼20,30を設けたものである。短管2の下端部に
設けた翼20(以下、下段翼という)は、図14に示す
ように、短管3の外径Dより大きい外径D2 (例えば、
2=2D)の円形鋼板又は楕円形鋼板を、中心部から
2分割して形成した半円状の平板翼21a,21bをそ
の直線縁部を近接させて短管3の取付部4に取付けて構
成したものである。 【0033】翼30(以下、上段翼という)は、図14
の平板翼21a,21bの直線縁部を短管3の外径に合
わせて破線で示すように切除(又はリング状の鋼板を2
等分)し、下段翼20の上方において下段翼20の傾斜
角に合わせて、短管3の外周面に傾斜させて溶接により
取付けたものである。なお、下段翼20と上段翼30の
何れか一方又は両者に、実施形態1で示した螺旋状翼2
1を取付けてもよい。上段翼30に螺旋状翼を取付ける
場合は、図3の鋼板20aの中心部に、短管3の外径D
とほぼ等しい大きさの穴をあけて曲げ加工し、螺旋状翼
を構成すればよい。また、上段翼30は2段以上設けて
もよい。 【0034】本実施形態においても、実施形態1,2の
場合とほぼ同様の効果が得られるが、鋼管杭2に2段以
上の翼20,30を設けたので、ねじ込みの際の推進力
が向上するため施工性が向上し、また、地盤支持力が増
大する。また、下段翼20と上段翼30の何れか一方又
は両者を平板翼で構造した場合は、製作及び取付けが容
易なので、コストを低減することができる。 【0035】[実施形態5]図15は本実施形態に係る
翼付き鋼管部材1の斜視図である。本実施形態において
は、図16に示すように、鋼管杭2を構成する短管3の
下端部(図16では、説明を容易にするために、短管3
を上下逆にしてある)を2等分して、それぞれ螺旋状に
切除したレ字状の取付部4b,4cを設けたものであ
る。この場合、段差部4dの高さh1 は、実施形態1の
図2に示した段差部4aの高さhの2分の1になる。な
お、この取付部4b,4cは3個以上設けてもよい。 【0036】短管3の取付部4b,4cに取付けられた
翼20は、例えば、図17に示すような四角形の鋼板2
2を中央から2分割した四角形の平板翼22a,22b
からなるもので、きわめて簡単な構造のものである。そ
して、この平板翼22a,22bを合わせた大きさは、
場所打ち杭Pを造成する地盤の状態、短管3の外径など
によって異なるが、一般に、短管3の外径Dの1.5〜
3.0倍程度が望ましい。ここで、平板翼22a,22
bの大きさとは、図17に示す鋼板22の対角線の長さ
Lをいう。 【0037】本実施形態に係る翼付き鋼管部材1の機能
も上述の各実施形態の場合とほぼ同様であるが、本実施
形態においては、翼付き鋼管部材1の地盤への貫入に際
して、土砂の掘削の回転方向の側面が平板翼22a,2
2bの角部(最大の大きさ部)により形成されるため、
先端面部の後方の側面は掘削された地盤から離れる傾向
にある。すなわち、平板翼22a,22bは掘削部の後
方に逃げ面を有する。このため、掘削部後方の側面が掘
削された地盤壁面に常時接触する外周円弧状の翼を有す
る鋼管杭に比べて、貫入時の摩擦抵抗を低減することが
できる。 【0038】図18は本実施形態の他の例を示すもの
で、本例は、四角形状の平板翼22a,22bに代え
て、四角形の鋼板を対角線で切断して2分割した三角形
状の平板翼22c,22dを短管3の先端部に取付けた
ものである。本例の機能も図15の例の場合とほぼ同様
である。 【0039】図19は本実施形態のさらに他の例を示す
もので、本例は、平板翼22e,22fを六角形の鋼板
を2分割して構成したものである。本例の機能も図15
の例の場合とほぼ同様であるが、翼20をより円形に近
づけたことにより、地盤への貫入がスムーズになる。 【0040】上記の説明では、三角形、四角形又は六角
形の鋼板を2分割して平板翼22a〜22fを構成した
場合を示したが、例えば、八角形以上の多角形の鋼板を
2分割して平板翼を構成してもよい。また、上記の説明
では、多角形の鋼板を2分割して平板翼を構成した場合
を示したが、3分割以上に分割して平板翼を構成し、こ
れを短管3の先端部に設けた取付部に順次取付けるよう
にしてもよい。さらに、図示してないが、実施形態1な
どで説明した螺旋状翼21も多角形に形成してもよい。
なお、本実施形態においても、翼20の上方において短
管3の外周面に、ほぼ半円状又は多角形状の平板翼ある
いは螺旋状翼を取付けて上段翼を構成してもよい。 【0041】[実施形態6]図20は本実施形態の斜視
図である。本実施形態は、鋼管杭2の短管3a及びケー
シング10aに角形鋼管を用いて翼付き鋼管部材1を構
成したもので、通常の鋼管(丸形)に代えて角形鋼管を
用いた以外は、実施形態1の翼付き鋼管部材1と同様で
ある。なお、本実施形態における短管3aの大きさD
(実施形態1における短管3の外径に対応)は、角形鋼
管の対角線の長さをいう。 【0042】本実施形態に係る翼付き鋼管部材1の機能
も実施形態1の翼付き鋼管部材1の機能とほぼ同様であ
るが、短管3及びケーシング10が通常の鋼管(丸形)
からなる翼付き鋼管部材1の場合は、ねじ込みに際し
て、図21(a)に示すように、短管3及びケーシング
10の全周面が地盤に摺接するため周面摩擦が大きく、
大きなトルクを必要とする。これに対して、これらを角
形鋼管で構成した場合は、図21(b)に示すように、
ねじ込みに際して、主として短管3a及びケーシング1
0aの角部が周面の地盤に接触するため周面摩擦が小さ
く、このためねじ込みトルクを軽減することができる。 【0043】[実施形態7]図22は本実施形態の斜視
図である。本実施形態は、翼付き鋼管部材1を構成する
ケーシング10bをリブ付き鋼管で構成したものであ
る。すなわち、例えば圧延によって表面に複数のリブが
設けられた鋼板を曲げ加工して、外周面に螺旋状のリブ
17を形成したものである。このリブ17のピッチP
は、前述の実施形態1の鋼管杭2の短管3に設けた取付
部3の段差部3aの高さhと同程度になっている。な
お、鋼管杭2は実施形態1〜5と同様の構成のものであ
るが、短管3の先端部に設けた取付部4は、リブ17の
傾斜角度とほぼ等しい角度に形成されている。また、短
管3もケーシング10bのリブ17とほぼ同じ角度のリ
ブを有するリブ付き鋼管で構成してもよい。 【0044】本実施形態に係る翼付き鋼管部材1の機能
も実施形態1の翼付き鋼管部材1の機能とほぼ同様であ
るが、地中へのねじ込みに際しては螺旋状のリブ17も
推進に寄与するので、推進力を向上させることができ
る。また、コンクリート19等の打設中又は打設後にケ
ーシング10bを引き抜く場合は、ケーシング10bを
ねじ込み時と反対方向に回転させることにより、そのね
じ作用によりきわめて簡単に引抜くことができる。 【0045】[実施形態8]図23は本実施形態の斜視
図である。本実施形態は、翼付き鋼管部材1を構成する
ケーシング10に翼40(以下、補助翼という)を設け
たものである。この補助翼40は、例えば、実施形態2
(図13)の鋼管杭2の短管3に設けた上段翼30を構
成する平板翼31a,31bと同じ構造の平板翼41
a,41bをケーシング10の外周に、鋼管杭2の短管
3に設けた取付部4の角度と同じ角度で取付けたもので
ある。なお、この補助翼40は螺旋状翼又は多角形の平
板翼で構成してもよく、また、ケーシング10に複数段
設けてもよい。 【0046】本実施形態の機能も実施形態1の場合とほ
ぼ同様であるが、本実施形態においては、ケーシング1
0に補助翼40を設けたので、施工に際して翼付き鋼管
部材1を下方に押込む力が増加するため、硬い地層に入
ったときにから回りを防止し、又は軽減することができ
る。また、コンクリート19等の打設後にケーシング1
0を引き抜く場合は、ケーシング10をねじ込み時と反
対方向に回転させることにより、補助翼40のねじ作用
により容易に引抜くことができる。本実施形態は、前述
の各実施形態に実施することができる。 【0047】[実施形態9]ところで、造成された場所
打ち杭P(以下、実施形態1の場所打ち杭Pについて説
明する)の杭先端部を構成する鋼管杭2は、翼20を構
成する螺旋状翼21が大きな地盤反力を受けるため、高
い剛性が要求される。例えば、短管3の外径Dが500
mm、螺旋状翼21の大きさが1000mm程度の場合、螺
旋状翼21には地盤反力により大きな曲げモーメントが
発生する。このため、設計上、厚さ40mm程度の螺旋状
翼21を用いることが要求され、この曲げモーメントは
鋼管杭2の短管3に伝達されて大きな曲げ応力が生じる
ことになる。 【0048】この曲げモーメントは短管3の大きさと螺
旋状翼21の大きさとの関係や地盤反力の分布状態によ
っては、短管3の内側と外側に加えられる曲げモーメン
トに大きなアンバランスが生じ、図24に示すように、
短管3に大きな曲げモーメントが伝達されることが考え
られる。 【0049】本実施形態は、図25に示すように、鋼管
杭2を構成する短管3を、通常の鋼管の肉厚より厚い鋼
材若しくは鋼管、又は通常の鋼管の強度より大きい強度
の鋼材若しくは鋼管で構成し、この短管3に螺旋状翼2
1又は平板翼を取り付けることにより短管3に発生する
曲げ応力を許容応力内に収めるようにしたものである。 【0050】上述のような短管3の肉厚は、想定される
地盤反力を考慮して数値解析により決定することにな
る。例えば、短管3の外径が500mm、螺旋状翼21の
大きさ1000mmで、500tの鉛直荷重が作用した場
合、通常の鋼管では、軸力のみ作用する部分では14mm
の肉厚で降伏応力(2400kgf/cm2 )に収まるとこ
ろ、軸力と曲げモーメントが作用する部分の応力を許容
値内に収めるためには、20mm程度の肉厚が必要であ
る。本実施形態は、このように、短管3の肉厚を厚く
し、又は強度の大きい鋼材を使用することにより、大き
な地盤反力にも充分対応することができる。なお、本実
施形態は、前述の各実施形態にも実施することができ
る。 【0051】[実施形態10]鋼管杭2及びケーシング
10の外径が大きくなると、前述のように翼20の外径
も大きくなり、これに伴って翼20の厚みも厚くなる。
この結果、例えば、図9に示すようなベースマシン50
で翼付き鋼管部材1を地中にねじ込む際に、平板翼又は
螺旋状翼の回転方向側の端部に地盤による大きな抵抗が
加わり、トルクが弱いと回転不能になって地中に貫入で
きないことがある。このため、ベースマシン50を大型
化しなければならないという問題が生じる。本実施形態
は、このような問題を解決するために、各実施形態の平
板翼又は螺旋状翼のくい込み部(回転方向側の端部)を
鋭角に切除して傾斜面を設け、これにより端部に加わる
地盤の抵抗を軽減し、地中に貫入し易くしてトルクの低
減をはかったものである。なお、傾斜面に代えて平板翼
又は螺旋状翼のくい込み部に掘削を補助するための掘削
刃を取付けてもよい。 【0052】[実施形態11]本実施形態は、翼付き鋼
管部材1を地中にねじ込んで埋設する際、平板翼又は螺
旋状翼の端部が変形するのを防止するため、平板翼又は
螺旋状翼のくい込み部に、補強部材を取付けたものであ
る。 【0053】[実施例]次に、実施形態1に係る翼付き
鋼管部材1を用いて場所打ち杭を造成する施工試験を例
にとり、本発明の実施例を説明する。翼付き鋼管部材1
の全長は45mで、これを構成する鋼管杭2の短管3は
外径D:500mm、長さL:1000mm、肉厚t20m
m、翼20の取付部4の段差hが0.125D(62.
5mm)であり、螺旋状翼21の外径D1 :1000mm、
板厚は40mmであった。また、ケーシング10は外径が
500mm、長さ40m、肉厚9mmのものを使用し、鋼管
杭2とケーシング10との連結には、実施形態1におけ
る図4(a),(b)の連結手段を用いた。 【0054】施工にあたり、図9に示すベースマシン5
0に搭載したオーガー51によりその回転力を翼付き鋼
管部材1の杭頭に伝達した。試験場所の地盤は、地表か
ら8mまでは埋立土、8m〜40mまではN値2程度の
軟弱粘性土、40m以深はN値50以上の強固な細砂層
であった。回転力が与えられた場所打ち杭部材1は、短
時間でスムーズに所定の深さまで埋設することができ
た。 【0055】ついで、ケーシング10の上端開口部から
ケーシング10及び鋼管杭2内に鉄筋18を建込み、ケ
ーシング10及び鋼管杭2内にコンクリート19を打設
した。そして、コンクリート19が固化する前に、オー
ガー51によりケーシング10を僅かに上昇させて連結
手段を離脱させ、ついで、オーガー51によりケーシン
グ10をねじ込みの際と反対方向に回転させながら上昇
させ、ケーシング10を引き抜いたところ、杭先端部に
翼10を有する鋼管杭2を備えた場所打ち杭Pを造成す
ることができた。 【0056】 【発明の効果】(1)本発明に係る場所打ち杭の施工方
法は、短管外径の1.5〜3倍程度の大きさを有する翼
が傾斜して取付けられた短管からなる鋼管杭、及び連結
手段により前記鋼管杭にトルクの伝達可能かつ軸方向に
着脱可能に連結されたケーシングからなる翼付き鋼管部
材を地中にねじ込んで埋設する工程と、前記翼付き鋼管
部材内に鉄筋を建込む工程と、前記鉄筋が建込まれた翼
付き鋼管部材内にコンクリート又は固化剤を打設又は注
入する工程と、前記コンクリート等の打設中又は打設後
にケーシングを引抜く工程と、該ケーシングの引抜きに
際してその下端部を杭頭部の水平抵抗に寄与する部分に
保持し、その上部を切断する工程と、を備えたので、翼
付き鋼管部材を固い層までねじ込んで埋設することがで
き、これにより固い層に達する場所打ち杭を造成するこ
とができる。また、ケーシングの引抜きに際してその下
端部を杭頭部の水平抵抗に寄与する部分に保持し、その
上部を切断するようにしたので、杭頭部に簡単に鋼管を
装着することができる。 【0057】 【0058】 【0059】 【0060】 【0061】 【0062】 【0063】
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施形態1の翼付き鋼管部材の斜視図
である。 【図2】図1の短管の斜視図である。 【図3】図1の螺旋状翼の説明図である。 【図4】図1の鋼管杭とケーシングを連結する連結部の
一例の説明図である。 【図5】図1の鋼管杭とケーシングを連結する連結部の
他の例の説明図である。 【図6】図1の鋼管杭とケーシングを連結する連結部の
他の例の説明図である。 【図7】図1の鋼管杭とケーシングを連結する連結部の
他の例の説明図である。 【図8】図1の鋼管杭とケーシングを連結する連結部の
他の例の説明図である。 【図9】実施形態1の施工説明図である。 【図10】実施形態1の施工方法を示す説明図である。 【図11】本発明の実施形態2の施工方法を示す説明図
である。 【図12】本発明の実施形態3の施工方法を示す説明図
である。 【図13】本発明の実施形態4の場所打ち杭部材の斜視
図である。 【図14】図13の平板翼の説明図である。 【図15】本発明の実施形態5の翼付き鋼管部材の斜視
図である。 【図16】図15の短管の斜視図である。 【図17】図15の平板翼の説明図である。 【図18】実施形態5の他の例の斜視図である。 【図19】実施形態5の他の例の斜視図である。 【図20】本発明の実施形態6の翼付き鋼管部材の斜視
図である。 【図21】図20の作用説明図である。 【図22】本発明の実施形態7の翼付き鋼管部材の斜視
図である。 【図23】本発明の実施形態8の翼付き鋼管部材の斜視
図である。 【図24】翼に加わる地盤反力による応力分布の説明図
である。 【図25】本発明の実施形態9の翼付き鋼管部材の一部
断面斜視図である。 【符号の説明】 1 翼付き鋼管部材 2 鋼管杭 3 短管 4,4b,4c 取付部 4a 段差部 10 ケーシング(鋼管) 10a ケーシング(角形鋼管) 10b ケーシング(リブ付き鋼管) 20 翼(下段翼) 21 螺旋状翼 21a,21b,22a〜22f,31a,31b,4
1a,41b 平板翼 30 翼(上段翼) 40 翼(補助翼) P 場所打ち杭
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 隆 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (72)発明者 篠原 敏雄 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (56)参考文献 特開 昭56−81719(JP,A) 特開 平4−182517(JP,A) 特開 平8−81953(JP,A) 実公 昭31−12946(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 5/56 E02D 5/34 E02D 5/72

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 短管外径の1.5〜3倍程度の大きさを
    有する翼が傾斜して取付けられた短管からなる鋼管杭、
    及び連結手段により前記鋼管杭にトルクの伝達可能かつ
    軸方向に着脱可能に連結されたケーシングからなる翼付
    き鋼管部材を地中にねじ込んで埋設する工程と、 前記翼付き鋼管部材内に鉄筋を建込む工程と、 前記鉄筋が建込まれた翼付き鋼管部材内にコンクリート
    又は固化剤を打設又は注入する工程と、 前記コンクリート等の打設中又は打設後にケーシングを
    引抜く工程と、 該ケーシングの引抜きに際してその下端部を杭頭部の水
    平抵抗に寄与する部分に保持し、その上部を切断する工
    程と、を備えたことを特徴とする場所打ち杭の施工方
    法。
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