JP3457819B2 - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP3457819B2
JP3457819B2 JP33138896A JP33138896A JP3457819B2 JP 3457819 B2 JP3457819 B2 JP 3457819B2 JP 33138896 A JP33138896 A JP 33138896A JP 33138896 A JP33138896 A JP 33138896A JP 3457819 B2 JP3457819 B2 JP 3457819B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、表示装置に関
し、さらに詳しくは、エレクトロルミネッセンス(以
下、ELという)素子によりドットマトリクス表示パネ
ルを構成するEL表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自発光表示素子である有機EL素
子をドットマトリクス状に配置した表示装置が知られて
いる。この表示装置では、カソード・スキャンライン
(金属電極側)をコモンラインとし、ITO(indume t
in oxide)でなるアノード・スキャンラインをデータラ
インとし、このデータライン側に正電圧をカソード選択
期間内で一斉に印加して、コモンラインとデータライン
とが直交する部分の有機EL素子を線順次駆動して画像
を表示している。しかし、このような表示装置にあって
は、コモンラインとデータラインとが直交する部分の有
機EL素子を線順次駆動して画像を表示するようになっ
ているため、コモンライン数およびデータライン数が多
くなるにしたがって、1画素当たりの選択時間(デュー
ティH)が短くなり、表示装置として必要な輝度を得る
ことができないという問題点がある。このため、1画素
当たりの輝度を高めるために有機EL素子に印加する電
圧を高くすると有機EL層の劣化や非発光部分(ダーク
スポット)が成長し易くなるなどの問題が発生する。
【0003】このような問題に対処した表示装置とし
て、画素内に2つの薄膜トランジスタ(以下、TFTと
いう)を組み合わせて形成して各画素にメモリ性をもた
せたものが提案されている。この2つのTFTのうち、
一方は選択トランジスタであり、他方はメモリトランジ
スタとしての機能を備えている。この表示装置は、ガラ
ス基板上の各画素領域内にこれら2つのTFTが形成さ
れ、各画素領域内におけるTFTが形成されていない領
域に、順次、透明なアノード電極、有機EL層、不透明
なカソード電極が積層された構成となっている。この表
示装置においては、電子と正孔との再結合により発生す
る励起エネルギーにより有機EL層が発光する機構にな
っている。すなわち、電圧印加時に、アノード電極から
正孔が、カソード電極から電子が、それぞれ有機EL層
に注入されることになる。ここで、キャリア注入効率
は、アノード電極のイオン化ポテンシャル、カソード電
極の電子親和力(仕事関数)に依存しており、キャリア
注入効率に起因する発光効率を向上するため、カソード
電極には低仕事関数の材料が選択されていた。しかしな
がら、低仕事関数の材料はマグネシウム等の金属からな
るため、有機EL層が発光する光に対し反射性を有して
おり、有機EL層は透明なITO等のアノード電極側か
ら基板を介して発光するような構造になっている。な
お、上記したように、発光する有機EL層は2つのTF
Tが形成された領域と平面的に重ならない配置となって
おり、表示光がTFTへ入射するのを防止するよう配慮
されている。この理由は、TFTへ光が入射すると、T
FTのチャネル領域で不要な光起電力が生じて誤動作を
引き起こす問題が発生するからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た表示装置では、各画素において発光を起こす領域が2
つのTFTを除いた領域に限定されるため、画素領域に
占める発光領域の割合(開口率)が低いという問題が挙
げられていた。また、有機EL層で発生した光は、ガラ
ス基板やその上に形成されたゲート絶縁膜などにより吸
収されて通過するため、ガラス基板から出射される表示
光の外部発光効率が低くなる点が指摘されていた。これ
ら2つの問題点によって、表示装置が高精細化するほど
開口率が低下して所望の輝度を得ることが困難になると
いう問題がある。
【0005】この発明が解決しようとする課題は、各画
素部分の開口率を高くすることにより面発光輝度を確保
することができるとともに、高精細化しても消費電力の
増加を抑制でき、しかも発光寿命の長い表示装置を得る
には、どのような手段を講じればよいかという点にあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
基板上に設けられ、走査ライン及び信号ラインに接続さ
れたスイッチング素子と、前記スイッチング素子の上方
で、前記スイッチング素子と重なるとともに前記信号ラ
インと重ならないように配置された第1電極と、前記第
1電極上に設けられ、電界に応じて光を発光する電界発
光層と、前記スイッチング素子と重なり且つ前記スイッ
チング素子に接続されるとともに前記信号ラインと重な
らないように前記電界発光層上に配置され、前記電界発
光層の光を透過する第2電極と、を有する発光素子と、
からなることを特徴としている。
【0007】請求項1記載の発明によれば、発光素子の
電界発光層が電界に応じて発光する光を、電界発光層を
挾んでなる、下方にスイッチング素子が設けられた第1
電極と第2電極のうち、第2電極の方から出射させるこ
とができるので、スイッチング素子により開口率を低く
することなく、表示光を発光することができる。
【0008】
【0009】請求項記載の発明は、スイッチング素子
は、前記走査ライン及び前記信号ラインに接続された選
択トランジスタと、前記選択トランジスタに接続された
駆動トランジスタと、からなることを特徴としている。
【0010】請求項記載の発明は、選択トランジスタ
は、前記走査ラインに接続されたドレイン電極と、前記
信号ラインに接続されたゲート電極と、半導体層と、を
有する薄膜トランジスタであり、前記駆動トランジスタ
は、前記選択トランジスタのソース電極に接続されたゲ
ート電極と、前記第1電極に接続されたソース電極と、
半導体層と、を有する薄膜トランジスタであることを特
徴としている。
【0011】請求項記載の発明は、発光素子は、マト
リクス状に複数配置され、前記スイッチング素子は、前
記発光素子の下方に各々配置されていることを特徴とし
ている。
【0012】
【0013】請求項記載の発明は、第1電極は、電界
発光層の発光する光と同じ波長域の光に対し反射性を有
するカソード電極であり、第2電極は、電界発光層の発
光する光と同じ波長域の光に対し透過性を有するアノー
ド電極であることを特徴としている。このため、第1電
極が、低仕事関数の電極材料を適用することができ、発
光効率を向上するとともに、電界発光層の発光する光が
スイッチング素子に入射することを抑制できるので、ス
イッチング素子への光入射による誤動作を防止すること
ができ、良好な輝度表示を行うことができ、さらにスイ
ッチング素子の外光によるちらつきがないので視認性が
向上する。また、電界発光層の発光する光を反射し、第
2電極側に出射するので表示輝度効率がよい。
【0014】請求項記載の発明は、選択トランジスタ
は、前記信号ラインからの前記電界発光層の発光輝度デ
ータに応じた信号電圧に応じた電圧を前記駆動トランジ
スタに印加するトランジスタであり、前記駆動トランジ
スタは、前記発光素子の次の選択期間まで前記発光輝度
データに応じた電圧を前記第1電極に印加し続けるトラ
ンジスタであることを特徴としている。
【0015】請求項記載の発明は、選択トランジスタ
は、消去期間に前記信号ラインから消去電圧が印加され
書き込み期間に前記信号ラインから書き込み電圧が印加
されることを特徴としている。
【0016】請求項記載の発明は、電界発光層は、電
界に応じて発光する有機エレクトロルミネッセンス層で
あることを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る表示装置の
詳細を図面に示す各実施形態に基づいて説明する。
【0018】(実施形態1)まず、図1および図2を用
いて本発明に係る表示装置の実施形態1の構成を説明す
る。図1は本実施形態の表示装置の1画素部分を示す平
面図であり、図2は図1のA−A断面図である。図中1
は表示装置を示している。この表示装置1は、図1およ
び図2に示すように、基体としてのガラス基板2の上
に、nチャネルの選択トランジスタQ1と、nチャネル
の駆動トランジスタとしてメモリトランジスタQ2と、
有機EL素子3などが形成されて構成されている。
【0019】具体的な構成を説明すると、ガラス基板2
の上に例えばアルミニウム(Al)でなるゲートメタル
膜がパターニングされて、所定方向に沿って平行かつ等
間隔をなす複数のアドレス線4と、このアドレス線4に
一体的な、選択トランジスタQ1のゲート電極4Aと、
メモリトランジスタQ2のゲート電極4Bと、が形成さ
れている。なお、これらゲート電極4A、4Bおよびア
ドレス線4の表面には、陽極酸化膜5が形成されてい
る。また、これらアドレス線4、ゲート電極4A、4B
およびガラス基板2の上には、窒化シリコンでなるゲー
ト絶縁膜6が形成されている。さらに、ゲート電極4
A、4Bの上方のゲート絶縁膜6、ゲート絶縁膜6Aの
上には、アモルファスシリコン(a−Si)でなる半導
体層7A、7Bがパターン形成されている。また、それ
ぞれの半導体層7A、7Bの中央には、チャネル幅方向
に沿って形成されたブロッキング層8A、8Bが形成さ
れている。そして、半導体層7Aの上には、ブロッキン
グ層8A上でソース側とドレイン側に分離されたオーミ
ック層9A、9Aが、形成されている。他方、半導体層
7Bの上には、ブロッキング層8B上でソース側とドレ
イン側に分離されたオーミック層9B、9Bが、形成さ
れている。さらに、選択トランジスタQ1においては、
ドレイン側のオーミック層9Aに積層されて接続するデ
ータ線10Aと、ソース側のオーミック層9Aに積層さ
れて接続するソース電極10Bと、が形成されている。
このソース電極10Bは、メモリトランジスタQ2のゲ
ート電極4Bに対して、ゲート絶縁膜6に開口したコン
タクトホール11を介して接続されている。メモリトラ
ンジスタQ2においては、ソース側のオーミック層9B
に積層されて接続するGND線12と、一端がドレイン
側のオーミック層9Bに積層されて接続して他端が有機
EL素子3の後記するカソード電極15に接続するドレ
イン電極13が形成されている。このような選択トラン
ジスタQ1とメモリトランジスタQ2とで電圧制御手段が
構成されている。
【0020】次に、有機EL素子3の構成を説明する。
まず、上記した選択トランジスタQ1、メモリトランジ
スタQ2およびゲート絶縁膜6の上に、表示装置1の表
示領域全域に亙って、層間絶縁膜14が堆積されてい
る。そして、上記したメモリトランジスタQ2のドレイ
ン電極13の端部上の層間絶縁膜14にコンタクトホー
ル14Aが形成されている。なお、メモリトランジスタ
2のドレイン電極13の端部は、1画素領域の略中央
に位置するように設定されている。そして、層間絶縁膜
14の上に、例えばMgInでなるカソード電極15が
パターン形成されている。このカソード電極15は、1
画素領域の大部分を覆うような面積および形状(本実施
形態では略正方形)を有している。なお、本実施形態に
おいては、カソード電極15が、相隣接するデータ線1
0A、10Aと相隣接するアドレス線4、4とで囲まれ
る領域(1画素領域)を略覆うように形成されている。
ここで、選択トランジスタQ1とメモリトランジスタQ2
とは、カソード電極15で全面的に覆われている。
【0021】このように、各画素毎にパターン形成され
たカソード電極15、および層間絶縁膜14の上に、有
機EL層16が表示領域全域に亙って形成されている。
さらに、有機EL層16の上には、透明なITO(indu
me tin oxide)でなるアノード電極17が表示領域全域
に亙って形成されている。なお、図示しないが、アノー
ド電極17の周縁部には、駆動電源が接続されている。
【0022】ここで、本実施形態の表示装置1の作用・
効果について説明する。上記した構成でなる本実施形態
の表示装置1においては、カソード電極15が、相隣接
するデータ線10A、10Aと相隣接するアドレス線
4、4とで囲まれる領域(1画素領域)を略覆うように
形成されているため、有機EL素子3は1画素領域の略
全域に亙って発光を行うことができる。このため、本実
施形態の表示装置1では、1画素当たりの開口率を飛躍
的に高めることができる。また、カソード電極15が光
反射性を有するMgInで形成されているため、カソー
ド電極15とアノード電極17との間に駆動電圧が印加
された場合に、有機EL層16で発生した表示光は、下
方(ガラス基板2側)に漏れることなくアノード電極1
7側に出射されるため、選択トランジスタQ1およびメ
モリトランジスタQ2の半導体層7A、7Bへ不要に光
が入射するのを防止することができる。このため、各ト
ランジスタの光起電力による誤動作を回避することがで
きる。また、表示光は、透明なアノード電極17から出
射されるため、ガラス基板2などにより光吸収されるこ
とがなく、輝度の高い状態で出射される。
【0023】次に、本実施形態の表示装置1の駆動原理
を説明する。まず、本実施形態の表示素子1の1画素部
分を図3および図4に示す等価回路図を用いて説明す
る。図3に示すように、本実施形態の表示素子の1画素
部分のEL表示回路は、有機EL素子3と電圧制御手段
Vcとから構成されている。この電圧制御手段Vcは、
図4に示すように、選択トランジスタQ1とメモリトラ
ンジスタQ2とから構成されている。有機EL素子3に
おいては、アノード電極側に一定の駆動電源(Vdd)
が接続され、そのカソード電極側に電圧制御手段Vcが
接続され、電圧制御手段Vcを構成するメモリトランジ
スタQ2のソース電極側はGND線12を介して接地さ
れている。
【0024】これらの等価回路において、電圧制御手段
Vcにより、選択時に入力画像データによる階調データ
に応じて有機EL素子3の発光輝度を変化させるように
電圧を制御することができる。図4に示したメモリトラ
ンジスタQ2は、EEPROMメモリ機能を有するTF
Tであり、選択トランジスタQ1のゲート電極4Aには
アドレス線4が接続されるとともに、そのドレイン側に
データ線10Aが接続されている。この選択トランジス
タQ1では、アドレス線4から入力される選択信号によ
りゲートがONされることによって、データ線10Aか
ら入力される入力画像データが、メモリトランジスタQ
2に蓄積される。メモリトランジスタQ2では、そのゲー
ト電極4Bに入力される入力画像データ電圧Vaに含ま
れる階調情報により、ゲート電極4Bのメモリ深さ(書
き込み/消去によるON閾値電圧Vtシフト量)で有機
EL素子3の発光輝度を制御する。このため、1フレー
ム中で、その画素データ書き込み時間以外は、その書き
込み情報に応じた出力(発光)をする。
【0025】ここで、図5を用いて有機EL素子3の電
気特性の説明をする。図5においては、横軸はアノード
−カソード間電圧Vacを、その縦軸は輝度を設定し
て、電圧−輝度特性を示している。この図5に示すよう
に、本実施形態の有機EL素子3は、アノード−カソー
ド間電圧Vacが1/2Vdd〜Vddの範囲で制御さ
れることにより、その輝度特性が制御される。
【0026】ところで、メモリトランジスタQ2は、ゲ
ート絶縁膜6Aに不純物イオンがドープされた窒化シリ
コン膜でなり、EEPROM機能をもつ。このため、メ
モリトランジスタQ2は、有機EL素子3を駆動するた
めの画素駆動用トランジスタとすることができる。
【0027】また、選択トランジスタQ1のソース電極
10Bは、メモリトランジスタQ2のゲート電極4Bに
接続され、ドレイン側にはデータ線10Aより書き込み
・消去電圧が印加される。これにより、線順次で各画素
領域のメモリトランジスタQ2にデータを書き込むの
に、選択トランジスタQ1のドレイン側のバイアスが画
像データで、選択トランジスタQ1のゲート電極4Aが
アドレス選択とすれば、表示装置1における選択ライン
以外の領域の全画素は、メモリトランジスタQ2のゲー
ト電極4Bのデータに応じた階調で発光し続ける。
【0028】次に、図6に示す表示装置1の駆動回路図
について説明する。この駆動回路図においては、4画素
分の表示回路を示している。同図に示すように、各画素
領域は、選択トランジスタQ1とメモリトランジスタQ2
と有機EL素子3とにより構成されている。各選択トラ
ンジスタQ1のゲート電極4Aにはアドレス線4が接続
され、各選択トランジスタQ1のドレイン側にはデータ
線10Aが接続されている。また、アドレス線4におい
て、選択されたラインには正電位である選択電圧Vad
が、非選択のラインにはグランド電位である非選択電圧
Vnadが、印加されるよう設定されている。データ線
10Aには、選択期間に、発光輝度に応じた正電位であ
る書き込み電圧Vrと、グランド電位または負電位であ
る消去電圧Veと、が印加されるように設定されてい
る。
【0029】以下に、本実施形態の表示装置1の動作に
ついて説明する。まず、図6に示すように、第M列のア
ドレス線4を選択する場合において説明する。第M列の
アドレス線4には選択時に選択電圧Vadが印加され、
その他の列には非選択電圧Vnadが印加される。第M
列に接続された選択トランジスタQ1には、選択期間の
第1フィールドに、まずデータ線10Aから消去電圧V
eが印加され、前の選択期間にメモリトランジスタQ2
のゲート絶縁膜6Aに蓄積されたキャリアの抜き取りを
行う。次いで選択期間の第2フィールドに、データ線1
0Aから書き込み電圧Vrを印加する。書き込み電圧V
rに応じて有機EL素子3が階調発光を行う。非選択期
間中は、書き込み電圧Vrに応じてメモリトランジスタ
2のゲート絶縁膜6A内に蓄積されたキャリアの帯電
により、メモリトランジスタQ2のドレイン電流は流れ
続けるので、1フレーム期間発光し続けることができ
る。
【0030】以上のように、本実施形態の表示装置1に
おいては、アドレス線4が非選択時での有機EL素子3
の発光状態を維持することができるため、高精細化して
も有機EL素子3を高輝度化せずに面発光状態を維持す
ることができる。例えば、従来の線順次方式の表示装置
において面輝度100cdを得ようとした場合、アドレ
ス線の数が480本あるとすると、48000cd程度
の発光輝度が必要だったものが、本実施形態では選択時
に非発光になったとしも約100cd程度で良いことに
なる。
【0031】また、アドレス線数が1000本の場合も
従来48000cdの発光輝度が必要だったものが、本
実施形態では、やはり100cd程度で良い。ただし、
60Hzが1フレームとすると、アドレス線が増えると
画像データの書き込み/消去時間が足りなくなる。書き
込み、消去とも50μsでできるとすると、最大アドレ
ス本数はノンインタレース方式で333本、インタレー
ス方式で667本程度となる。
【0032】ちなみに、本実施形態のように、SiN膜
トラップを用いたメモリトランジスタQ2の保持時間は
非常に長い(通常1年〜10年)ため、画面の変化部分
だけ書き換えていく方式であれば、書き込み・消去速度
がmsecオーダもフリッカレスでOA表示パネルレベ
ルの表示は可能であり、高品位な静止画を表示すること
ができる。したがって、本実施形態の表示装置1は、従
来提案されていた線順次駆動方式の有機EL表示パネル
に較べて、高輝度化した有機EL素子を用いずに面発光
状態を維持することができる。このため、高輝度かつ中
間階調表示を可能とした表示装置を実現することがで
き、その入力画像の表現力を向上させることができる。
アドレス線4の本数の増加に伴い、キャリアの電位を高
速に変位させるためにPチャネル電流の影響がない程度
に消去電圧Veを負電位にしても良い。
【0033】(実施形態2)図7〜図11は本発明に係
る表示装置の実施形態2を示している。図7は本実施形
態の表示装置の1画素部を示す平面図であり、図8は図
7のB−B断面図、図9は図7のC−C断面図である。
また、図10は等価回路図、図11は本実施形態におけ
るアドレス線に出力されるアドレスデータ信号と電圧制
御手段の電圧値を示すタイミングチャートである。
【0034】以下、本実施形態の表示装置の構成を説明
する。図中21は、表示装置を示している。本実施形態
の表示装置21では、図8および図9に示すように、ガ
ラス基板22上に例えばAl、ITOなどでなる接地電
極23が表示領域全域に形成されている。この接地電極
23上の全面には、例えばシリコン酸化膜でなる下地絶
縁膜24が形成されている。そして、この下地絶縁膜2
4の上には、複数のアドレス線X1〜Xnが互いに所定間
隔を隔てて平行に形成されている。また、アドレス線X
1〜Xnおよび下地絶縁膜24の上には、第1ゲート絶縁
膜25が形成されている。さらに、第1ゲート絶縁膜2
5の上には、図7および図8に示すように、例えばアモ
ルファスシリコンでなる、第1半導体層26と第2半導
体層27とがパターン形成されている。ここで、第1半
導体層26は、上記したアドレス線Xがゲート電極とし
ての機能を果たすようになっている。
【0035】さらに、第1半導体層26の上には、ゲー
ト長方向の中央をゲート幅方向に渡ってブロッキング層
28がパターン形成されている。そして、第2半導体層
27の上面および側壁を覆うように、第2ゲート絶縁膜
29が形成されている。なお、ブロッキング層28およ
び第2ゲート絶縁膜29は、CVD法にて成膜された、
例えば窒化シリコンで形成されている。そして、第1半
導体層26のゲート幅方向の両側には、ソース電極30
およびドレイン電極31が第1半導体層26に接続する
ように形成されている。このように、上記したアドレス
線Xと、第1ゲート絶縁膜25と、第1半導体層26
と、ソース・ドレイン電極30、31と、で選択トラン
ジスタとしての第1薄膜トランジスタQ3が構成されて
いる。なお、この第1薄膜トランジスタQ3の入力イン
ピーダンスは、大きくなるように設定されている。そし
て、図7に示すように、ドレイン電極31はデータ線Y
(Yj)と一体的にパターン形成されている。また、ソ
ース電極30は、第2半導体層27の中央上方を第2ゲ
ート絶縁膜29を介して横切るゲート電極32と一体的
にパターン形成されている。加えて、このソース電極3
0およびゲート電極32は、図9に示すように、容量3
3を構成する容量上部電極34とも一体的にパターン形
成されている。ところで、容量34は、上記した容量上
部電極34と、この容量上部電極34の下に形成された
第2ゲート絶縁膜29と、第1ゲート絶縁膜25と、容
量下部電極35と、から構成されている。なお、容量下
部電極35は、下地絶縁膜24に開口したコンタクトホ
ール24Aを介して接地電極23と接続されている。
【0036】また、第2半導体層27のゲート電極32
の両側方には、第2半導体層27に接続されたソース電
極36およびドレイン電極37が形成されている。この
ように、第2半導体層27と、第2ゲート絶縁膜29
と、ゲート電極32と、ソース電極36およびドレイン
電極37と、でメモリ用トランジスタとしての第2薄膜
トランジスタQ4が構成されている。なお、ドレイン電
極37は、図7に示すように、データ線Yに平行に形成
された電源線38に一体的に形成されている。また、ソ
ース電極36は、後記する有機EL素子39を構成する
EL上部電極40と一体的にパターン形成されている。
上記したように、第1薄膜トランジスタQ3と第2薄膜
トランジスタQ4と容量33とを接続・構成することに
より、電圧制御手段が構成されている。
【0037】有機EL素子39は、図8および図9に示
すように、例えばITOでなる透明なアノード電極とし
てのEL上部電極40と、このEL上部電極41の下に
形成された有機EL層41と、この有機EL層41の下
に形成された、例えばMgInなどの遮光性をもつカソ
ード電極としてのEL下部電極42と、で構成されてい
る。この有機EL素子39は、第1薄膜トランジスタQ
3と第2薄膜トランジスタQ4の上を覆いかつ表示領域全
域に亙って形成された層間絶縁膜43の上に、形成され
ている。EL下部電極42は、層間絶縁膜43、第2ゲ
ート絶縁膜29、第1ゲート絶縁膜25および下地絶縁
膜24に開口したコンタクトホール44を介して、接地
電極23に接続されている。このEL下部電極42は、
図7に二点鎖線で示す領域においてEL上部電極突出部
40Aを除く領域を覆うように形成されている。すなわ
ち、EL下部電極42は、矩形の電極であり、第1薄膜
トランジスタQ3、第2薄膜トランジスタQ4、容量33
などを確実に覆う形状・面積を有し、1画素の占有面積
の大部分を占めるように形成されている。さらに、有機
EL層41は、表示領域全域に亙って一枚の層をなすよ
うに形成されている。また、EL上部電極40は、図7
の二点鎖線が示す領域に亙って形成されている。このE
L上部電極40の突出部40Aは、同図に示すようにコ
ンタクトホール45を介して、第2薄膜トランジスタQ
4のソース電極36と接続されている。以上、本実施形
態の表示装置21の構成を説明した。
【0038】図10は、本実施形態の表示装置21の1
画素部分の等価回路図を示している。また、図11は、
アドレス線Xiに選択信号が出力された場合の容量33
の端子電圧を示すタイミングチャートである。以下、図
10および図11を用いて、本実施形態の表示装置21
を発光させるための駆動方法を説明する。
【0039】まず、図示しないデータドライバを駆動さ
せてデータ線Yjに電圧が設定された時点で、アドレス
線Xiに選択信号を出力して選択を行う。この場合、選
択信号は図11に示すように、アドレス線Xの本数がN
とすると、1フレーム期間T中の1走査期間はT/Nに
なり、1走査期間の前半にグランド電位を印加し、次い
で後半にしきい値Vthを越える書き込み電圧Vrを印
加する。このとき、図10に示した第1薄膜トランジス
タQ3はオンの状態となり、消去及び容量33の端子電
圧量として書き込まれる。そして、容量33の端子電圧
Vcの電位状態に応じて、第2薄膜トランジスタQ4
当該画素部分の有機EL層41に印加する電界を制御す
る。本実施形態では、選択が解除された後でも、図11
に示すように容量33に電位(Vc)が保持されるた
め、第2薄膜トランジスタQ4は次回の選択時まで、保
持された電位Vcにより、電源線38からの負電位であ
る電位−VDDを表示電圧に制御して有機EL層41へ流
し続ける。この間、第2薄膜トランジスタQ4は電源線
38から電流を供給される。このような動作を繰り返す
ことで、表示装置21は発光状態を持続させることがで
きるため、コントラストを飛躍的に向上することが可能
となる。また、薄膜トランジスタを用いて有機EL層4
1へ流す電流を精密に制御できるため、階調表示が容易
となり、例えば画素部分をRGBで整列させれば、フル
カラー表示も実現可能となる。
【0040】本実施形態においては、第1および第2薄
膜トランジスタQ3、Q4がMOS型トランジスタである
が、これらがバイポーラトランジスタであっても、第1
のトランジスタにおいては選択信号電圧がベースに印加
された場合、1選択信号線あたりに多数の第1のトラン
ジスタが接続されていても、それぞれの第1のトランジ
スタの入力インピーダンスが大きく設定されていること
により、アドレス線を流れる電流量を小さく抑える作用
がある。このため、有機EL素子39に要する電流量を
小さくすることができ、電源の寿命を長くすることがで
きる。また、第2のトランジスタにデータ信号電圧が印
加された場合も、このトランジスタの入力インピーダン
スが大きく設定されているため、容量33に蓄積された
電圧の減衰を低く抑えることができ、データ信号電圧の
保持時間を長くすることが可能となる。
【0041】本実施形態の表示装置21は、上記したよ
うにEL下部電極42の面積が、1画素の占有領域の面
積に近い面積であるため画素の発光効率や開口率を飛躍
的に高くできる。また、EL下部電極42は、遮光性を
もつ電極であるため、このEL下部電極42の下方に存
在する第1薄膜トランジスタQ3や第2薄膜トランジス
タQ4に表示光を出射させることがなく、両トランジス
タのチャネル領域に起電力を生じさせる光が入射するこ
とを防止できる。このため、表示特性が安定な駆動を行
うことができる。さらに、本実施形態においては、各画
素部分の開口率を向上して輝度を確保できるため、各有
機EL素子39に印加する電圧を高くして高輝度化を図
る必要がなく、有機EL層41に過剰の電圧を印加する
必要がなくなり、有機EL層41の劣化を抑制すること
ができる。
【0042】以上、実施形態1および実施形態2につい
て説明したが、本発明はこれらに限定されるものではな
く、構成の要旨に付随する各種の変更が可能である。例
えば、上記した実施形態1では、メモリトランジスタQ
2として、不純物がドープされた窒化シリコン膜でなる
ゲート絶縁膜を備えたMOSトランジスタを適用した
が、ドープしていないゲート絶縁膜のトランジスタを適
用することも可能である。また、上記した実施形態で
は、カソード電極15をMgInで形成したが、光が透
過できない他のカソード材料を用いても勿論よい。さら
に、上記した実施形態1および実施形態2においては、
基体としてガラス基板2を用いたが、不透明な基板を適
用したり、合成樹脂からなる基板を適用しても勿論よ
い。さらにまた、上記した実施形態1では、半導体層を
アモルファスシリコンで形成したが、多結晶シリコンを
用いて形成してもよい。また、上記した実施形態1で
は、アノード電極17から表示光が出射される構成とし
たが、アノード電極17の前方にカラーフィルタを適宜
配置する構成としても勿論良い。実施形態2において
も、カラーフィルタを備える構成としても勿論よい。さ
らに、上記した実施形態1および実施形態2において
は、EL層を有機EL材料で形成したが、無機EL材料
を用いた構成としても勿論よい。又アノード電極上に透
明絶縁膜を形成してもよい。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によれば、選択トランジスタと駆動トランジスタでな
る電圧制御手段を反射性電極が覆う構成としたため、ト
ランジスタに光入射がなく、光起電力に起因する誤動作
を防止することができる。また、カソード電極を画素領
域を略覆うように形成し、アノード電極側から光を出射
するので画素における開口率を大幅に向上させることが
できる。このため、各画素部分の輝度を確保できるた
め、各発光素子を高輝度化する必要がなく、電界発光層
に過剰の電圧を印加する必要がなくなり、電界発光層の
劣化を抑制する効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る表示装置の実施形態1を示す平面
図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】実施形態1のEL表示回路を示す等価回路図。
【図4】実施形態1のEL表示回路の具体例を示す等価
回路図。
【図5】実施形態1の有機EL素子の電気特性を示すグ
ラフ。
【図6】実施形態1の表示装置の駆動回路図。
【図7】本発明に係る表示装置の実施形態2を示す平面
図。
【図8】図7のB−B断面図。
【図9】図7のC−C断面図。
【図10】実施形態2のEL表示回路を示す等価回路
図。
【図11】実施形態2のタイミングチャート。
【符号の説明】
1 表示装置 2 ガラス基板 3 有機EL素子 4 アドレス線 4A、4B ゲート電極 6 ゲート絶縁膜 6A ゲート絶縁膜 7A、7B 半導体層 10A データ線 10B ソース電極 12 GND線 13 ドレイン電極 15 カソード電極 16 有機EL層 17 アノード電極 Q1 選択トランジスタ Q2 メモリトランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09F 9/30 - 9/46 H05B 33/00 - 33/28

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に設けられ、走査ライン及び信号
    ラインに接続されたスイッチング素子と、 前記スイッチング素子の上方で、前記スイッチング素子
    と重なるとともに前記信号ラインと重ならないように配
    置された第1電極と、前記第1電極上に設けられ、電界
    に応じて光を発光する電界発光層と、前記スイッチング
    素子と重なり且つ前記スイッチング素子に接続される
    ともに前記信号ラインと重ならないように前記電界発光
    層上に配置され、前記電界発光層の光を透過する第2電
    極と、を有する発光素子と、 からなることを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 前記スイッチング素子は、前記走査ライ
    ン及び前記信号ラインに接続された選択トランジスタ
    と、前記選択トランジスタに接続された駆動トランジス
    タと、からなることを特徴とする請求項記載の表示装
    置。
  3. 【請求項3】 前記選択トランジスタは、前記走査ライ
    ンに接続されたドレイン電極と、前記信号ラインに接続
    されたゲート電極と、半導体層と、を有する薄膜トラン
    ジスタであり、前記駆動トランジスタは、前記選択トラ
    ンジスタのソース電極に接続されたゲート電極と、前記
    第2電極に接続されたソース電極と、半導体層と、を有
    する薄膜トランジスタであることを特徴とする請求項
    記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記発光素子は、マトリクス状に複数配
    置され、前記スイッチング素子は、前記発光素子の下方
    に各々配置されていることを特徴とする請求項1乃至
    に記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 前記第1電極は、前記電界発光層の発光
    する光と同じ波長域の光に対し反射性を有するカソード
    電極であり、前記第2電極は、前記電界発光層の発光す
    る光と同じ波長域の光に対し透過性を有するアノード電
    極であることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに
    記載の表示装置。
  6. 【請求項6】 前記選択トランジスタは、前記信号ライ
    ンからの前記電界発光層の発光輝度データに応じた信号
    電圧に応じた電圧を前記駆動トランジスタに印加するト
    ランジスタであり、前記駆動トランジスタは、前記発光
    素子の次の選択期間まで前記発光輝度データに応じた電
    圧を前記第2電極に印加し続けるトランジスタであるこ
    とを特徴とする請求項記載の表示装置。
  7. 【請求項7】 前記選択トランジスタは、消去期間に前
    記信号ラインから消去電圧が印加され書き込み期間に前
    記信号ラインから書き込み電圧が印加されることを特徴
    とする請求項記載の表示装置。
  8. 【請求項8】 前記電界発光層は、電界に応じて発光す
    る有機エレクトロルミネッセンス層であることを特徴と
    する請求項1乃至のいずれかに記載の表示装置。
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