JP3457590B2 - Xプリズム及び投写システム - Google Patents

Xプリズム及び投写システム

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JP3457590B2 JP28292799A JP28292799A JP3457590B2 JP 3457590 B2 JP3457590 B2 JP 3457590B2 JP 28292799 A JP28292799 A JP 28292799A JP 28292799 A JP28292799 A JP 28292799A JP 3457590 B2 JP3457590 B2 JP 3457590B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は投写型ディスプレイ
の光学システムに関し、特に、従来のXキューブ配置
(X-cube arrangement)が使用されるときに通常、生じ
るグレア及びゴースト・イメージを本質的に低減する、
変形Xキューブ配置を使用する光学システムに関する。
より詳細には、本発明の変更Xキューブ(またはXプリ
ズム)配置は、不要な反射を低減し、従来のXキューブ
と比較して、改良されたコントラストの結像(イメージ
ング)を提供する。本発明の変形Xキューブ配置は、好
適には、3カラー高解像度投写型ディスプレイにおいて
使用される。
【0002】
【従来の技術】空間光変調器(SLMs:Spatial ligh
t modulators)にもとづく3カラー高解像度ディスプレ
イは、イメージを生成するために3つのSLMを必要と
する。各SLMは、3色すなわちレッド(R)、グリー
ン(G)及びブルー(B)の1つに作用する。結果のフ
ル・カラー・イメージは、スクリーン上への個々のレッ
ド、グリーン及びブルー・イメージの重ね合わせであ
る。液晶(LC)ライトバルブは既知のタイプのSLM
である。
【0003】3配色(3カラー・スキーム)の典型的な
従来の構成が、図1に示される。特に図1は、各々がそ
れぞれの色に対応する3つの透過型のライトバルブ(ま
たはSLM)12、14、16を使用する従来構成10
を示す。動作原理は、各画素に対する入射光の偏光の回
転を基礎とする。ライトバルブが偏光子間に設置される
とき、イメージが透過型液晶ライトバルブ内に形成され
る。投写システムでは、3つのライトバルブの各々が、
3つの個々のカラー成分の1つのイメージ形成を制御す
る。完全な投写システムは一般に、白色電球アーク光源
18と、それに続き、白色光をレッド(R)、グリーン
(G)、及びブルー(B)成分に分離する、ダイクロイ
ック・カラー・フィルタ20A及び20Bを使用する。
各色成分は3つのライトバルブの1つに向けられる。偏
光子(偏光プリズムを含む)22が各ライトバルブへの
入口に設置され、ライトバルブに入射する1つの偏光状
態だけを選択する。第2の偏光子24は、3つのライト
バルブの各々の後に設置され、イメージ形成光を選択す
る。Xキューブ26は通常、個々のレッド、グリーン及
びブルー・ライトバルブにより生成されるイメージを結
合し、完全な合成イメージを形成するために使用され
る。投写レンズ28はシステムを完成させ、イメージを
拡大し、スクリーン上に投写する。
【0004】多数の透過型ライトバルブを使用する投写
システムが市販されている。しかしながら、高解像度デ
ィスプレイ用に要求される、より多数の画素(ピクセ
ル)を有するライトバルブを用意するためには、液晶パ
ネルが大型化する。非常に小さな画素を有する透過型ラ
イトバルブを生産することは、困難である。なぜなら、
ライトバルブの制御に必要となる電子回路が、画素を通
過する光路を、許容不能なまでに暗くするからである。
代わりに、高解像度アプリケーション用に、反射型のラ
イトバルブが登場しつつある。反射モードでは、電子回
路上に、直接ミラー構造を形成することが可能になる。
このモードは、電子回路により引き起こされる光路妨害
無しに、より小さな画素領域を可能にし、従って最大光
スループットを可能にする。
【0005】上述の構成は、反射型液晶ライトバルブを
使用する他の投写型ディスプレイ同様、図2に示される
ものと類似の光学配置を使用する。照明系(図示せず)
からの光が、ダイクロイック・ミラー(図2では図示せ
ず)により、レッド(R)、グリーン(G)、及びブル
ー(B)のビームに分離される。各有色ビームが反射型
ライトバルブ48、50及び52に近接する、その対応
する偏光ビーム・スプリッタ(PBS:Polarizing bea
m splitter)42、44及び46に向けられる。PBS
42及びライトバルブ48はレッド光を選択し、PBS
44及びライトバルブ50はグリーン光を選択し、PB
S46及びライトバルブ52はブルー光を選択する。各
PBSは偏光ビームをそのライトバルブへ向け、ライト
バルブはその暗状態(dark state)において、一般にミ
ラーのように作用する。更に、PBSは、特定の色の光
を選択的に反射するダイクロイック・コーティング(di
chroic coating)を含む。図2では、PBS42はレッ
ド(R')のためのダイクロイック・コーティングを含
み、PBS44はグリーン(G')のためのダイクロイ
ック・コーティングを含み、PBS46はブルー
(B')のためのダイクロイック・コーティングを含
む。
【0006】入射光は偏光の変化無しにPBS内に反射
されて戻され、従って、再度PBSにおいて、光源に向
けて反射される。液晶層に電圧が印加される場合、偏光
の回転が存在し、反射ビームがPBSにより透過され、
いわゆるXキューブ54に入射する。
【0007】Xキューブ54は4つの直角プリズムを含
み、それらにダイクロイック・コーティングが付着され
接合されて、キューブを形成する。キューブは、それを
構成する4つのプリズムの慎重な位置合わせにより、2
つの色特定反射面を含む特性を有する。通常、一方のコ
ーティングがレッド(R)だけを反射し、他方はブルー
(B)だけを反射する。この場合、グリーン(G)光は
両者により透過される。図2では、レッドを選択するダ
イクロイック・コーティングは、R'とラベル付けさ
れ、ブルーを選択するダイクロイック・コーティング
は、B'とラベル付けされて示される。しかしながら、
実際には、ダイクロイック・コーティングは完全ではな
い。すなわち、ブルー(B)・コーティングは実際に
は、少量のレッド(R)光を反射し得、このことがプリ
ズム内に、予期しない不要な追加の光路(light path)
を生成する。
【0008】Xキューブに入射するレッド(R)光は、
レッド反射ダイクロイック・コーティング(R')によ
り、投写レンズ(図示せず)に反射される。同様に、X
キューブの適切な面に入射する別の色、例えばブルーの
ビームは、共通ビームに反射されて、投写レンズに入射
する。すなわち、Xキューブは3つの偏光ライトバルブ
からのレッド、グリーン及びブルーを投写レンズに入射
する共通ビームに向け直すカラー結合要素として作用
し、投写レンズが共通ビームを遠方スクリーン上に結像
(イメージング)する。
【0009】図2に示されるタイプの従来のXキューブ
に関わる主な問題は、キューブ上の様々なダイクロイッ
ク・コーティング間で発生する不要な反射である。この
問題が、図3及び図4に示される。特に、レッド・セル
からの光はブルー反射コーティング(B')を透過し
て、ビームを投写レンズに向けるレッド反射コーディン
グ(R')に達しなければならない。しかしながら、破
線で示される少量のレッド光が、図示のようにブルー・
コーティング(B')により、レッド反射コーティング
(R')に向けて反射され、そこで再度ライトバルブ4
8に向け直され、続いて投写レンズに達する新たな不要
ビーム(破線)が生成される。
【0010】このように反射される少量の光でさえも、
集光されない背景照明を生成し得、これが暗領域(dark
region)における光のレベルを上昇させ、認め得るほど
コントラストを低下させる。図5の直進路において示さ
れるように、同様の効果が他のチャネルでも発生し得
る。上述の効果は、イメージ・コントラストを低下させ
る重要な要因となる。ここでイメージ・コントラスト
は、ライトバルブ上の明領域(bright region)から生
成される光を、ライトバルブ上の暗領域から生成される
光と比較することにより測定される。これらの明領域及
び暗領域は、ライトバルブの特定の領域を電子的に完全
にオンに駆動することにより生成され、ライトバルブの
他の領域は完全にオフに駆動される。特に、オーディオ
ビジュアル・システムのコントラスト測定のための米国
標準規格(ANSI)に従い、ライトバルブがチェッカ
ボード風にオンされるとき、より低いコントラストが観
測される。なぜなら、この場合、チェッカボードの明部
分からの光が、スプリアス(spurious)反射により暗領
域に達するからである。
【0011】図3、図4及び図5は、ライトバルブに直
角方向の光がスプリアス反射を生じる様子を示す。実際
の光学投写システムでは、光円錐(a cone of light)
がライトバルブ上に入射する。このケースも、同一のス
プリアス反射を生じる。Xキューブの内角は90゜であ
るので、内部Xキューブ面に約45゜(例えば45゜±
10゜)で入射する主入射光線の任意の光は、その元の
方向に沿って、ライトバルブ(45゜の基準方位)に反
射される。これは2つの内部インタフェースにより生成
される90゜コーナ・キューブ(corner cube)効果の
結果である。周知のように、90゜に位置合わせされる
2つの反射面は、常に光をその元の方向に沿って送り返
す。従って、特定の円錐角内の全ての光は、同一の円錐
角内に逆反射される。これが光円錐角全体内に、図3、
図4及び図5に示される同一のスプリアス反射を引き起
こす。
【0012】従来の投写型ディスプレイに関わる上述の
欠点を鑑み、優れた解像度及び改良されたコントラスト
結像を提供する、新たな改善された光学投写システムを
開発することが望まれる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
の光学システムに関する上述の問題点を除去する、投写
型ディスプレイのための光学システムを提供することで
ある。
【0014】本発明の別の目的は、グレア及びゴースト
・イメージ、並びに不要光の反射を本質的に除去し、投
写スクリーン上に容易に投写され得る共通光源を生成す
る光学配置を提供することである。
【0015】更に本発明の別の目的は、効率的で安価な
高解像度光学ディスプレイを提供することである。
【0016】更に本発明の別の目的は、ゴースト・イメ
ージを回避し、チェッカボード・イメージのコントラス
トを改善し、不要なスプリアス光線が投写レンズに入射
するのを最小化する、変形Xキューブ配置を提供するこ
とである。
【0017】
【課題を解決するための手段】これらの及び他の目的及
び利点が、4つのプリズムを含むXキューブ(またはX
プリズム)を使用することにより、本発明において達成
される。各プリズムはそのベースに隣接する2つの面を
有し、各面は異なるダイクロイック・コーティングによ
り覆われる。これらの表面はそのベースの向かい側に、
90゜以外の角度を形成する。プリズムは、同様のダイ
クロイック・コーティングを有する面がXプリズム内
に、2つの交差する色特定反射面を形成するように配置
される。従来のXキューブと異なり、本発明のXプリズ
ムの反射面は、最適には、内部Xプリズム面に入射する
主入射光線が、プリズム面と45゜以外の角度を形成す
るように傾斜される。平面は、主入射光線が第1の面と
45゜から±3゜傾いた角度で入射するように傾斜され
る。この傾きは、不要なスプリアス光線を共通光源から
除去するのに十分である。更に、スプリアス光線は共通
ビームの経路から本質的に偏向され、投写レンズによる
投写のために要求される領域の外側に達する。
【0018】こうしたXプリズムは、レッド、ブルー及
びグリーンの迷光(stray light)を、投写レンズに至
る光路から、従って投写スクリーンから逸れるように反
射することにより、従来のXキューブに通常、関連付け
られるグレア及びゴースト・イメージを除去する。これ
により、従来のXキューブのいわゆるコーナ・キューブ
・リフレクタ効果が回避される。換言すると、図3、図
4及び図5に示される不要なタイプの多重反射光線が、
本発明のXプリズムを用いて、各反射において数度だけ
成功裡に偏向される。
【0019】この偏向(deviation)は小さいが、スプ
リアス・ビームが正規の所望のビームから多大に偏向さ
れ、投写レンズにより集光されないことを保証するため
に十分である。照明は実際、各ライトバルブに入射する
光円錐を提供するので、スプリアス光線の正味の偏向
が、光線の円錐角の2倍を超えることが重要である。
【0020】
【発明の実施の形態】投写型ディスプレイで使用される
光学配置(optical arrangement)を提供する本発明につ
いて、本願に付随する図面を参照しながら、詳細に説明
することにする。
【0021】図6を参照すると、本発明のXプリズムを
含む光学投写システム100の概略図が示される。ここ
で図1に示される光学投写システムも、本発明において
使用され得ることを述べておく。図6に示される光学投
写システムは、様々な波長の光を発光(emit)できるア
ーク灯などのランプ源102を含む。ランプ出力は最初
に、紫外線及び赤外線放射を除去することのできるフィ
ルタ104を用いてフィルタリングされる。光学投写シ
ステムはまた、ランプ源から光を受光し、一様な強度の
分布を生成する照明光学器械106を含む。
【0022】実例として、照明光学器械(illumination
optics)は、一様な光強度を生成するフライアイ(fl
y's eye)・レンズ・アレイを含む。照明光学器械はま
た、大部分の偏光されていない光(unpolarized ligh
t)を偏光に変換するための光学要素(光学コンポーネ
ント)を含み得る。
【0023】色分離光学系108は、照明光学器械10
6から光を受光する。色分離光学系108は、特定の色
の光を反射するが、他の色を透過するダイクロイック・
ミラーを含み、結果的にライトバルブ光学配置110に
向けて3色(レッド、グリーン及びブルー)の光を分離
する。ライトバルブ光学配置110は、3つの偏光ビー
ム・スプリッタ及び3つのライトバルブを含む。単純化
のため、これらの要素は図6には示されていない。偏光
ビーム・スプリッタは偏光照明光を3つのライトバルブ
の各々に反射する。3つの偏光ビーム・スプリッタの各
々は、特定の色、例えばレッド、グリーンまたはブルー
に作用するように最適化される光学コーティングを含
む。
【0024】イメージ形成光はライトバルブにより、回
転偏光を有して反射される。イメージ形成光は次に偏光
ビーム・スプリッタにより透過され、レッド、グリーン
及びブルーの3色の光がライトバルブ光学配置から出現
する(通されてくる)。3色の光は次に変形Xキューブ
(またはXプリズム)115に向けられ、これが個々の
色を共通ビームに再結合する。本発明の変形Xプリズム
について、以下で詳述する。
【0025】本発明の光学システムは更に、変形Xプリ
ズム115から共通ビームを受光し、それを投写スクリ
ーン125上に結像する投写レンズ120を含む。
【0026】図面は特定の光学投写システムを示すが、
本発明はそれに制限されるものではない。代わりに、本
発明すなわち変形Xキューブは、レッド、グリーン及び
ブルー光を生成することのできる任意の他のタイプの光
学投写システムに利用され得る。
【0027】本発明の変形Xキューブに戻り、図8に注
目すると、3つのライトバルブ及び3つの偏光ビーム・
スプリッタを含む特定のライトバルブ光学配置の近く
に、本発明の変形Xキューブを含む光学配置が示され
る。特に、図8に示される光学配置は、偏光ビーム・ス
プリッタ・キューブ135r、135b及び135gを
含み、それぞれは特定の色(レッド、ブルーまたはグリ
ーン)の光に作用するように最適化される。各ビーム・
スプリッタは、特定の偏光を反射し、他を透過する特定
のダイクロイック・コーティングR'、B'及びG'を含
む。各ビーム・スプリッタに接近して、ライトバルブ1
40r、140b及び140gが配置される。各ライト
バルブは好適には、反射型液晶(LC)空間光変調器
(SLM:Spatial light modulator)である。或い
は、ライトバルブは透過SLM、またはデジタル・ミラ
ー・デバイス(DMD)などの別のタイプの反射型SL
Mである。
【0028】図8の光学配置は更に、偏光ビーム・スプ
リッタを通じて透過された3色の光を、投写レンズに向
け直される共通ビームに再結合できる、変形Xキューブ
(またはXプリズム)115を含む。本発明によれば、
Xプリズムは4つのプリズムを含み、各プリズムはその
ベースの向かい側に異なる色分離ダイクロイック材料に
よりコーティングされる2つの面を有する。光が放射さ
れるXプリズムの(側)面は、左右のプリズムのコーナ
が実際上、切断されるように真っすぐに示される。或い
は、4つの全てのプリズムが三角形状になるように、コ
ーナが図7乃至図11の破線により示されるように保持
される。4つのプリズムは、類似のコーティングがXプ
リズム内に実線(continuous line)を形成し、それら
が一緒に接合されるように所望の構成に編成される。こ
れによりXプリズム自身内に、2つの反射面が形成され
る。本発明のXプリズムは、ダイクロイック平面間の内
角、すなわち、各プリズムのベースの向かい側の角度が
90゜以外の角度である点で、従来のXプリズムと異な
る。Xプリズムの内角の特定の選択が、対象となる特定
の光に非常に依存し得る。Xプリズムを形成する4つの
プリズムの内角の好適な角度は、84゜または96゜で
ある。
【0029】本発明において使用され得る典型的なXプ
リズム構成(configuration)の例が、図7に示され
る。特に図示のように、各ダイクロイック平面が元の4
5゜方位から3゜傾斜され、プリズムの側面は6゜傾斜
される。従って、ライトバルブからの主入射光線は、図
8に示される面に垂直である。特に、図7に示されるX
プリズムは、約84゜の内角α1を有するプリズム1、
約96゜の内角α2を有するプリズム2、約84゜の内
角α3を有するプリズム3、及び約96゜の内角α4を有
するプリズム4を含む。参考のため、図7は垂直の45
゜の基準線を含む。
【0030】本発明のXプリズム構成を実現することに
より、上述した従来のXキューブのコーナ・キューブ効
果が回避される。すなわち、図3、図4及び図5に示さ
れる不要なタイプの多重反射光線が、各反射において数
度だけ成功裡に偏向され、それにより不要ビームが共通
ビームから多大に偏向される。このように不要ビームを
共通ビームの経路(path)外に偏向することにより、不
要ビームが投写スクリーン上に投写されなくなる。
【0031】照明は各ライトバルブ上に入射する円錐光
線を提供するので、不要な光線の正味の偏向が、光線の
円錐角の2倍を超えることが重要である。
【0032】図9及び図10は、図7に示されるタイプ
のような本発明のXプリズム配置を用いることにより達
成される、レッド(側)路(レッド(サイド)・チャネ
ル)における、所望の光線(実線)と不要な反射(破
線)との間で生成される偏向を示す。他の側路(サイド
・チャネル)(ブルー)は、同一の角度偏向(angulard
eviations)を示す。
【0033】同様に、図11は、本発明のXプリズム配
置を使用することにより獲得される、直進(グリーン)
路(チャネル)における、所望の光線(実線)と不要な
反射(破線)との間で生成される偏向を示す。図9乃至
図11では、単純化のためにPBS要素は示されていな
い。なぜなら、それはこれらの図に示される角度偏向に
は寄与しないからである。
【0034】スプリアス反射が一次(または共通)ビー
ムと同一の方向に沿う図3乃至図4と比較して、図9乃
至図11に示されるスプリアス反射は、一次ビームから
12゜逸れる。所望の特性を達成するために、90゜キ
ューブから大きくそれることは要求されない。上述のよ
うに、Xプリズムを形成するプリズムの各ダイクロイッ
ク平面内の3゜程度の傾きが、スプリアス反射に12゜
の偏向を生成する。こうした偏向は、不要な反射を共通
ビームの経路外に移動するのに十分である。
【0035】以上述べたように、本発明のXプリズム配
置は、高解像度のイメージを提供できる上に、グレア、
ゴースト・イメージ及び不要な反射を多大に低減するこ
とができる。
【0036】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0037】(1)レッド、グリーン及びブルー光を投
写のために共通ビームに再結合可能な、光学ディスプレ
イで使用されるXプリズムであって、前記Xプリズム
が、各々がベースと、前記ベースと対向する90゜から
外れた内角と、前記ベースに隣接し、異なるダイクロイ
ック材料によりコーティングされる2つの面とを含む、
4つのプリズムを含み、同様のダイクロイック・コーテ
ィングを有する前記面が、2つの交差する色特定反射面
を形成するように、前記4つのプリズムが配置される、
Xプリズム。 (2)主光線が45゜以外の角度で入射するように、前
記反射面が位置合わせされる、前記(1)記載のXプリ
ズム。 (3)前記反射面が45゜基準方位から±3゜傾けられ
る、前記(2)記載のXプリズム。 (4)前記反射面がレッド、ブルーまたはグリーン光の
1つを反射するように特定される、前記(1)記載のX
プリズム。 (5)前記内角が84゜または96゜のいずれかであ
る、前記(1)記載のXプリズム。 (6)前記プリズムが三角形状である、前記(1)記載
のプリズム。 (7)光学ディスプレイのための投写システムであっ
て、所定の光路に沿って光を発光可能なランプ源と、前
記光路に沿って前記ランプ源の近くに配置され、紫外線
または赤外線放射を除去するフィルタと、前記フィルタ
の近くに配置される照明光学器械と、前記照明光学器械
からの前記光をレッド、グリーン及びブルーの有色光に
分離する、前記照明光学器械の近くに配置される色分離
光学系と、前記色分離光学系の近くに配置されるライト
バルブ光学配置と、前記ライトバルブ光学配置の近くに
配置され、前記レッド、グリーン及びブルー有色光を共
通ビームに再結合可能なXプリズムであって、前記Xプ
リズムが、各々がベースと、前記ベースと対向する90
゜から外れた内角と、前記ベースに隣接し、異なるダイ
クロイック材料によりコーティングされる2つの面とを
含む、4つのプリズムを含み、同様のダイクロイック・
コーティングを有する前記面が、2つの交差する色特定
反射面を形成するように、前記4つのプリズムが配置さ
れ、前記共通ビームを受光し、該光源を投写する投写レ
ンズと、投写された前記共通ビームを受光する投写スク
リーンとを含む、投写システム。 (8)前記ライトバルブ光学配置が3つの偏光ビーム・
スプリッタ及び3つのライトバルブを含む、前記(7)
記載の投写システム。 (9)前記ライトバルブが反射型液晶ライトバルブであ
る、前記(8)記載の投写システム。 (10)前記主光線が45゜以外の角度で入射するよう
に、前記反射面が位置合わせされる、前記(7)記載の
投写システム。 (11)前記反射面が45゜基準方位から±3゜傾けら
れる、前記(10)記載の投写システム。 (12)前記反射面がレッド、ブルーまたはグリーン光
の1つを反射するように特定される、前記(7)記載の
投写システム。 (13)前記内角が84゜または96゜のいずれかであ
る、前記(7)記載の投写システム。 (14)前記Xプリズムが不要な有色光線を前記共通ビ
ームから偏向させる、前記(7)記載の投写システム。 (15)前記プリズムが三角形状である、前記(7)記
載の投写システム。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な従来の光学投写システムの概略図であ
る。
【図2】3つのライトバルブ、3つの偏光ビーム・スプ
リッタ、及び45゜のダイクロイック・インタフェース
(内角が90゜)を有するXキューブを含む、従来の光
学配置を示す図である。
【図3】レッド光の側路において、従来のXキューブの
45゜のダイクロイック・コーティングからの部分反射
により生成される迷光(破線)を示す図である。
【図4】レッド光の側路において、従来のXキューブの
45゜のダイクロイック・コーティングからの部分反射
により生成される迷光(破線)を示す図である。
【図5】グリーン光の直進路において、従来のXキュー
ブの45゜のダイクロイック・コーティングからの部分
反射により生成される迷光(破線)を示す図である。
【図6】本発明に従う光学投写システムの概略図であ
る。
【図7】図6に示される光学投写システムで使用され得
る本発明のXプリズムの1つの可能な方位を示す図であ
る。
【図8】図6の光学システムにおいて、図7に示される
Xプリズムを使用する光学配置を示す図である。
【図9】本発明のXプリズム配置を使用する際、レッド
光のためのレッド・ダイクロイック・コーティング上に
入射する迷光路を示す図である。
【図10】本発明のXプリズム配置を使用する際、ブル
ー光のためのブルー・ダイクロイック・コーティング上
に入射する迷光路を示す図である。
【図11】本発明のXプリズム配置を使用する際のグリ
ーン光の迷光路を示す図である。
【符号の説明】
12、14、16 ライトバルブ 18 白色電球アーク光源 20A、20B ダイクロイック・カラー・フィルタ 22、24 偏光子 26、54 Xキューブ 28、120 投写レンズ 42、44、46、135r、135g、135b 偏
光ビーム・スプリッタ(PBS) 48、50、52、140r、140g、140b 反
射型ライトバルブ 102 ランプ源 104 フィルタ 106 照明光学器械 108 色分離光学系 110 ライトバルブ光学配置 115 変形Xキューブ 125 投写スクリーン
フロントページの続き (72)発明者 デレク・ブライアン・ドーブ アメリカ合衆国10549、ニューヨーク州 マウント・キスコ、インディアン・ヒ ル・ロード 41 (56)参考文献 特開 平10−239506(JP,A) 特開 平9−236778(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 5/04 G02B 27/10 G03B 21/00

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レッド、グリーン及びブルー光を投写のた
    めに共通ビームに再結合可能な、光学ディスプレイで使
    用されるXプリズムであって、前記Xプリズムが、各々
    がベースと、前記ベースと対向する90゜から外れた内
    角と、前記ベースに隣接し、異なるダイクロイック材料
    によりコーティングされる2つの面とを含む、4つのプ
    リズムを含み、同様のダイクロイック・コーティングを
    有する前記面が、2つの交差する色特定反射面を形成す
    るように、前記4つのプリズムが配置される、Xプリズ
    ム。
  2. 【請求項2】主光線が45゜以外の角度で入射するよう
    に、前記反射面が位置合わせされる、請求項1記載のX
    プリズム。
  3. 【請求項3】前記反射面が45゜基準方位から±3゜傾
    けられる、請求項2記載のXプリズム。
  4. 【請求項4】前記反射面がレッド、ブルーまたはグリー
    ン光の1つを反射するように特定される、請求項1記載
    のXプリズム。
  5. 【請求項5】前記内角が84゜または96゜のいずれか
    である、請求項1記載のXプリズム。
  6. 【請求項6】前記プリズムが三角形状である、請求項1
    記載のプリズム。
  7. 【請求項7】光学ディスプレイのための投写システムで
    あって、 所定の光路に沿って光を発光可能なランプ源と、 前記光路に沿って前記ランプ源の近くに配置され、紫外
    線または赤外線放射を除去するフィルタと、 前記フィルタの近くに配置される照明光学器械と、 前記照明光学器械からの前記光をレッド、グリーン及び
    ブルーの有色光に分離する、前記照明光学器械の近くに
    配置される色分離光学系と、 前記色分離光学系の近くに配置されるライトバルブ光学
    配置と、 前記ライトバルブ光学配置の近くに配置され、前記レッ
    ド、グリーン及びブルー有色光を共通ビームに再結合可
    能なXプリズムであって、前記Xプリズムが、各々がベ
    ースと、前記ベースと対向する90゜から外れた内角
    と、前記ベースに隣接し、異なるダイクロイック材料に
    よりコーティングされる2つの面とを含む、4つのプリ
    ズムを含み、同様のダイクロイック・コーティングを有
    する前記面が、2つの交差する色特定反射面を形成する
    ように、前記4つのプリズムが配置され、 前記共通ビームを受光し、該光源を投写する投写レンズ
    と、 投写された前記共通ビームを受光する投写スクリーンと
    を含む、投写システム。
  8. 【請求項8】前記ライトバルブ光学配置が3つの偏光ビ
    ーム・スプリッタ及び3つのライトバルブを含む、請求
    項7記載の投写システム。
  9. 【請求項9】前記ライトバルブが反射型液晶ライトバル
    ブである、請求項8記載の投写システム。
  10. 【請求項10】前記主光線が45゜以外の角度で入射す
    るように、前記反射面が位置合わせされる、請求項7記
    載の投写システム。
  11. 【請求項11】前記反射面が45゜基準方位から±3゜
    傾けられる、請求項10記載の投写システム。
  12. 【請求項12】前記反射面がレッド、ブルーまたはグリ
    ーン光の1つを反射するように特定される、請求項7記
    載の投写システム。
  13. 【請求項13】前記内角が84゜または96゜のいずれ
    かである、請求項7記載の投写システム。
  14. 【請求項14】前記Xプリズムが不要な有色光線を前記
    共通ビームから偏向させる、請求項7記載の投写システ
    ム。
  15. 【請求項15】前記プリズムが三角形状である、請求項
    7記載の投写システム。
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