JP3457300B2 - 携帯型端末装置、情報提供システム、プログラムおよび情報記憶媒体 - Google Patents

携帯型端末装置、情報提供システム、プログラムおよび情報記憶媒体

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JP3457300B2
JP3457300B2 JP2002001351A JP2002001351A JP3457300B2 JP 3457300 B2 JP3457300 B2 JP 3457300B2 JP 2002001351 A JP2002001351 A JP 2002001351A JP 2002001351 A JP2002001351 A JP 2002001351A JP 3457300 B2 JP3457300 B2 JP 3457300B2
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秋 高橋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信とゲーム
実行が可能な携帯型端末装置、情報提供システム、プロ
グラムおよび情報記憶媒体に関する。
【0002】
【背景技術および発明が解決しようとする課題】従来、
ブルートゥース等の無線通信技術によって複数の携帯電
話等の携帯型端末装置同士で通信が行われていた。
【0003】このよう状況で、例えば、携帯型端末装置
同士でゲームを行う場合、相手の携帯型端末装置を特定
する必要があるが、相手の携帯型端末装置を特定するた
めにはお互いの携帯型端末装置の識別情報の入力や選択
を行う必要があり、特定に時間がかかっていた。
【0004】その一方、時間の短縮のため、上記無線通
信方式をそのまま使用した場合、無線通信可能な範囲内
にあるすべての携帯型端末装置と接続可能な状態となっ
てしまい、相手と単にすれ違っただけで相手の携帯型端
末装置と接続が確立されてしまう事態が発生しうる。
【0005】また、電子メール等を用いてゲーム情報を
やり取りしていたのでは、やり取りに時間がかかり過ぎ
る。
【0006】本発明は、上記の課題に鑑みなされたもの
であり、その目的は、無線通信可能な範囲内にある複数
の携帯型端末装置のうちの特定の携帯型端末装置と接続
を確立してゲームを行うことが可能な携帯型端末装置、
情報提供システム、プログラムおよび情報記憶媒体を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る携帯型端末装置は、無線通信可能な範
囲に位置する他の少なくとも1台の携帯型端末装置と無
線通信によって情報を送受信する送受信手段と、計時手
段と、当該送受信手段による前記他の携帯型端末装置と
の接続確認情報と、前記計時手段による計時情報とに基
づき、前記無線通信可能な範囲に所定時間位置している
携帯型端末装置があるかどうかを判定する判定手段と、
ゲームに関連したゲーム情報を生成する情報生成手段
と、を含み、前記送受信手段は、前記判定手段によって
前記所定時間位置している携帯型端末装置があると判定
された場合、接続確立用情報を当該携帯型端末装置へ向
け送信し、当該携帯型端末装置と接続を確立し、接続を
確立した携帯型端末装置へ向け前記ゲーム情報を送信す
ることを特徴とする。
【0008】また、本発明に係るプログラムは、無線通
信可能な送受信手段を有するコンピュータにより読み取
り可能なプログラムであって、コンピュータを、前記送
受信手段に、無線通信可能な範囲に位置する他の少なく
とも1台の携帯型端末装置と無線通信によって情報を送
受信させる通信制御手段と、計時手段と、当該送受信手
段による携帯型端末装置との接続確認情報と、前記計時
手段による計時情報とに基づき、前記無線通信可能な範
囲に所定時間位置している携帯型端末装置があるかどう
かを判定する判定手段と、ゲームに関連したゲーム情報
を生成する情報生成手段として機能させ、前記通信制御
手段は、前記送受信手段に、前記判定手段によって前記
所定時間位置している携帯型端末装置があると判定され
た場合、接続確立用情報を当該携帯型端末装置へ向け送
信させ、当該携帯型端末装置と接続を確立させ、接続を
確立した携帯型端末装置へ向け前記ゲーム情報を送信さ
せることを特徴とする。
【0009】また、本発明に係る情報記憶媒体は、コン
ピュータにより読み取り可能な情報記憶媒体であって、
上記手段としてコンピュータを機能させるためのプログ
ラムを記憶したことを特徴とする。
【0010】本発明によれば、無線通信可能な範囲内に
ある複数の携帯型端末装置のうちの上記範囲内に所定時
間位置している携帯型端末装置同士で接続を確立し、ゲ
ームを行うことができる。
【0011】これにより、単にすれ違っただけで相手の
携帯型端末装置と接続が確立されてしまう事態の発生を
防止し、プレイヤーが識別情報の入力や選択を行う必要
もないため、簡易かつ確実に特定の携帯型端末装置と接
続を確立することができる。
【0012】また、本発明に係る携帯型端末装置は、無
線通信可能な範囲に位置する他の少なくとも1台の携帯
型端末装置と無線通信によって情報を送受信する送受信
手段と、当該送受信手段による前記他の携帯型端末装置
との接続確認情報に基づき、前記無線通信可能な範囲に
位置している携帯型端末装置があるかどうかを判定する
判定手段と、当該判定手段によって前記無線通信可能な
範囲に位置している携帯型端末装置があると判定された
場合に、当該携帯型端末装置の識別情報に基づき、所定
の記憶領域に記憶された接続可能端末識別用データを更
新する更新手段と、ゲームに関連したゲーム情報を生成
する情報生成手段と、を含み、前記更新手段は、前記判
定手段によって前記無線通信可能な範囲に位置していた
携帯型端末装置が前記無線通信可能な範囲から外に出た
と判定された場合、前記接続可能端末識別用データに基
づき、当該携帯型端末装置をゲームの参加者として識別
するための前記記憶領域に記憶されたゲームデータを更
新し、前記送受信手段は、一旦前記無線通信可能な範囲
から外に出た携帯型端末装置が再度無線通信可能な範囲
に入った場合に、接続確立用情報を当該携帯型端末装置
へ向け送信し、当該携帯型端末装置と接続を確立し、接
続を確立した携帯型端末装置へ向け前記ゲーム情報を送
信することを特徴とする。
【0013】また、本発明に係るプログラムは、無線通
信可能な送受信手段を有する携帯型端末装置の有するコ
ンピュータにより読み取り可能なプログラムであって、
コンピュータを、前記送受信手段に、無線通信可能な範
囲に位置する他の少なくとも1台の携帯型端末装置と無
線通信によって情報を送受信させる通信制御手段と、当
該送受信手段による前記他の携帯型端末装置との接続確
認情報に基づき、前記無線通信可能な範囲に位置してい
る携帯型端末装置があるかどうかを判定する判定手段
と、当該判定手段によって前記無線通信可能な範囲に位
置している携帯型端末装置があると判定された場合に、
当該携帯型端末装置の識別情報に基づき、所定の記憶領
域に記憶された接続可能端末識別用データを更新する更
新手段と、ゲームに関連したゲーム情報を生成する情報
生成手段として機能させ、前記更新手段は、前記判定手
段によって前記無線通信可能な範囲に位置していた携帯
型端末装置が前記無線通信可能な範囲から外に出たと判
定された場合、前記接続可能端末識別用データに基づ
き、当該携帯型端末装置をゲームの参加者として識別す
るための前記記憶領域に記憶されたゲームデータを更新
し、前記通信制御手段は、送受信手段に、一旦前記無線
通信可能な範囲から外に出た携帯型端末装置が再度無線
通信可能な範囲に入った場合に、接続確立用情報を当該
携帯型端末装置へ向け送信させ、当該携帯型端末装置と
接続を確立し、接続を確立した携帯型端末装置へ向け前
記ゲーム情報を送信させることを特徴とする。
【0014】また、本発明に係る情報記憶媒体は、コン
ピュータにより読み取り可能な情報記憶媒体であって、
上記手段としてコンピュータを機能させるためのプログ
ラムを記憶したことを特徴とする。
【0015】本発明によれば、マスターとして機能する
携帯型端末装置が、接続可能端末識別データとゲームデ
ータを参照することにより、無線通信可能な範囲内にあ
る複数の携帯型端末装置のうち、一旦範囲外に出て再度
範囲内に入った携帯型端末装置を識別して当該携帯型端
末装置と接続を確立し、ゲームを実行することができ
る。
【0016】これにより、単にすれ違っただけで相手の
携帯型端末装置と接続が確立されてしまう事態の発生を
防止し、プレイヤーが識別情報の入力や選択を行う必要
もないため、簡易かつ確実に特定の携帯型端末装置と接
続を確立することができる。
【0017】また、前記携帯型端末装置において、前記
ゲームは、接続相手の携帯型端末装置のゲームにおける
役割に応じてポイントを加減算するゲームであって、所
定の記憶領域に記憶された、ゲームにおける役割を示す
役割データと、前記送受信手段によって取得される接続
相手の携帯型端末装置の役割データとに基づき、ポイン
トを加減算する手段を含んでもよい。
【0018】また、前記プログラムおよび前記情報記憶
媒体において、前記ゲームは、接続相手の携帯型端末装
置のゲームにおける役割に応じてポイントを加減算する
ゲームであって、所定の記憶領域に記憶された、ゲーム
における役割を示す役割データと、前記送受信手段によ
って取得される接続相手の携帯型端末装置の役割データ
とに基づき、ポイントを加減算する手段としてコンピュ
ータを機能させてもよい。
【0019】これによれば、プレイヤーは、ゲームにお
ける役割に応じてポイントが増減されるゲームを楽しむ
ことができる。
【0020】また、本発明に係る情報提供システムは、
無線通信可能な範囲に位置する複数の携帯型端末装置と
無線通信によって情報を送受信する送受信手段と、計時
手段と、当該送受信手段による携帯型端末装置との接続
確認情報と、前記計時手段による計時情報とに基づき、
前記無線通信可能な範囲に所定時間位置している複数の
携帯型端末装置があるかどうかを判定する判定手段と、
ゲームに関連したゲーム情報を生成する情報生成手段
と、を含み、前記送受信手段は、前記判定手段によって
前記所定時間位置している複数の携帯型端末装置がある
と判定された場合、接続確立用情報を当該携帯型端末装
置へ向け送信し、当該携帯型端末装置と接続を確立し、
接続を確立した携帯型端末装置へ向け前記ゲーム情報を
送信することを特徴とする。
【0021】また、本発明に係るプログラムは、無線通
信可能な送受信手段を有するコンピュータにより読み取
り可能なプログラムであって、コンピュータを、前記送
受信手段に、無線通信可能な範囲に位置する複数の携帯
型端末装置と無線通信によって情報を送受信させる通信
制御手段と、計時手段と、当該送受信手段による携帯型
端末装置との接続確認情報と、前記計時手段による計時
情報とに基づき、前記無線通信可能な範囲に所定時間位
置している複数の携帯型端末装置があるかどうかを判定
する判定手段と、ゲームに関連したゲーム情報を生成す
る情報生成手段として機能させ、前記通信制御手段は、
前記送受信手段に、前記判定手段によって前記所定時間
位置している複数の携帯型端末装置があると判定された
場合、接続確立用情報を当該携帯型端末装置へ向け送信
させ、当該携帯型端末装置と接続を確立させ、接続を確
立した携帯型端末装置へ向け前記ゲーム情報を送信させ
ることを特徴とする。
【0022】また、本発明に係る情報記憶媒体は、コン
ピュータにより読み取り可能な情報記憶媒体であって、
上記手段としてコンピュータを機能させるためのプログ
ラムを記憶したことを特徴とする。
【0023】本発明によれば、無線通信可能な範囲内に
ある複数の携帯型端末装置のうちの上記範囲内に所定時
間位置している携帯型端末装置同士で接続を確立させ、
ゲームを行わせることができる。
【0024】これにより、単にすれ違っただけで相手の
携帯型端末装置と接続が確立されてしまう事態の発生を
防止し、プレイヤーが識別情報の入力や選択を行う必要
もないため、簡易かつ確実に特定の携帯型端末装置と接
続を確立することができる。
【0025】また、本発明に係る情報提供システムは、
無線通信可能な範囲に位置する複数の携帯型端末装置と
無線通信によって情報を送受信する送受信手段と、当該
送受信手段による携帯型端末装置との接続確認情報に基
づき、前記無線通信可能な範囲に位置している携帯型端
末装置があるかどうかを判定する判定手段と、当該判定
手段によって前記無線通信可能な範囲に位置している携
帯型端末装置があると判定された場合に、当該携帯型端
末装置の識別情報に基づき、所定の記憶領域に記憶され
た接続可能端末識別用データを更新する更新手段と、ゲ
ームに関連したゲーム情報を生成する情報生成手段と、
を含み、前記更新手段は、前記判定手段によって前記無
線通信可能な範囲に位置していた携帯型端末装置が前記
無線通信可能な範囲から外に出たと判定された場合、前
記接続可能端末識別用データに基づき、当該携帯型端末
装置をゲームの参加者として識別するための前記記憶領
域に記憶されたゲームデータを更新し、前記送受信手段
は、一旦前記無線通信可能な範囲から外に出た携帯型端
末装置が再度無線通信可能な範囲に入った場合に、接続
確立用情報を当該携帯型端末装置へ向け送信し、当該携
帯型端末装置と接続を確立し、接続を確立した携帯型端
末装置へ向け前記ゲーム情報を送信することを特徴とす
る。
【0026】また、本発明に係るプログラムは、無線通
信可能な送受信手段を有するコンピュータにより読み取
り可能なプログラムであって、コンピュータを、前記送
受信手段に、無線通信可能な範囲に位置する複数の携帯
型端末装置と無線通信によって情報を送受信させる通信
制御手段と、当該送受信手段による携帯型端末装置との
接続確認情報に基づき、前記無線通信可能な範囲に位置
している携帯型端末装置があるかどうかを判定する判定
手段と、当該判定手段によって前記無線通信可能な範囲
に位置している携帯型端末装置があると判定された場合
に、当該携帯型端末装置の識別情報に基づき、所定の記
憶領域に記憶された接続可能端末識別用データを更新す
る更新手段と、ゲームに関連したゲーム情報を生成する
情報生成手段と、を含み、前記更新手段は、前記判定手
段によって前記無線通信可能な範囲に位置していた携帯
型端末装置が前記無線通信可能な範囲から外に出たと判
定された場合、前記接続可能端末識別用データに基づ
き、当該携帯型端末装置をゲームの参加者として識別す
るための前記記憶領域に記憶されたゲームデータを更新
し、前記通信制御手段は、前記送受信手段に、一旦前記
無線通信可能な範囲から外に出た携帯型端末装置が再度
無線通信可能な範囲に入った場合に、接続確立用情報を
当該携帯型端末装置へ向け送信させ、当該携帯型端末装
置と接続を確立し、接続を確立した携帯型端末装置へ向
け前記ゲーム情報を送信させることを特徴とする。
【0027】また、本発明に係る情報記憶媒体は、コン
ピュータにより読み取り可能な情報記憶媒体であって、
上記手段としてコンピュータを機能させるためのプログ
ラムを記憶したことを特徴とする。
【0028】本発明によれば、情報提供システムとして
機能するサーバー等が、接続可能端末識別データとゲー
ムデータを参照することにより、無線通信可能な範囲内
にある複数の携帯型端末装置のうち、一旦範囲外に出て
再度範囲内に入った携帯型端末装置を識別して当該携帯
型端末装置同士で接続を確立させ、ゲームを実行させる
ことができる。
【0029】これにより、単にすれ違っただけで相手の
携帯型端末装置と接続が確立されてしまう事態の発生を
防止し、プレイヤーが識別情報の入力や選択を行う必要
もないため、簡易かつ確実に特定の携帯型端末装置と接
続を確立することができる。
【0030】また、前記情報提供システムにおいて、前
記ゲームは、接続相手の携帯型端末装置のゲームにおけ
る役割に応じてポイントを加減算するゲームであって、
所定の記憶領域に記憶された、前記複数の携帯型端末装
置のそれぞれの役割を示す役割データに基づき、ポイン
トを加減算する手段を含んでもよい。
【0031】また、前記プログラムおよび前記情報記憶
媒体において、前記ゲームは、接続相手の携帯型端末装
置のゲームにおける役割に応じてポイントを加減算する
ゲームであって、所定の記憶領域に記憶された、前記複
数の携帯型端末装置のそれぞれの役割を示す役割データ
に基づき、ポイントを加減算する手段としてコンピュー
タを機能させてもよい。
【0032】これによれば、プレイヤーは、ゲームにお
ける役割に応じてポイントが増減されるゲームを楽しむ
ことができる。
【0033】また、前記情報提供システムにおいて、前
記ゲームは、所定の探索対象を探索するゲームであっ
て、かつ、役割として少なくとも前記探索対象としての
役割、前記探索対象以外の対象としての役割、前記探索
対象を探索する役割とを設定可能なゲームであって、前
記判定手段は、所定の記憶領域に記憶された、前記複数
の携帯型端末装置のそれぞれの役割を示す役割データに
基づき、前記探索対象としての役割を有する携帯型端末
装置と前記探索対象を探索する役割を有する携帯型端末
装置との間で接続が確立されたかどうかを判定してもよ
い。
【0034】また、前記プログラムおよび前記情報記憶
媒体において、前記ゲームは、所定の探索対象を探索す
るゲームであって、かつ、役割として少なくとも前記探
索対象としての役割、前記探索対象以外の対象としての
役割、前記探索対象を探索する役割とを設定可能なゲー
ムであって、前記判定手段は、所定の記憶領域に記憶さ
れた、前記複数の携帯型端末装置のそれぞれの役割を示
す役割データに基づき、前記探索対象としての役割を有
する携帯型端末装置と前記探索対象を探索する役割を有
する携帯型端末装置との間で接続が確立されたかどうか
を判定してもよい。
【0035】これによれば、プレイヤーは、探索対象を
探索するゲームを楽しむことができる。
【0036】また、前記情報提供システムは、前記ゲー
ムの料金が、前記接続が確立された携帯型端末装置の台
数に応じて分担されるように所定の課金用データを更新
する手段を含んでもよい。
【0037】また、前記プログラムおよび前記情報記憶
媒体において、前記ゲームの料金が、前記接続が確立さ
れた携帯型端末装置の台数に応じて分担されるように所
定の課金用データを更新する手段としてコンピュータを
機能させてもよい。
【0038】これによれば、人数が多くなるほど料金が
割安となるため、プレイヤーに多人数でのゲームを行わ
せる誘因を与えることができる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、携帯型端末装置
のみを用いるゲームシステムと、携帯型端末装置とアク
セスポイント装置を用いるゲームシステムに適用した場
合を例に採り、図面を参照しつつ説明する。なお、以下
に示す実施形態は、特許請求の範囲に記載された発明の
内容を何ら限定するものではない。また、以下の実施形
態に示す構成の全てが、特許請求の範囲に記載された発
明の解決手段として必須であるとは限らない。
【0040】(携帯型端末装置のみを用いるゲームシス
テムのシステム全体の説明)図1は、本実施形態の一例
に係るゲームシステム全体の概略図である。
【0041】本ゲームシステムは、無線通信可能な範囲
300内にある複数の携帯電話200−1〜200−6
のうち所定時間以上当該範囲300内に位置している携
帯電話200−1〜200−4間でゲームを行う。な
お、各携帯電話200はブルートゥース規格に準拠した
無線通信機能を有し、他の携帯電話200と直接情報を
やりとりできるように構成されている。また、携帯電話
200は、携帯型端末装置の一種である。
【0042】また、上記ゲームは、各携帯電話200に
役割が割り当てられる。具体的には、各携帯電話200
に、グループAかグループBのいずれかが割り当てら
れ、接続を確立した携帯電話200が同じグループに属
する場合、ポイントが加算され、同じグループでない場
合にはポイントが減算されるゲームである。
【0043】なお、各携帯電話200は、接続を確立し
た他の携帯電話200とは再接続できないように構成さ
れている。
【0044】このように、所定時間以上位置している携
帯電話200同士で接続を確立することにより、単にす
れ違うだけで接続を確立する事態の発生を防止するとと
もに、識別情報の入力や選択は不要であるため、簡易か
つ確実に接続を確立することができる。
【0045】(機能ブロックの説明)次に、上述した機
能を実現するための携帯電話200の機能ブロックにつ
いて説明する。
【0046】図2は、本実施形態の一例に係る携帯電話
200の機能ブロックを示す図である。
【0047】携帯電話200は、他の携帯電話200と
無線で情報をやり取りする送受信部290と、操作部2
30と、計時手段であるタイマー部240と、ゲームを
実行するためのゲーム情報等を生成する処理部210
と、記憶部220と、画像表示部260と、音声出力部
262とを含んで構成されている。
【0048】送受信部290は、他の携帯電話200と
電波を複数回送受信して他の携帯電話200と通信可能
かどうかを示す情報を出力する。
【0049】また、処理部210は、ゲーム情報の生成
等を行う情報生成部212と、判定部214と、記憶部
220内のデータの生成や更新を行うとともに、ゲーム
におけるプレイヤーの役割に応じてポイントを加減算す
る手段として機能する更新部216とを含んで構成され
ている。
【0050】また、記憶部220には、ユーザーデータ
222と、ゲームプログラム226とが記憶されてい
る。
【0051】ここで、ユーザーデータ222のデータ構
造について説明する。
【0052】図3は、本実施形態の一例に係るユーザー
データ222のデータ構造を示す模式図である。
【0053】ユーザーデータ222は、当該携帯電話2
00のプレイヤーに関する情報を示すデータのことであ
る。ユーザーデータ222の項目としては、例えば、
「ユーザー名」、ゲームにおけるプレイヤーの役割を示
す「役割」、ユーザーの所有するゲーム上のポイント
(得点)を示す「所有ポイント」、「ポイント増減
値」、「接続済みユーザー名」等が該当する。すなわ
ち、ユーザーデータ222は、ゲームにおけるプレイヤ
ーまたは携帯電話200の役割を示す役割データを含
む。
【0054】例えば、図3に示すユーザーデータ222
は、ユーザーである「ゆうた」は、「グループA」の役
割であって、現在「80ポイント」を所有しており、
「ポイント増減値」が10で、「たいち、りえ」とは接
続済みであることを示す。
【0055】このようなデータ構造とすることにより、
接続先の携帯電話200の「役割」が同じグループであ
れば、「ポイント増減値」に応じてポイントを加算し、
逆に、異なるグループであればポイントを減算し、「所
有ポイント」を更新することが可能となる。
【0056】また、「接続済みユーザー名」と「ユーザ
ー名」を用いることにより、接続済みのユーザーとは再
接続できないように制御することも可能となる。
【0057】また、携帯電話200には情報記憶媒体2
80が接続され、携帯電話200は、情報記憶媒体28
0からプログラムを読み取って判定部214等の機能を
実現することも可能に形成されている。
【0058】また、携帯電話200は、情報記憶媒体2
80からではなく、例えば、ネットワークを介して所定
のホスト端末等からプログラムを読み取って上述した種
々の機能を実現することも可能である。
【0059】なお、情報記憶媒体280としては、例え
ば、CD−ROM、DVD−ROM、ICカード、RO
M、RAM、メモリカード、HDD等のレーザーや磁気
等を用いた記憶媒体を適用できる。また、情報記憶媒体
280からの情報読み取り方式は、接触式でも非接触式
でもよい。
【0060】次に、上述した各部を用いてゲームを行う
場合の処理の流れについて説明する。
【0061】図4は、本実施形態の一例に係るゲーム処
理の流れを示すフローチャートである。
【0062】まず、タイマー部240は、タイマー値を
初期化する(ステップS2)。
【0063】そして、判定部214は、送受信部290
を用いて、他の携帯電話200と複数回電波を送受信し
て他の携帯電話200と通信可能かどうかを判定する
(ステップS4)。
【0064】この段階では、図1に示す携帯電話200
−1〜200−6が相互に無線通信可能であるものと想
定する。
【0065】そして、通信可能であると判定された場
合、タイマー部240は計時を継続し(ステップS
6)、判定部214は、計時が開始されてから10秒が
経過したかどうかを判定する(ステップS8)。
【0066】10秒が経過したと判定された場合、送受
信部290は、10秒間通信可能な範囲に留まっていた
と判定された1台の携帯電話200と接続を確立する
(ステップS10)。
【0067】なお、10秒が経過するまでは、携帯電話
200は、通信可能かどうかの判定(ステップS4)か
ら10秒が経過したかどうかの判定(ステップS8)を
繰り返し実行する。
【0068】送受信部290は、接続確立後、接続を確
立した通信相手の携帯電話200からユーザーデータ2
22の「役割」に関する情報を取得する。
【0069】そして、判定部214は、当該情報と、記
憶部220内のユーザーデータ222の「役割」とに基
づき、通信相手が同一グループかどうかを判定する(ス
テップS12)。
【0070】同一グループの場合、更新部216は、
「ポイント増減値」に基づき、記憶部220内のユーザ
ーデータ222の「所有ポイント」を加算する(ステッ
プS14)。図3に示す例では、更新部216は、「所
有ポイント」を10ポイント加算して90ポイントとす
る。
【0071】また、同一グループではない場合、更新部
216は、「ポイント増減値」に基づき、記憶部220
内のユーザーデータ222の「所有ポイント」を減算す
る(ステップS16)。図3に示す例では、更新部21
6は、「所有ポイント」を10ポイント減算して70ポ
イントとする。
【0072】なお、より具体的には、送受信部290
は、接続確立後、接続を確立した通信相手の携帯電話2
00からユーザーデータ222の「ユーザー名」に関す
る情報も取得する。
【0073】そして、判定部214は、当該情報と、記
憶部220内のユーザーデータ222の「接続済みユー
ザー名」とに基づき、通信相手が接続済みのユーザーで
あるかどうかを判定し、更新部216は、接続済みのユ
ーザーである場合にはポイントの更新を行わない。
【0074】このようにしてゲーム終了(ステップS1
8)となった場合、ゲームが終了する。
【0075】以上のように、本実施の形態によれば、プ
レイヤーは、所定時間(例えば10秒間)無線通信可能
な範囲に位置している携帯電話200同士で接続を確立
してゲームを実行することにより、例えば、いわゆる鬼
ごっこのようなゲームを楽しむことができる。
【0076】また、本実施の形態によれば、単にすれ違
っただけで接続を確立する事態を防止するとともに、識
別情報の入力や選択は不要であるため、簡易かつ確実に
特定の携帯電話200同士で接続を確立することができ
る。
【0077】(携帯型端末装置とアクセスポイント装置
を用いるゲームシステムのシステム全体の説明)次に、
複数の携帯電話と1台のアクセスポイント装置を用いる
ゲームシステムについて説明する。
【0078】図5は、本実施形態の他の一例に係るゲー
ムシステム全体の概略図である。
【0079】本ゲームシステムは、無線通信可能な情報
提供システムとして機能するアクセスポイント装置10
0と、無線通信可能な複数の携帯電話202−1〜20
2−6とを含んで構成されている。
【0080】また、本実施形態では、アクセスポイント
装置100が無線通信可能な範囲302内に4台の携帯
電話202−1〜202−4が存在している状況を想定
する。
【0081】このような状況で、アクセスポイント装置
100は、所定時間、範囲302内に位置している携帯
電話202と接続を確立し、接続を確立した携帯電話2
02同士でゲームを実行させる。
【0082】具体的には、1台の携帯電話202に犯人
役を割り当て、他の1台の携帯電話202に刑事役を割
り当て、その他の携帯電話202に一般人役を割り当て
る。そして、刑事役の携帯電話202が、犯人役の携帯
電話202と接続を確立したら刑事が犯人を捕らえたこ
ととし、ゲーム終了となる。
【0083】また、本実施の形態では、接続を確立した
携帯電話202の台数に応じて課金額を決定する。
【0084】次に、このような機能を実現するためのア
クセスポイント装置100の機能ブロックについて説明
する。
【0085】図6は、本実施形態の一例に係るアクセス
ポイント装置100の機能ブロックを示す図である。
【0086】アクセスポイント装置100は、携帯電話
202と情報をやり取りする送受信部190と、記憶部
120と、処理部110と、タイマー部130とを含ん
で構成されている。
【0087】送受信部190は、携帯電話202からの
要求情報を受信し、処理部110で生成されたゲーム情
報を携帯電話202へ向け送信する。
【0088】処理部110は、ゲーム情報を生成する情
報生成部112と、判定部114と、ゲームにおけるプ
レイヤーまたは携帯電話202の役割に応じてポイント
を加減算する手段として機能する更新部116とを含ん
で構成されている。
【0089】記憶部120は、携帯電話202のユーザ
ーに関するデータを管理するための管理用データ122
と、課金を行うための課金用データ124と、ゲームプ
ログラム群126とを記憶している。
【0090】ここで、管理用データ122のデータ構造
について説明する。
【0091】図7は、本実施形態の一例に係る管理用デ
ータ122のデータ構造を示す模式図である。
【0092】管理用データ122の項目としては、例え
ば、「ユーザー名」、ゲームにおける当該ユーザーの役
割を示す「役割」等が該当する。
【0093】上述したように、「役割」としては探索対
象としての役割である「犯人」、探索対象を探索する役
割である「刑事」、探索対象以外の対象の役割である
「一般人」の3種類がある。
【0094】ここで、アクセスポイント装置100およ
び携帯電話202の各部のハードウェア構成について説
明する。
【0095】処理部110、210としては例えばCP
U等、記憶部120、220としては例えばRAM等、
送受信部190としては例えばルーター等、送受信部2
90としては例えばパケット通信モジュール、ブルート
ゥースモジュール等、操作部230としては例えばキー
等を用いて実現できる。
【0096】また、タイマー部130、240としては
例えばシステムタイマー等、画像表示部260としては
例えば液晶パネル等、音声出力部262としては例えば
スピーカー等を用いて実現できる。
【0097】なお、携帯電話202の各部も上述した携
帯電話200の各部と同様のハードウェアを用いて実現
できる。
【0098】次に、これらの各部を用いたゲーム処理の
流れについて説明する。
【0099】図8は、本実施形態の他の一例に係るゲー
ム処理の流れを示すフローチャートである少なくとも1
台の携帯電話202からゲーム開始の要求情報を受信し
た送受信部190は、タイマー部130のタイマー値に
基づき、10秒間、範囲302内に位置している携帯電
話202の台数を把握する(ステップS22)。
【0100】情報生成部112は、把握された台数に応
じて課金額を決定し、当該課金額を示す情報を生成し、
送受信部190は、当該情報を、接続を確立した携帯電
話202へ向け送信する。
【0101】携帯電話202は、送受信部290によっ
て当該情報を受信し、情報生成部212は、当該情報に
基づき画像情報や音声情報を生成し、画像表示部260
は、当該画像生成用情報に基づき課金額とゲームを開始
してよいかどうかを示す画像を表示し、音声出力部26
2は当該音声情報に基づき課金額を示す音声を出力す
る。このようにしてプレイヤーに対して課金額が提示さ
れる(ステップS24)。
【0102】例えば、ゲームの総課金額が1000円の
場合、範囲302内に位置している携帯電話202の台
数が4台の場合、課金額は250円となり、5台であれ
ば200円となる。
【0103】プレイヤーは、ゲームを開始してよいかど
うかを示す画像が表示された状態で、操作部230を介
して応答を行う。これにより、情報生成部212は、ゲ
ームを開始してよいかどうかを示す情報を生成し、送受
信部290は、当該情報をアクセスポイント装置100
へ向け送信する。
【0104】判定部114は、当該情報に基づき、各プ
レイヤーの応答内容を把握し(ステップS26)、課金
額提示時(ステップS24)の台数と変化があるかどう
かを判定する(ステップS28)。
【0105】例えば、判定部114は、図5に示す4台
の携帯電話202−1〜202―4のすべてがゲームを
開始してよいという応答内容であれば、課金額提示時
(ステップS24)と台数の変化はないため、各プレイ
ヤーまたは各携帯電話202にゲームにおける役割を割
り当て、更新部116は、割り当てられた役割に基づ
き、管理用データ122の「役割」を更新する(ステッ
プS30)。
【0106】また、例えば、判定部114は、図5に示
す4台の携帯電話202−1〜202―4のうちの少な
くとも1台がゲームを開始しないという応答内容であれ
ば、課金額提示時(ステップS24)の台数と変化が生
じているため、ゲームを開始する意志を示した携帯電話
202の台数に基づき課金額を再演算し、アクセスポイ
ント装置100および携帯電話202は、ステップS2
4〜ステップS28の処理を繰り返し実行する。
【0107】なお、判定部114は、所定時間応答がな
い場合にもゲームを開始しないという応答とみなす処理
を行ってもよい。
【0108】役割決定(ステップS30)後、携帯電話
202は、ゲームを実行する(ステップS32)。
【0109】具体的には、刑事役が割り当てられた携帯
電話202の操作情報に基づき、アクセスポイント装置
100は、当該携帯電話202と他の1台の携帯電話2
02との間で接続を確立し、当該他の1台の携帯電話2
02が犯人役であった場合にはゲーム終了となり、一般
人役であった場合には再度刑事役が割り当てられた携帯
電話202と他の1台の携帯電話202とで接続を確立
する処理を繰り返す。
【0110】また、判定部114は、送受信部190を
用いてゲーム実行中に通信可能な携帯電話202の台数
に変動があるかどうかを判定する(ステップS34)。
【0111】変動があった場合、再び役割決定(ステッ
プS30)〜通信可能な携帯電話202の台数に変動が
あるかどうかの判定(ステップS34)までの処理を繰
り返し実行する。
【0112】具体的には、例えば、犯人役や刑事役の携
帯電話202が範囲302外に出てしまった場合、範囲
302内にいる一般人役の携帯電話202のうちの1台
の役割を犯人役や刑事役に割り当てる。
【0113】そして、判定部114は、刑事役の携帯電
話202が犯人役の携帯電話202と接続を確立したと
判定した場合(ステップS36)、ゲームを終了する。
【0114】以上のように、本実施の形態によれば、プ
レイヤーは、例えば、いわゆる鬼ごっこ、探偵ゲーム等
を楽しむことができる。
【0115】また、例えば、電車内や待ち合わせ場所に
アクセスポイント装置100を設置すれば、プレイヤー
は、電車内や待ち合わせ場所で携帯電話200を用いた
ゲームを楽しむことができる。
【0116】また、本実施の形態によれば、単にすれ違
っただけで接続を確立する事態を防止するとともに、識
別情報の入力や選択は不要であるため、アクセスポイン
ト装置100は、簡易かつ確実に特定の携帯電話202
同士で接続を確立させることができる。
【0117】さらに、本実施の形態によれば、人数が多
くなるほど料金が割安となるため、プレイヤーに多人数
でのゲームを行わせる誘因を与えることができる。
【0118】(変形例)以上、本発明を適用した好適な
実施の形態について説明してきたが、本発明の適用は上
述した実施例に限定されず、種々の変形が可能である。
【0119】例えば、上述した実施例では、ゲームを実
行する人数に応じて課金額を調整したが、ゲームを実行
する人数に応じて付与するポイント等の数値情報を調整
してもよい。すなわち、1人でゲームを実行する場合に
は600ポイントを付与し、3人でゲームを実行する場
合には200ポイントを付与するようにしてもよい。こ
れは、課金用データ124に代えてポイントデータを設
け、更新部116によって当該ポイントデータを更新す
ることにより実現できる。
【0120】また、課金額やポイント等を調整する基準
としては、人数以外にも、プレイヤーの属性(性別、年
齢、年代、ユーザーの住所等)、ゲーム状況(ゲームで
の得点、アイテム数、ゲーム実行回数、ゲーム実行時間
等)、プレイヤーの操作(広告を見た、操作時間、操作
回数)等を基準として用いてもよい。
【0121】また、上述した「役割」はゲームの内容に
よって変わるものであり、上述した3種類には限定され
ない。例えば、宝探しゲームの場合、役割として、宝
物、宝物を探すハンター、宝物以外の物が該当し、狩猟
ゲームの場合、役割として、獲物、獲物を探すハンタ
ー、獲物以外の物が該当する。
【0122】また、例えば、アクセスポイント装置10
0を美術館に設け、数秒間同じ絵の前に位置している携
帯電話202があった場合、アクセスポイント装置10
0が音声情報を携帯電話202に配信して携帯電話20
2で絵の音声ガイドを行ってもよい。
【0123】これによれば、絵の前を通過するだけでは
音声ガイドを行わずに、数秒間同じ絵の前に位置してい
る人だけに対して音声ガイドを行うことができる。
【0124】また、上述した実施例では、2台の携帯電
話200、202同士で接続を確立したが、同時に3台
以上の携帯電話200、202で接続を確立してもよ
い。
【0125】また、接続を確立する手法としては、上述
した無線通信可能な範囲に所定時間位置していることを
判定して接続を確立する手法に限定されない。例えば、
無線通信可能な範囲から一旦外に出て再度無線通信可能
な範囲に入った携帯電話と接続を確立する手法を採用し
てもよい。
【0126】この手法の具体的な実現方法としては、例
えば、マスターとして機能する携帯電話の記憶部220
に、無線通信可能な範囲に位置している携帯電話を識別
するための接続可能端末識別データと、ゲームに参加す
る携帯電話を識別するためのゲームデータとを記憶して
おく。そして、判定部214が、無線通信可能な範囲に
位置している携帯電話のうち範囲外に出た携帯電話を特
定し、更新部216が、当該携帯電話がゲームの参加者
であることを示すようにゲームデータを更新する。そし
て、マスターとして機能する携帯電話は、判定部214
が、当該携帯電話が再び無線通信可能な範囲に入ったと
判定した場合に、送受信部290を用いて当該携帯電話
と接続を確立し、ゲーム情報を送信する。
【0127】このような手法により、プレイヤーは、例
えば、マスターとして機能する携帯電話が鬼や探偵の役
割を果たし、接続可能な範囲から出た携帯電話が鬼や探
偵から逃げる役割を果たす鬼ごっこ等のゲームを行うこ
とができる。なお、マスターとして機能する携帯電話の
処理を情報提供システムとして機能するサーバーが実行
する場合も同様である。
【0128】さらに、接続を確立する具体的な手法とし
ては、上述した所定時間以上近接していることに加え、
例えば、送受信部290のブルートゥース機能がONに
なっている状態で接続を確立する手法、送受信部290
のブルートゥース機能がONになっている状態で携帯電
話200、202がゲームモードになっている状態で接
続を確立する手法、送受信部290のブルートゥース機
能がONになっている状態で、携帯電話200、202
がゲームモードになっている状態で、かつ、所定のゲー
ムアプリケーションを起動している状態で接続を確立す
る手法等を採用してもよい。
【0129】また、接続の確立時に携帯電話200、2
02で「あと5秒で接続します」といったメッセージを
画像および音声の少なくとも一方を用いてプレイヤーに
提示してもよい。
【0130】また、上述したゲームは、鬼ごっこや探偵
ゲームであったが、上述したゲーム外にも、相性占いゲ
ームや対戦ゲーム等の種々のゲームに本発明を適用でき
る。
【0131】また、アクセスポイント装置100や携帯
電話200、202の機能を複数の装置に分散して実現
することも可能である。
【0132】さらに、上述した実施例では、携帯型端末
装置として携帯電話200、202を用いた例について
説明したが、携帯電話200、202以外にも、携帯型
PC(Personal Computer)、PDA(Personal Digita
l Assistants)、携帯型ゲーム装置等の種々の携帯型端
末装置を用いることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の一例に係るゲームシステム全体の
概略図である。
【図2】本実施形態の一例に係る携帯電話の機能ブロッ
クを示す図である。
【図3】本実施形態の一例に係るユーザーデータのデー
タ構造を示す模式図である。
【図4】本実施形態の一例に係るゲーム処理の流れを示
すフローチャートである。
【図5】本実施形態の他の一例に係るゲームシステム全
体の概略図である。
【図6】本実施形態の一例に係るアクセスポイント装置
の機能ブロックを示す図である。
【図7】本実施形態の一例に係る管理用データのデータ
構造を示す模式図である。
【図8】本実施形態の他の一例に係るゲーム処理の流れ
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 アクセスポイント装置(情報提供システム) 110、210 処理部 112、212 情報生成部 114、214 判定部 116、216 更新部 120、220 記憶部 122 管理用データ 126、222 ゲームデータ 130、240 タイマー部 180、280 情報記憶媒体 190、290 送受信部 200 携帯電話 222 ユーザーデータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 秋 東京都大田区多摩川2丁目8番5号 株 式会社ナムコ内 (72)発明者 谷波 晃一朗 東京都大田区多摩川2丁目8番5号 株 式会社ナムコ内 (56)参考文献 特開 平10−323453(JP,A) 特開2001−99927(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 13/00 - 13/12 A63F 9/24 G06F 17/60 H04Q 7/38

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信機能と、ゲーム実行機能とを有
    し、かつ、無線通信可能な範囲に位置する少なくとも1
    台の他の携帯型端末装置と無線通信することによって
    該他の携帯型端末装置と通信可能かどうかを示す接続確
    認情報を生成する送受信手段と、 計時手段と、前記 接続確認情報と、前記計時手段による計時情報とに
    基づき、前記無線通信可能な範囲に所定時間位置してい
    る携帯型端末装置があるかどうかを判定する判定手段
    と、 ゲームに関連したゲーム情報を生成する情報生成手段
    と、 を含み、 前記送受信手段は、前記判定手段によって前記所定時間
    位置している携帯型端末装置があると判定された場合、
    接続確立用情報を当該携帯型端末装置へ向け送信し、当
    該携帯型端末装置と接続を確立し、接続を確立した携帯
    型端末装置へ向け前記ゲーム情報を送信することを特徴
    とする携帯型端末装置。
  2. 【請求項2】 無線通信機能と、ゲーム実行機能とを有
    し、かつ、無線通信可能な範囲に位置する少なくとも1
    台の他の携帯型端末装置と無線通信することによって
    該他の携帯型端末装置の識別情報を受信する送受信手段
    と、無線通信可能な範囲に位置している携帯型端末装置を識
    別するための接続可能端末識別用データと、ゲームの参
    加者の使用する携帯型端末装置を識別するためのゲーム
    データとを記憶する記憶手段と、 前記識別情報と、前記接続可能端末識別用データと、前
    記ゲームデータと に基づき、前記無線通信可能な範囲
    の前記他の携帯型端末装置の出入を判定する判定手段
    と、前記 接続可能端末識別用データと、前記ゲームデータと
    を更新する更新手段と、 ゲームに関連したゲーム情報を生成する情報生成手段
    と、 を含み、 前記更新手段は、前記判定手段によって前記無線通信可能な範囲に新たな
    携帯型端末装置が入ったと判定された場合に、前記識別
    情報に基づき、前記接続可能端末識別用データを更新す
    るとともに、 前記判定手段によって前記無線通信可能な範囲に位置し
    ていた携帯型端末装置が前記無線通信可能な範囲から外
    に出たと判定された場合、前記接続可能端末識別用デー
    タに基づき、当該携帯型端末装置をゲームの参加者の使
    用する携帯型端末装置として登録するために、前記ゲー
    ムデータを更新し、 前記送受信手段は、一旦前記無線通信可能な範囲から外
    に出た携帯型端末装置が再度無線通信可能な範囲に入っ
    た場合に、接続確立用情報を当該携帯型端末装置へ向け
    送信し、当該携帯型端末装置と接続を確立し、接続を確
    立した携帯型端末装置へ向け前記ゲーム情報を送信する
    ことを特徴とする携帯型端末装置。
  3. 【請求項3】 請求項1、2のいずれかにおいて、 前記ゲームは、接続相手の携帯型端末装置のゲームにお
    ける役割に応じてポイントを加減算するゲームであっ
    て、前記他の携帯型端末装置は、当該携帯型端末装置のユー
    ザーのゲームにおける役割を示す役割を示す役割データ
    を記憶する他装置記憶手段を含み、 ユーザーのゲームにおける役割を示す役割データを記憶
    する自装置記憶手段と、 イントを加減算する手段と、 を含み、 前記送受信手段は、接続確立後、接続を確立した携帯型
    端末装置から役割データを受信し、 前記ポイントを加減算する手段は、前記自装置記憶手段
    に記憶された役割データと、前記送受信手段によって取
    得された前記他装置記憶手段に記憶されていた役割デー
    タとに基づき、ポイントを加減算する ことを特徴とする
    携帯型端末装置。
  4. 【請求項4】 無線通信機能と、ゲーム実行機能とを有
    し、かつ、無線通信可能な範囲に位置する複数の携帯型
    端末装置と無線通信することによって当該他の携帯型端
    末装置と通信可能かどうかを示す接続確認情報を生成す
    送受信手段と、 計時手段と、前記 接続確認情報と、前記計時手段による計時情報とに
    基づき、前記無線通信可能な範囲に所定時間位置してい
    る複数の携帯型端末装置があるかどうかを判定する判定
    手段と、 ゲームに関連したゲーム情報を生成する情報生成手段
    と、 を含み、 前記送受信手段は、前記判定手段によって前記所定時間
    位置している複数の携帯型端末装置があると判定された
    場合、接続確立用情報を当該携帯型端末装置へ向け送信
    し、当該携帯型端末装置と接続を確立し、接続を確立し
    た携帯型端末装置へ向け前記ゲーム情報を送信すること
    を特徴とする情報提供システム。
  5. 【請求項5】 無線通信機能と、ゲーム実行機能とを有
    し、かつ、無線通信可能な範囲に位置する複数の携帯型
    端末装置と無線通信することによって携帯型端末装置の
    識別情報を受信する送受信手段と、無線通信可能な範囲に位置している携帯型端末装置を識
    別するための接続可能端末識別用データと、ゲームの参
    加者の使用する携帯型端末装置を識別するためのゲーム
    データとを記憶する記憶手段と、 前記識別情報と、前記接続可能端末識別用データと、前
    記ゲームデータと に基づき、前記無線通信可能な範囲
    携帯型端末装置の出入を判定する判定手段と、前記 接続可能端末識別用データと、前記ゲームデータと
    を更新する更新手段と、 ゲームに関連したゲーム情報を生成する情報生成手段
    と、 を含み、 前記更新手段は、前記判定手段によって前記無線通信可能な範囲に新たな
    携帯型端末装置が入ったと判定された場合に、前記識別
    情報に基づき、前記接続可能端末識別用データを更新す
    るとともに、 前記判定手段によって前記無線通信可能な範囲に位置し
    ていた携帯型端末装置が前記無線通信可能な範囲から外
    に出たと判定された場合、前記接続可能端末識別用デー
    タに基づき、当該携帯型端末装置をゲームの参加者の使
    用する携帯型端末装置として登録するために、前記ゲー
    ムデータを更新し、 前記送受信手段は、一旦前記無線通信可能な範囲から外
    に出た携帯型端末装置が再度無線通信可能な範囲に入っ
    た場合に、接続確立用情報を当該携帯型端末装置へ向け
    送信し、当該携帯型端末装置と接続を確立し、接続を確
    立した携帯型端末装置へ向け前記ゲーム情報を送信する
    ことを特徴とする情報提供システム。
  6. 【請求項6】 請求項4、5のいずれかにおいて、 前記ゲームは、接続相手の携帯型端末装置のゲームにお
    ける役割に応じてポイントを加減算するゲームであっ
    て、ユーザーのゲームにおける役割を示す役割データを記憶
    する役割データ記憶手段と、 イントを加減算する手段と、 を含み、 前記判定手段は、前記送受信手段からの接続を確立した
    携帯型端末装置を示す情報に基づき、前記送受信手段と
    接続が確立された複数の携帯型端末装置を把握し、 前記ポイントを加減算する手段は、当該判定手段からの
    接続が確立された複数の携帯型端末装置を示す情報と、
    前記役割データとに基づき、当該複数の携帯型端末装置
    のユーザーの役割に応じてポイントを加減算する ことを
    特徴とする情報提供システム。
  7. 【請求項7】 請求項4、5のいずれかにおいて、 前記ゲームは、所定の探索対象を探索するゲームであっ
    て、かつ、役割として少なくとも前記探索対象としての
    役割、前記探索対象以外の対象としての役割、前記探索
    対象を探索する役割とを設定可能なゲームであって、前記複数の携帯型端末装置のそれぞれの役割を示す役割
    データを記憶する役割データ記憶手段を含み、 前記判定手段は、前記送受信手段からの接続を確立した
    携帯型端末装置を示す情報と、前記役割データに基づ
    き、前記送受信手段と、前記探索対象としての役割を有
    する携帯型端末装置との間で接続が確立され、かつ、前
    記送受信手段と、前記探索対象を探索する役割を有する
    携帯型端末装置との間で接続が確立されたかどうかを判
    し、 前記情報生成手段は、当該判定が真である場合に、ゲー
    ム終了を示すゲーム情報を生成し、 前記送受信手段は、接続を確立した携帯型端末装置へ向
    け当該ゲーム情報を送信する ことを特徴とする情報提供
    システム。
  8. 【請求項8】 無線通信可能な送受信手段を有する携帯
    型端末装置の有するコンピュータにより読み取り可能な
    プログラムであって、 コンピュータを、 前記送受信手段に、無線通信機能と、ゲーム実行機能と
    を有し、かつ、無線通信可能な範囲に位置する少なくと
    も1台の他の携帯型端末装置と無線通信させることによ
    って当該他の携帯型端末装置と通信可能かどうかを示す
    接続確認情報を生成する通信制御手段と、 計時手段と、前記 接続確認情報と、前記計時手段による計時情報とに
    基づき、前記無線通信可能な範囲に所定時間位置してい
    る携帯型端末装置があるかどうかを判定する判定手段
    と、 ゲームに関連したゲーム情報を生成する情報生成手段と
    して機能させ、 前記通信制御手段は、前記送受信手段に、前記判定手段
    によって前記所定時間位置している携帯型端末装置があ
    ると判定された場合、接続確立用情報を当該携帯型端末
    装置へ向け送信させ、当該携帯型端末装置と接続を確立
    させ、接続を確立した携帯型端末装置へ向け前記ゲーム
    情報を送信させることを特徴とするプログラム。
  9. 【請求項9】 無線通信可能な送受信手段を有する携帯
    型端末装置の有するコンピュータにより読み取り可能な
    プログラムであって、 コンピュータを、 前記送受信手段に、無線通信機能と、ゲーム実行機能と
    を有し、無線通信可能な範囲に位置する少なくとも1台
    他の携帯型端末装置と無線通信させることによって
    該他の携帯型端末装置の識別情報を受信させる通信制御
    手段と、無線通信可能な範囲に位置している携帯型端末装置を識
    別するための接続可能端末識別用データと、ゲームの参
    加者の使用する携帯型端末装置を識別するためのゲーム
    データとを記憶する記憶手段と、 前記識別情報と、前記接続可能端末識別用データと、前
    記ゲームデータと に基づき、前記無線通信可能な範囲
    の前記他の携帯型端末装置の出入を判定する判定手段
    と、前記 接続可能端末識別用データと、前記ゲームデータと
    を更新する更新手段と、 ゲームに関連したゲーム情報を生成する情報生成手段と
    して機能させ、 前記更新手段は、前記判定手段によって前記無線通信可能な範囲に新たな
    携帯型端末装置が入ったと判定された場合に、前記識別
    情報に基づき、前記接続可能端末識別用データを更新す
    るとともに、 前記判定手段によって前記無線通信可能な範囲に位置し
    ていた携帯型端末装置が前記無線通信可能な範囲から外
    に出たと判定された場合、前記接続可能端末識別用デー
    タに基づき、当該携帯型端末装置をゲームの参加者の使
    用する携帯型端末装置として登録するために、前記ゲー
    ムデータを更新し、 前記通信制御手段は、前記送受信手段に、一旦前記無線
    通信可能な範囲から外に出た携帯型端末装置が再度無線
    通信可能な範囲に入った場合に、接続確立用情報を当該
    携帯型端末装置へ向け送信させ、当該携帯型端末装置と
    接続を確立し、接続を確立した携帯型端末装置へ向け前
    記ゲーム情報を送信させることを特徴とするプログラ
    ム。
  10. 【請求項10】 請求項8、9のいずれかにおいて、 前記ゲームは、接続相手の携帯型端末装置のゲームにお
    ける役割に応じてポイントを加減算するゲームであっ
    て、前記他の携帯型端末装置は、当該携帯型端末装置のユー
    ザーのゲームにおける役割を示す役割を示す役割データ
    を記憶する他装置記憶手段を含み、 コンピュータを、 ユーザーのゲームにおける役割を示す役割データを記憶
    する自装置記憶手段と、 イントを加減算する手段として機能させ、 前記通信制御手段は、前記送受信手段に、接続確立後、
    接続を確立した携帯型端末装置から役割データを受信さ
    せ、 前記ポイントを加減算する手段は、前記自装置記憶手段
    に記憶された役割データと、前記送受信手段によって取
    得された前記他装置記憶手段に記憶されていた役割デー
    タとに基づき、ポイントを加減算する ことを特徴とする
    プログラム。
  11. 【請求項11】 無線通信可能な送受信手段を有するコ
    ンピュータにより読み取り可能なプログラムであって、 コンピュータを、 前記送受信手段に、無線通信機能と、ゲーム実行機能と
    を有し、かつ、無線通信可能な範囲に位置する複数の携
    帯型端末装置と無線通信させることによって当該他の携
    帯型端末装置と通信可能かどうかを示す接続確認情報を
    生成する通信制御手段と、 計時手段と、前記 接続確認情報と、前記計時手段による計時情報とに
    基づき、前記無線通信可能な範囲に所定時間位置してい
    る複数の携帯型端末装置があるかどうかを判定する判定
    手段と、 ゲームに関連したゲーム情報を生成する情報生成手段と
    して機能させ、 前記通信制御手段は、前記送受信手段に、前記判定手段
    によって前記所定時間位置している複数の携帯型端末装
    置があると判定された場合、接続確立用情報を当該携帯
    型端末装置へ向け送信させ、当該携帯型端末装置と接続
    を確立させ、接続を確立した携帯型端末装置へ向け前記
    ゲーム情報を送信させることを特徴とするプログラム。
  12. 【請求項12】 無線通信可能な送受信手段を有するコ
    ンピュータにより読み取り可能なプログラムであって、 コンピュータを、 前記送受信手段に、無線通信機能と、ゲーム実行機能と
    を有し、かつ、無線通信可能な範囲に位置する複数の携
    帯型端末装置と無線通信させることによって携帯型端末
    装置の識別情報を受信させる通信制御手段と、無線通信可能な範囲に位置している携帯型端末装置を識
    別するための接続可能端末識別用データと、ゲームの参
    加者の使用する携帯型端末装置を識別するためのゲーム
    データとを記憶する記憶手段と、 前記識別情報と、前記接続可能端末識別用データと、前
    記ゲームデータと に基づき、前記無線通信可能な範囲
    の前記他の携帯型端末装置の出入を判定する判定手段
    と、前記 接続可能端末識別用データと、前記ゲームデータと
    を更新する更新手段と、 ゲームに関連したゲーム情報を生成する情報生成手段と
    して機能させ、 前記更新手段は、前記判定手段によって前記無線通信可能な範囲に新たな
    携帯型端末装置が入ったと判定された場合に、前記識別
    情報に基づき、前記接続可能端末識別用データを更新す
    るとともに、 前記判定手段によって前記無線通信可能な範囲に位置し
    ていた携帯型端末装置が前記無線通信可能な範囲から外
    に出たと判定された場合、前記接続可能端末識別用デー
    タに基づき、当該携帯型端末装置をゲームの参加者の使
    用する携帯型端末装置として登録するために、前記ゲー
    ムデータを更新し、 前記通信制御手段は、前記送受信手段に、一旦前記無線
    通信可能な範囲から外に出た携帯型端末装置が再度無線
    通信可能な範囲に入った場合に、接続確立用情報を当該
    携帯型端末装置へ向け送信させ、当該携帯型端末装置と
    接続を確立し、接続を確立した携帯型端末装置へ向け前
    記ゲーム情報を送信させることを特徴とするプログラ
    ム。
  13. 【請求項13】 請求項11、12のいずれかにおい
    て、 前記ゲームは、接続相手の携帯型端末装置のゲームにお
    ける役割に応じてポイントを加減算するゲームであっ
    て、コンピュータを、 ユーザーのゲームにおける役割を示す役割を示す役割デ
    ータを記憶する役割デ ータ記憶手段と、 イントを加減算する手段として機能させ 前記判定手段は、前記送受信手段からの接続を確立した
    携帯型端末装置を示す情報に基づき、前記送受信手段と
    接続が確立された複数の携帯型端末装置を把握し、 前記ポイントを加減算する手段は、当該判定手段からの
    接続が確立された複数の携帯型端末装置を示す情報と、
    前記役割データとに基づき、当該複数の携帯型端末装置
    のユーザーの役割に応じてポイントを加減算する ことを
    特徴とするプログラム。
  14. 【請求項14】 請求項11、12のいずれかにおい
    て、 前記ゲームは、所定の探索対象を探索するゲームであっ
    て、かつ、役割として少なくとも前記探索対象としての
    役割、前記探索対象以外の対象としての役割、前記探索
    対象を探索する役割とを設定可能なゲームであって、前記複数の携帯型端末装置のそれぞれの役割を示す役割
    データを記憶する役割データ記憶手段としてコンピュー
    タを機能させ、 前記判定手段は、前記送受信手段からの接続を確立した
    携帯型端末装置を示す情報と、前記役割データに基づ
    き、前記送受信手段と、前記探索対象としての役割を有
    する携帯型端末装置との間で接続が確立され、かつ、前
    記送受信手段と、前記探索対象を探索する役割を有する
    携帯型端末装置との間で接続が確立されたかどうかを判
    し、 前記情報生成手段は、当該判定が真である場合に、ゲー
    ム終了を示すゲーム情報を生成し、 前記通信制御手段は、送受信手段に、接続を確立した携
    帯型端末装置へ向け当該ゲーム情報を送信させる ことを
    特徴とするプログラム。
  15. 【請求項15】 コンピュータにより読み取り可能な情
    報記憶媒体であって、 請求項8〜14のいずれかのプログラムを記憶したこと
    を特徴とする情報記憶媒体。
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