JP3456709B2 - 多軸押出機 - Google Patents
多軸押出機Info
- Publication number
- JP3456709B2 JP3456709B2 JP11269591A JP11269591A JP3456709B2 JP 3456709 B2 JP3456709 B2 JP 3456709B2 JP 11269591 A JP11269591 A JP 11269591A JP 11269591 A JP11269591 A JP 11269591A JP 3456709 B2 JP3456709 B2 JP 3456709B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adapter
- screw
- screw head
- resin
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/36—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die
- B29C48/362—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die using static mixing devices
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/36—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die
- B29C48/395—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die using screws surrounded by a cooperating barrel, e.g. single screw extruders
- B29C48/40—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die using screws surrounded by a cooperating barrel, e.g. single screw extruders using two or more parallel screws or at least two parallel non-intermeshing screws, e.g. twin screw extruders
- B29C48/405—Intermeshing co-rotating screws
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Molding Of Porous Articles (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂等を押出成形する
ための多軸押出機に関する。
ための多軸押出機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、たとえば２軸押出機は、図９に示
すように、バレル２１内に互いに噛み合った状態で２本
のスクリュー２２が回転自在に配置され、バレル２１の
先端部に漏斗状のガイド孔２３ａが形成された合流アダ
プター２３が取り付けられている。そして、この合流ア
ダプター２３には押出成形材料たとえば樹脂を押出機か
ら金型に送り出す導管２４が接続され、合流アダプター
２３と導管２４の間には、スクリュー２２により推進さ
れる溶融樹脂の背圧を高め、脈動を遮断するために、多
数の透孔２５ａが形成されたブレーカー２５またはリン
グが設けられている。
すように、バレル２１内に互いに噛み合った状態で２本
のスクリュー２２が回転自在に配置され、バレル２１の
先端部に漏斗状のガイド孔２３ａが形成された合流アダ
プター２３が取り付けられている。そして、この合流ア
ダプター２３には押出成形材料たとえば樹脂を押出機か
ら金型に送り出す導管２４が接続され、合流アダプター
２３と導管２４の間には、スクリュー２２により推進さ
れる溶融樹脂の背圧を高め、脈動を遮断するために、多
数の透孔２５ａが形成されたブレーカー２５またはリン
グが設けられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成にお
いて、スクリュー２２の推進力により送られてきた樹脂
は、スクリューヘッド２２ａまで来ると、ガイド孔２３
ａのスクリューヘッド２２ａ間前方のデッドスペース２
３ｂで滞留し、ここに滞留した樹脂は押出機の押出性能
を悪化させていた。特に熱硬化性樹脂は滞留により温度
が変化して硬化し運転が困難になることがあった。ま
た、ポリ塩化ビニールの場合の焼けや発泡剤入りの樹脂
の場合の過発泡の原因となり、長時間の運転が不可能で
あった。また、樹脂交換作業や色替え作業時にスクリュ
ーヘッド２２ａの周辺に溶融樹脂が付着してこのクリー
ニング作業に多大な労力を必要とした。
いて、スクリュー２２の推進力により送られてきた樹脂
は、スクリューヘッド２２ａまで来ると、ガイド孔２３
ａのスクリューヘッド２２ａ間前方のデッドスペース２
３ｂで滞留し、ここに滞留した樹脂は押出機の押出性能
を悪化させていた。特に熱硬化性樹脂は滞留により温度
が変化して硬化し運転が困難になることがあった。ま
た、ポリ塩化ビニールの場合の焼けや発泡剤入りの樹脂
の場合の過発泡の原因となり、長時間の運転が不可能で
あった。また、樹脂交換作業や色替え作業時にスクリュ
ーヘッド２２ａの周辺に溶融樹脂が付着してこのクリー
ニング作業に多大な労力を必要とした。
【０００４】本発明は、上記問題点を解決してスクリュ
ーヘッド部における押出成形材料の滞留を防止して、熱
硬化性樹脂や発泡剤入りの樹脂であっても長時間良好な
運転が可能で熱分解を起こすこともなく、また原料交換
作業を容易に行える多軸押出機を提供することを目的と
する。
ーヘッド部における押出成形材料の滞留を防止して、熱
硬化性樹脂や発泡剤入りの樹脂であっても長時間良好な
運転が可能で熱分解を起こすこともなく、また原料交換
作業を容易に行える多軸押出機を提供することを目的と
する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明は、スクリューケーシングの押出成形材料出
口に、出口側が縮径された縮径部を介して多数の透孔が
形成されスクリューケーシング内の背圧を高める整流ア
ダプターを設け、この整流アダプタの出口側に、出口側
ほど縮径されて流路を縮小するガイド孔を有する合流ア
ダプターを配置し、この合流アダプタの出口に導管を接
続し、前記整流アダプターのスクリューヘッド側流入面
を、スクリューヘッド間出口側前方の樹脂の滞留を防止
するために、スクリューヘッドの端面に対して法線方向
に一定隙間をあけた曲面状に形成し、前記整流アダプタ
ーとスクリューヘッドとの前記隙間を、２ｍｍ以上で１
０ｍｍ以下の範囲としたものである。
めに本発明は、スクリューケーシングの押出成形材料出
口に、出口側が縮径された縮径部を介して多数の透孔が
形成されスクリューケーシング内の背圧を高める整流ア
ダプターを設け、この整流アダプタの出口側に、出口側
ほど縮径されて流路を縮小するガイド孔を有する合流ア
ダプターを配置し、この合流アダプタの出口に導管を接
続し、前記整流アダプターのスクリューヘッド側流入面
を、スクリューヘッド間出口側前方の樹脂の滞留を防止
するために、スクリューヘッドの端面に対して法線方向
に一定隙間をあけた曲面状に形成し、前記整流アダプタ
ーとスクリューヘッドとの前記隙間を、２ｍｍ以上で１
０ｍｍ以下の範囲としたものである。
【０００６】
【作用】上記構成によれば、スクリューにより押し出さ
れてくる押出成形材料は、スクリューヘッドから隙間を
介して整流アダプターの透孔に押し出され、整流アダプ
ターの透孔から合流アダプターのガイド孔に導入されて
導管に送り出される。したがって、この整流アダプター
により、スクリューケーシング内の背圧が高められると
ともに、押出成形材料の脈動を抑制することができ、さ
らに、スクリューヘッドから整流アダプターに流入する
部分には、一定の隙間のみしかなく、従来のスクリュー
ヘッド間前方のデッドスペースがなくなるので、押出成
形材料が滞留するようなことがなく、押出成形材料の滞
留を防止して、であっても長時間良好な運転が可能とな
る。しかも、原料交換時などスクリューヘッド部分に溶
融原料が少ないので作業を容易に行える。
れてくる押出成形材料は、スクリューヘッドから隙間を
介して整流アダプターの透孔に押し出され、整流アダプ
ターの透孔から合流アダプターのガイド孔に導入されて
導管に送り出される。したがって、この整流アダプター
により、スクリューケーシング内の背圧が高められると
ともに、押出成形材料の脈動を抑制することができ、さ
らに、スクリューヘッドから整流アダプターに流入する
部分には、一定の隙間のみしかなく、従来のスクリュー
ヘッド間前方のデッドスペースがなくなるので、押出成
形材料が滞留するようなことがなく、押出成形材料の滞
留を防止して、であっても長時間良好な運転が可能とな
る。しかも、原料交換時などスクリューヘッド部分に溶
融原料が少ないので作業を容易に行える。
【０００７】
【実施例】以下、本発明に係る２軸押出機の一実施例を
図１〜図５に基づいて説明する。図１において、１は互
いに噛み合って同一方向に回転する２本のスクリュー
２，２を混練孔１ａ内に収納するバレル（スクリューケ
ーシング）で、その出口には、アダプターケース３を介
して押出成形材料たとえば樹脂を押出型（図示せず）に
導く導管４が接続されている。前記アダプターケース３
内には、スクリューヘッド２ａ側から整流アダプター
５、ブレーカープレート６および合流アダプター７が取
り付けられている。
図１〜図５に基づいて説明する。図１において、１は互
いに噛み合って同一方向に回転する２本のスクリュー
２，２を混練孔１ａ内に収納するバレル（スクリューケ
ーシング）で、その出口には、アダプターケース３を介
して押出成形材料たとえば樹脂を押出型（図示せず）に
導く導管４が接続されている。前記アダプターケース３
内には、スクリューヘッド２ａ側から整流アダプター
５、ブレーカープレート６および合流アダプター７が取
り付けられている。
【０００８】前記バレル１は、図２に示すように、２本
のスクリュー２，２を収納するための混練孔１ａが８の
字形断面に形成されている。また、整流アダプター５
は、混練孔１ａから縮径された縮径部５ｅの出口側で、
前記バレル１の混練孔１ａより小さい８の字形の透孔形
成範囲５ａに、多数の直径３〜６mmの透孔５ｂがスクリ
ュー軸心方向に形成されている。そして、スクリューヘ
ッド２ａ側の流入面５ｃは、円錐状のスクリューヘッド
２ａの端面に対して法線方向に一定の隙間ｄをあけてス
クリューヘッド２ａに対応する２個の凹部５ｄが形成さ
れている。
のスクリュー２，２を収納するための混練孔１ａが８の
字形断面に形成されている。また、整流アダプター５
は、混練孔１ａから縮径された縮径部５ｅの出口側で、
前記バレル１の混練孔１ａより小さい８の字形の透孔形
成範囲５ａに、多数の直径３〜６mmの透孔５ｂがスクリ
ュー軸心方向に形成されている。そして、スクリューヘ
ッド２ａ側の流入面５ｃは、円錐状のスクリューヘッド
２ａの端面に対して法線方向に一定の隙間ｄをあけてス
クリューヘッド２ａに対応する２個の凹部５ｄが形成さ
れている。
【０００９】この隙間ｄは、実験により２mm以上10mm以
下の範囲で一定になるように設定されている。これは、
２mm未満であれば、この隙間ｄ部分での樹脂の剪断発熱
による焼けが発生し、また発泡剤入樹脂の場合には過発
泡が発生しやすくなる。反対に、10mmを越えると、整流
効果が小さくなってフローマークが発生しやすくなり、
さらに大きくなると滞留が発生するためである。これに
より、スクリュー２から押し出されてくる樹脂を整流し
樹脂の滞留を防止するとともに、混練孔１ａ内の溶融樹
脂の背圧を上げ、溶融樹脂の脈動を抑制することができ
る。なお、この整流アダプター５にはスクリーン（金
網）は付設しない。
下の範囲で一定になるように設定されている。これは、
２mm未満であれば、この隙間ｄ部分での樹脂の剪断発熱
による焼けが発生し、また発泡剤入樹脂の場合には過発
泡が発生しやすくなる。反対に、10mmを越えると、整流
効果が小さくなってフローマークが発生しやすくなり、
さらに大きくなると滞留が発生するためである。これに
より、スクリュー２から押し出されてくる樹脂を整流し
樹脂の滞留を防止するとともに、混練孔１ａ内の溶融樹
脂の背圧を上げ、溶融樹脂の脈動を抑制することができ
る。なお、この整流アダプター５にはスクリーン（金
網）は付設しない。
【００１０】前記ブレーカープレート６は、図１に示す
ように、整流アダプター５側にスクリーンメッシュ装着
用の凹部６ｃが設けられるとともに、この凹部６ｃ内で
整流ダプター５の透孔形成範囲５ａに対して合同形状ま
たは小さい相似形状の８の字形透孔形成範囲６ａに多数
の透孔６ｂがスクリュー軸心方向に形成されている。こ
の透孔６ｃは整流ダプター５の透孔５ｂに対してずれた
位置に形成することにより、混練孔１ａ内の溶融樹脂の
背圧を更に上げて混練を強く行い、溶融樹脂の脈動を更
に抑制することができる。また、スクリーンメッシュ装
着用の凹部６ｃにスクリーンを設けることにより、樹脂
中のゴミを除去することもできる。
ように、整流アダプター５側にスクリーンメッシュ装着
用の凹部６ｃが設けられるとともに、この凹部６ｃ内で
整流ダプター５の透孔形成範囲５ａに対して合同形状ま
たは小さい相似形状の８の字形透孔形成範囲６ａに多数
の透孔６ｂがスクリュー軸心方向に形成されている。こ
の透孔６ｃは整流ダプター５の透孔５ｂに対してずれた
位置に形成することにより、混練孔１ａ内の溶融樹脂の
背圧を更に上げて混練を強く行い、溶融樹脂の脈動を更
に抑制することができる。また、スクリーンメッシュ装
着用の凹部６ｃにスクリーンを設けることにより、樹脂
中のゴミを除去することもできる。
【００１１】前記合流アダプター７は、ブレーカープレ
ート６の透孔形成範囲６ａに対応する８の字形断面から
導管４の円形通路４ａと同形に漸次縮径されて流路に直
交する流路断面を縮小するガイド孔７ａが形成されてい
る。
ート６の透孔形成範囲６ａに対応する８の字形断面から
導管４の円形通路４ａと同形に漸次縮径されて流路に直
交する流路断面を縮小するガイド孔７ａが形成されてい
る。
【００１２】上記構成によれば、スクリュー２により混
練孔１ａから押し出されてくる溶融樹脂は、スクリュー
ヘッド２ａ部分で整流アダプター５により、整流されて
透孔５ｂからブレーカープレート６の透孔６ｂに導入さ
れ、さらに合流アダプター７のガイド孔７ａから導管４
に送られる。この時、スクリューヘッド２ａ部分では一
定の隙間ｄを介して透孔５ｂに導入されるので、従来の
ようにデットスペースが生じて樹脂が滞留することがな
い。しかも、この整流アダプター５によりブレーカープ
レート６と共に、より効果的に背圧を高め、脈動を遮断
することができる。
練孔１ａから押し出されてくる溶融樹脂は、スクリュー
ヘッド２ａ部分で整流アダプター５により、整流されて
透孔５ｂからブレーカープレート６の透孔６ｂに導入さ
れ、さらに合流アダプター７のガイド孔７ａから導管４
に送られる。この時、スクリューヘッド２ａ部分では一
定の隙間ｄを介して透孔５ｂに導入されるので、従来の
ようにデットスペースが生じて樹脂が滞留することがな
い。しかも、この整流アダプター５によりブレーカープ
レート６と共に、より効果的に背圧を高め、脈動を遮断
することができる。
【００１３】なお、上記実施例では透孔形成範囲５ａ，
６ａを８の字形としたが、図６に示すように長円形であ
ってもよいし、また図７に示すように繭形であってもよ
い。
６ａを８の字形としたが、図６に示すように長円形であ
ってもよいし、また図７に示すように繭形であってもよ
い。
【００１４】図８は整流アダプター５だけでも充分な背
圧と脈動の抑制が得られる樹脂材料の場合に、ブレーカ
ープレート６を削除した実施例を示す。この実施例で
は、上記実施例と同一のアダプターケース３を使用し、
ブレーカープレート６を取外し、合流アダプター７をブ
レーカープレート６の装着部に移動させ、合流アダプタ
ー７の装着部にスペーサーリング１１を装着している。
これにより、樹脂原料が変更されても、同一の部材を使
用して押出作業を行うことができる。
圧と脈動の抑制が得られる樹脂材料の場合に、ブレーカ
ープレート６を削除した実施例を示す。この実施例で
は、上記実施例と同一のアダプターケース３を使用し、
ブレーカープレート６を取外し、合流アダプター７をブ
レーカープレート６の装着部に移動させ、合流アダプタ
ー７の装着部にスペーサーリング１１を装着している。
これにより、樹脂原料が変更されても、同一の部材を使
用して押出作業を行うことができる。
【００１５】
【発明の効果】以上に述べたごとく本発明によれば、ス
クリューにより押し出されてくる押出成形材料は、スク
リューヘッドから隙間を介して整流アダプターの透孔に
押し出され、整流アダプターの透孔から合流アダプター
のガイド孔に導入されて導管に送り出される。したがっ
て、この整流アダプターにより、スクリューケーシング
内の背圧が高められるとともに、押出成形材料の脈動を
抑制することができ、さらに、スクリューヘッドから整
流アダプターに流入する部分には、一定の隙間のみしか
なく、従来のスクリューヘッド間前方のデッドスペース
がなくなるので、押出成形材料が滞留するようなことが
なく、押出成形材料の滞留を防止して、熱硬化性樹脂や
発泡剤入りの樹脂であっても長時間良好な運転が可能と
なる。しかも、原料交換時などスクリューヘッド部分に
溶融原料が少ないので作業を容易に行える。
クリューにより押し出されてくる押出成形材料は、スク
リューヘッドから隙間を介して整流アダプターの透孔に
押し出され、整流アダプターの透孔から合流アダプター
のガイド孔に導入されて導管に送り出される。したがっ
て、この整流アダプターにより、スクリューケーシング
内の背圧が高められるとともに、押出成形材料の脈動を
抑制することができ、さらに、スクリューヘッドから整
流アダプターに流入する部分には、一定の隙間のみしか
なく、従来のスクリューヘッド間前方のデッドスペース
がなくなるので、押出成形材料が滞留するようなことが
なく、押出成形材料の滞留を防止して、熱硬化性樹脂や
発泡剤入りの樹脂であっても長時間良好な運転が可能と
なる。しかも、原料交換時などスクリューヘッド部分に
溶融原料が少ないので作業を容易に行える。
【図１】本発明に係る２軸押出機の一例を示すバレル先
端部の縦断面図である。
端部の縦断面図である。
【図２】図１に示すＡ−Ａ断面図である。
【図３】図１に示すＢ−Ｂ断面図である。
【図４】図１に示すＣ−Ｃ断面図である。
【図５】図１に示すＤ−Ｄ断面図である。
【図６】整流アダプターの他の実施例を示す正面図であ
る。
る。
【図７】整流アダプターのさらに他の実施例を示す正面
図である。
図である。
【図８】他の実施例の２軸押出機のバレル先端部を示す
縦断面図である。
縦断面図である。
【図９】従来の２軸押出機のバレル先端部を示す縦断面
図である。
図である。
１ バレル
２ スクリュー
2a スクリューヘッド
３ アダプターケース
４ 導管
５ 整流アダプター
5a 透孔形成範囲
5b 透孔
６ ブレーカープレート
6a 透孔形成範囲
6b 透孔
７ 合流アダプター
7a ガイド孔
ｄ 隙間
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 田窪 衛次
大阪府豊中市寺内２丁目４番１号 日立
造船産業株式会社内
(56)参考文献 特開 昭52−127965（ＪＰ，Ａ)
特開 昭57−145216（ＪＰ，Ａ)
実開 平１−137217（ＪＰ，Ｕ)
実開 昭52−108263（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B29C 47/38 - 47/40
Claims (2)
- 【請求項１】スクリューケーシングの押出成形材料出口
に、出口側が縮径された縮径部を介して多数の透孔が形
成されスクリューケーシング内の背圧を高める整流アダ
プターを設け、 この整流アダプタの出口側に、出口側ほど縮径されて流
路断面を縮小するガイド孔を有する合流アダプターを配
置し、 この合流アダプタの出口に導管を接続し、 前記 整流アダプターのスクリューヘッド側流入面を、ス
クリューヘッド間出口側前方の樹脂の滞留を防止するた
めに、スクリューヘッドの端面に対して法線方向に一定
隙間をあけた曲面状に形成し、 前記整流アダプターとスクリューヘッドとの前記隙間
を、２ｍｍ以上で１０ｍｍ以下の範囲としたことを特徴
とする多軸押出機。 - 【請求項２】整流アダプターと合流アダプターの間に、
多数の透孔が形成されたプレーカープレートを設け、 ブレーカープレートの透孔を整流アダプターの透孔に対
してずれた位置に形成したことを特徴とする請求項１記
載の多軸押出機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11269591A JP3456709B2 (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 多軸押出機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11269591A JP3456709B2 (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 多軸押出機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04339632A JPH04339632A (ja) | 1992-11-26 |
| JP3456709B2 true JP3456709B2 (ja) | 2003-10-14 |
Family
ID=14593177
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11269591A Expired - Lifetime JP3456709B2 (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 多軸押出機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3456709B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4666559B2 (ja) * | 2001-06-04 | 2011-04-06 | 株式会社ブリヂストン | 押出機とヘッドの組付構造 |
| KR101009364B1 (ko) * | 2008-05-26 | 2011-01-19 | 더블유피씨 코포레이션 | 압출 성형 장치 |
-
1991
- 1991-05-17 JP JP11269591A patent/JP3456709B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04339632A (ja) | 1992-11-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3456709B2 (ja) | 多軸押出機 | |
| JPS647853B2 (ja) | ||
| EP1578587B1 (en) | Molding apparatus with mold blocks having profiled face adjustment | |
| JPH0218023A (ja) | 熱可塑性樹脂の押出成形方法 | |
| CN215661759U (zh) | 一种pvc管材成型模具 | |
| JP2722154B2 (ja) | ブロー成形機のパリソン射出ダイス | |
| JPS5869415U (ja) | フイルム製造用ダイ | |
| CN218948326U (zh) | 关节流道 | |
| JP2000318020A5 (ja) | ||
| JPH11320655A (ja) | 熱可塑性樹脂管の押出成形方法及び熱可塑性樹脂管の押出成形用金型 | |
| US2693617A (en) | Apparatus for advancing and plasticizing plastic compounds | |
| JP2000062002A (ja) | 二軸押出機の先端部における滞留防止構造 | |
| JPH0716421Y2 (ja) | ガラス繊維入り樹脂成形用２軸押出機 | |
| CN211843118U (zh) | 一种螺蓝式聚烯烃管材模具 | |
| CN220864700U (zh) | 挤出机头多型腔复合机构 | |
| JP3269921B2 (ja) | 合成樹脂シ−ト押出成形用金型 | |
| JPS6250288B2 (ja) | ||
| JPS5948746B2 (ja) | スクリ−ン交換装置 | |
| JPH0512025Y2 (ja) | ||
| JPH0698639B2 (ja) | 二層射出成型機 | |
| JP3077048B2 (ja) | 連続可塑化式射出成形装置 | |
| CN2936681Y (zh) | 用于射出成型机或挤出成型机的料管套管结构 | |
| JP2871529B2 (ja) | ローラヘッド押出機のサイドガイド | |
| JPH0717469Y2 (ja) | ２軸押出機のダイヘッド構造 | |
| JPH0627120U (ja) | チューブ押出し用ヘッド |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080801 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090801 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090801 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100801 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110801 Year of fee payment: 8 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110801 Year of fee payment: 8 |