JPH0698639B2 - 二層射出成型機 - Google Patents
二層射出成型機Info
- Publication number
- JPH0698639B2 JPH0698639B2 JP61254924A JP25492486A JPH0698639B2 JP H0698639 B2 JPH0698639 B2 JP H0698639B2 JP 61254924 A JP61254924 A JP 61254924A JP 25492486 A JP25492486 A JP 25492486A JP H0698639 B2 JPH0698639 B2 JP H0698639B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- skin layer
- torpedo
- molding material
- injection molding
- molding machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/16—Making multilayered or multicoloured articles
- B29C45/1603—Multi-way nozzles specially adapted therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明は、コア部分の外表面にスキン層を同時成型する
二層射出成型機に関し、詳しくは熱安定性の悪い例えば
塩化ビニル樹脂のような合成樹脂でも良好に二層成型し
ようとする技術に関する。
二層射出成型機に関し、詳しくは熱安定性の悪い例えば
塩化ビニル樹脂のような合成樹脂でも良好に二層成型し
ようとする技術に関する。
［背景技術］ 従来、第７図に示すようにコア部分の外表面にスキン層
を同時成型する二層射出成型機においては、塩化ビニル
樹脂のような熱安定性の悪い合成樹脂を使用する場合、
特にスキン層側のシリンダー2bからトーピード３に至る
成型材料経路2aにおいて強制的に材料を押出す機構がな
いので、特に壁面付近に滞留し、“ヤケ（熱劣化）”不
良につながる。又、コア部分側のシリンダー1bからトー
ピード３に至る成型材料経路1aにおいても材料詰まりが
生じることがあり、塩化ビニル樹脂のように熱安定性の
悪い樹脂の二層成型は行なわれていないのが現状であ
る。
を同時成型する二層射出成型機においては、塩化ビニル
樹脂のような熱安定性の悪い合成樹脂を使用する場合、
特にスキン層側のシリンダー2bからトーピード３に至る
成型材料経路2aにおいて強制的に材料を押出す機構がな
いので、特に壁面付近に滞留し、“ヤケ（熱劣化）”不
良につながる。又、コア部分側のシリンダー1bからトー
ピード３に至る成型材料経路1aにおいても材料詰まりが
生じることがあり、塩化ビニル樹脂のように熱安定性の
悪い樹脂の二層成型は行なわれていないのが現状であ
る。
［発明の目的］ 本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、塩化ビニル樹脂のように熱安
定性の悪いものでも安定的に二層成型することができる
二層射出成型機を提供することにある。
その目的とするところは、塩化ビニル樹脂のように熱安
定性の悪いものでも安定的に二層成型することができる
二層射出成型機を提供することにある。
［発明の開示］ 本発明の二層射出成型機は、コア部分の外表面にスキン
層を同時成型する二層射出成型機であって、トーピード
３の外周にノズル筒７を配設し、トーピード３とノズル
筒７との間のスキン層側の材料経路2eでその始端部に臨
むように小径の押出スクリュー４を配して成ることを特
徴とするものであり、このように構成することによっ
て、上記目的を達成したものである。つまり、トーピー
ド３の外周にノズル筒７を配設し、トーピード３とノズ
ル筒７との間のスキン層側の材料経路2eでその始端部に
臨むように小径の押出スクリュー４を配してあるから、
スキン層をコア部分の外側に射出成型するのに、薄肉と
なるスキン層の成型材料は、トーピード３とノズル筒７
との間のスキン層側の材料通路2eでその始端部に臨む小
径の押出スクリュー４により、強制的に押出されて、詰
まりを生じさせることなく円滑に供給することができ、
スキン層の成型を良好におこなえ、従って塩化ビニル樹
脂のように熱安定性の悪いものでも材料詰まりを生じさ
せることがなく、二層成型を安定的に行うことができる
ようにしたものである。
層を同時成型する二層射出成型機であって、トーピード
３の外周にノズル筒７を配設し、トーピード３とノズル
筒７との間のスキン層側の材料経路2eでその始端部に臨
むように小径の押出スクリュー４を配して成ることを特
徴とするものであり、このように構成することによっ
て、上記目的を達成したものである。つまり、トーピー
ド３の外周にノズル筒７を配設し、トーピード３とノズ
ル筒７との間のスキン層側の材料経路2eでその始端部に
臨むように小径の押出スクリュー４を配してあるから、
スキン層をコア部分の外側に射出成型するのに、薄肉と
なるスキン層の成型材料は、トーピード３とノズル筒７
との間のスキン層側の材料通路2eでその始端部に臨む小
径の押出スクリュー４により、強制的に押出されて、詰
まりを生じさせることなく円滑に供給することができ、
スキン層の成型を良好におこなえ、従って塩化ビニル樹
脂のように熱安定性の悪いものでも材料詰まりを生じさ
せることがなく、二層成型を安定的に行うことができる
ようにしたものである。
以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
二層射出成型機Ａは、第１図のように、コア部分側のシ
リンダー1b内にスクリュー1cを回転自在に挿入し、又、
スキン層側のシリンダー2b内にスクリュー2cを回転自在
に挿入し、スキン層側のシリンダー2bのヘッド2dをコア
部分のシリンダー1bのヘッド1dに接続し、そしてコア部
分のシリンダー1bのヘッド1d内にトーピード３を固定
し、しかしてコア部分側においてそのスクリュー1cにて
送り出された成型材料をトーピード３の内部に送り込
み、そしてスキン層側においてはスクリュー2cにて送り
出された成型材料をトーピード３の外周側に送り、ノズ
ル５においてコア部分側の成型材料の外側にスキン層側
の成型材料を覆うように送り出すことができるようにし
てある。
リンダー1b内にスクリュー1cを回転自在に挿入し、又、
スキン層側のシリンダー2b内にスクリュー2cを回転自在
に挿入し、スキン層側のシリンダー2bのヘッド2dをコア
部分のシリンダー1bのヘッド1dに接続し、そしてコア部
分のシリンダー1bのヘッド1d内にトーピード３を固定
し、しかしてコア部分側においてそのスクリュー1cにて
送り出された成型材料をトーピード３の内部に送り込
み、そしてスキン層側においてはスクリュー2cにて送り
出された成型材料をトーピード３の外周側に送り、ノズ
ル５においてコア部分側の成型材料の外側にスキン層側
の成型材料を覆うように送り出すことができるようにし
てある。
そしてトーピード３に至るスキン層側のヘッド2dとこれ
に連なるコア部分のヘッド1dに形成された成型材料経路
2a内にスクリュー2cと一体回転自在となった小径の押出
スクリュー４を配し、即ち、トーピード３の外周にノズ
ル筒７を配設し、トーピード３とノズル筒７との間のス
キン層側の材料経路2eでその始端部に臨むように押出ス
クリュー４を配してあり、又、コア部分側のヘッド1dに
形成されたコア部分側の成型材料経路1aにスクリュー1c
と一体回転自在となった小径の押出スクリュー４を配し
てある。
に連なるコア部分のヘッド1dに形成された成型材料経路
2a内にスクリュー2cと一体回転自在となった小径の押出
スクリュー４を配し、即ち、トーピード３の外周にノズ
ル筒７を配設し、トーピード３とノズル筒７との間のス
キン層側の材料経路2eでその始端部に臨むように押出ス
クリュー４を配してあり、又、コア部分側のヘッド1dに
形成されたコア部分側の成型材料経路1aにスクリュー1c
と一体回転自在となった小径の押出スクリュー４を配し
てある。
このように、トーピード３に至るコア部分側の成型材料
経路1aとスキン層側の成型材料経路2aの両方に押出スク
リュー４を配することで、成型材料を夫々の狭くなった
成型材料経路1a,2aにおいて詰まらせることなく確実に
トーピード３へと送り込み、たとえ塩化ビニル樹脂のよ
うに熱安定性の悪いものでも材料詰まりを生じさせるこ
とがなく、二層成型を安定的に行うのである。
経路1aとスキン層側の成型材料経路2aの両方に押出スク
リュー４を配することで、成型材料を夫々の狭くなった
成型材料経路1a,2aにおいて詰まらせることなく確実に
トーピード３へと送り込み、たとえ塩化ビニル樹脂のよ
うに熱安定性の悪いものでも材料詰まりを生じさせるこ
とがなく、二層成型を安定的に行うのである。
いずれの押出スクリュー４もそのスクリュー1c,2cに取
り替え交換ができてその長さを変更できるようにねじ込
み等の手段等にて取付けてあり、そして押出スクリュー
４は第２図のように螺旋状のフライト4aを形成したもの
や第３図に示すようにフライト4aを部分的に切断したも
の等種々設計変更可能である。このようにフライト4aを
部分的に切断したものにおいては、その切断部分から成
形材料が後ろに逃げることができ、異常な圧力に対して
有効である。フライト4aは成型材料経路1a,2aの内周面
に摺接回転するようにして、成型材料経路1a,2a内の成
型材料を強制的に圧送することで、成型材料経路1a,2a
内における異常な圧力の高まりを防止し、又、フライト
4aを設けることで成型材料経路1a,2a内への成型材料の
逆流を防止し、このことで逆止弁を設けることを省い
て、逆止弁を設けることによる逆止弁内における成型材
料の詰まりの問題を回避してある。第４図は他の実施例
を示していて、スキン層側のみに押出スクリュー４を設
けたものであり、スキン層側において塩化ビニル樹脂の
ような熱安定性の悪い成型材料を供給し、コア部分側か
らはABS樹脂のような熱安定性のよい成型材料を供給す
るのである。トーピード３は第５図に示すように、ヘッ
ド1dにねじ込みにて組み込んだときに上となる箇所に先
が細くなった略小判型の堰６を形成してあり、このよう
な堰６によって、トーピード３周部における成型材料の
溜まりによる詰まりを抑制してある。
り替え交換ができてその長さを変更できるようにねじ込
み等の手段等にて取付けてあり、そして押出スクリュー
４は第２図のように螺旋状のフライト4aを形成したもの
や第３図に示すようにフライト4aを部分的に切断したも
の等種々設計変更可能である。このようにフライト4aを
部分的に切断したものにおいては、その切断部分から成
形材料が後ろに逃げることができ、異常な圧力に対して
有効である。フライト4aは成型材料経路1a,2aの内周面
に摺接回転するようにして、成型材料経路1a,2a内の成
型材料を強制的に圧送することで、成型材料経路1a,2a
内における異常な圧力の高まりを防止し、又、フライト
4aを設けることで成型材料経路1a,2a内への成型材料の
逆流を防止し、このことで逆止弁を設けることを省い
て、逆止弁を設けることによる逆止弁内における成型材
料の詰まりの問題を回避してある。第４図は他の実施例
を示していて、スキン層側のみに押出スクリュー４を設
けたものであり、スキン層側において塩化ビニル樹脂の
ような熱安定性の悪い成型材料を供給し、コア部分側か
らはABS樹脂のような熱安定性のよい成型材料を供給す
るのである。トーピード３は第５図に示すように、ヘッ
ド1dにねじ込みにて組み込んだときに上となる箇所に先
が細くなった略小判型の堰６を形成してあり、このよう
な堰６によって、トーピード３周部における成型材料の
溜まりによる詰まりを抑制してある。
［発明の効果］ 以上要するに本発明は、トーピードの外周にノズル筒を
配設し、トーピードとノズル筒との間のスキン層側の材
料経路でその始端部に臨むように小径の押出スクリュー
を配してあるから、強制的に材料を押出す機構がなく
て、壁面付近に滞留し、“やけ（熱劣化）”不良につな
がりやすスキン層をコア部分の外側に射出成型するの
に、薄肉となるスキン層の成型材料は、トーピードとノ
ズル筒との間のスキン層側の成型材料通路でその始端部
に臨む小径の押出スクリューにより、強制的に押出され
て、詰まりを生じさせることなく円滑に供給することが
でき、スキン層の成型を良好におこなえ、従って塩化ビ
ニル樹脂のように熱安定性の悪いものでも材料詰まりを
生じさせることがなく、二層成型を安定的に行うことが
できるという利点がある。
配設し、トーピードとノズル筒との間のスキン層側の材
料経路でその始端部に臨むように小径の押出スクリュー
を配してあるから、強制的に材料を押出す機構がなく
て、壁面付近に滞留し、“やけ（熱劣化）”不良につな
がりやすスキン層をコア部分の外側に射出成型するの
に、薄肉となるスキン層の成型材料は、トーピードとノ
ズル筒との間のスキン層側の成型材料通路でその始端部
に臨む小径の押出スクリューにより、強制的に押出され
て、詰まりを生じさせることなく円滑に供給することが
でき、スキン層の成型を良好におこなえ、従って塩化ビ
ニル樹脂のように熱安定性の悪いものでも材料詰まりを
生じさせることがなく、二層成型を安定的に行うことが
できるという利点がある。
第１図は本発明の一実施例の断面図、第２図は同上の押
出スクリューの正面図、第３図は同上の押出スクリュー
の他の実施例の正面図、第４図は同上の他の実施例の断
面図、第５図は同上のトーピードの平面図、第６図
（ａ）は同上の半断面図、第６図（ｂ）は同上の側面
図、第６図（ｃ）は第６図（ａ）のＸ−Ｙ線断面図、第
６図（ｄ）は第６図（ａ）のＡ−Ｂ線断面図、第７図は
従来例の断面図であり、３はトーピード、４は押出スク
リューである。
出スクリューの正面図、第３図は同上の押出スクリュー
の他の実施例の正面図、第４図は同上の他の実施例の断
面図、第５図は同上のトーピードの平面図、第６図
（ａ）は同上の半断面図、第６図（ｂ）は同上の側面
図、第６図（ｃ）は第６図（ａ）のＸ−Ｙ線断面図、第
６図（ｄ）は第６図（ａ）のＡ−Ｂ線断面図、第７図は
従来例の断面図であり、３はトーピード、４は押出スク
リューである。
Claims (1)
- 【請求項１】コア部分の外表面にスキン層を同時成型す
る二層射出成型機であって、トーピードの外周にノズル
筒を配設し、トーピードとノズル筒との間のスキン層側
の材料経路でその始端部に臨むように小径の押出スクリ
ューを配して成ることを特徴とする二層射出成型機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61254924A JPH0698639B2 (ja) | 1986-10-27 | 1986-10-27 | 二層射出成型機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61254924A JPH0698639B2 (ja) | 1986-10-27 | 1986-10-27 | 二層射出成型機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63109028A JPS63109028A (ja) | 1988-05-13 |
| JPH0698639B2 true JPH0698639B2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=17271748
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61254924A Expired - Lifetime JPH0698639B2 (ja) | 1986-10-27 | 1986-10-27 | 二層射出成型機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0698639B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007283489A (ja) * | 2006-04-12 | 2007-11-01 | Aichi Prefecture | 木質系材料の射出成形方法 |
| CN101954726A (zh) * | 2010-08-31 | 2011-01-26 | 佛山市顺德区震德塑料机械有限公司 | 用于注塑机的注射装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6096420A (ja) * | 1983-10-31 | 1985-05-30 | Matsushita Electric Works Ltd | サンドイツチ成形装置 |
| JPS6110424A (ja) * | 1984-06-25 | 1986-01-17 | Matsushita Electric Works Ltd | 射出成型機 |
-
1986
- 1986-10-27 JP JP61254924A patent/JPH0698639B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63109028A (ja) | 1988-05-13 |
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