JPS6229224Y2 - - Google Patents

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JPS6229224Y2
JPS6229224Y2 JP1982041512U JP4151282U JPS6229224Y2 JP S6229224 Y2 JPS6229224 Y2 JP S6229224Y2 JP 1982041512 U JP1982041512 U JP 1982041512U JP 4151282 U JP4151282 U JP 4151282U JP S6229224 Y2 JPS6229224 Y2 JP S6229224Y2
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JP
Japan
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flight
solid phase
screw
main
resin
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JP1982041512U
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JPS58143225U (ja
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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はプラスチツク押出機、ゴム押出機等に
用いるスクリユに関するものである。
第1図は従来の単軸押出機のスクリユの溶融部
を示す説明図、第2図は第1図におけるA〜A断
面図、第3図は第1図のスクリユの展開図を夫々
示す。
第1図〜第3図において1は二重フライトスク
リユ、2は主フライト、3は副フライトである。
Bは特殊混練ゾーンで、副フライト3は主フライ
ト2のaの位置から分岐し、主フライト2のbの
位置で主フライト2に合体する。また主フライト
2と副フライト3の外径間にはクリアランスcが
設けられている。5は溝幅が漸減する固体セクシ
ヨン溝、6は溝幅が漸増する溶融セクシヨン溝、
7はシリンダである。またCはフイードゾーン
で、通常6D〜10Dの長さを有する(Dはスクリユ
の外径を示す)。
さて溶融した樹脂は、固体セクシヨン溝5から
副フライト3を越えて、即ちクリアランスcを通
過して溶融セクシヨン溝6へ送り込まれ、この溶
融セクシヨン溝6を充満して順次先端に向つて搬
送され、押出される。
しかしながら前記従来のスクリユでは、フイー
ドゾーンCから特殊混練ゾーンBへ固相樹脂は搬
送されるが、副フライト3が始まるチヨーク部分
Dの形状が第3図の如く形成されているため、次
の様な欠点があつた。
即ち、フイードゾーンCで押し固められた固相
樹脂は、チヨーク部分Dに衝突して樹脂の流れが
チヨークされ、固相樹脂の再配列が円滑に行なわ
れない。またチヨーク部分Dを経て副フライト3
に接近した樹脂は、クリアランスcを越えて溶融
セクシヨン溝6へ溶融分離するが、前記した樹脂
へのチヨーク作用が分離作用に影響して溶融セク
シヨン溝6へ流れ込む溶融樹脂に空気が巻き込ま
れる現象が発生する欠点があつた。
本考案は前記従来の欠点を解消するために提案
されたもので、フイードゾーンの後半部で、かつ
二重フライトの上流側に主フライトと一体のチヨ
ークフライト部を形成することにより、固相樹脂
が充分に押し固められていない状態でチヨークさ
れて、固相樹脂の再配列が円滑に行なわれ、空気
の巻き込みの発生する虞れはなく、かつ押出変
動、スクリユシリンダ間のカジリの問題等を解消
することができるスクリユを提供せんとするもの
である。
以下本考案の実施例を図面について説明する
と、第4図は本考案の実施例を示すスクリユの展
開図であり、図中8は二重フライトスクリユ、9
は主フライト、10は副フライトで、従来と同様
に主フライト9との間にクリアランスcを有し、
また主要部分は主フライト9とほぼ平行となつて
いる。
11はチヨークフライト部で、開始点はシリン
ダ内面と接触している樹脂表面にメルトフイルム
が発生しない範囲に設ける。また樹脂によつてそ
の長さは異なるが、通常はL1=3D〜4Dである。
更に幅W1は特殊混練ゾーンBの幅W2とほぼ等し
くなつている。一方フイードゾーンC1は、5D〜
10Dの長さを有する。12は固体セクシヨン溝
で、チヨーク開始部から特殊混練ゾーンBにわた
つて溝深さは漸減する。また13は溶融セクシヨ
ン溝で、溝深さは漸増している。
次に作用を説明すると、フイードゾーンC1
区間L2において、固相樹脂は徐々に押し固めら
れながら搬送されるが、チヨークフライト部11
の開始部に達した際、固相樹脂は充分に押し固め
られない状態でチヨークされ始めるので、固相樹
脂の再配列は円滑に行なわれる。
また区間L1においては、固相セクシヨン溝1
2の溝深さの漸減と相まつて、再配列された固相
樹脂は押し固められつつ、副フライト10の開始
点aに接近するに従つて液相樹脂が発生してく
る。
更に殊混練ゾーンBにおいては、固相セクシヨ
ン溝12の断面積が徐々に減少することにより、
クリアランスcより液相樹脂は溶融セクシヨン溝
13側へ送り込まれ、円滑な溶融可塑化が行なわ
れる。なお、第5図の如く副フライト10を主フ
ライト9に対して緩かに傾斜させ、固相セクシヨ
ン溝12の溝幅を漸減するようにしてもよい。
以上詳細に説明した如く本考案は、フイードゾ
ーンの後半部で、かつ二重フライトの上流側に主
フライトと一体のチヨークフライト部を形成した
ことにより、固相樹脂が充分に押し固められてい
ない状態でチヨークされるため、固相樹脂の再配
列は円滑に行なわれ、しかも液相樹脂は未だ発生
いないので、空気の巻き込みが発生する虞れはな
い。
なお、固相セクシヨン溝の断面積が急激に変化
せず、漸減するように形成すれば、空気巻き込み
防止が更に効果的に得られ、従来問題となつてい
た押出変動、スクリユシリンダ間のかじり問題等
を全く解消することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスクリユの溶融部の側断面図、
第2図は第1図のA〜A断面図、第3図は第1図
のスクリユの展開図、第4図及び第5図は夫々本
考案の実施例を示すスクリユの展開図である。 図の主要部分の説明、8……二重フライトスク
リユ、9……主フライト、10……副フライト、
11……チヨークフライト部、12……固体セク
シヨン溝、13……溶融セクシヨン溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主フライトと、同主フライトとほぼ平行な副フ
    ライトからなる二重フライトを有する押出スクリ
    ユにおいて、フイードゾーンの後半部で、かつ前
    記二重フライトの上流側に主フライトと一体のチ
    ヨークフライト部を形成したことを特徴とするス
    クリユ。
JP4151282U 1982-03-24 1982-03-24 スクリユ Granted JPS58143225U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4151282U JPS58143225U (ja) 1982-03-24 1982-03-24 スクリユ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4151282U JPS58143225U (ja) 1982-03-24 1982-03-24 スクリユ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58143225U JPS58143225U (ja) 1983-09-27
JPS6229224Y2 true JPS6229224Y2 (ja) 1987-07-27

Family

ID=30052696

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JP4151282U Granted JPS58143225U (ja) 1982-03-24 1982-03-24 スクリユ

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63122513A (ja) * 1986-11-13 1988-05-26 Toshiba Mach Co Ltd 射出成形用高分散スクリユ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS567459U (ja) * 1979-06-27 1981-01-22

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JPS567459U (ja) * 1979-06-27 1981-01-22

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JPS58143225U (ja) 1983-09-27

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