JP3455996B2 - 移動体通信端末装置及び基地局選択方法 - Google Patents
移動体通信端末装置及び基地局選択方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、いわゆるセル
ラー電話システムや衛星を利用した電話システムのよう
な移動体通信システムの技術分野で用いられる移動体通
信端末装置及び移動体通信端末装置における基地局選択
方法に関する。
ラー電話システムや衛星を利用した電話システムのよう
な移動体通信システムの技術分野で用いられる移動体通
信端末装置及び移動体通信端末装置における基地局選択
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】移動体通信システム、例えば、いわゆる
セルラー電話システムにおいて、複数の通信事業者のサ
ービスを利用可能な地域が増えてきており、1台の移動
体通信端末装置(いわゆるセルラー端末)で複数の通信
事業者の内の所望の通信事業者を選択できることが好ま
しい。また、複数の通信方式の内の所望の通信方式を選
択できることが好ましい。このことから、複数の通信事
業者や通信方式に対応した移動体通信端末装置が検討さ
れている。
セルラー電話システムにおいて、複数の通信事業者のサ
ービスを利用可能な地域が増えてきており、1台の移動
体通信端末装置(いわゆるセルラー端末)で複数の通信
事業者の内の所望の通信事業者を選択できることが好ま
しい。また、複数の通信方式の内の所望の通信方式を選
択できることが好ましい。このことから、複数の通信事
業者や通信方式に対応した移動体通信端末装置が検討さ
れている。
【0003】このような移動体通信端末装置としては、
上記選択可能な複数の通信事業者や通信方式の内のどれ
を利用するかを使用者が優先順位付けするようなものが
考えられている。この場合、電源投入時や発呼時に、上
記優先順位に従って順にその通信事業者に属する基地局
又は通信方式の基地局との間の信号の送受信を試み、受
信できた基地局の通信事業者又は通信方式を利用する。
上記選択可能な複数の通信事業者や通信方式の内のどれ
を利用するかを使用者が優先順位付けするようなものが
考えられている。この場合、電源投入時や発呼時に、上
記優先順位に従って順にその通信事業者に属する基地局
又は通信方式の基地局との間の信号の送受信を試み、受
信できた基地局の通信事業者又は通信方式を利用する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、地域によっ
ては、ある通信事業者に属する基地局がなかったり、遠
くにあって受信が困難なことがある。従って、上記優先
順位の高い通信事業者に属する基地局がなかったり遠く
にあるような地域で移動体通信端末装置(セルラー端
末)を使用するときには、このような基地局との間での
送受信を試みる時間が無駄になる。また、実際に利用で
きる通信事業者に属する基地局の内の最も近距離にある
基地局を選択できるか否かが不明であり、安定した通信
が確保できない虞れがある。
ては、ある通信事業者に属する基地局がなかったり、遠
くにあって受信が困難なことがある。従って、上記優先
順位の高い通信事業者に属する基地局がなかったり遠く
にあるような地域で移動体通信端末装置(セルラー端
末)を使用するときには、このような基地局との間での
送受信を試みる時間が無駄になる。また、実際に利用で
きる通信事業者に属する基地局の内の最も近距離にある
基地局を選択できるか否かが不明であり、安定した通信
が確保できない虞れがある。
【0005】これは、複数の通信方式に対応する移動体
通信端末装置の場合も同様であり、所望の通信方式の複
数の基地局の内の最も近距離にある基地局が常に選択で
きるとは限らない。
通信端末装置の場合も同様であり、所望の通信方式の複
数の基地局の内の最も近距離にある基地局が常に選択で
きるとは限らない。
【0006】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであり、所望の通信事業者が運営する基地局、あ
るいは所望の通信方式の基地局の内で、最も近距離にあ
る基地局を選択することができ、通信エラーが少なく高
音質で安定した通信を実現できるような移動体通信端末
装置及び移動体通信端末装置における基地局選択方法を
提供することを目的とする。
たものであり、所望の通信事業者が運営する基地局、あ
るいは所望の通信方式の基地局の内で、最も近距離にあ
る基地局を選択することができ、通信エラーが少なく高
音質で安定した通信を実現できるような移動体通信端末
装置及び移動体通信端末装置における基地局選択方法を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本件出願に係る発明は、
上述した課題を解決するために、複数の通信事業者に対
応した通信が可能な移動体通信端末装置において、現在
の位置を測定する測位手段と、上記複数の通信事業者に
属する各基地局の位置情報及び通信事業者の識別情報が
記憶される基地局位置情報記憶手段と、上記測位手段か
らの測位出力と上記基地局位置情報記憶手段からの情報
出力とに基づき、所望の通信事業者に属しかつ最適な位
置にある基地局を選択する最適基地局選択手段とを有す
ることを特徴としている。
上述した課題を解決するために、複数の通信事業者に対
応した通信が可能な移動体通信端末装置において、現在
の位置を測定する測位手段と、上記複数の通信事業者に
属する各基地局の位置情報及び通信事業者の識別情報が
記憶される基地局位置情報記憶手段と、上記測位手段か
らの測位出力と上記基地局位置情報記憶手段からの情報
出力とに基づき、所望の通信事業者に属しかつ最適な位
置にある基地局を選択する最適基地局選択手段とを有す
ることを特徴としている。
【0008】また、複数の通信方式に対応した通信が可
能な移動体通信端末装置の場合にも同様に、上記測位手
段からの測位出力と上記基地局位置情報記憶手段からの
情報出力(基地局の位置情報及び通信方式の識別情報を
含む)とに基づき、上記最適基地局選択手段により、所
望の通信方式でサービスを提供しかつ最適な位置にある
基地局を選択するようにすればよい。
能な移動体通信端末装置の場合にも同様に、上記測位手
段からの測位出力と上記基地局位置情報記憶手段からの
情報出力(基地局の位置情報及び通信方式の識別情報を
含む)とに基づき、上記最適基地局選択手段により、所
望の通信方式でサービスを提供しかつ最適な位置にある
基地局を選択するようにすればよい。
【0009】ここで、上記所望の通信事業者あるいは通
信方式としては、ユーザが予め決めておいた優先度の内
で優先順位の高いもののことである。また、上記最適な
位置にある基地局とは、原則として現在位置から最も近
距離の基地局のことであるが、さらに地形等の他の条件
も考慮して最適な基地局を選択するようにしてもよい。
上記基地局位置情報記憶手段には、予め各基地局の位置
情報及び通信事業者の識別情報あるいは通信方式の識別
情報を書き込んでおけばよいが、さらにこれらの情報を
通信中に更新する機能を持たせてもよい。
信方式としては、ユーザが予め決めておいた優先度の内
で優先順位の高いもののことである。また、上記最適な
位置にある基地局とは、原則として現在位置から最も近
距離の基地局のことであるが、さらに地形等の他の条件
も考慮して最適な基地局を選択するようにしてもよい。
上記基地局位置情報記憶手段には、予め各基地局の位置
情報及び通信事業者の識別情報あるいは通信方式の識別
情報を書き込んでおけばよいが、さらにこれらの情報を
通信中に更新する機能を持たせてもよい。
【0010】
【作用】上記基地局位置に基づいて、現在位置から最適
の位置にある基地局を選択できることにより、信号強度
の大きい基地局を選択することになり、通信エラーの少
ない高音質で安定した通信を実現できる。
の位置にある基地局を選択できることにより、信号強度
の大きい基地局を選択することになり、通信エラーの少
ない高音質で安定した通信を実現できる。
【0011】
【実施例】以下、図1〜図3を参照しながら、本発明の
一実施例について説明する。図1は、双方向移動体通信
システムの一種であるいわゆるセルラー電話システムに
用いられる移動体通信端末装置、いわゆる移動局の構成
を示し、この移動局が使用されるいわゆるセルラー電話
システムの一例を図2に示している。
一実施例について説明する。図1は、双方向移動体通信
システムの一種であるいわゆるセルラー電話システムに
用いられる移動体通信端末装置、いわゆる移動局の構成
を示し、この移動局が使用されるいわゆるセルラー電話
システムの一例を図2に示している。
【0012】すなわち、図2はいわゆるセルラー電話シ
ステムの概念図であり、セルラー端末(移動体通信端末
装置)である移動局11は、基地局12の通信カバーエ
リア内にあるとき、無線回線を介して基地局12と接続
される。制御局13は、このようないくつかの基地局1
2の回線制御を行い、交換局14は、このようないくつ
かの制御局13と公衆回線網15との接続を行う。
ステムの概念図であり、セルラー端末(移動体通信端末
装置)である移動局11は、基地局12の通信カバーエ
リア内にあるとき、無線回線を介して基地局12と接続
される。制御局13は、このようないくつかの基地局1
2の回線制御を行い、交換局14は、このようないくつ
かの制御局13と公衆回線網15との接続を行う。
【0013】図1は、本発明の一実施例として、このよ
うな移動局(移動体通信端末装置)11の一例を示すブ
ロック図である。
うな移動局(移動体通信端末装置)11の一例を示すブ
ロック図である。
【0014】この図1において、アンテナ21により受
信された基地局からの信号は、受信部22で復調され、
CPU等を有して成る制御部23に送られる。制御部2
3では、受信部22からの受信信号が音声信号と制御信
号とに分離され、音声信号はスピーカ24に送られて音
声に変換されて出力され、制御信号は制御部23内で処
理される。
信された基地局からの信号は、受信部22で復調され、
CPU等を有して成る制御部23に送られる。制御部2
3では、受信部22からの受信信号が音声信号と制御信
号とに分離され、音声信号はスピーカ24に送られて音
声に変換されて出力され、制御信号は制御部23内で処
理される。
【0015】話者の音声はマイクロホン25にて音響−
電気変換されて電気的な音声信号となり、制御部23に
送られて信号処理や必要に応じて制御信号付加等が施さ
れ、送信部26に送られる。送信部26では、制御部2
3から送られた信号を変調して、アンテナ21に送り、
上記基地局に送信する。
電気変換されて電気的な音声信号となり、制御部23に
送られて信号処理や必要に応じて制御信号付加等が施さ
れ、送信部26に送られる。送信部26では、制御部2
3から送られた信号を変調して、アンテナ21に送り、
上記基地局に送信する。
【0016】制御部23に接続された操作/表示部27
は、電話番号入力や各種機能の切換操作、及び必要に応
じて各種情報の表示を行うために設けられている。この
操作/表示部27は、後述するような基地局の位置情報
の入力や表示等にも用いられる。
は、電話番号入力や各種機能の切換操作、及び必要に応
じて各種情報の表示を行うために設けられている。この
操作/表示部27は、後述するような基地局の位置情報
の入力や表示等にも用いられる。
【0017】測位装置31は、この移動局(自局)の位
置を測定して、位置情報を制御部23内の最適基地局選
択機能部32に送るものである。基地局位置情報記憶装
置33は、この移動局である移動体通信端末装置が利用
可能な複数の通信事業者が運営する基地局の位置情報を
記憶するためのものであり、予め全ての基地局の位置情
報が書き込まれており、あるいは代表的な基地局の位置
情報が書き込まれていて必要に応じて使用者が操作/表
示部27により基地局位置情報を追加したり書き換えた
りできるようになっている。あるいは、基地局から送ら
れる制御情報から位置情報を取り出して記憶するように
してもよい。また、測位装置31は、この移動局(移動
体通信端末装置)の内部にあっても、あるいは外部にあ
って接続されるようになっていてもよい。
置を測定して、位置情報を制御部23内の最適基地局選
択機能部32に送るものである。基地局位置情報記憶装
置33は、この移動局である移動体通信端末装置が利用
可能な複数の通信事業者が運営する基地局の位置情報を
記憶するためのものであり、予め全ての基地局の位置情
報が書き込まれており、あるいは代表的な基地局の位置
情報が書き込まれていて必要に応じて使用者が操作/表
示部27により基地局位置情報を追加したり書き換えた
りできるようになっている。あるいは、基地局から送ら
れる制御情報から位置情報を取り出して記憶するように
してもよい。また、測位装置31は、この移動局(移動
体通信端末装置)の内部にあっても、あるいは外部にあ
って接続されるようになっていてもよい。
【0018】ここで、電源オン時やリセット時等には、
制御部23内の最適基地局選択機能部32が、測位装置
31からの自局の位置情報を受け取り、その位置情報を
基地局位置情報記憶装置33に記憶されている基地局の
位置情報と比較し、最適な基地局の確定処理をして、受
信部26の内部に設けられた受信する基地局を検索して
確定する基地局検索回路30に、その基地局(最適基地
局選択機能部32で確定された基地局)の受信を行うよ
うに指示する。制御部23では、受信部22、送信部2
6、測位装置31、スピーカ24、マイクロホン25、
操作/表示部27、及び基地局位置情報記憶装置33の
動作の制御を行う。
制御部23内の最適基地局選択機能部32が、測位装置
31からの自局の位置情報を受け取り、その位置情報を
基地局位置情報記憶装置33に記憶されている基地局の
位置情報と比較し、最適な基地局の確定処理をして、受
信部26の内部に設けられた受信する基地局を検索して
確定する基地局検索回路30に、その基地局(最適基地
局選択機能部32で確定された基地局)の受信を行うよ
うに指示する。制御部23では、受信部22、送信部2
6、測位装置31、スピーカ24、マイクロホン25、
操作/表示部27、及び基地局位置情報記憶装置33の
動作の制御を行う。
【0019】このような受信部22内の基地局検索回路
30、測位装置31、制御部23内の最適基地局選択機
能部32、及び基地局位置情報記憶装置33を有する移
動局(移動体通信端末装置)における基地局確定処理の
手順について、図3のフローチャートを参照しながら説
明する。
30、測位装置31、制御部23内の最適基地局選択機
能部32、及び基地局位置情報記憶装置33を有する移
動局(移動体通信端末装置)における基地局確定処理の
手順について、図3のフローチャートを参照しながら説
明する。
【0020】図3において、電源オン又はリセットした
後、最初のステップS41では、上記測位装置31で測
定していた現在の時局の位置情報を、最適基地局選択機
能部32が取り込む。次のステップS42で、使用者
(ユーザ)が予め設定しておいた複数の通信事業者の優
先度に基づいて、より優先度の高い通信事業者を選択す
る。
後、最初のステップS41では、上記測位装置31で測
定していた現在の時局の位置情報を、最適基地局選択機
能部32が取り込む。次のステップS42で、使用者
(ユーザ)が予め設定しておいた複数の通信事業者の優
先度に基づいて、より優先度の高い通信事業者を選択す
る。
【0021】次のステップS43では、上記ステップS
41で得られた自局の位置情報をもとに、上記最適基地
局選択機能部32が、上記基地局位置情報記憶装置33
から上記ステップS42で選択された通信事業者に属す
る基地局の位置と比較して、自局より最短の位置にある
基地局を検索することにより、通信すべきあるいは接続
すべき基地局の位置情報を得る。基地局の位置情報に
は、基地局の緯度、経度及び基地局の識別に利用される
チャンネル情報等が含まれる。次のステップS44にお
いて、上記最適基地局選択機能部32は、上記ステップ
S43で検索されて見つけられた最適基地局、すなわち
自局より最短の位置にある基地局の位置情報を上記受信
部22内の基地局検索回路30に送って、上記最適基地
局のチャンネル等をセットし、受信の指示を与える。
41で得られた自局の位置情報をもとに、上記最適基地
局選択機能部32が、上記基地局位置情報記憶装置33
から上記ステップS42で選択された通信事業者に属す
る基地局の位置と比較して、自局より最短の位置にある
基地局を検索することにより、通信すべきあるいは接続
すべき基地局の位置情報を得る。基地局の位置情報に
は、基地局の緯度、経度及び基地局の識別に利用される
チャンネル情報等が含まれる。次のステップS44にお
いて、上記最適基地局選択機能部32は、上記ステップ
S43で検索されて見つけられた最適基地局、すなわち
自局より最短の位置にある基地局の位置情報を上記受信
部22内の基地局検索回路30に送って、上記最適基地
局のチャンネル等をセットし、受信の指示を与える。
【0022】次のステップS45では、上記基地局検索
回路30が上記ステップS44でセットされたチャンネ
ルの基地局からの信号のサーチあるいは獲得を開始す
る。ステップS46では、この受信が成功したか否かを
判別しており、YES(受信成功)のときにはステップ
S47に進んで受信後の処理を行い、NOのとき(受信
に失敗したとき)には上記ステップS42に戻ってい
る。この受信不成功後のステップS42においては、前
回選択した通信事業者の次に優先度の高い通信事業者を
選択し、以下、上述したのと同様な処理を進める。
回路30が上記ステップS44でセットされたチャンネ
ルの基地局からの信号のサーチあるいは獲得を開始す
る。ステップS46では、この受信が成功したか否かを
判別しており、YES(受信成功)のときにはステップ
S47に進んで受信後の処理を行い、NOのとき(受信
に失敗したとき)には上記ステップS42に戻ってい
る。この受信不成功後のステップS42においては、前
回選択した通信事業者の次に優先度の高い通信事業者を
選択し、以下、上述したのと同様な処理を進める。
【0023】以上の説明においては、基地局を識別する
情報として基地局のチャンネルを例示したが、基地局と
の接続時に基地局を特定できるものを上記基地局位置情
報記憶装置33に記憶保持させて利用すればよい。この
識別情報は、通信システム毎にあるいは通信方式毎に設
定されており、例えば複数の通信方式を選択できるとき
には、その通信方式に応じて保持する情報も変えるよう
にすればよい。
情報として基地局のチャンネルを例示したが、基地局と
の接続時に基地局を特定できるものを上記基地局位置情
報記憶装置33に記憶保持させて利用すればよい。この
識別情報は、通信システム毎にあるいは通信方式毎に設
定されており、例えば複数の通信方式を選択できるとき
には、その通信方式に応じて保持する情報も変えるよう
にすればよい。
【0024】次に、セルラー端末装置の通信方式の具体
例としてCDMA方式について説明する。CDMAは、
Code Division Multiple Access の略であり、CDMA
方式とは、直接拡散変調方式と呼ばれる情報速度より充
分大きいディジタル符号系列により搬送波を変調する方
式を用いて、符号分割によってチャンネル多重を実現す
る方式である。
例としてCDMA方式について説明する。CDMAは、
Code Division Multiple Access の略であり、CDMA
方式とは、直接拡散変調方式と呼ばれる情報速度より充
分大きいディジタル符号系列により搬送波を変調する方
式を用いて、符号分割によってチャンネル多重を実現す
る方式である。
【0025】CDMA方式セルラーにおいては、複数の
基地局が同一の周波数を使用しており、基地局から移動
局に送信されるチャンネルの中にパイロット・チャンネ
ルがある。このパイロット・チャンネルは、データを含
まずPN(疑似雑音)符号が繰り返し送られるチャンネ
ルで、セルラー端末の同期獲得、維持、クロック再生の
ために利用される。パイロット・チャンネルのPN符号
は全ての基地局で同一であるが、基地局毎に異なる固有
の位相差を保って送信される。基準タイミングからの各
基地局のPN符号の位相差がパイロットPNオフセット
である。
基地局が同一の周波数を使用しており、基地局から移動
局に送信されるチャンネルの中にパイロット・チャンネ
ルがある。このパイロット・チャンネルは、データを含
まずPN(疑似雑音)符号が繰り返し送られるチャンネ
ルで、セルラー端末の同期獲得、維持、クロック再生の
ために利用される。パイロット・チャンネルのPN符号
は全ての基地局で同一であるが、基地局毎に異なる固有
の位相差を保って送信される。基準タイミングからの各
基地局のPN符号の位相差がパイロットPNオフセット
である。
【0026】CDMA方式セルラーでは、いわゆるスペ
クトル拡散の技術を採用することにより、このように多
重化された信号をセルラー端末で分離して検出すること
ができる。これにより、セルラー端末で各基地局からの
信号のPN符号を検出して、各基地局をパイロットPN
オフセットにより識別できる。
クトル拡散の技術を採用することにより、このように多
重化された信号をセルラー端末で分離して検出すること
ができる。これにより、セルラー端末で各基地局からの
信号のPN符号を検出して、各基地局をパイロットPN
オフセットにより識別できる。
【0027】すなわち、各基地局は固有のパイロットP
Nオフセットを持っていて、そのパイロットPNオフセ
ットをサーチして確定することで通信が開始される。こ
のようなCDMA方式における上記基地局位置情報とし
ては、基地局の緯度、経度の他に、識別情報としてのパ
イロットPNオフセットが挙げられる。ここで、回線接
続中に基地局から送られてくる制御情報の中に緯度、経
度情報が含まれており、これらをそのとき接続している
基地局のパイロットPNオフセットと共に上記基地局位
置情報記憶装置33に記憶させて利用するようにするこ
ともできる。
Nオフセットを持っていて、そのパイロットPNオフセ
ットをサーチして確定することで通信が開始される。こ
のようなCDMA方式における上記基地局位置情報とし
ては、基地局の緯度、経度の他に、識別情報としてのパ
イロットPNオフセットが挙げられる。ここで、回線接
続中に基地局から送られてくる制御情報の中に緯度、経
度情報が含まれており、これらをそのとき接続している
基地局のパイロットPNオフセットと共に上記基地局位
置情報記憶装置33に記憶させて利用するようにするこ
ともできる。
【0028】一般にセルラー端末においては、各基地局
からの信号が多重化された信号を受信すると、基地局と
同じPN符号を受信信号に掛け合わせて受信信号とPN
符号との相関を求める。両者の相関が充分に高い場合に
は、その基地局の送信信号とPN符号との同期がとれて
いることになる。セルラー端末は、発生するPN符号の
位相を変更しながら受信信号との相関を求めることで、
セルラー端末の現在位置で受信可能な全ての基地局から
の信号を検出でき、これにより各基地局間のPN符号の
位相差を求めることができる。
からの信号が多重化された信号を受信すると、基地局と
同じPN符号を受信信号に掛け合わせて受信信号とPN
符号との相関を求める。両者の相関が充分に高い場合に
は、その基地局の送信信号とPN符号との同期がとれて
いることになる。セルラー端末は、発生するPN符号の
位相を変更しながら受信信号との相関を求めることで、
セルラー端末の現在位置で受信可能な全ての基地局から
の信号を検出でき、これにより各基地局間のPN符号の
位相差を求めることができる。
【0029】ここで例えば、通信事業者A、通信事業者
Bからの信号を受信可能なセルラー端末装置において、
料金的に有利であるとかサービスが優れている等の理由
によりユーザが通信事業者Aの優先度を通信事業者Bよ
りも高く設定しているとき、上記図3のステップS42
では、最初に優先度の高い通信事業者Aを選択する。次
のステップS43では、通信事業者Aが運営する全ての
基地局の位置情報を上記基地局位置情報記憶装置33か
ら得て、自局の位置から最短の位置の基地局を検索す
る。ステップS44ではこの最適基地局の識別情報であ
るパイロットPNオフセットを上記受信部22の基地局
検索回路30にセットして受信の指示を与え、ステップ
S45でこのセットされたパイロットPNオフセットを
持つ基地局からの信号の獲得を開始する。ステップS4
6でNO(受信失敗)と判別されたときにはステップS
42に戻り、上記通信事業者Aの次に優先度の高い通信
事業者Bを選択する。
Bからの信号を受信可能なセルラー端末装置において、
料金的に有利であるとかサービスが優れている等の理由
によりユーザが通信事業者Aの優先度を通信事業者Bよ
りも高く設定しているとき、上記図3のステップS42
では、最初に優先度の高い通信事業者Aを選択する。次
のステップS43では、通信事業者Aが運営する全ての
基地局の位置情報を上記基地局位置情報記憶装置33か
ら得て、自局の位置から最短の位置の基地局を検索す
る。ステップS44ではこの最適基地局の識別情報であ
るパイロットPNオフセットを上記受信部22の基地局
検索回路30にセットして受信の指示を与え、ステップ
S45でこのセットされたパイロットPNオフセットを
持つ基地局からの信号の獲得を開始する。ステップS4
6でNO(受信失敗)と判別されたときにはステップS
42に戻り、上記通信事業者Aの次に優先度の高い通信
事業者Bを選択する。
【0030】以上はいわゆるCDMA方式の場合につい
て説明したが、他の通信方式の場合でも同様に適用でき
る。例えば、いわゆるFDMA(Frequency Division Mu
ltiple Access)方式の場合では、基地局識別情報とし
て、パイロットPNオフセットの代わりに、基地局に固
有の周波数を基地局位置情報記憶装置33に記憶させ、
その周波数をもとに受信を開始すればよい。
て説明したが、他の通信方式の場合でも同様に適用でき
る。例えば、いわゆるFDMA(Frequency Division Mu
ltiple Access)方式の場合では、基地局識別情報とし
て、パイロットPNオフセットの代わりに、基地局に固
有の周波数を基地局位置情報記憶装置33に記憶させ、
その周波数をもとに受信を開始すればよい。
【0031】このような実施例によれば、優先順位の高
い通信事業者の基地局の内、最も近距離にある基地局を
選択できるため、信号強度の大きい基地局を選択できる
ことになり、通信エラーが少なく、高音質で安定した通
信を実現できる。また、CDMA方式セルラーの場合に
は、基地局が近い場合に、セルラー端末の送信電力が少
なくなるように制御されるため、電池の持続時間を増大
できる。さらに、通信を始めてすぐに隣接基地局への切
り替え(いわゆるハンドオフ)が生じることが少なくな
るため、安定した通信に素早く到達することができる。
い通信事業者の基地局の内、最も近距離にある基地局を
選択できるため、信号強度の大きい基地局を選択できる
ことになり、通信エラーが少なく、高音質で安定した通
信を実現できる。また、CDMA方式セルラーの場合に
は、基地局が近い場合に、セルラー端末の送信電力が少
なくなるように制御されるため、電池の持続時間を増大
できる。さらに、通信を始めてすぐに隣接基地局への切
り替え(いわゆるハンドオフ)が生じることが少なくな
るため、安定した通信に素早く到達することができる。
【0032】また、移動中に基地局から送られてくる制
御情報から基地局の位置情報を取り出して記憶するよう
に構成すれば、位置情報を学習してゆくことにより、基
地局の新設等にも素早く対応できる。
御情報から基地局の位置情報を取り出して記憶するよう
に構成すれば、位置情報を学習してゆくことにより、基
地局の新設等にも素早く対応できる。
【0033】なお、本発明はこの実施例にのみ限定され
るものではなく、例えば、複数の通信方式に対応するC
DMA方式セルラー端末等の移動体通信端末装置の場合
にも同様に適用でき、この場合には、基地局位置情報記
憶装置33に各基地局の位置情報と共に通信方式の識別
情報を記憶するようにし、最適基地局選択機能部32に
より、測位装置31からの位置情報と基地局位置情報記
憶装置33からの情報出力とに基づき、優先順位の高い
通信方式でサービスを提供しかつ最も近距離の位置にあ
る基地局を選択するようにすればよい。この場合も、基
地局位置情報記憶装置33が保持している各基地局の位
置情報を通信中に更新する機能を持たせるようにしても
よい。
るものではなく、例えば、複数の通信方式に対応するC
DMA方式セルラー端末等の移動体通信端末装置の場合
にも同様に適用でき、この場合には、基地局位置情報記
憶装置33に各基地局の位置情報と共に通信方式の識別
情報を記憶するようにし、最適基地局選択機能部32に
より、測位装置31からの位置情報と基地局位置情報記
憶装置33からの情報出力とに基づき、優先順位の高い
通信方式でサービスを提供しかつ最も近距離の位置にあ
る基地局を選択するようにすればよい。この場合も、基
地局位置情報記憶装置33が保持している各基地局の位
置情報を通信中に更新する機能を持たせるようにしても
よい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る移動
体通信端末装置によれば、複数の通信事業者に対応した
通信(又は複数の通信方式)に対応した通信が可能な移
動体通信端末装置において、現在の位置を測定する測位
手段と、上記複数の通信事業者に属する各基地局の位置
情報及び通信事業者の識別情報(又は通信方式の識別情
報)が記憶される基地局位置情報記憶手段と、上記測位
手段からの測位出力と上記基地局位置情報記憶手段から
の情報出力とに基づき、所望の通信事業者に属し(又は
所望の通信方式でサービスを提供し)かつ最適な位置に
ある基地局を選択する最適基地局選択手段とを有してい
るため、端末装置から最適の位置にある信号強度の大き
い基地局を選択することができ、通信エラーの少ない高
音質で安定した通信を実現できる。
体通信端末装置によれば、複数の通信事業者に対応した
通信(又は複数の通信方式)に対応した通信が可能な移
動体通信端末装置において、現在の位置を測定する測位
手段と、上記複数の通信事業者に属する各基地局の位置
情報及び通信事業者の識別情報(又は通信方式の識別情
報)が記憶される基地局位置情報記憶手段と、上記測位
手段からの測位出力と上記基地局位置情報記憶手段から
の情報出力とに基づき、所望の通信事業者に属し(又は
所望の通信方式でサービスを提供し)かつ最適な位置に
ある基地局を選択する最適基地局選択手段とを有してい
るため、端末装置から最適の位置にある信号強度の大き
い基地局を選択することができ、通信エラーの少ない高
音質で安定した通信を実現できる。
【図1】本発明の一実施例としての移動体通信端末装置
の概略構成を示すブロック回路図である。
の概略構成を示すブロック回路図である。
【図2】本発明の一実施例としての移動体通信端末装置
を用いて成るいわゆるセルラー電話システムの構成例を
示すブロック図である。
を用いて成るいわゆるセルラー電話システムの構成例を
示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施例としての移動体通信端末装置
の動作を説明するためのフローチャートである。
の動作を説明するためのフローチャートである。
22・・・・・受信部
23・・・・・制御部
26・・・・・送信部
27・・・・・操作/表示部
31・・・・・測位装置
32・・・・・最適基地局選択機能部
33・・・・・基地局位置情報記憶装置
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平6−315005(JP,A)
特開 平4−255122(JP,A)
特開 平2−171039(JP,A)
特開 昭63−261928(JP,A)
特開 平3−274926(JP,A)
特開 平1−220922(JP,A)
特開 平5−75518(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H04Q 7/00 - 7/38
H04B 7/24 - 7/26
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の通信事業者に対応したCDMA方
式による通信が可能な移動体通信端末装置において、 現在の位置を測定する測位手段と、 上記複数の通信事業者に属する各基地局の位置情報、パ
イロットPNオフセット及び通信事業者の識別情報が記
憶される基地局位置情報記憶手段と、 上記測位手段からの測位出力と上記基地局位置情報記憶
手段からの情報出力とに基づき、上記複数の通信事業者
の内の優先順位の高い通信事業者に属しかつ最適な位置
にある基地局を選択する最適基地局選択手段とを有し、 上記最適基地局選択手段は、上記測位手段により測定し
て得られた自局位置情報を取り込み、上記基地局位置情
報記憶手段に記憶された上記複数の通信事業者の内の優
先順位の高い通信事業者を選択し、上記選択された通信
事業者が運営する全ての基地局の位置情報と上記自局位
置情報とに基づき、最短の位置にある基地局を検索し、
得られた基地局を確定し、確定された基地局のパイロッ
トPNオフセットをセットして受信を開始し、受信失敗
の場合には上記複数の通信事業者の内の次に優先順位の
高い通信事業者を選択して上記基地局検索、確定、受信
開始を順次行うこと を特徴とする移動体通信端末装置。 - 【請求項2】 上記基地局位置情報記憶手段に記憶され
る各基地局の位置情報を通信中に更新する機能を設けた
ことを特徴とする請求項1記載の移動体通信端末装置。 - 【請求項3】 CDMA方式を含む複数の通信方式に対
応した通信が可能な移動体通信端末装置において、 現在の位置を測定する測位手段と、 各基地局の位置情報、パイロットPNオフセット及び通
信方式の識別情報が記憶される基地局位置情報記憶手段
と、 上記測位手段からの測位出力と上記基地局位置情報記憶
手段からの情報出力とに基づき、上記複数の通信方式の
内の優先順位の高い通信方式でサービスを提供しかつ最
適な位置にある基地局を選択する最適基地局選択手段と
を有し、 上記最適基地局選択手段は、上記測位手段により測定し
て得られた自局位置情報を取り込み、上記基地局位置情
報記憶手段に記憶された上記複数の基地局の内の優先順
位の高い通信方式でサービスを提供する基地局を選択
し、上記選択された全ての基地局の位置情報と上記自局
位置情報とに基づき、最短の位置にある基地局を検索
し、得られた基地局を確定し、確定された基地局の通信
方式がCDMA方式の場合にはパイロットPNオフセッ
トをセットして受信を開始し、受信失敗の場合には上記
の次に優先順位の高い通信方式でサービスを提供する基
地局を選択して上記基地局検索、確定、受信開始を順次
行うこと を特徴とする移動体通信端末装置。 - 【請求項4】 上記基地局位置情報記憶手段に記憶され
る各基地局の位置情報を通信中に更新する機能を設けた
ことを特徴とする請求項3記載の移動体通信端末装置。 - 【請求項5】 複数の通信事業者に対応したCDMA方
式による通信が可能な移動体通信端末装置の基地局選択
方法において、 現在の自局の位置を測定して自局位置情報を取り込む工
程と、 上記複数の通信事業者の内の優先順位の高い通信事業者
を選択する工程と、 上記選択された通信事業者が運営する全ての基地局の位
置情報と上記自局位置情報とに基づき、最短の位置にあ
る基地局を検索する工程と、 上記検索により得られた基地局を確定する工程と、 上記確定された基地局のパイロットPNオフセットをセ
ットして受信を開始する工程とを有し、 受信失敗の場合には上記複数の通信事業者の内の次に優
先順位の高い通信事業者を選択して上記基地局検索、確
定、受信開始の各工程を順次行うこと を特徴とする基地
局選択方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29049893A JP3455996B2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 移動体通信端末装置及び基地局選択方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29049893A JP3455996B2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 移動体通信端末装置及び基地局選択方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07143544A JPH07143544A (ja) | 1995-06-02 |
JP3455996B2 true JP3455996B2 (ja) | 2003-10-14 |
Family
ID=17756807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29049893A Expired - Fee Related JP3455996B2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 移動体通信端末装置及び基地局選択方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3455996B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP4520278B2 (ja) * | 2004-11-08 | 2010-08-04 | 日本無線株式会社 | 無線通信システム、無線通信装置、および無線基地局システム |
JP4681898B2 (ja) * | 2005-02-02 | 2011-05-11 | 富士通東芝モバイルコミュニケーションズ株式会社 | 移動通信端末の基地局サーチ制御方法及び移動通信端末 |
JP4639860B2 (ja) * | 2005-03-07 | 2011-02-23 | 日本電気株式会社 | 携帯端末、通信システム、通信網選択方法、及びプログラム |
JP2006262175A (ja) * | 2005-03-17 | 2006-09-28 | Tdk Corp | 車載用無線lan装置 |
EP1988732A4 (en) * | 2006-02-22 | 2012-11-21 | Nec Corp | COMMUNICATION SYSTEM WITH PORTABLE TELEPHONES, COMMUNICATION CONTROL METHOD AND COMMUNICATION CONTROL PROGRAM |
US8983451B2 (en) * | 2009-05-08 | 2015-03-17 | Qualcomm Incorporated | Wireless communication systems with femto nodes |
-
1993
- 1993-11-19 JP JP29049893A patent/JP3455996B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH07143544A (ja) | 1995-06-02 |
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