JP3454724B2 - 復調回路 - Google Patents

復調回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャリア周波数に
信号で変調をかけた変調信号を、元の信号に戻す復調回
路におけるデジタル復調回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のデジタル復調回路DM1
1を示す図である。
【0003】デジタル復調回路DM11において、キャ
リア周波数fcに信号で変調をかけた変調信号をアンテ
ナ11が受信し、この受信した変調信号を受信用増幅器
12が増幅し、変調信号以外の成分をバンドパスフィル
タ13が除去し、受信した変調信号と発振器15が発生
した正弦波とを検波器14がアナログ乗算し、このアナ
ログ乗算によって、キャリア周波数の近傍にある信号成
分を直流近傍に周波数変換する。なお、発振器15は、
選択したいチャンネルのキャリア周波数と同一の周波数
の正弦波を発生する。
【0004】そして、検波器14が出力した直流近傍の
信号以外の信号をローパスフィルタ16が除去し、上記
直流近傍の信号をA/D変換器17がデジタル信号に変
換し、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)等で構成
されているデジタル復調器18が、A/D変換器17の
デジタル出力信号を処理し、元の信号を再生する。
【0005】図6は、従来のデジタル復調回路DM11
の各要部における動作を説明する図である。
【0006】図6(1)は、従来のデジタル復調回路D
M11において、キャリア周波数fcに信号で変調をか
けた変調信号をアンテナで受信し、受信増幅器12で増
幅したスペクトラムを示す図である。キャリア周波数f
cの周辺に信号電力が存在する。
【0007】図6(2)は、図6(1)に示す信号をア
ナログバンドパスフィルタ13が入力し、出力した信号
を示す図であり、この信号は、キャリア周波数fc周辺
以外の雑音が除去された信号である。
【0008】図6(3)は、従来のデジタル復調回路D
M11における検波器14の出力信号を示す図である。
【0009】図7は、従来のデジタル復調回路DM11
における検波器14を構成するギルバート回路を示す回
路図である。
【0010】正弦波発振器15で発生したキャリア周波
数fcと同一周波数の正弦波と、図6(2)に示すバン
ドパスフィルタ13の出力信号とを、検波器14が乗算
する。ここで、信号成分をsin(x)とすると、検波
器14における動作は、次の式(1)に示すようにな
る。
【0011】sin(fc)・sin(fc)=[co
s(2fc−x)+cos(x)]/2……式(1) 検波器14が検波することによって、上記式(1)で示
すように、信号をfcの付近から直流付近と、2fc付
近とに分布するように変換することができる。さらに、
ローパスフイルタ16が、直流付近以外の信号を除去す
ると、図6(4)に示す波形になる。最後に、図6
(4)に示す信号を、A/D変換器17がA/D変換す
る。
【0012】このときに、直流付近のみならず、A/D
変換器のサンプリングによる折返しによって、A/D変
換器のサンプリング周波数fsの近傍に、直流付近に分
布する信号が再び分布し、図6(5)に示すようにな
る。そして、デジタル復調器18は、図6(5)に示す
直流付近に分布した信号に着目し、信号を復調するもの
である。
【0013】従来のデジタル復調回路DM11におい
て、上記手順で復調するので、正確な乗算を行うために
はギルバート回路のようなアナログ乗算器が必要であ
り、このギルバート回路のようなアナログ乗算器は、高
精度化が困難であるという問題がある。
【0014】図8は、PSK(Phase Shift keying)で
変調された信号を復調する従来のデジタル復調回路DM
12を示す図である。
【0015】従来のデジタル復調回路DM12は、検波
器14とローパスフィルタ16とA/D変換器17とに
よって構成されるブロックを2組(第1のブロック、第
2のブロック)用意し、アナログ発振器40が正弦波信
号を発振し、この発振された正弦波信号を第2のブロッ
クに入力するとともに、正弦波入力に対してその位相が
90°ずれた余弦波を発生するπ/2位相シフト回路4
1の出力の余弦波を第1のブロックに人力する。
【0016】このようにすることによって、従来のデジ
タル正弦波を乗算した回路からは、正弦波で変調された
信号を取り出すことができ、余弦波を乗算した回路から
は、余弦波で変調された信号を取り出すことができる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において、
検波器14の他に、歪みが低い発振器15、40と、正
弦波を余弦波に変換するアナログπ/2位相シフト回路
41とを必要とし、一般的には、歪みが低いアナログπ
/2位相シフト回路を、現在主流のMOSプロセスで実
現することが困難であるという問題がある。
【0018】本発明は、低歪みのアナログ検波器、アナ
ログπ/2位相シフト器を使用せずに、復調することが
できる復調回路を提供することを目的とするものであ
る。
【0019】
【課題を解決する手段】本発明は、キャリア周波数に信
号で変調をかけた変調信号を元の信号に戻す復調回路に
おいて、上記変調信号を入力し、上記変調信号以外の成
分を除去するアナログバンドパスフィルタと、上記アナ
ログバンドパスフィルタの出力信号を、上記キャリア周
波数と同一の周波数でオーバーサンプリングすることに
よって、上記キャリア周波数の近傍に存在する信号成分
を、折返しによって直流近傍に周波数変換するとともに
デジタル信号に変換するノイズシェーピング型A/D変
換器と、上記ノイズシェーピング型A/D変換器が変換
した上記デイジタル信号のうちで、上記キャリア周波数
近傍の信号を除去し、上記直流近傍の折返し成分のみを
取り出すデジタルローパスフィルタと、上記デジタルロ
ーパスフィルタが取り出した上記直流近傍のディジタル
化された信号を処理し、元の信号を再生するデジタルシ
グナルプロセッサとを有する復調回路である。
【0020】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の第
1の実施例である復調回路DM1を示す図である。
【0021】復調回路DM1は、アンテナ11と、増幅
する受信用増幅器12と、バンドパスフイルタ13と、
ノイズシェーピング型A/D変換器51と、デジタルロ
ーパスフイルタ52と、復調用DSP(デジタルシグナ
ルプロセッサ)54とを有するものである。
【0022】アンテナ11は、キャリア周波数に信号で
変調をかけた変調信号を受信するアンテナであり、受信
用増幅器12は、変調信号を増幅ものであり、バンドパ
スフイルタ13は、変調信号以外の成分を除去するバン
ドパスフイルタである。ノイズシェーピング型A/D変
換器51は、クロック発振器53で発生したクロックを
オーバーサンプリング周波数としてA/D変換を行うも
のであり、サンプリングによって検波器と同様の検波動
作を行うことが可能なものである。デジタルローパスフ
イルタ52は、ノイズシェーピング型A/D変換器51
で発生したノイズシェーピング雑音等の直流近傍の信号
以外を除去するローパスフイルタであり、復調用DSP
54は、デジタルローパスフィルタ52の出力信号を処
理し、元の信号を再生するデジタルシグナルプロセッサ
である。
【0023】図2は、上記実施例における復調回路DM
1の動作を説明する図である。
【0024】図2(1)は、復調回路DM1において、
キャリア周波数に信号で変調をかけた変調信号をアンテ
ナ11で受信し、受信増幅器12で増幅したスペクトラ
ムを示す図である。受信増幅器12の出力信号におい
て、キャリア周波数fcの周辺に信号電力が存在する。
【0025】図2(2)は、復調回路DM1において、
バンドパスフィルタ13が図2(1)に示す信号を入力
したときに、バンドパスフィルタ13が出力する信号を
示す図であり、キャリア周波数fc周辺以外の雑音が除
去されている。
【0026】図2(3)は、上記実施例の特徴的な動作
を示す図である。図2(3)に示すように、キャリア周
波数fcと同一周波数のオーバーサンプリング周波数f
sによって、ノイズシェーピングA/D変換器51を動
作させ、これによってキャリア周波数fc近傍に分布す
る信号を、サンプリング動作で生ずる折返し信号とし
て、直流近傍にミラーリングする(発生させる)もので
ある。
【0027】ノイズシェーピングA/D変換器51にお
いて、量子化雑音は、図2(3)に示すように、直流近
傍とオーバーサンプリング周波数fs(fc)近傍とに
おいて小さくなる特性を有し、この2つの領域でのみ高
精度特性を示す。したがって、上記動作のように、オー
バーサンプリング周波数fsとキャリア周波数fcとを
同一にした場合、折返し信号として、直流近傍にミラー
リングする動作を高精度で実行することができる。さら
に、図2(3)に示すA/D変換器51の出力信号をデ
ジタルローパスフィルタ52に入力することによって、
直流近傍にだけ信号が分布した理想的な信号を得ること
ができる。
【0028】上記実施例が従来回路と著しく異なる点
は、構造的には、高精度化が困難なアナログ検波器を必
要としなくなる点であり、従来回路では発振器としてア
ナログ正弦波発生器を必要とするが、上記実施例ではク
ロック発振器で足りる点である。つまり、発振した正弦
波に歪みがあった場合に、従来回路ではこの歪みによっ
て検波精度を劣化させるが、上記実施例では、クロック
発振器で足りるので、歪みによる精度劣化が生じない。
【0029】また、上記実施例と従来回路との間におけ
る性能面での大きな差異は、復調用DSPの入力波形で
ある。つまり、従来回路では、図6(5)に示すよう
に、A/D変換器による折返し雑音が、サンプリング周
波数の近傍に分布するが、上記実施例では、ディジタル
フィルタ52によって、サンプリング周波数近傍の信号
も除去することができるので、図2(4)に示すよう
に、理想的な波形を得ることができる。
【0030】さらに、上記実施例では、A/D変換器に
ノイズシェーピング型A/D変換器51を使用している
点に特徴がある。ノイズシェーピングA/D変換器51
は、分解能の低いA/D変換器を使用し、変換する信号
の帯域よりも非常に高いオーバーサンプリング周波数で
サンプリングするものであり、このオーバーサンプリン
グの際に、積分器等を用いて量子化雑音の分布を変え、
信号帯域付近の量子化雑音を小さくする技術を用いたA
/D変換器である。したがって、図2(3)に示すよう
に、低周波で量子化雑音が小さくなる性質を持ってい
る。また、ノイズシェーピングA/D変換器51は、そ
の原理から、サンプリング周波数付近でも、量子化雑音
が小さくなる特性を有する。
【0031】したがって、復調器のようにキャリア周波
数fcの近傍にある信号を直流近傍に変換する場合、ノ
イズシェーピングA/D変換器51を用い、キャリア周
波数fcとオーバーサンプリング周波数とを同一にし、
A/D変換することによって、直接かつ高精度に信号を
直流近傍に変換することができる。また、キャリア周波
数fcは、数十〜数百MHzと高周波であり、一般のA
/D変換器では高精度の変換特性を有したままこのよう
な高いサンプリング速度を実現することは困難である
が、ノイズシェーピングA/D変換器51では、低い信
号帯域のみで、高精度変換特性を有したまま、数十〜数
百MHzのオーバーサンプリングを実現することは容易
である。
【0032】図3は、上記実施例におけるノイズシェー
ピングA/D変換器51の具体例を示す回路図である。
【0033】ノイズシェーピングA/D変換器51は、
ノイズシェーピングA/D変換器51の基本回路である
1次Δ−ΣA/D変換器を構成した例であり、増幅器7
4と抵抗R1、R2と容量Cとによって、RC積分器を
構成し、比較器75によって増幅器74の出力を1bi
t量子化し、インバータINV1によって1bitのD
/A変換器を構成し、帰還をかける回路である。比較器
75は、ノイズシェーピング型A/D変換器に設けられ
ている帰還用D/A変換器の例であり、この帰還用D/
A変換器として、電流出力型D/A変換器、PWM型D
/A変換器、ビットストリ−ム型D/A変換器のうちの
どれを使用していもよい。
【0034】従来は、積分器としてスイッチトキャパシ
タ回路を用いている。しかし、アナログ入力の周波数が
オーバーサンプリング周波数に近い復調器においてスイ
ッチトキャパシタ積分器を用いると、スイッチのON抵
抗とサンプリング容量とによる時定数によって、サンプ
リング容量が十分セットリングしない状態で、サンプリ
ングが終了し、これによって、セットリング誤差が発生
し、高精度なA/D変換を行うことが困難である。
【0035】これに対して、RC積分器は、いわば上記
スイッチが存在しないものであり(スイッチが存在して
いたとしてもそのスイッチが常にオン状態のものであ
り)、したがって、従来例においてスイッチトキャパシ
タ積分器を用いたときのようなセットリング誤差が、上
記実施例では発生せず、よって、上記実施例では、アナ
ログ入力の周波数がオーバーサンプリング周波数に近い
状態における高精度変換が可能になる。
【0036】図4は、本発明の第2の実施例である復調
回路DM2を示す回路図である。
【0037】復調回路DM2は、図8に示す従来例にお
いて、PSK(Phase Shift keying)で変調された信号
を復調する回路に応用した場合の回路である。
【0038】復調回路DM2は、アンテナ11と、受信
アンプ12と、第1ブロックB1と、第2ブロックB2
と、復調用DSP42と、クロック発信機81と、分周
器82とを有する。
【0039】第1ブロックB1は、ノイズシェーピング
A/D変換器51と、デジタルローパスフィルタ52と
によって構成されている。第2ブロックB2は、ノイズ
シェーピングA/D変換器51と同様のノイズシェーピ
ングA/D変換器51’と、デジタルローパスフィルタ
52と同様のデジタルローパスフィルタ52’とによっ
て構成されている。
【0040】クロック発振器81は、キャリア周波数f
cの4倍のクロック(4×fc)を発振するものであ
る。分周器82は、4倍のクロック(4×fc)を1/
4分周して、1/4分周クロックを作り、この1/4分
周クロックを、第2ブロックB2に入力し、また、上記
1/4分周クロックをさらに1クロック分だけ遅延させ
た1クロック遅延1/4分周クロックを、第1ブロック
B1に入力する分周器である。これによって、第1ブロ
ックB1からは、正弦波で変調された信号が取り出さ
れ、第2ブロックB2からは、余弦波で変調された信号
が取り出される。
【0041】従来例では、検波器、正弦波を余弦波に変
換する低歪みなアナログπ/2位相シフト回路が必要に
なるが、上記実施例によれば、検波器は必要なくなり、
しかも、低歪み特性を必要とする発振器・アナログπ/
2位相シフト回路を、歪み特性を問題としないクロック
発生器と分周器とに置き換えることができるので、高精
度アナログ回路を必要とせずに、高精度復調器を実現す
ることができる。
【0042】上記実施例は、検波器やπ/2位相シフト
器等の高精度アナログ回路を用いずに、キャリア信号に
変調をかけた変調信号をホモダイン検波する復調回路
を、A/D変換器、クロック発生器、分周器等で構成し
ているので、復調回路のオンチップ化を大規模LSIで
実現することができる。
【0043】
【発明の効果】請求項1、3に記載の発明によれば、従
来回路では必要としていた発振器・アナログπ/2位相
シフト回路等の高精度アナログ回路を使用せずに、復調
回路を構成することができるという効果を奏する。
【0044】請求項2に記載の発明によれば、RC積分
器を用いたノイズシェーピングA/D変換器をA/D変
換器に用いることによって、必要帯域を高精度に変換
し、しかも、キャリア周波数と同一の高いサンプリング
周波数を有するA/D変換器を容易に得られ、したがっ
て、低歪み・高精度アナログ特性を得にくいMOSプロ
セスでも復調器を実現することが可能になり、大規模論
理LSIに復調回路をオンチップすることができるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である復調回路DM1を
示す図である。
【図2】上記実施例における復調回路DM1の動作を説
明する図である。
【図3】上記実施例におけるノイズシェーピングA/D
変換器51の具体例を示す回路図である。
【図4】本発明の第2の実施例である復調回路DM2を
示す回路図である。
【図5】従来のデジタル復調回路DM11を示す図であ
る。
【図6】従来のデジタル復調回路DM11の各要部にお
ける動作の説明図である。
【図7】従来のデジタル復調回路DM11における検波
器14を構成するギルバート回路を示す回路図である。
【図8】PSK(Phase Shift keying)で変調された信
号を復調する従来のデジタル復調回路DM12を示す図
である。
【符号の説明】
11…アンテナ、 12…受信増幅器、 13…アナログバンドパスフィルタ、 51…ノイズシェーピングA/D変換器、 52…デジタルローパスフィルタ、 53…クロック発振器、 71…アナログ入力、 R1、R2…抵抗、 C…容量、 74…増幅器、 75…比較器、 INV1…インバータ、 81…キャリア周波数の4倍のクロック発振器、 82…1/4分周器および1クロック遅延発生器。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−136837(JP,A) 特開 平4−177946(JP,A) 特開 昭62−200849(JP,A) 特開 平9−149091(JP,A) 特開 平6−296167(JP,A) 特開 平3−135231(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 27/22 H03M 3/02 H04B 1/10 H04B 1/26

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリア周波数に信号で変調をかけた変
    調信号を元の信号に戻す復調回路において、 上記変調信号を入力し、上記変調信号以外の成分を除去
    するアナログバンドパスフィルタと;上記アナログバン
    ドパスフィルタの出力信号を、上記キャリア周波数と同
    一の周波数でオーバーサンプリングすることによって、
    上記キャリア周波数の近傍に存在する信号成分を、折返
    しによって直流近傍に周波数変換するとともにデジタル
    信号に変換するノイズシェーピング型A/D変換器と;
    上記ノイズシェーピング型A/D変換器が変換した上記
    デイジタル信号のうちで、上記キャリア周波数近傍の信
    号を除去し、上記直流近傍の折返し成分のみを取り出す
    デジタルローパスフィルタと;上記デジタルローパスフ
    ィルタが取り出した上記直流近傍のディジタル化された
    信号を処理し、元の信号を再生するデジタルシグナルプ
    ロセッサと;を有することを特徴とする復調回路。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記ノイズシェーピング型A/D変換器は、抵抗と容量
    と増幅器とによって構成されているRC積分器を有し、 上記ノイズシェーピング型A/D変換器に設けられてい
    る帰還用D/A変換器として、電流出力型D/A変換
    器、PWM型D/A変換器またはビットストリ−ム型D
    /A変換器が使用されていることを特徴とする復調回
    路。
  3. 【請求項3】 上記ノイズシェーピング型A/D変換器
    と上記デジタルローパスフィルタとによって第1ブロッ
    クを構成し、 上記ノイズシェーピング型A/D変換器と同じノイズシ
    ェーピング型A/D変換器と上記デジタルローパスフィ
    ルタと同じデジタルローパスフィルタとによって構成さ
    れている第2ブロックと;上記キャリア周波数の4倍の
    周波数のクロックを発振するクロック発振器と;上記ク
    ロック発振器が発振したクロックを1/4に分周し、こ
    の1/4分周クロックと、上記1/4分周クロックを1
    クロック分だけ時間的に遅れさせた1クロック遅延1/
    4分周クロックとを出力する1/4分周回路と;を有
    し、上記第1ブロックが、上記キャリア周波数に信号で
    変調をかけた変調信号と、上記1/4分周クロックとを
    入力し、正弦波で変調された復調信号を出力し、一方、
    上記第2ブロックが、上記キャリア周波数に信号で変調
    をかけた変調信号と、1クロック遅延1/4分周クロッ
    クを入力し、余弦波で変調された復調信号を出力するこ
    とを特徴とする復調回路。
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