JP3454683B2 - 石材調塗膜の形成方法 - Google Patents
石材調塗膜の形成方法Info
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Description
調などの石材調塗膜を塗装ローラーで塗布することによ
り形成する方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】天然石
やセラミックなどの骨材を含んだ、御影石調や大理石調
などの石材調塗料は、実際の石材を用いるのに比べて、
低コストで高級感のある塗膜が得られることから、建築
物の外装等に用いられている。 【0003】このような石材調塗料を塗布する方法とし
ては、特公平5−9587号公報に記載されているよう
なスプレーガンを用いて塗布する方法が知られている。
しかしながら、このような塗装方法では、スプレーガン
のほかに、コンプレッサーなどの種々の機器が必要であ
り、またそれらの機器の取扱いが複雑であり、コスト高
になるなどの問題があった。 【0004】また、スプレーガンによる塗装方法では、
粗い骨材を用いることができず、骨材の大きさに制限を
受けるなどの問題もあった。さらに、石材調の塗膜にお
いては、表面に凹凸を設け、ある程度立体的に塗膜を形
成することが好ましいが、スプレーガンによる方法で、
厚みのある凹凸模様の塗膜を形成しようとする場合、凹
凸模様の出来ばえが作業者の技能に大きく依存するとい
う問題もあった。 【0005】このような問題を解決する塗装方法とし
て、ローラーを用いて塗装する方法が考えられる。しか
しながら、従来の石材調塗膜を形成するための塗料は、
ローラーで塗装するのに適した粘度や粘性ではなく、ロ
ーラーによる塗装が困難であった。また厚みのある石材
調塗膜を形成すると、塗膜にワレを生じ易いという問題
があった。 【0006】本発明の目的は、ワレが生じにくく、かつ
塗装ローラーで塗装することができる石材調塗膜の形成
方法を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明の石材調塗膜の形
成方法は、官能基としてカルボキシル基を有する水性ア
クリルエマルションと架橋剤としてのジアジリジン化合
物とを含む微弾性下塗塗料を基材上に塗布する工程と、
上記塗布工程で得られた20℃における伸び率が30〜
150%である微弾性下塗塗膜の上に、塗装ローラーを
用いて骨材含有塗料を2〜6kg/m 2 の塗布量で塗布
する工程とを備え、塗装ローラーが、筒状体のまわりに
気泡径約1〜8mmの多孔質軟質弾性材からなる被覆層
が設けられ、該被覆層の表面に石材調塗膜の表面に凹凸
を形成するための溝が形成されている塗装ローラーであ
ることを特徴としている。 【0008】本発明における基材は、特に限定されるも
のではないが、例えば、コンクリート面、モルタル面、
スレート板、PC板、ALC板、コンクリートブロック
面、木材、石材、プラスチック、金属などが挙げられ
る。これらの基材には、微弾性下塗塗料を塗布する前
に、プライマー塗装などの下地処理が行われてもよい。 【0009】本発明において用いられる微弾性下塗塗料
は、20℃における伸び率が30%以上であるような塗
膜を形成することができるものであることが好ましい。
形成塗膜の伸び率として、さらに好ましくは30〜15
0%であり、さらに好ましくは40〜140%である。 【0010】上記塗膜の伸び率は、恒温槽付万能引張試
験機(島津製作所製、オートグラフAG2000B型)
を用い、20℃において引張速度200mm/分で測定
したときの値であり、測定に使用する試料はJIS−A
−6910に従って作製したものである。形成塗膜の伸
び率が150%を超えると、下塗塗膜の弾性が高くなり
すぎ、その上に形成される石材調塗膜が下塗塗膜の弾性
に追随できずワレが生じる場合がある。また、形成塗膜
の伸び率が30%未満であると、下塗塗膜が硬くなりす
ぎ、ワレが生じる場合がある。すなわち、下塗塗膜の弾
性は上記の適度な範囲内にあることが好ましい。 【0011】本発明において用いる微弾性下塗塗料とし
ては、例えば、水性アクリルエマルションと架橋剤とを
含む塗料が挙げられる。水性アクリルエマルションとし
ては、Tgの低いものが好ましい。具体的には、0℃以
下のTgを有する水性アクリルエマルションが好まし
く、さらに好ましくは−45〜−20℃のTgを有する
水性アクリルエマルションである。このような低いTg
のエマルションを得るためには、単量体として、例え
ば、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレートなどの、
炭素数4以上のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸
エステルを用いることが好ましい。 【0012】また、水性アクリルエマルションには、架
橋剤との架橋反応のための官能基が含まれる。このよう
な官能基としては、水系であることを考慮すると、カル
ボキシル基またはカルボニル基が好ましい。従って、カ
ルボキシル基を有する単量体またはカルボニル基を有す
る単量体を、分散剤の存在下で他の単量体と共重合させ
ることにより得られる水性アクリルエマルションが好ま
しい。 【0013】カルボキシル基を有する単量体としては、
アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、
マレイン酸等のカルボキシル基含有のモノマー類などが
挙げられる。 【0014】カルボニル基を有する単量体としては、ア
クリルアミド、メタクリルアミド、及びメチルケトン、
エチルケトン等のビニル系オキソ化合物などが挙げられ
る。水性アクリルエマルションの不揮発分(NV)とし
ては、20〜60重量%が好ましい。 【0015】架橋剤としては、上記水性アクリルエマル
ションの架橋反応を生じさせるものが用いられ、水性ア
クリルエマルションの官能基に対応して選ばれる。水性
アクリルエマルションが官能基としてカルボキシル基を
有する場合には、ジアジリジン化合物等の架橋剤が用い
られる。具体的には、ジフェニルメタン−4,4´−
N,N´−ジエチレン尿素などが用いられる。 【0016】水性アクリルエマルションが官能基として
カルボニル基を有する場合には、ジヒドラジド化合物等
の架橋剤が用いられる。ジヒドラジド化合物の具体例と
しては、例えば、アジピン酸ヒドラジドが挙げられる。 【0017】架橋剤の含有量としては、カルボキシル基
またはカルボニル基などの水性アクリルエマルションの
官能基1モルに対して、アジリジン基またはヒドラジド
基などの架橋剤の官能基0.02〜3モルが好ましく、
さらに好ましくは0.1〜2モルである。 【0018】本発明における微弾性下塗塗料には、必要
に応じて顔料を含有することができる。このような顔料
としては、例えば、酸化チタン、カーボンブラック、ベ
ンガラなどの着色顔料、炭酸カルシウム、タルク、マイ
カ、クレー、ケイ藻土、ケイ砂、バライトなどの体質顔
料や骨材等が挙げられる。このような顔料の顔料体積濃
度(PVC)としては、30〜60%が好ましく、さら
に好ましくは40〜55%である。 【0019】また、本発明における微弾性下塗塗料に
は、必要に応じて、界面活性剤、分散剤、消泡剤、増粘
剤、造膜助剤、防腐剤、凍結防止剤、有機溶剤などの塗
料用添加剤を配合することができる。 【0020】本発明における微弾性下塗塗料の塗布方法
は一般的な塗布方法を採用することができ、例えば、ロ
ーラー、エアスプレー、エアレススプレー、リシンガ
ン、万能ガン、ハケなどの塗装器具を用いた塗装方法を
採用することができる。 【0021】また、本発明における微弾性下塗塗料の塗
布量は、0.3〜1.5kg/m2が好ましく、さらに
好ましくは0.5〜1.3kg/m2 である。本発明に
おいて用いる骨材含有塗料は、骨材とバインダーとを含
有する樹脂であれば特に限定されない。バインダーとし
ては、水性アクリルエマルションが好ましい。不揮発分
(NV)としては、20〜60重量%が好ましい。水性
アクリルエマルションとしては、例えば、上記の微弾性
下塗塗料に用いる水性アクリルエマルションを用いるこ
とができる。従って、この場合、水性アクリルエマルシ
ョンと架橋剤とを含有する。水性アクリルエマルション
の濃度としては、10〜40重量%が一般的である。 【0022】本発明における骨材含有塗料に含有される
骨材としては、天然石を砕いたもの、セラミックス、顔
料をセラミックスコーティングしたものなどが挙げられ
る。骨材の粒径としては、特に限定されるものではな
く、例えば、8.6〜140メッシュ(2.0mm〜1
06μm)のものが挙げられる。また、軽量骨材として
市販されているものを使用してもよい。 【0023】骨材の含有量としては、60〜85重量%
が一般的である。このような骨材含有量とすることによ
り、良好な外観を有する石材調塗膜を得ることができ
る。また、本発明において用いる骨材含有塗料には、骨
材以外に、顔料を含有してもよい。このような顔料とし
ては、例えば、上記の微弾性下塗塗料に含有させること
ができる顔料を挙げることができる。 【0024】また、塗膜のワレを防止する目的で、針状
あるいは短繊維状の鉱物、金属、合成繊維、天然繊維な
どを添加することができる。このようなものとして、石
綿、岩綿、綿粉、ガラス繊維、ウィスカーなどを挙げる
ことができる。 【0025】本発明において用いる骨材含有塗料は、さ
らに必要に応じて、界面活性剤、分散剤、消泡剤、増粘
剤、造膜助剤、防腐剤、凍結防止剤、有機溶剤などの塗
料用添加剤を配合することができる。 【0026】本発明における骨材含有塗料は、塗装ロー
ラーを用いて塗装される。塗装ローラーで塗装を行うた
めには、粘度を200〜300ポイズ、TI値(チクソ
トロピック・インデックス)を3.5〜4.5に設定す
ることが好ましい。この範囲外では、塗装ローラーで塗
装することが困難となる。特に、TI値が4.5を上回
る場合には、その塗料のチクソトロピー性が大きくな
り、その結果、塗装ローラーがうまく回転せず、また、
基材への転写性が劣ることになる。一般には、高分子中
空体などの軽量化剤や増粘剤の添加により粘度及び粘性
特性を調整することができる。 【0027】骨材含有塗料の塗布量としては、2〜6k
g/m2 が好ましい。塗膜の厚さは、乾燥膜厚で1〜6
mmが好ましい。塗布量等が少なすぎると、十分な凹凸
を有する立体的な石材調塗膜を形成することが難しくな
る傾向にある。また、塗布量等が多すぎると、塗布に時
間を要し、かつコスト高となって経済的に不利になり、
さらにヒビワレ等が生じ易くなる。 【0028】本発明の塗装ローラーは、上記本発明の石
材調塗膜の形成方法に用いることができる塗装ローラー
であり、該塗装ローラを用いることにより、石材調塗膜
の表面に大きな凹凸パターンを形成することができる。 【0029】本発明の塗装ローラーは、骨材含有塗料を
塗布して表面に凹凸を有する石材調塗膜を形成するため
の塗装ローラーであり、筒状体のまわりに気泡径約1〜
8mmの多孔質軟質弾性材からなる被覆層が設けられ、
該被覆層の表面に石材調塗膜の凹凸を形成するための溝
が形成されていることを特徴としている。 【0030】本発明の塗装ローラーにおいては、筒状体
のまわりに多孔質軟質弾性材からなる被覆層が設けられ
ている。筒状体は、塗装ローラーの筒状コアとして用い
られるものであれば特に限定されるものではなく、プラ
スチック、紙管、金属等からなるパイプを用いることが
できる。被覆層は、上述のように多孔質軟質弾性材から
なり、好ましい材質としては、弾性を有する発泡プラス
チックから形成される。例えば、発泡ポリウレタンから
形成することができる。多孔質軟質弾性材の気泡径は、
約1〜8mmであり、好ましくは2〜5mmである。1
mmを大きく下回ると作業性が低下し、8mmを大きく
上回ると塗膜の仕上がりが低下する。このような気泡径
とすることにより、比較的大きな骨材を含有した骨材含
有塗料に対しても適用することができる。また多量の骨
材含有塗料を含浸することができ、1回の塗布での塗布
量を高めることができる。 【0031】多孔質軟質弾性材における気泡は、独立気
泡であってもよいし、連続気泡であってもよい。また独
立気泡と連続気泡が混在していてもよい。多量の塗料を
内部に含浸させるためには、連続気泡が含まれているこ
とが好ましい。 【0032】また、本発明の塗装ローラーにおいては、
被覆層の表面に石材調塗膜の凹凸を形成するための溝が
形成されている。石材調塗膜表面の小さな凹凸は、上述
のように被覆層表面の多孔質軟質弾性材の気泡による穴
で形成することができるが、大きな凹凸模様は、被覆層
の表面に形成された溝によって形成することができる。
被覆層に形成する溝のパターンは特に限定されるもので
はなく、石材調塗膜表面に形成する凹凸模様に合わせて
溝のパターンを形成する。溝の深さは特に限定されるも
のではないが、一般的には、3〜7mm程度の深さとな
るように形成される。3mm未満であるとパターンの形
成が不十分な場合があり、7mmを上回るとパターンが
崩れやすい傾向にある。 【0033】図1は、本発明の塗装ローラーの一実施例
を示す側面図である。図1に示すように、プラスチック
からなる筒状体1のまわりに発泡ポリウレタンからなる
被覆層2が設けられている。被覆層2は、多数の気泡3
を有している。被覆層2中には、気泡3として、独立気
泡と連続気泡が混在している。気泡径は、約2〜5mm
である。 【0034】図2は、図1と同様に、本発明の塗装ロー
ラーの一実施例を示す側面図である。図2に示す側面図
は、写真によって表されている。図3は、本発明の塗装
ローラーの一実施例を示す平面図であり、図2と同様に
写真によって表されている。図3に示すように、被覆層
2の表面には、格子状に交差する溝が形成されている。 【0035】図4は、図1〜図3に示す塗装ローラーに
柄を取り付けた状態を示す平面図である。図4に示すよ
うに、筒状体1内に支柱5の一方端部を挿入して筒状体
1を回転可能に保持している。支柱5の他方端部には、
柄6が設けられている。 【0036】図5は、図3に示す実施例の塗装ローラー
の被覆層表面に形成された溝のパターン形状を示すため
の展開図である。図5に示すように、被覆層2の表面に
格子状に交差する溝4が形成されている。 【0037】本発明において、塗装ローラーの被覆層に
形成する溝のパターン形状は、図5に示すパターン形状
に限定されるものではなく、種々のパターン形状の溝を
塗装ローラーの被覆層に形成することができる。また、
このような溝のパターン形状に対応して、石材調塗膜の
表面に種々の凹凸模様を形成することができる。 【0038】 【発明の実施の形態】以下、本発明に従う具体的な実施
例により本発明を詳細に説明するが、本発明は以下の実
施例に限定されるものではない。 【0039】実施例1 〔工程1〕表1に示す配合割合で、微弾性下塗塗料を調
製した。 【0040】 【表1】 【0041】この微弾性下塗塗料から形成される塗膜の
伸び率は、120%であった。この微弾性下塗塗料を9
0×90cmのフレキシブルボード板に砂骨ローラーで
塗装した。塗布量は、1.1kg/m2 であった。 【0042】〔工程2〕表2に示す配合割合で、骨材含
有塗料を調製した。 【0043】 【表2】【0044】骨材としては、表3に示す粒度の骨材を配
合して用いた。 【0045】 【表3】 【0046】工程1における微弾性下塗塗料の塗布から
16時間放置した後、上記の骨材含有塗料を、図1〜図
5に示す塗装ローラーを用いて塗装した。塗装直後に、
プラスチックローラーを用いて塗膜の凸部を押さえた。
塗布量は、2.5kg/m2であった。得られた塗膜
は、塗装ローラーの溝に対応する凹凸模様を有した石材
調塗膜であった。 【0047】実施例2 〔工程1〕実施例1の工程1と同様にして微弾性下塗塗
料をフレキシブルボード板に塗装した。 【0048】〔工程2〕実施例1の工程2と同様に、微
弾性下塗塗料の塗布から16時間放置した後、骨材含有
塗料を砂骨ローラーで塗装した。塗布量は、0.9kg
/m 2 であった。 【0049】〔工程3〕上記骨材含有塗料を塗装して2
時間放置した後、実施例1の工程2で用いたのと同じ塗
装ローラー用い、同じ骨材含有塗料を塗装した。塗装直
後に、プラスチックローラーで塗膜の凸部を押さえた。
塗布量は、2.2kg/m2であった。得られた塗膜
は、実施例1で得られた塗膜よりもさらにボリューム感
を有した石材調塗膜であった。 【0050】比較例1 上記実施例1及び2の工程1と同様にして微弾性下塗塗
料をフレキシブルボード板に塗装した後、下記の骨材含
有塗料を砂骨ローラーを用いて塗装しようとしたが、ロ
ーラーがうまく回転せず、塗装することができなかっ
た。 【0051】 【表4】 【0052】粘性の測定 それぞれ250ポイズに調整した実施例1及び比較例1
の骨材含有塗料を、B8H型粘度計を用いて5回転及び
50回転での粘度を測定し、その比であるTI値を求め
た。測定結果を表5に示す。 【0053】 【表5】 【0054】比較例2 〔工程1〕90×90cmのフレキシブルボード板に、
ニッペACホワイトシーラー(アクリル樹脂系シーラ
ー、シーラーであるため伸び率は測定不能)をウールロ
ーラーで塗装した。塗布量は、0.13kg/m2 であ
った。 【0055】〔工程2〕アクリル樹脂系シーラーの塗装
から3時間放置した後、実施例1の工程2と同様にし
て、骨材含有塗料を塗装した。塗布量は、2.5kg/
m2 であった。得られた塗膜は、実施例1と同様に凹凸
模様を有した石材調塗膜であったが、3時間後、塗膜に
ヒビワレを生じた。 【0056】 【発明の効果】本発明によれば、ワレを生じにくく、か
つ塗装ローラーで塗装することができる石材調塗膜を形
成することができる。
図。 【図2】本発明の塗装ローラーの一実施例における被覆
層の気泡構造(側面)を示す写真。 【図3】本発明の塗装ローラーの一実施例における被覆
層の気泡構造(平面)を示す写真。 【図4】図1〜図3に示す塗装ローラーに柄を取り付け
た状態を示す平面図。 【図5】図3に示す実施例の塗装ローラーの被覆層表面
に形成された溝のパターン形状を示すための展開図。 【符号の説明】 1…筒状体 2…塗装ローラーの被覆層 3…被覆層中の気泡 4…被覆層に形成した溝 5…支柱 6…柄
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 官能基としてカルボキシル基を有する水
性アクリルエマルションと架橋剤としてのジアジリジン
化合物とを含む微弾性下塗塗料を基材上に塗布する工程
と、 前記塗布工程で得られた20℃における伸び率が30〜
150%である微弾性下塗塗膜の上に、塗装ローラーを
用いて骨材含有塗料を2〜6kg/m 2 の塗布量で塗布
する工程とを備える石材調塗膜の形成方法であって、 前記塗装ローラーが、筒状体のまわりに気泡径約1〜8
mmの多孔質軟質弾性材からなる被覆層が設けられ、該
被覆層の表面に前記石材調塗膜の表面に凹凸を形成する
ための溝が形成されている塗装ローラーであることを特
徴とする石材調塗膜の形成方法 。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP25050697A JP3454683B2 (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | 石材調塗膜の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP25050697A JP3454683B2 (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | 石材調塗膜の形成方法 |
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JPH1190307A JPH1190307A (ja) | 1999-04-06 |
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ID=17208908
Family Applications (1)
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JP25050697A Expired - Fee Related JP3454683B2 (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | 石材調塗膜の形成方法 |
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JP5922852B1 (ja) * | 2015-01-16 | 2016-05-24 | 株式会社エフコンサルタント | コーティング方法 |
JP2016215501A (ja) * | 2015-05-21 | 2016-12-22 | 共和コンクリート工業株式会社 | コンクリートブロック用型枠の製造方法及びコンクリートブロックの製造方法 |
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1997
- 1997-09-16 JP JP25050697A patent/JP3454683B2/ja not_active Expired - Fee Related
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