JP3454635B2 - 自動合焦装置 - Google Patents
自動合焦装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顕微鏡写真等に組
み付けられる自動合焦装置に関するものである。更に詳
しくは、金属表面等に対して的確に焦点合わせを行なう
ことのできる金属顕微鏡等に組み込むのに適した自動合
焦装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】顕微鏡システム等に取付けられている自
動合焦装置としては、コントラスト検出方法を採用した
ものが知られている。この方式の自動合焦装置は、顕微
鏡光学系および撮像素子を介して入力される被検体の映
像信号から画像のコントラストを検出し、検出したコン
トラストが最大となるように合焦制御を行なっている。
すなわち、顕微鏡光学系の近点から遠点までの間の映像
信号に含まれる画像のコントラストを表す高周波成分の
値、あるいはその積分値を求め、これらの値が最大とな
るように顕微鏡光学系を駆動制御して焦点合わせを行な
っている。例えば、顕微鏡ステージを走査して焦点合わ
せを行なっている。このような自動合焦装置は、例え
ば、本願人により特開昭62−60369号公報、同6
3−253773号公報に開示されている。 【0003】図12には従来の自動合焦装置の概略構成
を示してある。自動合焦装置90は、レンズ光学系91
およびCCD等の撮像素子92からなるカメラ93を介
して得られる被写体94の映像信号から高周波成分を抽
出する抽出部95と、ここで抽出された高周波成分の強
度に基づき焦点位置を検出する検出部96を備えてお
り、検出部96で検出された合焦位置となるように光学
系91のフォーカスレンズを移動させるようになってい
る。 【0004】高周波成分の抽出対象となる映像信号は、
カメラ画面の中の予め設定されたフォーカス領域、ある
いは任意に設定したフォーカス領域の画像を形成してい
る部分である。高周波成分の抽出は、所定の特性を備え
たハイパスフィルタを用いて行なわれる。抽出された高
周波成分は、図12の特性曲線Cで示すように、光学系
を遠点から近点に移動させると、その焦点位置Fにおい
て最大値Pとなる。したがって、検出部92では、この
高周波成分が最大となる位置を検出し、この位置となる
ようにフォーカスレンズを移動させている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ここで、この形式の自
動合焦装置を搭載可能な光学装置としては、金属の表面
を観察する金属顕微鏡システムがある。しかし、金属顕
微鏡システムにおいては、設定される照明系の絞り値と
対物レンズのNA値の組み合わせによっては、従来のコ
ントラスト検出方式の自動合焦装置を用いて焦点位置を
検出できない場合がある。 【0006】すなわち、図13に示すように、照明系の
絞り値が対物レンズのNA値よりも大きい場合には、映
像信号から高周波成分を抽出して得られるコントラスト
カーブC1には山の部分aが一つ現れ、そのピーク位置
が焦点位置に一致している。しかるに、照明系の絞り値
が対物レンズのNA値よりも小さい場合には、映像信号
から高周波成分を抽出して得られるコントラストカーブ
C2に山が複数現れる場合がある。この場合、それぞれ
の山状の部分b、cのピーク値の位置P(b)、P
(c)は、いずれも焦点位置Fとは異なるものである。
顕微鏡光学系をコントラストカーブC2の一つの山の部
分のピーク値の位置に合わせると、それによって得られ
る像は、金属の光沢面が強調され、暗視野で金属表面を
観察した場合のような像となる。 【0007】このような現象が現れる原因は、照明系の
絞り値が対物レンズのNA値よりも小さい場合にはレン
ズのMTF特性が高周波数域において低下するためであ
ると考えられる。すなわち、図14に示すように、照明
系の絞り値が対物レンズのNA値よりも大きい場合に得
られるMTF特性曲線C3に比べて、照明系の絞り値が
対物レンズのNA値よりも小さい場合には、曲線C4で
示すように、レンズのMTF特性が高周波数域において
低下している。 【0008】なお、写真撮影において、遠景を撮る場合
に、少しぼけた状態で撮影することにより、低域を強調
して、見掛け上コントラストを強くする手法があるが、
この手法も上記の現象を利用したものである。 【0009】本発明の課題は、このような点に鑑みて、
照明系の絞り値が対物レンズのNA値よりも小さな顕微
鏡システムにおいても的確な焦点合わせを行なうことの
できる自動合焦装置を実現することにある。 【0010】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、照明系の絞り値が対物レンズのNA値
よりも小さな顕微鏡システムのレンズ光学系を所定の範
囲に渡って走査し、当該レンズ光学系および撮像素子を
介して入力される被写体の映像信号から焦点位置を検出
する自動合焦装置において、前記映像信号に基づき、被
写体画像の複雑度が最も高くなる位置を、前記レンズ光
学系の焦点位置として検出するようにしている。 【0011】被写体映像の複雑度は、例えば、前記映像
信号の増減の変化が正負に切り換わる回数を計数するこ
とにより検出できる。 【0012】すなわち、前記映像信号と該映像信号を所
定の遅延量だけ遅延させた信号との引き算により前記映
像信号の変曲点を求めるための第1の引算回路と、前記
映像信号と該映像信号を前記遅延量より大きな遅延量だ
け遅延させた信号との引き算により前記映像信号の変化
量を求めるための第2の引算回路とを設ける。 【0013】そして、前記レンズ光学系を走査したとき
に、前記第2の引算回路を介して求めた前記映像信号の
変化量が検出範囲設定用に予め定めた所定のレベル以上
の範囲において、前記第1の引算回路を介して求めた前
記変曲点の個数が最大となる被写体映像が得られた位置
を前記レンズ光学系の焦点位置として検出すればよい。 【0014】このように構成した本発明の自動合焦装置
は、映像の複雑度に基づき、焦点位置を検出しているの
で、映像のコントラストカーブに山が複数現れてしまう
ような場合においても精度良く焦点位置を検出して、焦
点合わせ動作を行なうことができる。例えば、照明系の
絞り値がレンズのNA値よりも小さくなるように設定し
た場合に、精度良く焦点位置を検出できる。特に、本発
明は、表面が光沢面となっている金属を被検体とする金
属顕微鏡の自動合焦装置として使用するのに適してい
る。 【0015】 【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明を
適用した自動合焦装置を説明する。 【0016】図1には、本発明の自動合焦装置が組み込
まれた金属顕微鏡システムの構成を示してある。金属顕
微鏡システム1は、金属顕微鏡本体2と自動合焦装置7
から構成されている。金属顕微鏡本体2は、被検体4が
載置された移動ステージ3と、この移動ステージ3を移
動させるステージ駆動機構9と、被検体4の拡大画像を
形成する顕微鏡光学系5と、被検体4を照明するための
照明光学系6を備えている。 【0017】照明光学系6は、光源6aからの照明光を
集光レンズ6bおよび絞り6cを介して顕微鏡光学系5
に向けて出射する。顕微鏡光学系5では、照明光学系6
からの照明光を用いて、ハーフミラー5aおよび対物レ
ンズ5bを介してステージ3の上の被検体4を照明す
る。顕微鏡光学系5は、被検体4の反射光像を対物レン
ズ5bおよびハーフミラー5aを介してリレーレンズ5
cに導く。更に、このリレーレンズ5cを介して自動合
焦装置7の側の撮像素子8の受光面に結像させる。 【0018】撮像素子8は、受光した被検体4の光像を
光電変換して、映像信号として自動合焦装置7の本体側
に向けて供給する。自動合焦装置7では、このようにし
て顕微鏡光学系5を介して撮像素子8で得られた映像信
号に基づき、顕微鏡光学系5の焦点合わせを行なう。す
なわち、ステージ駆動機構9を用いてステージ3を予め
定めた範囲に渡って光軸1aの方向に移動させることに
より、同一被検体4の映像信号を読み取る。読み取った
映像信号に基づき、顕微鏡光学系5の合焦状態が得られ
るステージ3の位置を求め、ステージ3がこの位置とな
るようにステージ駆動機構9を制御する。 【0019】本例の自動合焦装置7は、映像信号に基づ
き被検体の画像の変化している程度、すなわち画像の複
雑度を検出し、その最大位置が焦点位置であると判別す
るようにしている。画像の複雑度を検出する方法として
は以下の2つの方法を挙げることができる。 (1)映像信号を微分し、その微分値の変曲点を計数
し、計数値が最大となる画像が得られるステージ3の位
置を焦点位置であると判定する方法 (2)映像信号を、ハイパスフィルタあるいはバンドパ
スフィルタを通過させることにより、映像信号から高周
波成分を抽出し、抽出した高周波成分の周波数を周波数
−電圧変換した値が最大となる画像が得られるステージ
3の位置を焦点位置であると判定する方法 【0020】図2(A)および(B)は、これらの方法
を実現するための機能ブロック図を示してある。図3
は、これらの方法による焦点位置検出動作の概要を説明
するための信号波形図である。これらの図を参照して、
上記の2つの方法による焦点位置検出動作の概要を説明
する。 【0021】まず、本例において採用している上記の
(1)の方法(第1の方法)は、図2(A)に示すよう
に、映像信号S1を撮像素子8を介して読み込む(ブロ
ック11)。ステージ3を顕微鏡光学系5の焦点位置を
含む範囲に渡って走査(移動)した場合に、映像信号S
1としては図3(A)に示すような信号が得られる。こ
こで、照明装置の絞り値が対物レンズのNA値よりも小
さな金属顕微鏡システムにおいて、被写体が金属表面な
どの場合において、従来のようなコントラスト検出法に
より得られる画像のコントラストカーブC4は、図3
(D)のようになる。すなわち、焦点位置Fを挟み、前
焦点側および後焦点側において山が現れる形状になる。
その理由は、図13および図14を参照して説明したよ
うに、照明系の絞り値が対物レンズのNA値よりも小さ
な場合にはレンズのMTF特性が高周波領域において低
下するので、本体の焦点位置における低下の方がその前
後における低下分より勝ってしまうことがあり、このよ
うな場合に、焦点位置の前後位置にコントラストピーク
が現れてしまうのであり、その様子を図3(D)には強
調して表してある。このため、図3(D)において、こ
れらの山の最大値が得られる位置P(a)、P(b)は
焦点位置Fとは異なるものである。ここで、焦点位置F
では、わずかな山が現れることがあるが、照明装置の絞
り値が対物レンズのNA値よりも小さな金属顕微鏡シス
テムにおいて、被写体が金属表面などの場合には、図3
(D)に示すように、両側の山に埋もれて焦点位置Fで
山が現れないこともある。 【0022】本発明の上記の(1)の方法では、得られ
た映像信号S1を微分して(ブロック12)、その値が
逆方向に切り換わる点(変曲点)を求め、その出現回数
を計数する(ブロック13)。図3(B)には、映像信
号S1を微分した後に得られた変曲点位置およびその変
化方向を、矢印で示してある。次に、最大変曲点数が得
られるステージ位置を求める(ブロック14)。求めた
ステージ位置が焦点位置であるとして、ステージ3をそ
の位置に移動する(ブロック15)。 【0023】これに対して、参考例として示す、上記の
(2)の方法(第2の方法)は、図2(B)に示すよう
に、映像信号S1を読み込み(ブロック21)、この映
像信号S1をハイパスフィルタあるいはバンドパスフィ
ルタに通して、高周波成分のみを抽出する(ブロック2
2)。次に、得られた高周波成分の周波数を検出する
(ブロック23)。図3(C)には得られた周波数を示
してある。しかる後に、周波数を周波数−電圧変換した
値が最大となるステージ位置を求める(ブロック2
4)。最後に、この位置を焦点位置であるとして、ステ
ージ3をその位置となるように移動する(ブロック2
5)。 【0024】(第1の方法を採用した自動合焦装置) 図4には第1の方法を採用した本例の自動合焦装置7の
概略構成を示してある。自動合焦装置7に供給された映
像信号S1は、まず、A/D変換回路71によって例え
ば8ビット長のデジタル信号に変換される。なお、映像
信号S1は同期分離回路72にも供給され、水平同期信
号H.SYSおよび垂直同期信号V.SYCが分離され
る。また、装置の各動作は、クロック発生回路73によ
って生成される基準クロックCLKに基づき行なわれ
る。 【0025】デジタル化された映像信号S2は、第1の
データ遅延回路74および第2のデータ遅延回路75に
供給される。これらの遅延回路による遅延量、すなわ
ち、何クロック分遅延させるのかは、それぞれ、第1の
遅延量設定回路76、第2の遅延量設定回路77により
制御される。第1のデータ遅延回路74によるデータ遅
延量は、第2のデータ遅延回路75によるデータ遅延量
よりも相対的に小さくなるように設定されている。 【0026】映像信号S2および、第1のデータ遅延回
路74によって設定クロック分だけ遅延された映像信号
S3は、第1の引算回路78に供給される。この第1の
引算回路78では、現時点で供給される映像信号S2
と、それよりも設置遅延量だけ前に取り込まれた映像信
号S3との間で引算を行なう。そして、引算結果が負の
値となった場合には、当該第1の引算回路78からキャ
リー信号S5が出力されるのに対して、引算結果が負で
ない場合には、キャリー信号S5が出力されないので、
キャリー信号S5が出力されている状態からキャリー信
号S5が出力されなくなるタイミングを監視すれば、映
像信号においてその変化方向が正から負、あるいは負か
ら正に切り換わる時点が検出される。すなわち、図5
(A)に示すような映像信号S1が供給された場合に
は、引算回路78の出力は図5(B)に示すように、映
像信号S1の変曲点に対応してオンオフに切り換わるパ
ルス出力となる。 【0027】キャリー信号S5は、フィルタ回路81に
供給され、ここでノイズが除去される。除去すべきノイ
ズレベルはフィルタ係数設定回路82によって設定する
ことができる。ノイズが除去された後のキャリー信号S
6はカウンタ82に供給される。カウンタ82では、キ
ャリー信号S6の立ち上がり、立ち下がりのエッジを計
数して、映像信号S1に含まれる変曲点数を算出する。 【0028】ここで、本例では第2の引算回路79を備
えており、この引算回路79には、デジタル化された後
の映像信号S2と、第2の遅延回路75によって設定ク
ロック分だけ遅延された映像信号S4が供給される。こ
の第2の引算回路79では、これらの信号の引算が行な
われる。引算結果は、絶対値算出回路83に供給されて
絶対値とされ、2値化回路84に供給されて、設定レベ
ルを用いて2値化される。2値化のための設定レベルは
2値化レベル設定回路85によって設定可能となってい
る。このようにして得られた2値化信号S7に基づき、
検出範囲設定回路86では、カウンタ82において計数
されるキャリー信号S6の範囲を設定する。 【0029】すなわち、2値化信号S7おいては、その
レベルが「1」の場合は画像に有効な変化量が含まれて
いることを示している。逆に、そのレベルが「0」の場
合は画像に有効な変化量が含まれていないことを示して
いる。検出範囲設定回路86では、予め設定したレベル
に達しない程度しか、映像信号が変化しない範囲では、
その変曲点の計数をキャンセルするようにしている。こ
の結果、カウンタ82においては、一定のレベル以上に
映像信号が変化した部分における変曲点の数が計数され
る。 【0030】このように、本例では映像信号S1の変化
が少ない領域においては、映像信号の変化の変曲点の数
を計数しないようにしている。この処理を行なう理由は
次の通りである。図6(A)に示すように、焦点位置近
傍においては全体的に映像信号S1のコントラストが高
い。これに対して、焦点位置から外れた位置で得られる
画像は大きくぼけているので、図6(B)に示すよう
に、その映像信号S1’のコントラストは全体として小
さい。このため、映像信号S1’に含まれているノイズ
のレベルが相対的に大きくなる。 【0031】第1の引算回路78を介して得られる変曲
点は、高コントラストの映像信号S1の場合には、図6
(C)に示すように、映像信号自体の変化の変曲点に対
応している。しかし、低コントラストの映像信号S1’
の場合には、図6(D)に示すように、映像信号自体の
変化の変曲点と共に、映像信号に乗っているノイズに起
因する変曲点も拾ってしまう。この結果、高コントラス
トの映像信号S1の場合には、焦点位置で得られる映像
信号の変曲点数が最大となるが、低コントラストの映像
信号S1’の場合には、図7(B)に示すように、焦点
位置で得られる変曲点数よりも、遠点側および近点側に
おいて、それよりも変曲点数が多くなってしまう。これ
では正確な焦点位置を検出できない。 【0032】そこで、本例では、第2の引算回路79を
用いて、第1の引算回路78よりも広い時間幅での映像
信号の変化量を算出し、算出した変化量の絶対値が予め
設定したレベルよりも小さい場合には、その範囲の映像
信号の変曲点を計数しないようにしている。すなわち、
図6(E)に示すように、高コントラストの映像信号S
1の場合には、第2の引算回路79および絶対値検出回
路83を介して得られる映像信号の変化量の絶対値は予
め設定したレベルよりも大きくなる。このため、検出範
囲設定回路86からは、図6(G)に示すように、変曲
点数を計数すべき領域である旨を示す「1」レベルの信
号が出力される。 【0033】これに対して、低コントラストの映像信号
S1’の場合には、第2の引算回路79および絶対値検
出回路83を介して得られる映像信号の変化量の絶対値
は予め設定したレベルよりも小さくなる。このため、検
出範囲設定回路86からは、図6(H)に示すように、
変曲点数の計数をキャンセルすべき領域である旨を示す
「0」レベルの信号が出力される。 【0034】このように低コントラストの映像信号が入
力される場合には、算出された変曲点は計数対象から外
される。従って、このような映像信号に含まれるノイズ
に起因する変曲点を計数してしまうことがない。よっ
て、第1の引算回路79のみでは、図7(B)に示すよ
うな変曲点数が求まってしまうような場合でも、ノイズ
の影響を除去して、図7(A)に示すように、映像信号
の変化に基づく変曲点数のみを計数できるので、焦点位
置を正確に検出することができる。 【0035】再び、図4を参照して説明する。上記のよ
うにして、映像信号S1の変化の変曲点のみがカウンタ
82において計数される。計数値は、データラッチ回路
87においてラッチされる。データラッチ回路87は、
1フィールド分の映像信号から検出された変曲点数をラ
ッチし、1フィールド分毎に、所定のタイミングで、C
PUシステム90に供給する。CPUシステム90は、
ステージ駆動機構9のドライバ91を駆動制御して、ス
テージ3を光軸1aの方向に移動させる。そして、ステ
ージ3を移動させながら、上記のように被検体4の映像
信号を取り込む。また、一定の範囲に渡ってステージ3
を移動して、各位置における映像信号の変曲点数を計数
した後は、その最大位置を焦点位置であると判別して、
当該位置に向けてステージ3を移動する。この結果、顕
微鏡光学系5の焦点合わせが実現される。 【0036】なお、本例の自動合焦装置7は、ウインド
ウ設定回路92を備えている。このウインドウ設定回路
92を用いて、映像信号の1フィールド分のうち、変曲
点数の計数対象の領域を設定することができる。勿論、
1フィールド分の映像信号が対象となるように設定する
こともできる。従って、上記のカウンタ82では、1フ
ィールド内の映像信号から検出した変曲点のうち、検出
範囲設定回路86によって設定される有効範囲内の変曲
点の数を計数することになる。 【0037】ここで、映像信号のサンプリングのタイミ
ングは、ステージ駆動機構9の駆動源として使用される
ステッピングモータの駆動パルス数に基づき設定するこ
とができる。例えば、図8に示すように、駆動パルスの
2パルス毎に映像信号をサンプリングし、そこに含まれ
る変曲点数を計数する。また、この場合、ステージ3の
走査幅(移動範囲)は、サンプリング数として規定され
る。この図において実線の矢印で示すように、変曲点数
を設定された走査幅に渡って計数した後は、その最大値
が得られる位置に向けてステージ3を移動して、焦点合
わせが行なわれる。 【0038】図9には、本例の自動合焦装置7のCPU
システム90によって実現される動作フローを示してあ
る。この図に示すように、先ず初期設定を行い(ステッ
プST1)、次にウインドウ設定回路92によるウイン
ドウを設定する(ステップST2)。この後は、映像信
号のサンプリング幅をステージ駆動機構9のステッピン
グモータ駆動パルスのパルス数Pで設定する(ステップ
ST3)。また、ステージ3の移動範囲Sを設定する
(ステップST4)。次に、ステージ3のスタート位置
を設定する(ステップST5)。 【0039】この後は、自動合焦動作の指示入力を待つ
(ステップST6)。動作開始が入力されると、ステー
ジ3をスタート位置に移動する(ステップST7)。こ
の後は、駆動パルスを計数して、映像信号のサンプリン
グのタイミングであるか否かを判別し(ステップST
8、9)、サンプリングのタイミングで映像信号をサン
プリングする。サンプリングした1フィールド分の映像
信号に含まれる変曲点数が計数された後は、計数値を取
り込む(ステップST10、11、12)。このサンプ
リングおよび変曲点の計数操作を、S回繰り返した後、
すなわち、ステージ3を設定範囲に渡って走査した後は
(ステップST13)、計数された変曲点数を演算処理
して、その最大値および、それが得られたステージ位置
を求める(ステップST14、15)。求まった位置が
焦点位置である。しかる後に、駆動パルスを出力して、
ステージ駆動機構9を駆動して、求まった焦点位置にス
テー3を移動して、そこに位置決めする(ステップST
16、17)。 【0040】(参考例:第2の方法を採用した自動合焦
装置) 次に、図10には第2の方法を採用した自動合焦装置7
Aを参考例として示してある。この方法による自動合焦
回路7Aでは、映像信号S1を取込み、増幅回路101
を介して増幅した後に、第1および第2のバンドパスフ
ィルタ102、103に供給する。これに同時に、映像
信号を同期分離回路104に供給して、水平および垂直
同期信号を分離して、後段の各回路の動作制御のために
用いる。 【0041】第1のバンドパスフィルタ102を介して
得られた映像信号S1の高周波成分は、F/V変換回路
105において周波数/電圧変換される。得られた電圧
値は次段のピークホールド回路106に供給される。第
1のバンドパスフィルタ102の中心周波数は、第2の
バンドパスフィルタ103の中心周波数に比べて高くな
るように設定されている。 【0042】第2のバンドパスフィルタ103は、前述
した第1の方法による自動合焦装置7の第2の引算回路
79と同様の役割を果たすものである。すなわち、映像
信号のうちノイズに影響を受けない程度にコントラスト
が高い部分を検出する。上記のように、第2のバンドパ
スフィルタ103の中心周波数は第1のバンドパスフィ
ルタ102の中心周波数よりも低く設定されている。従
って、バンドパスフィルタ102の出力範囲は、全て、
この第2のバンドパスフィルタ103の出力範囲に含ま
れる。 【0043】第2のバンドパスフィルタ103の出力は
2値化回路111を介して2値化され、この回路107
の出力に基づき、映像信号におけるノイズの影響を受け
ない検出範囲が、検出エリア設定回路108によって設
定される。これと共に、前述の装置7の場合と同様に、
ウインドウ設定回路109によって、検出領域を設定可
能となっている。 【0044】ピークホールド回路106では、図11に
示すように、F/V変換回路105によって映像信号S
1の高周波成分を電圧変換することにより得られた信号
S10から、そのピーク値をホールドする。フリップ・
フロップ107は垂直同期信号によりその状態が切り換
わる。 【0045】CPU110では、フリップ・フロップ1
07の状態の切り換わりのタイミングで、映像信号の1
フォールド分毎の高周波成分のピーク値を、ピークホー
ルド回路106から受け入れる。CPU110は、ステ
ージ駆動機構9のドライバ91を駆動制御して、ステー
ジ3を光軸1aの方向に移動させる。 【0046】そして、ステージ3を移動させながら、上
記のように被検体4の映像信号を取り込む。また、一定
の範囲に渡ってステージ3を移動して、各位置における
映像信号の高周波成分のピーク値を求める。 【0047】この後は、各ステージ位置において得られ
たピーク値を相互に比較して、そのうちの最大のピーク
値が得られたステージ位置を焦点位置であると判別し
て、当該位置に向けてステージ3を移動する。この結
果、顕微鏡光学系5の焦点合わせが実現される。 【0048】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動合焦
装置では、得られる画像の複雑度に基づき焦点位置を検
出するようにしている。従って、従来のコントラスト検
出法によっては焦点位置を的確に検出できない場合のあ
る金属顕微鏡システム等に採用するのに適した自動合焦
装置を実現できる。 【0049】また、照明系の絞り値を小さくすることに
よりレンズのMTFが劣化した状態に設定されたレンズ
光学系を介して得られる画像に基づいても的確に焦点位
置の検出を行なうことができる。
み付けられる自動合焦装置に関するものである。更に詳
しくは、金属表面等に対して的確に焦点合わせを行なう
ことのできる金属顕微鏡等に組み込むのに適した自動合
焦装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】顕微鏡システム等に取付けられている自
動合焦装置としては、コントラスト検出方法を採用した
ものが知られている。この方式の自動合焦装置は、顕微
鏡光学系および撮像素子を介して入力される被検体の映
像信号から画像のコントラストを検出し、検出したコン
トラストが最大となるように合焦制御を行なっている。
すなわち、顕微鏡光学系の近点から遠点までの間の映像
信号に含まれる画像のコントラストを表す高周波成分の
値、あるいはその積分値を求め、これらの値が最大とな
るように顕微鏡光学系を駆動制御して焦点合わせを行な
っている。例えば、顕微鏡ステージを走査して焦点合わ
せを行なっている。このような自動合焦装置は、例え
ば、本願人により特開昭62−60369号公報、同6
3−253773号公報に開示されている。 【0003】図12には従来の自動合焦装置の概略構成
を示してある。自動合焦装置90は、レンズ光学系91
およびCCD等の撮像素子92からなるカメラ93を介
して得られる被写体94の映像信号から高周波成分を抽
出する抽出部95と、ここで抽出された高周波成分の強
度に基づき焦点位置を検出する検出部96を備えてお
り、検出部96で検出された合焦位置となるように光学
系91のフォーカスレンズを移動させるようになってい
る。 【0004】高周波成分の抽出対象となる映像信号は、
カメラ画面の中の予め設定されたフォーカス領域、ある
いは任意に設定したフォーカス領域の画像を形成してい
る部分である。高周波成分の抽出は、所定の特性を備え
たハイパスフィルタを用いて行なわれる。抽出された高
周波成分は、図12の特性曲線Cで示すように、光学系
を遠点から近点に移動させると、その焦点位置Fにおい
て最大値Pとなる。したがって、検出部92では、この
高周波成分が最大となる位置を検出し、この位置となる
ようにフォーカスレンズを移動させている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ここで、この形式の自
動合焦装置を搭載可能な光学装置としては、金属の表面
を観察する金属顕微鏡システムがある。しかし、金属顕
微鏡システムにおいては、設定される照明系の絞り値と
対物レンズのNA値の組み合わせによっては、従来のコ
ントラスト検出方式の自動合焦装置を用いて焦点位置を
検出できない場合がある。 【0006】すなわち、図13に示すように、照明系の
絞り値が対物レンズのNA値よりも大きい場合には、映
像信号から高周波成分を抽出して得られるコントラスト
カーブC1には山の部分aが一つ現れ、そのピーク位置
が焦点位置に一致している。しかるに、照明系の絞り値
が対物レンズのNA値よりも小さい場合には、映像信号
から高周波成分を抽出して得られるコントラストカーブ
C2に山が複数現れる場合がある。この場合、それぞれ
の山状の部分b、cのピーク値の位置P(b)、P
(c)は、いずれも焦点位置Fとは異なるものである。
顕微鏡光学系をコントラストカーブC2の一つの山の部
分のピーク値の位置に合わせると、それによって得られ
る像は、金属の光沢面が強調され、暗視野で金属表面を
観察した場合のような像となる。 【0007】このような現象が現れる原因は、照明系の
絞り値が対物レンズのNA値よりも小さい場合にはレン
ズのMTF特性が高周波数域において低下するためであ
ると考えられる。すなわち、図14に示すように、照明
系の絞り値が対物レンズのNA値よりも大きい場合に得
られるMTF特性曲線C3に比べて、照明系の絞り値が
対物レンズのNA値よりも小さい場合には、曲線C4で
示すように、レンズのMTF特性が高周波数域において
低下している。 【0008】なお、写真撮影において、遠景を撮る場合
に、少しぼけた状態で撮影することにより、低域を強調
して、見掛け上コントラストを強くする手法があるが、
この手法も上記の現象を利用したものである。 【0009】本発明の課題は、このような点に鑑みて、
照明系の絞り値が対物レンズのNA値よりも小さな顕微
鏡システムにおいても的確な焦点合わせを行なうことの
できる自動合焦装置を実現することにある。 【0010】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、照明系の絞り値が対物レンズのNA値
よりも小さな顕微鏡システムのレンズ光学系を所定の範
囲に渡って走査し、当該レンズ光学系および撮像素子を
介して入力される被写体の映像信号から焦点位置を検出
する自動合焦装置において、前記映像信号に基づき、被
写体画像の複雑度が最も高くなる位置を、前記レンズ光
学系の焦点位置として検出するようにしている。 【0011】被写体映像の複雑度は、例えば、前記映像
信号の増減の変化が正負に切り換わる回数を計数するこ
とにより検出できる。 【0012】すなわち、前記映像信号と該映像信号を所
定の遅延量だけ遅延させた信号との引き算により前記映
像信号の変曲点を求めるための第1の引算回路と、前記
映像信号と該映像信号を前記遅延量より大きな遅延量だ
け遅延させた信号との引き算により前記映像信号の変化
量を求めるための第2の引算回路とを設ける。 【0013】そして、前記レンズ光学系を走査したとき
に、前記第2の引算回路を介して求めた前記映像信号の
変化量が検出範囲設定用に予め定めた所定のレベル以上
の範囲において、前記第1の引算回路を介して求めた前
記変曲点の個数が最大となる被写体映像が得られた位置
を前記レンズ光学系の焦点位置として検出すればよい。 【0014】このように構成した本発明の自動合焦装置
は、映像の複雑度に基づき、焦点位置を検出しているの
で、映像のコントラストカーブに山が複数現れてしまう
ような場合においても精度良く焦点位置を検出して、焦
点合わせ動作を行なうことができる。例えば、照明系の
絞り値がレンズのNA値よりも小さくなるように設定し
た場合に、精度良く焦点位置を検出できる。特に、本発
明は、表面が光沢面となっている金属を被検体とする金
属顕微鏡の自動合焦装置として使用するのに適してい
る。 【0015】 【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明を
適用した自動合焦装置を説明する。 【0016】図1には、本発明の自動合焦装置が組み込
まれた金属顕微鏡システムの構成を示してある。金属顕
微鏡システム1は、金属顕微鏡本体2と自動合焦装置7
から構成されている。金属顕微鏡本体2は、被検体4が
載置された移動ステージ3と、この移動ステージ3を移
動させるステージ駆動機構9と、被検体4の拡大画像を
形成する顕微鏡光学系5と、被検体4を照明するための
照明光学系6を備えている。 【0017】照明光学系6は、光源6aからの照明光を
集光レンズ6bおよび絞り6cを介して顕微鏡光学系5
に向けて出射する。顕微鏡光学系5では、照明光学系6
からの照明光を用いて、ハーフミラー5aおよび対物レ
ンズ5bを介してステージ3の上の被検体4を照明す
る。顕微鏡光学系5は、被検体4の反射光像を対物レン
ズ5bおよびハーフミラー5aを介してリレーレンズ5
cに導く。更に、このリレーレンズ5cを介して自動合
焦装置7の側の撮像素子8の受光面に結像させる。 【0018】撮像素子8は、受光した被検体4の光像を
光電変換して、映像信号として自動合焦装置7の本体側
に向けて供給する。自動合焦装置7では、このようにし
て顕微鏡光学系5を介して撮像素子8で得られた映像信
号に基づき、顕微鏡光学系5の焦点合わせを行なう。す
なわち、ステージ駆動機構9を用いてステージ3を予め
定めた範囲に渡って光軸1aの方向に移動させることに
より、同一被検体4の映像信号を読み取る。読み取った
映像信号に基づき、顕微鏡光学系5の合焦状態が得られ
るステージ3の位置を求め、ステージ3がこの位置とな
るようにステージ駆動機構9を制御する。 【0019】本例の自動合焦装置7は、映像信号に基づ
き被検体の画像の変化している程度、すなわち画像の複
雑度を検出し、その最大位置が焦点位置であると判別す
るようにしている。画像の複雑度を検出する方法として
は以下の2つの方法を挙げることができる。 (1)映像信号を微分し、その微分値の変曲点を計数
し、計数値が最大となる画像が得られるステージ3の位
置を焦点位置であると判定する方法 (2)映像信号を、ハイパスフィルタあるいはバンドパ
スフィルタを通過させることにより、映像信号から高周
波成分を抽出し、抽出した高周波成分の周波数を周波数
−電圧変換した値が最大となる画像が得られるステージ
3の位置を焦点位置であると判定する方法 【0020】図2(A)および(B)は、これらの方法
を実現するための機能ブロック図を示してある。図3
は、これらの方法による焦点位置検出動作の概要を説明
するための信号波形図である。これらの図を参照して、
上記の2つの方法による焦点位置検出動作の概要を説明
する。 【0021】まず、本例において採用している上記の
(1)の方法(第1の方法)は、図2(A)に示すよう
に、映像信号S1を撮像素子8を介して読み込む(ブロ
ック11)。ステージ3を顕微鏡光学系5の焦点位置を
含む範囲に渡って走査(移動)した場合に、映像信号S
1としては図3(A)に示すような信号が得られる。こ
こで、照明装置の絞り値が対物レンズのNA値よりも小
さな金属顕微鏡システムにおいて、被写体が金属表面な
どの場合において、従来のようなコントラスト検出法に
より得られる画像のコントラストカーブC4は、図3
(D)のようになる。すなわち、焦点位置Fを挟み、前
焦点側および後焦点側において山が現れる形状になる。
その理由は、図13および図14を参照して説明したよ
うに、照明系の絞り値が対物レンズのNA値よりも小さ
な場合にはレンズのMTF特性が高周波領域において低
下するので、本体の焦点位置における低下の方がその前
後における低下分より勝ってしまうことがあり、このよ
うな場合に、焦点位置の前後位置にコントラストピーク
が現れてしまうのであり、その様子を図3(D)には強
調して表してある。このため、図3(D)において、こ
れらの山の最大値が得られる位置P(a)、P(b)は
焦点位置Fとは異なるものである。ここで、焦点位置F
では、わずかな山が現れることがあるが、照明装置の絞
り値が対物レンズのNA値よりも小さな金属顕微鏡シス
テムにおいて、被写体が金属表面などの場合には、図3
(D)に示すように、両側の山に埋もれて焦点位置Fで
山が現れないこともある。 【0022】本発明の上記の(1)の方法では、得られ
た映像信号S1を微分して(ブロック12)、その値が
逆方向に切り換わる点(変曲点)を求め、その出現回数
を計数する(ブロック13)。図3(B)には、映像信
号S1を微分した後に得られた変曲点位置およびその変
化方向を、矢印で示してある。次に、最大変曲点数が得
られるステージ位置を求める(ブロック14)。求めた
ステージ位置が焦点位置であるとして、ステージ3をそ
の位置に移動する(ブロック15)。 【0023】これに対して、参考例として示す、上記の
(2)の方法(第2の方法)は、図2(B)に示すよう
に、映像信号S1を読み込み(ブロック21)、この映
像信号S1をハイパスフィルタあるいはバンドパスフィ
ルタに通して、高周波成分のみを抽出する(ブロック2
2)。次に、得られた高周波成分の周波数を検出する
(ブロック23)。図3(C)には得られた周波数を示
してある。しかる後に、周波数を周波数−電圧変換した
値が最大となるステージ位置を求める(ブロック2
4)。最後に、この位置を焦点位置であるとして、ステ
ージ3をその位置となるように移動する(ブロック2
5)。 【0024】(第1の方法を採用した自動合焦装置) 図4には第1の方法を採用した本例の自動合焦装置7の
概略構成を示してある。自動合焦装置7に供給された映
像信号S1は、まず、A/D変換回路71によって例え
ば8ビット長のデジタル信号に変換される。なお、映像
信号S1は同期分離回路72にも供給され、水平同期信
号H.SYSおよび垂直同期信号V.SYCが分離され
る。また、装置の各動作は、クロック発生回路73によ
って生成される基準クロックCLKに基づき行なわれ
る。 【0025】デジタル化された映像信号S2は、第1の
データ遅延回路74および第2のデータ遅延回路75に
供給される。これらの遅延回路による遅延量、すなわ
ち、何クロック分遅延させるのかは、それぞれ、第1の
遅延量設定回路76、第2の遅延量設定回路77により
制御される。第1のデータ遅延回路74によるデータ遅
延量は、第2のデータ遅延回路75によるデータ遅延量
よりも相対的に小さくなるように設定されている。 【0026】映像信号S2および、第1のデータ遅延回
路74によって設定クロック分だけ遅延された映像信号
S3は、第1の引算回路78に供給される。この第1の
引算回路78では、現時点で供給される映像信号S2
と、それよりも設置遅延量だけ前に取り込まれた映像信
号S3との間で引算を行なう。そして、引算結果が負の
値となった場合には、当該第1の引算回路78からキャ
リー信号S5が出力されるのに対して、引算結果が負で
ない場合には、キャリー信号S5が出力されないので、
キャリー信号S5が出力されている状態からキャリー信
号S5が出力されなくなるタイミングを監視すれば、映
像信号においてその変化方向が正から負、あるいは負か
ら正に切り換わる時点が検出される。すなわち、図5
(A)に示すような映像信号S1が供給された場合に
は、引算回路78の出力は図5(B)に示すように、映
像信号S1の変曲点に対応してオンオフに切り換わるパ
ルス出力となる。 【0027】キャリー信号S5は、フィルタ回路81に
供給され、ここでノイズが除去される。除去すべきノイ
ズレベルはフィルタ係数設定回路82によって設定する
ことができる。ノイズが除去された後のキャリー信号S
6はカウンタ82に供給される。カウンタ82では、キ
ャリー信号S6の立ち上がり、立ち下がりのエッジを計
数して、映像信号S1に含まれる変曲点数を算出する。 【0028】ここで、本例では第2の引算回路79を備
えており、この引算回路79には、デジタル化された後
の映像信号S2と、第2の遅延回路75によって設定ク
ロック分だけ遅延された映像信号S4が供給される。こ
の第2の引算回路79では、これらの信号の引算が行な
われる。引算結果は、絶対値算出回路83に供給されて
絶対値とされ、2値化回路84に供給されて、設定レベ
ルを用いて2値化される。2値化のための設定レベルは
2値化レベル設定回路85によって設定可能となってい
る。このようにして得られた2値化信号S7に基づき、
検出範囲設定回路86では、カウンタ82において計数
されるキャリー信号S6の範囲を設定する。 【0029】すなわち、2値化信号S7おいては、その
レベルが「1」の場合は画像に有効な変化量が含まれて
いることを示している。逆に、そのレベルが「0」の場
合は画像に有効な変化量が含まれていないことを示して
いる。検出範囲設定回路86では、予め設定したレベル
に達しない程度しか、映像信号が変化しない範囲では、
その変曲点の計数をキャンセルするようにしている。こ
の結果、カウンタ82においては、一定のレベル以上に
映像信号が変化した部分における変曲点の数が計数され
る。 【0030】このように、本例では映像信号S1の変化
が少ない領域においては、映像信号の変化の変曲点の数
を計数しないようにしている。この処理を行なう理由は
次の通りである。図6(A)に示すように、焦点位置近
傍においては全体的に映像信号S1のコントラストが高
い。これに対して、焦点位置から外れた位置で得られる
画像は大きくぼけているので、図6(B)に示すよう
に、その映像信号S1’のコントラストは全体として小
さい。このため、映像信号S1’に含まれているノイズ
のレベルが相対的に大きくなる。 【0031】第1の引算回路78を介して得られる変曲
点は、高コントラストの映像信号S1の場合には、図6
(C)に示すように、映像信号自体の変化の変曲点に対
応している。しかし、低コントラストの映像信号S1’
の場合には、図6(D)に示すように、映像信号自体の
変化の変曲点と共に、映像信号に乗っているノイズに起
因する変曲点も拾ってしまう。この結果、高コントラス
トの映像信号S1の場合には、焦点位置で得られる映像
信号の変曲点数が最大となるが、低コントラストの映像
信号S1’の場合には、図7(B)に示すように、焦点
位置で得られる変曲点数よりも、遠点側および近点側に
おいて、それよりも変曲点数が多くなってしまう。これ
では正確な焦点位置を検出できない。 【0032】そこで、本例では、第2の引算回路79を
用いて、第1の引算回路78よりも広い時間幅での映像
信号の変化量を算出し、算出した変化量の絶対値が予め
設定したレベルよりも小さい場合には、その範囲の映像
信号の変曲点を計数しないようにしている。すなわち、
図6(E)に示すように、高コントラストの映像信号S
1の場合には、第2の引算回路79および絶対値検出回
路83を介して得られる映像信号の変化量の絶対値は予
め設定したレベルよりも大きくなる。このため、検出範
囲設定回路86からは、図6(G)に示すように、変曲
点数を計数すべき領域である旨を示す「1」レベルの信
号が出力される。 【0033】これに対して、低コントラストの映像信号
S1’の場合には、第2の引算回路79および絶対値検
出回路83を介して得られる映像信号の変化量の絶対値
は予め設定したレベルよりも小さくなる。このため、検
出範囲設定回路86からは、図6(H)に示すように、
変曲点数の計数をキャンセルすべき領域である旨を示す
「0」レベルの信号が出力される。 【0034】このように低コントラストの映像信号が入
力される場合には、算出された変曲点は計数対象から外
される。従って、このような映像信号に含まれるノイズ
に起因する変曲点を計数してしまうことがない。よっ
て、第1の引算回路79のみでは、図7(B)に示すよ
うな変曲点数が求まってしまうような場合でも、ノイズ
の影響を除去して、図7(A)に示すように、映像信号
の変化に基づく変曲点数のみを計数できるので、焦点位
置を正確に検出することができる。 【0035】再び、図4を参照して説明する。上記のよ
うにして、映像信号S1の変化の変曲点のみがカウンタ
82において計数される。計数値は、データラッチ回路
87においてラッチされる。データラッチ回路87は、
1フィールド分の映像信号から検出された変曲点数をラ
ッチし、1フィールド分毎に、所定のタイミングで、C
PUシステム90に供給する。CPUシステム90は、
ステージ駆動機構9のドライバ91を駆動制御して、ス
テージ3を光軸1aの方向に移動させる。そして、ステ
ージ3を移動させながら、上記のように被検体4の映像
信号を取り込む。また、一定の範囲に渡ってステージ3
を移動して、各位置における映像信号の変曲点数を計数
した後は、その最大位置を焦点位置であると判別して、
当該位置に向けてステージ3を移動する。この結果、顕
微鏡光学系5の焦点合わせが実現される。 【0036】なお、本例の自動合焦装置7は、ウインド
ウ設定回路92を備えている。このウインドウ設定回路
92を用いて、映像信号の1フィールド分のうち、変曲
点数の計数対象の領域を設定することができる。勿論、
1フィールド分の映像信号が対象となるように設定する
こともできる。従って、上記のカウンタ82では、1フ
ィールド内の映像信号から検出した変曲点のうち、検出
範囲設定回路86によって設定される有効範囲内の変曲
点の数を計数することになる。 【0037】ここで、映像信号のサンプリングのタイミ
ングは、ステージ駆動機構9の駆動源として使用される
ステッピングモータの駆動パルス数に基づき設定するこ
とができる。例えば、図8に示すように、駆動パルスの
2パルス毎に映像信号をサンプリングし、そこに含まれ
る変曲点数を計数する。また、この場合、ステージ3の
走査幅(移動範囲)は、サンプリング数として規定され
る。この図において実線の矢印で示すように、変曲点数
を設定された走査幅に渡って計数した後は、その最大値
が得られる位置に向けてステージ3を移動して、焦点合
わせが行なわれる。 【0038】図9には、本例の自動合焦装置7のCPU
システム90によって実現される動作フローを示してあ
る。この図に示すように、先ず初期設定を行い(ステッ
プST1)、次にウインドウ設定回路92によるウイン
ドウを設定する(ステップST2)。この後は、映像信
号のサンプリング幅をステージ駆動機構9のステッピン
グモータ駆動パルスのパルス数Pで設定する(ステップ
ST3)。また、ステージ3の移動範囲Sを設定する
(ステップST4)。次に、ステージ3のスタート位置
を設定する(ステップST5)。 【0039】この後は、自動合焦動作の指示入力を待つ
(ステップST6)。動作開始が入力されると、ステー
ジ3をスタート位置に移動する(ステップST7)。こ
の後は、駆動パルスを計数して、映像信号のサンプリン
グのタイミングであるか否かを判別し(ステップST
8、9)、サンプリングのタイミングで映像信号をサン
プリングする。サンプリングした1フィールド分の映像
信号に含まれる変曲点数が計数された後は、計数値を取
り込む(ステップST10、11、12)。このサンプ
リングおよび変曲点の計数操作を、S回繰り返した後、
すなわち、ステージ3を設定範囲に渡って走査した後は
(ステップST13)、計数された変曲点数を演算処理
して、その最大値および、それが得られたステージ位置
を求める(ステップST14、15)。求まった位置が
焦点位置である。しかる後に、駆動パルスを出力して、
ステージ駆動機構9を駆動して、求まった焦点位置にス
テー3を移動して、そこに位置決めする(ステップST
16、17)。 【0040】(参考例:第2の方法を採用した自動合焦
装置) 次に、図10には第2の方法を採用した自動合焦装置7
Aを参考例として示してある。この方法による自動合焦
回路7Aでは、映像信号S1を取込み、増幅回路101
を介して増幅した後に、第1および第2のバンドパスフ
ィルタ102、103に供給する。これに同時に、映像
信号を同期分離回路104に供給して、水平および垂直
同期信号を分離して、後段の各回路の動作制御のために
用いる。 【0041】第1のバンドパスフィルタ102を介して
得られた映像信号S1の高周波成分は、F/V変換回路
105において周波数/電圧変換される。得られた電圧
値は次段のピークホールド回路106に供給される。第
1のバンドパスフィルタ102の中心周波数は、第2の
バンドパスフィルタ103の中心周波数に比べて高くな
るように設定されている。 【0042】第2のバンドパスフィルタ103は、前述
した第1の方法による自動合焦装置7の第2の引算回路
79と同様の役割を果たすものである。すなわち、映像
信号のうちノイズに影響を受けない程度にコントラスト
が高い部分を検出する。上記のように、第2のバンドパ
スフィルタ103の中心周波数は第1のバンドパスフィ
ルタ102の中心周波数よりも低く設定されている。従
って、バンドパスフィルタ102の出力範囲は、全て、
この第2のバンドパスフィルタ103の出力範囲に含ま
れる。 【0043】第2のバンドパスフィルタ103の出力は
2値化回路111を介して2値化され、この回路107
の出力に基づき、映像信号におけるノイズの影響を受け
ない検出範囲が、検出エリア設定回路108によって設
定される。これと共に、前述の装置7の場合と同様に、
ウインドウ設定回路109によって、検出領域を設定可
能となっている。 【0044】ピークホールド回路106では、図11に
示すように、F/V変換回路105によって映像信号S
1の高周波成分を電圧変換することにより得られた信号
S10から、そのピーク値をホールドする。フリップ・
フロップ107は垂直同期信号によりその状態が切り換
わる。 【0045】CPU110では、フリップ・フロップ1
07の状態の切り換わりのタイミングで、映像信号の1
フォールド分毎の高周波成分のピーク値を、ピークホー
ルド回路106から受け入れる。CPU110は、ステ
ージ駆動機構9のドライバ91を駆動制御して、ステー
ジ3を光軸1aの方向に移動させる。 【0046】そして、ステージ3を移動させながら、上
記のように被検体4の映像信号を取り込む。また、一定
の範囲に渡ってステージ3を移動して、各位置における
映像信号の高周波成分のピーク値を求める。 【0047】この後は、各ステージ位置において得られ
たピーク値を相互に比較して、そのうちの最大のピーク
値が得られたステージ位置を焦点位置であると判別し
て、当該位置に向けてステージ3を移動する。この結
果、顕微鏡光学系5の焦点合わせが実現される。 【0048】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動合焦
装置では、得られる画像の複雑度に基づき焦点位置を検
出するようにしている。従って、従来のコントラスト検
出法によっては焦点位置を的確に検出できない場合のあ
る金属顕微鏡システム等に採用するのに適した自動合焦
装置を実現できる。 【0049】また、照明系の絞り値を小さくすることに
よりレンズのMTFが劣化した状態に設定されたレンズ
光学系を介して得られる画像に基づいても的確に焦点位
置の検出を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した自動合焦装置が組み込まれた
金属顕微鏡システムの構成例を示す概略構成図である。 【図2】本発明の自動合焦装置による焦点位置検出方法
を示す機能ブロック図である。 【図3】本発明の自動合焦装置による焦点位置検出動作
を説明するための信号波形図である。 【図4】図1の自動合焦装置の回路構成を示す概略ブロ
ック図である。 【図5】図4の装置における引算回路のキャリー出力を
映像信号と共に示す信号波形図である。 【図6】図4の装置における第2の引算回路を中心に構
成されるノイズ除去のための動作を説明するための信号
波形図である。 【図7】図4の装置における第2の引算回路を中心に構
成されるノイズ除去のための動作を説明するためのグラ
フである。 【図8】図4の装置による焦点合わせの動作を説明する
ためのグラフである。 【図9】図4の装置の動作フローを示すフローチャート
であ。 【図10】自動合焦装置の参考例を示す概略ブロック図
である。 【図11】図10の装置のF/V変換回路の出力を映像
信号と共に示す信号波形図である。 【図12】従来のコントラスト検出方法による自動合焦
装置を示す概略ブロック図である。 【図13】従来の自動合焦装置における問題点を説明す
るためのグラフである。 【図14】従来の自動合焦装置における問題点の原因を
説明するためのレンズのMTF特性を示すグラフであ
る。 【符号の説明】 1 金属顕微鏡システム 2 顕微鏡本体 3 ステージ 4 被検体 5 顕微鏡光学系 6 照明光学系 7 自動合焦装置
金属顕微鏡システムの構成例を示す概略構成図である。 【図2】本発明の自動合焦装置による焦点位置検出方法
を示す機能ブロック図である。 【図3】本発明の自動合焦装置による焦点位置検出動作
を説明するための信号波形図である。 【図4】図1の自動合焦装置の回路構成を示す概略ブロ
ック図である。 【図5】図4の装置における引算回路のキャリー出力を
映像信号と共に示す信号波形図である。 【図6】図4の装置における第2の引算回路を中心に構
成されるノイズ除去のための動作を説明するための信号
波形図である。 【図7】図4の装置における第2の引算回路を中心に構
成されるノイズ除去のための動作を説明するためのグラ
フである。 【図8】図4の装置による焦点合わせの動作を説明する
ためのグラフである。 【図9】図4の装置の動作フローを示すフローチャート
であ。 【図10】自動合焦装置の参考例を示す概略ブロック図
である。 【図11】図10の装置のF/V変換回路の出力を映像
信号と共に示す信号波形図である。 【図12】従来のコントラスト検出方法による自動合焦
装置を示す概略ブロック図である。 【図13】従来の自動合焦装置における問題点を説明す
るためのグラフである。 【図14】従来の自動合焦装置における問題点の原因を
説明するためのレンズのMTF特性を示すグラフであ
る。 【符号の説明】 1 金属顕微鏡システム 2 顕微鏡本体 3 ステージ 4 被検体 5 顕微鏡光学系 6 照明光学系 7 自動合焦装置
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 照明系の絞り値が対物レンズのNA値よ
りも小さな顕微鏡システムのレンズ光学系を所定の範囲
に渡って走査し、当該レンズ光学系および撮像素子を介
して入力される被写体の映像信号から焦点位置を検出す
る自動合焦装置において、 前記映像信号と該映像信号を所定の遅延量だけ遅延させ
た信号との引き算により前記映像信号の変曲点を求める
ための第1の引算回路と、 前記映像信号と該映像信号を前記遅延量より大きな遅延
量だけ遅延させた信号との引き算により前記映像信号の
変化量を求めるための第2の引算回路と、 前記レンズ光学系を走査したときに、前記第2の引算回
路を介して求めた前記映像信号の変化量が検出範囲設定
用に予め定めた所定のレベル以上の範囲において、前記
第1の引算回路を介して求めた前記変曲点の個数が最大
となる被写体映像が得られた位置を前記レンズ光学系の
焦点位置として検出することを特徴とする自動合焦装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13779196A JP3454635B2 (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 自動合焦装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13779196A JP3454635B2 (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 自動合焦装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09318868A JPH09318868A (ja) | 1997-12-12 |
| JP3454635B2 true JP3454635B2 (ja) | 2003-10-06 |
Family
ID=15206941
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13779196A Expired - Fee Related JP3454635B2 (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 自動合焦装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3454635B2 (ja) |
-
1996
- 1996-05-31 JP JP13779196A patent/JP3454635B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09318868A (ja) | 1997-12-12 |
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