JP3454081B2 - レンジフード - Google Patents

レンジフード

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JP3454081B2 JP13842297A JP13842297A JP3454081B2 JP 3454081 B2 JP3454081 B2 JP 3454081B2 JP 13842297 A JP13842297 A JP 13842297A JP 13842297 A JP13842297 A JP 13842297A JP 3454081 B2 JP3454081 B2 JP 3454081B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、レンジフードに係
り、特にはその組み立て構造に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、ガスコンロなどの上部には、煙
や蒸気などを室外に排気するためのレンジフードが配置
される。 【0003】従来、このレンジフードは、ステンレス鋼
などの平板を金型を用いてプレス成型して各部材を形成
し、これらの各部材を溶接等によって組み立てることで
構成されている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、レンジフードの構成部材をそれぞれプレス成型
して得る場合には、ユーザ等の要望に沿うために、設計
変更等を行って僅かに形状を変えたい場合や、材質を変
更したいような場合には、その都度、プレス成型のため
の金型も最初から作り直さねばならず、設備投資が多く
なり、製品のコストアップを招来するなどの不都合があ
る。 【0005】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、設計変更等によって僅かに形状を変え
たい場合や、材質を変更したいような場合でも、最初か
ら金型を全て作り直さなくても、比較的柔軟に対応でき
るようにすることを課題とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、次の構成を採用している。 【0007】すなわち、本発明に係るレンジフードは、
換気扇が内部に収納された本体部の前面側に煙等の吸込
用のフード部が配置され、このフード部は、フレーム
と、化粧板と、油受けとからなり、前記フレームは、本
体部側への取り付け用の取付枠に、フード形成用のガイ
ド部材が固定されており、前記化粧板は、その左右端が
折り曲げられて折曲部が設けられ、この折曲部が前記取
付枠に嵌着されるとともに、左右の折曲部の間に位置す
る中央部が前記ガイド部材に沿って湾曲される一方、こ
の化粧板の下部には前記油受けが取り付けられている。 【0008】 【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態に係るレ
ンジフードを設けたシステムキッチンの側面図、図2は
レンジフードの分解斜視図、図3はレンジフードの背面
図である。 【0009】この実施形態のレンジフード1は、換気扇
2が内部に収納された本体部3の前面側にフード部4が
配置されており、調理台5の上のガスレンジ6を使用し
て調理をする際に発生する煙や蒸気は、このフード部4
で吸い込まれた後、ここを通って本体部3の換気扇2に
よって、室外に排気されるようになっている。 【0010】上記のフード部4は、図2および図3に示
すように、美観や耐食性を考慮して、ステンレス鋼を使
用したもので、フレーム8と、化粧板10と、油受け1
2とからなる。 フレーム4は、本体部3側への取り付
け用の左右一対の取付枠14と、フード形成用のガイド
部材16とを有する。 【0011】各取付枠14は、ガイド部材16固定用の
平板部14aと、この平板部14aから下方に伸びる脚部
14bとからなり、平板部14aの下部には、本体部3に
設けられたフック18が係合する切欠部14cと、本体
部3に設けられた固定金具20の挿入孔14dが形成さ
れ、また、脚部14bには、本体部3に設けられたピン
22の掛止孔14eが設けられている。 【0012】ガイド部材16は、三日月状の上下一対の
横板部16aと、これに直交する縦板部16bとで断面コ
字形になっており、縦板部16bの裏面側が取付枠14
の平板部14aにリベット等を用いて固定されている。 【0013】化粧板10は、薄肉の平板を打ち抜くなど
して成形されたもので、その中央部10aはガイド部材
16によって湾曲されており、また、その左右端は内側
に折り曲げられて折曲部10bが設けられ、また、下部
は油受け12の取付片10cが所定間隔を存して複数箇
所に設けられ、これらの各取付片10cはフレーム8側
に向けて折り返されている。 【0014】そして、左右の各折曲部10bが取付枠1
4に嵌め込まれて、スポット溶接等によって固定され、
また、中央部10aはガイド部材16の横板部16aの周
縁に沿って湾曲されている。 【0015】油受け12は、その全体形状がフレーム8
へ取り付けた後の化粧板10の下縁形状に沿った略円弧
状となるようにプレス成型されたもので、前後の縁部が
上方に折り曲げられてその間に溝12aが形成されてい
る。 【0016】そして、図4および図5に示すように、化
粧板10の下部の取付片10cが油受け12の溝12a内
に挿入されて、スポット溶接等によって固定され、ま
た、溝12aの両端は化粧板10の折曲部10bに当接し
て油が垂れ落ちないようにせき止められている。 【0017】このレンジフード1の製作に際しては、次
の手順で行われる。 【0018】所定長さを隔てて配置した左右一対の取付
枠14の平板部14aにガイド部材16の縦板部16bの
裏面側をリベット等を用いて固定して、両者14,16
を一体化してフレーム8を構成する。 【0019】一方、化粧板10は、最初、薄肉の平板を
打ち抜くなどして、図6に示すような形状に予め形成さ
れており、その左右端を図中、二点鎖線で示す位置にお
いてそれぞれ折り曲げて折曲部10aを形成するととも
に、取付片10bを内方に折り返す。 【0020】そして、化粧板10を湾曲させた状態で左
右の折曲部10aを取付枠14の左右端部に嵌め込む。
すると、化粧板10の中央部10aがガイド部材16の
横板部16aの周縁に沿って当接して湾曲するので、こ
の状態で化粧板10の折曲部10aと取付枠14とをス
ポット溶接等によって一体的に固定する。 【0021】その後、油受け12の溝12a内に化粧板
10の取付片10bを挿入し、スポット溶接等によって
両者12a,10bを固定する。 【0022】最後に各部の隙間はシリコン樹脂等を用い
てシーリングする。 【0023】こうして製作されたフード部4を本体部2
に取り付けるには、フレーム8の取付枠14の切欠部1
4cを本体部3に設けられたフック18に係合させて仮
止めした後、取付枠14の掛止孔14e内に本体部3に
設けられたピン22を挿入するとともに、本体部2側の
固定金具を挿入孔14dに挿入して、両者3,4を一体
的に固定する。 【0024】 【発明の効果】本発明のレンジフードは、設計変更等に
よって僅かに形状を変えたい場合や、材質を変更したい
ような場合には、フレームの形状を変更すれば、その形
状に沿って化粧板の形状も変化するため、化粧板の中央
部成型用の金型が不要となり、大型の型投資が不要であ
り、ユーザの要望に応じて比較的柔軟に対応できるよう
になる。このため、余分なコストアップを招来すること
もない。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施形態に係るレンジフードを設けた
システムキッチンの側面図である。 【図2】本発明の実施形態に係るレンジフードの分解斜
視図である。 【図3】本発明の実施形態に係るレンジフードの背面図
である。 【図4】化粧板と油受けの接合部分を拡大して示す縦断
面図である。 【図5】化粧板と油受けの接合部分を拡大して示す平断
面図である。 【図6】化粧板をフレームに取り付ける前の状態を示す
正面図である。 【符号の説明】 1…レンジフード、2…換気扇、3…本体部、4…フー
ド部、5…調理台、6…ガスレンジ、8…フレーム、1
0…化粧板、10a…中央部、10b…折曲部、12…油
受け、14…取付枠、16…ガイド部材。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 換気扇が内部に収納された本体部の前面
    側には、煙等の吸込用のフード部が配置され、 このフード部は、フレームと、化粧板と、油受けとから
    なり、 前記フレームは、本体部側への取り付け用の取付枠に、
    フード形成用のガイド部材が固定されており、前記化粧
    板は、その左右端が折り曲げられて折曲部が設けられ、
    この折曲部が前記取付枠に嵌着されるとともに、左右の
    折曲部の間に位置する中央部が前記ガイド部材に沿って
    湾曲される一方、この化粧板の下部には前記油受けが取
    り付けられていることを特徴とするレンジフード。
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