JP3020863U - 鍋の把手 - Google Patents
鍋の把手Info
- Publication number
- JP3020863U JP3020863U JP1995008983U JP898395U JP3020863U JP 3020863 U JP3020863 U JP 3020863U JP 1995008983 U JP1995008983 U JP 1995008983U JP 898395 U JP898395 U JP 898395U JP 3020863 U JP3020863 U JP 3020863U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- grip
- base
- fitting
- handle base
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cookers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 把手を鍋に取付けやすい構造とし、製造
的価値を高めるとともに外観上の美観を向上する把手を
提供する。 【構成】 先端が開放し、側面部に溝を形成した筒
状の把手基部と上記把手基部から延在する把手把持部を
一体的に設け、上記把手基部の開放端部に鋲穴を穿設し
た支持金具を止着するとともに、上記把手基部に設けた
溝に弾力性を有するカバー金具を嵌着して成る構成であ
る。
的価値を高めるとともに外観上の美観を向上する把手を
提供する。 【構成】 先端が開放し、側面部に溝を形成した筒
状の把手基部と上記把手基部から延在する把手把持部を
一体的に設け、上記把手基部の開放端部に鋲穴を穿設し
た支持金具を止着するとともに、上記把手基部に設けた
溝に弾力性を有するカバー金具を嵌着して成る構成であ
る。
Description
【0001】
本考案は、鍋等に取付ける把手に関するものである。
【0002】
両手鍋等の把手は、図1に示すように鍋本体100の外面に、鉄板等で形成し た雌ねじ穴102,102′と鋲穴103,103′とを有する取付金具101 を鋲104,104′等により上記鋲穴103,103′を通して鍋本体100 に止着した後、ステンレス等の薄板で中空状に形成した保護カバー105を介在 させてフェノール等の合成樹脂材で成形した把手106の透穴107,107′ と上記取付金具101の雌ねじ穴102,102′とをビス108,108′に より螺着して取付けている。
【0003】
しかし、上記した従来の両手鍋の把手では、取付金具101を鍋本体100に 取付ける工程と把手106を保護カバー105を介在させて取付金具101に螺 着するため、把手106を鍋本体100に取付けるのに2回の工程を要すること になる。しかも両手鍋に取付ける場合は2倍の時間を要することになり、製造的 には、大変効率が悪く、部品点数も増える等の問題を有していた。また、把手1 06の透穴107,107′にビス108,108′を螺着した場合、ビス10 8,108′の頭部が露出したり、裏面に透穴107,107′の座が露出して 、美観上、著しく商品価値を損ねるという欠点を有していた。
【0004】
従って、本考案の目的は、把手を鍋本体に取付けることにより生じる上記問題 及び欠点を解消するとともに、外観上美観を向上することができる把手を提供す ることである。
【0005】 本考案は、先端が開放し、側面部に溝を形成した筒状の把手基部と上記把手基 部から延在する把手把持部を一体的に設け、上記把手基部の開放端部に鋲穴を穿 設した支持金具を埋設するとともに上記把手基部に設けた溝に弾力性を有するカ バー金具を嵌着して成ることを特徴とする鍋の把手ある。
【0006】
上記した本考案によれば、鋲穴を穿設した支持金具が把手基部の開放端部に埋 設されて一体化しているので、鍋の内面から鋲等により、かしめるだけで把手を 取付けることができ、しかも、鋲の頭部や透穴の座等の露出部は、把手基部に設 けた溝に弾力性を有するカバー金具を嵌着することにより、露出部は、被覆され るので美観を損なうことがない。
【0007】
以下に本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。本考案の把手1は、 図2に示すように、合成樹脂材で成形され、先端が開放した筒状の把手基部2と 上記把手基部2から延立した略アール形の把手把持部3が一体となって構成され ており、上記把手基部2の両側面部には、溝4,4′が形成され、筒状内部には 、鋲5,5′を挿通してかしめられるように鋲穴溝6,6′が筋状に設けられて いる。支持金具7は、図3に示すように鉄板等の金属板から成り、略コ字状に成 形されており、前面部に2つの鋲穴8,8′が穿設されている。上記支持金具7 は、上記把手1を成形する時に、上記把手基部2の筒状内に埋め込まれ、把手1 と一体化される。埋設された上記支持金具7は、上記把手基部2の先端部に止着 された状態で、上記鋲穴8,8′と上記鋲穴溝6,6′とが合致するように直接 インサートにて成形される。カバー金具9は、図4に示すように、ステンレス等 の弾力性を有する薄板から成り、両側面部10,10′と底面部11と背面部1 2で構成された略箱形状を有しており、上記両側面部10,10′の上端部には 折曲った嵌入片13,13′が形成されている。
【0008】 上記により構成した上記把手1を鍋本体14に取付ける場合には、図5に示す ように、上記鍋本体14に穿設した鋲穴15,に対応するように上記支持金具7 の上記鋲穴8,8′を対接させ、鍋本体14の内面から鋲5を挿通し、かしめる ことにより取付けることができる。 上記把手1を鍋本体14に取付けた後、図6に示すように、上記カバー金具9を 上記把手基部2の下部より嵌入し、弾力を利用して、上記嵌入片13,13′を 上記把手基部2の溝4,4′内に嵌め込むことにより上記把手基部2の鋲穴溝6 ,6′が被覆され取付け作業が完了する。
【0009】 以上本考案を図面の実施例に基づいて説明したが、本考案は上記実施例に限定 されるものでなく、実用新案登録請求の範囲に記載の構成を変更しない限り、片 手鍋用把手等どのようにも実施することができる。
【00010】
以上詳述した通り、本考案の把手は、支持金具を把手の成形時に把手基部の筒 状端部に埋込み止着した構造により、従来の把手と比べてビス等の部品点数が削 減でき、しかも、極めて簡単にとりつけることが可能となり、製造的価値の高い ものとなる。又カバー金具を把手基部の溝に嵌着するようにしたので、鋲の頭部 や鋲穴溝が被覆され、美観を向上させることができる。
【図1】従来の把手の取付けを示す分解斜視図である。
【図2】本考案の一実施例の把手を示す斜視図である。
【図3】本考案による支持金具を示す斜視図である。
【図4】本考案によるカバー金具を示す斜視図である。
【図5】本考案による把手を鍋本体の外面に取付けた要
部を示す断面図である。
部を示す断面図である。
【図6】本考案により把手基部にカバー金具を取付け、
後端部から見た要部断面図である。
後端部から見た要部断面図である。
1 把手 2 把手基部 3 把手把持部 4,4′ 溝 6,6′ 鋲穴溝 7 支持金具 8,8′ 鋲穴 9 カバー金具 13,13′ 嵌入片 14 鍋本体
Claims (1)
- 【請求項1】先端が開放し、側面部に溝を形成した筒状
の把手基部と前記把手基部から延在する把手把持部を一
体的に設け、上記把手基部の開放端部に鋲穴を穿設した
支持金具を埋設するとともに、上記把手基部に設けた溝
に弾力性を有するカバー金具を嵌着して成ることを特徴
とする鍋の把手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995008983U JP3020863U (ja) | 1995-07-23 | 1995-07-23 | 鍋の把手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995008983U JP3020863U (ja) | 1995-07-23 | 1995-07-23 | 鍋の把手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3020863U true JP3020863U (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=43156219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995008983U Expired - Lifetime JP3020863U (ja) | 1995-07-23 | 1995-07-23 | 鍋の把手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3020863U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008289856A (ja) * | 2007-03-21 | 2008-12-04 | Seb Sa | 調理器具に取手を固定すると共に飛散防止キャップを有する装置 |
-
1995
- 1995-07-23 JP JP1995008983U patent/JP3020863U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008289856A (ja) * | 2007-03-21 | 2008-12-04 | Seb Sa | 調理器具に取手を固定すると共に飛散防止キャップを有する装置 |
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