JP3450444B2 - 高中空射出成形型物の製造方法 - Google Patents

高中空射出成形型物の製造方法

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JP3450444B2
JP3450444B2 JP17033494A JP17033494A JP3450444B2 JP 3450444 B2 JP3450444 B2 JP 3450444B2 JP 17033494 A JP17033494 A JP 17033494A JP 17033494 A JP17033494 A JP 17033494A JP 3450444 B2 JP3450444 B2 JP 3450444B2
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mold cavity
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    • B29C45/1705Introducing an auxiliary fluid into the mould the fluid being introduced into the interior of the injected material which is still in a molten state, e.g. for producing hollow articles using movable mould parts
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    • B29C44/00Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
    • B29C44/34Auxiliary operations
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高中空射出成形型物の
製造方法に関する。更に詳しくは、成形型物の内壁面に
筋状の突起物を有さない高中空射出成形型物の製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金型キャビティ内の溶融樹脂中へ
の加圧流体の圧入と、移動型を金型開放方向へ移動させ
ることによる金型キャビティ容積拡大を併用した中空成
形が知られている。この中空成形は、成形途中で移動型
を徐々に移動させることで、圧入した加圧流体で形成さ
れる中空部を拡大し、大きな中空部を有する中空成形型
物を得ようとするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術では、金型キャビティー容積を拡大して高中空射出成
形型物を成形するに際しては、金型キャビティーを拡大
する過程で、未だ固化温度に達せず、流動し易い状態に
ある未冷却溶融樹脂が、金型キャビティーを拡大するに
応じて相対する面の溶融樹脂同士が引っ張られて引き伸
ばされ、更には金型キャビティー内に圧入する不活性加
圧流体に流されて、図7に示すような多数の不規則な形
状の突起物が形成される。
【0004】これら筋状の突起物はその位置や大きさ並
びに形状が偶然性に支配され易く、決して強度の構成要
素となるほど十分なリブ形状を形造るものではない。こ
のように形成された筋状の突起物は何ら役に立たないば
かりか、内側の中空部に流体を流そうとする場合には流
動抵抗が増加するという悪影響を及ぼすことになり、更
には成形型物の表面のツヤムラや微妙な凹凸の原因とも
なる。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、低発泡射出成形に金型キャビティー
拡大と不活性加圧流体圧入とを組み合わせることにより
成形型物の内壁部に突起物がほとんどなく平坦で、しか
も厚肉かつ肉厚均一で表面外観に優れた高中空射出成形
型物を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】このために本発
では、低発泡性熱可塑性樹脂を金型内に射出し、初期
キャビティー容積拡大を行い金型内にて低発泡性熱可塑
性樹脂を発泡させた後、不活性加圧流体を圧入しながら
金型キャビティー容積を拡大することを特徴とする高中
空射出成形型物の製造方法を提案するものである。
【0007】即ち、本発明では低発泡性熱可塑性樹脂を
金型内に射出し、金型キャビティーを少し拡大して金型
内にてこれを適度に発泡させた後、不活性加圧流体を圧
入しながら金型キャビティー容積を拡大する。金型キャ
ビティー内は不活性加圧流体で加圧されるのでそれ以上
に発泡が進むことはなく、発泡済みの未冷却溶融樹脂は
圧入された不活性加圧流体によってほとんど流されるこ
となくその場で中央部よりきれいに二分割され、天肉・
地肉の肉厚が分厚くかつ均一な厚みを有する高中空成形
型物を形成する。
【0008】以下、図面を参照しながら本発明の詳細に
ついて説明する。
【0009】まず、図1(a)に示す様に、発泡剤を添
加した低発泡性溶融樹脂5を金型1a、1bで囲まれた
容積拡大前の金型キャビティー2に射出する。射出され
る溶融樹脂の量は容積拡大前の金型キャビティー2を十
分に満たす量(フルショット)であっても、金型キャビ
ティー2を満たす量よりも少ない量(ショートショッ
ト)であってもよい。
【0010】低発泡性溶融樹脂5の射出前には、あらか
じめ不活性加圧流体を金型キャビティー2に圧入し、金
型内にカウンタープレッシャーをかけた方が、射出直後
の成形型物表面での発泡を防止できるので好ましい。
尚、カウンタープレッシャーをかけた場合には、射出完
了前または射出完了後にこの不活性加圧流体を放出す
る。
【0011】低発泡性溶融樹脂5の射出・充填が終了し
た後、必要であれば不活性加圧流体を放出した後、図1
(b)に示す様に、金型1bを移動して金型キャビティ
ー2の容積の3〜20%に相当する程度の少量の初期キ
ャビティー容積拡大を行い、金型キャビティー2内の低
発泡性溶融樹脂を発泡させる。この結果、表層が非発泡
層(スキン層)3、内部が発泡層4からなる適度に発泡
した発泡体が形成される。
【0012】初期キャビティー容積拡大後、図1(c)
に示す様に、金型キャビティー2内の低発泡性溶融樹脂
の一部が固化温度に達し、かつその他の部分の溶融樹脂
が未だ固化温度に達していない状態にまで冷却したとこ
ろで不活性加圧流体を圧入する。不活性加圧流体により
金型キャビティー2内は加圧されるので、発泡がこれ以
上進むことはない。不活性加圧流体を圧入するタイミン
グ、即ち発泡性溶融樹脂の射出完了後、不活性加圧流体
を圧入するまでの時間(以下、「遅延時間」という。)
は成形型物の形状や板厚などによって適宜選択される
が、余りに遅延時間が長い場合には無数の針葉状の突起
物が、逆に短い場合にはその数は少ないものの薄板状の
突起物が中空部に形成されることとなる。
【0013】成形体内部が発泡層4となっているところ
から圧入された加圧流体は均一に分散流通し、発泡層4
は相対する面の溶融樹脂同士が引っ張られて引き伸ばさ
れることがないため、筋状の突起物が形成されることな
くきれいに二分割される。また同じく成形体内部が発泡
層4となっているため、未だ固化していない部分の樹脂
の加圧流体による流動支援効果が少なく、加圧流体によ
って末端部に流されていく樹脂量が減少し、より均一な
肉厚の中空成形体が得られると同時に圧入した加圧流体
によって内部が加圧され発泡状態は消滅する。
【0014】次いで図1(d)に示す様に、金型1bを
移動して金型キャビティー2の容積を拡大することによ
り中空率が30〜80%の高中空成形型物が形成され
る。金型キャビティー2の容積を拡大して得られた高中
空成形型物は、中空部に圧入された不活性加圧流体によ
り加圧されたままの状態で完全に冷却される。従って、
成形体の表面は金型1の壁面に密着し、一般の低発泡成
形型物より優れた表面外観の成形型物が得られる。加え
て中空体内壁部に筋状の突起物が形成されず平坦なの
で、従来のガスアシスト射出成形法によって得られる中
空型物に比べ、表面外観に現れるツヤムラなどが全く認
められない。
【0015】本発明で用いる樹脂としては、一般の射出
成形あるいは押出成形等に使用される熱可塑性樹脂全般
を用いることができ、必要に応じて熱硬化性樹脂も使用
できる。また、樹脂には必要に応じて各種添加剤を添加
することができる。例えば、繊維や充填剤などを添加し
た強化物或いは紫外線吸収剤や難燃剤などの添加剤及び
着色剤を添加したものであっても構わない。
【0016】また、低発泡性樹脂とするための発泡剤
は、それぞれの樹脂に最適な発泡剤であれば特に限定さ
れないが、例えば、アゾジカルボン酸アミド、ヒドラジ
カルボンアミド、重炭酸ナトリウムなどの化学発泡剤、
ペンタン、ブタン、水等の物理発泡剤が使用される。発
泡剤の添加は、当該樹脂に所定濃度の発泡剤をあらかじ
め練り込んでもよいし、成形時にマスターバッチとして
同時添加してもよい。
【0017】本発明で用いる加圧流体としては、常温常
圧でガス状又は液状のもので、射出時の温度と圧力下に
おいて、使用樹脂と反応又は混合されないものが使用さ
れる。具体的には、例えば窒素ガス、炭酸ガス、空気、
ヘリウムガス、水、グリセリン、流動パラフィン等であ
るが、窒素ガス、ヘリウムガス等の不活性ガスが好まし
い。
【0018】金型キャビティー容積の拡大は、図1に示
した様に通常の金型開閉機構を有する中空成形用金型装
置により行ってもよいが、図2に示す様に、移動型側の
型キャビティ面を構成する可動コアが、移動型を貫通し
かつ金型開閉方向に移動可能に設けられており、移動型
が取り付けられた支持具に金型開閉機構が接続されてい
ると共に、更にこの可動コアを金型開閉方向に移動させ
る可動コア移動機構が支持具に支持されている中空成形
用金型装置により行うのが好ましい。該中空成形用金型
装置によれば、通常の金型開閉機構に比べ、金型キャビ
ティ容積の拡大速度及び拡大長さ(量)を、中空成形に
適した速度に容易に制御できるため成形状態が良好とな
り好ましい。
【0019】該中空成形用金型装置の可動コア移動機構
は特に限定されず、例えば流体圧シリンダーやねじなど
で構成できるが、図2に示す様に金型開閉方向に対して
傾斜した傾斜面を有し、金型開閉方向に対して直交方向
に進退可能な駆動ブロックと、この駆動ブロックの傾斜
面に係合する傾斜面を有し、可動コアを金型開閉方向に
移動させる従動ブロックとを、傾斜面の傾斜方向を入れ
違いにして、傾斜面同志を摺動可能に対面して設けるこ
とによって構成されていることが好ましい。
【0020】図2において、固定型106は、一定位置
に固定されているもので、加圧流体ノズルを内蔵した射
出ノズル(図示されていない)が圧接されるスプルー1
16を有している。
【0021】固定型106に対向して設けられている移
動型101は、その背面に支持具103が取り付けられ
ており、この支持具103と共に金型開閉方向(図2で
は左右方向)へ移動されるものとなっている。また、図
示はされていないが、支持具103の後端には従来と同
様の金型開閉機構が接続されており、この金型開閉機構
によって支持具103と移動型101が一体となって移
動されるものとなっている。従って、成形した中空成形
型物の取り出しのための型開放、この開放状態からの型
締は従来と同様の金型開閉機構によって行われるもので
ある。
【0022】移動型101には、金型開閉方向にスライ
ド可能にこれを貫通し、移動型101側の金型キャビテ
ィ面を構成する可動コア102が設けられている。この
可動コア102は、金型を閉じた状態において、固定型
106との間に金型キャビティ105を形成するもので
ある。
【0023】可動コア102は、従来の移動型(図2に
おける移動型101と可動コア102を一体にしたも
の)の金型開放方向への移動による金型キャビティ10
5の容積拡大と同じ金型キャビティ105の容積拡大
を、移動型101を移動させずに可動コア102の移動
によって行えるようにするためのものである。
【0024】可動コア102の背面側には、支持具10
3に沿って金型開閉方向に移動可能な従動ブロック取付
枠107が取り付けられており、この従動ブロック取付
枠107の後面には、やはり支持具103に沿って金型
開閉方向に移動可能な従動ブロック108が取り付けら
れている。従って、従動ブロック108は、可動コア1
02と共に金型開閉方向に移動可能なものとなってい
る。また、従動ブロック108は、金型開閉方向に対し
て傾斜した傾斜面109を有するもので、その傾斜面1
09を後方に向けて取り付けられている。
【0025】従動ブロック108の後方には、従動ブロ
ック108と同様の傾斜面110を有する駆動ブロック
111が、その傾斜面110の傾斜方向を従動ブロック
108とは入れ違いにして、従動ブロック108の傾斜
面に傾斜面110を摺動可能に重ねて設けられている。
この駆動ブロック111は、支持具103の後端辺に沿
って、金型開閉方向に対して直交方向に進退可能な駆動
スライド板112に保持されている。また、駆動スライ
ド板112は、支持具103上に設けられた油圧シリン
ダー等の駆動装置113によって進退されるものであ
る。
【0026】上述の従動ブロック108、駆動ブロック
111、駆動スライド板112及び駆動装置113は、
可動コア移動機構104を構成しているものである。こ
の可動コア移動機構104を更に説明する。
【0027】金型開閉機構とは別に可動コア移動機構1
04を設けているのは、金型キャビティ105の容積拡
大速度を制御しやすい任意の機構で可動コア102の移
動を行えるようにするためである。
【0028】また、支持具103に可動コア移動機構1
04を支持させ、この支持具103を介して金型開閉機
構を接続しているのは、可動コア移動機構104及び可
動コア102を伴って移動型101を従来の金型開閉機
構で開閉できるようにすることにより、上記可動コア移
動機構104の設置にも拘らず、金型開閉機構による金
型の開閉を可能にするものである。
【0029】可動コア移動機構104は、可動コア10
2を金型開閉方向へ移動させるためのもので、可動コア
102の金型開放方向(図2では右方向)への移動は、
駆動装置113によって駆動ブロック111を前進さ
せ、駆動ブロック111の傾斜面110と従動ブロック
108の傾斜面109間の圧接力を緩め、金型キャビテ
ィ105内に圧入される加圧流体の圧力に押されて可動
コア102が金型開放方向へ移動することで行われる。
図3は可動コア102を金型開放方向へ移動させた状態
を示すもので、図2と同じ符号は同じ部材を示すもので
ある。
【0030】可動コア102の金型開放方向への移動速
度、即ち金型キャビティ105の容積拡大速度は、駆動
ブロック111の前進速度で決まるので、この駆動ブロ
ック111の前進速度を制御することで容易に金型キャ
ビティ105の容積拡大速度を制御することができる。
また、可動コア102の金型開放方向への移動は、いわ
ば金型キャビティ105内の中空部114の拡大力によ
ってなされるので、駆動ブロック111の前進速度の調
節によってこの中空部114内の加圧流体圧力を適宜に
維持させることで、金型キャビティ105の内面全面へ
の溶融樹脂の圧接を維持しながら可動コア102を移動
させやすいものである。
【0031】一方、金型キャビティ105内の加圧流体
圧力は、最終的には駆動装置113への負荷として加わ
るが、この負荷は斜面109,110によって弱めら
れ、大きな負荷としては駆動装置113へかからないの
で、駆動装置113の負担が軽い。従って、駆動装置1
13として大型のものを使用する必要がないと共に、駆
動ブロック111の進退制御、即ち金型キャビティ10
5の容積拡大速度制御が行いやすいものである。
【0032】可動コア102の金型閉鎖方向(図2では
左方向)への移動は、上記とは逆に、駆動ブロック11
1を後退させることで行うことができる。尚、この可動
コア102の金型閉鎖方向への移動は、通常、成形した
中空成形型物を取り出した後に行われるものである。
【0033】図2に示される可動コア移動機構104で
は、駆動ブロック111を前進させた時に可動コア10
2が金型開放方向へ移動され、駆動ブロック111を後
退させた時に可動コア102が金型閉鎖方向へ移動され
るものとなっている。しかし、従動ブロック108と駆
動ブロック111の傾斜面109,110の傾斜方向
を、夫々図示される方向とは逆にすることで、駆動ブロ
ック111を前進させた時に可動コア102が金型閉鎖
方向へ移動され、駆動ブロック111を後退させた時に
可動コア102が金型開放方向へ移動されるものとする
こともできる。
【0034】図2においては、可動コア102をスライ
ド可能に貫通して可動中子115が設けられている。こ
の可動中子115は必須のものではないが、図2の装置
はこの可動中子115を備えている場合に特に有効であ
る。
【0035】上記可動中子115について説明すると、
この可動中子115は、金型開閉方向への移動により、
金型キャビティ105内への突出と、この突出位置から
の後退が可能で、突出位置から後退することで、成形途
中で金型キャビティ105の容積を拡大するものであ
る。
【0036】可動中子115の後端は、可動中子支持板
117に取り付けられており、この可動中子支持板11
7は、可動コア102から後方へ突出した案内ピン11
8に沿って、可動中子115と共に金型開閉方向へ移動
可能になっている。可動中子支持板117には、従来か
ら用いられている突き出しピン進退機構(図示されてい
ない)によって金型開閉方向に進退される可動中子作動
ピン119が連結されている。従って、可動中子115
は、この可動中子作動ピン119の進退によって、金型
キャビティ105内への突出と、この突出位置からの後
退を行うものとなっている。
【0037】尚、可動中子作動ピン119は、孔120
を介して従動ブロック取付枠107と従動ブロック10
8を貫通しており、駆動ブロック111と駆動スライド
板102に対しては、これらの作動を阻害しないよう、
これらの作動方向に長い溝121を介して貫通している
ものである。
【0038】可動中子115の利用のしかたとしては、
例えば、可動中子115を金型キャビティ105内に突
出させた状態でスプルー116からの加圧流体の圧入を
行い、可動中子115の突出によってその付近への加圧
流体による中空部114の形成を阻止しておき、その後
可動中子115を後退させることで、可動中子115の
突出していた部分に、中空部114を支える中実の支持
部122(図2参照)を形成することが挙げられる。
【0039】ところで上記可動中子115によって形成
される支持部122は、使用する可動中子115の形状
に応じて、可動中子115が板状であれば支持壁とし
て、可動中子115が柱状であれば支持柱として形成さ
れる。しかし、金型キャビティ105の容積拡大速度の
制御が不適切であると、この支持部122の形状が変形
しやすく、予定した支持部122による補強効果が得に
くくなる恐れがある。本発明によれば、この支持部12
2の予期せぬ変形を防止できるものである。
【0040】可動中子115は、前述のように必須のも
のではなく、可動中子115を設けない場合、可動中子
作動ピン119を通常の突き出しピンとして、成形され
た中空成形型物の突き出しを行うようにすればよい。ま
た、可動中子115を設けた場合の中空成形型物の突き
出しは、金型を開放した後可動中子115を前進させる
ことで行うことができる。
【0041】本発明で使用する金型としては特に限定さ
れないが、図4及び図5に示す様に、少なくとも一方の
金型を移動して金型キャビティ容積を拡大可能であっ
て、金型の移動による金型キャビティ容積の拡大前の状
態において、一方の金型が有する金型移動方向に沿った
金型キャビティ面と他方の金型の間に隙間が形成されて
いる中空射出成形用金型を用いると、金型キャビティ面
に接して冷却されつつある樹脂の引き伸ばしや加圧流体
漏れを防止できるので、外観状態に優れた高中空成形型
物が得られ、好ましい。
【0042】金型201aと201bは、少なくともい
ずれか一方が金型開閉方向へ移動可能で、この金型20
1a及び/又は201bの移動によって、図5に示され
るように金型キャビティ202の容積が拡大可能になっ
ている。尚、金型201a,201bの内少なくともい
ずれか一方が、金型キャビティ202の容積を拡大する
移動が可能であれば足るが、一般的には雌型である金型
201aが固定側で、雄型である金型201bが移動側
である。
【0043】図4に示される状態は、金型201a及び
/又は201bの移動による金型キャビティ202の容
積拡大前の状態で、金型201aが有する金型移動方向
に沿った金型キャビティ面204ともう一方の金型20
1bとの間には、金型キャビティ202の一部をなす隙
間206aが形成されている。ここで、金型キャビティ
面204とは、金型キャビティ202を形成する壁面
で、中空成形型物203(図6参照)の外部に露出した
面を成形する壁面を言う。
【0044】隙間206aの金型移動方向の長さは、金
型201a及び/又は201bの移動距離(両金型20
1a,201bが共に移動する場合には両者の移動距離
の合計)と等しいことが好ましい。また、その幅は、金
型201a及び/又は201bの移動に先立って溶融樹
脂を当該隙間206aに満たすことができる幅であれば
よいが、当該隙間206aの溶融樹脂中に加圧流体の圧
入が可能な程度の幅であることが好ましい。
【0045】尚、図中207は、金型201aの一部を
なす押え型で、本中空射出成形用金型の開放と共に取り
外すか又は後に別途取り外すことができるようになって
いるものである。
【0046】図4及び図5に示される中空射出成形用金
型を用いた本発明の製造方法を図6(a)〜(c)で説
明する。
【0047】まず、図6(a)に示されるように、容積
拡大前の金型キャビティ202内に低発泡性溶融樹脂を
射出する。前述の様に、射出前にはあらかじめ金型内に
カウンタープレッシャーをかけた方が好ましい。
【0048】所定量の低発泡性溶融樹脂の射出・充填が
終了した後、必要であれば不活性加圧流体を放出した
後、金型201a及び/又は201bを移動して金型キ
ャビティー202の容積の3〜20%に相当する程度の
少量の初期キャビティー容積拡大を行い、金型キャビテ
ィー202内の低発泡性溶融樹脂を発泡させる。
【0049】初期キャビティー容積拡大後、図6(b)
に示す様に、金型キャビティー202内の低発泡性溶融
樹脂の一部が固化温度に達し、かつその他の部分の溶融
樹脂が未だ固化温度に達していない状態にまで冷却した
ところで不活性加圧流体を圧入する。
【0050】次いで、図6(c)に示されるように、金
型201a及び/又は201bを金型開放方向へ移動さ
せ、金型キャビティ202の容積を拡大する。但し、こ
の金型201a及び/又は201bの移動開始時に、金
型201aが有する金型移動方向に沿った金型キャビテ
ィ面204ともう一方の金型201bとの間の隙間20
6を溶融樹脂が満たしている必要がある。
【0051】このようにして金型キャビティ202の容
積を拡大すると、その拡大に伴って加圧流体が金型キャ
ビティ202内の溶融樹脂を押し広げて、大きな中空部
205を有する中空成形型物203が成形される。特
に、上述のように隙間206aを溶融樹脂で満たしてか
ら型キャビティ202の容積拡大を行うと、溶融樹脂は
金型キャビティ202の容積拡大前に金型キャビティ面
204全面に接しており、金型キャビティ202の容積
拡大に伴って初めて溶融樹脂と接する金型キャビティ面
204が存在しないので、一旦金型キャビティ面204
に接した樹脂が金型キャビティ202の容積拡大に伴っ
て引き伸ばされることがなく、更に、隙間206aの大
きさを任意に設定することができるので、外周壁部の肉
厚を任意に制御することが可能となり、加圧流体のもれ
もなく、得られる中空成形型物203の外観が向上す
る。
【0052】所定の金型キャビティ202の容積拡大の
後、金型キャビティ202内の樹脂を十分冷却し、中空
部205内の加圧流体を排出してから本中空射出成形用
金型を開放し、更に押え型207を外して中空成形型物
203を取り出す。
【0053】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
する。
【0054】〈実施例1〉50(巾)×300(長さ)
×20(高さ)(m/m)の成形体用の金型キャビティ
ーに圧縮空気(空気圧15kg/cm2(G))でカウ
ンタープレッシャーをかけた後、ポリスチレン(ポリス
チレン400:旭化成工業社製)に発泡剤としてポリス
レンE−102(永和化成社製)3.0重量%を配合し
230℃で可塑化した発泡溶融樹脂を、150トンの成
形機(日精樹脂工業社製:図2に示す様式の金型を取付
けた成形機。但し可動中子115は設けていない。)を
用いて初期肉厚6m/mになる様に射出した。
【0055】射出終了後、キャビティー内の空気を放出
し、直ちに移動型101の可動コア102を移動して、
キャビティー容積の5%に相当する初期キャビティー容
積拡大を行ってポリスチレンを発泡させた。
【0056】射出終了後の遅延時間を10秒とし、その
後50kg/cm2 (G)の圧力で窒素ガスを圧入しな
がら製品高さが20mmになるまで金型キャビティー1
05容積を拡大し、ガス圧力を保持しながら冷却した。
この結果中空率70%の成形体が得られた。
【0057】取り出した成形体を切断して中空部の内部
を観察したところ、内壁部には筋状の突起物は全く見ら
れず、かつ相対する辺の肉厚が均一にコントロールされ
ていた。
【0058】〈比較例1〉ポリスチレン(ポリスチレン
400:旭化成工業社製)を実施例1に示すものと同じ
成形条件で射出した。射出終了後、遅延時間15秒で5
0kg/cm2 (G)の圧力で窒素ガスを圧入しながら
70%の中空率に相当するキャビティー容積の拡大を行
った。
【0059】取り出した成形体を切断して中空部の内部
を観察したところ、内壁部には無数の筋状の突起物が形
成されていた。
【0060】〈実施例2〉発泡剤としてファインブロー
V−15N(三菱油化社製)を1.7重量%配合した
ABS樹脂(スタイラック191:旭化成工業社製)を
使用して実施例1に記載したと同じ要領で高中空射出成
形を行った。
【0061】取り出した成形体を切断して中空部の内部
を観察したところ、内壁部には筋状の突起物は全くな
く、完全に天肉・地肉が分かれた形状の成形体を得るこ
とができた。
【0062】〈比較例2〉発泡剤を含まないABS樹脂
(スタイラック191:旭化成工業社製)を実施例2と
全く同じ要領で高中空射出成形を行った。
【0063】取り出した成形体を切断して中空部の内部
を観察したところ、内壁部には無数の筋状の突起物が形
成されていた。
【0064】〈実施例3〉金型として600×440×
25(高さ)(m/m)のリブ付き肉厚平板形状を選
び、原料樹脂としてポリプロピレン(ポリプロピレンM
8330:旭化成工業社製)に発泡剤ファインブロー
S−20N(三菱油化社製)を1.7重量%配合したも
のを使用した。成形機は800トンのIS−800BN
(東芝機械社製)を使用し、230℃で可塑化後、初期
肉厚7m/mになる様に射出した。
【0065】射出終了後、直ちに金型の移動型を移動し
て、キャビティー容積の5%に相当する初期キャビティ
ー容積拡大を行って発泡させた。
【0066】次に、射出終了30秒後に50kg/cm
2 (G)の圧力で窒素ガスを圧入し、成形品厚みが25
m/mになるまで金型キャビティー容積を拡大し、ガス
圧力を保持しながら冷却した。
【0067】取り出した成形体を切断して中空部の内部
を観察したところ、内壁部には筋状の突起物は全く見ら
れず、内部肉厚は天肉が4.4m/m、地肉が3.8m
/mと肉厚でかつ天肉・地肉が均一厚みの成形体が得ら
れた。
【0068】〈比較例3〉発泡剤を添加しないポリプロ
ピレン(ポリプロピレンM8330:旭化成工業社製)
を使用し、実施例3に示すものと同じ金型・成形条件で
射出した。
【0069】射出終了後の遅延時間2秒で50kg/c
2 (G)窒素ガスの圧入を開始し、窒素ガスを圧入し
ながら実施例3と同じ様にキャビティー容積を拡大し、
ガス圧力を保持しながら冷却した。
【0070】取り出した成形体を切断して中空部の内部
を観察したところ、針葉状の細いリブが多数形成されて
おり、更に内部肉厚は天肉が1.8m/m、地肉が2.
0m/mと実施例3に対し約半分の肉厚寸法の成形体で
あった。
【0071】
【発明の効果】以上説明の様に、本発明によれば成形型
物の内壁部に突起物がほとんどなく平坦で、しかも厚肉
かつ肉厚均一で表面外観に優れた高中空射出成形型物を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法の一例を示す説明図である。
【図2】本発明の製造方法に使用する中空成形用金型装
置の断面図である。
【図3】図2に示される中空成形用金型装置の金型キャ
ビティ容積を拡大した状態を示す断面図である。
【図4】本発明の製造方法に使用する中空射出成形用金
型の金型キャビティ容積拡大前の状態の断面図である。
【図5】金型キャビティ容積を拡大した状態の図4の中
空射出成形用金型の断面図である。
【図6】図4及び図5に示される中空射出成形用金型を
用いた本発明の製造方法の説明図である。
【図7】従来の高中空射出成形型物の断面図である。
【符号の説明】
1a,1b 金型 2 金型キャビティ 3 非発泡層 4 発泡層 5 低発泡性溶融樹脂 101 移動型 102 可動コア 103 支持具 104 可動コア移動機構 105 金型キャビティ 106 固定型 107 従動ブロック取付枠 108 従動ブロック 109 従動ブロックの傾斜面 110 駆動ブロックの傾斜面 111 駆動ブロック 112 駆動スライド板 113 駆動装置 114 中空部 115 可動中子 116 スプルー 117 可動中子支持板 118 案内ピン 119 可動中子作動ピン 120 孔 121 溝 122 支持部 201a,201b 金型 202 金型キャビティ 203 中空成形型物 204 金型キャビティ面 205 中空部 206a,206b 隙間 207 押え型
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−286214(JP,A) 特開 平5−84764(JP,A) 特開 平5−84786(JP,A) 特開 平4−357009(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/00 - 45/84

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低発泡性熱可塑性樹脂を金型内に射出
    し、初期キャビティー容積拡大を行い金型内にて低発泡
    性熱可塑性樹脂を発泡させた後、不活性加圧流体を圧入
    しながら金型キャビティー容積を拡大することを特徴と
    する高中空射出成形型物の製造方法。
  2. 【請求項2】 初期キャビティー容積拡大が、容積拡大
    前の金型キャビティー容積の3〜20%に相当する容積
    の拡大であることを特徴とする請求項1記載の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 金型キャビティー容積の拡大を、移動型
    側の型キャビティ面を構成する可動コアが、移動型を貫
    通しかつ金型開閉方向に移動可能に設けられており、移
    動型が取り付けられた支持具に金型開閉機構が接続され
    ていると共に、更にこの可動コアを金型開閉方向に移動
    させる可動コア移動機構が支持具に支持されている中空
    成形用金型装置により行うことを特徴とする請求項1
    載の製造方法。
  4. 【請求項4】 中空成形用金型装置の可動コア移動機構
    が、金型開閉方向に対して傾斜した傾斜面を有し、金型
    開閉方向に対して直交方向に進退可能な駆動ブロック
    と、この駆動ブロックの傾斜面に係合する傾斜面を有
    し、可動コアを金型開閉方向に移動させる従動ブロック
    とを、傾斜面の傾斜方向を入れ違いにして、傾斜面同志
    を摺動可能に対面して設けることによって構成されてい
    ることを特徴とする請求項3記載の製造方法。
  5. 【請求項5】 金型として、少なくとも一方の金型を移
    動して金型キャビティ容積を拡大可能であって、金型の
    移動による金型キャビティ容積の拡大前の状態におい
    て、一方の金型が有する金型移動方向に沿った金型キャ
    ビティ面と他方の金型の間に隙間が形成されている中空
    射出成形用金型を使用することを特徴とする請求項1
    載の製造方法。
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