JP3450091B2 - 昇圧回路装置及び昇圧方法 - Google Patents
昇圧回路装置及び昇圧方法Info
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電源電圧よりも高い電圧を発生させる昇圧回路装置及び
昇圧方法に関する。
ム・アクセス・メモリ)において、ワード線の電位を上
昇させることでDRAMを構成するメモリセルを構成す
るトランジスタ寸法を小さくすることができる。上記ワ
ード線の電位を上昇させるためには、上記ワード線が接
続されるデコーダ回路の電源電圧を当該DRAMに外部
から供給される電圧よりも高くする必要がある。このよ
うな昇圧回路に関する発明として、例えば特公平4−5
8206号公報に開示される発明がある。この公報の発
明は、容量を介して印加するクロックによって電源電圧
に充電された節点を更に上記電源電圧以上に上昇させる
半導体ブースト回路に関するものである。該半導体ブー
スト回路は、少なくとも2個の容量が直列に接続された
直列容量群と、各接続点を駆動するドライバー回路を設
ける。上記ドライバー回路は、入力信号によって上記接
続点を電源電圧に上げるトランジスタと、グランドレベ
ルに下げるトランジスタとを備え、上記接続点が電源電
圧以上になった場合、上記ドライバー回路の出力をハイ
インピーダンスにする。動作をより詳しく説明すると、
まず、上記ドライバー回路は、ブースト回路の出力(電
源電圧以上に上昇させる点)に最も近い第1の容量を電
源電圧に充電する。次に、上記ドライバー回路は、上記
第1容量の負極側の接続点を上記ドライバー回路により
電源電圧にする。このときブースト作用により上記第1
容量の正極側の接続点が電源電圧の2倍の電圧となる
(正極側のドライバー回路の出力はハイインピーダンス
となる)。ブースト回路の出力から次に近い第2の容量
の負極側をドライバー回路により、電源電圧にする。こ
のとき第2の容量の正極は、電源電圧の2倍になり、第
1の容量の正極は電源電圧の3倍となり、ブースト回路
の出力も電源電圧の3倍の電圧となる。尚、寄生容量及
び出力の負荷容量は無視している。このようにして、更
に複数の容量を直列に接続することで更に高電圧の出力
を得ることができる。
来の技術では、2個の容量を直列に接続したときには最
大で電源電圧の3倍の電圧しか得られず、これ以上の高
電圧を得るためには容量の数を増やし、それに伴いドラ
イバー回路の数も増やす必要がある。したがって半導体
装置の面積が大きくなるという問題点がある。本発明は
このような問題点を解決するためになされたもので、回
路面積を拡大させることなく、従来のブースト回路に比
べより高い電源電圧の昇圧を行える昇圧回路装置及び昇
圧方法を提供することを目的とする。
方法は、直列に接続された第1及び第2の2つの容量
と、上記第1容量の一端に接続され該一端を電源又は接
地に接続する第1スイッチ回路と、上記第2容量の他端
である出力端子に接続され上記他端を電源に接続する第
2スイッチ回路と、上記第1容量の他端と上記第2容量
の一端との接続点に接続され該接続点を電源又は接地に
接続する第3スイッチ回路と、を有する昇圧回路装置に
おける昇圧方法において、上記第3スイッチ回路により
上記第1容量と上記第2容量との接続点を接地しかつ上
記第1スイッチ回路及び上記第2スイッチ回路により上
記第1容量の一端及び上記第2容量の他端を電源に接続
する第1工程と、上記第1工程の次工程であって上記第
3スイッチ回路により上記接続点をハイインピーダンス
状態としかつ上記第1スイッチ回路により上記第1容量
の一端を接地し上記接続点を負電位とする第2工程と、
上記第2工程の次工程であって上記第2スイッチ回路に
より上記第2容量の他端を電源と切り離しかつ上記第3
スイッチ回路により上記接続点を電源電圧とする第3工
程と、上記第3工程の次工程であって上記第3スイッチ
回路により上記接続点をハイインピーダンス状態としか
つ上記第1スイッチ回路により上記第1容量の一端を電
源電圧とする第4工程と、を備え上記出力端子の電位を
昇圧することを特徴とする。
回路は第1容量と第2容量との接続点を一旦降圧するこ
とから、第2容量の両極の電位差を大きくするように作
用する。さらに各スイッチ回路は、ブースト作用により
出力端子を昇圧することで、従来に比べ上記降圧した電
圧分、上記出力端子をより高い電圧まで昇圧するように
作用するので、従来に比べ回路面積を拡大させることな
くより高い電源電圧の昇圧を行うように作用する。
続された第1及び第2の2つの容量と、上記第1容量の
一端に接続され該一端を電源又は接地に接続する第1ス
イッチ回路と、上記第2容量の他端である出力端子に接
続され上記他端を電源に接続する第2スイッチ回路と、
上記第1容量の他端と上記第2容量の一端との接続点に
接続され該接続点を電源又は接地に接続する第3スイッ
チ回路とを備え、請求項1記載の昇圧方法にて上記出力
端子の電位を昇圧することを特徴とする。
て図を参照しながら以下に説明する。また、本発明の昇
圧方法は、上記昇圧回路装置にて実行される。図1は本
実施例の昇圧回路装置40の最も簡単な構成を示してお
り、直列に接続された第1容量C1及び第2容量C2に
対して、第1容量C1の一端側のC点には第1スイッチ
回路10が接続され、第1容量C1の他端及び第2容量
の一端の接続点であるB点には第3スイッチ回路30が
接続され、第2容量C2の他端であり出力端子V0に接
続されるA点には第2スイッチ回路20が接続される。
第1スイッチ回路10においては、上記C点はスイッチ
S1を介して接地され、また、スイッチS2を介して電
源1に接続されている。第3スイッチ回路30において
は、上記B点はスイッチS3を介して接地され、また、
スイッチS4を介して電源2に接続されている。第2ス
イッチ回路20においては、上記A点はスイッチS5を
介して電源3に接続されている。上記スイッチS1から
スイッチS5の具体的な回路構成を図2に示す。尚、図
2において図1と同じ構成部分については同じ符号を付
している。図2に示すように、スイッチS1及びスイッ
チS2はトランジスタT10及びトランジスタT11を
用いて構成され、これらのトランジスタT10,T11
はクロックφAにて動作する。スイッチS3はトランジ
スタT7及びトランジスタT8を用いて構成され、トラ
ンジスタT7,T8はクロックφBにて動作する。スイ
ッチS4はトランジスタT1からトランジスタT6を用
いて構成され、トランジスタT1〜T6はクロックφC
〜クロックφEにて動作する。スイッチS5はトランジ
スタT9を用いて構成される。
装置40の動作について説明する。本実施例の動作と比
較するため、図1を参照して、まず従来の方式の昇圧回
路の動作を説明する。従来の方式では、上記スイッチS
1〜S5は以下の表1に記載のステップ「1」→「2」
→「3」の順で動作する。すなわち、ステップ1では、
スイッチS1,S3,S5をオンにし、第2容量C2の
みを電源電圧(以下、「Vcc」と記す)に充電する。次
に、ステップ2においてスイッチS3,S5をオフさせ
た後、スイッチS4をオンにすることで第2容量C2の
ブースト作用によってA点は2×Vccまで上昇する。次
に、ステップ3においてスイッチS4,S1をオフした
後、スイッチS2をオンすると、第1容量C1のブース
ト作用でB点が2×Vccに上昇し、第2容量C2のブー
スト作用により、A点は3×Vccに上昇する。尚、これ
らの動作による、A〜C点の電位の変化を図8に示す。
は、上記スイッチS1〜S5を以下の表2に記載するス
テップ「1」→「2」→「3」→「4」の順で動作させ
る。
2,S3,S5をオンにし、第1容量C1、第2容量C
2ともにVccに充電する。次に、ステップ2において、
スイッチS2,S3をオフした後、スイッチS1をオン
する。そのとき第1容量C1のブースト作用によりB点
の電圧は一旦下がるが、A点の電圧はVccであるため、
第2容量C2の作用により、B点は−Vccの電位までは
下がらない。例えば、第1容量C1の容量値と第2容量
C2の容量値とが等しい場合には、B点の電圧は、−
0.5×Vccとなる。次に、ステップ3において、スイ
ッチS5をオフした後、スイッチS3、S4を切り換
え、B点の電圧をVccにすると、第2容量C2のブース
ト作用によりA点の電圧は2.5×Vccに上昇する。次
にステップ4において、スイッチS4をオフし、スイッ
チS1とスイッチS2とを切り換え、C点を0VからV
ccに上げると、第1容量C1、第2容量C2のブースト
作用によりA点は3.5×Vccまで上昇する。尚、上述
した、A〜C点の電圧の変化を図3に示す。又、例え
ば、第1容量C1の容量値が第2容量C2の容量値の4
倍である場合には、B点の電圧が負になる際、その値
は、−0.8×Vccの値まで下がる。その後、上述と同
一の動作を行うことで、A点の電圧は3.8×Vccの値
まで昇圧することができる。このように第1容量C1の
容量値と第2容量C2の容量値との比によって、詳しく
は第1容量C1の容量値が第2容量C2の容量値のm倍
(m>1)であることによって、[3+{m/(m+
1)}]×Vccの計算式に従って、最大4×Vccまで上
記A点の電圧を昇圧することができる。
ックφA等に従い動作する。尚、クロックφA〜φEは
図4に示すタイミングに従う。このようなクロックφA
〜φEを図2に示す各スイッチS1等に供給した場合の
昇圧回路装置の動作を以下に説明する。クロックφCを
H(ハイ)にした後、クロックφDをHにすると、トラ
ンジスタT4のゲート電位はVcc+Vtn以上になり、
トランジスタT6のゲート電位がVccとなり,トランジ
スタT6がオフする。尚、上記「Vtn」は、nチャネ
ル型であるトランジスタT4のしきい値電圧である。そ
の後クロックφBをHにしてトランジスタT7をオンと
する。尚、図4に示すようにこの時点でクロックφAは
L(ロー)レベルであるので、トランジスタT11がオ
ンとなり、トランジスタ10はオフとなっている。よっ
て、第1容量C1、第2容量C2が充電される。
後、ステップ2において、クロックφBをLにしトラン
ジスタT7をオフとし、クロックφAをHにしトランジ
スタT10をオンとする。こうしてC点を0Vにする
と、B点の電圧が負となる。その後、ステップ3にてク
ロックφEをHレベルに立ち上げ、トランジスタT6を
オンさせ、B点の電圧をVccとする。このときA点の電
圧は(2.5Vcc−Vtp)となる。尚、上記「Vt
p」は、pチャネル型であるトランジスタT9のしきい
値電圧である。次にトランジスタT6をオフさせるた
め、ステップ4にてクロックφEをLとし、クロックφ
CをHとした後、クロックφDをHにする。その後、さ
らにクロックφAをLにすることでトランジスタT10
をオフとしトランジスタT11をオンとすることで、C
点の電圧をVccにするとB点の電圧は2×Vcc、A点の
電圧は(3.5×Vcc−Vtp)に上昇する。尚、上記
「Vtp」は、pチャネル型であるトランジスタT9の
しきい値電圧である。このときトランジスタT6をオフ
させるために、容量C3の容量値を第1容量C1、第2
容量C2の容量値に対して無視できるくらいに小さいも
のとしておく。
は、第1容量C1及び第2容量C2を充電した後、B点
の電圧を一旦降圧することで、第1容量C1及び第2容
量C2の両極の電位差が大きくなる。よって再度第1容
量C1及び第2容量C2を充電したとき、上記降圧した
電圧分、A点を高い電圧まで昇圧することができる。即
ち、2つの容量を用いた従来の昇圧回路では、上述した
ように電源電圧の最大3倍までしか昇圧することができ
ないが、本実施例の昇圧回路装置は上述したように電源
電圧の最大4倍まで昇圧することができる。したがっ
て、本実施例の昇圧回路装置は、従来得られたと同じ電
圧まで昇圧するには、従来に比べ小さい回路で構成で
き、回路面積を小さくすることができ、一方、従来と同
じ回路面積であればより高い電圧を得ることができる。
置40を使用して、昇圧回路装置40の出力電圧よりも
さらに昇圧した電圧を得るための回路装置50が示され
ている。該回路装置50は、昇圧回路装置40の出力端
子V0に、トランジスタTAを介して一端が接地されて
いる第3容量51の他端を接続した構成をなす。尚、第
3容量51の容量値をCLとし、該第3容量51は寄生
容量にて形成するようにしてもよい。トランジスタTA
は、nチャネル型でありそのゲートが上記出力端子V0
に接続されており、上記出力端子V0から第3容量51
に対して第3容量51を充電する電圧が印加されたとき
のみオン状態となる。
作する。すなわち、上述した動作により昇圧回路装置4
0の出力端子V0が所定の電圧(例えば、上記3.5V
cc)まで昇圧されたとき、トランジスタTAがオン
し、第3容量51が充電される。その後、昇圧回路装置
40は初期状態に戻る。このとき出力端子V0の電圧は
下がるが、この電圧の低下に伴いトランジスタTAはオ
フ状態となるので、第3容量51の充電されている電荷
は放電されない。よって再度、昇圧回路装置40の出力
端子V0が昇圧された際、トランジスタTAは再度オン
状態となり、第3容量51は充電される。このようにし
てこの動作を繰り返すことで第3容量51の充電電圧は
昇圧され、最初に昇圧回路装置40から印加された電圧
からトランジスタTAのVth分低い電圧(V00)ま
で第3容量51を充電することができる。また、従来の
昇圧回路では、一連のクロック入力によって発生した高
電圧は電流能力を持たないが、回路装置50において
は、昇圧回路装置40が昇圧動作の初期状態に戻る際、
その出力電圧は下がるが、この電圧低下に伴いトランジ
スタTAがオフするので、第3容量51は充電する方向
のみ電荷が移動するので、回路装置50は容量分の電流
能力をもつ。
置40、及び昇圧回路装置40にほぼ等しい構造を有す
る昇圧回路装置41を少なくとも一つ使用して、より高
い電圧を得るための昇圧回路装置60が示されている。
簡単に説明すると、昇圧回路装置60は、昇圧回路装置
40の出力端子V0が次段の昇圧回路装置41に備わる
第1容量C1のC点に接続され、以後順次昇圧回路装置
41の出力端子が次段の昇圧回路装置41の上記C点に
接続されていく、構造をなす。尚、図6に示す昇圧回路
装置41と図1及び図2に示す昇圧回路装置40との間
で同じ構成部分については同じ符号を付しその説明を省
略する。昇圧回路装置41は以下の構成をなす。すなわ
ち、昇圧回路装置40の出力端子V0は、nチャネル型
のトランジスタT12を介して昇圧回路装置41におけ
るC点に接続される。トランジスタT12のゲートに
は、ゲートにVccが印加されているnチャネルトラン
ジスタT13を介してクロックφA3が供給される。ま
た、トランジスタT13の出力側とトランジスタT12
のゲートとの間には容量C4の一端が接続され容量C4
の他端は上記C点に接続されている。また、トランジス
タT10はクロックφA1にて駆動され、トランジスタ
T11はクロックφA2にて駆動される。
動作は、上述した昇圧回路装置40の動作とほぼ同様で
あるので、昇圧回路装置40の動作と異なる動作のみに
ついて説明する。尚、各入力クロックφA1等は、図7
に示すタイミングに従い動作する。昇圧の工程における
ステップ4にて、クロックφA1をLとし、かつクロッ
クφA3をHとすることで、トランジスタT12をオン
させ、トランジスタT10及びトランジスタT11はハ
イインピーダンスの状態とする。よって、昇圧回路装置
40の出力電圧は、トランジスタT12を介して昇圧回
路装置41のC点に印加される。よって、昇圧回路装置
41のC点の電位は、Vccよりも高い電位となるの
で、昇圧回路装置41は昇圧回路装置40における昇圧
よりもさらに高い昇圧を行うことができる。
昇圧回路装置41を接続した場合を示すが、昇圧回路装
置40に複数の昇圧回路装置41を直列に接続すること
もできる。このように複数の昇圧回路装置41を接続す
ることで、昇圧回路装置40で得られた高電圧を昇圧回
路装置41で順次さらに昇圧するので、より高い電圧ま
で昇圧することができ、別に安定化回路を設けることで
目的とする高電圧が得られる。より詳しく説明すると、
従来の昇圧回路ではq個の容量を用いた場合、最大で電
源電圧の(q+1)倍の電圧までしか昇圧することがで
きない。しかし、図6に示す昇圧回路装置60では、n
個の昇圧回路を用いると最大で電源電圧の{(5n/
4)+1}倍の電圧まで昇圧することができる。但し、
nは偶数である。尚、上述したように第1容量C1及び
第2容量C2との容量値を異ならせることで、上記容量
値が等しい場合に比べ昇圧回路装置40及び各昇圧回路
装置41の出力電圧をさらに向上させることができるの
で、上記{(5n/4)+1}倍よりもさらに高い倍率
の電圧を得ることもできる。
置及び昇圧方法によれば、第1容量C1及び第2容量C
2を充電した後、B点の電圧を一旦降圧するようにした
ことより、第1容量C1及び第2容量C2の両極の電位
差が大きくなり、再度第1容量C1及び第2容量C2を
充電したとき、従来に比べ上記降圧した電圧の分、A点
を高い電圧まで昇圧することができる。したがって、本
発明は、従来得られたと同じ電圧まで昇圧するには、従
来に比べ小さい回路で構成でき、回路面積を小さくする
ことができ、一方、従来と同じ回路面積であればより高
い電圧を得ることができる。
を示す回路図である。
ベルにて表した回路図である。
の変化を示すグラフである。
チャートである。
成を示す図である。
置の構成を示す図である。
クφA1〜φEのタイミングチャートである。
電圧の変化を示すグラフである。
0…第3スイッチ回路、C1…第1容量、C2…第2容
量、40…昇圧回路装置、TA…トランジスタ、51…
第3容量、41…昇圧回路装置、60…昇圧回路装置。
Claims (5)
- 【請求項1】 直列に接続された第1及び第2の2つの
容量と、上記第1容量の一端に接続され該一端を電源又
は接地に接続する第1スイッチ回路と、上記第2容量の
他端である出力端子に接続され上記他端を電源に接続す
る第2スイッチ回路と、上記第1容量の他端と上記第2
容量の一端との接続点に接続され該接続点を電源又は接
地に接続する第3スイッチ回路と、を有する昇圧回路装
置における昇圧方法において、 上記第3スイッチ回路により上記第1容量と上記第2容
量との接続点を接地しかつ上記第1スイッチ回路及び上
記第2スイッチ回路により上記第1容量の一端及び上記
第2容量の他端を電源に接続する第1工程と、 上記第1工程の次工程であって上記第3スイッチ回路に
より上記接続点をハイインピーダンス状態としかつ上記
第1スイッチ回路により上記第1容量の一端を接地し上
記接続点を負電位とする第2工程と、 上記第2工程の次工程であって上記第2スイッチ回路に
より上記第2容量の他端を電源と切り離しかつ上記第3
スイッチ回路により上記接続点を電源電圧とする第3工
程と、 上記第3工程の次工程であって上記第3スイッチ回路に
より上記接続点をハイインピーダンス状態としかつ上記
第1スイッチ回路により上記第1容量の一端を電源電圧
とする第4工程と、 を備え上記出力端子の電位を昇圧することを特徴とする
昇圧方法。 - 【請求項2】 直列に接続された第1及び第2の2つの
容量と、 上記第1容量の一端に接続され該一端を電源又は接地に
接続する第1スイッチ回路と、 上記第2容量の他端である出力端子に接続され上記他端
を電源に接続する第2スイッチ回路と、 上記第1容量の他端と上記第2容量の一端との接続点に
接続され該接続点を電源又は接地に接続する第3スイッ
チ回路とを備え、請求項1記載の昇圧方法にて上記出力端子の電位を昇圧
することを特徴とする 昇圧回路装置。 - 【請求項3】 上記第1容量の容量値が上記第2容量の
容量値よりも大きい、請求項2記載の昇圧回路装置。 - 【請求項4】 上記出力端子の次段に一端が接続され他
端が接地された第3容量と、上記出力端子と上記第3容
量の上記一端との間に接続され上記出力端子から上記第
3容量に対して上記第3容量を充電する電圧が印加され
たときのみオン状態となるスイッチと、を備えた、請求
項2又は3記載の昇圧回路装置。 - 【請求項5】 上記請求項2又は3に記載の昇圧回路装
置が直列に複数設けられる場合であって、一つの上記昇
圧回路装置の上記出力端子が次段の昇圧回路装置におけ
る上記第1容量の一端に接続されることを特徴とする昇
圧回路装置。
Priority Applications (1)
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JP08113395A JP3450091B2 (ja) | 1995-04-06 | 1995-04-06 | 昇圧回路装置及び昇圧方法 |
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JP08113395A JP3450091B2 (ja) | 1995-04-06 | 1995-04-06 | 昇圧回路装置及び昇圧方法 |
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JPH08279288A JPH08279288A (ja) | 1996-10-22 |
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