JP3448805B2 - 真空浸炭方法 - Google Patents

真空浸炭方法

Info

Publication number
JP3448805B2
JP3448805B2 JP2000071504A JP2000071504A JP3448805B2 JP 3448805 B2 JP3448805 B2 JP 3448805B2 JP 2000071504 A JP2000071504 A JP 2000071504A JP 2000071504 A JP2000071504 A JP 2000071504A JP 3448805 B2 JP3448805 B2 JP 3448805B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
carburizing
heating chamber
vacuum carburizing
vacuum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000071504A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001262313A (ja
Inventor
修一 前田
晴弘 倉田
和嘉 山口
周 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Thermo Systems Co Ltd
Original Assignee
Koyo Thermo Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koyo Thermo Systems Co Ltd filed Critical Koyo Thermo Systems Co Ltd
Priority to JP2000071504A priority Critical patent/JP3448805B2/ja
Publication of JP2001262313A publication Critical patent/JP2001262313A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3448805B2 publication Critical patent/JP3448805B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Solid-Phase Diffusion Into Metallic Material Surfaces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は減圧下で行う真空
浸炭方法に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、歯車、軸受、燃料噴射ノズ
ル、等速ジョイントなどの鋼製自動車部品に減圧下で浸
炭処理を施す真空浸炭方法として、エチレンガスからな
る浸炭ガスを使用し、1〜10kPaの圧力下で行う方
法が知られている(特開平11−315363号公報参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では次のような問題が生じることが判明した。すな
わち、真空浸炭炉の加熱室内における温度均一性の保証
された有効空間に、大量の被処理品を積載したバスケッ
トを置いて真空浸炭を行った場合、バスケットへの積載
位置によって浸炭むらが生じ、積載位置の異なる被処理
品の浸炭深さや表面炭素濃度などの浸炭品質にばらつき
が発生するという問題がある。しかも、浸炭品質の制御
性や再現性も十分ではない。
【0004】この発明の目的は、上記問題を解決し、加
熱室の有効空間内に大量の被処理品を配して浸炭を行っ
た場合にも、全ての被処理品に浸炭むらが発生するのを
防止することができる真空浸炭方法を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段と発明の効果】請求項1の
発明による真空浸炭方法は、長さ方向に間隔をおいてガ
ス吹き出し口が複数形成されたガス吹き出し管を、加熱
室内における有効空間よりも上方の1つの水平面内に複
数本並列状に配置するとともに、加熱室の底壁に複数の
ガス吸引管を均一に点在するように貫通状に配置してお
き、浸炭ガスとして、エチレンガスと水素ガスとの混合
ガスを用いて真空浸炭を行うことを特徴とするものであ
る。
【0006】上記真空浸炭方法において、被処理品を浸
炭ガスの流れの中に置いておき、全ての被処理品に浸炭
ガスが直接当たるようにするとともに、浸炭処理中には
浸炭ガスを一定流量で流すのがよい。このようにするた
めには、長さ方向に間隔をおいてガス吹き出し口が複数
形成されたガス吹き出し管を、加熱室内における有効空
間よりも上方の1つの水平面内に複数本並列状に配置す
るとともに、加熱室の底壁に複数のガス吸引管を均一に
点在するように貫通状に配置しておくのがよい。たとえ
ば、有効空間の大きさが縦610mm、横460mm、
高さ460mmの場合、有効空間とガス吹き出し管との
間隔が100〜150mm、ガス吹き出し口の口径が3
mm、ガス吹き出し口のピッチが32〜53mmである
ことが好ましい。また、ガス吸引管の数は10本、ガス
吸引管の管径が20mmであることが好ましい。
【0007】請求項1の発明の真空浸炭方法によれば、
エチレンガスと水素ガスとの混合ガスからなる浸炭ガス
を用いるので、加熱室の有効空間内に大量の被処理品を
配して浸炭を行った場合にも、全ての被処理品に浸炭む
らが発生するのを防止することができ、その結果全ての
被処理品の浸炭品質を均一にすることができる。ここ
で、エチレンガスと水素ガスとの混合ガスからなる浸炭
ガスを用いることにより有効空間内に配された全ての被
処理品に浸炭むらが発生するのを防止しうることは、本
発明者等が種々実験研究を重ねることにより判明した事
項であるが、その理由は次の通りであると考えられる。
すなわち、浸炭むらが多くなるのは、加熱室内のC
の分圧が高い場合であり、Cの分圧が高くなる
のは、C→C+Hという分解反応が活発
に起こることに起因すると考えられる。そして、浸炭ガ
ス中に水素ガスが含まれていると、このような分解反応
を抑制することができ、その結果浸炭むらが少なくな
る。
【0008】請求項2の発明による真空浸炭方法は、請
求項1の発明において、混合ガス中の水素ガスの混合比
率を15〜50%とするものである。混合ガス中の水素
ガスの混合比率が15%未満であれば上述した浸炭むら
を小さくする効果が得られなくなるとともに加熱室内で
多くの煤が発生し、50%を越えると表面硬さ、有効硬
化層深さ、表面炭素濃度などの浸炭品質が要求される条
件を満たさないおそれがある。
【0009】請求項3の発明による真空浸炭方法は、請
求項1または2の発明において、40〜65Torr(5.
33〜8.67kPa)の圧力下で行うものである。加熱
室内の圧力が40Torr未満では浸炭むらが発生し浸炭品
質が不均一になり、65Torrを越えると遊離炭素の発生
量が多くなって加熱室内で多くの煤が発生する。
【0010】請求項4の発明による真空浸炭方法は、端
面から有底穴が形成されている被処理品に浸炭処理を施
す真空浸炭方法であって、浸炭ガスとして、エチレンガ
スと水素ガスとの混合ガスを用い、870〜880℃の
温度でかつ25〜35Torr(3.33〜4.67kPa)
の圧力下で行うことを特徴とするものである。
【0011】請求項4の発明の真空浸炭方法によれば、
請求項1の発明と同様な効果を奏する。しかも、被処理
品における各部の浸炭品質を均一にすることができる。
特に、有底穴内周面の底部近傍部分の浸炭品質も良好な
ものにすることができる。しかしながら、浸炭温度が8
70℃未満では浸炭時間が長くなるとともに、煤の発生
量が多くなり、しかも、炭素の鋼中への拡散が遅くなっ
て表面炭素濃度の制御が困難になる。一方、880℃を
越えるとエチレンガスの分解や炭素の鋼中への拡散が速
くなり、有底穴の入口付近で消費されるエチレンガスの
量が増えて有底穴の底部近傍では炭素が不足し、所要の
浸炭品質とはならない。さらに、加熱室内の圧力が25
Torr未満では浸炭品質のばらつきが多くなって不均一に
なり、35Torrを越えると加熱室内での煤の発生量が多
くなる。
【0012】請求項5の発明による真空浸炭方法は、請
求項4の発明において、混合ガス中の水素ガスの混合比
率を30〜50%とするものである。混合ガス中の水素
ガスの混合比率が30%未満であれば請求項1の発明の
ところで述べた浸炭むらを小さくする効果が得られない
とともに加熱室内で多くの煤が発生し、50%を越える
と各被処理品における各部分の浸炭深さが不均一になる
おそれがある。混合ガス中の水素ガスの混合比率は33
〜40%であることが好ましい。
【0013】
【発明の実施形態】以下、この発明の具体的実施例につ
いて説明する。
【0014】実施例1 浸炭炉の加熱室内における有効空間内に、JISSCM4
20のH2材からなる多数の自動車用等速ジョイントが
最大積載重量の92.3%積載されたバスケットを配置
した。自動車用等速ジョイントの重量は190kgであ
り、これにバスケットとトレイを加えた総重量は240
kgである。
【0015】ついで、自動車用等速ジョイントに、次の
ような条件で真空浸炭を施した。すなわち、加熱室内を
1Torr(133.3Pa)以下まで減圧した後950℃で
100分間加熱保持する予熱処理を行い、予熱処理に引
き続いて加熱室内にエチレンガスと水素ガスとを導入し
て50Torr(6.67kPa)の圧力下で950℃で70
分間加熱保持する浸炭処理を行った。このときのエチレ
ンガスの流量を10L/min、水素ガスの流量を5L/min
とし、これらの流量が浸炭処理中一定量となるように制
御した。浸炭処理に引き続いて加熱室内を1Torr(13
3.3Pa)以下まで減圧し、950℃で50分間加熱保
持する拡散処理を行い、さらに拡散処理に引き続いて8
50℃に30分間加熱保持する均熱処理を行った後、6
00Torr(80.0kPa)の圧力下で焼入処理を行っ
た。最後に後処理として、160℃に90分間加熱保持
する焼戻し処理を行った。
【0016】そして、高さおよび加熱室の奥行き方向に
ついて異なる位置に積載されていた5つの自動車用等速
ジョイントの有効硬化層深さ(HV513の硬度を有す
る部分の最大深さ)、表面炭素濃度および表面硬さを測
定した。その結果を図1に示す。図1から明らかなよう
に、5つの自動車用等速ジョイントの有効硬化層深さ、
表面浸炭濃度および表面硬さのばらつきは少なく均一に
なっている。
【0017】また、高さおよび加熱室の奥行き方向の中
央部に配された自動車用等速ジョイントの断面硬度分布
曲線を作成したところ、最表面付近にも硬度低下は見ら
れず、特に焼戻し処理後の場合には滑らかな断面硬度分
布曲線となっていた。さらに、同じ自動車用等速ジョイ
ントの焼戻し処理後の表面付近の断面組織を観察したと
ころ、粒界酸化は全く認められず、微細な粒状セメンタ
イトが分散した微細マルテンサイト組織となっていた。
【0018】実施例2 JISSCM415材からなり、かつ図2に示すような有
底穴(2)を有する棒状の自動車用燃料噴射ノズル(1)を作
製した。図2に示すように、燃料噴射ノズル(1)の長さ
a=52.1mm、大径部(1a)の外径b=16.9m
m、大径部(1a)の長さc=25mm、小径部(1b)の外径
d=8.4mm、有底穴(2)の内径e=6.0mm、有
底穴(2)の深さf=50mmである。
【0019】そして、この燃料噴射ノズル(1)を有底穴
(2)の開口端が下方を向い姿勢で、ダミー10kgと
ともにバスケットに積載し、このバスケットを浸炭炉の
加熱室内の有効空間内に配置した。
【0020】ついで、加熱室内を1Torr(133.3P
a)以下まで減圧した後870℃で40分間加熱保持す
る予熱処理を行い、予熱処理に引き続いて加熱室内にエ
チレンガスと水素ガスとを導入して30〜35Torr
(4.0〜4.67kPa)の圧力下で870℃でtc分間
加熱保持する浸炭処理を行った。このときのエチレンガ
スの流量を10L/min、水素ガスの流量を5L/minと
し、これらの流量が浸炭処理中一定量となるように制御
した。浸炭処理に引き続いて加熱室内を1Torr(13
3.3Pa)以下まで減圧し、870℃でtd分間加熱保持
する拡散処理を行い、さらに拡散処理に引き続いて85
0℃に30分間加熱保持する均熱処理を行った後、60
0Torrの圧力下で焼入処理を行った。さらに、後処理と
して、−79℃で120分間保持するサブゼロ処理およ
び200℃に120分間加熱保持する焼戻し処理を行っ
た。上記において、tc=120、td=60の場合(ケー
ス1)と、tc=112、td=68の場合(ケース2)の
2通り行った。
【0021】そして、ケース1および2のそれぞれの燃
料噴射ノズル(1)について、図2に示す小径部(1b)の外
周面の点P1、有底穴(2)の内周面の点P2および有底穴(2)
の底面(シート部)(2a)の点P3における最表面を基準に
して0.05〜1.0mmの深さの部分の硬度を測定
し、断面硬度分布曲線を求めた。ケース1の場合を図3
に、ケース2の場合を図4にそれぞれ示す。なお、点P1
およびP2のシート部(2a)からの距離g=10mmであ
る。
【0022】ところで、この種燃料噴射ノズルは使用環
境が高温であるため、真空浸炭後に−79℃で120分
間保持するサブゼロ処理および200℃に120分間保
持する焼戻し処理からなる後処理が施されるが、後処理
の後には次のような表面品質が要求される。すなわち、
この断面硬度分布曲線が、最表面を基準にして0.15
〜0.3mmの深さでHV690〜780、0.4〜
0.6mmの深さでHV550以上、0.6mm以上の
深さでHV350〜450の範囲を通ることが要求され
る。
【0023】図3および図4から明らかなように、ケー
ス1および2のいずれの場合にも、断面硬度分布曲線
は、上記要求範囲を通っていることが分かる。なお、上
記要求範囲を図3および図4に鎖線で示す。
【0024】実施例3 SAE5120材からなる軸受用軌道輪(191.5
g)を240個を満載したバスケットを浸炭炉の加熱室
内における有効空間内に配置した。
【0025】ついで、軸受用軌道輪に、次のような条件
で真空浸炭を施した。すなわち、加熱室内を1Torr(1
33.3Pa)以下まで減圧した後950℃で100分間
加熱保持する予熱処理を行い、予熱処理に引き続いて加
熱室内にエチレンガスと水素ガスとを導入して50Torr
(6.67kPa)の圧力下で950℃で200分間加熱
保持する浸炭処理を行った。このときのエチレンガスの
流量を10L/min、水素ガスの流量を5L/minとし、こ
れらの流量が浸炭処理中一定量となるように制御した。
浸炭処理に引き続いて加熱室内を1Torr(133.3P
a)以下まで減圧し、950℃で10分間加熱保持する
拡散処理を行い、さらに拡散処理に引き続いて850℃
に30分間加熱保持する均熱処理を行った後、600To
rr(80.0kPa)の圧力下で焼入処理を行った。さら
に、後処理として、180℃に90分間加熱保持する1
次焼戻し処理と、180℃で120分間加熱保持する2
次焼戻し処理とを行った。
【0026】そして、高さおよび加熱室の奥行き方向に
ついて異なる位置に積載されていた15個の軌道輪の表
面硬さ(HRC)および有効硬化層深さ(HV550の
硬度を有する部分の最大深さ)を測定した。その結果を
図5に示す。図5から明らかなように、15個の軌道輪
の表面硬さおよび有効硬化層深さのばらつきは少なく均
一になっている。また、これら15個の軌道輪の断面硬
度分布曲線を求めたところ、最表面付近にも硬度低下は
見られず、滑らかな断面硬度分布曲線となっていた。
【0027】また、高さおよび加熱室の奥行き方向につ
いて異なる位置に積載されていた5個の軌道輪の表面炭
素濃度および0.3%C浸炭深さを測定した。なお、
0.3%C浸炭深さとは、炭素濃度が0.3%となって
いる部分の最表面からの距離である。その結果を図6に
示す。図6から明らかなように、5個の軌道輪の表面炭
素濃度および0.3%C浸炭深さのばらつきは少なく均
一になっている。
【0028】図5および図6に示す結果から、全ての軌
道輪が浸炭むらなく均一に浸炭されていることがわか
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の結果を示すグラフである。
【図2】実施例2に用いた燃料噴射ノズルを示す縦断面
図である。
【図3】実施例2のケース1の結果を示すグラフであ
る。
【図4】実施例2のケース2の結果を示すグラフであ
る。
【図5】実施例3の結果を示すグラフである。
【図6】同じく実施例3の他の結果を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
(1):燃料噴射ノズル(被処理品)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松原 周 奈良県天理市嘉幡町229番地 光洋サー モシステム株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−325701(JP,A) 特開2000−336469(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C23C 8/20

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長さ方向に間隔をおいてガス吹き出し口
    が複数形成されたガス吹き出し管を、加熱室内における
    有効空間よりも上方の1つの水平面内に複数本並列状に
    配置するとともに、加熱室の底壁に複数のガス吸引管を
    均一に点在するように貫通状に配置しておき、浸炭ガス
    として、エチレンガスと水素ガスとの混合ガスを用い
    真空浸炭を行うことを特徴とする真空浸炭方法。
  2. 【請求項2】 混合ガス中の水素ガスの混合比率を15
    〜50%とする請求項1の真空浸炭方法。
  3. 【請求項3】 40〜65Torrの圧力下で行う請求項1
    または2の真空浸炭方法。
  4. 【請求項4】 端面から有底穴が形成されている被処理
    品に浸炭処理を施す真空浸炭方法であって、浸炭ガスと
    して、エチレンガスと水素ガスとの混合ガスを用い、8
    70〜880℃の温度でかつ25〜35Torrの圧力下で
    行うことを特徴とする真空浸炭方法。
  5. 【請求項5】 混合ガス中の水素ガスの混合比率を30
    〜50%とする請求項4の真空浸炭方法。
JP2000071504A 2000-03-15 2000-03-15 真空浸炭方法 Expired - Lifetime JP3448805B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000071504A JP3448805B2 (ja) 2000-03-15 2000-03-15 真空浸炭方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000071504A JP3448805B2 (ja) 2000-03-15 2000-03-15 真空浸炭方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001262313A JP2001262313A (ja) 2001-09-26
JP3448805B2 true JP3448805B2 (ja) 2003-09-22

Family

ID=18590084

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000071504A Expired - Lifetime JP3448805B2 (ja) 2000-03-15 2000-03-15 真空浸炭方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3448805B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2002218508A1 (en) 2001-11-30 2003-06-17 Koyo Thermo Systems Co., Ltd. Method and apparatus for vacuum heat treatment
EP1454998B1 (en) * 2001-12-13 2010-02-10 Koyo Thermo Systems Co., Ltd. Vacuum carbo-nitriding method
JP5233131B2 (ja) 2007-02-23 2013-07-10 株式会社Ihi 浸炭装置及び浸炭方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001262313A (ja) 2001-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3931276B2 (ja) 真空浸炭窒化方法
EP0818555B1 (en) Method for vacuum carburization, use of a vacuum carburizing device and carburized steel products
JP3852010B2 (ja) 真空熱処理方法および装置
JP2963869B2 (ja) 真空浸炭方法および装置ならびに浸炭処理製品
JP3960697B2 (ja) 浸炭および浸炭窒化処理方法
JP3839615B2 (ja) 真空浸炭方法
JP3448805B2 (ja) 真空浸炭方法
JP2007262505A (ja) 鋼部材の熱処理方法
CN111471847B (zh) 用于热处理高电阻钢带的且包括温度均匀化室的炉及用于热处理高电阻钢带的方法
EP0825274A2 (en) Gas-carburizing process and apparatus
CA2354887A1 (en) Surface treatment method and treatment apparatus
CZ288263B6 (en) Process of uniform thermal carburization of steel structural parts having areas that are difficult accessible from outside
JP2003171756A (ja) 鋼材部品の真空浸炭方法
JP5144136B2 (ja) 連続浸炭方法
JPS59215477A (ja) 真空浸炭方法および真空浸炭炉
JPS6033188B2 (ja) 金属熱処理設備
JPH02103934A (ja) 縦型熱処理装置
JPS63759Y2 (ja)
US4234337A (en) Method of producing sintered friction laminae
JP2005220390A (ja) 真空浸炭方法および装置
JPH0345946Y2 (ja)
JP4518527B2 (ja) 浸炭処理方法および浸炭処理装置
JPS5881963A (ja) 真空浸炭方法
KR100315358B1 (ko) 연속식 가스 침탄 장치
JP2014181400A (ja) 連続浸炭炉

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030520

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080711

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090711

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100711

Year of fee payment: 7